女性の皆さん、最近漫画を読んでいますか?昔はよく読んでいたけど、仕事や育児で忙しいし最近読んでないから流行りがよくわからない、そんな人も少なくないと思います。

日常生活が、ロマンスに満ちあふれていてイケメンに囲まれていて波瀾万丈で刺激的な人は、きっと漫画は必要ないと思います。

ですが、落ち着いた日常を規則正しく送っている大人であれば、たまには刺激的な世界を夢見たいもの。

そんな大人の女性に、ぜひとも読んでもらいたいおすすめ漫画を厳選して紹介します。

漫画を読む女性が増えている。

昔と比べて、最近は漫画を読む大人が増えているってご存じですか?今から20年ほど前、漫画は本屋さんで買うか、友達に借りるか、古本屋さんで探すか・・・今駅前に当たり前のようにある漫画喫茶ですらほとんど無かったため、漫画を読む方法が限られていました。

新品の単行本は一冊400円以上で、雑誌を読むにしても毎月買い続ける大変です。

一冊で完結すればいいですが、売れているものの中には10冊以上出ているものもあるので、最後まで読みたくても簡単ではありません。

そうなると漫画1作品を読み終えるのはなかなか難しいことだったんですね。

今では、手軽に読むなら漫画レンタルや古本屋さんなどがあり、漫画レンタルの宅配のサービスは大量の漫画をまとめて自宅まで届けてくれます。

また古本もまとめ買いのネットサービスが流行しています。

電子書籍化も進んだので、いつでも気軽に読むことができるようになりました。

特に電子書籍の分野では、漫画におけるサービスが驚くほど早いスピードで良くなっています。

このように、昔と比べて手軽に読めるようになっているのです。

もうひとつの理由として、オタク文化が社会に受け入れられ始め、漫画に対する抵抗は薄れてきています。

昔は「オタクっぽくて気持悪い」「もう子供じゃないから」と思っていた人も、ビジネスという視点から見て大きな市場になったので、漫画を手に取りやすくなりました。

漫画業界の方はその波に合わせて『美少女戦士セーラームーン』『マーマレードボーイ』『ときめきトゥナイト』など、子供のころ夢中になったアニメのリメイクや続編漫画をスタートしたりグッズを販売したりと、一度漫画離れしてしまった人が再び手に取る機会が増えました。

「もう大人になったから漫画に夢中になるのは卒業・・・」そう思っていた人だって、改めて読んでみると面白い漫画が多いことに気づくはずです。

今はもうオタクや子供向けの漫画ばかりでは無いのです。

漫画は、大人の女性をも夢中にさせるものがあるのです。

現実離れができる。


大人まで夢中にしてしまう漫画の魅力って何でしょうか。

一番の魅力は、映画やドラマと同じで現実離れできるところです。

漫画は基本的に、感情移入して疑似体験をする形ものが多いので、イケメンに囲まれて心揺れたり、強敵に負けて挫折したり、飛び抜けた頭脳で大逆転したりと、キャラクターの誰かに感情移入して現実離れすることができます。

さらに漫画は、ドラマや映画と比べて成長のスピードが速いため、ストーリーや展開が成熟しています。

これは連載で毎回人気投票を集めるので、話の展開ごとに読者のリアクションがわかる仕組みだからです。

面白くなければ連載打ち切り、面白ければ連載継続という仕組みがあるため、話の展開が磨き上げられます。

もちろんドラマや映画にも視聴率や興行収入という指標がありますが、制作費や制作時間・放映の枠数などが全く違うため、漫画のスピードはどれよりも速いというわけです。

また、同じようにキャラクターも成熟しているので、好みのイケメンに夢中になることができます。

映画やドラマに出てくる現実のハンサムを眺めるのもいいですが、現実には存在しない種類のキャラクターにうっとりするのも楽しいものですよ。

気分転換になる。

そして漫画は、小説や映画と比べて気分転換に最適なんです。

なんといっても小説ほど想像力を必要としないので気軽にのめり込むことができます。

映画やドラマは美しい音楽と迫力の映像で想像力を必要とせず楽しむことができますが、漫画は作画である分、大掛かりな仕掛けを必要としないので展開がスピーディで演出も豊富です。

