生命は雌雄に分かれることによって、より効率的な繁殖が可能となりました。

その結果、爆発的に繁栄します。

一方で生命樹は枝分かれを繰り返し、驚くべき多様性を確保しました。

地球は動植物や微生物で覆い尽くされた“生命の星”となります。

つまりわが星では生命誕生以来、多様性の保持こそ何より大切なテーマです。

そして雌雄の在り方もまた多様です。

ホモサピエンスは新しい種であるせいか、雌雄の役割分担は、これまで固定されていました。

これまでとは概ね産業革命以前という意味です。

それがここへ来て、変化のスピードを増し続けています。

そして雄が狩りや農作業などで外へ出て生産を担い、雌が家を守り子育ての主役を担うという分担は、日々変化していきます。

雄が生来持っている強い筋力やスピードを必要とする職種は、どんどん減少していきました。

今や雌雄どちらが担当しても、成果は大差ない職場ばかりです。

雄の体力アドバンテージの残っている職場は、軍隊と工事現場くらいではないでしょうか。

こうした新しい役割の在り方を引っ張る社会の変化は、さらに急です。

とくに大都市では街そのものが、コンビニエンスストア化しています。

食うに困らなくなった分、どういう生き方を選択すればよいか、かえって迷路に陥っているように見えます。

️養う力を持つために身につけておくべき20個のこと

こうした世相の中、男性の家族を養う力を復活させるには、どうすればよいのでしょうか。

男性がみな狩人だった時代のDNAに働きかけるのが一番効果的でしょう。

ただしその方法ははっきりわかりません。

適当な教科書などどこにもありませんから。

しかも流れを推しとどめ、逆転させるには大きなパワーを必要とするものです。

何しろあまりにも時代はかけ離れてしまっています。

とくに組織の存在が大きくなりすぎて、人間は歯車の一部となってしまいました。

常に埋もれてしまった人間性とは何か、問いかけなければなりません。

これが問題をむずかしくしています。

経済力

経済力を身に付けることは最大の課題です。

おとなりの中国では究極の結婚難状態が表れています。

1980年代から2015年の一人っ子政策廃止まで、出生男女比は、ほぼ114対100で推移しました。

その結果、3000万人以上の男あまりになると見られています。

すでに地方の結婚相談所では、未亡人かバツイチしか紹介する手持ち女性がいない、もう増え続ける離婚率に期待するしかないと笑い話になっています
こういう状況ですから未婚の若い女性の希少価値は高まるばかりです。

