面接で絶対といっていいほど聞かれる「あなたの長所は何ですか?」の質問。

この質問、簡単なようですごく難しく思うことはありませんか?

普通に、合コンとは新しく知り合った人にただ漠然と言うのとは違って、今面接を受けている会社側にとって、自分が適合している人物なのか、会社側にとって未来性のある魅力的な人材として映るか、ということがかかってきます。

では、どのように自分の長所について話すことができるでしょうか?

そして、自分の長所を見つけるためにはどうしたらいいのでしょうか??

職種別で、特に使える長所の例について具体的にご紹介していきます!

自分の長所を見つける方法

あなたは自分の長所を知っていますか?

「長所」とは、自分の性質の中で優れているところです。

良いところ、とりえ、美点ともいうことができます。

でも、自分の性質をいざ考えてみると、人のことならわかるのに、自分ってどんな人間なのかを知るのは意外と難しいと思いませんか?

よっぽど単純な人ならいいのですが、私たちはいろいろな一面を持ち合わせていますし、自分で自分を客観視するのは難しいものです。

では、どうしたら本当の自分の長所といえるものをはっきりと見つけ、自信をもってアピールすることができるのでしょうか?

友人や家族に聞いてみる


まず、信頼できる友人や家族に率直に尋ねてみる、という方法があります。

特に、両親はあなたのことを小さい時から見てきて、あなたの性格、傾向、得意なこと、不得意なことを一番知っている存在でしょう。

小さい頃の性質というものは、大人になってもあまり変わることがなかったりするので、結構参考になります。

我慢強い子だったとか、正義感の強い子だったとか、周りの人に目を配れる子だったなど、
いろいろとあなたの良さを教えてくるかもしれません。

今でも実家でご両親と一緒に暮らしている人であれば、ご両親はあなたを観察していると思うので、今のあなたの良さにも気づいて、教えてくれるでしょう。

しかし、ご両親ともう長く離れて暮らしていたり、小さいころからご両親とあまり接点がなかった人は、あなたとの付き合いの長い友人などにも聞いてみることができるでしょう。

同世代の人はもちろんですが、年の上の人の意見もかなり参考になります。

年上で経験のある人は、どんな長所がどんな仕事に生かすことができるのか、ということもよく知っているので、長所を知る以上に、自分がどんな仕事に向いているのかということを考える際の大切な情報をもらうことができるからです。

転職を考えているなら、今まで一緒に働いてきた同僚や、上司の人にちょっと聞いてみることもできるでしょう。

もちろん、信頼できる人に限ります。

あなたのことを本当に誠実な目で判断し、評価してくれる人に聞きましょう。

一緒に何かの活動をした人に聞くのがベストです。

普段の何気ないときに、その人の本質というものが表れていると思います。

それで、学校でも部活やサークルで共に切磋琢磨した仲間だったり、バイトを一緒に頑張ってきた仲間だったりに聞いてみる、自分ではあまり意識していなかったけど、周りの人はあなたの行動によって助けられていたことや、あなたの今までの活躍を客観的に見て、長所と思える部分に気づいてくれている可能性があります。

人のことはよく見えるので、もしお互いに面接を控えているのなら、あなたも相手の長所を教えてあげるなら、お互いに助かるでしょう。

過去にどのようなことで褒められたか思い出してみる

さらに、過去のことをちょっと思い出してみて、どんなことで褒められたかを考えてみましょう。

どんな小さなことでもいいのです。

褒められた、驚かれたと、という経験です。

昔、おばあちゃんに褒められたことがあるでしょうか?

友だちに「すごいね」と言われたことがありますか?

「○○は○○が得意だね」と、ふと言われたことってありませんか?

