「中年」という言葉に、抵抗を感じる人は多いと思います。
なぜなら「青春が終わった」「良い時が過ぎた」「老けた」「格好悪くなった」「覇気がない」というネガティブなイメージがあるからだと思います。
このように日本では、中年=おじさんという、マイナスの捉え方が一般的です。
しかし、「おじさま」「紳士」「ダンディ」と聞くと、どんな男性をイメージされますか?「物知り」「オシャレ」「包容力」「頼りがいがある」「経済的に安定している」などプラスなイメージですよね。
ですから、同じような年齢であっても、どのように生きてきたか、今どんな風に毎日を過ごしているかで、若い人から羨望の眼差しでみられる、素敵な人になりうるのです。
スタイルや身のこなし、会話の内容や接し方で、相手に与える印象が全く変わり、年齢に関係なく魅力的にも、また逆に人を遠ざけてしまうことにもなるのです。
️中年って言われたくない!
中年と呼ばれて平気な人は一人もいないと思います。
誰もが若々しく、スタイリッシュでありたいと願いますよね。
ですから、実際はどうあれ、マイナスのイメージしかない中年と言う言葉に抵抗があるのです。
特に私たちには、自分に甘いという特徴があります。
髪の毛もふさふさで、身体も引き締まっていて、やる気に満ちていた20代の残像を引きずって、今は変わっているのにも関わらず鏡に映る自分に重ねてしますのです。
ですから、”自分はまだまだいける”と思い込んでいることが多く、中年と呼ばれると、自分が自分にもつイメージと、中年と言う言葉のイメージのギャップにより受け入れがたく感じるのでしょう。
さらに、家族や友人など信頼できる人が、外見やお手入れのことで率直な意見を述べてくれても、”まさか自分がそんなわけがない”とどこか人ごとで流してしまうのです。
オジサン感がある”中年”
一般的に日本の社会では、大学を卒業した23歳か24歳で就職し、会社員として仕事を始めます。
そうすると、毎日8~10時間ほど働き、プラス残業をしたりして、とにかく業務に忙殺されながら、日々があっという間に過ぎていきます。
最初の1・2年は、必死で仕事を覚えたり、新しい出会いがあったり、それなりに刺激があると思いますが、10年、15年、20年と毎日同じことを繰り返していると、刺激が少なく、オシャレに気を使うことも減り、チャレンジ精神や好奇心も薄れてきてしまいます。
その頃には、結婚子育ての時期に突入するので、”もうこの決められた道を歩み続けて一生を終えるのだ”と覚悟を決めることもあるでしょう。
そうすると、自分でも生活がつまらないと感じる、典型的な「おじさん」になってしまうのです。
社会的には働き盛りの年齢でも、エネルギーがなかったり、疲労感や生活感しか漂わないなら、それはもうピークを過ぎた人、つまり「おじさん」と周りからも見なされてしますのです。
”どうせ俺なんて、もうおじさんだから”と自分で言っていませんか?自分のことを諦めている人に、魅力を感じる人がいるでしょうか?
いつまでも若々しくいたい!
若い時は誰でも輝いています。
弾けるような肉体に、中からわき上がるエネルギー、貪欲な向上心は,非常に魅力的で、周囲の人に爽やかさを与えます。
生まれてから、幼稚園、義務教育、高等教育とずっと何かを学び続け、自分のキャパシティーを広げていく作業をしながら成長するので、それは刺激的な毎日です。
人の成長を見ることは、励みややる気を周りに起こさせます。
さらに若い人には、素直さや純粋さがあるので、一緒にいても心地よく感じますよね。
このように、若さには様々な良い特徴があるので、人はいつまでも若々しくありたいと願うのでしょう。
️中年って実際どれくらいの年齢?
では、中年の定義についてここで考えてみましょう。
実際には何歳くらいを指して中年と呼ぶのでしょうか?中年と言う字の通り、成人して中くらいの年齢を指します。
しかし、これでは幅が広すぎて、個人によって考え方が分かれます。
みなさんは何歳位の人を中年と思われますか?
