散らかっている部屋のことを、最近では「汚部屋(おべや)」と言います。

汚部屋に住んでいる人は大概、1年中汚部屋で生活をしています。

部屋が綺麗になることがまずありません。

いつまで経っても綺麗にならないお部屋

ただ片付けられないだけじゃないことも

部屋が散らかっている理由は片付けや掃除をしないからですが、それはサボっているという理由だけではありません。

「どうせすぐ散らかるから今掃除をしても無駄。

掃除自体が無意味」
そう思って、あえて掃除をしない人もいます。

もしかして”汚部屋”かも!?

ソファの一角が洋服の山になっている、空のペットボトルが床に散乱している、家具の上面には何かが乗っている、全てに当てはまる方がいれば、あなたの部屋は汚部屋の可能性が高いです。

更に、床面が見えないくらい雑誌や物が置いてある、お菓子の袋が散乱してる、こんな部屋は完全に汚部屋です。

友人に「今から遊びに行ってもいい?」と聞かれて返事に困るようでしたら、汚部屋だと認識した方がよいでしょう。

汚部屋を片付けるための7個のお掃除の工夫


汚部屋になってしまったものは仕方ありません。

その汚部屋をまずはきれいに片づけて、二度と汚部屋にしないことが大切です。

目標は、「いつでもお客様を呼べる部屋にすること」です。

でも、そもそも掃除の仕方がわからないという方もいらっしゃるでしょう。

要点を抑えて、確実に部屋をきれいにしていきましょう。

とりあえず始める前に「気合」を入れてください!

