人は一人では生きていけません。

何らかの形で人と関わらなければまともに生活することはできません。

その為に必要なスキルがコミュニケーションです。

生きていく中でコミュニケーションはなくてなならないもの

今やコミュニケーション能力検定なる資格まで誕生し、学んでまで身につけたいスキルとして企業からも重要視されています。

そもそもコミュニケーションとはどんな意味なのでしょう。

辞書によりますと、「社会生活を営む人間が互いに意見や感情、思考を伝達しあうこと」と記されています。

この解説で重要なのは、「伝達しあう」というところです。

一方通行ではコミュニケーションが取れているとは言えないという事です。

 あなたの周りに世渡り上手な人はいませんか?容姿も学歴も普通、なのに周りから重宝されている、そんな人がいたらよく観察してみてください。

その人はコミュニケーションという能力がずば抜けて高い可能性があります。

単なる人付き合いと思われがちですが、コミュニケーションひとつで出世や結婚が決まるかもしれないのです。

コミュニケーションが苦手な人は多い


メールや電話で会話することはできるけど、いざ相手を目の前にすると何を話したらよいかわからない、そういう人は増えています。

特に若者世代は、なんでもメールで済ませることができる環境で育ち、そういう若者が社会に出てから上司、先輩とコミュニケーションが取れなくて困るというケースもあります。

