パソコンでのメールやチャット、ブログでの交流の場が増えていき、携帯電話の普及と共にメールも手軽で身近な物に変わっていきました。

スマートフォンが登場してからはSNSなどのリアルタイムに文字で個々が意見や感情を発信する場所も増えていき、顔文字や絵文字、スタンプなどより相手に気持ちが伝わるように様々なアイテムが出来てきました。

顔文字もスタンプも気付いた時には使っていたと言う方が多いと思いますが、いつから顔文字やスタンプが出来たのか、何が切っ掛けで出来たのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

そんな様々なアイテムの中でも最も古くからあるであろう顔文字について詳しく調べてみました。

顔文字、使っていますか?

最近では、絵文字からスタンプと言う形にまで進化しましたが、顔文字を使っている方は未だに多いのではないでしょうか。

LINEやメッセージでは、スタンプや今ではステッカー等様々な物が使えますがTwitterなどのSNSでは文字だけしか使えないものも多くその際に活躍するのは顔文字です。

スマートフォンの予測変換に顔文字が最初から登録されており、使いやすくなってきましたが皆さんどのように使っているのでしょうか。

スタンプや絵文字との使い分け方、顔文字の使い方は人それぞれ独自に拘って使っている方も少なくはないと思いますが逆にスタンプとの違いが分からない方も多いですよね。

どういった使い分けや意味分けがされているのでしょうか。

1. 顔文字の発祥


発祥を調べる前に顔文字には、日本式と欧米式の顔文字があるのはご存知でしょうか。

(^_^)と表す顔文字が日本式で、:-)と顔が横になっているのが欧米式です。

最近では、SNSの普及と共に欧米式の顔文字を使う方も増えてきているのでご存知の方も多いでしょう。

欧米式の顔文字は、エモーティコンまたはスマイリーと呼ばれ横倒しになった顔が特徴的です。

日本式と欧米式では、先に出来たとされているのは、欧米式のスマイリーです。

起源はいくつかあるとされていますが、1963年にフリーランスのアーティストが作成し世界中で大ヒットした「スマイリーフェイス」、日本で「ニコちゃんマーク」とも呼ばれているデザインが多くの顔文字に影響を与えているのではないかと言われています。

いくつもの起源といくつもの段階がありますが、「:-) 」を笑い「 🙁 」を怒りと表したのはIBM社のScott Fahlmanだとされています。

日本で顔文字か出来たのは、1986年にパソコン通信の障害者をテーマにした「アスキーネット」の掲示板で若林泰志さんが使用したのが最初と言われています。

その時に作成された顔文字である「(^_^)」は文章の最後に入っており、この時点では今の顔文字の役割とは違い、著名がわりとして使っていたそうです。

まだ顔文字が普及していなかった当時は、「(^_^)」を顔だとして認識する人も居なかったそうです。

そんな顔文字が普及したのは、若林泰志さんがチャットのハンドルネームに顔文字を入れた事がきっかけで他の方々も様々な表情の顔文字をハンドルネームに使用したことで一般的に普及していったとされています。

2. 顔文字の役割

なぜ顔文字を使うかは、より相手に自分の気持ちを伝えたい、素っ気ない文章を無くしたいと言う方が多いのではないでしょうか。

実際に、電子的な文面では「おはよう」の一言でも読むだけでは眠たそうに挨拶しているのか元気に挨拶しているのか分かりません。

ですが「おはよう(^_^)」と文末に(^_^)をつけるだけで笑顔で挨拶してくる相手の顔が浮かびます。

「おはよう(p_-)」と文末に(p_-)と顔文字を使うだけで寝起きで挨拶をしているような、まだ眠たそうな相手よ姿を思い浮かべられます。

文面に対する感情が伝わりやすくなる事で、文章だけでは冷たく気付いたくキツく感じる言葉も和らげたりする事ができます。

SNSなどで嫌われがちなネガティヴな言葉でも顔文字を文末に付ける事で相手に重く受け取らせずに見ている人に少しでも嫌な気持ちにさせない事もできます。

例えば、「友達と喧嘩してしまって、もうどうしていいか分からない」と「友達と喧嘩してしまって、もうどうしていいか分からない(இдஇ; )」の二つでは、顔文字が付いているだけで受け取り側のネガティヴな印象が大きく変わってきます。

