「萌える」という経験をしたことがある方はいますか?
 萌えるという言葉からは、何となくゲームやアニメの、いわゆる「オタク」なイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

確かに、萌えるという言葉は最初はそういった世界から作られたものです。

そもそも「萌える」という言葉には、木の芽が芽吹くと言ったような意味がありました。

そこから、ある特定の事物に対しての強い愛情や執着を持つと言った意味になります。

そのため、「萌える」という言葉を使ったときには、その事物に対しての愛情を表すことが多いでしょう。

ただ、最近では「萌える」という言葉も随分と広く扱われるようになってきました。

例えば、その事物を見てキュンキュンしてしまうような場合、自分の持っている愛情が著しく刺激されたような場合には「萌える」という言葉を使うようになります。

それでは「萌えキャラ」というのはいったいどのようなものなのでしょうか。

人々に強い愛情を抱かせるようなキャラクターにはどのような特徴があるのでしょうか。

「萌える」「萌えキャラ」についてよく分からないという方に、詳しくご説明します。

萌えキャラから元気をもらおう!

 萌えキャラという言葉を聞いたときに、何となくいかがわしいというようなイメージを持ってしまっている方もいるでしょう。

ですが、最近の萌えキャラは、オタクの世界に限定されたものではなく、広く扱われるようになってきているのです。

萌えキャラから元気をもらえるという人も少なくありません。

1. 萌えキャラとは?


 萌えキャラとは、人々に強い愛情を抱かせるようなキャラクターのことを言います。

最近では「可愛い」「癒される」というような意味も込められているでしょう。

ある事物に対して強烈に「可愛くて好きだ」「どうしようもなく愛おしい」という気持ちになったときには、そのキャラクターが「萌えキャラ」になります。

萌えキャラとして作られているキャラクターの中には、人々のそうした面を刺激するように作られているものもあるでしょう。

もちろん、「萌える」というシチュエーションは様々にありますから、一概にどれが「萌える」かということは、決めることができません。

例えば、女性にとっての萌えキャラと、男性にとっての萌えキャラは異なることが多いでしょう。

この萌えキャラに関しては、二次元の世界にとどまらず、三次元の世界に対しても使われることがあるのではないでしょうか。

2. いつ頃から出てきたの?

 萌えキャラは、元々はアニメや漫画の世界の中で使われていました。

萌えキャラという言葉が完全に定着したのがいつかは分かりませんが、80年代や90年代には、アニメなどに嗜好を持つ人の間では考え方が広まっていたようです。

もちろん、狭い世界で使われていた言葉ですので、これが一般的に広まったのはもっと後のことであると言えるでしょう。

2000年台に入ってくると、一般的にも広く知られるようになり、2010年代になると、それを刺激するような「ゆるキャラ」なども作られるようになりました。

広い意味で使われるようになったのはごく最近のことであり、一般に広まる前の萌えキャラに関しては、今でもそういったイメージを持っている方が多いであろう「オタク用語」としての側面が強かったようです。

3. 男性のほうがファンが多い

 萌えキャラというのは、「可愛らしい」「愛おしい」という感情を刺激するような言葉です。

それゆえに、男性の方がファンが多いと言えるのではないでしょうか。

やはり、可愛らしい女性のキャラクターに関して「萌えキャラ」と言われるようになったイメージが強いものですし、一般的なオタクのイメージとして男性が多いというのも一つの原因かもしれません。

最も、最近では女性の「萌え」を刺激するようなキャラクターも増えています。

お宅世界にも女性はたくさんいますし、現在ではあまり違いはないのかもしれません。

ですが、初期のころ、萌えキャラという概念が生まれたころには男性の方が多く、それが今でも影響して、男性の萌え心を突くようなキャラクターが多くつくられているのは事実でしょう。