展開の幅は映画・ドラマと比べると桁違いになります。

また、登場人物の感情表現が驚くほど豊かに演出できるので、映画・ドラマと比べると感情移入しやすいのも特徴です。

また、気分転換したい時に『ハリーポッター』のようなファンタジー小説を読むのもひとつですが、文化も歴史も違う国のお話より、身近で受け入れやすい絶妙のバランスを保っている日本の漫画が手軽です。

大人になると大それたファンタジーは世界観を受け入れるまでに労力を費やします。

それが、日本の漫画なら面倒な説明なしに共感と疑似体験ができるというわけです。

日々の仕事に疲れてしまったら、手軽に漫画の世界に浸かってしまうのも納得ですね。

漫画アプリが急増している。


ところで近年、漫画アプリが急増しているのをご存じですか?スマートフォンのアプリ自体がめまぐるしく増えている中で、漫画に関わるアプリも例外ではないようです。

そして利用者数も、紙媒体利用率がほぼ横ばいに対して、毎年倍以上増やしています。

それもそのはず、電子コミックのサービスはすごいのです。

無料で漫画が読めちゃいます

アプリを利用して、ほとんどのサービスで漫画が無料で読めます。

購入を促すための試し読みですが、ほぼすべての漫画は最初の数ページを無料で読むことができます。

絵柄の確認や読んでない話かどうかが確認できますね。

また、ほとんどの電子書籍サービスで、1冊まるまる無料で読める漫画があります。

無料で読めるラインナップは数日ごとに更新されいて、新刊の発売に合わせてキャンペーンとして行っているケースが多いようです。

また、驚くことに映画やドラマのキャンペーンなどで10冊以上無料なんてこともあります。

ひとつの漫画の無料期間は限定されているので、面白い漫画に出会うためには定期的にチェックする必要がありますね!

出版社が運営しているデジタル漫画雑誌では、雑誌に載っていない漫画を無料配信しています。

雑誌で連載していないのに、びっくりするほど面白い漫画があるので驚きます。

また、インディーズ漫画家が漫画を無料公開しているサービスや、過去に出版された漫画を連載的に無料配信したりしているサービスもあります。

こちらも無料だからつまらないということは無く、無料から書籍化・ドラマ化・映画化したものまであります。

無料漫画の世界はまだまだ進化の真っ最中なので、きっと10年後には、今の私たちがびっくりするような仕組みができあがっているのでしょう。

割引が多い

無料で読んで面白かったら、やはり続きが読みたくなりますよね。

漫画アプリのサービスでは、他サービスで獲得したポイントの利用や、割引セール、なかにはデイリークーポンガチャなどもあり、うまくいくとびっくりするほど安くなります。

気に入った漫画の先が読みたいと思ったら、ぜひ色々なサービスを調べてリーズナブルに漫画を読んでしまいましょう。

おすすめの漫画13選。

ここまで最近の漫画について紹介してきました。

ここからは女性におすすめの漫画を紹介していきます。

素敵なイケメンにキュンとする漫画や、冒険心をくすぐられてしまう漫画、あるある!と共感できる漫画やゲラゲラ笑ってしまう漫画など、絶対外さない漫画をそろえてみました。