それがそのまま、面接で使える長所になるわけではありませんが、それでも、それが自分の長所を見つけるヒントになります。

例えば、「気が利くね」の一言を言われたことがあるかもしれません。

それはつまり、周りのことを広い視野で見て、相手が何を必要としているかを判断する能力にたけている、ということです。

ほかの人が気づかなくても、ある人が困っていたり、何かを探していることにいち早く気づくことができるのは、いつもあなたかもしれません。

広い視野、相手の必要を見極める力というのは、仕事をしていくうえでも、とても大切で重要な長所になります。

さらに、何かアイデアを出したときに「面白いアイデアだね!」とか「斬新だね!」といわれたことがあるでしょうか?
それも、すごい長所です。

人とはちょっと違った観点や視点から物事を見て、新しいことを考え付くことができる人ということです。

それも、企業がどんどん新しい製品を開発したり、新しい企画を提案するために、とても有利になるでしょう。

さらに、「考えすぎ!」と言われたことはありますか?

これは一見、褒められているわけではないので長所ではないと思うかもしれませんが、言い換えれば「深く考えている」ということです。

先のことも見通し、プランを立てる能力にたけているのかもしれません。

長所というのは、短所の裏返しとはよく言うもので、一見短所に見えるところも、裏を返してそれをうまく活用すれば自分にとっての長所にもなれる、ということなので、人から何か自分の性格や傾向についてのコメントをもらったことを覚えているのなら、そこにどんな長所になれる部分が含まれているか、ということを見つけましょう。

自分を客観的に分析する

最後に、自分を客観的に分析することによって、自分の長所を見つけることができます。

でも、客観的に自己分析・・・、これが結構難しいことでもあるんですよね。

どうすればいいのでしょうか?

”長所”と考えると、なんだか難しく思うかもしれませんが、自分の人間としてのタイプをまず考えていくことができるでしょう。

あなたは、社交的で、新しいことや物が好きな人ですか?

もし、そのようなタイプなら、いろいろなことにトライする意欲のある柔軟性のある人ということなのかもしれません。

”柔軟性”も、仲間や取引先の人と仕事を進めていくうえでの大事なポイントです。

さらに、いろいろなタイプの人と上手に付き合っていく術を身に着けているかもしれません。

それは”受容力”を持っている、ということになるかもしれません。

様々なタイプの人や考え方を広く受け入れることができる、ということです。

さらに、自分が興味を持ったことは、とことん追求するのが好きですか?

その人は、継続力や挑戦心を持っている人かもしれません。

それに、なんでも周りの人に合わせるのは嫌いで、自分で決めて行動するのが好きな人もいますよね。

その人は、自立心のある常に主体的に行動できるの人なのかもしれません。

決断力もあり、自分の信じた道を突き進むことのできる、自己信頼という優れた特質を持っているということもあります。

ということで、まずは、今までの普段の自分の性格、友だちづきあい、仕事の進め方・取り組み方、恋愛傾向などなど、どんなタイプの人間なのかをちょっと分析してみることによって、そこから自分の長所を抜き取ってみることができるでしょう。

そして、そのための役立つツールもあります。

例えば、リクナビNEXTなどには「グッドポイント診断」というものがあって、無料であなたの強みを診断してくれるようなものもあります。

そのようなツールを用いて、自分を客観的に分析してみるのもいいかもしれませんね。

職種別に使える長所例6選

長所というのは、みんな違いますよね。

人としては、どんな長所を持っていてもそれは本当に素晴らしいことで、どの長所が一番良いということはないのかもしれません。

でも、仕事となるとそうでもありません。

そのそれぞれの仕事内容、会社の中で、役立つ長所、特に重要とされる長所というのは、違ってきます。

営業マンに求められるスキルや能力は、工場で黙々と働く人に求められるそれとは違ってくるわけです。

それで、ここでは職種に合わせて、使える長所の例をご紹介してみたいと思います。

まずは、すべての職種に使える例、そして営業職向け、事務職向け、クリエーター職向け、技術職向け、製造業向けと、順に見ていきましょう!