中年には諸説ある
まず、聞く人の年齢によって、中年に対する捉え方が違います。
小学生から見れば、20代後半や30代前半でも、おじさんおばさんと答えることもありますし、年配の方に聞くと、40代なんてまだまだ子供と言われるかもしれません。
これは生きてきた年数や、人生経験の差で、年齢に対する捉え方が違うためにおこります。
また、男性と女性でも意見が分かれることでしょう。
女性の方が、中年の開始年齢と終了年齢ともに早く見られがちです。
これは、結婚出産が関係するからかもしれませんが、20代をすぎると「もうおばさん」と、男性の女性に対する見方が厳しいことに原因があるようです。
ですから、男性は40歳くらいからが中年だけど、女性は30歳でもう中年と、性別によって中年期の捉え方に違いを設けられるのです。
一般的には30代後半〜50代前半
これまで見てきたように、何歳から何歳を中年とするかに関しては諸説ありますが、昔から一般的に、男女ともに、青年期が16歳〜30代前半、老年期が50代後半〜60代後半とされているので、その間の、30代後半〜50代前半が中年期となります。
最近では、少し早まり、10大後半から20代前半が青年期、30代〜50代が中年期と言われるようになってきているようです。
️中年な人の特徴13個
年齢的に「中年」の枠に入っていたとしても、がっかりする必要はありません。
冒頭でも考慮したように、実年齢だけでなく、見た目や立ち振る舞い、話し方によって、おじさんぽい中年か、素敵な紳士かを周りは判断していきます。
ですから、人が中年と感じるポイントを事前にチェックして、それを避けるなら、ネガティブな中年として分類されることはありません。
ではこれから、中年と分類されてしまう13個の特徴を、一つ一つ見ていきましょう。
加齢臭が気になる
加齢臭とは、中高年の人が発する独特の体臭のことです。
臭いの原因は諸説ありますが、不規則な生活習慣や、高血圧やメタボリックシンドロームなどの成人病、ストレスなどによる免疫力低下が全て合わさって、ノネナールという物質が発生すると、独特の臭いを発すると考えられています。
臭いに個人差はありますが、油っぽいような、古本のような、とにかく人が不快に感じる臭いであることには変わりありません。
加齢臭は男女問わず年齢によって生じますが、「親父臭」とも言われるように、特に男性が強く発するようです。
発生場所は、頭頂部、耳の後ろ、首の周り、胸元、背中と上半身を中心に発生します。
加齢臭が一般的に知られるようになり、加齢臭対策として様々なケアをされておられる方もいらっしゃると思いますが、まず、できることとして、石鹸やボディーソープをを使って、しっかりと臭いの発生場所を洗うことです。
シャワーで汗を流すだけでは、臭いまでは取れません。
必ず洗浄力の高い石鹸で、臭いの原因となる皮脂を落とすようにしましょう。
また、お酒やタバコを控えたり、野菜を中心とした食生活も効果的です。
また、適度に運動して身体にたまった老廃物を出すことも役立ちます。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動を行い、活性酸素を打ち消すなら、加齢臭の発生を抑えてくれます。
さらに、デオデオランドグッズや香水も上手に活用するなら、家族や若者に「クサイから近づかないで」と言われることはないでしょう。
メタボが気になる
メタボとは、メタボリックシンドロームの略語で、内臓脂肪型肥満に、高血圧・高血糖・脂質異常症のうち2つ以上の症状が出ている状態のことを指します。
これらが併発されると、動脈硬化を併発し、心筋梗塞などをおこす確率が高くなるので大変危険なのです。
医学用語が並ぶと少し難しいですが、簡単に言うと、肥満がベースの病気で、中高年になるとかかりやすくなります。
ではどうすれば、自分がメタボかどうか分かるのでしょうか?一番簡単な方法は、ウエストのサイズを計ることです。
起立した状態で身体の力を抜きます。
軽く息を吐き、おへその位置で胴囲を測定します。
男性で85cm以上、女性で90cm以上だと、メタボの可能性があるので気をつけましょう。
他にも、最高血圧が130以上、最低が85以上の場合や、空腹時の血糖値が110以上の人は注意が必要です。
特にビール腹はヤバイ
下腹部がぽこっと出た「ビール腹」は、格好が悪く、いかにもおじさんという感じがしますよね。
このビール腹の原因は、名前からして、ビールの飲み過ぎと思われがちですが、実はそうとも言い切れないのです。
