シンパシーという言葉を聞いたことはありますか?

シンパシーは相手に対する共感のことを言います。

これを感じていなければ人間関係がうまくいかないといわれているほど、人間の生活の中では大事なものがシンパシーなのです。

そんなシンパシーを嫌になるくらい感じてしまうようなシチュエーションが、世の中にはたくさん広がっていますよね。

身近なシンパシーを感じるシチュエーションを集めた物語は人の共感を生んで人気になりますし、こうしたシンパシーをあまり感じられない作品のことを独特でユニーク、異端と呼ぶこともあります。

それでは、身近なシチュエーションの中では、人はどんなところにシンパシーを感じるのでしょうか。

ちょっと分かるかも、程度ではなく、「それ分かる!」と、思わず声をかけてしまいたくなるようなシチュエーションを集めてみました。

また、後半では「シンパシーとは何か?」ということについて詳しくご説明します。

シンパシーについてあまり知らないという方も、シンパシーについて見てみることにしましょう。

仕事や友達・恋人関係で共感を得らえる16個のシチュエーション

相手に対する共感を覚えるシーンは人によってかなり異なるでしょう。

ですが、誰もが「分かる!」と思ってしまうようなシチュエーションもいくつかあります。

「こんなところに共感しているのは私だけ?」と思いがちですが、意外と、誰もが共感してしまうような16個のシチュエーションをまとめました。

周囲の人とどのようなシチュエーションが共感できるか考えてみると、面白いかもしれませんね。

仕事編

仕事場で感じる「あるある」。

それこそがまさに、シンパシーを感じるシチュエーションとも言えます。

それでは、そんなシチュエーションにはどのようなものがあるでしょうか。

仕事場では苦労をたくさんしているという人ほど理解できるシチュエーションについて見てみることにしましょう。

1. お客さんが間違えているのにこちらが謝らなければいけない

お客様は神様です、といわれることがあります。

現代では必ずしもそれが正しいわけではありませんが、やはり、お客様に失礼なことはできないのが当たり前の話です。

そのお客様も人間ですから間違えることがあります。

間違った知識を基にクレームをつけてくることもあるでしょう。

社会人は、そうしたお客さんに対しても丁寧な対応をしなければいけないのです。

相手が悪いのに自分が謝らなければいけないシチュエーションでの感情は、色々な人にシンパシーを抱いてもらうことができるのではないでしょうか。

2. 上司に対して本心ではない笑顔を常に見せている

社会人になると、自分の表面上の感情が、必ずしも内面にもうつされているわけではありません。

特に、上司の前では自分の悔しい気持ちや憤りを隠して、笑顔を常に見せている人もいるのではないでしょうか。

上司の前ではにこやかに、という常識を知っていたとしても、多くの人は違うことを考えているでしょう。

この気持ちは、その上司でさえも若いころに経験して分かっているかもしれませんね。

それほどまでに、このシチュエーションは社会に出ている多くの人にシンパシーを生むでしょう。

3. 体調が最悪でも代わりがいなくて出勤しなければいけない

学生時代は、自分の体調が悪い時には簡単に休むことができました。

自分の身体を優先にしなければいけなかったのです。

ところが、学生を終えて社会人になってしまうと、そう簡単に会社を休むことはできません。

終わらせなければいけない仕事はたくさんありますし、自分にしかできない仕事がある人もいます。

そのため、体調が最悪な場合でも、変わりがいなくて出勤しなければいけないということはよくあるでしょう。

その時の辛さにシンパシーを感じる人は多くいます。

そういったシチュエーションを実際に体験した時には、周囲からのフォローの優しさを身にしみて感じるのではないでしょうか。

4. 自分の成果を横取りされる

自分の成果を横取りされるということもあるようです。

先輩・後輩の縦社会が厳しいところではその傾向があるかもしれません。

上司が嫌な人間で会ったときにも、そういったことが起こって大変な目に遭っている人もいるでしょう。

だからこそ、そうした状況を思い浮かべたときに、シンパシーを感じない社会人の方はいないのではないでしょうか。

自分がやってきた仕事の成果だけを横取りされていると考えると、悔しくて仕方ないですよね。

5. お局社員にいじめられる

お局社員にいじめられるというのは、女性に多くありそうな状況です。

お局さんとの付き合いはなかなか難しいものですし、そのお局さんが良い人なら良いですが、あまり人好きのする性格ではなかった場合、女性社員の心のストレスはどんどんたまっていきます。