男性に求める条件はエスカレートしてとどまるところを知りません。

マンション、車、高収入と三拍子揃っていなければなりません。

料理ができることも必須です。

プレゼントにも大枚をはたく必要があります。

こうしてやっと嫁を迎える準備が完了するわけです。

経済力を身に付けることは、すべての前提です。

養う力の最初ハードルです。

それが高くなるばかりなのは気がかりです。

包容力

日本人男性の包容力が小さくなっていることは、間違いなさそうです。

マザコン男には、他人を思いやる視点がありません。

また普通に見える人であっても、ちょっとしたことの怒りが抑えられないなど、自分本位の傾向は顕著です。

ちょっとしたことでキレやすく、ギスギスした世の中になってしまいました。

これは年配者の世界でもあまり変わりません。

こういうときこそ、人に寛大な心を持った、包容力のある人間に生まれ変わりましょう。

その効果は絶大のはずです。

理解力

若い男性は夢を追いかけるより前に、現状を正しく認識する理解力を高めていきましょう。

女性は男性の語る夢を、音楽のようにしか聞いていません。

歌詞は覚えていないのです。

頼りになるか、使えるかどうか、長持ちするかどうか、さまざまな観点から、品定めしているのです。

男女の間には、考え方、優先順位、その他さまざまな差異があります。

男女交際のテクニックに使うだけではなく、より深い女性の理解に努めましょう。

ただしそのために女性に幻滅してしまうリスクもあります。

気遣い力

他人の事情に留意できるかどうか、これはリーダーシップを発揮する上で欠かせない能力です。

組織の中心となってメンバーを引っ張るリーダーシップだけではなく、家族を養うリーダーシップにおいても同じです。

一人よがりは自らの可能性にフタをする行為です。

不必要なまでに気を使う必要はありませんが、周囲の感情には、よく注意を向けておきましょう。

受け流す能力

女性の主張することを、すべて間にうける必要はありません。

これは仕事でも同じことで、いちいち批判に耳をかたむけていれば、神経は衰弱して負のモードに入ってしまいます。

それに女性の場合は、ただ話を聞いてほしいだけというケースも多く、何もかもまともに聞き入れて、適切な処置をとろうとはしないことです。

何しろ要求は途切れることがありません。

実際にそのような研究報告もあるそうです。

軽く聞き流し、受け流す能力は必要不可欠です。

それができなければ、最後にはきっとノイローゼが待っていることでしょう。

忍耐力

結婚は男性にとって自由きままな暮らしの終えんを意味しますが、女性にとってはすべての始まりです。

望んだものはすべて手に入れてやろうという、気迫に満ちています。

初めからテンションが違い過ぎます。

この気迫の差は永遠に埋まりません。

つまり家庭において男性が主導権などとれるわけはないのです。

たいていの男性は忍耐の時間を、やり過ごさなければなりません。

こうした男女の差異に起因する危機は必ず訪れます。

人生の修行だと思って乗り越えて行きましょう。

乗り越える力も男性の生活力の一部です。

放り出さないようにしましょう。

思いやり

夫婦間の思いやりは、一方通行でいいはずはありません。

現代では夫ではなく、より妻の方に求められるように、比重が傾いているようです。

女性の影響力が大きくなっているわけですから、当然といえるでしょう。

昭和から平成へと進むにつれ、人は人の気持ちを顧みることが難しくなってきたようです。

これは女性の側もまったく同じです。

最近の女性国会議員のスキャンダルを見ていると、男性と同等か、またはそれ以上に人間性が劣化しています。

お互いに、怒りっぽくなっていないか、折に触れて検証しておきましょう。

ひどいこと言わない、というのは大切な思いやりだからです。

健康力

健康は男女どちらにとっても大切です。

男性は病に臥せっていたり、激しい落ち込みモードに入っている妻の元へ帰りたいなどとは思いません。

女性は、プレッシャーに弱く、青白い顔をしてメシもろくに食えない男性に魅力は感じないでしょう。

健康を保つもっとも簡単な方法は、疲れをためないことです。

そうして免疫力を保ち、病気を寄せ付けないようにしましょう。

若い人でも疲れたとき無理を重ねれば、重大な病気の引き金を引いてしまいます。

若くて細胞分裂が活発なだけに、かえって重篤となってしまうこともあります。

健康を保つにはリラックスできる能力が不可欠です。

こうした視点からときどき生活を見直してみましょう。

優しさ

あまり人に気を使わせるようなレベルまで、優しさを発揮する必要はありません。

日本男性は、世界的には優柔不断、何を言いたいのかわからないイメージを与えています。

その原因の一つは日本女性にあります。

彼女たちは男性に優しさを求め過ぎのきらいがあります。

ジャニーズ系など中性タイプを好み、マッチョを好まない傾向も顕著です。

まだカウボーイの荒々しさの残るアメリカとは好対照です。

海外ニュースを見ていて驚いたことがありました。

