コールセンターと言えば、たくさんのオペレーターが大きな部屋で待機していて、お客様からのコールを待っている映像を見ることがあります。

大手の量販店のコマーシャルで、時間限定の特別販売の紹介で、「今から1時間の間、オペレーターを増員して皆様からのお電話をお待ちしています!この機会にぜひお申込みください!」と絶叫に近い声で呼びかけて、コールセンターの様子を映し出します。

この場面では、笑顔を絶やさずに電話に応対している姿が印象的です。

お客様からの注文だけでなく、クレームで感情的になったお客様からの罵声も浴びているであろうと思うのですが、にこやかなのが不思議に感じたりするのです。

ストレスは溜まらないのでしょうか?どんな方法で発散しているのでしょうか?長続きしているのでしょうか?いっぱい疑問があります。

そんなコールセンターについてまとめてみました。

コールセンターの仕事ってどんな感じ?

コールセンターの仕事と言えば、お客様からの電話を受けて、笑顔でテキパキと応対している電話交換手の姿を想像します。

テレホンオペレーターというのですが、電話機の向こう側で、どんな人がどんな顔をして話しているのか分からないので、初めて仕事を始めた時には不安でいっぱいだろうと想像します。

ホテルの受付やデパートのインフォメーションでは、面と向かってお客様と話ができるのですが、声だけの応対では聞き取りにくかったりいきなり外国語の問いかけなど、たいへんな仕事だと考えてしまいます。

どんな人がどんな気持ちで働いているのか、仕事の環境はどのようなものか知りたいと思います。

1. コールセンターの仕事内容

コールセンターの仕事は、大きく分けるとお客様からの電話を受信する側(インバウンド)と、お客様に発信する側(アウトバウンド)の仕事に分類されます。

最近では、ネット通販の会社が増えてきたことと、大きな会社のコールセンターでは200人前後の規模のところもあるので、新規開設の場合や大幅増員のところもあるため、派遣会社での募集人数も多くなってきました。

テレフォンオペレーターとして働いている人の男女比は、扱う商品の内容や業種にもよりますが、圧倒的に女性が多い職場と言えます。

ある程度頑張ってオペレーターの経験を積むと、別のコールセンターに転職しても充分に働くことができます。

新規コールセンターを解説する時には、このような経験者は重宝されるので、新しい職場も見つかりやすいのです。

声と経験が重視される仕事ですから、ある程度年をとっても充分に働くこともできるのが特徴です。

新しい商品やシステムの紹介の仕事などでは、むしろ経験を積んで落ち着いた感じのオペレータの方が信頼されることもあるのです。

2. インバウンド(受信)

