今から十数年前、若者を中心に一大ブームとなった写メ。

大人となってからも友達や恋人との良い思い出になったという人も多いのではないでしょうか。

そんな青春時代に心当たりのある人の中に、今でも写メという言葉を使っている人はいませんか。

もしかしたらその言葉は相手に伝わっていないかも・・・?今回はそんな写メの現在についてまとめてみました。

写メはもう死語になりつつある・・・?!

普段何気なく使っている写メという言葉、もしかしたらあなたの身近にもその言葉の意味を知らない人がいるかも知れませんよ。

実際に現在、写メという言葉を聞かなくなっているような気がしますよね。

それはつまり、写メというサービス自体を利用している人が少なくなっているという事ではないでしょうか。

それが本当なら写メはもう死語になりつつあるという噂もあながち嘘ではないのかも知れません。

写メって何?知らない若者が急上昇


現在では、写メという言葉自体を知らないという若者が急上昇しているというのをご存知でしょうか。

写メに思い出がたくさんある世代の人には衝撃的な事実ですよね。

ここからは、そんな若者の為に写メの事についてまとめてみました。

意味

まずは写メを知らないという人の為に、少し歴史を振り返ってみましょう。

今から遡る事10数年前の事です。

2000年にJ-PHONE(現在のSoftbankの前進企業)が開発した携帯電話がありました。

その名は「J-SH04」。

今でこそスマートフォンなどでは当たり前になっているカメラ機能ですが、当時存在していた携帯電話の中では世界初のカメラ付き携帯電話だったのでした。

そして、J-PHONEが提供していたロングメールサービスには画像添付が可能だったのです。

これこそがまさに写メの始まりでした。

つまり、写メとは写真付きメールという意味だったのです。

尚、写メ(写メール)はSoftbankの登録商標になっています。

こうして、写真付きメールが誕生した事によって、当時の携帯電話ユーザーの間で一気に人気に火が付く事になりました。

このJ-SH04の誕生は業界にも大きなインパクトを与える事となり、他メーカーもそれに続くようにして開発を行い、カメラ付き携帯電話が続々と発売されるようになりました。

尚、NTTドコモではiショット、auではフォトメールという名前での写メールと同じようなサービスも開始するようになりました。

その後、写メは若者を中心に人気のサービスとして知られるようになりました。

尚、余談ではありますが2014年に国立科学博物館では、重要化学技術史資料として写メール対応初号機である「J-SH04」を登録する事を発表しました。

これは私たちの暮らしや、社会、文化などに多大な影響を与えた証でもあり、未来技術遺産とも呼ばれる大変名誉な事です。

奈良県にある国立科学博物館に行けば、展示されている実機を見る事ができますよ。

使い方


意外と知られていないのが写メという言葉の使い方です。

既に死語になりつつ言葉ではありますが、おさらいをしておきましょう。

知識として知っておくだけでも損にはなりません。

写メという言葉は略語であり、正式には「写メール」で商標登録されています。

上の記事でもご紹介した通り、写メとはつまり写真付きメールという意味であり、写真付きの「写」とメールの「メ」を足して作られた言葉です。

その為、写メという言葉の使い方としては「これから写メ送るね」などというのが正しい使い方になります。

現在でもたまに「写メ撮っていい?」や「写メ見せて!」と言う人がいますが、厳密に言うとこれは誤りです。

写メという言葉はあくまで写真付きメールを指すものであり、カメラで写真を撮る行為や、写真そのものを表す言葉ではありません。

写メでできること

2000年頃から一大ブームとなった写メですが、一体どんな事ができるのでしょうか。

ここからは写メでできる事についてご紹介します。

当時写メを利用していた人も思い出しながら見ていきましょう。

携帯で撮った画像が送れる

2000年当時の携帯電話にはロングメールサービスがありました。

MMS(マルチメディアメッセージングサービス)とも呼ばれ、それまでのSMS(ショートメッセージサービス)よりも制限が少なく、写真や音声なども写メで送る事が可能です。

また、MMSに添付した写真や音声などは携帯電話からパソコンのメールアドレスにも送信する事ができます。

まさにこの機能が写メの大きな魅力であり、気の合う仲間同士で画像を送り合うというのが当時流行していたコミュニケーションでもありました。

文章が書ける

写メは写真を送るだけではなく、メールとして相手に文章を書く事も可能です。

写メが流行していた当時は、カメラ付き携帯電話で撮影した写真をその場でメールに添付して相手に現在の状況を知らせるという使い方をしている人も多かったのです。

その為、写メは写真だけではなく、メール機能としても非常に便利なサービスだったのです。

写メでできないこと

写メは写真も文章も送れる非常に便利なサービスですが、写メではできない事もあります。

一体どんな事ができない事なのか以下を参考に見ていきましょう。

加工

現在ではスマートフォンで撮影した写真も、写真加工アプリなどを使う事によって、編集や加工ができるようになりましたが、写メに添付されている写真はそのような加工ができません。