1、片付ける場所を決めて片付ける

2部屋以上ある家に住まれている方は、おそらくどの部屋も汚部屋になっていることでしょう。

1日で一気に片付けようと思わないで、とりあえず1日1部屋ずつ片づけていきましょう。

ワンルームタイプにお住いの方は、「今日はベッドの周り、明日はキッチン周り」という風に、片づける場所を決めましょう。

この場合、トイレ、風呂場も1部屋とカウントします。

一気に全部片付けようとしない


夏休みの宿題を1日で終わらせようと思うと、相当な集中力とやる気、根気が必要になってきます。

掃除も同じで、全てを1日で終わらせようとしないで、何日かに分けて片づけるとそれほど気合を入れなくても十分片付きます。

人間の集中力は平均して50分しか続かないそうです。

それ以上作業をすると、片づけるつもりだった漫画を読み始めてしまったり、古いアルバムを開いて思い出に浸ってしまう可能性がでてきてしまいます。

そうなってしまったらそれ以降作業は進みません。

掃除は短期集中で行ってください。

2、使ってない物は全て捨てる

汚部屋になる理由のひとつが、「物がありすぎる」ことです。

新商品は欲しい、でも古い物もいつか使うかもしれない。

その気持ちが汚部屋を生み出します。

家電、家具は捨てるのが難しいので、まずは身の回りにある小物類で使用していないものは捨てていきましょう。

『今、自分が(家族が)使っているか』で仕分けする

物が捨てられない人の特徴的な考え方として、「いつか使うかもしれない」という発想があります。

洋服や雑貨類は、今使用しているものと、1年以上使用していないものとに分け、後者はなるべく捨てるようにしましょう。

季節ものに関しては、2年以上使っていなければ今後も使うことはまずありません。

思い出が詰まったものもあるでしょうが、汚部屋から脱出したければできるだけ捨てていきましょう。

3、誰かと一緒に片付ける

自分の部屋が汚部屋だということは、できることならだれにも知られたくはありませんよね。

だからなんとか一人で片づけようと頑張るのですが、一人では限界があります。

特に汚部屋に住むようね人は、思い出を大切にするあまり、捨てるという決断ができない人が多いです。

そういう時は初めから第三者の手を借りましょう。

ですが汚部屋の片付けは、どんなプライバシーが隠れているかわかりません。

自分が忘れているような恥ずかしい代物が出てくるとも限りません。

なるべく近親者か本当に親しい友人に頼むようにしましょう。

片付け上手な人に頼む

誰かに手伝ってもらうとうは言ったものの、同じように片付けが苦手な方がパートナーだと作業は全くはかどりません。

むしろお喋りに花が咲いてしまって余計時間がかかるかもしれません。

汚部屋掃除のパートナーには、日ごろから綺麗な部屋に住んでいる友人、もしくは母親に頼むようにしましょう。

特に母親ですといつでも頼めますし、多少恥ずかしいものが出てきても問題ないでしょう。

思ったことをビシッと言ってくれる人に手伝ってもらうことが作業が進むポイントです。

4、思い出の品は最後に仕分けする

汚部屋の片付けの一番の大敵は「思い出の品」です。

これを捨てるか捨てないか決断するにはかなりの時間がかかります。

まずは、思い出の品はすべてキープしておきます。

ひとつの箱に入れておいて、後でじっくり選別するようにします。

仕分けの際は思い出に浸らない

思い出の品を選別する際、必ず一度はその思いに浸ってしまうでしょう。

悪いことではありませんが、時間がかかってしまってはいけません。

特に気を付けたいのは日記、手紙類です。

ひとつひとつ見返していては朝になってしまいます。

思い出の品の選別方法は、まず思い出BOXを作ります。

その中に入りきるものだけを残します。

入りきらないようでしたら、既に入っている何かを捨てるということを守り、必ずその箱に収まるように選別していきます。

5、服は着ていなければ捨てる

女性の汚部屋で最も多いものが「着ていない洋服」です。

ファッションの流行は毎年変わりますし、常にトレンドを身に着けていたい気持ちから、どんどん洋服は増えていきます。

更に厄介なことは、ファッションの流行は1周回って戻ってくることを汚部屋の住人は知っていることです。

「この服もあと何年かしたらまた流行するかも」という考えがあるのです。

その割には、昔の洋服を次のブームまで着られるように綺麗に片づけておくことができない、これが洋服で溢れかえる汚部屋をつくる原因です。

目安は2シーズン着てない服

いつ来るかわからない次のブームまで洋服を保管しておくと汚部屋率はどんどん上がります。

それに次のブームの頃にはその洋服は年相応ではなくなっているかもしれません。

間違った保管をしていると服自体も痛んできます。

季節ごとに収納する場所を変え、その中で2年以上着ていない服は捨てましょう。

6、業者に依頼する

一人では手に負えない、手伝ってくれる人もいない、そういう場合は思い切って専門の業者に頼みましょう。

業者に頼むメリットは、その道のプロであるという事。

どこから手を付けたらよいかわからない素人とは違い、やるべきことを順を追ってスピーディーにやってくれます。

また、物に対して思い入れもないので、捨てるということに躊躇はありません。

ですが勝手にすてられてしまうことはないので安心してください。

デメリットとしては費用が掛かることです。

あとは近所の人に汚部屋だと知られてしまう可能性もあります。

業者を読んだ場合、ゴミを捨てる為にトラックが用意されます。

そのトラック一杯にゴミが積み込まれる様子をご近所さんが目撃してしまったら、その後のご近所付き合いが気まずくなってしまうかもしれません。

業者を比べてから選ぶ

それでも業者を呼びたい場合は、複数の業者を比較して、自分の目的に合った業者を選ぶようにしましょう。

床面が見えないくらいのゴミが溜まっているアパートの一室と、家中ゴミだらけで、天井にまで到達するほどのゴミ屋敷では、かかる費用が全く違ってきます。

インターネットでは様々な業者へ一括で見積もりを出せるサイトもありますので、そちらも参考にしてみてください。

7、収納場所を増やさない

ものが溢れかえる理由は、「ものを収納できていないから」ですが、新たに収納場所を増やすことは汚部屋からの卒業になりません。

捨てられないものが更に溜まっていくだけです。

今ある収納に納めてみる

まずは今ある収納スペースを見直してみましょう。

その収納場所に保管されているものは本当に必要なものですか?使用頻度の高いものですか?おそらく、使っていないから収納されているものだと思います。

それらを先に選別し、収納スペースを確保しましょう。

そもそも汚部屋ってどんな部屋?

