美味しいごはんを食べて「日本人で良かったなぁ」と感激した経験はありませんか?

そう、お寿司・天ぷら・煮物などなど…日本には美味しい料理がたくさん!メニューも豊富で味や見た目も素晴らしく、世界からも高い評価をされていたりするほどなんですよね。

でもそこでふと思いついた疑問が……日本人の皆さんは一体どんな料理を本当に美味しいと思っているんでしょうか?よくTVなどで外国人の方が美味しいと思う料理は紹介されていたりしますが、日本国民はどんな料理を好みとしているのでしょう?

そこで今回は日本人が特に美味しいと思う代表的な料理13選についてご紹介していきたいと思います。

どの料理が人気なのかだけではなくそれぞれの料理に一体どんな特徴があるのかなども一緒にご紹介していくので、普段何気なく食べているごはんのこと、ここで改めて学んでおきましょう。

日本人の味覚は変わってきた

冒頭でもお話したように美味しい料理がいっぱいの日本ですが、それも納得。

実は日本人の味覚は他の国の方々に比べてとても繊細で、旨味を感じる力に優れていると言われていたりもするんです。

しかし近年は日本の国際化・欧米化などに合わせて、日本人の味覚も変化してきていて……外国人の方のように濃い味や脂っこい味などを好む人が多くなってきてしまったようなんですね。

せっかくの素晴らしい味覚を持っている国に生まれたのにこれは非常に勿体ない。

そこでまずは日本人の味覚やその変化について改めて学んでいくことにしましょう。

果たしてあなたの味覚は変化しているのかいないのか、きちんと美味しいものを見極められるようになっているのか、色々考えながら読んでいってみてくださいね。

1. 味覚の欧米化

先程もお話したとおり、近年は日本国内の国際化・欧米化と共に日本人の味覚もどんどん欧米化していると言われています。

実際最近の日本の家庭の食卓には野菜よりも肉などが多く並ぶようになっているようですし、色々な食品の味も昔より濃いものになってきているようなんですね。

しかし一体どうしてそうなってしまったのか?

原因として大きく考えられるのはやはり国際化・欧米化が進み海外の美味しいものが日本に色々入ってきたこと。

そしてそれらを食べて生活するようになったことで、日本人の舌が戦後に比べて格段に肥えてきてしまったというところにあるようです。

そもそも日本人は戦後の頃本当に悲惨な食生活を送っていたせいで「美味しいものを食べたい」「栄養を摂りたい」という気持ちの強い人が多かったようなので……海外の美味しいものを食べれるようになったことでその味に感動し、ずるずるそのまま引きずって好みになってしまったという人が増えてきてしまったのではないでしょうか?

2. 濃い味が好まれている

味覚が欧米化したことで、やはり日本人の多くが濃い味を好むようになってきているようです。

そのため先程もお話したように家庭の食事には肉や味付けの濃い料理が並ぶようになってきてしまいましたし、食事の際外食やファーストフードなどを摂る人もどんどん増えてきてしまっているんです。

またコンビニのお弁当やカップ麺なども10年前に比べると格段に味が濃いものに変化してきていると言われていたりもします。

しかしこれでは当然健康に良いわけがありませんし、糖尿病などの深刻な病気の原因となってしまいますよね。

また舌が濃い味に慣れてしまうと、日本の昔ながらの和食の味などではもう満足できない、なんて事態が起こってしまう恐れもあると考えられています。

つまり味覚が欧米化することで、日本の美味しい料理が段々美味しく感じられなくなってしまう…なんてことになりかねないということなんです。

3. 脂っこい食事が好まれている


味覚の欧米化によって日本人がもう1つ好むようになってしまったのが、脂っこい食事です。

それこそお肉が代表的なものですね。

また揚げ物料理やファーストフード、そして中華料理などもどんどん好まれるようになってきてしまいました。

しかし濃い味の料理同様、脂っこい食事だって当然健康に良いわけがありません。

近年は日本の肥満化も深刻視されていますし、動脈硬化や脳梗塞などの疾病を起こす人も続々と増え、最悪死に至るケースだって多くなってきていると言われているんです。

昔から和食は肥満防止・改善につながる健康食と言われているように、やはり日本人には日本の料理が1番適していて1番健康的だと考えるべきなのでしょうか。

もちろん洋食を食べたいというのは仕方がありませんし脂肪分を完全にカットというのも難しいかもしれませんが、せめて欧米人のようにやたらと脂っこいものを摂取するのは控えるようにしてもらいたいですね。