インバウンド(受信)の仕事は、主にお客様からの問合せの対応と、商品の注文への対応です。

お客様は、いざ興味を持った商品を注文しようとワクワクして電話をかけてくるのです。

初めての電話の応対で、その商品を販売している会社のイメージができあがってしまうのです。

それだけに責任重大です。

問合せの段階では、まだ注文するとは決まっていません。

どのような商品なのか、特徴とか問題点はないのか、発注から納品まで何日必要なのか、とか細かいところを聞いてくるのです。

そこで、様々な商品知識が必要になってきます。

化粧品関係では、肌荒れや炎症の心配もありますし、食品では食べ合わせや副作用などの不安もあるのです。

このような質問に、良く分からないとか不安を与えるような答え方をすると、たちまち興味が薄れてしまい購買意欲がなくなるのです。

丁寧にしかも的確に答えていくことと、分からないことには臨機応変に対応する機転も必要なのです。

果物を買う時に、「この桃は美味しそうだが甘いですか?」と聞いた時に、「食べてみないとわかりません」と答えた店主の店では決して買わないでしょう。

「この桃の糖度は高くて、甘いと評判の桃なのです。」と言ってくれると、迷わずに買ってしまうのです。

応対の仕方で、商品の売上が変動するのです。

1. テレフォンオペレーター

テレフォンオペレーターとして知られているのは、主にお客様からの問合せに関する業務を担当している人です。

ネット通販では、その企業のHPから購入したい商品をクリックして注文することも多いのですが、TVでの家電などの特別販売では、主に電話での注文になります。

こんな時に電話に出るのがテレフォンオペレーターなのです。

お客様からの電話を受けるだけの仕事と言えます。

最近ではこの仕事が人気なのです。

というのも、空調が効いた快適なオフィスで座って仕事ができるからです。

しかもコールセンターの場所は、交通の便が良い駅近にあるところが多いのです。

そして、何よりも時給も少し高いようです。

お客さんと直接会うことが無いので、服装や髪型などのオシャレも自由なようです。

電話を通して相手に声がはっきりと聞こえて、お客様の問合せにキチット答えることができれば良いのです。

もちろん、前もって電話応対のマニュアルももらい、これに沿って講習も受けることになります。

この講習では、取り扱う商品の知識だけでなく、会話する時の言葉遣いや表現の仕方などを身に着けるのです。

これらのことをひと通り覚えると、働きながらスキルアップもできるのです。

働く時間の調整やシフトの融通もききやすいので、これらのことを総合すると人気が高いこともうなずけるのです。

2. カスタマーサポート

カスタマーサポートとは、主に企業の商品やサービスに関する顧客からの問合せに対応する業務のことです。

大手の企業では、商品のラベルやチラシに「お客様相談窓口」などと表示している電話の部署なのです。

クレームを受け付けて処理する仕事と思いがちなのですが、それだけではないのです。

顧客からのいろんな問合せにも丁寧に答えて、そつなく対応するのです。

このサポートの良し悪しで、企業満足度が変わってくるだけでなく、実は企業の収益にも大きく影響していることが認識され始めたからです。

つまり、新規顧客に商品を販売するコストは、既存の顧客に同じものを販売するコストのなんと5倍もかかっているのです。

ということは、既存の顧客を大事にして販売を継続することが収益確保する上で重要であることを理解してきたのです。

そして、収益の基盤を固めた上で、カスタマーサポートが顧客が望んでいる新しいサービスや商品のヒントを聞き出して、新規開拓に結び付けることも期待されているのです。

このように、カスタマーサポートは重要な仕事なのです。

3. テクニカルサポート

テクニカルサポートとは、専門的な問合せに対応する仕事です。

主にコンピューターのハードウェアやソフトウェア の操作方法などの技術的なサポートです。

お客様の中には、実際にコンピューターを操作している途中で処理方法が分からなくなったりトラブルが発生した時には、お客様の承諾を得てから専用のソフトを使用して遠隔操作で同じ画面上で作業を行うこともあるのです。

取扱の商品だけでなく関連技術に対する幅広い知識が必要なだけでなく、相手とのコミュニケーション能力も重要なのです。

というのも、トラブルを抱えたユーザーは、処理ができなくなったことでパニックになっていたり、うろたえていたりと精神的にも不安定になっています。

サポートがうまく行かないとひどく罵倒されたりすることもあるのです。

冷静さと忍耐力も必要なのです。

しかし、問題が上手く解決できると、お客様と共に達成感も味わえることになり、やりがいのある仕事と思われます。

3. アウトバウンド(発信)

