転職を考えている人は、まずは楽で給料が高い職場を探していることでしょう。

楽という意味は、おおよそ肉体的な楽と精神的な楽に区別されます。

さらに、拘束時間が長いとか残業が多くて有給休暇や自由な時間が確保できないなどの自由度が極端に少ない職場も楽でないと評価されます。

最近話題になっているブラック企業などは論外です。

ひと昔前では、楽な仕事は給料が安いが、楽でない仕事は給料が高いという傾向が顕著に見られたので、稼ぐには仕事で我慢することと割り切っていたようです。

しかし、最近の意識調査では、給料よりもストレスが少ない仕事が楽だと思われて、ストレスの無い仕事に憧れを持つようになってきました。

「疲れる」と感じる最大の原因はストレスであって、精神的に楽な仕事を求めているようです。

疲れる原因のストレスは、顧客からのクレーム対応、職場の人間関係、営業職のノルマが多いようで、ストレスがひどくなると、不眠や自律神経の乱れ、生活習慣病、心臓疾患などの症状が起こり、体調を崩してしまいます。

楽な仕事とは、自分にあっている仕事のこと。

楽な仕事と言うのは、簡単なことを淡々とすることではありません。

こんな単純な仕事で給料が貰えるなら、みんながその仕事に殺到することでしょう。

世の中、そんなに甘くはないのです。

楽な仕事だと感じるのは、人によって異なります。

深夜に起きていることが好きな人や、朝早くから働くことが好きな人、人と話をすることが大好きな人や反対に1人で黙々と作業をするのが好きな人やら、本当に考え方や感じ方が様々なのです。

ということは、その仕事が自分にあっているかが大きなポイントとなるようです。

人見知りが激しいうえに知らない人と話をすることが苦手という人は、サービス業や営業職には適していないと判断できます。

ましてや、営業職でノルマを与えられる仕事に就くと、ストレスでうつを発症したリ欠勤する事態も起こるかも知れません。

努力させて慣れるのを待っても、やはり性格は変わらないのです。

その仕事が自分にあっているかどうかは、まずは自分がどんなタイプなのかを自己分析しておくことが重要です。

「何となくその仕事は嫌な感じがする!」とか、「その仕事は長続きしないように思う!」とか、適当な感覚で判断するのではなく、なぜそう感じるのかを分析するのです。

そうすると、自分が嫌だと感じていること(楽でないと感じること)は、例えば次の様な項目に分けることができます。

①他人の気持ちを考えて応対するのが面倒
②誰にも邪魔されずに、1人で黙々と仕事をしたい
③仕事の成果を比較されたくない
④与えられたノルマはやり遂げたい
⑤難しい勉強はしたくない
⑥何かの資格を今さら取りたくない(資格がなくてもできる)
⑦仕事の結果をまとめて報告するのは面倒
などです。

そうすると、楽な仕事、つまりは自分にあっている仕事がおのずと分かってくるのです。

1.人と話さなくて良いから「楽」 

 

自分にあっている仕事とは、人と会って話をしてストレスをため込むことがない仕事とも言えます。

人と話さなくても良いとなると、精神的に楽になって心の負担が軽くなるからです。

人との接触が苦手な人にとっては、いわゆる対人ストレスに耐えなくて良いのです。

育ってきた環境にもよりますが、普段から人との会話を避けて引きこもったり、ゲームやPCに夢中になっていた人に多いようです。

そして、人と話さないで仕事ができるなら、他のことを我慢してでもその方が良いと思うのです。

人と話したくなくなった理由もあるようです。

それは、真面目で頑張り屋さんに多い現象なのです。

以前は、周りの人のために真面目に取り組んで頑張って来たけれど、誰も自分のことを評価してくれないとか、逆に余計なお世話的な感じで突き放されてしまった経験があるのです。