大人の女性におすすめの漫画4選。

大人の女性に特におすすめしたいのがこれからご紹介する4選です。

子供っぽい恋愛ものにうんざりしてしまった大人の女性でも読める、恋愛観・人生観・設定に無理の無い自然なキャラクターや展開のものを厳選しました。

「いい大人だから漫画なんて・・・」と言わず、夜な夜な悶えてみてください。

ヲタクに恋は難しい

主人公・成海はオタクを隠す今時OL。

オタク仲間の友達・宏嵩と偶然再会して、軽い気持ちで付き合い始めます。

初めは友達のような感覚だったのが、オタク活動の中でお互い少しずつ意識し、距離を縮めていくラブコメディです。

基本的にはコメディタッチで展開していきますが、見所は恋愛慣れしていない二人の初々しさ。

告白が素っ気なかったり、デートひとつで苦労したりと、甘酸っぱさに大人の女性でもキュンとしてしまいます。

また、この漫画はオタクネタや2ちゃんねる用語が満載で、オタク女子ならかなり楽しめると思います。

逆にオタクの世界にあまり詳しくない人は、わかりづらいところがあるかもしれません。

デジタルイラスト特化型のSNSサイト『pixiv』で人気を集め書籍化した漫画なので、商業誌で連載している漫画とは少し雰囲気が違います。

2017年6月現在まだ連載中なので、今後の展開も楽しみです。

娚の一生

東京で働く主人公・堂薗つぐみは、田舎の祖母が亡くなったことをきっかけに在宅勤務で田舎の祖母の家で暮らすことを決めます。

翌日朝、祖母から離れの鍵を貰ったという壮年・海江田醇が現れ、ふたりは奇妙な同居生活をスタートします。

祖母との関係もよくわからず醇に不信感を抱きつつも、穏やかで居心地の良い生活を送っていく・・・ゆるやかなラブストーリーです。

落ち着いた雰囲気の漫画で、冴えないおじさんが時折見せる、人間性の厚みや懐の深さが見所!仕事も人間関係も秩序を大切にする年上好きの女性はハマること間違いなしです。

作者は「姉の結婚」などの西炯子。

本作は榮倉奈々主演・おじさん役は豊川悦司で映画化しています。

作者は、あまりはっきりとキャラクターの感情を描かず、読者に感じさせるような演出が特徴です。

他の作品もそうですが、落ち着いていて平和で綺麗なシーンの中で話が進んでいきます。

ただ、話は転がる方へ展開していくので、要所要所で相手への気持ちをチラチラと見せられてどきっとしてしまいます。

全4巻で完結しているので、心が温まりたい時にまとめ読みなどおすすめですよ。

人に触れるのが苦手な主人公・薫が、昼の医療事務員とは別に夜だけ営業する個人ネイルサロンを開業。

ダブルワークに苦戦しつつ、トラウマを持つ外科医のオジサン・矢飼に心引かれていくセンチメンタルなラブストーリーです。

ふわふわした絵柄とは逆に、辛いことがあった時に綺麗な絵や音楽で心を落ち着かせたり、仕事や将来に悩んだり、仕事や恋愛でグサッと刺さるシーンも多く、自立した大人の女性なら共感できること間違いなし。

