細長くて画面が小さくて、パチンと折りたたむタイプが多いガラケー。

スマートフォンやiPhoneが流行り始めてからはすっかり利用価値が衰えてしまったかのように思えますが、実は最近になってこのガラケーの人気が再熱しています。

スマホやiPhoneにはないガラケー特有の特長について、実際に使っていて感じた12個のメリットをご紹介します。

ガラケーを使ってて感じた12個のメリット

ガラケーには、スマホやiPhoneにはない魅力がたくさんあります。

世間ではスマホやiPhoneを利用している人の数が圧倒的なので、街中や電車の中などでガラケーを触っていれば、嫌でも目立ってしまうことでしょう。

しかし、最近では高齢者のみでなく、中高年や一部の若者の間でスマホやiPhoneからガラケーに戻す人が増えています。

また、仕事でのみスマホやiPhoneを使い、プライベートではガラケーを使用しているという人や、その逆のパターンも少なくはありません。

便利であるはずのスマホやiPhoneからわざわざガラケーに戻す人たちは、ガラケーにしかないさまざまなメリットや魅力に改めて気付いているのかもしれません。

ガラケーのメリットについて詳しくご紹介していきます。

1. 折りたたみ式が多いので画面が傷つきにくい

ガラケーの大半は折りたたみ式になっています。

内側に真っ二つに折れるタイプが多く、通話が終了したら電源ボタンを押さなくても、パチンと携帯を閉じれば勝手に電源が切れるようになっています。

スマホやiPhoneに比べると折りたたんだ形は多少分厚く、ポケットに入れるとかさばって邪魔に感じるかもしれません。

特に胸ポケットに入れておくと少しかがんだだけでも滑り落ちてしまうこともあるので、ガラケーに紐を通して首から下げて置くようにしている会社員も多く見かけます。

多少の分厚さはあるとはいえ、しっかりと内側に折りたたまれているため、例え落としてしまっても画面に傷がつくことはほとんどありません。

スマホやiPhoneの場合には折りたたむタイプがほとんどないため、大抵は画面がむき出しになったままで使っています。

使っている時にうっかり落としてしまうことや、移動中に鞄の中に入れておいたら、取り出した時に傷がついてしまっていた、なんて経験がある人も多いでしょう。

最近では傷が付かないように頑丈なカバーや、ぶつけても傷が付かないガラスのコーティングを行うことも出来ますが、どちらもある程度の費用がかかってしまいます。

しかし、折りたたみ式のガラケーであれば、そもそも画面の傷を心配する必要もほとんどないため、安心して使うことが出来ます。

2. ワンセグが使える

ワンセグとは、「ワンセグメント放送」の略語で、携帯電話やカーナビ、ノートパソコンやiPadなどの移動機器向けの地上デジタル放送のことです。

スマホでももちろんワンセグの放送を見ることは出来ますが、ガラケーでも十分に放送は可能です。

スマホと違ってガラケーは画面がやや小さいのが不便ですが、それ以外は電波の受信さえスムーズに出来ていれば、スマホと同じようにテレビ番組を見ることが可能です。

また、ワンセグにはパケット通信料などはかからないため、テレビを見るのは無料です。

基本的な携帯の契約内容であれば、誰でも気軽にワンセグを見ることが可能です。

そのため、スマホやiPhoneほど時間を潰せるような機能はなくても、ワンセグが使えれば十分だという人には特におすすめです。

3. おサイフケータイが使える

ガラケーでは、スマホやiPhone同様におサイフケータイを使うことが出来ます。

というよりも、元々ガラケーが主流であった頃から、おサイフケータイが携帯には標準搭載されていましたので、スマホが登場した際に、ガラケーのおサイフケータイの機能をそのままスマホにも取り入れた形になります。

そのため、インターネット通信などはスマホで行いながらも、おサイフケータイはガラケーで使い続けたいという人も少なくはないようです。

おサイフケータイにはポイントカードや電子マネーを携帯一台だけでまとめて持ち歩くことが出来るというメリットと、取り出してかざすだけという簡単でスピーディな魅力があります。