アウトバウンドとは、企業から顧客への情報を発信したリ、顧客の情報を探るために発信する発信業務なのです。

企業が開催するセミナーやイベントの案内をしたり、新商品の紹介なども行います。

こんなアウトバウンドの仕事を見てみましょう。

1. テレフォンアポインター

コールセンターの求人の中で、アウトバウンド業務として代表的なのがテレフォンアポインター、通称テレアポなのです。

企業が商品やサービスのPRをしたリ、新規顧客を獲得するために電話を使って営業する仕事なのです。

具体的には、名簿を基にお客様に電話をかけてアポイントを取ったりセールスをしたりします。

通常の営業活動と違うところは、直接お客様のところに出かけることはありません。

オフィスに待機しながら営業活動ができるのです。

オフィスから遠いところでも、電話なら直ぐに営業ができるので、不特定多数のお客さんに効率よく営業をかけることができる利点があるのです。

実際に仕事を担当するまでには、営業研修やロールプレイングの指導を受けることになります。

そしてテレアポの仕事では、営業のノルマが発生します。

当初はこのノルマが達成できずに、精神的に苦痛を感じることもあるようです。

しかし、この仕事をマスターすると、時給が上がったり賞与ももらえることもあるようです。

また、この仕事を通じて営業力やコミュニケーション能力を高めることもできます。

直接お客様と会話ができるので、最近のトレンドを察知したりマーケティングの勉強にもなるようです。

将来の転職の時にも有利なことが多いようです。

2. テレマーケティング

テレマーケティングとは、企業の新規開拓の方法のひとつとして活用されています。

代表的なテレマの仕事の方法は、その商品やサービスを利用していただけそうなお客さんに先に資料を送付しておいてから、後で電話で営業するという方法です。

忙しいお客様に対応するために予めトークを組み立てておいて、短時間でアポを取ったり販売や契約にまでこぎつけるのです。

新規顧客の開拓だけではなくて、既存のお客様にもその後の状況や不都合が無いかを確認したリ、新しい関連商品を進めたりします。

新しい商品の発表会や展示会、キャンペーンの告知などいろいろあるのです。

顧客の高齢化が進行したり他社商品との競合が激しくなってくると、顧客の流出防止の観点から、取り組む企業も増えてきています。

4. スーパーバイザーの役割

スーパーバイザーとは、大手の飲食店や小売店で採用している役職で、各店舗で仕事が上手くいっているかチェックに回る仕事です。

オーナーの目が届かないところが多いので、店長とコミュニケーションを取りながら経営をサポートする仕事です。

コールセンターのスーパーバイザーは、スタッフの統括の仕事が中心です。

スタッフの育成や評価はもちろんのこと、難易度が高い問合せへの対応も行う仕事なのです。

重要な仕事なので、スーパーバイザー経験者とか店長経験者が採用されるようです。

未経験者がスーパーバイザーとして採用されることは稀なのですが、求人サイトで店長候補(SV候補)の募集をしている時がありますが、これは経験を重ねるとスーパーバイザーへのキャリアアップが期待されます。

コールセンターの仕事の難しさ

コールセンターの仕事は、電話での受け答えに終始します。

相手の顔はもちろん、雰囲気や態度、顔色もうかがい知れないのです。

笑いながら激しく叱る人や、お世辞を言いながらも裏で悪口を言いまわる人など、思わぬ展開に戸惑うことも多いようです。

声だけでは、本当に納得してもらえたのか確信が持てないことと、電話だけでしか対話ができないことが、コールセンターの仕事の難しさと言えます。

1. 言葉ひとつの解釈が人によって異なる

面と向かって話をしていても、解釈が違っていたという経験があるはずです。

友人に先日旅行に行ってきた話をしていた時に、現地で手作りのカップを買ってきた話題になった。

独特の配色の陶器なのだが、それを欲しそうにしていたので、「ひとつあげようか?」と問いかけたら「いいよ!」との返事だった。

そこで「いいと!」とは「要らないよ!」との意味だと思って放っておいたのだが、後日催促された。

「いいよ!」という意味は、「その陶器でいいからください!」ということだった。

ビジネスの世界でも、肯定なのか否定なのか戸惑う言葉に「結構です」という言葉があります。

意味は2つあって、「それで良いです」と満足を表わす意味と、「必要はありません」と断る意味があるのです。

こんな言葉をきいた時には、必ず表現を変えて肯定か否定かを確認しておくことが大切です。

地方のナマリがきつい人や歯を治療中の人など、聞き取りにくいことも多いようです。

このように、電話だけでは言葉ひとつにも集中する必要があるのです。

2. 相手に気持ちを伝えにくい

街を歩いていると、ビジネスマンが携帯電話をしながらお、詫びの言葉と共にお辞儀をしている光景を見る時があります。

ひとの行動を見ていると不思議な気持ちになるのですが、いざ自分の場合も断りの電話をしている時に、やはり頭を下げていることに気づきました。

これは、少しでも相手に気持ちを伝えたいという意識の現れでしょう。

逆に、ある会社の社長さんから、そこの会社の社員のミスのお詫びの電話を受けたことがあります。

「申し訳ない!本当に申し訳ない!」と繰り返していましたが、声の響き方から推測すると、椅子に座ってふんぞり返って謝っているようで、声が天井に当たって跳ね返って聞こえているように感じました。

