仕事はほぼ毎日、しかも長い時間職場に拘束されます。
でも、仕事をしないと給料がもらえませんので、仕事はするしかないですよね。
人生の中の大部分を占める仕事ですから、嫌々やるのではなく、楽しんでやりたいものです。
ところで、あなたは自分の今の仕事が天職であると思いますか?
仕事を天職と思えるかどうかは、今後仕事を続けていくうえでモチベーションアップにつながるとても重要な部分です。
自分の仕事が天職であると言えるために、天職の特徴について考えてみましょう。
天職と言える仕事に当てはまる10個の特徴
天職とは、人に「あなたにとってこの仕事は天職ね」なんて言われることよりも、自分で「この仕事は天職と言えるかもしれない」と思う場合の方が多いのかもしれませんね。
では、自分の仕事が天職であると言える人はなぜ天職であると思ったのでしょうか。
天職とはどういう仕事のことなのかを考えてみたいと思います。
1. 絶対に一生続けたいと思う
仕事は、やっていて楽しいことばかりではありません。
いや、むしろ苦しいこと、辛いことのほうが断然多いと感じる人はたくさんいるはずです。
よく、辛い:楽しい=8:2なんて言われたりするように仕事とは、大変だと感じることのほうが多いのです。
それでも、自分の仕事を天職だと思っている人は、どんなに辛くても一生この仕事を続けていきたいと思っています。
それは、楽しい瞬間、うれしい瞬間がとても充実しており、辛い間の気持ちも吹き飛ばしてしまうくらいだからです。
あなたが一瞬でも「うれしい!(楽しい!)。だからこの仕事は辞められない。」なんて思うことがあるとすれば、その仕事はもしかしたら天職なのかもしれませんね。
2. やっていて楽しく有意義
天職とは、楽しく有意義であるものです。
もちろん仕事ですから、四六時中楽しいばかりではありません。
しかし、常に有意義に感じることは多いと思います。
仕事を有意義に感じるためには、自分が何をもって満足するのかをちゃんとわかっていないといけません。
仕事をただするだけではなく、その道を極めたいとか、お客さんのためにもっと良いサービスをしたいとか。
お金を稼ぐだけではなく、仕事に対して給料以外にやりがいを見出していければ、自分の今の仕事も天職だと感じるようになってくるかもしれません。
3. 時間を忘れるほどのめり込める
天職に就いている人は、時間を忘れて没頭することが多いです。
よく職人さんとかアーティスト系の方には多くみられそうですね。
好きなことをやっているので、時間がたつのを忘れたり、集中して長々と取り組めたりします。
自分にしかできないことをやっていたり、その仕事を完全に任されていて自信を持って取り組んでいたり…。
人に頼られたり、信頼されたりし始めると仕事を天職だと思えてくるようになるかもしれません。
4. 自分の性格にピッタリ合っている
適職という言葉もあるように、今の仕事が自分に合っているかどうかも天職だと感じれるかどうかに関わってきます。
同じ料理を作る仕事をしていても、もともと料理に興味があり、普段から家で料理を作っている人はその仕事を天職だと感じやすいでしょう。
逆に、あまり料理自体に興味がなく、家でも料理はほとんどしない人にとっては仕事は給料を得る手段でしかなく、仕事内容も苦痛なものが多いと感じられるでしょう。
仕事が自分の性格に合っていて、やっていて苦痛でないかどうかは天職であるかどうかに大きく影響しています。
5. 見返りがなくてもやりたい
仕事を天職だと思っている人は、たとえ給料などの見返りがなくてもその仕事を続けたいと思っています。
もちろん、生活するために給料はかかせませんが、もし働かなくてもいいくらい十分にお金があったとしても仕事を続けます。
それは、仕事自体が楽しく、興味のあるものだからです。
どちらかと言えば趣味に近い感覚かもしれません。
たとえ人に頼まれなくても自らやったりできるような仕事であれば、それは天職かもしれません。
6. 夢にも出てくるほど好き
本当にその仕事が好きであれば、夢にも出てくるくらいかもしれません。