コミュニケーションをとる機会は減ってきたが…

携帯電話、インターネットの普及、核家族化が進んでいる現代、相手と直接話さなくても生活は成り立つようになってきました。

ですが、学校や職場では、相手との信頼関係はなくてはならないものです。

コミュニケーション能力は、机上で勉強して身につくものではありません。

ましてや1日2日でマスターできるものでもありません。

日頃から、相手と向き合って経験を積んで身につけていくものなのです。

コミュニケーションをとるための6個のきっかけ作り

コミュニケーション能力というものは、すぐにマスターできるものではありません。

ですが、あることを心掛けながら相手と接することで、会話が弾まない相手ともコミュニケーションはとれるものです。

相手といい関係をつくるコツをいくつかご紹介いたします。

1、相手が身に付けているもの

まずは相手の外見をよく観察してみましょう。

ファッション、アクセサリーは相手が「自分に似合う」と思って身につけているものです。

そういったものを褒められると相手は気持ちがよくなります。

ブランドに詳しくなくても大丈夫です。

「その時計素敵ですね。」その一言から相手が話を展開してくれるかもしれません。

また、髪型も話題を作りやすいもののひとつです。

「その髪型素敵ですね。

どこの美容室に行かれているのですか?」という風に話を持ちかけ、美容室の場所やその場所に関する情報で相手とやり取りができます。

相手の変化に気付くようにする


特に女性は、自分の外見の変化に気付いてほしいものです。

「あれ?ピアス変えた?」「髪の毛切った?」こういった変化に気づいてくれる人に、相手は心を許しがちです。

コミュニケーションはまず話題作りからです。

相手の些細な変化も見逃さないようにしましょう。

2、天気予報

初対面の方に対していきなり外見を褒めるのはお勧めしません。

逆に嫌厭されてしまうかもしれません。

そういう場合は、無難に天気の話から会話を始めましょう。

ですが、こちら側になんの情報もないと天気の話題も続きません。

朝家を出る前に、天気予報は必ずチェックするようにしましょう。

寒い、暑いなど季節の話題も

天気はどんな人にも共通の話題です。

「私、天気のことわからないんで・・・」という人は滅多にいないでしょう。

ですが、暑い、寒いの情報だけでは会話が続きません。

新聞やテレビで週間予報などをチェックし、夏でしたら台風や猛暑日の情報、冬でしたら雪や晴れ間の出る日の情報などを頭に入れておきたいものです。

天気の話題から、相手のその他の情報が聞き出せるかもしれません。

3、相手との共通の話題を探す

人は相手と共通のもの、ことがあると心を許す傾向があります。

年齢、故郷、部活、趣味、その他人生経験など、何か相手と共通するものはないか探ってみましょう。

例えば、身に着けているものから、「その時計、◯◯ですよね?私もそのブランド好きなんですよ。」と話を振れば、相手から次の話題を振ってくれるかもしれません。

また、「学生時代、部活は?」と聞いて、自分と同じ部活だととてもラッキーです。

部活というものは青春が詰まっているもので、真剣に打ち込んでいればいるほど話題は豊富なはずです。

複数見つけてみる

質問した内容が全て自分と共通しているとは限りません。

なるべく相手と共通しそうな話題を2,3個用意しておきましょう。

例えば、自分も相手も既婚者なら子供のこと、女性同士なら美容に関する話題、男性同士なら仕事の悩みなど、相手に合わせた内容を用意することがポイントです。

ただし、嘘はいけません。

共通していないのに「私も!」というと、相手が話題を掘り下げてきたときについていけなくなり、嘘がバレます。

そうなると一気に信頼を失いますので気を付けましょう。

4、雑談ネタを仕込んでおく

会話の内容は事前に用意することも可能です。

雑誌や週刊誌には今話題のネタがたくさん詰まっています。

最近では朝の情報番組でも流行りの商品や話題のスポットを紹介していたりします。

新聞を読む習慣がない人は、まず朝はテレビをチェックし、病院や美容院の待合室に置かれている雑誌は極力読むようにしましょう。

きっと為になる情報が入手できるはずです。

【雑談ネタについては、こちらの記事もチェック!】

芸能人のゴシップネタなど

ファッションや時事ネタは人を選ぶことがありますが、芸能人のゴシップネタは誰にでも通用するネタです。

芸能人の結婚、離婚、訃報は割と会話を広げやすいジャンルです。

近いようで遠い存在である芸能人の噂話なら、気兼ねなく話せますよね。

特に女性同士ですと、そのたぐいの話題ひとつで何時間も盛り上がれます。

こまかく調べる必要はありません。

情報番組で取り上げられるほど大きなニュースだけでも目を通すようにしましょう。

5、日常の疑問をネタにする

日頃生活をしていて、ふと疑問に思うことはありませんか?今は携帯やスマホで簡単に調べることができる時代ですので、ふとした疑問もすぐに解決してくれます。

ところで、そんな疑問を抱くのは自分だけでしょうか?ネットで検索して答えが出てきたということは、他にも同じようなことで疑問に思った人がいるということです。

そういったことを会話のネタにするのもいいでしょう。

忘れない様メモしておく

ただ、いつでもどこでも調べられることは、記憶に留まりにくいということが科学的に証明されています。

解決をしたという満足感だけが残り、結果を記憶していないことが多いのです。

このような話のネタになりそうな疑問は、思いついたらメモをとり、その結果も忘れずに書き記しておきましょう。

6、ユニークな文房具を使う

口下手で、自分から話題を振るのが難しい人は、相手から話しかけてもらうのを待ちましょう。

ですが、何もしないでいると相手もなかなか話しかけてくれません。

そんな時は物に頼りましょう。

例えば、流行りのアクセサリーを身に着けたり、ちょっと変わった文房具を使ってみたり。