アルコールはカロリーが高いですが、ビールはアルコール度数は低い方ですので、ビール自体のカロリーは、お酒の中ではそれほど高くありません。
ではビール腹の原因は何でしょうか?それは、おつまみです。
アルコール度数が低いお酒を飲む人ほど、飲みながら食べることが習慣となっていて、肥満率も高いと言われています。
ウィスキーやブランデーなど、度数の高いお酒を好まれる方は、おつまみを食べずにお酒だけを楽しまれるケースが多く、お腹がでている方は少ないようです。
一方ビールは、揚げ物や、味の濃い物など、太りやすいおつまみと最高に合いますよね。
しかも飲みながら食べると、時間も普通の食事より長くなり、遅くまでたくさんの量を食べてしまいます。
そのようにして、肥満となっていくうのです。
メタボの一番分かりやすい判断の仕方も、ウエストサイズでした。
ですから、ビール腹は完全にアウトになります。
できるだけ低カロリーのおつまみにしたり、早めに食事をおえるようにしたり、ビールをよく飲まれる方は方は、おつまに気をつけるようにしましょう。
適度な運動も、ビール腹解消に役立ちますが、お腹が出ているから腹筋をしようと安易に取り組みがちですが、お腹をへこませるには、スクワットの方がおすすめです。
なぜなら、筋肉量の多い下半身を動かすことにより、カロリーを消費しながら筋肉を鍛えることができるからです。
お腹が出ているかどうかは、外見も何も気にせず、自分の好きなように暮らす「おじさん」か、美意識が高く、自分にもストイックな「おじさま」のどちらになるかの大きなポイントです。
いつも顔が疲れている
「大丈夫?顔が疲れているみたいだけど」と言われたことはないですか?現代人は、毎日急がしく、ストレスも多いので、そりゃ疲れているよと思われるかもしれません。
しかし、若々しく見られたいのに、疲れた顔に見えるなんて、がっかりもしますよね。
顔色が悪い・目が充血している・クマがある・顔がむくんでいる・表情がない・肌が荒れているなどから人は疲れているな〜と感じるそうですが、思い当たることはないでしょうか?睡眠不足がが続いたり、パソコンを長時間見たり、エアコンで身体が冷えたりするとこのような症状が出ますが、仕事をしているとどれも避けられない状況に思えます。
ですが、仕事が立て込んでいたりして仕方のない時はあるとしても、それがいつものあなたの顔にならないように気をつけましょう。
少ない睡眠時間しか取れないとしても、寝る時間を考えて睡眠の質を向上したり、スマートフォンなどを必要以上に見ないことや、温かい飲み物をのんだり、湯船につかるなどして身体を温めたり、疲れ顔を改善するためにできることはたくさんあります。
限られた状況でも、ベストなケアをするなら、その意識が顔にも表れます。
疲れきっている人ではなく、忙しいけどイキイキしている人と移るように、考え方から変えていきましょう。
上から目線
うんちくをたれる、横柄な態度、これら全ては人に嫌われる言動で、自分ことを他の人より偉いと思っている、上から目線の態度が原因です。
あなた会社にもいませんか?部下を指導している自分によっている上司、かわいがっていると本人は思っているが、相手からは面倒と思われている先輩など、会社などの組織の中では、地位や立場があるので、その人の本来の傾向が分かりやすく表れます。
では、なんで中年になると上から目線の人が増えてしまうのでしょうか?そもそも人に自分に自信がなかったり、周りに気持ちに鈍感な人が上か目線になりやすいと言われています。
逆に格好のいい人は、自尊心がしっかりしており、自分がよくわかっているので、他の人のことも余裕を持ってみれますし、人にも優しくできます。
しかし、自尊心が低いと、どうしても攻撃的な態度に出て、自分が傷つかないように守るのです。
また、競争心が強く、自分が一番できる人でいたいと言う願いが、言葉や態度に出てしまうのかもしれません。
いずれにしても、ある程度の年齢で、社会的立場もあると、黙って聞いてくれる人も下にできてくるので、上から目線の態度がより助長されてしまい、面倒な中年として嫌われてしまいます。
説教が多い
「君のためを思って言っている」というフレーズは説教とセットになってよく使われることがあります。
気付かない点を教えてくれる助言は、人として円熟していくのに欠かせないので、社会人になってからもありがたく聞けますし、仕事を覚えていく上で必要な指摘や指導は、成長する良い機会になるので、感謝の気持ちが芽生えます。
しかし、説教と聞くとどうでしょうか?相手のことを思っているようで、自分の気持ちをスッキリさせたり、権力を見せつけるために語るというイメージはありませんか?