そのことが、対人コミュニケーションのストレスとなって、次第に心が疲れてしまい、もう誰とも話したくないという状況に落ち込むのです。

このような人は、仲間と揉めたくないという気持ちで暮らしているので、自分の意見をごり押しすることもないのです。

誰とも話をしたくないという気持ちが続き、もしも体調が悪くなると、心理的にうつ状態になってしまいます。

身体の病気から心の病気を招くことにもなりかねません。

すると、思考力も集中力も低下してしまうのです。

だから、楽な仕事を探すなら、まずは人と話さなくてもよい仕事も必要になってきます。

人と話をしなくても良い仕事とは、次の様なものが考えられます。

アンケートモニター調査

アンケートモニターとは、アンケートに答えて謝礼が貰える仕事です。

アンケートとは、与えられた質問や意見に記述で答える記述式と、実際に商品を試してみてその感想を報告するような方法があります。

アンケートの対象となる商品には、食品関係、化粧品関係、健康機器やデジタル機器など、新商品のアンケートが多いようです。

実際にアンケートモニターになるには、まずはアンケート会社に登録します。

これらの登録については、基本無料なのです。

ただし、会員登録やアンケートには、インターネット環境があればスムーズに進みます。

アンケートによって回答した時の報酬は様々ですが、数十円~3千円くらいが相場でしょう。

中にはアンケートの商品の提携先のポイントで貰える場合もあります。

アンケートの種類は、簡単なチェックシートなどから詳細に調査する必要がある調査報告書まで様々なのです。

アンケートモニターの場合は、自宅で1人で対応することができるのです。

いわゆる、人と話さなくてもできる仕事なのです。

アンケートモニターの仕事は、他の副業と比較すると1件当たりの報酬は少ないのですが、まとめて数をこなすとそこそこの報酬額になるのです。

交通量調査


一般的なアルバイトとして人気が高いのが交通量調査の仕事です。

新しい道路ができたり、混雑が激しくなったり、大型のマーケットができて車や人の流れを確認するなどの必要に応じて募集されるものです。

目的の場所の交通量の調査が必要になった時に、交差点や道路の隅でイスに座って、記録用紙とカウンターで調査をするのです。

調査対象は、車の調査なら車種や通貨台数を、人の場合は性別やおよその年齢層、自転車の通行量など、その時の調査の依頼主や目的によって若干方法が異なってきます。

交通量調査の時給は、およそ1,000~1,500円です。

交通量が圧倒的に多い都市部の方が、地方よりは時給が高い傾向にあります。

仕事の時間は、12時間か24時間です。

12時間では12,000~15,000円程で、24時間では2万円~3万円程の報酬になります。

この仕事は短期間の仕事で、長期に継続することはありません。

報酬は日払いなので、現金が必要な時には役に立つのです。

この調査には資格も検収も必要がありません。

実際にカウントした数量を集約して報告するだけです。

一緒に仕事する人とのコミュニケーションも難しい会話も必要がありません。

つまり、人と話さなくて良い仕事なのです。

プラカード持ちの仕事

プラカード持ちの仕事は、いろんな場所で行われる仕事です。

何かのイベントやキャンペーンに合わせてお客の誘導や案内をすることもあります。

特別な行事や大勢の人が集まるスポーツの試合、デパートでの特売の案内や並ぶ列の整理など様々です。

勤務日数も、1日だけの場合や2~3日、1週間、週末のみなどいろいろ条件があります。

このプラカード持ちの仕事は、現場によって負担が全然違ってくるのです。

野外の場合は、天候や季節によって厳しさがまったく変わってくるし、イスがあるかないか、屋根があるかないかでモロに影響を受けるからです。

その点では、夏でも冬でも、イベント会場でのプラカード持ちなら、空調が効いているので楽なのです。

最悪は、冬場に雨か雪の日の屋外で立ちっぱなしの場合です。

しかも、朝早くから夜遅くまでとなると死ぬほど辛いものです。

こんな条件では、プラカード持ちの仕事は決して楽ではありません。