どこの会社にも、人好きのしないお局さんというものはいますから、そういった人との付き合いについてフラストレーションがたまって、シチュエーションに対して強いシンパシーを感じる人は多いでしょう。

友達編

人間誰でも友人がいなければ面白くない、と言われています。

ですが、一方で、友人とのお付き合いがとても面倒くさくなってしまうこともありますし、うんざりしてしまうこともあるでしょう。

こうしたうんざりするシチュエーションこそが、「シンパシーを感じるシチュエーション」なのかもしれません。

あまり人には言えないけれど、思いきり首を縦に振りたくなるようにな「友人関係の中でシンパシーを感じるシチュエーション」について見てみることにしましょう。

1. すごく仲が良いと思っていた友達に陰で悪口を言われていた

友達関係とはいっても、それが表面上のまま内面も保たれているわけではありません。

自分はすごく仲が良いと思っていた相手に、陰で悪口を言われていたというのはとてもショックですよね。

自分にもあり得そうだと思っている人もいるかもしれません。

人の本音というのは簡単に分かるものではありませんから、相手からそう思われていた時のことを考えると、自分の感情も強く動くのではないでしょうか。

2. 未婚組と既婚組で派閥ができる

ある程度以上の年齢になると、未婚組と既婚組での派閥ができる、そのことに対して胃が痛くなっているというシチュエーションも多くの方から共感をいただけるのではないでしょうか。

自分は結婚に興味がないと思っている人でも、いつの間にか巻き込まれているのが、同級生や友人の間での「未婚・既婚問題」です。

確かに、理論的に考えればこれはおかしなことではありません。

未婚者と既婚者では時間の使い方も異なりますから、どうしてもグループ化してしまうのはおかしいことではないのです。

ですが、そこに感情的な問題が混じってきた場合には、胃の痛い話になるのではないでしょうか。

特に、結婚を焦る年代の女性の場合には、同級生との付き合いにもキリキリすることが少なくないようですね。

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3. 自慢話や人の噂話でうんざりする

自慢話や人のうわさ話でうんざりとしてしまうのは、性別に関係なく誰もが感じることでしょう。

人の自慢話を聞いていて楽しいと思うことはほとんどありません。

これは上司の話でもそうですが、友人の話でも同じです。

噂話も、本気で楽しめる人もいますが、楽しくないと思う人は不快感視界抱きませんよね。

こうした話に対してのうんざり感は、本人に伝えることができないので、フラストレーションがたまるものです。

嫌だと思う話に合わせて話をしていなければいけない状況には、多くの人がシンパシーを抱くでしょう。

4. 自分の仕事上の商品の勧誘をしてくる

自分の仕事上の商品の勧誘をしてくる人もいます。

友人の助けが必要な人が、とにかく友人に声をかけまくっているという状況が生まれたとき、思わずため息を吐いてしまうような心境は理解できる人が多いのではないでしょうか。