展開のテンポも早すぎず遅すぎず、ちゃんとラブシーンがあるのも見所です。

作者は1994年デビューのベテラン漫画家、おかざき真里。

絵が綺麗で女の子の洋服や髪型が可愛らしくて、女子心をくすぐられます。

「よくわからないところがカッコイイ」そんな“憧れの大人”を上手く描く漫画家さんです。

また、ページごとにまるで柄があるみたいにオシャレ。

登場人物の心理描写が丁寧なのも特徴のひとつで、とにかく見ていて気持ちのいい漫画です。

『&』はすでに完結しているので、最後までまとめ読みできるのもありがたいです。

また、『&』が気に入った方には、同じおかざき真理の漫画『サプリ』もおすすめです。

高台家の人々

おかしな妄想癖のある地味系女子の主人公・木絵が、人の心が読めるイケメン貴公子・高台光正に見初められ、名家・高台家とのお付き合いが始ります。

容姿端麗・頭脳優秀であっても、テレパスの能力が原因で人付き合いが苦手な高台家の人々ですが、木絵のおかしな妄想に少しずつ心を開いていくというラブコメディ。

見所は主人公のばかばかしい妄想。

そして高台光正のクールでイケメンぶりです。

笑いつつもきゅんとさせられます。

作者は、ドラマや映画にもなった『ごくせん』森本梢子。

本作も2016年に綾瀬はるか主演で映画化しています。

『ごくせん』から衰えないスローテンポのラブコメディ。

同時期に連載している『足ガール』も『ごくせん』もそうですが、ぱっとしない主人公が優秀なイケメンに恋されるという現代のシンデレラストーリーがほとんど。

登場人物や展開に手厳しさが無く、とても安心して読めます。

そして女性が見ても、主人公が女性としての魅力が無すぎて笑っちゃいます。

これこそが本当に現代のシンデレラではないでしょうか。

深く考えずにイケメンと恋したいと思ったら、『高台家の人々』がおすすめです。

【他にも大人の女性にオススメな恋愛漫画はこちら!】

ドラマ化、映画化されている漫画3選。

次にご紹介するのは、ドラマ化映画化されている3作品です。

ドラマ化・映画化されるということは、話題性や展開にお墨付きをいただいているということ。

キャストや制作費でも力のいれ具合がわかります。

時間をかけて読んだのにガッカリして終わるなんて悲しいですよね。

絶対に外さない作品3選を、ご紹介します。

失恋ショコラティエ

高校時代の一目惚れから、サエコを振り向かせるために一流ショコラティエになる主人公・小動爽太。

フランスでの修行から帰国するとサエコは条件の良い男性と既に婚約しているのですが、それでもあきらめずサエコを落とすため、女性が憧れるような敷居の高い男になるべく腕を磨き、押したり引いたり恋の駆け引きを挑んでいく純愛ラブストーリー。

ほとんどの恋愛漫画が恋する瞬間・恋される瞬間やその後の駆け引きに重点を置くのに対し、恋愛ショコラティエは失恋した後の挑戦が上手く描いている貴重な漫画。

婚約後のサエコとのやりとりはドロドロとした恋愛感情と駆け引きが展開されるのですが、チョコレートをテーマに詩的に演出しているぶん毒気が抜かれて艶っぽく情熱的です。

また、特に注目したいのが、言葉の使い方です。

とても綺麗で的確で無駄がないのでザクザクと心に刺さります。

キャラクターの台詞などは名言となり、インターネット上で沢山まとめられています。

2014年には松本潤主演でドラマ化しています。

全9巻で既に完結しているので、ぜひまとめて読んでみてください。

大人の女性に自信を持っておすすめします。

東京タラレバ娘

「もう少し○○だったら」「もっと○○れば」と高い理想を掲げてるうちに、気づけば33歳、恋愛も仕事も上手くいかない大人女子・倫子が、居酒屋で年下のイケメンにお説教されてしまいます。

その場では無礼に怒りつつも、自分の置かれている状況に目を覚ましつつ、イケメンに惹かれていく・・・そんなシビアな女性のラブコメディです。

私たちは大人になると恥ずかしさから逃げて、責任転嫁したりごまかしたりする事も多くなると思います。

『東京タラレバ娘』では、主人公が何度も失態を晒していく姿が痛々しいのですが、度を超しているので、もはや痛快です。

自分自身だったら恥ずかしすぎて死んでしまうようなシーンが笑えます。

ただ、毎度きちんとどん底に落ちて落ち込む姿は、もはや見習わなければいけません。

作者は、ドラマ化した『海月姫』『主に泣いてます』の東村アキコ。

本作も吉高由里子主演でドラマ化しています。

少し昔の少女漫画を思わせる絵柄で、『ガラスの仮面』の美内すずえなどを思わせるような演出もちらほら。

綺麗で洗礼されたものが好きな女性には好まれないかもしれません。

また、リアリティのある女性キャラクターに反して男性キャラクターは王道の王子様キャラクターが多いのが東村アキコの特徴です。

アラサーをここまでこてんぱんに叩くのであれば、是非『東京タラレバ娘』では、他の作品より少し現実的な形で、男性との交際関係を描いて夢を持たせて欲しいものです・・・。