逆により感情を伝えたい、文章の感情を強調したい時にも顔文字は使われます。

「ありがとう」と「ありがとう(^_^)」では感謝の気持ちがより強調されて伝わってきます。

顔文字で今の自分の気持ちや表情を表すことが出来、より相手に自分の気持ちや表情を伝える事が可能になると同時に言葉が重くなりすぎないようにする事も顔文字を使う事で可能なのです。

【顔文字を使う女性心理、男性心理については、こちらの記事もチェック!】

1. 感情を表現


先程話したように顔文字を使う事で文章により自分自身の感情を持たせられます。

パソコンや携帯での文章は、手書きの手紙とは違い人それぞれの温かみや人柄がなかなか伝わりにくいものです。

そんな電子的な文面に表情を持たせる一つの手法が顔文字です。

今では(^_^)だけではなく様々な顔文字が誕生し、文章と顔文字を組み合わせることでより多くの感情を表現出来るようになりました。

そんな顔文字ですが、日本式と欧米式では感情の表し方が少し違います。

日本式である顔文字は「 (^_^) 」や「 (>_<) 」のように目の部分を変えて感情を表現しますが、欧米式の顔文字は「:D 」や「 🙂 」のように口を変化させて感情を表します。 日本人に比べアメリカの人は、感情をストレートに表現する為、動かしやすい口元から感情を読みとり、感情をあまり表に出すことのない日本人は動かしにくい目元から感情を読み取る為にこのような違いになったようです。 日本式と欧米式での顔文字の感情を表現する違いは他にもあります。 日本式は顔文字のパターンも増えてきて、「(;・д・)」や「(இдஇ; )」など顔の表紙を絵のように表して感情を表現しますが、欧米式の顔文字では口を表す記号を重ねる事でより強い感情を表します。 「:)」は「うれしい」と言う意味ですが、「超うれしい」と表す場合は「:)))」と口元を増やすのです。 欧米式は最小限の記号で顔文字がつくられているのですが、日本式は日本のアニメ文化が強く影響し顔文字での感情表現の仕方にも違いが出たようです。

2. 複数の意味合いも持たせられる

顔文字で様々な表情を伝えられると共に、顔文字には複数の意味合いを持つ事ができます。

文章と組み合わせる事で様々な意味合いを持ちますが、受け取る側によっては違う意味合いとして受け取ることもあります。

例えば、「ごめん」と謝る際に「ごめんm(_ _)m」と顔文字をつけて会話の空気を重くしないようになど気を遣ったつもりでも、相手の怒りの度合いで受け取り方は違いが出てきます。

顔文字を使用する事で「本当に反省しているのか」「ヘラヘラしてるんじゃない」と逆に怒りを逆撫でしてしまう事もあります。

このように受け取り側の感情や状況によって顔文字の意味合いが大きく変わってきます。

そして顔の表情を表す顔文字は、見た人によってどんな表情に見えるかでも意味が変わってきます。

例えば、「\(^o^)/」の顔文字を見てどんな表情をしていると思いますか?
多くの方が「やったー!」や「うれしい」など喜んで両手を挙げている表情をイメージするのではないでしょうか。

ですが、この顔文字にネガティヴなイメージを持つ人も居ます。

「唖然として両手を挙げた、お手上げな状態」と見る人もおり、「人生終わった\(^o^)/」とネガティヴな言葉の感情表現としての使う方も居ます。

顔文字は受け取る側の考え方や気持ち次第で、意味合いが変わってくるので文字と顔文字の組み合わせを気をつけたり相手の感情を考えたりして使わなければなりません。

3. クッションの役割

皆さんは、接客やビジネスでも必要とされる「クッション言葉」をご存知でしょうか。

相手にお願いしたい時や注意をする時に、頼みたい事柄だけ、注意のみを伝える事で刺々しい感じになったりしてしまうのを防ぐ為に使う言葉の事です。

例えば、「恐れ入りますが」「お手数ですが」などを要件の前につける事で受け取り方が変わってきます。

それと似た役割として顔文字を使う事ができるのです。

仕事相手や接客中ならば「クッション言葉」を使うのが適切ですが、友達相手に「恐れ入りますが」などの「クッション言葉」を使うと逆に他人行儀で相手に不快な印象を与える時があります。