写メを送る側の人が、予め写真のサイズの変更をして送る事はできますが、可愛いデザインにしたり、文字を付け足すといった事はできません。

写メの代わりに登場したもの

写真やメールのやり取りに欠かせなかった写メ。

最近ではスマートフォンの普及により、写メの代わりとなるものが登場しました。

現在ではそんな新しいサービスも幅広い世代で多くのユーザーの間で利用されています。

ここからは、現在写メの代わりに登場したものについてご紹介します。

LINE

LINEは韓国のIT企業NEVERの子会社である、LINE株式会社が運営、提供をしているSNSです。

LINEが日本でも利用されるようになって数年が経ちますが、現在では若者だけではなく、スマートフォンの普及により年配者の利用も多くなりましたよね。

また、LINEはスマートフォンで利用を開始すれば、パソコンやタブレットでも利用できるので幅広い使い方ができるSNSです。

LINEと言えば携帯電話番号のみで登録可能、利用料金はパケット通信料のみなので、予めパケ放題などの料金プランに加入していれば実質無料で利用できる点も大きな魅力です。

その手軽さからは想像がつかないほど、LINEユーザー同士でインスタントチャットや、可愛いデザインのスタンプでのやり取りが可能で、LINE内で特定のユーザーのみだけでやり取りができるグループチャットも可能です。

そして、それまで写メに備わっていた機能と同じように、LINEユーザー同士で写真や動画などを送信する事もできます。

LINEは今や利用者が世界で3億人を超えるとも言われており、他のSNSと比べても単純かつ、知らない相手には自分の情報やチャットの内容も公開されないところが人気の理由となっているようです。

写メを当時から利用していた人にとっても、写メの現代版として抵抗なく使えるところも良い点ではないでしょうか。

エアードロップ

エアードロップはアップルによるWi-Fiアドホックサービスで、iOS7以降を搭載しているiPhone、ipad、ipod touch、Mac間で写真などのデータやファイルを送受信できる機能です。

その為、最近の機種であれば購入時から備わっている機能なので、改めてインストールをする必要はありません。

エアードロップは意外と知らないという人も多いようですが、その機能はなかなか便利なもの。

例えば、友人同士と一緒に居る時などにスマートフォン同士で、見せたい写真や動画などをWi-FiやBluetoothを通じてシェアをする事ができます。

Web経由ではないので容量の大きなデータも高速で送る事ができるところも良い点です。

操作も簡単で、スマートフォンの待ち受け画面からエアードロップをオンにすると、近くに居る人のスマートフォンの名前を検索してくれるので、やり取りしたい人の名前を選ぶだけ。

写真や動画以外にも、見たいWebページ、メモ、地図、連絡先、アプリなどもエアードロップで送受信が可能です。

写メのようにメッセージは同時に送る事はできませんが、手軽に色々なファイルデータを相手に送れるのは、写メ以上のメリットがあります。

Instagram

InstagramはFacebookが運営、提供しているSNSです。

2012年にFacebookがInstagramの開発会社を10億ドルで買収を発表した事でも話題になりました。

Instagramは海外でも人気のSNSですが、年々日本でも利用者が増加している傾向があります。

他のSNSと比べて写真や動画のアップロード機能が優れており、短時間で簡単に操作が行えるというメリットがあります。

実際に利用者の大半は自分の好きな写真や動画をアップしており、見た目も綺麗と評判です。

尚、Instagramではフォローしていない人にはフィードが届かないので、ハッシュタグを辿っていく文化があります。

若い世代の人はこのハッシュタグを検索機能代わりにして、最近注目されている事柄をチェックしている事もあるのだとか。

また、InstagramはFacebookのように実名登録は不要ですし、面識のない人から常に見られているという気遣いが不要なところも日本人には相性が良いようです。

また、気の合う仲間とだけのコミュニケーションを目的として利用する人も多く、元々はFacebookを利用していた人もInstagramの利用だけで満足している人もいるようです。