友人だから、そうむげに断ることもできずに困ってしまうのです。

友人だからと言って何でもできるわけではない、何をしても良いわけではないということを声を大にして言いたいのですが、それが簡単にできれば苦労はしませんよね。

5. 友達が作った料理を美味しくないのに美味しいと言う

友人関係を円滑にするためのものとして重要なのはもちろん、シンパシーですが、それ以上に円滑にするために大切なものがあります。

それは、嘘とお世辞です。

嘘もお世辞もなく、自分の気持ちを正直に話せる友人などそう簡単にいるわけではありません。

相手のことを傷つけないようにしようと思うと、相手の悪いところを面と向かっては言えないのが通常です。

「友達が作った料理がまずかったのに、相手の表情を見ると言えなくて、つい美味しいと言ってしまった」というような経験は、したことがある人も多いのではないでしょうか。

今では友チョコなども流行っていますから、友人の手作りを見て「うっ」となってしまった経験がある人も多いでしょう。

多くの人、特に女性がシンパシーを抱くはずです。

恋人関係編

恋人と一緒にときには、いつもよりも感情が大きく動くということもあるのではないでしょうか。

それは、愛情があるからこそです。

ですが、こうした感情が大きく動く関係の中では、たくさんうんざりすることもありますし、嫌だと思うこともあるでしょう。

悩むこともあるはずです。

それは誰もが同じであり、だからこそ「シンパシーを感じるシチュエーション」がたくさんあるのかもしれません。

恋人との生活で生じるシチュエーションの中から、多くの人の共感を得るようなシチュエーションを集めました。

1. 結婚したいけど妥協もしたくない

「結婚したいけど妥協もしたくない」という状況に陥っている友人を見たときに、シンパシーを抱く人は多くいるでしょう。

これは、男女ともにあるのではないでしょうか。

特に、同性の友人の愚痴に対して強くシンパシーを出だしてしまうことがありそうですね。

現代では晩婚化しているとも言いますし、女性を取り巻く状況も変わって、前よりも結婚に対する意識が変わってきています。

ですが、世間的、そして社会的に、良い大人が結婚を求められるという風潮は変わっていないため、結婚で悩む男女が増えてきています。

結婚していることを求められるとは言っても、だからといって誰でも良いわけではないというのは人間的な悩みではないでしょうか。

結婚はしなければいけないけれど、自分の好きな人以外とは結婚したくないというのは多くの若者が考える悩みであり、だからこそ、ある程度の年齢以上の男女には強く共感されるのです。

2. 恋人に実は二股をかけられていた

恋人に実は二股をかけられていたという状況の時に、多くの人がその気持ちに対してシンパシーを抱くでしょう。

自分が恋人に二股をかけられていたというときのことを考えてみると、怒りや悲しさが浮かんできます。

そして、その当事者にシンパシーを抱くだけではなく、同情を抱くこともあるのではないでしょうか。

誰しも、裏切られたときに冷静でいられるはずがありません。

自分には起こりえないと思い込んでいることであっても、想像してみると思わず気持ちが揺さぶられてしまような出来事に対してシンパシーを抱く人は多くいます。

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3. 常に相手が何をしているか気になってしまう

恋愛感情を抱いたときに、誰もが感じるの感情ですね。

常に相手が何をしているかが知りたくてたまらないという状況に陥ってしまう人は多くいます。

相手のことが気になって仕方ないのは男女同じであり、そのため、この状況に陥っている人に対しては、性別関係なくシンパシーを抱くものでしょう。

4. すぐに既読にしないでわざと時間をおく

好きな人のLINEに対してすぐに既読を付けないで、わざと時間を置いておくというのも、多くの人が頷ける内容なのではないでしょうか。

時には好きになった人に対して一直線にアピールしてしまう人もいますが、多くの人にとって恋愛は駆け引きです。

それが上手いかどうかは別として、自分の気持ちがそう簡単にばれないようにふるまうのが普通です。

LINEの既読を付けないようにするというのはその最たるものでしょう。

相手からの返信にはしゃいでいるということがバレないように、わざと少しだけ時間を置いてみるのです。

この駆け引きは恋愛でよく使われますが、本当にドキドキしてしまいますし、誰もがその気持ちを理解できるのではないでしょうか。

5. 相手がびっくりするほどダサいファッションで現れた時のショック

これは、女性の方がシンパシーを感じることが多いのではないでしょうか。

普段はスーツばかり見ていた憧れの人が、私服になった瞬間にダサかった時のショックを思い浮かべると、笑ってしまいながらも同情を禁じ得ないような、そんな複雑な気持ちになるはずです。