現場に着いてから持って立つ場所を指定される時には、楽かどうかは運次第です。

しかも、時々何か尋ねられることがある場合以外は、スマホをさわったり本を読んだりすることは禁じられているので、何ごともなければ逆に退屈なものです。

そうは言いながらも、人と話さなくても良いので、精神的には楽な仕事と言えるでしょう。

ポスティング

ポスティング戸は、住宅のポストに宣伝のチラシを投げ込んでいく仕事です。

大規模なマンション群が立ち並ぶ都市部や、一戸建ての多い住宅街までいろんな地域があります。

どの地区からチラシをポストに入れていくか決めると、あとは何も考えずにただただチラシを入れていくだけです。

誰も気にすることもなく、マイペースでできる仕事なのです。

ただ、歩いて回るので運動になるのですが、アパートや高層住宅でエレベーターがないところでは、階段を上り下りと疲れます。

それに、他人の家のポストにチラシを無断で入れるので、住民の中にはその行為に対して文句を言う人や、挙動不審だと疑いの目で見られる時もあるのです。

人と接することがストレスに感じる人は、気を遣い過ぎてストレスを感じることもあるでしょう。

マイペースで仕事ができることは楽ですが、住民に気を遣うことも起こるので、その点では楽な仕事とは思えません。

2.時間が短いのに時給が良いから「楽」

時間が短くて時給が高ければ、こんなに効率の良い仕事はありません。

自分が自由にできる時間を持てることは、その時間で副業をしたリ趣味を楽しんだり、ストレスを発散させることができるのです。

しかも、その仕事の時給が高いとなると、楽な仕事に間違いはありません。

新聞配達

新聞配達の仕事は、単に新聞を配達するだけではありません。

朝刊を配る場合は、まず朝早く出勤して新聞に折り込むチラシ類を用意します。

次に、新聞が届いたら先ほど用意したチラシを新聞に挟み込むのです。

雨の日には、さらにビニールかけを行うのです。

手間がかかるのです。

それからやっと配達なのです。

朝刊が届くのが遅くなってしまうと、朝刊を楽しみに待っている人も多いので、遅れないように決まった時間に届けるのです。

住宅が混み合っている場所なら、間違わないように気を使います。

広範囲にまたがっている時は、バイクなどで効率よく急いで回るのです。

バイクで回ることに慣れないうちは戸惑いますが、すぐに慣れると思います。

何も考えることもなく、ひたすら効率よく配っていくのです。

他人に気を遣うこともなく、技術や知識がなくてもできる仕事です。

時間的には、朝は2時頃から出勤して準備をし、実際に配達する時間は3時間くらいです。

もちろん地域や季節によって若干異なりますが、拘束時間は約5~6時間です。

ただ、アルバイトならありませんが、正社員ともなると購読費を集金に回ることを要求される場合があります。

すると、これはお客さんと話をすることになりますから、人と話をしない楽な仕事を目指すなら無理なことでしょう。

集金業務の有無を確認ください。

居酒屋のバイト

居酒屋のバイトは、学生が取り組み易い仕事です。

駅近のバイトも多くアクセスが楽です。

時給もそこそこ高くて、お店によってはまかないが出たりするので、学生には人気なのです。

仕事はシフト制が多く、稼ぎたいときは積極的に続けて出勤することもできるからです。

仕事に慣れれば、頑張って働いて稼げるというところは、お金儲けにとっては楽な仕事です。

しかし、大きなチェーン店であればメニューの数も多く、居酒屋に行ったことのないひとに取っては、システムやらメニュを覚えるのに一苦労します。

人出が多い週末や年末年始などは、ピーク時間になると注文を受けたり運んだり、席の後片付けや次の席の準備等、てんてこ舞いです。

何かトラブルが起こると苦情が殺到してストレスが溜まってしまうことにもなります。

しかし、お金を短期間で稼ぐという目的意識をしっかり持てば、居酒屋という雰囲気が好きな人に取っては楽なのです。

強者は、アルバイトをしながら出会いをゲットする人もいるようです。

やはり、慣れれば楽なのかも知れません。

あとは、どれだけ自分のペースで仕事ができるかです。