そんな時に顔文字をクッションがわりに活用します。

例えば、「何曜までに〇〇してほしいんだけど」と言う文面は文字だけだととても素っ気なく感じ受け取り方では命令されているように受け取れませんか?
ですが顔文字を使い、「何曜までに〇〇してほしいんだけど( ;´Д`)」と顔文字を一つ付ける事で焦っていて申し訳なさそうに頼んでいるような雰囲気が伝わります。

それだけで文面が柔らかくなり受け取り方も変わってきます。

友達同士などのやり取りでも文面だけでは無機質になる言葉を和らげ相手との関係性を保つ為にも顔文字を活用できます。

4. スタンプとの違い

携帯が普及するようになり顔文字を使う機会も増え、顔文字から絵文字へと進化し、スマートフォンアプリの浸透で顔文字の代わりにスタンプやステッカーと言うものが登場しました。

アプリでのやり取りの中では、顔文字の代わりにスタンプを使っている方も多いと思います。

ですが、実際に顔文字とスタンプは何が違うのかご存知でしょうか。

一番代表的なLINEのスタンプを例にして、顔文字とスタンプの違いを説明します。

大きな違いは記号やアルファベットを使用し組み合わせて顔の形にするのが顔文字であり、LINE のスタンプとは様々な場面に応じた表情のキャラクター画像と言う事です。

その為、顔文字は文章の前後、合間など入れたい場所に入れる事が出来、文章の内容に合わせて細かく顔文字を変えて感情を伝える事が可能ですが、LINEスタンプは文章を送信前後にスタンプを送り今の感情を表します。

顔文字に比べスタンプはバリエーションも多く、動きも入ってるものがありより感情を伝えやすく誤解を招き難いこともスタンプの特徴です。

微妙な感情も表情できる為、スタンプをお互いに押し合いスタンプだけでストーリーを作り会話して遊ぶと言う方法もあります。

3. 顔文字を使って良い相手とは

顔文字は受け取る側によっては印象が変わってくるように使っていい相手と使ってはいけない相手が出来てきます。

使ってもいい相手と言うのは、距離を縮めたいと思う相手、距離を縮めてもいい相手には顔文字はとても効果的とされています。

例えば好意を寄せている相手などには、特に気持ちを伝える事にも距離を縮める事にも効果的です。

面と向かってはなかなか恥ずかしくて取れないリアクションや伝えられない気持ちを顔文字にして伝える事でアピールの一つにもなり好印象を与える事も出来ます。

これから友人になりたい相手などに送る文面、素っ気ない文面を送りたくない相手などには顔文字を適度に使うと自分の感情も伝わり、冷たい文章にもならずビジネス的な返しにもならないのでいいと思います。

ただ、いきなり顔文字を使い過ぎると馴れ馴れしすぎるなど思われる可能性もたるので一番最初に送るメールは適度な顔文字を交える程度にする事をお勧めします。

4. 顔文字を使ってはいけない場面

逆に顔文字を使ってはいけない場面、使ってはいけない相手が居ます。

それはどんな時かと言うと、基本的には仕事上でのやり取りをしている時、上司相手の連絡の時です。

仕事上の取引先相手に顔文字を使い感情を伝える必要はありません。

どんなに反省の感情を込めようと顔文字を付けたとしても、仕事上のやり取りに顔文字を付けられるとふざけているのかと取られる事の方が多いと思います。

それは上司に対する連絡にしても同じ事です。

礼儀とマナーをキチンと守らなければいけない所に顔文字などで感情を表現する事は必要ないのです。

先程話したように、受け取る側の状況に寄って顔文字は意味が変わってくるのです。

それと同じで顔文字を使ってはいけない場面は、相手が本気で話している場合、本気で怒っている場合も顔文字を使ってはいけません。

絶対にダメだとは言いませんが、真面目に相手が話している場面で顔文字を使って返事をすると真剣に聞いてくれていないと言う印象を与えてしまいます。

意味を理解して使っていたとしても誤解を招きやすいので控えた方がいいと思います。

きちんと状況を把握して使いましょう。