特に、制服のある高校時代、もしくは就職してスーツばかりになってしまった社会人の恋愛ではこういった事態に陥りやすいでしょう。

同じことを経験した人なら、より強いシンパシーを感じるのではないでしょうか。

6.思っていることと言っていることが真逆になってしまう

恋愛をしているときには、自分の感情が強く揺さぶられて、それに動かされてしまうことが良くあります。

その揺さぶられ方には、自分でもびっくりしてついていくことができないでしょう。

ですが、それなのに感情をむき出しにされるのが恋愛です。

だからこそ、自分の感情を必死に覆い隠そうとして、思っていることと真逆のことを言ってしまうようになるのです。

本当はそう思っていないのに、つい違うことを言ってしまったという後悔は、色々な年代の色々な人が強いシンパシーを感じそうですね。

シンパシーは親しみを生む

ここまで、様々にシンパシーを生むような状況を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

シンパシーは生まれましたでしょうか。

ここからは、「シンパシーとは何か」という点についてご説明します。

シンパシーという言葉を聞いたことはあっても、何となくの想像しかできていないのではないでしょうか。

シンパシーは最近では広まってきた言葉ですが、やはり、まだ、日本語で説明した方が分かりやすい言葉の一つです。

シンパシーとはそもそも何であるのか、どんな点で役に立つのかなどについて詳しく見てみることにしましょう。

また、シンパシーを抱くことが危険なシチュエーションについても見てみることにしましょう。

シンパシーとは?

シンパシーは英語ではSympathy、共感のことを指します。

自分以外の他者の気持ちを思いやって、理解することを言います。

このシンパシーは誰もが持っているわけではなく、その大小にも個人差があります。

否定形発達児の場合などは、相手の心の中を創造することが難しいため、どちらかというとシンパシーを抱きにくい状態になっていることが多いようです。

これは、大人でも変わりありません。

シンパシーを抱きにくい人は、提携発達の大人にも多く、環境や教育によってもその大きさが変わります。

あまりシンパシーを感じる心が小さすぎても問題がありますが、シンパシーが大きすぎると、自分ではなく他人のことばかりを考えてしまう傾向にあって、それはそれで問題です。