辛口度合いが衝撃的なこの作品、2017年6月現在も連載中なので、ぜひ手に取ってみてください。

コウノドリ

産婦人科医の主人公・鴻鳥サクラ(男)が勤める「聖ペルソナ総合医療センター」で起こる、切迫流産や中絶にまつわる家族のドラマ。

第1話から未受診妊婦のお話となっていて全体的にヘビーなテーマです。

出産は病気では無いから安心でおめでたいものと思ったら大間違いで、望まれない命もあり、望んでも失われてしまう命もあり、小さな命が誕生するということは、リスクも責任も幸せも大きいドラマなのだということを気づかされるお話です。

出産に関わったことのある人も無い人も、小さな命を思ったら泣かずにはいられません。

作者は鈴ノ木ユウ、漫画家でありシンガーソングライター。

本作は代表作で、現在も青年誌のモーニングで連載中です。

絵柄は少しくどくて読みづらいですが、ヘビーなテーマにぴったりで迫力があります。

2015年に綾野剛主演でテレビドラマ化しています。

泣きたいときや気分転換にはぴったりです。

2017年6月現在で17巻まで出ているので、思う存分まとめ読みができますよ。

女性におすすめの男性漫画3選。

男性誌はエッチなものやコメディなど、大人の女性が読みづらい作品が多いので手に取る機会が少ないもの。

そんな男性雑誌でも、最近は女性の読者が増えてきているため、大人の女性が楽しめる漫画が多く出てきました。

次にご紹介するのは、男性誌で連載している作品で、女性にお勧めする漫画3作品です。

ワンピース

大人の女性にもお勧めしたいのが、日本の漫画を代表する『ワンピース』。

1997年から2016年6月現在も連載中で、週刊少年ジャンプでは『こち亀』に続く長期連載。

2015年には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されました。

海外でも大人気で翻訳版が35ヶ国以上の地域でされ、コミックス累計発行部数は6000万部以上となっています。

少年達に人気があるため子供の漫画という印象が強いワンピースですが、緻密に練られた世界観と冒険ロマン・人間ドラマが特徴で、大人だからこそ楽しめる一面があります。

『ワンピース』は、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指して、主人公・ルフィが率いる麦わらの一味が大海原を航海する冒険ファンタジー。

海賊王を目指すルフィが悪を倒し仲間を集めて成長をしていく王道バトルですが、人種差別のある国・暴力に負けて搾取されている人たち話など、現実世界にもある社会問題がたくさん出てきます。

また、『ワンピース』では様々な神話や童話がモチーフになっていたり、多くのキャラクターにもモデルとなる人物がいたりと、大人だからわかるネタが盛りだくさん。

大人になった今こそ、深読みしたいただきたい作品です。

絵柄はシンプルで読みやすいですが、書き込みが細かいため、人が入り乱れた絵の中から横縞の服の有名人を探す『ウォーリーを探せ』に近い印象があります。

また、迫力のある構図や効果音の描き方が特徴的で、『ワンピース』の連載以降、少年誌では影響を受けた漫画が多く出てきました。

日常に窮屈さを感じたら、壮大な冒険ロマンの『ワンピース』まとめ読みをおすすめします。

2016年現在で85巻まで出ているので、ちょっとの時間では読み終えないのも魅力です。

シマシマ

アロマエステのオーナーとしてバリバリ働く主人公・シオは、離婚やエステ経営など悩みを抱え夜眠れない日々を過ごす。

「一人で眠れない夜もあるけど、そこに男女の関係はいらない」・・・そこで添い寝ビジネス「ストライプ・シープ」を立ち上げ、自分と同じ眠れない夜を過ごす女性のために、4人の年下イケメンを派遣する。