1.すべての職種に使える長所例

どんな会社に面接に行くとしても、自分の長所として使える点もあります。

すべての職種に当てはまる、ということなので、これは特に性格面での長所となるでしょう。

例えば、「向上意欲がある」という点は、どんな仕事をするにも、大切です。

会社側は向上する気持ちがそもそもない人を雇いたいとは絶対に思わないでしょう。

どんな仕事を任せるにしても、向上していく意欲があれば、その人は今度会社にとってプラスになる仕事をしてくれる可能性を秘めています。

さらに、「コミュニケーション能力がある」という点ですが、これはほとんどの仕事において、重要なポイントになってきます。

実際、企業側が求める条件の第一位なっている点です。

実際問題、自分ひとりだけですべてをする仕事であれば、会社に面接にきて雇ってもらうことは必要ないでしょう。

どんな仕事も、会社の中や、クライアント、顧客との意思疎通が欠かせないものとなってきます。

仕事内容の中でコミュニケーション能力がどれほどまでに必要かは、職種によって変わってきますが、ほとんどの職種で求められる点であることは間違いないでしょう。

ほかにも、このような点がすべての職種に共通して使える長所の例です。

「前向き」「協調性がある」「一つのことに真面目に取り組める」「責任感がある」「粘り強い」「自主的に行動できる」「行動力がある」「相手の立場に立って考えられる」「継続力がある」「思いやりがある」「気配りができる」「リーダシップがある」「忍耐力がある」「計画性がある」「負けず嫌い」「努力家」「コミュニケーション能力がある」「笑顔」

2.営業職向けの長所例

営業職に必要なのは、「顧客側に立って考えられる」能力です。

それがあるなら、顧客がまだ問題や課題として把握していない点でも、それを見抜いて、それに対して適切なプレゼンをすることができるなら、商談に説得力を持たせることができます。