元々スマホよりもガラケーの方が費用もかからないため、そこまで多機能にはこだわらないものの、おサイフケータイ機能は欲しいという人にとっては、月々の携帯代が安くなっておサイフケータイも使えるガラケーの方が魅力に感じることが多いようです。

4. ウイルスが入りにくい

ガラケーはスマホやiPhoneと異なり、ウイルスが入りにくいという大きなメリットがあります。

元々、ガラケー本体に外部からの通信をダウンロードする際に、異常が検知されたアプリは弾かれる仕組みが搭載されていますので、ウイルスの仕込まれたアプリやソフトはそもそもガラケーにダウンロードされることがなく、ウイルスに感染する確率はかなり低いです。

また、例えパソコン用のHPを閲覧しようと思っても、携帯版に対応しているHPしか閲覧することが出来なかったり、パソコン専用のページを完全に閲覧することが出来ないなど、携帯のブラウザの限界もありますので、それらの利用制限の点においてもウイルスの侵入する可能性は低いと言えます。

ガラケー本体のウイルスに対するチェックの厳しさと、インターネットを利用する通信制限などの縛りによって、スマホやパソコンほど気軽にウイルスが侵入出来ないようになっていますので、その点は大きなメリットと言えるでしょう。

5. 利用料金が安い

スマホやiPhoneよりもガラケーの方が優れている点の一つに、利用料金の安さが挙げられます。

スマホもガラケーも、基本使用料と通信費、ネット接続料が毎月の固定費となっています。

ここに通話料や機種代金なども加わりますが、基本的な使用料・通品費・ネット接続料だけで比べれば、スマホよりもガラケーの方がはるかに安い料金で済ませることが出来ます。

例えばauで一ヶ月にかかる固定費を比べた際に、スマホでは基本使用料が934円で通信費が5700円(LTEフラットの場合)、ネット接続料金が税抜きで300円と、合計で6934円かかるのに対し、ガラケーでは基本使用料が743円(プランEシンプルの場合)、通信費が0円(上限は4200円)、ネット接続料金は300円の合計で1043円となり、金額の差は明らかです。

特に通信費で大きく差がありますので、普段からほとんどインターネットを見ない人や、Wi-Fiのみを利用している人の場合は、直ぐにでもガラケーに変えた方がかなりお得になります。

もちろん今挙げたのは一例ですので、他の料金プランやau以外の機種で料金を比較すれば、多少は金額の差が出ますが、それでも基本的にはスマホよりもガラケーの方が利用料金はかなり安く済ませることが出来ます。

6. 機種代が安い

ガラケーが主流だった時代には、機種代がほとんどかからなかったり、タダだったりしていました。

しかし、スマホが主流になってからは、ガラケーに変えようと思っても機種代が約30000円程度かかってしまうことが多いため、一見ガラケーの機種代は高いように思えます。

しかし、店頭でガラケーを購入せずに、インターネットで格安のガラケーを探せば安く機種代を抑えることが出来ます。

また、例えばスマホを購入しようとした場合に、「機種代が実質無料」という謳い文句に釣られることが多いですが、この「実質無料」とは、何も機種代がタダになるというわけではありません。

毎月の携帯料金の中に機種代も割引で含まれる形になっているため、大抵は購入してから2年間は使用料金と一緒に払い続ける形となり、2年が経過した時点で機種代を支払い終えるようになっています。

そのため、2年経たずにスマホの機種を変更しようとすると、その時点で残りの機種代を違約金として支払わなければならなくなってしまうため、「機種代は無料だと思っていたのに機種変しようとしたら機種代を請求された!」とスマホの利用客とトラブルになってしまうケースもあります。

しかしガラケーの場合にはこういったトラブルが起こるリスクが低いため、インターネットで最初から機種代を安く抑えてガラケーを購入しておけば、賢く安心して使うことが出来ます。