相手の目に留まり、思わず話しかけたくなるようなアイテムを用意しておきましょう。

興味を持って貰う様にする

話題必至のアイテムを持っていても、鞄に眠らせておくだけでは意味がありません。

さりげなく、且つ相手の視界に入るように使いましょう。

この時、あからさまなアピールは逆効果です。

ただ自慢したいだけなのかな?と相手に思われてしまいます。

話題にしてほしいアイテムを持ったら、ごくごく自然に使うようにしましょう。

コミュニケーション取る際の注意点

コミュニケーションとは、会話のキャッチボールから始まります。

相手との距離感を間違うと、自分の球も受けてもらえないですし、相手の球も取れません。

では、コミュニケーションを取る上でどんなことに気を付ければよいのでしょうか。

質問攻めはしない

相手のことをよく知りたい気持ちが前面に出てしまい、つい質問攻めになってしまうことがあります。

沈黙の時間が耐えられない人はなおさら相手に質問してしまう傾向があります。

ですが、これでは会話のキャッチボールになっていません。

ひとつ質問をしたら、その内容について3、4往復くらいはその話題で会話をしましょう。

相手の話をしっかり聞く

相手に質問をすると、その相手は質問の答えを返してくれます。

相手のことに興味があって質問をしたのですから、答えを聞くときは相手の目を見てしっかりと話を聞きましょう。

目を見ることが恥ずかしいようなら相手の鼻筋あたりを見るようにすると抵抗がありません。

間違ってもスマホを触りながら話を聞くことのないようにしましょう。

話を聞く姿勢も重要です。

椅子の背もたれにべったりと背中をつけた姿勢で話を聞いていては相手に不快感を与えます。

テーブルに肘をつかず、少し前のめりで話を聞くようにするとよいでしょう。

知ったかぶらない

相手から振られた話の内容を万が一知らなかった場合、つい知ったかぶって話を合わせてしまうことがありますが、これは非常に危険です。

その話がどんどんマニアックな内容になっていく可能性が高いからです。

知らないことは悪いことではありません。

知らない話題になった時は素直に「知らない」と伝えましょう。

加えて、「それって何ですか?面白いんですか?」と逆にこちらから質問してみるのもいいと思います。

そうすると相手も気兼ねなくその話題について話すことができます。

簡単でも感想を返す

会話をするにあたって、相槌はとても重要です。

ですが、相槌だけでは相手に伝わらないこともあります。

「へぇ、そうなんだ」「それで?」こればかりだと、相手は「この話題、興味ないのかな」と勘違いをしてしまうかもしれません。

会話の節々に自分の感情を入れて話すことがポイントです。

例えば、「へぇ、そうなんた。面白そうだね」「それ、食べたことあるよ。おいしいよね」などです。

相手の話しをとらない

自分の話を聞いてほしい人によくありがちなのが、相手の話題を自分の話にすり替えてしまうことです。

相手が、「こないだ交通事故にあって・・・」と話しかけてきたのに、「私も!先月交通事故にあってー!それで・・・」と相手の話もろくに聞かず、自分の体験談を話し始めてしまう人がいます。

このような人は心掛けひとつで十分改善できます。

一度相手の話を最後まで聞いてから、自分の体験談を話すようにしましょう。

話したい気持ちを少しだけ我慢して、まずは相手の心情に寄り添うことが大切です。

コミュニケーションが苦手な原因

コミュニケーションが苦手な理由がわかれば、それを改善していけば得意になるということです。

相手と会話を続けることが苦手だと感じている方は、次のような状況になっていないかチェックしてみましょう。

目を見て会話しない

人の話を聞くときは相手の目を見て聞きましょう。

幼いころに親御さんや先生から言われたことはありませんか?これは社会に出た時に必要なスキルだから耳にタコができるほど言われたのです。

相手の目を見て話しを聞くということは、相手に対して、あなたの話をちゃんと聞いていますよ、あなたの話に興味がありますよという意思表示なのです。

目を見て話を聞くだけで、相手のあなたに対する印象が全く変わってきます。

特に目上の人の話を聞くときは必ず相手の目、もしくは鼻筋のあたりを見て聞くようにしましょう。

自分に自信が持てない

自分のことが好きになれない人は、相手も自分のことが好きではないのではないかと思いがちです。

そんな自分のする話なんか興味ないのではないか・・・と、どんどんふさぎ込んでしまいます。

自信のなさは声の大きさに表れます。

小声でモソモソ話されると、相手も聞き取れず、会話も終わってしまいます。

自分に自信満々な人はそう多くはいません。

自信が持てない人は、まずお腹から声を出すように心がけましょう。

相手に声が届いただけで、少しは自信につながるはずです。

相手の話を聞かない

コミュニケーション下手な人は、無口な人のことではありません。

おしゃべりが過ぎる人もコミュニケーションが下手だと言えます。

相手に話す隙を与えないほど話す人は、一度ゆっくり深呼吸をして、相手の話を最後まで聞くように心がけましょう。

何度も申し上げましたが、会話はキャッチボールで成り立ちます。

投げるばかりではなく、相手の球もしっかりと受け止めましょう。

事前に話題のストックを持っておくことが大事

いかがでしたでしょうか?コミュニケーションを上手く取ることはそんなに難しいことでしょうか?そんなことはありません。

少しの心構えと下準備で相手との距離はぐっと近づけられます。

相手との話題が豊富な人ほど人と話す回数が多くなるので、それだけ経験値も上がっていきます。

それが自然とできれば一番良いのですが、それが難しい人は、1日の始まりにニュースや芸能情報をチェックしてから出かけるように心がけましょう。

そして勇気を持って相手に話しかけてみましょう。

上手く相手と会話できた経験が一つでも増えると、きっとあなたの自信に繋がるはずです。

是非試してみてください。