勿論、投稿した写真や動画にはコメントやハッシュタグを付けられるので、写メのような使い方も可能です。

SNOW

SNOWはGoogle Playで人気の無料カメラアプリです。

韓国のCampmobile株式会社が2015年に発表し、現在はNAVERの子会社のSnow corporationが運営しています。

尚、東京の渋谷ヒカリエに日本支社があります。

2016年からこのSNOWが若い女子の間で絶大な人気アプリとなっています。

SNOWにはたくさんの面白おかしいスタンプやフィルターがあり、動物みたいな顔にしてみたり、顔を別のものに入れ替えたりする事もできるアプリです。

また写真だけではなく動画でも使う事ができ、リアルタイムで色々なエフェクトをかけられる顔スタンプ機能や、自撮りした写真や撮影した動画をGIFとしてメッセージと一緒に送信する事もできるという優れもの。

集合写真のようにたくさんの人が写っている写真を加工して、違う人の顔を交換してしまうという離れ技も可能です。

そして、SNOWが人気になっている理由と言えばSNOWで撮影した顔は盛れるというところです。

これまでにも写真加工アプリはありましたが、SNOWで撮影すると目はパッチリ大きくなり、肌も綺麗に映ると評判になっており、もはや自撮りにSNOWは欠かせないという女子も少なくないようです。

更に猫耳などを付け加えれば原型をとどめていないと言うほどの仕上がりにする事も可能なのだとか。

また、SNOWを利用している芸能人も数多く、自撮りした画像をTwitterなどにアップしている事もよく見られます。

また、出来上がった写真や動画を楽しむだけでなく、加工している時も楽しいと評判で、元々自撮りが好きな女子の間ではウケが良いようです。

B612

B612と聞いてアプリの事と分かる人は若い世代の人に多いかも知れませんね。

一見、何の事だから分からない変わった名前ですが、B612とはLINEが提供しているアプリの一つで、
「ビーロクイチニ」とそのまま読みます。

B612は自撮りに特化しているという特徴を持ったカメラアプリ。

まさに自撮りが好きな今時の若い世代の人にはもってこいのアプリです。

また、自撮りだけではなく、風景や動物なども綺麗に撮影する事ができますが、B612では全て内カメラのみを使用します。

アプリの操作も簡単で、シャッターを切る時も画面をタップするだけ。

自撮りではありがちな撮り直しも画面を2回連続でタップするだけですし、毎回撮影した写真を保存しないようにする設定もできるというところも、自撮りに特化している点です。

フィルターの数も40種類ほどある中から選択可能で、自動でアウトフォーカス機能がついているので、自撮りをした時でも自分の顔や体の周囲のものはぼやけて見えるようになります。

また、複数の画像を一枚の画像にできるコラージュ機能もついているので、SNSやブログのトップ画像に設定する時などにも役立ちます。

と、ここまではカメラ機能だけなのですが、2016年からB612にPlay機能が追加された事によって、SNSなどにコメント付きの動画も送れるようになりました。

動画はたった1秒しか撮影できませんが、コマ送りにして送る事ができ、24時間後には勝手に削除されるというもので、SNOWやInstagramのストーリー機能に近い使い方ができます。

尚、B612とは小説「星の王子さま」に登場する王子さまが住んでいる星の名前からとったのだそうです。

実際にアプリを起動すると、色々な星が映っているが分かるかと思います。

Snapchat

Snapchatは他のカメラアプリとは一味違ったアプリです。

写メのように自分で撮影した写真や動画を他人に送る事ができるのですが、相手側が送った画像や動画が自動的に消滅してしまうという機能が特徴のアプリなのです。

消滅するまでの時間は予め設定可能ですが、最大でも10秒。

画像や動画を受け取った側は、画面をタッチし続ける必要があり、カウントダウンが終わると消滅してしまいますが、受け取った側ではスクリーンショットとして残しておく事はでき、その旨が送信した人にも伝わるようになっています。

SNSとしての機能も持っており、マイストーリーに設定済みの友人などには24時間後に消滅する仕組みとなっています。

そしてこのアプリを作ったのはアメリカの起業家、エヴァン・シュピーゲルさんという若干27歳という青年です。

エヴァンさんがスタンフォード大学在学中に数名の仲間と一緒に作ったこのSnapchatは、奇抜な発想にもかかわらず、アメリカの若い世代の人たちの間で話題となり、たちまち人気のアプリとなりました。

そして今や日本の若者の間でも注目されています。

普通なら、友人や恋人などから送られた写真や動画は残しておきたいと思いますが、最近では既にそのような事が多くのSNSで行われており、中には煩わしいと思ってしまう人も多いというのも事実です。

そのような中で、気軽に挨拶するような使い方で相手の写真や動画が少しの間だけ見れるというのは、SNSに疲れてしまったという人には丁度良いと思えるのだとか。

尚、日本や海外の有名人も多数利用しており、そのような有名人の日常を垣間見れるというのも魅力となっています。

Snapchatはまさに、今の若者の気持ちを見抜いた未来型のアプリです。

最近の若い世代の人はメールも使わない?!

