皆さんは普段から「振る舞い」について意識していますか?「振る舞い」とは字の通り「ふるまうこと」です。

動作や行動、挙動のことを言います。

振る舞いを意識しないで行動していると、雑な人に見えたり遠慮がない人と思われたりと、あまりいいことはありません。

逆に普段から振る舞いを意識していると、あの人は素敵な人だな、丁寧な人だな、と思ってもらえます。

丁寧で優雅な振る舞いをすることは、自分にプラスなことばかりです。

些細なことから始められますので、一度振る舞いについて考えてみましょう。

振る舞いを優雅にするための7個の注意点

振る舞いが優雅だと、もたれる印象が格段に違ってきます。

誰しも、ガサツな振る舞いの人より優雅で丁寧な人と関わりたいと思うものです。

では、優雅な振る舞いとはいったいどんなものでしょうか。

1、姿勢を正す


小さなころから「姿勢よくしなさい」としつけられた人は多いと思います。

日頃から背筋を伸ばしていることは成長面でも大事ですが、見た目の印象にも大きく影響します。

背中が丸くなった猫背の人は、あまり健康的な印象を持たれません。

性格も何となく暗そうなイメージに見えます。

反対に、まっすぐ背中を伸ばした状態を保っている人は、性格もまっすぐなイメージですし何より健康的です。

話をする相手が背を丸めている状態なのと、シャキッと背筋を伸ばしている状態では、話をしていても気分が違います。

相手に好印象を持ってもらえるためにも、姿勢を正して生活することは非常に大事です。

背中が曲がっているなぁと感じる人は、背伸びをして背中をまっすぐの状態にすることを意識してみましょう。

歩く際・座る際も気に掛ける

背筋に気を付けるのはジッとしている時だけではありません。

動いていないときに背筋を伸ばしていても、歩き出すと背中が丸くなる人は多いです。

歩き出すと注意が分散しまうのもわかりますが、歩いているときも背筋を伸ばすことを心がけましょう。

歩きながら背筋にも気を遣うのが難しい人は、視線をまっすぐ前に向けて歩くといいでしょう。

うつむいて歩けば背中も丸くなりますが、視線をまっすぐ前に向けて歩けば自然と背筋も伸びてきます。

また、椅子に座るときも背筋には気を遣いましょう。

どっしりと背もたれに全体重を乗せて座ってしまうのはややだらしない印象を与えてしまいます。

座る際も背筋を伸ばし、できれば背もたれには軽く背中が触れるくらいで座るようにしましょう。

意識して座ることで、常に姿勢を正した、きちんとした人だと思われるでしょう。

優雅な振る舞いに、姿勢を正すことは欠かせないのです。

2、腰は曲げない


背筋を伸ばすのと同様に、腰にも注意したいですね。

猫背と同じように、腰が曲がっていると疲れたような印象を持たれがちです。

お年寄りならまだしも、若い人が腰を曲げているのは覇気がなく写ります。

背筋が伸びれば腰も自然と伸びますが、普段から背筋が伸びていない人は腰も曲がりがちです。

背筋を伸ばすのと同時に、腰も伸ばすように意識してみてください。

腰の伸ばし方がわからない人は、まっすぐ立って、腰の位置を上に持ち上げるイメージで立ってみてください。

腰の位置を上に持っていくと、それだけで腰も背中もまっすぐになります。

家を出る前や人前に出る時に、一度腰の位置を持ち上げることを癖にすると姿勢も改善されていきますよ。

膝の曲げ伸ばしで動く

歩くときに姿勢を意識していない人は、足を引きずって歩いていることが多いです。

腰を曲げないで歩くためには、きちんと膝の曲げ伸ばしをして歩くことが大事です。

前に出す足はまっすぐに伸ばし、かかとから着地して、というのを意識すれば、膝を動かして歩いていることを実感できると思います。

一歩一歩、膝を使うことを意識して毎日過ごしてみてください。

腰もまっすぐ、歩くときも一歩一歩をしっかりしているだけで、振る舞いに気を遣っているという印象を持たれるでしょう。

3、早口で話さない

人と会話をする際に、話したいことが次々沸いてきて思わず早口になってしまうことがありますが、聞いている人はあまり気分がよくありません。

人は、早口で話されると意外に疲れるものです。

そして何より、早口でまくし立てる人は、余裕がなく遠慮もない人と思われがちです。

考えてみてください。

「この人、優雅だなぁ」とあなたが感じる人がいるとして、そんな人の中に早口の人はいるでしょうか?おそらく優雅な印象の人は皆、穏やかなトーンでゆっくりと話すのではないでしょうか。