シンパシーはコミュニケーション力の基本

シンパシーはどうして必要とされるのでしょうか。

その答えはもちろん、「人間関係を円滑にするため」です。

シンパシーを持っていなければ、相手の気持ちを思いやることも、その気持ちを理解することもできません。

そのために、人間関係がギスギスしてしまうでしょう。

そもそも、人間は、どんな人であっても自己中心的な一面を持っています。

自分のことがやはり一番に感じてしまうものなのです。

よく言われる話ですが、「他人の大けがよりも自分の指先の擦り傷の方が痛い」のです。

これは当たり前のように思われますが、だからと言って、いつでも自分のことばかりでいられるわけではありません。

「自分の傷の方が痛い」のは当たり前ですが、「大けがをした友人の気持ちに寄り添う」「悲しむ友人の気持ちを理解する」ことがなければ、人間関係がうまくいきません。

どこかで争いが起こってしまうのです。

シンパシーは円滑な人間関係を築く耐えには絶対に必要な要素です。

コミュニケーション力の基本だと考えておきましょう。

シンパシーを持つ力が高い人ほど、相手の気持ちを理解して、適切な行動をとることができるのです。

シンパシーとエンパシーは違う

シンパシーと同列に語られることがあるのが、エンパシーです。

英語のSympathyとEmpathyは別物です。

語感が似ているため、同じものだと思われがちですが、日本語に訳すとSympathyは「共感」でEmpathyは「同情」に当たるでしょう。

要するに、シンパシーの方は、相手の置かれている状況を理解するというだけなのです。

理解しているだけなので、その状況に置かれている人と同じ感情を持っていなくても構いません。

例えば、がっかりして落ち込んでいる人を見たときに、同じようにがっかりして落ち込んでいるのはシンパシーではないのです。

シンパシーの場合には、がっかりして落ち込んでいる人を見て「可哀想だな」「何かしてあげられるかな」と思うことです。

一緒に同じような立場で悲しむことをエンパシーと呼びます。

シンパシーとエンパシーは異なり、シンパシーを抱くのが適切なシーンでエンパシーを抱いてしまうと、人の怒りを買ってしまうこともあるでしょう。

全く状況にそぐわない発言をしてしまうこともあります。

逆に、シンパシーだけの発現をしてしまうと、上から目線で何か嫌な感じがするといわれてしまうこともあるのではないでしょうか。

シンパシーとエンパシーの違いはしっかりと覚えておきましょう。

シンパシーを感じる理由

人間は誰もが自己中心的で、本当には自分のことばかりを考えてると書きました。

ですが
それならば、どうして人間はシンパシーを感じるのでしょうか。

本当に自分のことばかりを考えているのなら、理性で抑えつけて相手に共感を覚えているのでしょうか。

人間が他人に対して、時には自分の感情まで激しく揺さぶられるほどに共感を覚えるのはなぜなのでしょうか。

その理由についていくつかを見てみることにしましょう。

より相手を知りたいから

シンパシーを人間が持っている第一の理由としては、相手のことを知りたいからというものがあるでしょう。

自分が一番大切であるとは言っても、やはり、一人で生きていくのは寂しいものです。

好きな人のことは知りたいと思いますし、誰かと感情を共有するのは楽しいものです。

相手のことをたくさん知るためには、相手に対して共感しなければなりません。

相手がどのような気持ちでいるのかを理解しなければいけないのです。

人間関係を円滑にするのがシンパシーですが、人間関係を作り出すのもシンパシーです。

同じ何かを感じていると、人は相手のことをもっと知りたいと思うようになりますし、親しみを感じるでしょう。

相手に近づいてもっと相手のことを理解するためには、シンパシーを持っていることが必須なのです。

相手にも自分を知ってもらいたいから

シンパシーを持つ必要がある理由の一つとしては、相手にも自分のことを知ってもらいたいからという理由が挙げられるでしょう。

相手にも自分のことを知ってもらいたい、自分の感情を理解してもらいたいという強い欲求が、進化の中でシンパシーを生み出したのです。

つまり、シンパシーは、お互いにお互いのことを知りたい、知ってもらいたいという気持ちがあるからこそ生まれたのです。

知りたくないくらい嫌いな相手で、同時に自分のことも知りたくないと思っている間柄なら、よほどのことがない限りはシンパシーが生まれないでしょう。

シンパシーを感じる時に気を付けたいこと

シンパシーは人間にとってはとても大切なものです。

シンパシーがなければ人間はなかなか相手と良い関係を築くことができません。

相手に対する興味そのものがシンパシーを作り、自分のことを知ってもらいたいという欲求が、相手の心への理解を生みます。

ですが、そんなシンパシーも、実は危険なものになってしまうシチュエーションがあるのです。

強いシンパシーを感じたときに気を付けなければいけないことについて見てみることにしましょう。

会って間もない人にシンパシーを感じるのは危険

シンパシーは人間関係を円滑にする一方で、自分を無防備にするものだとも言えます。