写メを知らない若い世代の人には驚いたという人も多いかと思いますが、なんと最近の若い世代の人はメールも使わないという人も少なくないようです。

また、写メ自体は知っていれど、使っていないという人もいるのだとか。

それでは最近の若い世代の人がどのようにして周りの人と連絡を取り合っているのか以下を参考に見ていきましょう。

LINEやInstagramを使う事が多い

特に最近の高校生の間ではメールを使わないという人が増えていると言われてますが、その理由として考えられるのが、メールと比べてLINEやInstagramを使う機会の方が圧倒的に多いという事のようです。

実際に、ネット上でもメールの事を今ではインスタと呼ぶ人や、メールを送る事をLINEすると言う人も多く、20代から30代の人にとっては信じられないと驚きの声もあります。

写メの特徴である、画像や文章の送受信が今ではLINEやInstagramでもっと簡単に行えるので、写メの必要性が無いと感じてしまうのです。

こうしたやり取りは、自分以外の周りの人も同じSNSを登録していなければ成り立ちませんが、現在は年々LINEを筆頭に、幅広い年代の利用者が増えているので、今後写メを使わなくなる人は増加していくのも仕方がないかも知れませんね。

メールの基本的なルールや使い方を知らない人も

そんなメール自体を使わないという人たちが増えているという事によって、最近の若い世代の人はメールの基本的なルールや使い方を知らないという人も現れ始めているようです。

学生でいる間は、SNSでのチャットなどでやり取りを行う事が大半であり、普段からメールを使うといった習慣が無いのです。

しかしながら、社会に出るようになればビジネスシーンでメールを使うという事も少なくありませんし、パソコンでのメールは現在でもあらゆる企業でも現役で使用されています。

以前、よく話題になった団塊の世代がインターネットやメールの使い方が分からないという事と同じような現象が、メールを使わないSNS世代にも起きているのです。

但し、全ての若い世代の人がそうであるという訳ではありませんし、中にはそんな状況に危機感を持って、自ら積極的にメールの使い方を学ぼうとする人も存在しています。

このような状況になってしまっているのは、決してやる気がないであるとか、甘えなどという事ではなく、SNSの普及と社会全体がマッチしていないというのが現状です。

もし、身近にメールの使い方で困っている人がいたら、優しく教えてあげましょう。

写メの特徴

現在では写メに代わる機能やカメラアプリが続々と登場しており、どれも便利で楽しいものばかりですよね。

しかしながら、写メがブームだった頃、今の携帯電話やスマートフォンではあまり見られない特徴というものがありました。

どんな特徴があったのか以下を参考に見ていきましょう。

画像が荒い

現在はスマートフォンでもまるでデジカメで撮ったような品質の写真をが撮影できるようになりましたが、写メがブームだった当時の携帯電話のカメラ機能は現在と比べてもかなり見劣りしてしまう性能でした。

その為、せっかく撮影した写真を写メで送っても、ぼやけてしまったりする事も少なくありませんでした。

プリントアウトしてもその画像の粗さがとても目立ってしまうというデメリットもあります。

そういう意味では、まだこの頃のカメラ機能は玩具レベルであり、本格的な写真撮影にはとても使えるような代物ではありませんでした。

尚、2000年に発売され、写メの火付け役なった携帯電話J-SH04に内蔵されていたカメラの画素数は11万画素程度、その後はカメラの性能も急激な成長を見せ、2009年には1200万画素にまで達した携帯電話が発売されましたが、最近のスマートフォンでは2000万画素を超える機種もあるので画素数だけを比べてもその差は歴然ですよね。

こうしてカメラ機能を振り返ってみるだけでも改めて携帯電話の歴史を感じさせます。

シャッター音が複数ある

現在発売されているスマートフォンにはカメラで撮影をする時のシャッター音は「カシャッ」というお馴染みの音ですよね。

しかしながら、写メが使える当時の携帯電話にはシャッター音が複数搭載されており、その中から好きな音を選択する事ができました。

お馴染みの「カシャッ」は勿論、「ティロリーン」や「キラキラ」など色々なバリエーションがありました。

尚、スマートフォンでもシャッター音を変えるアプリを使う事で様々なシャッター音に変更する事は可能ですが、基本的にはどの機種もシャッター音を従来のタイプのものから変更する事ができず、またシャッター音自体を消す事もできない仕様になっています。

