オブラートと言っても、現物を見たことがない人も多いのではないでしょうか。

昔はお医者さんで処方してもらう薬は、粉末タイプが多かったもので、そのまま口に入れて水で飲みほしても、口の中に苦みが残って嫌なものです。

そんな時には、オブラートという薄いフィルムのようなものに、粉末の薬を乗せて包むのです。

オブラートに包んで飲んでも、喉を通りこしたら水に溶けるので楽に飲めるのです。

最近は、薬は錠剤か液体になっているので、飲みやすくなっています。

液体も、味をつけているので、これも飲みやすく改良されています。

このように、オブラートに包むと中身の味がわからなくなることから、直接意見を言いにくい時に、回りくどい言い方に変えることをオブラートに包むと表現するのです。

このように、ちょっと遠慮がちに柔らかく表現する時に、よくオブラートに包むのです。

こんな表現の仕方について、どんな時に使用するのか考えてみました。

️オブラートに包むって言うよね

ハッキリと意見を言いたいのですが、相手がいろいろと世話になっている先輩なので、遠慮がちに言葉を選んで話をします。

それも、話しながら相手の顔色をうかがっているのです。

はっきりと言えないことは辛いので、何とかひと言告げておきたい時に、仕方なくオブラートに包んでしまうのです。

オブラートに包んで話していることを、理解できる相手であればよいのですが、それも全く分からない相手なら、がっかりしてしまいます。

しかし、短気な人ならオブラートに包むのが下手なので、つい直接意見を言ってしまう場合もあります。

こうなると、人間関係も壊れてしまい、険悪な関係になってしまうこともあるのです。

こんな修羅場を経験しないように柔らかい表現を使うことを、オブラートに包むと言うのです

️オブラートに包むとは?

若い人は、オブラートを使用する機会がほとんどないので、オブラートを見たこともない人には分からないと思います。

オブラートに包んでどうなるの?とか、オブラートは食べれるの?といった素朴な疑問もあるようです。

オブラートの原料はデンプンなのです。

デンプンを水に溶けやすいように半透明の薄いフィルム状にしたものをオブラートと言うのです。

苦くて飲めないような粉末の薬を子供に飲ませる時に、オブラートに包んで飲ませるのです。

食品の分野では、ゼリーや飴などを包んで、くっつかないようにすることもあります。

薄い半透明のフィルムで食べ物を包んでいるというと、ああ判ったという人もいます。

よく考えると、身近なものにも利用されているのです。

オブラートは、水には溶けやすいが油に溶けにくい性質があるので、食材をオブラートに包んで油で揚げると、オブラートの部分はパリッと揚がり、食感の良い揚げ物ができるそうです。

というように、オブラートはなかなか役に立つ食材で、大事なところで活躍しているのです。

柔らかい言い方をする


オブラートは、薬を包んで口に入れても、すぐには唾液や水でも解けません。

オブラートの包んだ時の折り目の部分が硬いのですが、しばらくすると丸みを帯びて柔らかくなるのです。

あなたがひと言文句を言ってやろうと意気込んでいる時に、それを我慢して柔らかな表現で話す時の感覚と同じなのでしょう。

相手の方が、あなたの言葉を聞いてそのまま飲み込めるような丸みを帯びているのです。

ついつい、言葉だけでなく話す時の態度や声も、妙に優しくなっているのです。

商売の相手にこの度値上げを申し入れることになり、こちらの希望の売値を提示したい時に、その理由を説明する時にもオブラートに包んだ言い方でお願いする時があります。

一挙に「値上げのお願いに来ました」と切り出す前に、商売が難しくなったとか仕入が難しくなったとか、値上げに至る理由をオブラートに包んで説明することもあるようです。

遠回しに言う

恋愛の場面でも、オブラートは登場するのです。

知人から交際相手を紹介してもらいました。

写真ではいろんなスナップを見たのですが、直接会うのは今回が初めてです。

知人からハイスペックで将来性がある好人物だと紹介されたのですが、話をしてみると何か波長が合わないような気がします。

私は、もっと気楽に何でも話したり旅行したりできる人が好みでしたが、ちょっと堅苦しそうでした。

容姿も太り過ぎで好みではなかったのです。

家に帰って一人で考えたり母に相談したのですが、今回は断りたい気持ちになりました。

そんな時に、紹介してくれた知人からの問い合わせの電話がありました。

側にいた母のアドバイスでは、断りはオブラートに包んで話した方が良いとの意見でした。

そこで、彼の体型や堅苦しそうな性格が合わないので断りたいというところを、「私のようなレベルの人間には、あんなに良い人はもったいなくて・・・」というような言葉で断ったそうです。

