新入社員で会社に入ったばかりの頃はほとんどの人が必至で周囲についていこうともがくはずです。

「評価を上げたい」「同期の中で1番出世したい」なんてつい意気込んでしまい、自分が置かれている過酷な状況にも気が付かずに、一生懸命に取り組んでしまいます。

苦しいのに飽きらめたくない、でもその気持ちとは反対に社内では孤立していく日々、そんな時、たった1日でいいから冷静になって気が付いて欲しいことがあります。

それは「頑張っても仕方のないブラック企業というものが存在する」ということです。

どんな会社がブラック企業なのか、ノルマが厳しい会社の特徴を4個ご紹介します。

ノルマが厳しい会社の特徴4個

自分の今置かれている立場は過酷なのか、それともまぁまぁいい方なのか、新入社員や新しい畑に飛び込んだ人には判断が難しいかもしれません。

そこでノルマが厳しい会社の特徴を4個ご紹介します。

1、元から無茶なノルマ設定をしている

新人の頃、多くのひとが上司やチームリーダーから与えられるのが「ノルマ」です。

上司やチームリーダーから「今週中にこのノルマを達成するんだぞ」といわれてしまえば、ほとんどの人が「え!?どうにか達成しなければ」と焦りながらも一生懸命に取り組むはずです。

しかしそのノルマは本当に意味のあるもの・達成すべき内容なのでしょうか?

実は多くのノルマが元から無茶な設定をしている場合があるんです。

残業しても達成できないレベル

例えば残業しても達成できないレベルのものであれば、それは元から無茶なノルマです。

賢い人は達成しようと思わずに、達成できなかった時の言い訳を用意しておきましょう。

2、社員の健康・安全面を考えていない

元から無茶なノルマを用意してくる会社や上司は、自分の利益ばかりを考えていると判断してまず間違いありません。

社員の健康や安全面を無視した計画や教育内容を組むなんて、そもそも人間性に問題があります。

なにより利益第一

私は以前80人の部下を束ねる上司をしていたことがありますが、経験して初めて、人の上に立つ人間には大きく分けて2種類の人間がいるということに気が付きました。

その2種類とは「とにかく部下を酷使して自分の利益をあげたい。

そしてもっともっと出世して、できるだけ楽して働き給料を上げてたいタイプ」と、「本気で会社・部下・顧客・自分自身の為に頭を使って現場を動かそうとするタイプ」です。

後者の場合、元から無茶なノルマを作るなんてことはまず考えられません。

3、ノルマ達成しなければ減給される

ノルマを達成しないと減給されるのであれば、これはもはや負の連鎖と判断して間違いありません。

降格させる会社もある

元から無茶なノルマを課しているにも関わらず、ノルマが達成できないならば社員を降格させる会社がありますが、これはもう開いた口が塞がりません。

初めから降格させる気なら、そもそもその位置から採用すればいいのです。

期待させて入社させておきながら、役に立たない・思い通りにならなかったとすれば、即降格だなんて、呆れて言葉もありません。

4、長時間労働させられる

ノルマが達成できないからといって「それなら達成できるまで残ってやり続けろ」という会社や上司はブラック企業です。

ピュアな新人や、転職後すぐに会社を辞められない立場の人からすれば、例え残業を強いられたとしても、半年は仕事を辞めたくない・頑張りたいなんて思ってしまいます。

しかしそんなところはできるだけ早く辞めて、失業保険等をもらいながら次へ行くことをオススメします。

※自分から退職して失業保険を受け取るには6ヶ月以上働くことが条件となります。

どうしてもすぐに辞められ場合はこちらも頭を働かせて、できるだけ手を抜きながら働き、半年後にはさっと辞めてしまうというのも方法の一つです。

なかなか休めない

悪条件で過酷な労働をさせようとする会社ではなかなか休ませてもらえません。

嫌な上司と嫌な雰囲気の会社で長時間働かされる上に休みはもらえない・・・これじゃあうつになっても仕方がない状況です。

自分が頑張り過ぎてしまう性格の場合、絶対にここで「一度就職したら辞めない」などど腹をくくらないで下さい。

最近の若い人の中には特に、両親を安心させる為にと頑張り過ぎてしまう方がいますが、今は時代が違います。

ご両親が新入社員だった時代は終身雇用やバブルがあり今より大分楽でしたが、今はそんなものとっくのとうになくなってしまったのです。

厳しいノルマが課せられる業種・職業

元々無茶なノルマを課してくるような会社なんて誰も好き好んで入りたいわけがありません。

そんな会社に入ってしまうのは、それだけあなたにブラック企業についての知識がないからなのでしょう。

そこで、どんな会社が厳しいノルマが課せられる業種・職業なのか、ご紹介するので頭の片隅に入れておいて下さい。

金融関係

「半沢直樹」といえば堺雅人さん主演、銀行を題材にして空前の視聴率を叩き出した人気ドラマでしたが、この銀行などが含まれる金融関係にはたくさんのブラック企業が存在するといわれています。

実際半沢直樹のドラマの中でも、かなり過酷な職場状況が描かれていました。

ここ最近ニュースではもっぱら「自民党が不正を働いているのではないか」「お金持ちばかりに忖度しているのではないか」等の話が持ち上がっていますが、現実社会の中ではそれらの話以上に忖度したり、上司を持ち上げなければ昇進することができないばかりか、生き残っていくことされはばかられてしまうという過酷なサラリーマン事情があります。

金融関係といえば、その名の通り大きなお金が動く会社です。

そんなところとお金持ちが何の忖度も、コネクションも持っていないと思えるでしょうか?