一番の見所としては、4人の草食系年下イケメン。

身勝手でずうずうしいタイプの男性に疲れてしまったという大人の女性なら、きっと4人のイケメンに萌えてしまいます。

そして主人公・シオ。

恋愛に発展する展開でも「なにか違う!」とキッパリ断って帰ってきてしまったり、バイオリズムが悪いからと引きこもったりなど、女性特有の神経質さや潔癖さは、大人の女性ならきっと共感してしまいます。

若くてピチピチしたイケメンが目の前にいるのにみだりにロマンスに走らない点、仕事や年下イケメンに悩まされつつ周りと折り合いをつけていく主人公の現代女性らしい点など、大人の女性にお勧めしたい部分です。

シマシマは、2011年に矢田亜希子主演で深夜ドラマ化しています。

青年誌『モーニング』で連載されていたため男性漫画として紹介していますが、作者は山崎紗也夏、女性です。

コミックスの表紙は女性漫画家らしいふんわりした絵柄ですが、中身は少女漫画とは違い、実写的ですがシンプルで、読みやすさに定評があります。

また、登場人物がちゃんとオシャレで大人の女性も楽しく読めるはずです。

単行本は全12巻で既に完結しているので、眠れない夜には年下イケメンに悶え苦しむのにおすすめです。

坂本ですが?

