世の中の人達は、都合のいい部分に関しては褒めることはあるけど、

都合が悪くなると、すぐ手のひらを返したかのように批判しますよね。

褒めて伸ばすという言葉もあるわけですし、常に反省させるために欠点ばかり並べるのではなく、

肯定的に相手を見て評価してあげれば良いものを、特に日本人はそれができる人は皆無と言っていい程少ないのが現状です。

そのため、何が正しいのかすら見いだせず、終いには、『自分はこの世に必要だったのか?』と否定的に考え始めて、

自虐や自殺といった最悪の行動を起こす人たちも増えつつあります。

では、そんな人達が肯定的に物事を考え、自己肯定感を得られるようにするためにはどんなことをしていけば良いのでしょうか。

また、この自己肯定感とはどういうものなのか、ご紹介していきます。

自己肯定感ってどんな感情?

ネガティブに物事を考え、『自分は世の中に必要とされていない人間だ!!』と自虐的になってしまう人はたまに見かけますが、

それと相反する立場にいる自己肯定感を持っている人は、正直あまり見たことがないような気がします。

というのも、自信過剰・ポジティブというのともまた違うような気がしているからなのだと思いますが、

そもそも自己肯定感とはどういうものなのか分かっていなからこそ、いまいちピンときていないというのが正直なところではないでしょうか。

では、具体的に自己肯定感を持つ人とはどういう人のことを言うのでしょうか?

また、自己肯定感の低い人には、どういう特徴が観られているのか、具体的にそれぞれの特徴を見ていきましょう。

自己肯定感の低い人の特徴

冒頭からお話しているとおり、自己肯定感の低い人ほど、物事を悲観的・ネガティブにとらえている特徴を持ち、

最悪『私なんてこの世に必要とされていない』と考えてしまいがちなところがあります。

ただ、漠然と悲観的と言ったところで、ピンと来ない部分もあると思いますので、

掘り下げてその特徴を幾つかご紹介していきたいと思います。

1. 自分のことが嫌い

皆さんは、勉強や仕事でうまく結果をのこせなかったり、容姿にコンプレックスを持っていたりするなど、

自分のことや起こす行動一つ一つに満足できず、自らを嫌ってしまうということはありませんか?

自信を持てない人ほどこのようなパターンに陥りやすく、『何のために生きているのかわからない…』と、

生きていることへの価値すら見いだせず自傷行為を繰り返したり、自殺してしまうなんて人もいらっしゃるようです。

何故、このようなことに陥ってしまうのかというと、

やはり、人と比較し結果という事実に拘りすぎてしまうからこそこのような事態に陥ってしまうのでしょう。

結果が良い(例えば、ルックスよく異性からモテるとか、仕事や勉学で評価されているなど…)人は、

コンプレックスも少なく、自信を持ち自己肯定感も高くなりがちですが、

一度、結果を見いだせず、自身にレッテルを張ってしまうと、自己肯定感が持てず自分のことを嫌い始めてしまうのです。

自己肯定感の低い人ほど自分のことを嫌い、いつまでも自身を信じることが出来ずに、最悪自傷行為(自殺も含めて…)に走ってしまうのです。

2. ひとつのことが長く続けられない

ダイエット、趣味など、何か一つのことを新たに始めてみるものの、

気がついたらどれも三日坊主になってしまい、一つのことが永く続けられないという人はいらっしゃいませんか?