7. 操作し易い

ガラケーはスマホとは違ってボタン部分に凹凸があるため、触った感触が分かりやすくてとても操作がしやすいです。

スマホの場合にはほとんどがタッチパネル式の操作になっているため、文字の入力のミスが起きやすく、また手元を見ずに操作をすることはほぼ不可能です。

また、ちょっと指のスライド操作をミスしてうっかりと通話を切ってしまうこともあれば、逆に意図せずに電話をかけてしまうこともあります。

その点ガラケーはボタンが凹凸になっているため、しっかりと指で押し込まなければ誤作動も起きません。

また、文字を入力する際にも慣れてくれば携帯を見ることなく手元だけでの操作も可能です。

少し画面に触れてしまったからといって、勝手に通話を切ったり電話をかけたりすることもないため、安心して扱うことが出来ます。

子どもから高齢者まですべての世代が扱いやすいため、スマホのような操作性はなくとも、誤作動も起こりにくくて安心です。

8. ストラップが付けやすい

ガラケーはその形の作りからして、ストラップが付けやすくなっています。

スマホの場合にはストラップを付ける際にいちいちカバーを外さなくてはなりません。

また紐を通す穴もかなり小さいので、ストラップによっては付けられるものと付けられないものとに分かれてしまいます。

一方でガラケーの場合にはそもそも携帯にカバーを付けることもないため、取り外しの必要がありません。

また紐を通す穴もスマホよりも大きいため比較的付けやすく、また物によってはいくつも同時にストラップを付けることが出来ます。

昔ガラケーを使っていた経験のある人で、同時にいくつもじゃらじゃらとストラップを付けていたという人もいるでしょう。

ガラケーは、それほどストラップが付けやすい形をしています。

9. 安全性が高い

ガラケーはスマホに比べると通信速度やブラウザの制限などがあり、スマホほど快適に外部のアプリやインターネットを利用することが出来ません。

しかし、だからこそ安全性が高く守られていると言えます。

例えば個人情報を取得する不正アプリを入れてしまう危険性が少なかったり、ウイルスに狙われ難かったりと、セキュリティ面での安心性が高いです。

また、子どもに携帯を持たせる際のフィルタリングもしやすいため、両親でも安心して扱うことが出来ます。

10. スマホだと依存性が高くなるが、ガラケーはならない

スマホにはさまざまな多機能が付いています。

アプリのゲームやLINE、Twitter、FacebookなどのSNS、インターネットなど、とにかく暇つぶしにはもってこいの便利な道具です。

しかし、暇さえあればスマホを弄っている生活を続けていると、いつしかスマホ依存症になってしまう可能性があります。

アプリのゲームにはまってしまっている人では、月々の課金で利用料金が跳ね上がる人もいます。

また、TwitterやFacebookなどのSNSを見る習慣を付けてしまうと、常にネット上の誰かの呟きや行動が気になって、そこに張り付く形になってしまうため、常にスマホを弄っていなければ気が済まないという人もいるでしょう。

今や電車やバスの公共交通機関を使っている時に、気付けば一車両のほとんどの人がスマホを弄っていることも珍しくはありません。

一人ひとりで見れば何もおかしくはありませんが、その場にいるすべての人が黙り込んで俯きスマホを弄っている姿は、冷静に見れば少々異常な光景に映ることでしょう。

スマホはそれほど依存性の高い道具と言えますが、ガラケーの場合には利用に限度があるためそこまで依存する恐れがありません。

利用料金を抑えるためにも、なるべく依存したくないという人はスマホよりもガラケーに変えた方が良いかもしれませんね。

11. 落としても丈夫

ガラケーにはそれなりに強度があるため、落としても壊れてしまう不安はそこまでありません。

スマホでも耐衝撃性を備えたものが多いですが、基本的に画面がむき出しになっているため、画面の部分を固い地面に落としてしまうと、衝撃でヒビが入ってしまうことがあります。

また、何度か落とすとある時突然画面がフリーズすることもあります。

ガラケーの場合には基本的に折りたたむタイプのため、落としても画面に傷がつく可能性は低いです。

また、実際に使用した経験のある人であれば分かると思いますが、ガラケーの場合は最悪画面にヒビが入っても、機能自体は問題なく使えていることも多いです。

スマホよりも分厚い形をしているため、それだけ内側の機能が大事に守られている可能性が高いのです。

もちろん何度落としても大丈夫というわけではありませんが、ガラケーは基本うっかり落としてしまっても、直ぐに壊れてしまうような脆い作りにはなっていないことが多いため、丈夫で安心です。