それで、課題発見能力が必要になります。

そのために、物事を表面だけ見るのではなく、そこに潜在的に眠っていそうな課題や問題などを想像する力があるとよいでしょう。

つまり長所としては「広い視野がある」ということになります。

「物事をあらゆる角度から見ることができる」ということをアピールできたらいいのではないでしょうか。

会話をしていても、相手が次にどんな内容を話すか、どんな回答をしてきそうか、ということを想像し「先々を読む力」があると、プレゼン力はアップします。

そして、営業には欠かせない点として、「行動力があること」「フットワークが軽い」「体力と忍耐力がある」ということもよいでしょう。

さらに、相手の要望や目的や今の状況をはっきり理解する能力も必要です。

顧客側が求めていることを正確に、そしてそれがわかったなら、顧客が求めていること以上のことをこちら側が提案しなければいけません。

それで、絶対に必要なのは「コミュニケーション能力」です。

これは営業の仕事に欠かせないスキルとなります。

お互いの信頼関係を築くのも、これがなければ達成できません。

それで、まずは相手の話をしっかりと聞くこと、ヒアリング能力が必要になります。

ただ聞く以上に、相手の意図をくみ取る仕方で聞くのです。

そして、相手の意図や考えをその都度確認しながら、理解を深め、受け止めていくことで、相手は信頼してくれるようになります。

それで、相手の話から、必要な情報を上手に聞き出すスキルが重要です。

それで、このために自分の長所として「人と話すのが好き」、「様々なタイプの人と接し、学ぶ意欲がある」「人見知りしない」といった点をあげるとよいでしょう。

「プラス思考」とか、「人が好き」とか「好奇心がある」ということも、ときに厳しい営業職に耐えるために必要な性質と言えます。

3.事務職向けの長所例

書類の作成、伝票作成、伝票処理、電話対応、来客対応などを主に担当するのが、事務職です。

つまり、表舞台に立つ人というよりは、縁の下の力持ち的な存在になります。

それで、事務は「人をサポートするのが好き」という人に向いています。

それには、周りの状況を把握する力、今どんなサポートが必要とされているのかを判断する力というものが必要でしょう。

それで、「常に先回りして物事を考えること」を長所としてあげることができるでしょう。

さらに、書類作成には細かい数字を扱ったり、ミスが許されない業務などがあります。

「一つのことをコツコツと続けられる」「細かい作業が得意」「几帳面」といったことも、事務職では役立つ長所です。

「慎重に確認しながら作業ができる」とか、「丁寧に仕事をする」といったことも、極力ミスの少ない仕事ができる人としてアピールする要素にもなります。

また、電話対応や来客対応が多いとなると、「コミュニケーション能力」も必要です。

会社の雰囲気にも大きな影響を及ぼす存在にもなり、同じ職場の人が気持ちよく仕事ができる環境を作ることも求められます。

大量の重要な書類を扱うことも多いので、「気が利く」とか、「整理整頓が得意」といったことも長所としてあげることができるでしょう。

4.クリエイター職の長所例

クリエイター、つまり何かを作り出す人ということですが、一言でクリエイターといっても、様々な職種があります。

ゲームクリエイター、WEBクリエイター、映像クリエイター、CGクリエイター、サウンドクリエイター等々。

この仕事は、何かを「創造する」わけなので、もちろん新しいアイデアを出したり、イマジネーションを広げることも必要です。

「イメージを形にすることに喜びを感じる」といったことも長所になるでしょう。

でも、実際の仕事となると、自分が何か新しいことを生み出すということよりも、クライアントさんの要望を具現化することが多いことに気づく人は少なくないようです。

そのためには、クライアントさんの想いや、そのイメージというものを理解する力、つまりここでも「コミュニケーション能力」が問われたりします。

いくら技術があっても、相手の意図をくみ取れないのなら、それを形にすることはできないので、良い仕事をすることはできなかったりするのです。

さらに、実際に会社の中でチームを作って一つの仕事を行ったりすることもあるので、ここでも、会社の人と気持ちよく仕事ができる、ということをアピールするのは大切になります。

それで、独りよがりでは仕事ができなかったりするので、「好奇心がある」「柔軟性がある」「型に縛られない」「人を観察するのが好き」といった点も、長所として良いでしょう。

そして、クリエイターの仕事は長期的にこもって作業することも多く、「一つのことに長期的に集中して取り組める」ということも、大事な長所の一つになります。

5.技術職の長所例

技術職とは、何かの”技術”を用いて仕事をすることです。

その技術は、多種多様で専門知識と経験が必要になってきます。

その技術を用いて、製品の製造にかかわったり、新しい製品を開発したり、設計したり、生産管理や品質管理といった仕事をすることになる技術職ですが、この仕事には「丁寧な仕事ができる」ということや、「向上する意欲がある」といったことが大事になります。

モノづくりには、いつも安定した品質を提供することが必要で、品質を下げずにさらに効率よくスピーディーな仕事が求められます。

そのためには、自分の仕事を確認し、分析し、改善点を見つけてより技術を高めていく、「向上心」が必要になります。

「コツコツと真面目に取り組める」とか「粘り強く仕事を着実にこなせる」といったことも長所として使えます。

6.製造業向けの長所例

製造業は、工場などでモノを作ったり、加工したり、そのために機械を操作するなどの仕事があります。

検品作業によって、作られてきたものが規定の品質基準をクリアしているかどうかを見極め、品質管理したり、それを梱包する仕事もあります。

この仕事において「集中力」は大切になってきます。

単純な作業を何時間も続けるには、「一つのことに集中して取り組める」性質が大きな長所になるでしょう。

そして、「手先が器用」であったり、「細かい作業が好き」という人も、それが仕事に生かせる長所になります。

そして、「几帳面」であるなら、正確な仕事をすることができます。

もし、機械やクレーンなどを扱う仕事をするなら「視野が広い」ということが、安全に作業する点でも役立つでしょう。

面接で長所と短所が聞かれる理由

面接での、「あなたの長所と短所を教えてください」という質問は、自分という人間をアピールし、会社側にとって自分を雇うことが大きなメリットとなることを知ってもらうための、かなり重要なポイントとなります。

しかし、どうしてこの質問がそんなにも重要なのでしょうか?