4. 萌えキャラの登場場面

 萌えキャラとは、そもそもどんな面で登場してくるようなものなのでしょうか。

萌えキャラを普段はあまり見ないという方は、以下のようなところを探してみると良いかもしれません。

1. 漫画やアニメ


 やはり、この世界から派生した言葉であるということも影響して、漫画やアニメの中で萌えキャラはよく見られます。

萌え心を刺激するということを意識して作られたキャラクターもいますから、この世界の中で萌えキャラを探すのはそう難しいことではないでしょう。

特に、男性向けの漫画やアニメの中では萌えキャラが良く見つかります。

また、子供向けのキャラクターであっても「大きなお兄さん」に人気のキャラクターは「萌えキャラ」としての特徴を持っているものでだと言えるのではないでしょうか。

漫画やアニメの中ではキャラクター造りが容易ですから、三次元世界で探すよりも簡単に萌えキャラを見つけることができます。

2. イベントショー

 イベントショーなどでも「萌えキャラ」がよく使われていますね。

例えばヒーローショーもそうですし、着ぐるみが出てくるような何かの告知イベントでもそうです。

人々の愛情を刺激することで、そのイベント内容に関しての好感度を高める目的で、萌えキャラが使われているのです。

5. 萌えキャラ化される対象

 それでは、萌えキャラ化される対象としてはどのようなものがあるのでしょうか。

一般的に、これをモチーフとしたキャラクターが萌えキャラとして使われるということを知っていれば、そのキャラクターが出てきたときに「萌えキャラだ!」と見分けることができるでしょう。

良く知られている対象から、これは意外だというものまで萌えキャラ化されるような対象の事物を集めてみました。

皆様は、いくつ萌えられそうな事物が見つかるでしょうか。

1. 戦国武将

 いきなり意外なところだと思われる方もいるかもしれません。

戦国武将というと、あまり萌えるという印象がない人も多いでしょう。

確かに、一昔前までは、戦国武将は歴史の勉強の中で覚えなければいけない面倒くさいものであり、それが好きな人は男性の歴史ファンなどばかりでした。

ですが、最近では「歴女」が流行っていますよね。

歴女にとっては戦国武将は強く愛情を刺激する「萌えキャラ」の一つです。

また、ゲームの中でデフォルメされた姿をみているひとにとっては、戦国武将は一種のキャラクターです。

そういったゲームの中での姿を見て、戦国武将に対して強く萌え心を刺激されたという方も多いでしょう。

そういった意味から、戦国武将は女性のファンが多い萌えキャラであると言えます。

2. 農産物

 農産物が萌えキャラになるとは、想像もしていなかった人が多いでしょう。

確かに、全くかけ離れた場所にありそうなのが萌えキャラと農産物です。

ところが、これらを結びつける商業的な動きがあったために、最近では農産物も萌えキャラとして使われるようになりました。

その地域の発展のため、地域に根差した商品を広く全国に広めるために、自治体や農家が「萌えキャラ化」して商品の広告を出したことが始まりです。

いわゆる擬人化というものですね。

商品に対してのイメージアップにもつながりますし、その広告を出すことで人の興味を引くことができるという特徴もあります。

さすがに、農産物そのものを見て萌えキャラだと認識する人はいないかもしれませんが、萌えキャラのイメージと農産物を繋げる商法が広くおこなわれているということは、それなりの効果があるということなのかもしれませんね。

3. 動物

 動物も萌えキャラの一つです。

もちろん動物好きな人にとっては、動物そのものが萌えキャラのように思われるでしょう。

犬や猫、どの動物でも構いません。

その愛好家にとっては、動物のする仕草の全てが「萌え」の対象なのです。

一般的にも、動物と萌えの関連性は広がっています。

動物を擬人化するようなアニメも流行っていますし、可愛らしい動物の仕草と、作られたキャラクターの外見や性格が相乗効果を生み出して、動物の萌えキャラの魅力にはまる人は少なくないでしょう。

4. 少女

 少女が萌えキャラとして扱われることは少なくないでしょう。

擬人化される場合にも、少女が使われることが多くあります。

少女といっても、幼女ではなく、幼女と女性の間、わずかに幼さを残した女性のキャラクターだと言えるでしょう。

こういった女性は、男性にとっての愛情を刺激するだけではなく、幼い部分が見えることで「可愛らしい」「愛おしい」「守ってあげたい」という気持ちを抱かせる効力があります。