4. 子供のうちから味覚を育てるのが大切

ではこういった味覚の欧米化を止めるためには一体どうしたらいいのか?1番良いのはやはり子供のうちからしっかり味覚を育てるのが大切と考えられています。

つまりお母さんが日本人に適した味の美味しい料理を作って、子供にそれを覚えてもらうということですね。

そうすればきっと子供は大人になってもその味を忘れず、日本人らしい味覚で日本の料理を味わって食べることができるはずです。

実際子供の頃の食生活というのは大人になってから多大な影響を与えるものですしね。

お肉よりも野菜中心の食事にして、濃い味や脂っこいものを控えることができればベストでしょう。

毎日そんなきっちり栄養バランスの摂れた美味しい食事を作るというのもなかなか大変なことですが、そういう子供が増えることできっと日本人の味覚の欧米化も改善することができるようになるはずですから。

日本の将来のためにもぜひ実践してもらいたいところですね。

5. 「旨味」が分かるのは日本人だけ?

先程お話したように、実は日本人の味覚は非常に繊細で、旨味を感じることにとても優れているというという事実が分かっています。

中には「料理の本当の旨味を分かるのは日本人だけ」なんていう意見を説く人もいるほどなんです。

実際ある調査で日本人・外国人の両方を対象に味覚力調査を行ったのですが。

(飲料サンプルを飲んでもらい甘味・塩味・酸味・苦味・旨味・無味のどれかというのを当ててもらうという調査)その際なんと外国人100人の正解率が34%、対して日本人100人の正解率がその約2倍の71%という驚くべき結果が出ていたようなんです。

そもそも日本人というのは昔から昆布や鰹節と言った旨味成分を軸とした出汁文化の中で育ってきたので、そのおかげで味覚力が自然と鍛えられていたのかもしれませんね。

「旨味が分かるのは日本人だけ」と言い切るのは大袈裟かもと思っていましたが、本当に日本人の舌はそれだけ優れているということになるのかもしれません。

6. 「五味」とは?

では人が感じる味覚とは一体どういうものがあるのか?

ここからは味の基本的な要素である「五味」について見ていきたいと思います。

食べ物や飲み物によっては辛味や渋味、炭酸のシュワシュワした感じなど、まだまだ他にもいろんな味覚を感じるかもしれませんが。

とりあえず今回は1番基本となる5つの味覚に焦点を当てていきたいと思います。

「美味しい」「まずい」という感覚だけでなく、それぞれの味覚が体に与える働きなどもあるので、これを機会にその辺も詳しく知っておくようにしましょう。

1. 甘味

まず甘味ですが、これは当然甘さに関する味覚ですね。

甘さを特に感じられる代表的な食べ物なら、チョコレートやケーキ・アイスクリームといった甘いお菓子類、野菜や果物類ならトウモロコシやカボチャ・バナナ・ぶどう、調味料で言うと砂糖などが挙げられてきます。

そんな甘いものは「虫歯になりやすい」「太りやすい」など悪いイメージもあり、摂取を控える人も多かったりしますが、実は甘味というのは体に養分を補給し胃腸の働きを整えてくれるという働きもあったりします。

また疲れている時は甘い物を摂ると元気が出る、なんてよく言われていたりもしますよね。

確かに摂り過ぎは肥満・病気の原因になり良くありませんが、体の為には多少摂取が必要な味覚となります。

【おすすめの甘い食べ物は、こちらの記事もチェック!】

2. 塩味

次は塩味についてですね。

こちらは俗に言うしょっぱいという味覚になっています。

代表的な食べ物ならスナック菓子・海苔・海鮮類、調味料で言うと塩・醤油・味噌などが挙げられます。

こちらも甘味同様、摂り過ぎると糖尿病などの疾病の原因になりかねないとも考えられていますが、他の味覚を吸収と排泄を促すという重要な働きがあります。

つまりこの塩味があることで他の味覚をより体に取り入れやすくなるということですね。

料理においても味を左右する要となっているので、人にとって特に欠かせない大事な味覚と言えるでしょう。

ただしもちろんこちらも摂取のし過ぎには要注意ですよ。

3. 酸味

続いての酸味は、俗に言うすっぱいという味覚ですね。

食べ物なら梅干しやもずく、レモン・
みかんといった柑橘系のフルーツやいちご・キウイ・パイナップル、調味料なら酢などが挙げられてきます。

すっぱいという感覚は口や体に強い刺激を与えるので、苦手という人もいるかもしれませんが……しかし酸味には肝機能を活発化させるという意外な働きもあったりします。

病気の時などは口をサッパリさせ食欲を増進させる効果がありますし、甘味同様すっぱい食べ物で元気が出るという人もいたりしますよね。

また料理においても良いワンポイントとなることが多いですし、クセになってしまうような味を引き出すこともあるので、その味に病みつきになってしまうという人も多いのではないでしょうか?