最近の電話機は、性能が良くなっていて、周りの雰囲気や音も良く聞こえるのです。

お辞儀をして声を出すと、胸や腹部が圧迫されて、声の質も変化します。

見えなくても誠意を持った受け答えが大事なのです。

3. 機械的な対応になってしまいがち

よくギャグに使われますが、パーティー用にハンバーガー20個をひとりで買いに行った時に、レジで「店内でお召し上がりですか?」と聞かれたという話です。

店内で待っている20人の仲間の代表で買いに行ったということも考えられるが、店員が機転を利かせば「お持ち帰りですね?」と聞くのが普通でしょう。

まだ経験が浅いと、ついつい指導を受けた機械的な対応になってしまいがちです。

これは、大きなミスをしないために必要なことですが、経験を積んでくると人間的な暖か味のある受け答えができるようになってくるのです。

旅行に出かけてローカルの電車に乗車した時に、駅名の車内アナウンスが聞き取りにくいことがあります。

この電車を良く利用している人にとっては、簡単に分かる駅名なのですが、初めての人にとっては降りる駅を確認したいのです。

若手の車掌さんがマイクを斜に構えて口ごもるように喋られるとイライラしてしまいます。

片や年配の車掌さんの時は、ひと言ずつはっきりと喋るので、安心して乗っていられるのです。

対応ひとつで、安心を提供できるのです。

サービス業にとっては大事なことでしょう。

4. クレーマーが多い

クレーマーが多くなった理由は、電話やメールなどで直ぐに訴えることができるようになった環境の変化です。

大手から小規模の会社まで、商品には「お客様問合せ番号」と丁寧にフリーダイヤルを記載するようになりました。

無料で電話をかけることができる訳で、クレーマーにとっては非常に楽になったのです。

さらに、お客様は神様だ!といっとき話題になった言葉がありましたが、お客様を大事にする傾向が続いているのです。

しかも、ごねられて会社のイメージが悪くならないように、ただで新品と交換したリ、別の商品をお詫びと称してプレゼントしたリするので、クレームをつけると得すると覚えてしまったためです。

クレーマー仲間もできていて、同じようなクレームをつけて難癖をつけてお詫びの内容が悪いと、「私の知っている人は、お詫びにこんな商品も貰っている!」とお詫びの内容までクレームをつけた人もいます。

こういったクレームを続けて何回もかけて来る人は、「スーパークレーマー」と呼ばれており、企業でもリストを作って専任の人が対応することになっています。

5. 暇つぶしに電話をしてくるお客がいる

お客様の問合せ先は、フリーダイヤルの場合が多いようです。

長電話でもかけた本人には料金は発生しません。

これを良いことに、暇つぶしの電話をしてくる人もいるようです。

また、クレーマーは損得勘定が強くて、得をしたいからかけてくるのです。

暇つぶしにかけてくる人は、精神的に自立できない人や、オペレーターに頭を下げさせることで優越感を得たい人、ストレスのはけ口を求めている人などが多いようで、中には精神的な病気を患っている時もあるのです。