話す速さというのはそれほどに人の印象を変えるものなのです。

優雅な振る舞いに、早口はNGなんですね。

話をするということは、人に話を聞いてもらうということ。

相手のことも考えて、落ち着いた話し方ができるように心がけましょう。

自分は早口だと自覚がある人は、少しでも落ち着いて話すように意識してみてください。

言葉使いにも気を付ける

話す速さを意識しても、言葉遣いが汚いと優雅には程遠いです。

特に女性は、言葉遣い一つで「この女性はガサツな人だ」と思われてしまうので注意が必要です。

「~~じゃね?」「やばい」「これ美味い!」のように、男性が使ってもやや品がない言葉を女性が使うのは絶対にやめましょう。

驚きや感嘆は「やばい」ではなく、きちんと「すごいですね」「驚きました」と言うようにしてください。

普段からきれいな言葉を使うようにしていれば、優雅な振る舞いが身についてきますよ。

4、指先・足先にも気を配る

姿勢に気を配れるようになったら、細かいですが指先、足先にも気を配るようにしましょう。

手は指をくっつけてしなやかに見せる。

足はかかとをくっつけてそろえる。

小さなことですが、この細かい動き一つだけで優雅に見えるから不思議です。

写真館などで写真を撮ったことがある人はわかるでしょうが、かしこまった写真を撮るときは、表情だけでなく指の形や足の位置などを細かく指導されます。

普段はそんなところまで気にしていない人が多いので、いざ指導されてもうまく出来ず苦労する人もたくさんいます。

逆に、指先や足先を気にして写真を撮れば、とても優雅なイメージで写ることができるということです。

これが普段からできていれば、いつでも優雅な振る舞いをしている人だと思われます。

なかなか常に指先、足先を気にするのは難しいですが、優雅な振る舞いを身に着けるためにも意識してみてください。

スラリと伸ばすイメージで

指先を優雅にとは具体的にどんなものなのかイメージできない人も多いかもしれませんね。

わかりやすく言うと、指の先のほうまで少しだけ力を入れ、スラリと指先を伸ばす感じでイメージしてみましょう。

先ほども書いたように、指はすべてくっつけると、より細く見えると同時に優雅なイメージに見えます。

いわゆる、指同士を離して力の入っていない「じゃんけんのパーの手」では、どうしても繊細とか優雅なイメージにはなりません。

優雅とは、しなやかにも通ずるものがあります。

指先にも気を配れる余裕を持ちたいものです。

5、仏頂面をしない

振る舞いが優雅な有名人を思い浮かべようとしたら、筆者は吉永小百合さんが浮かぶのですが、皆さんは彼女の仏頂面を思い浮かべることはありますか?おそらくですが、ほとんどの人が吉永小百合さんを思い浮かべるときに、穏やかにほほ笑んだ顔を想像するのではないでしょうか。