4. 苦み

続いては苦味になりますが、こちらはその名の通り苦いという味覚で、他の味覚に比べると苦手な人も多いものになるのではないでしょうか。

食べ物もピーマンやゴーヤ・銀杏といった野菜類、飲み物もコーヒー・ビール・緑茶などが挙げられてくると思います。

単体ではあまり口にしたくないという食品も多かったりしますが、しかし料理に加えることで何故か一層美味しく感じられるようになるといった不思議な味覚でもあるんですよね。

また苦味というものには実は体を冷ますという働きがあるので、夏の暑い時期や熱体質の方などにも実はオススメの味覚でもあります。

夏場は積極的に摂っていくようにすると夏バテ防止などにも効果があるかもしれませんね。

5. 旨味

先程、日本人が旨味を感じる力に優れているというお話をしましたが、実はその旨味というのも五味の中の1つ。

旨味って「美味しい」とかそういう感覚のことを言うんじゃないの?とよく勘違いする人も多いのですが、実は旨味も甘味や塩味などと同じ、基本的な味覚の仲間になってくるんです。

ただ他のもののように甘い・しょっぱい・すっぱいと言ったストレートな味覚とはやはりちょっと違っていて、簡単に言うと美味しさを引き立たせるための味覚といった感じですね。

代表例も食べ物や飲み物などではなく、昆布に含まれるグルタミン酸や、鰹節や肉類のイノシン酸、しいたけに含まれるグアニル酸など、いわゆる旨味成分が挙げられてきます。

つまり先程もお話したように、日本人が昔から愛してきた出汁文化の基となる味のことで、日本人の舌を繊細に鍛えてきた味ということになりますね。

実際どの料理も旨味を意識することで美味しく作ることができるほどなので、料理において実は最も重要で優秀な味覚と言えるのかもしれません。

7. 料理は国の文化の集大成

先程もお話しましたが、日本に美味しい料理がたくさんあるのは、それだけ日本人の味覚が優れているという証拠になるのではないでしょうか。

そして日本人の味覚がそれだけ優れるようになったのは、日本人が旨味成分にこだわり繊細な料理を食べ続けたという証拠。

つまり料理というのはその国の形・背景などを表しているわけなんですね。

言うなれば国の文化の集大成というわけです。

だから料理というものはただ食べて終わるだけではなく、「この国に生まれたからこそこんな美味しいものが食べられるんだ」と1つ1つ感謝をしながら食べていくべきなのではないでしょうか。

これを機に日本の料理という物を見つめ直して、改めてよく味わって食べてみるのも良いのかもしれませんね。

美味しいと思う料理13選

では、日本の料理を見つめ直すという意味も込めて、ここからは日本人が美味しいと思う料理13選についてご紹介していきたいと思います。

中には日本生まれではない料理などもありますが、どれも日本ではすっかりお馴染みで多くの人から愛されている料理。

しかも全て本当に美味しいものばかりなので、きっと皆さんも読んでいて納得できるはずですよ。

もしかしたら読んでいる途中でお腹がなってしまうかもしれませんね(笑)

1.おでん

日本にはいろんな美味しい鍋料理もありますが、中でも特に日本人に愛されているメニューと言えば、やっぱりおでん。

寒い季節になると何故か絶対に食べたくなっちゃう、なんて人も多いのではないでしょうか?実際国民の皆さんに「秋冬に食べたいものはなんですか?」というアンケートをしてみても、「おでん」と答える人がなんと8割以上。

