私達が日々当たり前のように使っている日本語。

その中にはなんとなーく使っているけれどきちんとした意味までは知らない、なんてものも結構多かったりしませんか?例えば「カップリング」もその1つ。

カップリング曲などそんな言葉はよく耳にするけれど、でもちゃんとその意味や正しい使い方などについては調べたことなんてありませんよね。

ということで今回は改めてカップリングの正式な意味、またカップリングという単語が付いたいろんな言葉の意味について学んでいくことにしましょう。

更に昔からよく聞くカップリングパーティーの実態についても詳しくご紹介していきたいと思いますよ。

それでは早速見ていきましょう。

カップリングとは?

それではまずカップリングの基本的な意味などについて見ていきたいと思います。

カップリングと聞いた時、皆さんの中にはカップル・恋人・組み合わせる……などなどこんな意味を思いつくという人が多いかと思いますが、果たしてそのイメージは正しいのか?一体カップリングにはどんな意味が含まれているのか?カップリング〇〇といった風に、日常でよく聞くカップリングを使った言葉なども色々挙げていくので、そこのところも参考にしながらしっかり学んでおきましょう。

1. 辞書的な意味

辞書で調べてみるとカップリング(coupling)という言葉には、「2つのものを組み合わせる」「結合させる」といった意味があるそうです。

つまり2つのものを1つにするという意味なので、曲と曲を組み合わせるカップリング曲や、2つの分子を一緒にするカップリング反応、という言葉としてよく使われるわけです。

ただ世間ではカップリングという言葉を男女同士の組み合わせを作る時や恋人に対してなどに使うことの方が多いようなので、みんなカップリングと聞いた時に=カップル・恋人といった意味をすぐ連想しやすくなってしまっているようですね。

また辞書を見てみると「2つのものを組み合わせるために使われるもの」もカップリングの意味として含まれているらしく、カップリングパーティーなど何かの場の名前として使われることも多くなっているようです。

2. カップリング曲とは

カップリングという単語を使う言葉の中で、皆さんが特によく耳にするものといえば、やはりカップリング曲あたりになるのではないでしょうか。

先程お話したようにカップリングとは「2つのものを1つに組み合わせる」という意味なので、カップリング曲という言葉も音楽を2曲組み合わせる時に使われるのですが。

もっと細かく説明すると2曲入りシングルの内の2曲目のこと、つまりサブの曲のことをカップリング曲と呼ぶんですね。

そしてそれに対しメインとなる1曲目のことをタイトル名と呼び、それがそのまま盤名として使われるのが一般的となっています。

3. カップリング反応

カップリング反応という言葉はあまり耳にしたことがないという人も多いかもしれませんが、これは2つの分子を結合させて1つの分子にするという科学反応のことを指します。

かなり専門的なことなので筆者にも内容は詳しくは分からないのですが、天然物の全合成などで多用されることが多いようですね。

その結合させる物や方法、反応なども様々なものがあるようですが、その内のヘック反応・根岸カップリング・鈴木・宮浦カップリングという反応が2010年にはノーベル化学賞を受賞したこともあるそうです。

2つのものを組み合わせるというところはカップリングの意味としては正しいと言えますし、なんだかすごい偉業を成し遂げていることのようですが……ただ専門的すぎて私達がよく連想するカップリングの意味とはかなりかけ離れた世界のような気がしますね(笑)