これは、カメラ付き携帯電話で盗撮などの犯罪行為に悪用された実例があり、法律ではシャッター音を消す事はできませんが、大手携帯電話会社側で犯罪を助長しないように自主規制をしている為と言われています。

その為、シャッター音を消すアプリなどの開発や販売をしたり、そのようなアプリを自分の携帯電話にインストールする事については罰せられません。

つまり、違法になるかどうかはカメラ機能の使い方によるという事になります。

モラルを心掛けていれば、他人が嫌がる撮影をしようとは思わないはずですよね。

内カメラがない

最近のスマートフォンのカメラには内カメラ機能も搭載されているので、自撮りも手軽にできるようになりましたが、写メが使える当時の携帯電話には内カメラ機能が搭載されていませんでした。

その為、自撮りをするのはまさに至難の業。

一応、携帯電話の背面には自撮り用の鏡が付いていますが小さくて見づらい事が多く、距離感を掴むまでとにかく慣れる、鏡を使う、撮ってもらえそうな人に頼むなどは当時の携帯電話の利用者であれば誰もが通った道であり、今では到底考えられない事でした。

また、携帯電話の機種が変わってしまうと、カメラの位置も変わるのでせっかく慣れた自撮りもまた一から練習しなければならないというのもありがちな事でした。

ガラケーから最近のスマートフォンに切り替えた人は現在のカメラ機能にありがたみを感じてしまいますね。

画像はメールでしか送信できない

最近ではスマートフォンで撮影した写真をメールに添付する以外にもSNSで画像をシェアしたり、ファイル共有アプリなどを使って画像を保存、共有する事ができますが、当時のカメラ付携帯電話で撮影した画像などはメールのみでしか送信する事ができないという特徴がありました。

その為、写メ全盛期でもパケット定額サービスが開始される前はパケット料金が高くつく事もありがちであり、月々の支払いに泣かされる人も多数存在していました。

動画も送れるムービー写メール

2000年に発売されたカメラ付携帯電話から写メが一大ブームとなりましたが、当時はまだ静止画のみしかメールに添付する事ができませんでした。

その後2002年にJ-SH5Hが動画対応機種として発売されました。

また、J-PHONEでは新機種の発売に合わせて新メールサービスとしてスーパーメールを開始しました。

これまでのメールでは最大でも6KBまでの容量しかありませんでしたが、その倍である12KBまでの容量となり、文字数制限も最大で6,000
文字までメール送信可能になり、動画は最大5秒まで送信可能という新しいメールサービスであり、これまで画質が悪かった写メもスーパーメールなら今までより綺麗な画質で送る事ができました。

この頃から、各メーカーからも続々と動画対応可能な携帯電話が発売されるようになり、動画も撮って送れる時代となりました。

写メを使ったらもう若くない…(泣)(まとめ)

これまで写メについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

今回の記事が少しでも参考になって頂ければ幸いです。

こうして写メの歴史を振り返ってみると、カメラ付携帯電話の時代というものを改めて感じさせられますよね。

2000年に現在のSoftbankであるJ-PHONEが発表したJSH04という初のカメラ付携帯電話の登場によって、業界に新たな時代の始まりを告げました。

当時のガラケー世代の人は一斉に歓喜し、それまでに無かった携帯電話の新たな楽しみ方をその身で感じたものです。

そして、時代の移り変わりと共にカメラ付携帯電話の開発技術は急成長を遂げ、カメラ性能だけでなくビデオカメラ機能も備わるようになりました。

そして2000年代後半からスマートフォンが急速に普及し始め、更にカメラ機能は向上する事となり、今ではデジカメの性能に迫る勢いを見せるまでになりました。

有用なカメラアプリなどの登場もあり、現在では写メでできなかった事が格段に増え、遊びやコミュニケーションツールのみではなく、ビジネスシーンでも幅広く使われるようになったカメラ機能は今後も更なる進化に期待が膨らみますよね。

そしてとうとう、今となっては写メに代わるまたはそれ以上の機能やサービスが誕生し、写メという言葉が若い世代の人には通用しないという時代を迎えようとしています。

実際に、現在高校生くらいの年代の人には写メという存在自体を知らないというのも仕方がありませんね。

時は無常なものです。

かく言う私もその一人ではありますが、アラサー以上の人は今後若い人の前で写メという言葉を使ったら若くないと思われるという覚悟をしておかねばならないかも知れませんよ!