とはいえ、どちらかと言えば仕事で辛いこと、大変なことがあって夢にまで出てきた!!なんて経験のほうが多いかもしれませんが…。
夢にまでは出てこなくても、休日、特に急いで片づける仕事はなかったとしても、つい仕事のことを考えたり、仕事で成功している自分の姿を想像したりして楽しんだりするようであれば、だいぶ仕事が好きと言えるのかもしれません。
7. 休み返上でも気にならない
仕事を天職だと思っている人は休日出勤もさほど気になりません。
もちろん、家族サービスの時間も必要でしょうし、女性であれば、育児や家事もあるかもしれませんので、いつまでもダラダラと仕事をしてはいられません。
でも、もし自分が独身で休日も特にやることもない状態だとしましょう。
そういう時に自ら進んで職場に向かうか、職場に行かなくても仕事に関連したことをするか、それとも「嫌な仕事のことを休日になってまでも考えたくない!!」と感じるかでその仕事が天職かどうか想像できると思います。
8. 誰にも負けない自信がある
天職というのは、その仕事について自分は得意、もしくは好きだと思っている人が多いです。
そのため、人には負けないという気持ちがどこかにあるものです。
常に勉強しないといけない職種もあるかもしれませんが、それも含めても「自分はこの仕事に関してはデキるほうだ」と思っている人が多いのが天職に就いている人の特徴かもしれません。
9. いつも頭の中は仕事のことでいっぱい
家に帰ってきても、休日も、天職に就いている人は常に仕事のことを考えていることが多いです。
もちろん、何か締め切りなどが近くて嫌々と切羽詰まって考えているのではありません。
特に考える必要がなくても、やはり楽しいこと、興味のあることはいつでも頭の中を巡っているものです。
つまり、仕事が楽しい、おもしろいと思っているからこそ、考えなくてもいい休日まで仕事のことを考えてしまうものなのです。
10. つくづく自分の人生は幸せだと思える
仕事は人生の大半を占めています。
残業や休日出勤もそうですし、仕事が終わってからも仕事のことを考えたりしているのであれば、本当に20~50代の大部分を仕事が占めていることになります。
ですから、仕事が充実することで、自分の人生もグッと充実したものになってきます。
自分の人生を幸せだと思える人は嫌々仕事をしていない人、仕事が好きな人、仕事の面でも充実している人ですから、そんな仕事は天職と言えるでしょう。
天職を見つけられると人生は豊か!
人生の大部分を占める仕事。
その仕事が充実し、楽しく感じられたら本当に幸せですよね。
そのためにも、天職を見つけるということは、自分の今後の人生を左右するとても大切なことなのです。
1. 天職とは?
天職とは、その人の性質・能力にふさわしい職業のことです。
そして、あなたにぴったりで、他人に止められたり批判されたりしても、やりたいと感じる仕事のことです。
2. 天職だと思って仕事出来ている人はほとんどいない
誰も自分が天職に就いていると最初から思っている人はいないと思います。
仕事が充実するためには、仕事に対するやる気や興味も大切です。
ですが、それと同じくらいその仕事に対するスキルや知識もある程度ないと、その仕事に自信を持つことはできません。
ですから、天職というのは、仕事をしていく中で徐々に「これは天職かもしれない」と感じていくものなのです。
日々、家庭やプライベートが忙しいと、改めて「この仕事は自分にとって天職だろうか…」なんて考えながら仕事をしている人もそう多くはいないと思います。
そのため、今やっている仕事が天職だと実感しながら仕事をしている人もそう多くはいないものです。
3. 自分の好きなことを仕事に出来ることほど幸せなことは無い
自分の好きなことを仕事に出来れば一番良いのでしょうが、好きなことが必ず仕事に出来るというわけではありません。
仕事にしようがない趣味だってあります。
仕事にしたとしても、全く稼ぎにならない仕事だってたくさんあります。
ですから、普通に仕事が出来て、給料ももらえて、なおかつその仕事が好きな人は本当に恵まれた幸運な人と言っても過言ではありません。