怒りをあらわにしたり、ミスだけでなく、生活態度をネチネチ言われたりしたら、どんなにもっともな内容だったとしても、感謝の気持ちよりもイライラ感の方が強くなってしまいます。
先ほども触れたように、中年になると、部下や後輩ができて、指導する立場になったり、アドバイスを求められることがあります。
そんな時は、説教にならないように気をつけましょう。
話している相手の表情を良く見て、自己満足で語るのではなく、相手がやる気になるような言葉をかけるようにしましょう。
図々しい
電車の優先席で、お年寄りが前に立っても譲ろうとしないで、どんと座っている50代くらいの人、みんなが並んでいたのにも関わらず、我先にエレベーターに乗り込む40代の人など、なんて中年は図々しいのだろうと感じたことはないですか?
自分も気遣われて当然と思っての行動なのか、真意は分かりませんが、まだまだ身体も元気なはずなのにみっともないと思われてしまう行動かもしれません。
生まれた時は皆、純粋無垢な訳ですから、家庭環境、そして本人の考え方で、パーソナリティーが形成されます。
中年ともなると、ある程度の経験と人間関係を築いてきているわけですから、どのような心で、どんなポリシーを持って人生を送ってきたかが言動に表れやすくなります。
ですから円熟していて欲しいミドルエイジの人が、みっともない図々しさを示すのを目にした時に「ああいう大人にはなりたくない」と感じるのでしょう。
若者文化についていけない
年代が違えば、面白いと感じることも、興味を持つことも違います。
ですから若者文化についていけないというのはある意味仕方のないことです。
今の20代は、小さな時からインターネットが自宅に引かれていて、スマートフォンやタブレットをおもちゃに遊んできた世代です。
ですから、インスタグラムで情報交換したり、SNSでの友情は当たり前のことなのです。
しかし、思春期を過ぎてからインターネットを始めた40代の人に取って、SNS上で繰り広げられるカルチャーは、受け入れがたく感じます。
それは時代が違うのですから当たり前なのです。
ここで大切なのは、新しいことを否定したり、シャットダウンしないことです。
若者文化に最初は魅力を感じなくても、どんなものなのか軽く調べるなら、意外な面白さを発見できるかもしれません。
また、面白く感じないとしても、今はこういうことにみんな興味があるのだと知っておくなら、自分の幅を広げることが出来ます。
「最近の若者は〜」とか言う
「最近の若者は〜」に続く言葉は何でしょうか?「わからん」「しょうもない」などネガティブなことではないでしょうか?
