山登りやウオーキングなどで激しい運動を続けると、倒れてしまわないかと心配したくなります。
本人は意外とフルマラソンでも走れる自信はあるようですが、知らない人から見ると体力的にひ弱に見えるからです。
考えてみると、女性のマラソン選手はトレーニングのせいか皆さんスリムで筋肉質の人が多いようです。
大きなお尻で長距離を走っている人はいないようです。
言い換えると、走り込んで殿筋や脚の筋肉を鍛えると、お尻は小さく引き締まってくるとも言えるのです。
お尻を小さくする対策のひとつが、お尻の筋肉を鍛えることです。
また、一部の人気モデルさんは別として、私たちのまわりで見かける尻の小さな女性は、小柄な女性が多いように思います。
後から尻が見えるようなパンツを履いている女性は、天然で愛くるしい女性が目立ちます。
つい守ってあげたくなるのです。
性的な印象が少なくてかわいい
小柄でスリムでお尻の小さい女性は、なんとなく幼く見えます。
大人の魅力に溢れる色気はあまり発散していないようです。
顔の化粧も割りに薄目で、ナチュラルな化粧をしています。
同年代の男性性から見ると、まだまだ遊び友達の域を出なくて、大人の女性とは認識しないようです。
性的な印象が少なくてかわいいのです。
お尻に魅力がなくなる理由は?
最近の若い男性は、お尻に魅力を感じなくなっているようです。
母親の、たくましくて色気のあるお尻を見て育つことが少なくなって来たからです。
最近の風潮では、外出すると電車の吊革を持てないとか、公衆トイレの便座に直接座れないとか、家に帰ると除菌専用の洗剤で手を洗いまくるとか、潔癖症の人が増えてきています。
バイ菌に対する無意識の拒絶反応です。
しかし、自分の身を守ってくれる菌まで殺してしまうために、免疫力が弱ってかえって病気になることもあるのです。
このように、汚いと思う気持ちが強いため、排泄する場所であるお尻に対して、拒否反応が起こるのです。
お尻とは身体で汚い部位だと思い込んでしまうのです。
しかし、実際は健康に長生きするためと、大人になって性生活を楽しむため、さらには丈夫で賢い子供を産むためには、お尻はたいへん重要な部位なのです。
その証拠に、大人の男性にとっては、丸く盛り上がった魅力的なお尻に惹かれて再婚したリ愛人にしたりする人が多いのです。
お尻に魅力を感じないのは、胸が小さくてぺチャンコの女性に魅力を感じないように、お尻もペタンコで丸く盛り上がっていないためかも知れません。
では、若い人が魅力を感じない形の悪いお尻、例えば扁平尻や垂れ尻などを修正するための方法について考えてみましょう。
骨盤の歪み
お尻が扁平になっているのは、骨盤の歪みが原因なのかも知れません。
正常な骨盤の傾きの程度に対して、前に傾いている状態(反り腰)と後に傾いている状態(骨盤後傾)があります。
骨盤が後に傾いている骨盤後傾が、扁平尻の大きな原因と考えられています。
この骨盤後傾を改善するためには、骨盤を正常な位置に留める腸腰筋と殿筋を鍛えることが大切です。
腸腰筋とは股関節の働きを助ける筋肉で、殿筋とはお尻にある筋肉です。
これらの筋肉を鍛えることで、ヒップアップに繋がり扁平尻が改善されるとともに、下腹やウエストの引き締めにも効果があるようで、下半身の魅力的な曲線を描いた身体に近づくのです。
筋肉の低下
お尻の筋肉は、大きくは3種類に分かれます。
大殿筋・中殿筋・小殿筋です。
それ以外にも、お尻の深層にあるインナーマッスルまで考えると、まだ多くの筋肉が存在します。
大殿筋はお尻の代表的な筋肉で、人体の中でも単一の筋肉としては最大なのです。
お尻の山に当たる筋肉です。