人によっては春夏も食べたりしているようですが、やはり冬になると食べたくなるという人が圧倒的に多くなるようです。

ちなみにアンケートで「好きなおでんの具材」についての質問もしてみましたが、ほぼ全員が1位に選んでいたのが大根でした。

味がしっかり染みたほくほくの大根はやっぱり格段に美味しいですからね。

そしておでんと言えば他にも卵・こんにゃく・厚揚げ……など本当に美味しい具材ばかり。

いろんな具材をここまで美味しく一気に味わえるなんて―――とっても優秀で万能な日本料理の1つですよね。

2.カレーライス

こちらも日本ではすっかりお馴染みの料理、カレーライス。

中には「日本人の国民食」なんて呼ぶ人がいるほど大人気のメニューでもあります。

そんなカレーライス、インド料理発祥の料理と思っている人も多いかもしれませんが、実はちょっと違います。

確かにカレー自体はインド料理の特徴的な調理法を用いて作られたものなのですが、それをご飯にかけてカレーライスとして食べるようになったのは元はイギリス。

それが更に日本に伝わって改良されたことで今の形となったわけです。

ただ最近は日本のカレーもナンと一緒に食べたり、スープカレーにしたりといろんな形で食べられるようになりましたが……やはり定番のご飯にかける形が1番美味しいですよね。

しかもみんなが決まって大好きなのが、1晩置いた家庭のカレー。

あれってなんであんなに美味しいんでしょうね。

まさにカレーライスこそ、子供から大人まで、男女問わず、国民みんなから愛されていること間違いなしの最強メニューと言えるでしょう。

3.寿司

昔からある伝統料理で日本人が大好きなものといえば、やっぱりお寿司。

「日本人の好きな食べ物」についてのアンケートをとってもお寿司は毎回必ず1位に入ってくるほどの人気ぶりとなっています。

また今やお寿司はアメリカ・フランス・ドイツなど海外でも高い人気・評価を得ていて、日本人だけでなく世界中の人からも愛されるという国際的な料理になっていますよね。

近年は海外に出店するお寿司屋さんなんかもどんどん増えてきているほどですが……でも本当に美味しいお寿司を食べるのならやっぱり日本が1番!

旬にピッタリのプリプリの鮮度のお寿司を食べれた時なんて、もう本当にたまりません。

昔は老舗の江戸前寿司店などで食べるのが普通だったお寿司も、今は宅配寿司や回転寿司が普及したことで誰でも気軽に手頃に食べられるようになって、それがまた嬉しいところです。

ここ数年も年々日本・海外共に人気が上がっているようですし、お寿司を超えるほど美味しくて人気の料理というのはなかなか現れないのではないでしょうか?

4.刺身

お寿司がここまで人気なら、当然お刺身だってみんな大好きなはずですよね。

先程お話した「日本人の好きな食べ物」アンケートでも、実際お刺身はお寿司に次いで2位やかなり上位に入ってくるほどの人気なんです。

しかもお刺身と言えば定食として食べたり漬けにしたりと、お寿司以上に幅広い食べ方ができるのも大きな魅力。

特にお酒との相性が抜群で、おつまみとしていただくともう最高なんですよね。

ちなみにお刺身は関東と関西でもいろんな違いがあるというのをご存知でしたか?例えば関東では「お刺身」だけど、関西では「お作り」と呼ばれることが多くなっていますし。

また関東では主に赤身の魚が好まれているようですが、関西では反対に白身の魚を好む人が多いんだそうです。

調理法に違いなどはない同じ料理なのに、そんな違いまであるなんて面白いですね。

お店に行けば盛り付けなどもすごく芸術的ですし、お刺身って一見シンプルなようで実は凄く奥が深い料理なのかもしれませんね。

5.天ぷら

もう1つ伝統的で大人気の日本料理と言えばそう、天ぷら。

こちらも日本人みんなから愛されている料理で、さらにお寿司やお刺身に引き続き海外の人からの人気・評価も高いメニューとなっています。

そんな天ぷらの魅力と言えばレンコン・カボチャ・さつまいも・タラの芽・エビ・イカ・鮎……などといった本当に多くの具材を美味しくいただけるということと、やっぱりあの衣のサクッフワッ感が味わえるというところですよね。

またそのままでももちろん良いんですが、お蕎麦と一緒に食べたり天丼にして食べたりと、いろんな食べ方をしても美味しいというところがまた最高なんですよね。

ちなみに天ぷらと言うと天つゆをつけて食べるというのが普通のように思われていましたが、中には塩をつけて食べるという人も結構いるみたいですよ。

そうすると素材の美味しさをよく味わうことができるし、衣の食感もより楽しめるようになるんだそうです。

天ぷら好きという方はぜひ今度1度試してみてはいかがでしょうか?

6.餃子

パリパリに焼けた皮に、中から肉汁がジワ~……餃子って想像しただけでも本当に美味しそうだし、食べたくてたまらなくなってきますよね。

特にお酒を飲んでいる時やラーメンを食べている時、何故か無性に餃子って食べたくなっちゃうんですよね。

そんな餃子も元は中国発祥の料理として知られていますが、実は焼き餃子は日本の方が主流になっているって知っていましたか?

