愛し合うことによって結ばれたカップルが永遠である…それは幻想です。

結婚して恋人から夫婦に関係性が変化することによって、今まで見えてなかったお互いの色んな面を知ることになります。

「そんな意外な一面が…」「まぁ、人間だからカンペキではないよね」なんて思えて妥協や歩み寄りが出来る人もいれば、「そんな人だとは思わなかった」「この人と一緒に暮らしていくなんて無理」というレベルにまで達してしまうこともあるはずです。

こうして知った相手のちょっと一面が、どんどん2人の間に溝を作っていき「離婚」の2文字に行きついてしまうこともあるのです。

離婚を決意した以上は早々に決着をつけたいと思うものですよね。

ここでは、離婚を考え始めた人のためにやっておきたいことや事前準備についてご紹介します!

想い合って結婚したのに訪れる別れ

1度は猛烈に愛し合って結婚した2人。

しかし、結婚生活の中ですれ違いが生じ、いつの間にかそのズレは修復できないくらいまでなってしまうことがあります。

価値観の違い、性格上の不一致、配偶者の不貞行為など離婚に至る原因はたくさんあります。

かつては「一生を添い遂げるのはこの人しかいない」とお互いに想いあって結婚したのに、無情にも別れが訪れることもあるのです。

もともと他人の2人が新たに家庭を作って暮らしていくということは、なかなか簡単なことではありません。

恋人時代は「好き」という気持ちだけもやっていけましたが、結婚はそれだけではやっていけません。

結婚よりも離婚は大変


結婚はハッピーが原動力となるので、多少しんどくても頑張ることができます。

結婚式の準備や仕事の両立などで睡眠不足になろうが「2人の結婚式のため!仕事も新生活のため!」とハッスルできますよね。

結婚は大変だけど、それ以上に幸せが勝るのです。

しかし離婚の場合は違います。

結婚と離婚が正反対のものであるのように、その心持ちも正反対なのです。

ケンカの末の離婚の場合はお互いボロボロになっての離婚になることが多いです。

「結婚しました」の報告はノリノリでできても「離婚しました」の報告は疲弊しきっているので力ないものになってしまいます。

事前の知識・準備が必要

「今すぐ離婚したい!」と思っていても、アナタは離婚についてどれほどのことをご存じでしょうか?「離婚届けにハンコを押せば終了でしょ!」と思うでしょうが、それは離婚の手続き的なものの1つに過ぎません。

離婚届け提出は確かに1番大切なことなのですが、その
前の話し合いで決めておくべきことや、権利関係などをしっかり確認して決めたりなど、意外とやることがたくさんです。

かなり自分に不利な条件で離婚してしまったり、「子供に会えないってどういうこと?」なんてもめごとが後々出てこないためにも、離婚するに際しての知識や準備はあらかじめ綿密にしておく必要があります。

やっておきたい9個の事前知識


「もうこの人とはやっていけない!」と思っても、早まってはいけません。

後悔のない離婚をするのもまずは準備が必要です。

ここでは、離婚する前にやっておきたいことについてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

1、離婚後、生活出来るか考える

離婚後、自分がちゃんと生活していけるのかをよく考えてから離婚に向けて動きだすようにしましょう。

子供のいる方は自分だけでなく子供の将来もよく考える必要があります。

「本当に自分1人で子供を健やかに育てることができるか」という一番重要なことのほかにも「養育費に依存しなくても、子供の必要な費用は自分で捻出できるか」などのもしものことを考えておくようにしましょう。

様々な状況を想定してやっていけるかしっかりと考えておきましょう。

仕事や新しい住まいを探しておく

女性の場合、共働きの人は問題ありませんが専業主婦の女性はまずは職探しからする必要があります。

仕事が決まらないうちに離婚してしまうと離婚後の生活に苦労することがあります。

財産分与や慰謝料などので当面の生活費にはなりそうなお金があっても、それはいざというときに置いておきたいですよね(まさに、離婚直後の生活がいざというときという考えもありますが)。

