仕事にしろ、勉強にしろ、家事にしろ、やはり、「やる気」は必要であり、加えて言うのならば、やる気がないと効率が悪くなり、満足のいく結果に結びつきません。

すなわちやるだけ無駄だった、という心境になるということです。

CMのワンシーンではないですが、「やる気スイッチ」というものがもしあれば、何の苦労はしないのですが、そういうわけにはもちろんいきません。

人間そうカンタンにはできないので、この記事でやる気を出す方法について説明していきます。ぜひ実践を!

やる気とは、「心の奥底にあるもう一人の自分」という考え方

やる気――それについて真剣に考えたことはありますか?

やる気とは心の奥底にあるもうひとりの自分という考え方もあります。

もうひとりの自分に気を配ること、声をかけること、環境を気にすることが、やる気を上昇させたり力強いものに変えたりすることができるのです。

ここではもうひとりの自分の管理の仕方、すなわちやる気を保つ方法、活性化させる方法について細かく解説していきます。

なぜもう一人の自分なのか?

なぜやる気はもうひとりの自分なのでしょうか?

もちろん「やる気」は感情的なものであり、脳科学に属するものです。

「もうひとりの自分って二重人格ってこと?」と首をかしげる人もいるかもしれませんが、そういうことではありません。

分かりやすく言えば、例えば、「とにかく無理にでもやる気を出さないと(汗)!」と考えることは強制であり、そう思い込もうとしているだけであり、惰性に近いものです。

こうして、どうにかしないといけないっ! と意識し、切羽詰まった感じで無理に出したやる気は、偽りのやる気と言え、長続きが難しいでしょうし、成果を現してくれないはずですし、すなわちいい結果には結びつかないはずです。

「よし、頑張るぞ!」と両手で自身の頬をぱんと軽く叩いてみたところで、ただ痛いだけ、という感じになることでしょう。

本当のやる気とは、「無意識」から生まれるものであり、気付いたら集中していた、熱中していた、というものなんです。

だからもうひとりの自分なんです。

「意識」と「無意識」の違いです。

やる気が出ないというのは、その無意識の立場にいる「もうひとりの自分」が何らかの障害を受けていて、「やる気」がスムーズに放たれない状態なのです。

ですから、「やる気を取り戻す」という言葉がありますが、これは間違いで、本来、脳の中の一部なのですから、誰にでもやる気は存在していて、ただそれが元気が無い状態になってしまっている、というのが正しい見解です。

やる気は、「取り戻す」ものではなく、「健康な状態に保つ」というもの、ということです。

ではそのやる気がなぜ不健康な状態になってしまっているのでしょうか? もうひとりの自分がなぜふさぎ込んでしまっているのでしょうか?

実は、やる気の上昇や活力は、「生活習慣」に大きな関わりを持っているのです。

やる気が出ない原因

1.体が疲れている。

「生活習慣」に関わりのあるやる気。

まず考えられるやる気が出ない、活性化しない原因の1つめ、それは、「疲れている」です。

何もかも面倒な状態になっている、ということです。

つまり、身体的に疲労感に包まれているため、心身的な部分にまで悪影響を及ぼしているのです。

また、この「疲れている」ということは、心身的な部分以外でも悪影響を与えます。

それは、たとえやる気が多少は残っていたとしても、憔悴していることにより身体が作業に追いつかず、すると当然思っていたような成果を上げることができません。

その結果、せっかく多少は残っていたはずのやる気が消失してしまったりもするのです。

2.睡眠不足。

では身体が疲れているそもそもの要因は? と考えるのならば、真っ先に浮かぶのは、睡眠不足と言えるでしょう。

長時間の労働による睡眠時間の減少、あるいは日常から睡眠への切り替え時間が異常に短いため、熟睡できないといったものです。

睡眠への切り替え――分かりやすく解説するのならば、まだ脳が「仕事モード」であり「勉強モード」であり「家事モード」なのです。

本来ならば、そのモードの切り替えのため、ある程度の時間を使い、空白とも言えるくつろぐ時間を挟み、「睡眠モード」へと移行していかないと熟睡できる状態にはならないのですが、そのくつろぐ時間がないため、「睡眠」さえも仕事であり勉強であり家事であり、すなわち作業になってしまっているのです。