暇つぶしの電話は、かけてくる時間帯や曜日にも特徴があります。

非通知でかけてきても、声や話し方から直ぐに分かるものです。

オペレーターの中で情報は共有されていて、関係ない話が続くと適当な時間になったら断りを入れて一方的に遮断するようです。

オペレーターのストレスにも注意が必要で、あまりにもしつこいと、営業妨害にもなるのです。

6. 見ている場所が違う場合があり説明が難しい

電話をかけてくるお客様の中には、人とは違う視点で物事を見る人もいます。

人はこれまでの人生の中で経験してきたことを、頭に描いて話をします。

友人とある有名な観光地の話題になった時、洒落たレストランが話題になりました。

駅から出てまっすぐ進むと百メートルほどのところにあるレストランです。

店名を覚えていれば確認しやすいのですが、どちらも覚えていません。

名物料理や店内の様子などを話すのですが、どれも決定打にはなっていません。

装飾品や照明、席の配置などひと通り話題になりましたが曖昧なままです。

2人の間では、感心を持ったところが違うからです。

駅前のアーケード街なので、同じような店構えで同じような名物料理を提供しているところは何軒もあったのです。

このように、同じものを同時に見ているわけではないので、説明には慎重になってしまいます。

説明する人の主観や知識が過剰になってしまうと、ボタンのかけ間違いが起こるのです。

このような時には、質問してきたことに対して、ひとつづつ答えていきます。

誤解されそうなときには、別の表現やたとえで別の角度から説明して理解してもらいます。

同じようなモノが複数ある時には、A,B,Cなどのラベルをつけて、相手にもそれを徹底してもらい、話を進めると分かりやすいかも知れません。

そして、話の段落で結論をまとめて、頭の中を整理しておきます。

結論の中でも特に重要なことは強調して、共通の重要事項として保管しておきます。

そしてお互いが納得して頭がスッキリすると、お互いに信頼関係が芽生えるのです。

アナタも達成感で満足するのです。

7. 契約社員や派遣社員、バイトのスタッフが多く安定しない

コールセンターの仕事は、資格がなくても働くことができるので、試しにとバイト感覚で応募する人も多いようです。

そこそこ時給も高いし、空調が完備した部屋で座って仕事ができるからです。

服装も髪型やネイルも基本OKなので、自由に生活したい人にも人気のようです。

また、そこそこの経験を積んだ人も、さらなるキャリアを高めるために契約社員や派遣で働きにくるなど経験に関してはバラバラの状態なのです。

そこで、お客様から見て同じような対応ができるように指導や研修を受けますが、本人の心の準備状況はそれぞれ異なっているのです。

コールセンターの仕事で辛いことは、ストレスが溜まりやすいことです。

お客様の中には、とても理不尽なことを要求する人もいます。

純粋に生きてきた人にとっては、耐えられないのです。

さらに、アウトバウンド(発信業務)の担当は、ノルマの壁が立ちはだかります。

それに追い打ちをかけるようにクレーマーからの電話も入ってきます。

パニック状態に陥ってしまうと、しばらく休むことにもなります。

仕事を初めて直ぐに辞める人も出てきたりして、数は多いが安定しないのです。

8. 相手の言葉を真に受けすぎて精神を病みやすい

お客様もコールセンターのオペレーターのことを知らない訳です。

どんな性格の人なのかは判る筈もありません。

唯一分かるのは、性別と発声の仕方や相づちの打ち方などから、親切そうだとか初心者やベテランなどの区別はつきます。

すると、押しに弱そうと判断すると強引に話を進めてきたり、理不尽なことを言い始めます。

電話してきた人のことも分からないので、丁寧に話の内容を聞き取ります。

すると、お客様と会社の板挟みになってしまって、精神的に不安定になったりするのです。

9. どんな話をされるか予測がつかない怖さ

クレーマーや経験豊富なお客様は、何かに不満を持っていても直ぐには言わなくて、ジッとタイミングを見計らっている時があります。

ある時に一挙にダメージを与えて、有利に話を進めたいと考えているからです。

オペレーターの説明を優しく聞くだけ聞いておいて、上げ足を取って反撃に出るのです。

そんな時には、どんな話をされるか予想がつかなくて怖さを覚えるのです。

コールセンターの仕事のやりがいとは

子育てをしながら仕事をしている人や、もっと上のスキルを求めてSVで働いている人など、様々な事情の人達がいます。

それぞれの立場で仕事の壁に突き当って悩んでみたり、だんだんとお客さんとの話の仕方が分かってきてやりがいを感じている人も多いと思います。

これまでにも書いてきたように、直接お客様と話をする立場なので、時には話がかみ合わなくて叱られたり、別の人に変われと言われたり、緊張とストレスの連続なのです。

その中で、やりがいとは何でしょうか?それは、自分自身で決めた目標ではないでしょうか?初めてコールセンターに入って仕事を始めたころは、お客様の質問の意味をキチット掴む事から初めて、慣れてくると説明したいことを全て伝えて、分かってもらえたかどうか、などと小さな自分の目標を作っておくことです。

最高の目標とは、お客様の質問やニーズを早く確認し、的確に回答をお伝えし、できるだけ短い時間で会話を終わらせるか、と言うことです。

そして、お互いが満足して笑顔で挨拶して電話を切る。

このような仕事ができた時に満足してやりがいを感じるのではないでしょうか?