一見すると真面目にビリヤードをしているように見える1巻の表紙。

よく見ると箒と黒板です。

掃除・反復横跳び・ちょっとしたいじめなど、学生生活のあらゆるシーンを優雅でスマートにこなしていく、クールな男子高校生・坂本をシュールに綴ったコメディ漫画です。

学生生活ではよくあるちょっとした困難を、気にとめるそぶりも無く優雅に乗り越えて最後にキマるポージング。

小説や実写では表現できない、漫画だからこそキマる「坂本ですが?」は漫画の特性を活かしていて面白いです。

結局カッコいいんだか悪いんだかよくわからないのですが、読んでいるうちにだんだんかっこよく見えてくる不思議な漫画です。

年10回刊漫画誌『ハルタ』で連載され、2016年にテレビアニメ化しています。

絵柄は完全に少年漫画で絵の崩れも気になるところですが、あまりのくだらなさに大人の女性も思わず吹き出してしまうことでしょう。

全4巻で完結しているので思う存分笑い転げられますよ。

ママにおすすめの漫画3選。

最後にご紹介するのはママにおすすめの3作品。

見慣れたリビングにトイレ、冷蔵庫や洗濯機、それに自分のお母さんがやっていた近所づきあいや祖父母の実家など。

思い出を振り返ると何気ないシーンですが、子供ができるとすべてが大きな意味を持つことに気づきます。

すべては家庭という規模の小さな社会の営みだったんですね。

既に出産を経験して人を育てるという大変なお仕事を担う女性たちは、そうでない人と比べると価値観や視点が全く違うことと思います。

そんな女性にお勧めする3作品を、ご紹介します。

ママはテンパリスト

「東京タラレバ娘」「主に泣いてます」「海月姫」の作者・東村アキコの育児エッセイ漫画。

作者の息子・ごっちゃんの育児の日々を面白おかしく綴っています。

育児にまつわる堅苦しいことやお説教くさいことはまるでなく、息子ごっちゃんの笑えたり驚いたりする行動を漫画にしています。

仕事と育児を両立しながら奮闘する作者の慌てぶりは、親しみやすくてとても共感でき、まるでママ友とお話しているような楽しい気持ちになります。

育児している人にもこれからの人にもおすすめです。

全4巻で完結しているので、まとめて読んで笑い転げましょう。

コドモのコドモ

小学校の5年生のやんちゃな少女・持田春菜が、幼なじみとのちょっとした遊びから妊娠。

学級崩壊しているクラスの全員を巻き込み、性の知識が無いまま、大人に内緒で出産する衝撃のストーリーです。

小学5年生といえばちょうど「ギャングエイジ」にあたる年齢。

子供が親や教師などの大人から離れて、同年代の友達や集団を大切にする時期で、男女の体の違いなどもはっきりと現れてくる年頃です。

登場人物のなかでも、春菜は特に子供っぽくて、やんちゃで恋愛やオシャレにほとんど興味の無い少女。

少しお行儀の悪い部分はあっても、早いうちから男女の関係に興味を持つことはなさそうな普通の子供なのに、何気ない一度きりの遊びで妊娠してしまう。

これを、女性漫画家が描くと子供を育てるための苦難や身の振り方にスポットライトが当てられるのでしょうが、作者は「さそうあきら」男性によるものです。

若い担任の女性教師は私生活とPTAに挟まれて子供の訴えから目をそらし、親は春菜を子供扱いして受け流し、子供自身は妊娠という事象の重大さを理解していない。

そんな中でクラスの子供達は、目覚めたばかりの団結力を奮い立たせて春菜の出産や育児をサポートします。

物語は子供達の結束と担任教師の関係性を成長という形でドラマとしていますが、ママとなった大人の女性にはまた少し違った形に写るものと思います。

ママとなった女性にとっては、他人事ではないかもしれないと少し恐ろしくなる衝撃の一作になっています。

本作は2008年に映画化しています。

全3巻、おすすめします。

ママ友がこわい

一人娘の幼稚園で仲良くなったママ友に、ある日を境になぜか無視されるようになった主人公・サキ。

孤独のなかでぐるぐる巡る辛い人付き合いに少しずつ心が荒れていく・・・子育て中のママたちが抱える悩みをリアルに描いたエッセイ漫画です。

幼稚園は、赤ちゃんだった子供が初めて社会に出て人と比べられる土俵に立つ場所。

ママ達も、自分の子供はちゃんとやっていけているのか、能力としてはどうなのか、自分では無く大切な子供だからこそ変に力が入ってしまったり不安でいっぱいになったりする時期です。

子供同士が仲が良いから安心・・・とはいかないのが、ママ友付き合い難しいところ。

本作の「気にしない、気にしない、気にしたらだめだ」と言いながら心が荒れていく様は恐怖です。

登場人物は個性のあるキャラクターではなく、生々しいくらいの一般人ばかり。

子供と家庭を想う主人公の心理描写が見所です。

絵はエッセイらしいシンプルで読みやすいもので、コマ割りもシンプルなので漫画を読み慣れていない人も悩むこと無く読めます。

最後まで読んだ後に改めて表紙を見ると・・・暗く沈んでいる表情のママとは反対に、手を繋いでいる子供の無邪気な笑顔が心を締め付けます。

作者は野原広子。

他にもエッセイ漫画「離婚してもいいですか?」などが話題になっています。

1巻で完結しているので気軽に読めます。

まとめ

大人の女性にお勧めする作品をご紹介しました。

映画も小説もドラマも同じですが、作品は、触れるタイミングが合わないと心に全く響かない・・・という不思議があります。

ひとつは経験によるもの、ひとつは置かれている状況や状態、ひとつは元々の性質があるのでしょうが、疲れているときは何も頭に入ってきませんし、ナイーブな気持ちの時は陳腐な言葉も痛いくらい響いてきたりします。

感受性と言われるものですが、作品に触れると非常に流動的なものなのだと気づきます。

本を読んで知識を肥やすことはとても素敵なことですが、知識というものは増えても心が潤うことはあまりありません。

逆に、難しくない漫画を読んで心を潤すというのはとても意味のあることだと思います。

アロマを炊くのもいいですし、体を動かすことも大切です。

それと同じような方法として、心の体操という意味で漫画はとても効果的な手段なのだと気づいていただけると幸いです。