4. 動物の交配

カップリングという言葉は2つのものを組み合わせるという意味から、動物の交配を指す言葉にもなっているようです。

つまり人間も含め、生物の雄雌が結ばれ遺伝子(子供)を残すということに対して使われる言葉となっているわけです。

そしてその影響があるのか分かりませんが、世間では男女が恋人になることに対してもカップリングという言葉を使われたりしますよね。

もちろん根本的な意味は全く違うかもしれませんが、男女が結ばれるというところでは同じような意味になりますし。

こちらの方が簡単な意味でより気軽に使うこともできるので、世間にもすっかり浸透しているように感じられます。

しかも最近は合コンや街コンなどカップルを作るためのイベントがかなり増えてきたので、この言葉を見る機会もより多くなってきたような気がしますね。

5. カップリングパーティー

先程もお話しましたが、世間では男女が恋人になることに対して特にカップリングという言葉を用いたりします。

そして男女が恋人になることを目的として行われるパーティーのことを俗にカップリングパーティーと呼ぶんですね。

ちなみにカップリングパーティーは別名ねるとんパーティーや恋活パーティー・婚活パーティー・お見合いパーティーなんていう風にも呼ばれたりしていて、男女が本気で恋人を作るための手伝いをする場とされています。

つまり参加する人達も気軽にではなく、本気で恋人や結婚相手を探すために集まってくるということです。

今流行りの合コンや街コンなどは出会えなくても食事やお酒を楽しめれば良い、というところがあったりするので、その本気度の差がこのカップリングパーティーとの違いと言えますね。

カップリングパーティーの仕組み

カップリングという言葉の意味についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?想像通りだったという人もいれば、今まで知らなかった意外な意味や使い方を学べた、という人もいらっしゃったのではないでしょうか。

さて、ではカップリングという言葉の勉強ついでに、ここからは先程登場した「カップリングパーティー」についてもっと詳しく徹底解剖していきたいと思います。

カップリングパーティーについてもなんとなーく知っているだけという人はきっと多いはず。

これを機にしっかり学んでおけば、良い出会いを見つけるための参考になるかもしれませんよ。

それでは読んでいきましょう。

1. ねるとん紅鯨団から火が点いた

先程もお話したとおり、カップリングパーティーとは男女が本気で恋人・結婚相手を見つけるために開催されるパーティーとなっていますが、その原型はTV番組「ねるとん紅鯨団」からきていると言われています。

「ねるとん紅鯨団」は1987年から1994年まで放送されていた番組で、司会は人気絶頂期のとんねるず。

素人参加型による集団お見合いパーティー企画の番組となっていて、当時はこれがものすごい大ヒットとなっていました。

番組の参加者は一般公募の中から数人の素人が選ばれ、当日は最初に男女の自己紹介からスタート。

そして自由に話せるフリータイムを経て、最後に男性の方から意中の女性へ告白。

女性がOKをすれば見事カップル誕生!というのが番組の流れになっていたんです。

ちなみにお見合い系の他の番組やパーティーなどで告白の時「ちょっと待ったー」と叫ぶのが定番として知られていますが、それもこの「ねるとん紅鯨団」がキッカケで生まれた言葉だったりするんですよ。