先ほど見たように、年齢によって、価値観も好みも違いがあるのは当たり前なのです。
それなのに、自分と違うからと言って否定すると、否定された方はどう感じるでしょうか?自分たちにとっては、当たり前だったり、良いことを理解できない分からず屋と感じますよね。
ですから、大人なら違いを楽しむ余裕を持ちたいものです。
自分にも若い時があったことを思い出しましょう。
そのように頭と心をやわらくしておけば、「最近の若者は〜」「自分たちが若かった時は〜」などと、説教まがいのことは言わなくなることでしょう。
アイドルの区別がつかない
確かにメイクや衣装など、似たような雰囲気に仕上げていたり、踊りや歌も流行っているのをあえて真似していると思われるアイドルが多いです。
ですから、よっぽどアイドルに興味がない限り、区別がつかないというのは無理もありません。
ですが、一人一人別個の人格なのです。
そして、そのアイドルを応援しているファンにとっては、オリジナル感あふれる、自分だけの特別なアイドルなのです。
ですから間違っても「どれもみんな同じに見える」「大差ない」と、神経を逆撫でするようなことを、わざわざ発言しないようにしましょう。
さらに、流行っているアイドルくらいは抑えておきましょう。
若者の文化に無理してついていく必要はありませんが、世の中の流行や流れにアンテナを張っておくことは、つまらない中年になるのを防いでくれます。
おしぼりで顔を拭く
居酒屋さんやファミレスに着いた途端、「ふ〜気持ちいい」とおしぼりで、顔や首筋を拭いているおじさんっていますよね。
特に夏になると急増します。
多くの男性にとって、至福の一時となるこの仕草に不快感を感じる女子が多いのはなぜでしょうか?
あるアンケートによると、半数の女性は、タオルで顔を拭く仕草を見て「不潔感がある」「ジジクサイ」「常識がズレていそう」「なぜ人前で拭くのか理解不能」など、拒絶反応に近い感覚を抱くようです。
メイクをしている女性には理解できないし、キレイにしているのに不潔なはずはないとか、反論は色々あるとは思いますが、とにかく女子にとっては、汚いおじさんとうつる行動であることを覚えておいて下さい。
楊枝が欠かせない
楊枝でシーシーしていたり、くわえながら話したり、歩いている中高年は確かに多いですね。
年を取ると、歯と歯の間に隙間ができるので仕方がないのでしょうが、やはり見た目にキレイではありません。
せめて口元を片方の手で隠しながら楊枝を使うとか、お手洗いで整えるという配慮が欲しいものです。
身体の衰え方は同じはずですが、人の視線を気にしたり、格好良く見えることを大切にしている素敵な中年は、楊枝を人前で使いません。
ですから、これも少しの美意識を持つなら避けられる仕草でしょう。
独り言を言う
独り言を言う心理として、声を出すことによって、ストレスを解消していたり、精神の安定を図っていると言われています。
また、自分の存在を認めて欲しかったり、助けて欲しいと思っているケースもあるそうです。
周りでブツブツ言われたらうるさいな〜と感じ、聞いている方がストレスになりそうですが、基本的にコミニュケーションが上手に取れない人が独り言を言うことを覚えておきましょう。
中年の中には、非常にストレスを感じていたり、自分に自信がない人が多くいます。
ですから、自己主張の方法として、独り言で発散しているのです。
どんなに独り言がうるさくても、目上の人に直接注意しずらいですし、すぐに治るとは思えません。
ですから、はっきりと希望を伝えた後は、完全無視を決めて、冷たく対応するのも一つの方法です。
服装がダサい
ファッションセンスの問題もありますが、無頓着になったり、自分の変化を理解せずに若い時の格好をそのまましている人は、ダサいと見なされてしまいます。
オシャレは自分を知ることから始まります。
ですから、ボディラインの変化や、肌のくすみ具合、印象など、自分のデーターを常に更新して、現状をしっかりと把握する必要があります。
これを怠ると、「いかにも中年」というダサい雰囲気になってしまうのです。
また、ユニクロやZARAなどのファストファッションも人気がありますが、体型が崩れがちの中年は注意が必要です。
カジュアル過ぎたり、シンプルすぎる服は、身体が締まっていないと安っぽさが強調されてしまいますし、貧相に見えてしまいます。
年齢を重ねて衰えた肉体は、高級な小物や、上質なアイテムでカバーしましょう。
どことなくだらしない
中年になると、重力の法則でボディラインも下がっていきますし、筋力も低下するので、なんとなく締まりのない身体になってしまいます。
この重力に逆らうには、筋トレで現状をキープすることに務めるしかありません。
さらに、美意識や羞恥心をキープすることは大切です。
口元が緩んでいたり、清潔でないと、人はだらしなく思いますし、立ち姿なども、猫背だったり、お腹が出ているとやはり年を感じてしまいます。
さらに、脚を広げていたり髪の毛がぼさぼさでもボーットした印象になります。
しかしこれら全ては、少しの意識で防ぐことができます。
また、バックの中がぐちゃぐちゃだったり、しわしわの服もだらしなく見えます。
年を取ると面倒になったり、気力体力ともに弱ってしまうかもしれませんが、どことなくだらしない不潔感のあるお年寄りにならないためにも、鏡をマメに見る習慣や、人がどう思うかを考える習慣を身につけるようにしましょう。
️じゃあ”いいオジサマ”って?