身体は疲れているのに、脳はまだ活発に活動している状態ということです。

これでは熟睡できません。

当然、人間にとって必要不可欠な睡眠ですから、それが不完全になることにより、さらに疲れが蓄積されていく、ということになります。

そして、その疲れは、「やる気」に反映されていくのです。

翌朝起床し、すっきりとした身体で、「今日も一日頑張ろうー!」と思えないということになるのです。

3.栄養不足。

終電間近に帰宅し、遅い夕飯を済ませ、すぐに睡眠ということになれば、どうしても栄養バランスに気を配らない適当な食事、もしくは量を抑えた食事を摂ることでしょう。

これは体重増加や胃腸への負担だけを考えるのなら間違いのないやり方と言えますが、身体全体から考えたのならば、NGだらけとなるのは言うまでもないことです。

肌や髪の調子、血行の巡りや内臓が悪くなり、ひいてはそれは心にも影響を与え、やる気の活性化の妨げになっているのです。

少なくとも、同じような不規則になりがちな環境の中でやる気を維持している人たちは、「消化もよく、栄養を気にした食事」を摂取していると断言できます。

コンビニエンスストアのお弁当で済ませる、ちょっとつまんだ程度で夕食を済ませる、ということは決してしません。

明日の自分のために、今日の自分に気を配ります。

今日の自分に気を配らなければ、活力のない明日の自分を生んでしまう――このことを知っている人、知らない人が、やる気が出る人、出ない人の違いなのです。

4.仕事や勉強のしすぎ。

今はブラック企業に溢れた世の中であり、学歴社会の世の中ですから、
「しすぎ、と言われてもどうにもならない!」
ということは分かりますが、もうひとりの自分、つまりやる気に関わる自分は実は悲鳴を上げている、ということです。

仕事や勉強、その量を半分に減らすことは、立場上、きっと無理な話だと思います。

ですが、十を九にすることはできるのに、それもやらず、さらに十以上にやってしまうのが、「やる気が出ない」と悩んでいる大半の人がする行動と言えます。

「もう少しできるな」という状態、心境で切り上げることをしないため、やる気がゼロになり、明日の仕事や勉強が辛くなっていくのです。

無意識に生まれるやる気を、実直が故に、無意識に縮小させてしまっているのです。

5.ストレスが溜まっている。

ストレスが溜まっている。

これは言い換えれば、吐き出すことができない状態に陥っているということです。

休日は、ただ身体の疲れを取るだけのものになっている、あるいは溜まった掃除や洗濯をするだけのものになっているということです。

買い物に出かけたり、誰かと遊びに行ったり、趣味に没頭するような時間をとっていない生活になっているのです。

これによりストレスは発散されることなく、言うなれば、一週間ずっと仕事なり勉強なり家事なりをしつづけているということになってしまっているのです。

ストレスもやはりやる気同様、無意識のうちに溜まりもしますし、減りもします。

そしてさらに同様、気を配っていかないと、注意を払わないと、やがて生活に支障を来してしまうのです。

6.運動不足になっている。

身体の機能を巡回なものにするために、適度な運動は必要です。

血の巡りであり、脳の活性化であり、ひらめきを生む要素であり、もちろんそれは「やる気」にも関わります。

生きていくために欠かせない要素、「運動」。

その運動をするという習慣が、生活からすっぽり抜け落ちているため、体調、心調に影響を及ぼしているのです。

このようにやる気が出ない原因は、「生活習慣」に大きく関わっています。

「習慣」を変えるということは、良くも悪くも自らやろうと思いさえすればできることです。

是非、習慣を良いものにするよう、自身の毎日を客観的に見直しましょう。

やる気が出ないのはこんな時!

「生活習慣」によってやる気の活性化を妨げている場合もありますが、他にも、無気力状態になる原因であり、環境はあります。

それは、「生活習慣」という、志し次第で改善できるものではなく、すなわち自分自身の問題というべきものではなく、どうしようもないと言うべきもの、改善ができないもの――強制的に押しつけられたものであり、気付けば植え付けられていた負の感情であり環境です。

それにより、やる気が起きないという状態になってしまうのです。

勉強や仕事が上手くいかない。