いかに彼女が人前で微笑みを絶やしていないかということですが、彼女の微笑みから「優雅な人だな」と思う人も少なくないのではないでしょうか。

逆に言えば、微笑みの真逆、つまり仏頂面は、優雅なイメージには結びつかないということです。

目元はにこりともせず、口角は下がりっぱなし。

こんな表情の人は、どうしても気難しくとっつきにくい印象になりがちです。

ニヤニヤするわけではありませんが、目元は程よく緩み、口角が上がっているだけで、印象はぐっと良くなります。

微笑みを意識する

先ほど吉永小百合さんの微笑みを例に出しましたが、優雅な振る舞いに微笑みは欠かせません。

慣れない姿勢や指先まで完璧でいるのは難しくても、顔の表情を意識することはそんなに難しくないでしょう。

意識していないとムスッとした仏頂面になりがちな人ほど、微笑みを意識してください。

顔を作るのが難しい人は、可愛いものや幸せだった出来事を思い浮かべると自然と微笑みが浮かびます。

かわいがっている赤ちゃんや子供、大好きなペットのことを考えると誰しも笑みが浮かぶでしょう。

友達と遊んだり家族と旅行した時など、あの時は楽しかったなぁと思いだしたりしても笑顔が出ますよね。

その顔を普段からできるようになれば、優雅さを身に着けることができます。

「そんな思い出ないよ~」という人は、口角をあげることを意識するだけで微笑んでいるように見えるので、口角を意識することから練習してみてください。

6、適度な歩幅で歩く

では、優雅な振る舞いに歩幅は関係してくるでしょうか。

答えはYESです。

歩幅を意識して歩く人は少ないと思いますが、何気なく歩いているだけで、優雅だと思われる人と、ガサツだなぁと思われる人と分かれてしまいます。

どうせなら普段から優雅に歩きたいですよね。

では、優雅な歩幅とはどんなものでしょうか。

大股でも小股でもダメ

男性は大股でどんどん歩く人が多いと思いますが、あまりにも大股でどんどん歩いている歩き方は優雅には見えません。

かといって、ちょこちょこ小股で歩くのは遠慮がちで堂々として見えません。

体ごと前に出るように大きく踏み出す必要もなく、足の幅しかないくらいの小ささでもない。

難しいところですが、先ほど書いたように膝の曲げ伸ばしで歩くことを意識して自然に踏み出せば、適度な歩幅で歩くことができます。

そしてせかせか歩かないように注意すれば、優雅な振る舞いに見えるでしょう。

7、クロスして取ることを意識する

「クロスの法則」というものがあるのですがご存知の方はいるでしょうか?これは優雅に見える動きとして有名なのですが、腕や体をクロスさせることで曲線を見せることができ、優雅に見えるというものです。

食卓の上にいくつかお皿が並んでいるとして、自分から見て右のほうにほしいお皿があるとします。

このときに、お皿に近い方の右手で取るのではなく、あえて遠い方の左手で取ると、優雅に見えるというものです。

遠い方の手を使うというのは結構難しく、機敏に動くというよりゆったりとした動作になります。

この、ゆっくりの動きが優雅に拍車をかけるのです。

お皿を取るだけでなく、女性でしたら、髪の毛を右の耳にかけるときにあえて左手を使うなどの動きも、クロスの法則に当てはまります。

男性でも優雅に写りますが、女性は優雅でなく女性らしさもアピールできるので、身に着けていて損はないと思います。

優雅な振る舞いをしている人は綺麗

例に挙げた吉永小百合さんの年齢は驚きの70歳超え。

微笑みを絶やさず、優雅な動きで未だに多くの人を魅了する彼女からは、年齢を感じさせない美しさを感じますね。

一言で言えば、綺麗です。

逆の例として吉永小百合さんと並べるのは失礼かもしれませんが、タレントの鈴木奈々のように、せわしなく動き、早口でまくし立てる人から、優雅さは感じられるでしょうか?おそらく多くの人は、鈴木奈々から優雅を感じることはできないと思います。

振る舞いが優雅というのは、それだけ人のイメージを左右するものなのです。

鈴木奈々に憧れる人もいるでしょうが、少なくともある程度年齢を重ね、綺麗を追求したくなる頃には、吉永小百合を目指したい、と思うのが自然ではないでしょうか。

綺麗で、知的で、おしとやかで、控えめで、それでいて凛としている・・・。

男女問わず、こんな人間になりたいものです。

振る舞いを優雅にするメリット

上に挙げたような動作や行動を意識していれば、自然と優雅な振る舞いが身に付きます。

振る舞いをそこまで意識しないといけないの?と思う人もいるかもしれませんが、振る舞いが優雅だとメリットもたくさんあります。

品がよく見える

まずは、品がよく見えるというメリットがあります。

やはりガサツな人間より、品がいい人と関わりたいと思うのは当然です。

品がない人とは一緒にいるだけでこちらまで品がなく見えてしまいます。

逆に、自分に品がないと、一緒にいる人が周りから品がないと認定されてしまう可能性もあるということ。

これは誰も得しませんよね。

自分も、周りの人も、みんなが品の良い人間に見えるために、優雅な振る舞いは必要なのです。

魅力的に見える

また、普段から優雅な振る舞いをしている人は、性別関係なく魅力的です。

動作だけでなくいろんなことに気を使える人に見えますし、余裕があるようにも見えるので、結果的に魅力的な人間に見えます。

これは大きなメリットだと言えますね。

優雅な振る舞いを自分のものにしちゃいましょう

いかがでしたでしたか?振る舞いに気を遣うことの大切さ、また、優雅な振る舞いにどんなメリットがあるかわかっていただけたでしょうか。

普段は優雅な振る舞いなんて気にしていなくても、少し細かいところを意識するだけで人間は優雅な振る舞いをすることができます。

そして優雅な振る舞いは品がよく綺麗で魅力的な人間に見えるというメリットもあります。

意識せずに優雅にふるまえるようになれば、周りからの印象も必ず良くなります。

一度に全部始める必要はありません。

姿勢を意識したり、微笑みを意識したり、自分にできそうなものから始めてください。

参考になれば幸いです。