また、離婚後の住居も探しておかなければいけません。

実家に帰るという手もありますが
子供の学校などの環境を変えたくない、仕事の関係上で今の住まいから極端に離れた場所には暮らせないという人もいるでしょう。

早々に、条件にあった新居を探しておきましょう。

2、不倫が原因なら証拠を集める

永遠の愛を誓ったにも関わらず、相手の不貞行為で離婚するということもありますよね。

「浮気の1回や2回ぐらい、許せるわ!」という人間ばかりではありません。

不倫や浮気などの不貞行為は、これが原因で夫婦関係が破綻すると「婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当します。

自分の配偶者が、ほかの誰かと関係を持っていたなんて、気持ち悪いし裏切りでしかありませんよね。

配偶者の不倫によって離婚を検討している人は、まず証拠集めをするようにしましょう。

探偵に依頼するのもアリ

配偶者が不倫をしていることがある程度確信できている人は、探偵に依頼して証拠を集めてもらうものアリです。

子供がいたりすると、不倫現場などの写真を撮りにいくわけにもいきませんし、素人が変に動くと相手に勘づかれてしまったり、トラブルにもなりかねません。

色んな状況を考えると、プロである探偵にお任せしたほうが確実です。

しかし、探偵にお願いするとやはり費用は高いので、ある程度不倫を確信したときに探偵に依頼して費用を抑えるなどしたほうがいいかもしれません。

3、別居を考える

もう一緒にいれないと思うと同じ部屋どころか同じ家に暮らしているのもイヤになりますよね。

頭を冷やして冷静に今後の話をするためにも、離婚をする前に別居を選択する人も多いでしょう。

しかし、思いつきの勢いで別居を選択すると苦しい思いをすることもあるので、慎重に考えてから決断しましょう。

生活費についても考える

別居になると、家庭内での生活の拠点が2つになります。

よくあるケースとしては、妻(と、子供)が実家に帰り、夫が自宅で暮らすというパターンが多いでしょう。

自宅では相変わらず夫が生活してるし、妻や子供は妻の実家で生活しているとはいえ、それでもお金はかかるものです。

家族全員で自宅で暮らしているときよりも確実に生活費はかかるので、別居前には必ず生活費について話し合うようにしましょう。

4、離婚に必要な時間・費用を考える

離婚自体は、しようと思えば離婚届を出すだけですぐに成立しますよね。

でも、実際は色々決めることや手続きがあるので、そんなにアッサリ離婚届を提出して「ハイ、さようなら」というわけにはいきません。

決め事がたくさんあるでしょうが、離婚に要する時間や費用をよく考えておきましょう。

離婚費用・生活費用などを貯めておく

離婚したら新しい新居に引っ越ししないので引っ越し費用がかかります。

そして引っ越し先の家賃もいるし家具も家電も買わないといけないし、そのほかにも初動費用的なものだけでもとてもお金がかかります。

また、その後の生活費用もないと暮らしていけません。

お金関係を何も考えずに離婚してしまうと、住むところにすら苦労してしまいますよ。

離婚を考えだしたら、まずは配偶者に内緒で離婚用の貯金をしはじめることもをおすすめします。

また、専業主婦だった方は離婚前の貯金中に仕事探ししておくといいでしょう。

いざ離婚したときに、自力で稼げていないといくら貯めこんでいても生活費に不安を感じる日々を過ごすことになりますよ。

5、離婚戦略を考える

離婚したいと思ったら、まずは離婚に関する戦略を考える必要があります。

最終的には離婚届を市役所に提出したら離婚は成立するのですが、離婚届の提出ばかりを考えてはいけません。

離婚届の提出するまでに色々作戦を立てて話し合いなどをしないといけません。

子供の親権や養育費、財産分与、相手が有責ならば慰謝料の話も必要になります。

戦略の有り無しで成否が決まる

とにかく相手の顔を見たくないほどになっていて「早く離婚が成立してほしい!」と何も考えず感情的に離婚してはいけません。

戦略をちゃんと立てていないと、離婚後の生活に大きく影響してしまいます。

急いで離婚したから養育費の話が全然できてなくて離婚後にもめたり、財産分与もざっくりとしかしていなかったから相手が一部の財産を隠していて財産が思うように受け取れなかったりなど損をしてしまうこともあります。