面接官はこの質問から、何を知りたいと思っているのでしょうか??

面接官が面接で見ていること

まず、「長所と短所」を尋ねている面接官たちは、そこから私たちの何を知りたいと思っているのでしょうか?

この点を押さえておくと、長所は長所でもどのような面を特に伝えることが必要なのか、そして、どのように伝えることが適切なのか、ということが見えてきます。

この仕事に適している人物か

まず、面接官たちはこの質問から、あなたがこの仕事に適している人物なのかを知ろうとしています。

仕事内容によっては、高度なコミュニケーション能力やいろいろなタイプの人たちとうまくやっていくことが、とても重要になってくる職場があります。

周りの人と仲良くやっていけないのであれば、どんなに頭が良くても、技術があったとしても、まったく仕事にならない、という職場の場合、あなたにはそれができる素質と気持ちが本当にあるのか、ということを見極めています。

さらに、飽き性の人が毎日毎日同じ単純作業をするのは難しいことでしょう。

企業側は、単に採用するのではなく、会社にプラスアルファの利益をもたらしてくれる可能性のある人材を探してます。

それで、この仕事に最も適した人で、この仕事で成功できる可能性のある人を求めているのは、いうまでもないことなのです。

それで、あなたの得意なこと、長所などを聞いて、適している人材なのかを知ろうとしています。

ということは、面接を何社も受ける場合、それも仕事内容が違っている場合、毎回同じ長所を言っていてもあまり成功しないかもしれません。

それぞれの会社での仕事内容をよく把握したうえで、その仕事をするうえで特に役立つと思われる長所をアピールする必要があるわけです。

自分を客観的に見ることができているか

さらに、自分の長所と短所をしっかりと把握できているか、ということは、その人が自分自身を客観的に把握しているか、ということにつながっています。

長所は言えるけど、短所は言えない…という人も多いようですが、自分のウィークポイントを知っているということは、しっかりと自己分析をして、自分と冷静に向き合えているということです。

そうでなければ、自分を向上することも、改善することもしないで、いつも独りよがりな人になってしまいます。

そのような人に、可能性はなかなか持てません。

この場合、覚えておきたいのは、面接官はあなたの弱点を詳しく知りたいわけではなく、その弱点にどのように向き合って行動しているのか、ということです。

それで、客観的に自分を見つめ、自己分析ができていて、長所と短所が理解していることに加えて、短所の改善や克服についてはどのように取り組んでいるか、ということがかなり大切になってきます。

企業で戦力になるか

さらに、企業で戦力になるか、という点が見られています。

まさに今即戦力になれる人材を探している企業もありますし、これから戦力になれる可能性が見える人を探している企業もあります。

最近では特に、一生涯一つの会社にとどまる、という考え方が少なくなってきているので、即戦力になれる人材を求めている企業は多いです。

それで、今までどのような仕事をしてきて具体的にどのような活躍ができたのか、長所を生かしてどのように目標を達成してきたのか、ということを知りたいと思っています。

つまり、「わたしの長所は○○です」だけで終わってはダメなのです。

その長所が今までの仕事、もしくは活動の中でどのように発揮されてきて、この会社においてもどのように発揮し、会社のためになるのか、ということが明確でなければいけないのです。

「長所」と「強み」の違い

面接官が、「あなたの長所と短所を教えてください」という質問のほかに、「あなたの強みは何ですか?」と質問することがあります。

なんだか同じような質問が繰り返し聞かれている気がしますが、この「長所」と「強み」ってどんな違いがあると思いますか?