中年の特徴を考えてきましたが、どれも周りに不快感を与えてしまったり、残念がられてしまうものばかりでした。
ですからこの13個の特徴を避けることは、「おじさん」と言われない必要最低限の条件になります。
しかし、素敵とか、憧れると言われる「いいオジサマ」になるのは、さらに何を身につける必要があるのでしょうか?
みなさんは、俳優さんで言うとどんな人をいいオジサマだと思われますか?小林薫さんや、佐藤浩市さんのように、穏やかで落ち着いた雰囲気を漂わせながらも、少しセクシーでドキドキする俳優さんや、竹内豊さんのように、圧倒的なルックスをキープしているストイックな方や、北野武さんのように、男気があり才能にあふれた人や、所ジョージさんのように、ナチュラルに人生を楽しんでいる人が、素敵な年の取り方をしていると一般的に思われているようです。
ではその特徴を見ていきましょう。
若作りがイタくない
オシャレに気を遣うことは、素敵であることの大切な条件ですが、若作りは絶対に避けなければなりません。
20代の子が見るようなファッション誌は、昔バイブルとしてお世話になっていたとしても、40代が取り入れるとイタいと思われてしまう可能性があります。
参考にするなら、自分の年齢より上の人を真似するようにしましょう。
ブランドや情報源もハイクラスのものを見るように心がけて目を肥やしましょう。
その方が、余裕のあるファッションになります。
素敵なオジサマ達は、自分の年齢、似合うものをきちんと把握して、それに見合うスタイルをしているので若々しく見えるのです。
ゆとりがある
ゆとりは色々な分野で表れますが、特に心のゆとりと経済的ゆとりは、オジサマの魅力を倍増します。
心にゆとりがあれば、いつも穏やかな表情をしていて近づきやすく、話をじっくり聞いてくれたり、温かい気持ちにさせてくれる会話をしてくれます。
さらに、経済的なゆとりがあれば、オシャレな所に連れて行ってくれたり、スペシャルな思いにさせてくれたり、美味しいものをたくさん食べさせてくれるでしょう。
それに、人生経験や知識が詰め込まれているオジサマは、若い人にとって憧れの人になります。
一緒にいて安心感もあるのに、刺激も得られるなんて、夢見心地になる女の子が急増するのではないでしょうか?
いいアドバイスができる
豊富な経験と積み重ねてきた知識、さらに人を見抜く力があるオジサマは、本当に頼りになる存在です。
失敗して学ぶことも大切ですが、人生の先輩からいいアドバイスを受けることによって、不必要なダメージを避け、時間を浪費することなく、目指す道に進むことができます。
素敵なオジサマは、ベストなタイミングで、必要なことを率直にアドバイスしてくれるので、人生を通して感謝されることでしょう。
️中年の特徴に気を付けて若々しくいよう!
同じように時は流れ、年を取っていきますが、毎日の意識と少しの努力で、中年になる頃には随分と人間性に差が出ます。
ですから若い人は、今から「おじさん」と「オジサマ」のそれぞれの特徴や違いを意識して、素敵に年を重ねられるように頑張りましょう。
もし自分はダメな中年だと気付いた方は、すぐにでも軌道修正するようにしましょう。
何事も遅すぎることは決してないので、今日学んだポイントを参考に自分磨きを始めれば、周囲もあなたの変化に気付いて見直すはずです。