とにかく冷静に離婚戦略を考えることをおすすめします。

6、親権について考える

子供がいる夫婦が離婚をする際に必ず大きな問題になるのが子供の親権についてでしょう。

ほとんどの場合はよほどのことがない限り、親権は母親に行きがちですよね。

子供と離れたくないという自分の感情よりも、「父親か母親、どっちについていくほうがいいのか子供にとっていいのか」ということをよく考えましょう。

手に入れるには準備が必要

子供の親権を手に入れるには、まずはある程度の経済力(母親に職があるか、実家などから支援を受けられるかなど)や子供にとっていい環境であるかということを見られます。

子供の年齢が低いと、よほどの事情がない限り親権は母親に行きやすいです。

もし、親権を手に入れたいのであれば、実家や頼れる人に相談をして生活をサポートしてもらうという約束をもらったり、専業主婦の場合は離婚前に職を探して経済的に安定しているということが主張できるように準備を整えておきましょう。

7、慰謝料について考える

配偶者の不倫や暴力などの、相手の責めに帰することが原因で離婚に至った場合は慰謝料を請求することができます。

精神的労力などが慰謝料を上回る事も多い

慰謝料の請求は、相手もとにかく減額しようと抵抗してくることがあります。

コチラとしてはこれまで被った被害をお金で解決しようとしてるのに、慰謝料の話し合いでもめてまた精神的に苦痛を与えられると思うとたまりませんよね…

8、目に見えない資産を調べておく

離婚する際に夫婦間で行われるものの1つに財産分与があります。

結婚生活のなかで夫婦で築きあげた財産を2人で分け合う必要があります。

家や車などの目に見える資産はもちろん、預金などももちろん財産分与の対象です。

そして今はなくても退職金や年金なども財産分与の対象となりえることもあります。

見えないものもしっかりと存在は把握しておきましょう。

財産隠しをしているケースもある

財産分与から逃れようと、相手方が虚偽の財産の申告をすることがあります。

離婚が近づいてきたから不動産や車などを誰かに一時的に譲渡したり(あとから返却をうける)、お金を通帳に入れず現金で管理していたり(財産分与の際に提示する通帳に入れない)などしていることもあります。

9、弁護士などを見つけておく

弁護士というと法の専門家ですよね。

なんか犯罪やトラブルに巻き込まれたときにお世話になるイメージですが、離婚についても親身に相談を受けてくれます。

争点が多いときや、相手ともめているときは早めに頼れそうな弁護士を探しておきましょう。

離婚がもつれた時に頼れる

離婚は基本的に夫婦2人の話し合いでサッとできるものです。

しかし、親権や慰謝料、養育費などどうしても条件が合わなかったり、そもそも離婚したくないんだ!と相手が言い出してごちゃごちゃになった場合に心強いのが弁護士さんです。

法的なエキスパートなので、もめてどうしようもなくなる前に弁護士に相談しておきましょう。

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後悔しないために、知っておきたい離婚の手続き

「夫婦で話し合って離婚をしたのだけど、払えないと言われて泣く泣く慰謝料をあきらめた…」「養育費の額が決まらなくて、離婚の話し合いが進まない」という人も少なくないでしょう。

離婚は夫婦2人で慎重に話し合わないといけないものですが、ずっと2人で話していても堂々巡りでなかなかまとまらないということもあるでしょう。

そんなときに「調停離婚を詳しく知っていれば…」など後悔することもあるはず。

離婚の方法にも色々あるんだということを知っていると、自分たちにはどれが適しているのか選ぶことができます。

ここでは、知っておきたい離婚手続きについてご紹介します。

協議離婚の場合

協議離婚とは、夫婦が話し合って離婚に合意する方法です。

原因がどうであれ話し合いによって条件などを決めることができます。