あるアメリカの地方テレビ局で、お天気キャスターにマッチョな若い男性を起用していたのです。

長い金髪とプロレスラーのようなごつい体格のいかにもタフネスです。

それがタンクトップ姿で発達した筋肉をむき出しにして、天気予報をしているのです。

しかもこれが奥さん連中に大うけだそうです。

いかにもあっけらかんとしたアメリカ的な若さを感じました。

これに比べ日本女性は、男性に求めるものの優先順位がだいぶ違うようです。

たくましさは二の次で、結局男の子を可愛がり過ぎ、マザコン男を増やしているばかりに思えてなりません。

母親の影響力の強い彼らは、容易にDV男や変態にに転化してしまいします。

そして社会不安の原因を作り出します。

優しさとは日本社会において諸刃の刃です。

使い方を間違えないようにしましょう。

決断力

決断力のある人は、一人よがり、そうでない人は優柔不断で打たれ弱い。

近年は、どうもそのようにしか見えない男たちが増えました。

まず決断を下し、その結果に責任を負う訓練から始めましょう。

やり方がわからなければ、決断力にすぐれた人を見習うことから始めてもよいでしょう。

主体性

主体性を確立して新しい状況に臨みましょう。

それをしない限り、決断力もリーダーシップも育ちません。

いつまでたっても説得力はなく、誰も言うことを聞かないままで終わってしまうでしょう。

まず自分のビジョンを持ちましょう。

そして自分の人生を組み立てましょう。

それも公私の両面にわたるものをです。

それは人を引き付ける第一歩となるはずです。

誠実さ

誠実さは自然と人に伝わるものです。

無理に伝えようとするものではありません。

ごまかしはある程度までは効くでしょうが、すぐれた人の目にはやがて見抜かれることになります。

言ったことは必ずやる、棚まれたことは必ずやる、こうした地道な行動の積み重ねで、自然に伝えるようにしましょう。

スタンドプレーは禁物です。

知識

知識は力になります。

知っていることで無駄な時間を省くことができます。

現代の都市生活はおどろくほど便利になりました。

しかしそれで都市住民の生活の知恵や知識が豊かになったかと言えば、おそらく逆になっているでしょう。

生活力そのものは減退しているのではないでしょうか。

近隣でも会社でも、対人関係に弱くなる傾向が見えます。

これからは人間関係の構築や維持に役立つ知識を収集するようにしましょう。

経験

経験も間違いなく大きな力になります。

機長や船長と呼ばれる人たちの最大の資産は、経験に違いありません。

反射神経やスピードは衰えたとしても、経験に裏打ちされたノウハウが、それを大きく上回ります。

しかしビジネスシーンにおいては、いいことばかりではありません。

失敗の経験が頭をよぎり、踏込みを欠くということはよくあるからです。

経験の力はうまく引き出して使いましょう。

自立する力

精神的な自立を達成しましょう。

家族や友人に必要以上に依存していないか、チェックする必要があります。

精神的に自立していない人は、経済的に独立していても、迫力や説得力がありません。

自らの意志を感じさせないからです。

とても家族を養うどころではありません。

生活でも仕事でもまず自分のビジョンを持つことが大切です。

それらが自立に向けた力の支えとなるはずです。

コミュニケーション能力

人は自分のことをわかってくれない、と思うから苦しむ。

それより先に人のことをわかってあげよう、という言い方があります。

確かにこうした思想でのぞめば、コミュニケーションの不足に悩むことはないでしょう。

ただし自分を差し置いて、他人を気に掛けるには、私利私欲を超えた、澄みきった境地になる必要があります。

生活を引きずらない、純粋なコミュニケーション能力を培養しておきましょう。

守る力

世帯主になってしまえば、勝手に放り出すことはできません。

何もかも放り出したくなる世捨て人、渡り鳥タイプの人には、特に注意したいところです。

例えばお釈迦さまなどは、典型的な要注意人物です。

2500年前、当時世界の最先進地帯、北インドの王族の家に生まれました。

二つの専用宮殿があり、召使いや教師に囲まれて育ちました。

16歳で結婚し、子供ももうけています。

何不自由ない暮らしとは彼のこと指すのでしょう。

ところが29歳ですべてを捨てて出家してしまいます。

恵まれ過ぎたためにかえって、人生とはなにか?と深刻に考え込んでしまったのでしょう。

この種の一途すぎる男はもう止めようがありません。

こういうタイプの男に家族を守る力を求めても無理なのです。

カトリックの修道士なども同じで、一定の割合で世の中に存在します。

こういう男はパートナーに選んではダメなのです。

信じる力

家族の言うことを信じてあげることは重要です。

男性側は、おかしい、と思ってもあまり理詰めに追求しないことです。

ここは男女のすれ違いがおきやすいポイントです。

言葉尻をとらえての非難合戦はタブーです。

ちょっとしたことで熱くならないよう、心の平静を保っておきましょう。