元々中国では餃子と言えば水餃子が主流になっていて、しかも主食として食べるのが一般的。

私達が普通にしているように焼き餃子にしてご飯と一緒に食べるというのは、実は日本で生まれた独自の文化だったんです。

確かに日本にも水餃子・蒸し餃子・揚げ餃子などいろんな形のものがありますが、やはり定番なのは焼き餃子というイメージですしね。

実際日本に来た中国人の方なども、焼き餃子を見てびっくりするということが多いようです。

でもこんな美味しい焼き餃子を主流にして独自の文化を生み出してしまうなんて、改めて日本ってすごいなって思うし、日本に生まれて良かったなんて思えてしまいますよね。

7.ラーメン

ラーメンも日本ではすっかり定番となっていて、みんなが大好きな料理。

そのあまりの人気ぶりにこちらもカレーライスと並んで「日本人の国民食」なんて呼ばれたりしているんですよね。

皆さんの中にはお酒を飲んだ後など特に食べたくなるなんて人が多いのではないでしょうか?

ちなみにラーメンを中国料理と思っている人も多いかもしれませんが、実はラーメンは立派な日本料理。

確かに中国の麺料理を基として作った料理なのでルーツは中国料理になるのですが。

日本で明治時代に尾崎貴一さんという人が日本人向けの中華料理屋「来々軒」を開店し、そこで登場し人気となったのが当時南京そば・支那そばなどと呼ばれていたラーメンだったんです。

そこから日本国内に中華料理屋がどんどんオープンし、ラーメンが定番メニューとして広まっていったんですよ。

なので今は本当に数多くの美味しいラーメンが色々登場してきていますが、それらは誇るべき立派な日本料理と言えるわけなんですね。

8.鶏のから揚げ

鶏のから揚げを嫌いな人なんて滅多にいないはず。

こちらも子供から大人までみんなに愛され続けている本当に美味しい料理ですよね。

「日本人の好きな料理」アンケートでも必ず上位に入ってくるほど。

普通にご飯のおかずとして、お弁当のおかずとして、お酒のおつまみとして……と様々な場面でも見かけることが多い大人気のメニューになっています。

ちなみに唐揚げは体に悪いというイメージもありますが、実は滋養強壮・疲労回復・貧血予防・血栓予防と非常に体に良い働きのある食べ物でもあります。

唐揚げによく使われる鶏モモ肉には鉄分や血中コレステロールを抑える不飽和脂肪酸(オレイン酸やリノール酸)が多く含まれているので、そういう働きが出てきてくれるんですね。

もちろん揚げ物なので食べ過ぎは体に良くありませんが、多少健康に良いということが分かると、なんだか今まで以上に美味しく食べることができそうですよね。

9.グラタン

グラタンも多くの人から愛されている大人気の料理ですよね。

マカロニやジャガイモ・トマト・シーフードなどなど、具材にとろーり絡んだホワイトソースとチーズを想像しただけでお腹が鳴ってしまいそうです。

そんなグラタンは元はフランスのドーフィネ地方発祥の郷土料理で、それが日本に伝わって発達した料理だと言われています。

日本ではベシャメルソースと言われるソースを具材に絡めて、上からチーズをかけて焼くというのが元々の一般的な作り方だそうなんですが。

家庭では先程お話したようにホワイトソースや、トマトソース・デミグラスソースなどを加えて作るというのがすっかり定番となっていますよね。

具材もチキンやキノコなど色々変化をつけていけば、楽しみ方も無限に。

おでんに続いて、冬になると何故か食べたくなる極上のメニューです。

10.ナポリタンスパゲティ

今や日本にもいろんな美味しいパスタ料理が登場してきましたが、それでもやっぱり昔ながらのナポリタンスパゲティが大好きという人はきっと多いのではないでしょうか。

ベーコン(ウインナー)・玉ねぎ・ピーマン、そして味付けはケチャップととてもシンプルで簡単な料理なのに、何故かとっても美味しくて病みつきになってしまうんですよね。

そんなナポリタン、実は日本で生まれたパスタ料理って知っていましたか?生まれた場所は横浜にあるホテルニューグランド。

そしてナポリタンを生んだ人が当時二代目総料理長を務めていた入江茂忠さん。

なんでもその頃は太平洋戦争が終結した後で、ホテルニューグランドはGHQの総司令部として使われていたらしいんですが、その時にダグラス・マッカーサーという人が「ハンバーガーを食べたい」と洩らしたそうなんですね。