そしてこのすごいヒット番組が全国的に広まったことで、数々のカップリングパーティーが開催されるようになっていったわけなんです。

2. 様々な別名

そんなカップリングパーティーですが、目的や内容に合わせていろんな形のパーティーが行われるようになっていきました。

そして先程もお話したように様々な別名がつくようにもなっていったんです。

ではそのパーティー別にも細かく見ていくことにしましょう。

1. ねるとんパーティー

まずはねるとんパーティー。

これは「ねるとん紅鯨団」と名前が近いことからも分かるとおり、TV番組の影響を特に受けて開かれていたパーティーと言えるでしょう。

内容も自己紹介→フリータイムときて、そして最後には告白まで。

しかし告白と言っても番組のように男性から女性へきちんと言ったりするわけではありません。

ねるとんパーティーの場合は男女共に、カップルになりたいと思える相手の名前(または当日割り振られた番号など)を噛みに記入して提出。

希望がマッチすればカップル成立となり、電話番号やメールアドレスの交換などができるようになっているというわけです。

そんなねるとんパーティーの大きな特徴は、番組の影響を受けていることもあって、全体の雰囲気が軽いというところですかね。

合コンや街コン同様「楽しめればいい」という気持ちで参加している人も結構多く、数あるカップリングパーティーの中でも本気度が低いパーティーと言えるかもしれません。

若い人やとりあえず参加してみたいという人なら良いかもしれませんが、本気で出会いを求めているという人の場合は他のパーティーに参加した方が良いのかもしれませんね。

2. 婚活パーティ―

続いて婚活パーティーですが、これはその名の通り、結婚への意識が高い人達が集まるためのパーティー。

将来的に結婚を考えられるような人との出会いを目的として開かれる交流の場となっています。

結婚を意識するというだけあって、参加する人の年齢も20代~50代までと幅広いものに。

職業も会社員やOL・公務員・看護師など、しっかりした仕事に就いている人が多くなってきますね。

ちなみに婚活パーティーに参加する人は結婚を逃した人やモテない人ばかりなんてイメージもあったりしますが、決してそんなことはありません。

単に職場などに出会いがないという人や、もっと結婚に前向きな人と出会いたい人など、様々な理由で参加する人だってたくさんいるんですよ。

そんな婚活パーティーも流れ自体はねるとんパーティーとそこまで変わらず、自己紹介→フリータイム→告白タイムがメインとなっているところが多いようです。

が、やはり参加者の意識から既に違っているので内容的には更に充実したものになっているようですね。

しかし結婚を意識しているからといってそこまで堅苦しく緊張感があるパーティーというわけでもありません。

むしろ最近のものは割とカジュアルな雰囲気のパーティーが増えてきているので、初心者の方での参加しやすいのではないでしょうか。

3. お見合いパーティー

カップリングパーティーの中にはお見合いパーティーと呼ばれるものもありますが、これも呼び方が違うというだけで内容はほぼ婚活パーティーと同じ。

こちらも先程お話したように結婚への意識が高まった人達が集まり、結婚相手にふさわしい方を見つけるための場となっています。

パーティー内で行われるイベントも、自己紹介やフリートークなど、ほとんど同じ。

参加する人達の年齢層や職業、結婚に対する本気度なども婚活パーティーとは大差ないと言って良いでしょう。

ここ数年は「婚活」という言葉がかなりの勢いで流行ってきたため、単にみんながお見合いパーティーという呼び方から婚活パーティーという呼び方に変えたというだけの話なんですね。

ちなみにお見合いパーティーの場合は(婚活パーティーもそうですが)、一般の人が誰でも参加できるような自由なパーティーと、結婚相談所などが会員のために行う会員限定のパーティーとの2種類が多くなってくるようです。

また最近は地方(特に過疎地)などで嫁不足対策としてパーティーを開催するところも増えてきているようですよ。

そういう所だと必死にお嫁さんを見つけようとする人が多くなってくるので、普通のお見合いパーティーに比べて本気度がまた更に違ってくるかもしれませんが。

近場でなかなか良い相手に巡り合えないという人や、遠方に嫁いでも良いなんて考えている人なら、そちらの方に参加してみるのも良いのかもしれませんね。

4. 恋活パーティー

「婚活」同様「恋活」という言葉もかなり流行るようになりましたが、この2つの大きな違いは何かというと、婚活=結婚相手としてふさわしいお相手探し/恋活=結婚まではいかないが真剣に恋愛するための恋人探し、というところになってくるでしょう。

つまり恋活パーティーも婚活パーティほど意識が高いものではなく、まず恋愛がしたいという人が集まり彼氏・彼女を探すための場と言えるわけです。

まぁ目的は違ってもパーティーの内容などはやはり自己紹介やフリータイムなど似たものになっているようなんですが。

ただ恋活パーティーの方が意識が低い分、気軽に楽しもうという雰囲気が強いですし、男女が自由に話せるようフリータイムをメインにしているところなども多くなっているようですね。

そのため恋活パーティーの場合はカップル成立までいかなくてもとりあえずその日は友達になって、その後個人的に交流を持っていくという人や、お互いの友達同士で集まったり合コンを開いたりするなど、自由な結果で終わる人達も多く見られるようです。

まだ10~20代の若い人や、とりあえず恋愛をしたいという人達にオススメのパーティーとなってくるでしょう。