そのために少女が使われるのです。

最も、男性向けの漫画やアニメの中では、性的な気持ちを刺激するように作られているキャラクターが「萌えキャラ」として扱われていることもあります。

5. 市町村のご当地キャラ

 市町村のご当地キャラと言えば、「ゆるキャラ」でしょう。

ブームになってからは、各市町村にいったいいるのではないかと思われるほど、たくさんのゆるキャラが生まれました。

このゆるキャラも萌えキャラの一つとして扱うことができるでしょう。

これは、人々に「可愛い」「癒される」と思ってもらうために作られたキャラクターです。

外見の印象はもちろんのこと、その動きなどから人に愛される面があり、それが萌えキャラとして扱われる理由です。

6. 企業のマスコット

 企業のマスコットキャラクターにも市町村のご当地キャラと同じような印象を抱かせるものがありますよね。

元々、その企業に良い印象を抱いてもらうためのものですから、人々の好感度を高めるような造りになっていることには間違いありません。

また、昨今の萌えキャラブーム、ゆるキャラブームによって、企業が萌えキャラを狙って作っているという側面もあるでしょう。

7. ゲームのキャラクター

 ゲームのキャラクターが萌えキャラ扱いされるというのは、あまり珍しいことではありません。

多くのキャラクターを作っているゲームなら、その中に一人は萌えを感じさせるようなキャラクターがあってもおかしくはないですよね。

元々は漫画やゲームの中から発展したということもあり、こうしたゲームの中には「初期の萌えキャラという意味での萌えキャラ」を見つけることができるのではないでしょうか。

こうしたキャラクターから、現在の広い意味でも「萌えキャラ」という言葉が生まれたのだと思うと、何か感慨深いものを感じるかもしれませんね。

6. コンテストやグランプリがある

 萌えキャラにはコンテストやグランプリもあります。

有名なものでは、ゆるキャラの投票でしょうか。

こうしたコンテストで上位に入賞をすると、その市町村の目玉となるものができますから、自治体も力を入れて参加しているでしょう。

もちろん、アニメやゲームで使われているようなキャラクターでも人気投票があり、萌えキャラとコンテストは切っても切り離せないものなのかもしれませんね。

萌えキャラが人気になる理由

 萌えキャラがここまで人気になった理由には何があるのでしょうか。

萌えキャラというのは、そもそもは、あまり良い印象を抱かせるものではありませんでした。

成人男性が性的な意味も込めて可愛がっているという印象があるものだったからです。

ですが、最近ではゆるキャラブームなど、萌えキャラが人気になってきましたよね。

その理由について探ってみましょう。

1. 可愛い

 まず、最近の萌えキャラがブームになっている原因の一つとしては「可愛い」からだと言えるでしょう。

可愛さを売りにしているキャラクターも多いですし、人は可愛いものに対しては好意を抱きがちなものです。

女性などは可愛らしものが好きですし、男性でも可愛いものが嫌いな人は少ないでしょう。

男女関わらず、どちらにも可愛いと思われるキャラクターを作ることで、そのキャラクターが宣伝するグッズの売り上げが上がります。

そのため、キャラクターを作っている人も、まずはかわいらしさを全面に出すことを考えて作るでしょう。

もちろん、全面的に可愛らしいということができないキャラクターもいますが、どこかで「見慣れると可愛い」などと思ってもらえるような工夫をしているキャラクターが多いことには間違いありません。

2. 動きがコミカル

 萌えキャラの一つの特徴として、動きがコミカルだというものがあります。

見ていて飽きないので、ずっと見ていることができます。

典型的なキャラクターとしては、「ドジっ子」と言われるものがありますよね。

動きが非常にコミカルで、見ていてハラハラするけれどどこか可愛い、そんな動きを繰り返すのがドジっ子です。

こうした特徴を持ったキャラクターを作ることで、萌えキャラと言ってもらえるようになるのです。

ただ、最近では「ふなっしー」のようにユニークな動きをするものもいますね。

万人受けするような動きではないかもしれませんが、やはり動きのコミカルさが人の興味を引くという特徴は同じでしょう。

3. 見ていると力が抜けて疲れが取れる

 萌えキャラは、癒しという特徴を持っていることも特徴の一つです。

見ていると力が抜けてしまうので、疲れが取れることで癒されるのです。

人の疲れをいやすような特徴を持っていれば、疲れた現代人に人気が出るのも理解できますよね。