小さい頃に憧れだった職業はありますか?
今の小学生たちはユーチューバーだったり、クリエイターだったり、スポーツ選手だったり、華やかな世界で活躍する職業に憧れる子供達が多いようですね。

子供たちが華やかな職業に憧れるのは今も昔も同じ。

そんな華やかな職業の中で今回は、昭和時代の女性も憧れた職業「バスガイド」について掘り下げていこうと思います。

そしてバスガイドと言えば修学旅行、特に男子生徒には大人気ですよね。

そのモテる理由も一緒に探っちゃいましょう!

バスガイドに憧れた経験はありませんか?

さて、女性の皆さんの中にはバスガイドに憧れた方も多いのではないでしょうか?例えば絶対なりたい、までは行かなくてもステキな職業だな、と感じた事位はあるでしょう。

バスガイドといえばにこやかに車内に案内してくれ、観光名所についてスラスラ流れるように、かつ聞き取りやすいスピードで説明をしてくれ、時にはリクエストに応えて歌を歌ってくれたり、バスをバックさせる際には笛を吹いて大きなバスを誘導する。

かわいい制服を着た綺麗なお姉さんが多くて、品があって、知的な印象もあるし本当にステキですよね。

性別の制限はないので女性にしかできない仕事、という訳では無いですがやっぱり女性の方が際立つ仕事ではありますし、男尊女卑とも無縁そう。

働く姿は社会に貢献している女性として凄く堂々としていてかっこ良く見えますね。

現代では似たような接客業だと「 CA」が女の子たちが憧れる職業として高い人気を得ていますが、バスガイドはCAが登場するずっと以前から女の子の憧れの視線を受けてきた職業なんですよ。

1. 修学旅行の時のバスガイドさんをまだ覚えていますか?

バスガイドと聞いてみなさんがまず思い浮かべるのは修学旅行じゃないかな、と思います。

新聞広告なんかにも入っているバスツアーでもバスガイドが同乗することもあるし、都内の観光バスではよく乗っていますよね。

はとバスツアーも有名です。

でも、おそらくバスガイドの存在を意識して乗った最初って修学旅行の人が多いのではないでしょうか?

修学旅行では同じクラスの男子生徒たちが「どんなバスガイドさんなんだろう」と色めき立つのを呆れ顔で見ている女子の図はよく見られる光景かも。

そう、男子生徒にとってもバスガイドって憧れの存在なんですよね。

品があって綺麗で知的で優しくて、笑顔が素敵。

確かに憧れずにはいられない、完璧と言っていい女性像ですね。

2. かつては女性の憧れの職業だった

そんな女性も男性もつい憧れを持たずにはいられなくなるバスガイドですが、特に人気があったのは昭和の時代。

当時はバスガイドではなく、バスガールと呼ばれていて、元々は市バスに添乗して切符を切ったり、出発の号令をかけたり、バックの誘導をしたり車掌としての仕事をこなしていたんですよ。

現代の観光案内が主な仕事のバスガイドとは少しお仕事の内容は異なりますが、このバスガールこそがバスガイドの発端なんです。

昭和の女性たちがこのバスガールに憧れたのには理由があります。

それはとても難易度の高い職業だったから。

というのがその一つ。

バスガールの採用条件の中には「女学校を卒業していて、容姿端麗であること」という条件があったんです。

女学校といえば家事や裁縫、作法、お琴など、いわゆる花嫁修業の場でもあり、女学校を卒業した女性はそれだけで価値の高い女性だったんですね。

特に明治〜昭和初期の女学校は当然、裕福な家庭しか教育を受けられませんでしたから、余計に敷居は高くそこに通う女性は特別な感じでした。

そこへ更に容姿端麗となれば「憧れの職業」として上がってくるのも当然かと思います。

現実的に自分がなれるかどうかは別としてとにかく憧れる。

昭和の女性たちにとってはおとぎ話に出てくるお姫様のような存在だったのがバスガールなんです。

3. バスガイドになる人はどういう経過をたどるの?

さすがに現代ではバスガイドのなるための条件は変化してきています。

バスガイドになるためにはどうすればいいのでしょうか?

現役のバスガイドが現在の職につくまでに辿ったルートは皆同じ、という訳ではありません。

バスガイドになった年齢も20代という人もいればなんと10代から、という人もいます。

バスガイドになるためにはどうすればいいのか、具体的に調べてみました。

1. 観光バス会社に就職する

そもそもバスガイドってどこに所属しているのでしょうか?例えばイベントコンパニオンならイベントを主催している会社の社員ではなくて、派遣会社から派遣されてくるのがほとんどですよね?