オブラートは便利な道具なのです。

話し方を考える


オブラートに包む話し方とは、言い換えると相手に対して柔らかい表現を使うことでもあります。

ちょっと回りくどい言い方のようです。

例えば皆さんが言葉を選んで悩むのは、断る時です。

あまりタイプでない先輩から、今度の休日にドライブに誘われたとします。

仕事の面ではいろいろとお世話になっているので簡単に「嫌です!」と断ることもできない時です。

心の中では、「好みのタイプではないし、性格も合いそうにないので休日に顔も見たくありません。

これからも私を誘わないでください」と思っているのです。

このような誘いを断る方法としては、①その日は別の用事がある、または友達との約束があるのでというように断るのが一般的です。

これもオブラートに包んだ断り方です。

しかし、相手はそれなら別の日に設定しますと返されると、また返事に困ってしまいます。

あなたの嫌だという気持ちを全く考えていないのです。

その時には、②時間を稼いでこちらの気持ちを察してもらう言い方です。

つまり、ズルい表現ですが「そのころは忙しいと思うので、私の方から連絡します」と返す方法です。

そして、そのまま時間を延ばしておいて、諦めさせるのです。

これにもめげずに催促して来ると、「ちょっとその日は忙しくて」と返します。

これだけ延ばしておいてもまだ誘ってくる時には、③直接な表現で「ごめんなさい。

彼氏と約束しているの」と無理なことを伝えるのです。

②までのオブラートに包んだ表現で分からない人は仕方がないほどの人ですね。

オブラートに包むの由来

「オブラート」とは、デンプンで作った半透明の薄いフィルム状のもので、昔は苦い粉の薬をこれに包んで飲んだのです。

各家庭には必ずと言ってよいほど常備していたものです。

特に子供のいる家庭では、子供がお腹が痛いと言ったり風邪を引いたという時に、すぐに薬をオブラートに包んで飲ませる必要があったからです。

最近は、子供にも飲みやすいように錠剤の薬が増えたし、液状の風邪薬も味をつけていて子供でも飲みやすくなっています。

このように、オブラートに包むという表現は、オブラートを使用することによって、直接薬の苦みを味わうことがないように、相手に厳しいことを伝える時に柔らかな表現に変えることです。

相手が弱者であったり、自分にとって大切な人の場合に、単刀直入に結論を告げられない時にオブラートに包んで話すのです。

就活で就職先を探していた時に、先輩が親切心からある企業を紹介してくれたとき。

自分の希望する職種でなかったので断りたいのですが、あまりに熱心に勧めてくれるので悩んでしまいます。

そんな時に、いきなり「興味がありません」と断るよりも、「自分の能力ではご迷惑をかけてしまうので」とか「今の私の実力ではちょっと難しいので」などとやんわりと断るのです。

このように、柔らかい言い方に変えるということは、日常でもよく行われていますが、オブラートに包んで飲む機会が少ないので、若い人にはピンとこない慣用句になっています。