1. お客さんに喜んでもらえた時

コールセンターに電話をかけてくる目的は、基本的に商品やサービスの依頼とそれらに関して疑問に思ったことに対する問合せなのです。

電話をかけてきた人にとっては、疑問が素早く解決することを要望しているのです。

よくある質問なら、要領よく説明すれば良いし、複雑な質問ならひとつづつ解決していって、最後に結論を伝えてお客様の判断を仰ぐわけです。

途中で相手が不安を感じるようなら、元に戻って丁寧に説明すると理解してもらえやすいようです。

質問にすべて回答して納得してもらった時に、「わかりやすい説明をありがとう!助かった!」と感謝の言葉を聞くと、とても嬉しく思いやりがいを感じるのです。

2. お客さんに良い評価を付けてもらえた時

お客様に評価を受けやすいのは、インバウンド(受信業務)の中でも顧客からの問合せに対応する
テクニカルサポートの業務です。

最近のようにIT関連が発達して複雑な操作ができる家電も多くなっています。

困っているお客様に、テキパキと指示をして問題を解決すると、大感謝されるのです。

お客様に良い評価をつけてもらえた時は仕事のやりがいを感じます
アウトバウンド(発信業務)のなかでもテレマーケティングと呼ばれる業務も同様です。

商品のメーカーとの交流が続いているお客様に対して、新規商品や新規サービスの案内をするのがひとつの仕事です。

お客様にとって得するサービスの案内などでは、電話をもらわなかったら損をしていた、などと喜ばれて良い評価をもらっても、同様にやりがいを感じるのです。

3. 話術が向上していると感じた時

コールセンターで研修を受けている時には、先輩たちの話しぶりに感動を覚えるものです。

優しくて丁寧で、必要なことを上手く盛り込んで話をして、最後にはキッチリ契約をとる実力です。

しかし、1年も経つと、知らず知らずのうちに自分も先輩たちと同じように話をしていることに気付くことがあります。

手本になる人が身近にいると、話術も向上するものです。

4. お客さんの怒りを鎮めることが出来た時

せっかく良いと思って購入した商品に不具合が発生したリ、サービスが悪いことに腹を立てて怒りの電話をかけてくる時があります。

電話を取り次いだとたんに怒鳴られるとかけなされるとか、相当な怒りを感じるのです。

そんな時に、怒りの理由をしっかりと聞いて、お客様と怒りを共有します。

怒りの原因は、ほとんどが損得に関わるもので、だまされて損をしたと感じていることが多いようです。

直ぐに対応できる内容を伝えて、他にもメリットがあることなどを補足説明することでまずは怒りを鎮めることが必要です。

冷静になれば、善後策も提案できるので納得してくれます。

納得してくれるということは、自分を信頼してもらえたことでもあって、やりがいを感じる時です。

5. 成績が上がり給料が上がった時

ノルマを達成して成績も上がると、自分に対する評価も高くなります。

お客様からの感謝の言葉をいただいたりすると、スキルアップを達成したような実感が湧きます。

これに合わせて時給が上がると、我慢して頑張ったことにやりがいを感じます。

6. 専門的知識が身に付く

お客様はいろんなところで最新の情報を掴んでいる時があります。

なぜなら、お客様は自分の意志で情報を求めて、様々な情報源と接触しているからです。

新しい技術や製品、サービスに常に接触していると、コールセンターの情報よりも進んでいることもあるのです。

お客様の中には、情報交換に前向きな人も多く、そんな人と意見交換をして専門的な知識を学ぶ時もあるのです。

「なんだ!そんな事を知らないのか!」とお叱りを頂くこともあるのですが、スキルアップの機会だと思って最新の情報を教えていただくこともアリです。

話術を活かして専門知識も身に付けるのです。

7. 美しく正しい日本語が身に付く

常識的な人と会話をする機会も増えるので、感情をコントロールしたリ相手のことを思いやったりと、人間的にも成長できます。

そんな人との会話では、正しい言葉遣いや日本語を改めて知ることもあるのです。

最近では、小さい頃から現代風の言葉で話すことが多いのですが、「尊敬語」と「丁寧語」、さらに「謙譲語」などの正しい日本語を話す機会が減っています。

しかし、お客様の中にはキチットしかも丁寧に区別して話す人にも当たる時があります。

そうやって、ひとつひとつ美しく正しい日本語を覚えていくこともできるのです。

8. 頭の回転が良くなる

コールセンターで電話を受ける時は、どのような内容の電話かわからない時が多いのです。

とっさに難しいことを聞かれても、寝起きの頭のように直ぐには正常に働きません。

深呼吸して頭に酸素を供給して、問合せの内容を理解するのです。

お客様によっては、性急に返事を求める人もいるので、ますます混乱することにもなります。

こんなことを繰り返していると、だんだんと頭の回転が早くなって機転が利くようになってきます。