しかし当時は戦後の物資不足でハンバーガーを作るための材料が取り寄せられず……そこで入江さんは物資の中にあったパスタとケチャップを見て、試行錯誤の末ナポリタンを誕生させ、多くの兵士に振舞ったそうなんです。

その後いろんなお店で改良が加えられ、そして今のナポリタンの形が出来上がったと言われています。

一見すごく簡単で気軽そうなナポリタンですが、実はこんなに深い歴史が隠されていたんですね。

そう考えると病みつきになってしまうのも納得なのかもしれませんね。

11.麻婆豆腐

以前は麻婆豆腐と言うと中華料理屋でしか食べられないもの、というイメージでしたが、今ではすっかりポピュラーとなり、いろんなお店で食べられるようになりましたよね。

都内などには麻婆豆腐の専門店なども登場するようになり、そのピリ辛の美味しさに病みつきになるという人もどんどん多くなってきたように思えます。

そんな麻婆豆腐は元は中華料理(四川料理)の1つでそれが日本に伝わってきて広まったのですが、日本のものは本場のものに比べてそこまで辛すぎず、美味しく食べやすいように若干改良がされているようなんですね。

本場の四川風の麻婆豆腐は辛さがもっと鋭く強い風味になっていて、旨味のあとに辛さがくるようきちんと二段技に仕込まれているようなんです。

最近は日本でも本場の味にこだわるお店がどんどん増えそういった本格的な麻婆豆腐も食べられるようになりましたが、実際食べてみるとやはり日本のものとはちょっと味が違ってだいぶ辛さが強くなっているみたいです。

でも中にはその本場の辛さが美味しくてハマってしまうという人も出ているんだとか。

辛いのが苦手な人はダメかもしれませんが、元々辛いものや麻婆豆腐が好きという方には、この本格麻婆がオススメかもしれませんよ。

12.肉じゃが

日本人ってやっぱり煮物が大好きだし、食べるとなんだかホッとするような気持ちになりますよね。

中でもみんなが親しみやすくて大好きな煮物と言えば、やっぱり肉じゃがなんじゃないでしょうか?

男性が彼女や奥さんに作ったもらいたい料理としても常に人気で定番となっているメニューだったりします。

ただ肉じゃがってただ煮込むだけというシンプルな作り方なのに、煮込み過ぎてジャガイモなどが煮崩れしてしまう…など意外と失敗も多い料理でもあるんですよね。

そこで肉じゃがを美味しく作るための2つのコツをご紹介。

まず肉じゃがを作るなら鍋じゃなくフライパンを使うようにしましょう。

平たくて面積の広いフライパンを使えばムラなく全ての食材にきちんと火を通すことができるので、野菜が柔らかくなるのも早くなりますよ。

そしてもうご存知の人もいるかもしれませんが、煮物は煮続けるのではなく、冷ますことで一気に味が染み込んで美味しくなります。

肉じゃがを煮て水分が3分の2程度になったら1度火を止めて、1時間くらい冷ますようにしましょう。

こうするだけで皆さんの肉じゃがも煮崩れすることなく格段に美味しくなるはずです。

上手く作れず悩んでいるという方はぜひ試してみてくださいね。

13.オムライス

国内にはオムライスが大好きという人も多いはず。

昔から日本人に人気の定番洋食メニューの1つで、これも本当に美味しくてたまらない料理なんですよね。

しかも見た目がフランス料理のオムレツそっくりなので一見海外生まれと思われがちなんですが、なんとオムライスも実は立派な日本料理。

オムレツからヒントを得てはいるんですが、中にお米を入れたらどうだろう?

というお米を愛する日本人らしい発想から生まれたもので、卵とご飯という相性の良さにまたたく間に日本全国で話題となりそのまま大人気となっていったんです。

そして現在ではオムライスは専門店なども多く見られるようになりましたし、喫茶店やカフェ、そして当然ご家庭と、本当にいろんな場所で食べられるようにまで進化。

さらに最近は昔ながらのケチャップライス&薄焼き卵のオムライスだけでなく、バターライスやふわふわ卵など本当に様々な種類のものが登場してきて……日本人みんなが色々な味を楽しめるようになり、ますますオムライスは愛されるようになりましたよね。

もはやオムライスも日本のソウルフードの1つと言っても過言ではないのかもしれませんね。