️オブラートに包んで意見すべき理由4個

現実には、オブラートに包んで意見を言う方が良い場合があるのです。

では、なぜオブラートに包む必要があるのかを考えてみましょう。

相手を傷つけない

交際が順調に続いている二人ですが、ある時ささいなことから意見が分かれました。

いつもなら笑って済ますのに、今回はとても執拗に食いさがってきます。

私にはあまり重要なことではなく軽く言ったつもりでも、相手にすれば黙っている訳にはいかないようです。

こんな時ってありますよね。

例えば、自分がお世話になった恩師のことを、ボロカスに悪口を言われてしまうとそれはないだろうと、黙ってはおれなくなるのです。

その時の機嫌が悪かったりストレスが溜まっていたり、精神状態が不安定だとツイツイ言葉が悪くなることもあるのです。

自分では気が付かないことでも、相手にとっては心に傷が残るのです。

友人達と合コンに出かけて、結局お目当ての女性とは一緒になれず、あまり乗り気でない女性とカップルになってしまった。

後日、しつこくアプローチしてくるのでつい、「デブは嫌いなの!」と言ったとすると、相手の女性は生涯その言葉を忘れないでしょう。

相手の女性も、すてきな彼氏を見つけようと必死だったはずです。

心に大きな傷が残ってしまうのです。

適齢期の女性にとっては、身長や体重、容姿については、そこを突かれるとダメージを受けやすいのです。

男性もそうですが、容姿を責められるとプライドが破壊されるため、場合によっては傷害事件になりかねません。

それだけ、言葉には注意が必要なのです。

そこで、相手を傷つけないように少し当回しに、つまりオブラートに包んで話すのです。

相手を悲しませない

人間は、これだけは言って欲しくない言葉があるのです。

自分自身でも、自覚していることでもあるのですが、忘れてしまいたいことが一つや二つはあるはずです。

特に、自分ではどうしようもない暗い過去の事実などは、決してオープンにしたくないのです。

結婚を前提に5年間も付き合っていた彼氏に、つい最近振られた彼女にとっては、別れた原因を知られたくない筈です。

しかも、彼女の家族が遺伝性の病気にかかりやすいなどの噂が原因だったりすると、誰でも驚くものです。

こんな噂を聞いてしまったら、直接このことを聞くと相手を悲しませることになります。

こんな時は、この噂には触れずに全く別の理由を考えて断るのです。

オブラートに包んで話すとは、優しく言いかえるだけでなく、全く別のことを取り上げて話題を変えて話すこともあるのです。

相手を悲しませない方法と言えます。

人間関係を良好にする

関係の人との会話など、多岐にわたります。

それぞれの場面で、目的の通りに意見を通すためには、時にはオブラートで包んで間接的に意見を述べることも必要です。

ストレートに会話をする間柄では、お互いの気質が分かっているので大丈夫ですが、初めての人と思ったことをストレートに言うと、支障が起きるケースもあります。

大事な得意先の偉いさんに「あなたには売りたくなのです!」なんて言ってしまうと、人間関係だけでなく会社の商売にも影響するかも知れません。

そんな時には、オブラートに包んで、「現在、どこも在庫がなくなって品薄状態です。

改めてご案内させていただきます」などと逃げるのです。

賢い相手なら、その意味が分かっているので、それで納まるのです。

関西圏で商売人のオブラートに包んだ断りの慣用句があります。

それは、「考えておきます!」という言葉です。

これは、考えておくけれども考えるだけで行動はしない、という意味なのです。

強引な要求に対して「考えておきます」と断るのです。

関東の方は、検討してくれると勘違いする時もありますが、オブラートに包んだ表現ですからくれぐれも間違わないようにお願いします。

このようにオブラートに包んで話すと、人間関係はスムーズに運ぶのです。

️オブラートに包むのは気遣いの1つ

オブラートに包んで話をしようと思う時には、実は相手に対する思いやりがあるのです。

恋愛中の二人の会話で、言い出しにくいことがあった時に、頭をよぎるのはそれをストレートに告げた時の相手の反応を心配するからです。

言っておかないと後々にトラブルを引き起こしたり、二人の関係が悪くなったりすることにも繋がるからです。

そんな時には、角が立たないようにオブラートに包んで話すのです。

例えば、近い将来に結婚する予定の二人ですが、彼女の母親の願いは実家に近いところに住んでほしいと言うことでした。

彼は一流企業の社員で仕事もバリバリとこなす有能な社員だとのことです。

彼もお母さんの希望を聞いていましたが、やはり転勤は避けられないようなのです。

このことを彼女に、いやむしろお母さんに伝えたいのですが、「必ず転勤はあります」と告げるとショックを受ける恐れがあるので、「事業が拡大して行くと、現地に赴任することも考えられます」と、場合によっては転勤の可能性があることを知らせておくのです。