これが同じだと勘違いしている人たちは多いのですが、じつは違います。

面接における「長所」というのは、仕事内容に直接に活かす機会は少ないけど、組織の中で活かせるポイントです。

そして「強み」は、直接仕事内容に活かすことができるポイントです。

例えば、もし技術職の面接を受けに来ているとします。

この場合、「わたしの強みはだれとでも仲良くなれることです」と答えたとして、なんだか違和感を感じませんか?
それが、あなたの「強み!?」と感じてしまいます。

それは、実際の仕事内容に直接に活かすことは少ないことなのかもしれません。

それで、それは「長所」です。

「私の強みは、○○で○年間経験を積み、○○には絶対の自信を持っていることです。そして、長所は、だれとでも仲良くなれることです。」と答えることができます。

それで、長所と自分が企業にとって即戦力になれることへのアピールのポイントはちょっと違ってくる、ということを覚えておきましょう。

「長所」と「自己PR」の違い

さらに、「長所」と「自己PR」も違います。

まず「自己PR」について聞かれて、そこで長所について話したのに、その後に「長所」について聞かれて困ってしまった、ということもあるかもしれませんので、ここでもその2つの違いについて、しっかりと理解しておきましょう。

「長所」について聞かれた場合、企業側はあなたがしっかりと自己分析ができていて客観的に自分を見ることができているのか、ということを見極めたいと思っています。

一方で、「自己PR」をするように求められた場合、企業側は、あなたが会社側の視点で自分を見て、どのように貢献できるのか、ということをアピールすることを求めています。

つまり、自分から見て自分の良さをアピールする時ではなく、その会社の方向性や理念にそって、あなたの長所や得意なこと、強みがどのように活かせるのか、ということをアピールしてほしいのです。

なので、先ほどの「長所」と「強み」という点も一緒にまとめると、「自己PR」は、企業視点での強みをアピールするとき、そして「長所」は自分視点で自分の良さをアピールするとき、ということができます。

面接で好印象を与えるには

では、実際に面接で好印象を持ってもらうために、どのようにアピールしていくことができるのでしょうか?

応募職種に合った長所にする

まずは、先ほども少し触れた点ですが、どんな職種の面接に行っても同じ長所をアピールしていてはいけません。

応募職種に合わせて、その職種に必要とされている素質や性質というものをアピールする必要があります。

そのためには、面接を受ける企業について、その仕事内容についてしっかりと理解することが必要になりますね。

しっかり職種理解をして話に説得力を持たせる

しっかりと職種理解をすることは、話に説得力を持たせることにもなります。

その会社の仕事内容、理念に沿って、自分という人間がどのように貢献し、活躍できるのか、ということを具体的に話すことができます。

そうでなければ、面接官もあなたと一緒に仕事をしているイメージが全く浮かんでこないでしょう。

この人と一緒に仕事をしてみたい、もう一度会ってみたい、と思われる人にならなければ面接で成功はできません。

具体的な体験談を話す

さらに、長所については、具体的な体験談を交えることが必要です。

もし、あなたが「わたしの長所は協調性があることです」といったとしても、それだけでは信用性もないし、「あなたのいう協調性とは?」という話になってきます。

具体的に今までの仕事の中で、あるいは活動の中で自分がどのように「協調性」というものを発揮できたのか、そこからどのようなことを学んで、それが自分の長所になったのか、さらに今後この会社でそれをどのように活かせるのか、ということを具体的に話さなければ意味がありません。

謙虚な内容にする

面接官は、あなたがどれほどすごい人なのか、ということよりも、誠実さを見ていたりします。

それで、長所ばかりを盛って話しても信用してもらえなかったりするだけです。

人はみな、長所と短所があります。

それで、長所について話すとともに、弱点もちゃんと話して、その点とどのように向き合っていくのかということも話すことによって、謙虚で誠実な内容にしましょう。

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