特にダイエットなんて、ありとあらゆるの方法が存在していることもあるためか、多くの人たちが三日坊主に陥りがちですよね。

特に自己肯定力を持たない人たちの多くは、『どうせ自分なんて…』と、結果が出る前に諦めてしまい三日坊主に陥る傾向にあります。

もちろん、諦めて三日坊主になる人ばかりではなく、

例えば、一週間程度実践してみて、少し結果が出て満足してダイエットを辞めて、結果リバウンドしてしまったという人も、決して少なくないでしょう。

一方、単純に集中力が無く、落ち着きを持つことが出来ずに、一つのことが続けられないという人もいらっしゃいます。

しかし、それは全体の一部でしかなく、多くは、結果に拘りすぎて自分を信じることが出来ずに、

少しの結果では満足できずに諦めてしまう人が多いのです。

完璧主義者ほど、ちょっとした結果程度では当たり前とみなし、少しでも結果に反映できなければ、

『自分はダメな存在』と勝手に思い込み、すべてのことに対して諦めの気持ちを高めてしまうのです。

つまり、完璧主義に拘る人ほど、自分を信じられない自己肯定感の低いい人である傾向に観られるのです。

3. 転職回数が多い

転職することは決して悪い話ではなく、キャリアアップを考え転職されるケースもありますし、

環境を変えて仕事上で抱えた問題(特に人間関係)を改善したいと動くケースもあるでしょう。

ただ、いずれにしても今の職場で満足できずに環境を変えたいと考えて転職される方が大多数で、

その中には、自己肯定感が低く、『なんとか今の状況を変えたい』と思う人が多いのが現状と言えるでしょう。

そもそも、ポジティブに物事を捉えて、『新たなことに挑戦したい』と前向きな気持ちで転職されている方が、転職を繰り返すことはないでしょう。

転職回数が多いということは、むしろ不満の方が多く、環境を変えることで改善させようと堂々巡りになってしまっている可能性が高く、

自己肯定の気持ちが乏しい人である傾向が高いと言えます。

この様に、転職回数の多さでも、自己肯定感の低い人の特徴として見ることができるのです。

4. 恋愛が上手くいかない

恋愛とは一つの人間関係であり、異性の人との意気投合があって初めて成立するものでしかありません。

自己肯定感の低い人ほど、ネガティブな言葉が多くなったり、人を信用できなくなったりするために、

相手との会話そのものが上手く行かずに、恋愛上、何かと不具合が起こりやすくなるそうです。

夫婦間ですら、愚痴の多い夫に嫌気をさして離婚に踏み切るという奥さん(離婚に踏み切らなくても、

そのことが理由で夫婦喧嘩が耐えなくなる場合も…)がいらっしゃるというのですから、

隣にいて、そんな会話を聞き続け嫌になってしまうのは、ごく自然なことだと理解できます。

もちろん、夫側の意見として、『本来ならば、愚痴を言いたくない!!』という気持ちでいることは、言うまでもない話ではあるのですが、

ただ、自己肯定感が低く、些細な事でもネガティブに捉える人ほどストレスが多いのも一つの事実で、

そういう人ほど、そのストレスを愚痴として吐き出さなければ、心が疲弊して自虐に走ってしまいかねなくなるのも事実…

そのため、悪いと思いながらも愚痴をこぼしてしまい、周囲に不快感を与えてしまうのです。

まぁ、たまになら愚痴も聞いてあげられるとおもいますが、これが毎日となると、流石に嫌気をさすのも理解できます。

これらのことからも、やはり、自己肯定感が低くなるということは、同時に、恋愛が上手くいかなくなってしまうといえるでしょうね。

5. 周囲から評価されない

ポジティブに物事を捉えている人と、些細な事で『自分はダメ』とネガティブに物事を捉えている人とでは、

やはり、前者のほうが他人受けは良く、自信のない人を高評価したいと思う人は多くないというのが現状です。

そもそも自分のことですら信じられずにいる人を、他人が認めることなんて出来ませんよね。

自信過剰はよくありませんが、多少なりともポジティブであるからこそ、他人は、その人の良い部分に注目して評価したくなるわけです。

ため息ばかりで暗い話をしてしまうと、その印象は、すぐに周囲の人たちに伝わりますし、

意外と不快感を与えてしまうなんてことも多々見られるでしょう。

そういった背景を抱えて周囲から評価されていない人ほど、自己肯定感が低くなってしまうのです。

6. 素直に人の話を聞けない

素直さと自己肯定感は、一見何の関係性も無いように見られがちですが、決してそういうわけではありません。