彼女には、もちろん事実を告げておくことです。

まあ彼女の母親に対する気遣いと言えますが、実は母親の気持ちを気にしている彼女への気遣いでもあるのです。

母親にオブラートに包んだ表現で告げることは、間接的に彼女にも納得させたのです。

️オブラートに包みたい言葉の例

たいへん忙しい時に何かを尋ねられたり意見を聞かれたりすると、「後にしてくれ!」と突き放すか、「今超忙しいんだよ!」と怒りで返すことがあります。

よほど優しくて親切な人は、一度は話の内容を聞いてみますが、「知らないですね!」とか「分からないですね!別の人に聞いてみてください」とスルーします。

しかし、中には反撃しながら拒絶する人もいます。

「見た通り、今忙しくて大変なんだよ!暇な人を探してよ!」と相手の状況を判断してから聞く相手を選べよ、という気持ちが表情と言葉に溢れています。

さらには、自分の意思を言葉にして話すのも面倒になって、簡単な単語ひとつで済ます人もいるのです。

こんな時には、相手の心にグサッと突き刺さる凶器になることもあるのです。

別れたいのにしつこく付きまとってくる相手に対する究極の言葉もあります。

例えば、「嫌い!」とか「消えろ!」「ウザい」などなど、たくさんあります。

バサッと切って捨てる時に使いますが、そこまで必要ない時には、オブラートで包んだ言葉で返すのです。

それらの事例を見てみましょう。

嫌い

交際が始まったばかりの二人では、デートの回数が増えてくると、いよいよお互いを意識しだす時期になります。

この相手でいいのかな?と考えてしまうのです。

知り合った時の熱が治まったころには、お互いの欠点やちょっとした嫌な行為が目に付くようになります。

私を置いてサッサと歩いて行くとか、こちらの気持ちを聞かずにひとりで決めてしまうとか、小さな不満が出てくるのです。

相手のことを好きになってしまうと、そんなことも平気で苦にならないのですが、一旦喧嘩になってしまうと不信感が芽生えます。

そのうちに、相手のことが段々と嫌いになって行くと、元に戻ることが難しくなってくるのです。

付き合いが浅い頃には、喧嘩別れしてもまた別の相手を探せばいいや、と考えてしまうからです。

そして、いよいよ大喧嘩をしてしまうと、元のさやには戻れなくなるのです。

こんな時に、嫌いだとストレートに告げてもいいのですが、頭を冷やしてから相手を気遣うようにオブラートに包んで気持ちを伝えるのです。

好みじゃない

自分の気持ちや意見を即刻ストレートに言える人と、言いたいことをグッとこらえて言わずに済ませる人がいるようです。

言いたいことが言えない人は、ストレートに意見が言える人を、羨ましく思うものです。

私も一度、思いっきり言ってみたいと心の中では思い続けているのです。

しかし、ストレートに言う人と言えない人は、どこが違っているのでしょうか。

それは、相手のことを考えているか、自分のことだけで満足しているかの違いでしょう。

自分中心に考えるので、「いつまでも嫌いな女性と付き合っているのは面白くない。

もっと、素敵な女性と付き合いたい。

今の彼女は、自分と別れてもまた別の男性がすぐに見つかるさ」くらいの軽い考えなのでしょう。

ところが相手のことを先に考えてしまうような人は、自分に突き放されてしまうと落ち込んで、なかなか再起できないのではと心を痛めるような優しさがあるからです。

その代り、自分が犠牲になっていることも現実です。

とにかく、交際を止めるとかふたりの関係を断つと言うことは、どちらかが傷を負うことになるのは当然です。

オブラートに包んで伝えることは、ソフトランディングと同じですが、結果的にはどちらかに傷がつきます。

嫌いと言う代わりに、「好みじゃない」とか「好きになれない」など、オブラートに包めば、一時的にはショックを和らげる効果があるようです。

無理

無理と言う言葉も、簡単な言葉ですが結構厳しい意味を持っています。

何かを行う時に、周りの人達から成功を期待されてしまうと、ものすごく重荷に感じてしまうのです。

さらに、その人達の熱意が重なってくると、大きな期待の塊になって押し寄せてきます。

「力いっぱい頑張ってみます」とか努力をすることを表明しますが、実際のところ困難な状況です。

そんな時に、自分本位の人は、そのことを受ける前にひと言「無理!」で片づけます。

気持ちいいほどきっぱりとひと言「無理!」。

しかし、周りから再度説得を受けると、皆の期待が大きいだけ無理を重ねて「無理!無理!無理!」と強調するのです。

片手を顔の前に立てて左右に振りながら「無理!」を言い続けると、誰も頼ることができなくなるのです。

難しい

すぐに無理と言えない人は、周りの人の反応を観察しながら、断る言葉を考えるのです。