バスガイドはどうかというと、最近は派遣のガイドも増えてきてはいるようですが、基本は観光バス会社の社員です。

つまり観光バスがバスガイドという職種を募集し、その採用試験に合格した人がバスガイドとして雇われ仕事をしているわけです。

バスガイドとして働くためには観光バス会社がバスガイドを募集した時にそれに応募して受験するのが一般的。

その採用試験の際に高卒以上であれば最終学歴や学部、学科などによる制限はなく、観光関連の専門学校に通っていれば学校が就職先を案内してくれる事はあっても、専門学校に通っていたから有利になる、通っていなかったから不利になるということもありません。

バスガールの頃に比べたら格段に敷居が低くなっていますね。

2. 10代のうちから職に就くこともできる

学歴に関しては「高卒以上」にしている所がほとんどで、中には高校を卒業してすぐに採用試験を受け、10代から仕事を始める人もいます。

若いバスガイドが多いのも納得ですね。

バスガイドという仕事は採用されてからが大変で、まずは採用後の研修で専門知識や業務に必要なスキルなどを徹底的に叩き込まれます。

ですから学歴よりも熱意の方が重要なのかもしれません。

バスガイドという仕事は、実は好きじゃないととてもじゃないけどできない仕事です。

現代では採用条件も優しくなり誰もが目指せる職業にはなりましたが、それでもあの品性と知性を身につけるにはやはり並大抵の努力じゃ無理、ということなんですね。

3. 特別に資格を取る必要はない

バスガイドに特別な資格は必要かというと特に必要はありません。

試験の募集条件にも特別、資格の有無の欄はありません。

持っていて損はない、持っていたら仕事がやりやすくなるだろうという資格はありますが、バスガイドになるために必須となる資格はないのです。

誰でも高校さえ卒業していれば目指せる職業ですので、バスガイドへの憧れを抱いている女性はぜひ、挑戦してみると良いですね。

4. 国内旅程管理主任者の資格を求めらえることも

特に資格の必要がないバスガイドですが、持っていて損はない資格もあります。

それが「国内旅程管理主任者」観光バス会社の中には社員採用後のバスガイドにこの資格を義務付ける会社もあるようです。

この「国内旅程管理主任」ですが、取得しておけば添乗員(ツアーコンダクター)としても働ける、という資格です。

ツアーコンダクターって聞いたことありますよね。

通称ツアコンとも言われますから、そちらの方が耳慣れているかもしれませんね。

ツアーコンダクターの仕事はこちらも観光地の案内なのですが、バスガイドと違うのは車内に限らず、というところ。

そして観光ガイドよりも円滑にツアーを進めていけるようにスケジュールを調整したり、チケットの準備をしたり誘導したりするのが主な役目。

観光旅行に行くと観光地に着いた時にバスガイドがバスで待機している場合と一緒に旗を持って付いて回る場合の2パターンありませんか?

一緒に旗を持って付いて回っているバスガイドなら国内旅程管理主任の資格を持っているはずです。

観光バス会社の自社企画のバスツアーではこの資格を持ったバスガイドを添乗させてガイドの出来る添乗員としてお客様への対応をすることが多いようですよ。

一方、最近の旅行会社ではツアーの経費節減の為にバスガイドを同乗させない場合が多いので、添乗員をバスガイドと勘違いしている人もいるそうです。

確かに、女性の添乗員さんだとわかりにくいかもしれませんね。

簡単な見分け方は着ているものが制服かスーツ又は私服かという点。

制服なら添乗員の資格を持ったバスガイド。

スーツ又は私服なら添乗員、と言う訳です。

5. 近年は英語や中国語の能力が求められることも

年々、日本には外国人観光客が増えていますよね。

ビザの緩和や消費税免税制度の拡充、クルーズ船寄港数の増加や航空路線の拡充等が主な増加要因で、2016年の訪日外国人数は過去最高の2403万9千人。

日本は世界各国に比べて英語が浸透していない国ですが、ますます語学力の必要性に迫られてきましたね。

もちろん、英語だけではありません。

訪日外国人数の中でも最も多いのは中国。

中国語もできるに越したことはないのです。

観光地の土産物屋や旅館で働く人たちも身振り手振りを交えた片言の英語などで対応したり、観光協会や自治会などが主催して定期的な語学講習会などを開いている所もあったり、日本もどんどん変化していますよね。

訪日外国人数が増えているという事は当然、外国人観光客のバスツアー利用者ももちろん増えています。

旅行会社や観光バス会社は外国人観光客をターゲットに、着物体験など日本の文化を実際に体験できる体験型のツアーなどを続々と企画し、大人気なのだとか。

東京の人気観光地、浅草ではツアーバスが所狭しと並んでいて外国人観光客のバスツアーの利用の多さを実感させられます。

こういった背景から、近年ではバスガイドにも英語や中国語といった語学力が求められる事もあります。

多言語音声による観光ガイドのついたバスもある様ですが、きめ細やかなサービスためにはやはりコミュニケーションが必須。

乗客の国籍に合わせた言語でもてなせれば、観光バス会社としても質の高いサービスを提供できる会社として評価も得られます。

頭ひとつ秀でたバスガイドになるためには語学力を身につけておくと良さそうですね。

4. 初任給は15~17万円くらい

バスガイドの気になる初任給ですが、15万〜17万くらいが平均だそう。

大卒の初任給の平均が20万、高卒の初任給の平均は都心部で16万〜18万ですから高卒としては平均、または少し少ない位でしょうか。