コネもないただの平社員が入社したところで、働き蟻のように働かされるのが関の山です。

しかし万が一半沢直樹のような実力も人間性もある上司の下に就くことができたら、それは人生で1回訪れるか訪れないくらいの大チャンスです。

必死にくらいついて結果を出し認めてもらいましょう!

保険会社

特に女性に気を付けて欲しいのが保険会社です。

入社するのは割と簡単なのがミソ、「簡単に入れてラッキー」とか「やっと内定をもらった」なんて喜んでいる場合ではありません。

簡単に入れる会社にはそれだけ何かしらの悪い部分があるはずです。

良い会社は社員が中々辞めないはず、だから欠員も新入社員もさほど必要ないのです。

それに比べて新入社員を簡単に採用している会社は、それだけ辞めていく人が多いのです。

保険会社の過酷なノルマは、最初は「頑張っていればその内誰かが契約してくれる。

だからとにかく頑張ろう」と思えるのですが、保険の契約はそう簡単に取れるものではありません。

一度契約まで漕ぎ着けたとしても、お客様が3ヶ月以内に解約してしまうと契約数としてカウントしてくてくれないというルールがあります。

それらは日に日にプレッシャーを増していき、気が付いた時にはあっという間に3ヶ月が過ぎてしまっていて、ノルマが達成できなかったという人は大勢いるのですから恐ろしいものです。

数ヶ月間の研修が終了すると、古くて汚い自転車を渡され、誰も知らない土地へたった1人来る日も来る日も営業に行かされます。

朝になると電車はまた満員、帰りも満員・・・その内「何の為に生きているんだろう」という思いでいっぱいになってしまうかもしれません。

出版会社

どの時代も女性からはとてつもなく人気の職業、エディターなどが働いているのが出版社ですが、見た目の華やかさとは逆に、ドロドロとした人間関係で有名です。

沢尻エリカさん主演でドラマ「ファーストクラス」では、「マウンティング」ということばがトレンドとなりましたが、この「マウンティング」とは出版会社で働く同僚や上司を、顔や仕事の実力でマウンティングし、誰が1番上なのかを決めるというものです。

常に自分がどのポジションなのか、いかに下に下がらないようにするかに気を配らないといけないなんて、想像するだけで疲れてしまいます。

アパレル関係

オシャレが好きな女性なら一度は憧れたことがあるのでは?と思うのがアパレル関係で働くことです。

アパレル関係での仕事はどのブランドで働くかということも大事ですが、どの場所で働くのか、路面店なのかそれともデパートの中に出店しているお店なのかによって、勤務体系やお昼休憩の取り方が変わってきます。

例えばデパートでは夏と年末にセールがあります。

そこではシーズンを終えて売れ残った服を30%~50%に下げて販売されます。

消費者側からすると、大して時期が変わらないというのに値段が下がってとっても嬉しいことなのですが、売る側からすれば必死です。

アパレルの店員さんたちの中には「何着服を売る」等のノルマを課せられたり、お店で働く時の洋服を「そのブランドのもののみ」と指定されることがあります。

決められた分だけ売れなかった場合はどうなるのか?

売れ残った服を自分で買わなければなりません。

売れ残った服が自分の好みでないことなんてざらにあります。

それでも買わなければならないのです。

営業職

営業職は契約をとってきてなんぼのお仕事です。

不動産販売などの場合、1件成約する場合の金額が大きい業種なので、1ヶ月~数ヶ月間契約が一つも取れなかったとしても「仕方がない」と思ってもらえるところもあります。

しかしそう悠長なことはいってられません。

営業職のノルマからくるプレッシャーやきつさを放っておくと次第に心身は共に疲れ切り、挙句の果てには過労死や自殺を起こす人も多いのです。

昨今の日本の不況は営業職のノルマをさらにきついものに追いやっています。

超過労働は当たり前、「ノー残業デー」ができたとしても、やらなくてはいけない仕事量は変わりません。

残業できなかった次の日は早朝から出勤している人も多いと耳にします。

営業職へのノルマに対する問題はリーマンショック後にさらに悪化しているという話もあります。

契約社員が減らされ、使い捨てできる存在がなくなった会社は、リストラしたい社員への嫌がらせの道具に「ノルマ」を課すようになっています。

大企業では社員ケアが目的のはずの「カウンセリング」で圧力をかけ、延々と反省文を書かせてやる気をなくさせようとする冷酷な企業まで増えているのです。

だったら「能力のないものはこの世から消えろというのか?」そんな怒りがこみ上げてきますが、もし自分がリストラ候補にあがったとしたら、そこで闘うという選択をせずに、「転職」を考えてみて下さい。

比較的軽いノルマの業種・職業

世の中には比較的軽いノルマの業種・職業があるんです。

事務職

事務の仕事は女性だけと思われがちですが、男性で事務職についている人は少なくありません。

私が男性に事務職をオススメしたい理由は、男性が事務職を選ぶと①出世しやすい。

②周りには女性ばかりなのでハーレムを味わえるからです。

事務職には派遣社員の女性が多いので、他部署と比べて正社員・男性は重宝してもらいやすい傾向があります。

ドロドロとしがちな女性の世界に1人でも男性がいるとなんとなくまとまることもあるし、会社全体を良くしっている人間は「この人良く分かっている」と良く褒めてもらえます。