安易に引き受けても、途中で立ち往生したリ失敗すれば、みんなの期待を裏切ってしまいます。

そんな時には、思案をしながら「難しいね!」と言えば、無理なのかと認識してくれるのです。

不味い

先輩が紹介してくれた東南アジアの家庭料理を出すお店がありました。

そこに一緒に行くことになって、そのお店の自慢の家庭料理を食べることになりました。

お店の内装も南国風で、料理のお値段もはっきり言って高額なのです。

それでも美味しければ良いと思ったので、一緒について行ったのです。

野菜は全てそのお店で栽培している国産の有機野菜だそうです。

料理が順に運ばれてきますので、箸をつけて食べて行きました。

しかし、味付けや香りが独特なのです。

名前を知らないような野菜も含まれていました。

先輩はここの常連のようで、料理の説明をしながら美味しそうに食べていきます。

私は、とにかく独特な香味料に違和感を覚えたので、あまり箸が進みません。

なんとか頑張って食べ切りましたが、何度もドリンクを飲みながらの完食でした。

お店を出て帰り道に、「同?独特の味で美味しかったでしょう?」と聞いてきたので、「不味かった!」とは言えずに照れ笑いでごまかしました。

口に合わない

こんな時には、いきなり「不味い!」と言う代わりに、オブラートに包んで「私の口に合わないです」と断りを入れるのです。

あるいは、「好みじゃないです」とか、「好きな料理でない」などの表現も良いでしょう。

紹介してくれた相手が、不味かったことを察してくれれば良いのですが。

デブ

「デブ」なんて言われたら、本当に失礼な言葉ですね。

「そういっているお前は、どれだけスタイルがいいんだ?背も低いし頭も薄いし何様のつもりだよ!」と反論したいところです。

容姿のことにケチをつけられると、関係が修復できなくなる恐れがあるのです。

「デブ」と言い放った人は、その人との関係を断ちきりたいという思いがあるようです。

この言葉の返しは、たいてい「このバカ!」となります。

そうなると、後は思いつくほどに非難の応酬になるのです。

「デブ」と叫ぶ人は、それ以外の才能を認めていないことではないのです。

料理・裁縫が得意だとか語学が堪能だとか、いろいろと才能を持っていることも分かったうえで、お前の体型が気に入らないと告げているのかも知れません。

体型さえ修正すれば、つまりダイエットすれば良いのか、それでもだめなのかは当事者間で考えてください。

もう少しウエストを細くしてメリハリがつけば、その他のことは十分満足していて好きだよ!ということかも知れません。

ぽっちゃり

日本人からすると、半端が無いほどに肥えるのです。

これが本当の肥満体だというほどです。

日本人は、痩せ気味でもダイエットをする女性もいるほどで、ダイエットをしていると公言することは、スタイルを常に気にしている女性だとアピールしたいようです。

最近では、ぽっちゃりした女性が好まれる傾向にあるようです。

安心感がある、頼れる、健康的で安産が期待できる、などと人気なのです。

そこで、デブと言って非難するよりは、「ぽっちゃりしている」とやんわりと好みじゃないことを告げるのです。

自分はデブは嫌いだけれども、世の中にはぽっちゃりさんが好きな男性がいるから、別の男性を探したらどう・・・とも言っているようです。

ブス

「ブス」も表現がきつい言葉ですね。

相手を強烈に侮辱した言葉です。

これを言われると、自殺しかねないような言葉なのです。

小さな声で「ブス!」と言うとまだ可愛げがあるのですが、大きな声で「ブス!」と言われると、ダメージが大きいものです。

いい子そう

ブスでも何か取り柄があるはずです。

3人でキャバクラに行った仲間の後日談ですが、仲間に対応してくれた女性3人の中に、一番綺麗な女性と一番ブスな女性がいたそうです。

一番綺麗な女性に当たった男は、嬉しくてニコニコしながら口説いていたそうです。

一番ブスと思われる女性に当たった男性は、今日は運が悪いわと思って世間話をしながら時間を過ごしたようです。

時間が来てみんなバラバラに帰ることになりました。

その後の展開ですが、一番綺麗な女性に当たった人は、その娘のおねだりでお店で一番高級なお酒を飲むことになって、勘定は10万円以上になって泣いたそうです。

逆に一番ブスと思われる女性は安い酒で満足して、しかも料理が得意なので自分の部屋で手作り料理をご馳走してくれることになったそうです。

しかも、彼女の部屋で泊まっていろいろと楽しんだそうです。

こんな経験から、ブスが必ずしもダメ女ではないのです。

しかし、直接言うとショックを与えるので、「いい子そうだね」と伝えましょう。

でも、本当にいい子かも知れませんよ。

そんなこともできないの?