4. すぐ見つかるとは限らない
天職とはすぐに見つかるとは限りません。
先ほども言ったように、天職とは実際に就職してしばらくの間続けてみないことには本当に天職であると言えるかどうか判断出来ません。
ですから、最初から天職に就いていたとしても、自分でそれが天職であると実感できるようになるまで少し時間がかかるわけです。
天職じゃなかったからと言って違う仕事にまた就いたとしても、その仕事も天職かどうか判断するのに時間がかかります。
天職を見つけるというのは非常に時間がかかることなのです。
天職の見つけ方
仕事を始めてから、それが天職だと感じるまでには時間がかかります。
ですから何回も「間違った!」と思って転職を繰り返している時間はないわけです。
なるべくすぐに天職を見るけられるために、どのように仕事を探したらいいのかを考えてみましょう。
趣味ではなく仕事として好きになれる仕事を探す
趣味を仕事に出来ることが天職への近道なわけですが、趣味が必ずしも天職になるわけではありません。
好きな趣味を仕事にすることにこだわらず、仕事を就職してから好きになっていくケースもあると思います。
少しでも好きになれる可能性のある仕事探しが出来るといいですね。
実際に仕事として始めるとイメージが違う場合が多々ある
人助けが趣味(!?)というか好きだという場合、人助けに関連する仕事として看護師や介護士などを思いつく人は多いと思います。
ですが、「人を助けたいから」という気持ちだけでその職業に就けば、思わぬギャップに悩まされることになるかもしれません。
看護師と言えば、3Kと言って、「汚い、くさい、辛い」なんて言葉もあるくらいです。
一日にたくさんの患者さんのケアをし、細かいところまで観察し、それをひたすらパソコンに入力する。
ゆっくり患者さんの話を聞いたりする時間なんてありません。
それに少し快方に向かってきた患者さんからは「ありがとうね」なんて言葉も聞かれることもあるかもしれませんが、快方に向かってきた患者さんのところには、残念ながらほとんど足を運ぶ暇はありません。
向かう先はひたすら重症な患者さんのところです。
そんな毎日を送っていると、「最初に思い描いていたのと全然違う」と感じてしまうでしょう。
仕事とは、実際にやってみないとわからない部分がたくさんあります。
それはどの仕事でも同じです。
ですから、その仕事のイメージだけで最初から天職だと思わないようにする必要があります。
趣味のままで留めておくべきことも
趣味を仕事に出来れば一番ですが、中には趣味のままにしておいたほうがいい場合もあります。
趣味をする場合と仕事をする場合の一番の違いは「自分がそれをやりたくないと思っている時もやらなければならない」ということです。
例えばプラモデルを作るのが趣味だとしましょう。
そしてプラモデルを製作する仕事に就いたとします。
趣味でやっているうちは、疲れたら休むし、「今日はやりたくないな」と思ったらその日はやらないと思います。
ですが、仕事は違います。
たとえ、疲れて目がショボショボして集中力がなくなったとしても、同じ姿勢でいて肩や腰が痛くなったとしても、体調がすぐれなくて全くやる気が起きなかったとしても、どんなことがあっても仕事である以上はやらなくてはなりません。
趣味の中には、自分の時間を最大限削ってまでやり続けるようなものもあれば、強制的にやらされた時点で興味をなくしてしまうようなものもあると思います。
仕事とは、時に強制的にやらされるものです。
そんなときにでも嫌いにならずにやり続けられるのが天職であると言えます。
ですから、強制的にやりたくなければ、それはいつまでも「趣味」の域においておいたほうが良いものなのです。
また、趣味を仕事にした場合、全く給料にならない仕事も時にはあると思います。
それでも自分の工夫次第でなんとかなる場合もありますが、生活していくために、最低限の収入は必要ですので、全く給料にならないような趣味なら、「趣味は趣味」「仕事は仕事」と分けて考えたほうが良い場合もあります。