相手の気持ちを理解して、その気持ちに寄り添おうとしているときには、相手に対して自分側は心を開いている状態にあるでしょう。

だからこそ、シンパシーを感じたときには相手に対して親しみを覚えますし、相手と距離が近くなったように思えるのです。

ここで危険なのは、距離を近づけるためにシンパシーを感じるような状況を作る人がいるということです。

相手の心に取り入って騙そうとする詐欺師などは、こうしたシンパシーを利用します。

あいての心をうまく操作して利益を生もうとする悪徳宗教やセールスマンも同じです。

初対面から強いシンパシーを感じた場合には、気を付けた方が良いかもしれません。

会って間もないのに強いシンパシーを感じるときには、シンパシーを感じるように振舞われている可能性があるのです。

シンパシーは誰もが持つものではありますが、強いシンパシーを感じるのはそう多くありません。

あまり相手のことを知らないのにシンパシーを強く感じて身近に思えるという場合には、もしかして危険かもしれないと思っておいた方が良いでしょう。

辛い状況にある人にシンパシーを気安く伝えてはNG

シンパシーは同情とはまた異なるものです。

相手の気持ちを理解して寄り添おうとはしますが、同じ気持ちになるわけではありません。

辛い状況にある人にはどうしても同情はしますし、共感を覚えることもあるでしょう。

ですが、相手は「自分一人しかこの悲しみを分からない」「この辛さはそう簡単に分かってほしくない」と思っているかもしれません。

誰もが理解できる悲しみではないからこそ、苦しんでるということもあるのです。

そのため、あまり辛そうな様子を見せている人には、そう簡単に「辛いよね、分かるよ」などとシンパシーを伝えてはいけないのです。

相手が何を求めているのかというのはそう簡単に分からないかもしれませんが、時には、共感を必要とせず、放っておいてほしい時もあります。

状況を見誤らないようにしてください。

相手の人間性をじっくり観察しよう

シンパシーを感じたとき、シンパシーを伝えられたときには、相手の人間性をじっくり観察してみてください。

時には「フィーリングが合う」人もいるものですが、フィーリングが合うことと、人間性が良いことは全く異なります。

その人が自分にとって良いものであるのか、それとも悪影響を及ぼすものであるのかというのは、自分自身で判断しなければいけません。

特に、最初に述べたように、初対面から強いシンパシーを感じた場合には、少し注意しておきましょう。

婚活などで出会った人に対して「初対面からこんなに相手に共感できるなんて運命かもしれない」などと何の疑いもなく感じないようにしてくださいね。

シンパシー以外の条件をしっかりと見極めるようにしましょう。

時には自分の弱点をさらけ出すことも大切

シンパシーは相手の気持ちに共感することであり、相手の心を開くためには必要なことでもあります。

ですが、このシンパシーをどこか苦手にしている人もいるでしょう。

簡単に共感されてしまうことは、自分の心に土足で入ってこられるようで嫌だと、心を閉じてしまっている人もいるのではないでしょうか。

ですが、時には自分の弱点をさらけ出すことも大切です。

シンパシーというそれ自体が嫌いな人は、どこか閉じようとしている心の中に入ってこようとしていることが苦手なのではないでしょうか。

実は、大っぴらに自分の弱点をさらけ出してシンパシーを求めたとき、相手からの優しいシンパシーやエンパシーが心にしみることもあります。

シンパシーには注意が必要なことも多くありますが、そう悪いものではありません。

共感できる範囲を徐々に増やして世界を広げよう

共感する場合には注意はもちろん必要です。

誰にでも共感を覚えてしまうというのは、とても危険なことです。

ですが、自分の親しい相手に共感を覚えるのは全く悪いことではありません。

むしろ相手からのシンパシーをシャットアウトしてしまっていることの方が、人間関係のためには問題があります。

シンパシーを覚えること、シンパシーを受け取ることが出苦手な方は、共感できる範囲をまずは作りましょう。

それは、とても狭い世界かもしれません。

自分の家族、ほんの一握りの友人しかいないかもしれません。

ですが、それで良いのです。

そこからどんどんと範囲を広げていくことで、世界も広がっていくのではないでしょうか。

共感できる範囲が広がれば、人間関係も広くなりますし、色々な人と交流することができます。

そうすることで、シンパシーの範囲だけではなく、自分自身の世界そのものが広くなっていくのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

シンパシーを強く感じるシチュエーションには同感していただくことができましたでしょうか。

シンパシーは人間関係を作るうえでは絶対的に必要なものです。

お互いにシンパシーを感じることで、お互いの気持ちを理解して親近感を抱くことができるのです。

時にはシンパシーが危険なものとなることもありますが、基本的には、相手の気持ちに沿ってシンパシー、時にエンパシーを抱くことが大切なのです。

色々な場面でシンパシーの大切さを感じることは多くあるのではないでしょうか。