例えば、コンプレックスが異常に高く、常にネガティブに物事を考えているような人は、

いくら周囲の人が褒めてくれたとしても、そのことを素直に聞き受けられることが出来ずに、何処か疑いの気持ちを持ってしまいます。

例えば、ルックスに自信のない女性が、可愛いと褒められたとしても、

素直にそのことを受け入れられることが出来ず、『私は可愛くないし、何か裏があって褒め言葉を使っているだけ…』

とひねくれた発想を持って人の話を聞いてしまうのです。

素直に人の話を聞ける人ほど、自己肯定できる人が多く、

自己肯定感の低い人ほど素直になれずに、どこかひねくれてしまうところがあるのです。

7. 他人を信用できない

何かと、人を騙し傷つけながら生きている人たちが増えていて、さらに被害者よりも加害者の将来を優遇する法律が出来ている現状を考えると、

やはり、この人間社会で生きていくには、他者を信用しながら生きていくのは難しいのかもしれません。

実際に『お人好し』と言われる人ほど、オレオレ詐欺を始めとする様々な詐欺にひっかかり、人生を台無しにしてしまう傾向に見られます。

筆者自身、人を信じ裏切られた経験がありますし、そういう事情というのはよく分ります。

結果として、急に訪れる訪問販売に対して、まともに話すら聞かず、その人の話のすべてを疑うようにしていますし、

人に騙された経験がある人ほど、そのトラウマから警戒心が高くなってしまっているのだろうと考えています。

ただ、一方で、人のことを信じられない人ほど、自己肯定感が低いものとも考えています。

そもそも自己肯定感の低い人は、自分自身に対して、どこかしらの猜疑心を持っています。

そんな人が他者を信用することなどできるでしょうか?

もちろん、人を信じてばかりでは、この混沌とした世の中を生きていくことは出来ませんが、

多少なりとも他者を信用することも必要なことで、自己肯定感を持てずに極端に人を信じられなくなってしまう人ほど、

結果として、心身ともに自分を追い詰めてしまい、幸せな人生を歩めなくなってしまうものなのです。

8. 積極性が無い

先程、自己肯定感の低い人ほど、すぐに諦めてしまうケースがよく見られるとお話しましたが、

結果が出ずにすぐに諦めてしまうということは、積極性が無いと言い換えることだって出来ます。

積極性が無くなると、何事にも消極的になり、仕事や恋愛において、せっかくのチャンスをもみすみす見逃してしまうなんて可能性も高まります。

『積極的に前に出たとしても、結局失敗してしまうし、あとで辛い思いをするだけ…』。

自己肯定感の低い人ほど、このような考えを持ち、失敗を恐れて積極性が乏しくなってしまうのです。

積極的に前に出れないことで、あとで後悔してしまうこともたくさんありますので、積極性は持ちたいものですが、

やはり、頭で理解していても自己肯定感の低い人は積極的になれないという大きな特徴を持っていて、それを覆せずにいるというのが現状なのです。

○9. 鬱っぽくなりやすい

自己肯定感の低い人は、他人はもちろんのこと、自分のことすら信じられずすべてのものを嫌ってしまいがちであるあるため、

些細な事でネガティブに考え精神的ストレスを抱えやすくなってしまいます。

この世の中、実に混沌と化した世界となっていますし、

オレオレ詐欺、ストーカー事件、その他、些細なトラブルを含めて様々な嫌なことが、トラップのように張り巡らされているようにも見えます。

そのため、些細なことを気にしだしたらきりがなく、少しのことで精神的なストレスが溜まりやすくなっています。

あくまで自分の身の回りに起きることだけに関心を持つようにしていれば、多少のことはなんでもなく過ぎ去ってしまうのに、

全く関係のない人たちのいじめ問題などに関しても、あれこれ心を痛めてしまうと、それだけでストレスは肥大化してしまい、

最悪、誰も信じることが出来ずに鬱に陥ってしまうなんてこともあるでしょう。

特に人間100%の存在なんてありえませんし、誰しも多少なりとも罪を犯しています。

この罪というのは、法律に反していないことであっても、モラルに反したことすべてを含めた話で、

例えば、リサイクルを呼びかけているこの現代社会の中で、ゴミの分別をせずに捨ててしまったり、タバコのポイ捨てをしててしまったりといったようなことなど、

些細なことを罪と考えれば、人類すべて罪人と言えることができるでしょう。

そんな世の中のモラル違反や罪すべてに対して批判的に捉えて、本来、人間の持つ良さを全く見ずにいると、人間不信に陥り鬱になってしまうのです。