汚部屋とは一体どんな部屋のことをいうのでしょう。

とにかく物を溜め込んでいる

断捨離ができず、新しいものを見つけると買わずにはいられない人が陥る現象です。

過度にもったいない精神が強く、まだ使える、何かに使えるかもしれない、そういう考えがどんどんものを溜め込んでしまい、いつの間には足の踏み場もないほどのもので溢れかえってしまう部屋のことです。

足の踏み場がない

洋服や小物、食べ終えたお菓子の袋など、様々なものが床に放置されることによって床面はどんどん見えなくなっていきます。

それでも自分の座る場所を確保しようとゴミをかき分けでいき、ゴミの嵩がが増していきます。

そのうちかき分けられないほどのゴミが溜まって、ついにはゴミの上で生活せざるを得なくなってしまいます。

ゴミがゴミ箱に捨てられていない

食べ終えたお菓子の袋、使い終わったティッシュなどをすぐにゴミ箱に捨てればよいのですが、ゴミ箱が遠い、後でまとめて捨てよう、そう思っている間にゴミを捨てるということを忘れてしまいます。

始めはほんの少しのゴミが徐々に増え、そのうちゴミ自体が気にならなくなってしまい、汚部屋へとなってしまいます。

使った物が出しっぱなし

雑誌、文房具、DVDなど、使ったら元の場所へ戻すということができないと、部屋は物で溢れかえります。

また後で使うから、とずぼらをせず、使ったらその都度片づけるようにしないと、いざ使いたいときにはどこにあるのかわからなくなってしまいます。

それを探すために、更に部屋を荒らさなければならなくなり、徐々に汚部屋は完成していきます。

汚部屋はデメリットしか生まない

汚部屋に住むことによるメリットとは何でしょう。

ごちゃごちゃしている方が落ち着くという人も稀にいますが、落ち着く気になっているだけで、本来はデメリットしかありません。

汚部屋に住み続けるとどうなってしまうのでしょうか。

精神的・肉体的に不健康になる

仕事で疲れて帰ってきても、くつろげるスペースがないとリラックスして眠ることができません。

当然疲れているので散らかりすぎた部屋を片づける気力もありません。

これが負の連鎖を生み、汚部屋から脱出できなくなってしまっているのです。

また、汚部屋には目に見えないハウスダストやカビが大量にいます。

それらを知らず知らずに吸い込んで、体調が悪くなる可能性もあります。

害虫が発生する

食べカスや洗っていない食器、腐った食べ物を放置しておくと、どこからともなく虫が湧いてきます。

その虫が卵を産み、更なる害虫が生まれ、その害虫がまた食べカスを食べて成長します。

まさに無限ループです。

虫が発生する前に、害虫の餌になりそうなものはすぐに捨てる必要があります。

物が見つからない

部屋が散らかっていると、印鑑や通帳、大切なアクセサリーなど、日常的には使わないけど大切なものが見つからなくなってしまいます。

また、とりあえず片づけるという気持ちでやると、今度はどこに片づけたのかわからなくなってしまいます。

大切なものを片付ける場所を決め、使ったら元に戻すという習慣をつけましょう。

人が離れていく

自分の住んでいる部屋がどんな状況であろうと、自分がよければそれでいい、と思っている人もいるかもしれません。

ですが、そんなあなたに大切な友人ができた時、彼氏彼女ができた時、その人を自分の家に呼べますか?今度遊びに行ってもいい?と聞かれ、一度は断ることができても、それが何度も続くと相手は徐々に離れていくでしょう。

気軽に人を呼べない部屋は自分はよくても、相手を傷つけることにもなりかねないのです。

生活スタイルの見直しをして片付け上手になろう

汚部屋に住んでいる人たちは、好きで汚部屋にしているわけではありません。

気が付いたら手が付けられなくなってしまったという場合がほとんどです。

一度に全てを片付けようとせず、少しずつ、確実に片づけていきましょう。

そして、出たごみはすぐに捨てる、使ったものはすぐに片付ける、1年に1度は洋服を整理する、この3つを実践するだけでも汚部屋からは解放されるはずです。

ものが散らかっていないと、小さなほこりやゴミがとても目に付くようになります。

そうすると自然と掃除機をかけたくなったり、拭き掃除をしたくなってくるものです。

ご自身の体や人間関係の為に、是非汚部屋から卒業してください。