「そんなこともできないの?」とは、簡単なことが分からないほど常識がないの?と軽蔑する言葉ですね。

そんなに常識が無いから、好きになれないんだ、と言っているようなのです。

「おバカさんね!」と言うことと同じです。

教えてあげるよ

「面倒だけれど、教えてあげるよ」とサポートするような言葉ですが、その裏には「ここまでは、一緒に過ごすけれども、もうこれでおしまいだよ」と拒否する言い方なのです。

センスないね

友人の靴が古くなって底のゴムが剥がれたので、一緒に買いに行くことになった。

友人は、オシャレで何事にもセンスが良いと言われているので、どんな靴を選ぶか興味がありました。

靴の専門店の中に入って、まずはぐるっと見渡している。

どんな靴が良いのかと聞いたら、靴ひもの無いローファーの靴を履こうと思っているんだ、というので一緒に探した。

自分に合う靴の大きさ別に選ぶと、茶系や黒系等様々です。

選んだ靴を試着しながら、別の靴も物色している。

気に入った靴を並べて思案しているようだが、聞いていたほどセンスは良くないと思いました。

タッセル・ローファーもあるし、飾りが多いキルティ・タンも重厚でカッコいいので取ってきて見せるとまた思案している。

靴を選ぶだけでセンスも決断力も無いと感じました。

こっちの方がいいんじゃない?

靴の選択は彼に任せていたけど、ハッキリ言ってセンスが無くて優柔不断の状況です。

面と向かってセンスがないね!とは言えずに、ついこっちの方がいいんじゃない?と勧めてしまった。

センスが無いと、ベテランの店員に好きなように誘導されて、結局センスのない高い靴を買わされる羽目になります。

ベテラン店員は、オブラートに包みながら売り込むのです。

相手の気持ちを考えて話す

オブラートに包んで話して、相手にいきなりのショックを与えないようにするのは、相手の気持ちを考えているからです。

自分だけ良ければ良いとか、後のことは知らないという時には、ズバッと厳しいことも言うことになるのです。

自分が言われたらどうか?を考える

オブラートに包んで意見を言う時は、何かの断りを告げる時が多いようです。

恋愛の途中で相手が嫌いになって交際を断りたいとか、自分が期待されて仕事を頼まれたが、やる気がないなくなった時とか、いろんなシーンが考えられます。

そんな時に、簡単にひと言「いやだ!」と言えば簡単ですが、その後の人間関係がギクシャクしてしまいます。

その前に、自分が断られる立場だったらどう感じるかを考えてみるのです。

すると、やはりオブラートに包んだ表現でその場をやり過ごそうと考えてしまいます。

️オブラートに包んで良好な関係を築こう

オブラートに包んで話すと、確かに直後のダメージは少なくてすみます。

オブラートで包んだ薬を水で飲み込むと、徐々に胃の中で溶けて中身の苦い薬が消化吸収されていきます。

このように、オブラートは時間差で効果が出て来るのです。

オブラートに包んで話をしても、後になると結果は同じなのですから。

しかし、その間にお互いが冷静になって、大人の対応ができることが利点です。

言われた方も、オブラートに包んでくれたことに感謝するはずです。

これによって、良好な人間関係が築けるのです。

しかし、これはあくまで良心的な日本人だからですが、海外では「Yes」と「No」が明確なのです。

オブラートに包むと言うことは曖昧に言い換えたり優しく表現することに繋がりますから、不利なことも強引に押し切られることもあるのです。

タクシーに乗って高額な料金を請求されてクレームを言うと、「日本人は親切」とか「日本人は優しい」などオブラートに包んで「黙って払えよ!金持ちの日本人だろう!」という悪意を込めた言葉の言い換えででごまかしてきます。

海外ではオブラートに包んだ表現で断っても、「No」と言わない限りは「Yes」となりますので、オブラートも包み方を間違えないようにしましょう。