あなたは、”マズロー”という心理分析の手法を知っていますか?マズローは、アブハム・マズローという心理学者が提唱した、人間の欲求段階の仕組みです。

人は、生きていれば何かしらに欲求を抱いていきているもの。

あなただって、今この記事を読んでいる傍ら、心の隅っこでは「もっと仕事ができるようになりたい!」「もっと美味しいものが食べたい!」「地震に強い家が欲しい!」なんて考えているのではないでしょうか。

それにその欲求が叶えられると、そこであなたの成長そしてあなたの願望はストップすることなく、とめどなく新しい目標が出来るのではないでしょうか?そのように、あなたの精神性のレベルによって欲求段階が上がっていくことを「マズローの欲求5段階」というのです。

この記事では、そのマズローの欲求5段階説を詳しくご紹介します。

また、この5段階説を提唱したアブハム・マズローについて、それにこの5段階説をもしもしっかりと段階を踏むことが出来た時にはどのように人間は変わっていくのかもご説明していきます。

これを読めばきっと、あなたの人生におけるあなたの今の欲求、これからの欲求を満たすために行動できるようになるでしょう。

マズローの欲求5段階説を極めよう!

あなたは、「マズロー」ときいて、どのようなものをイメージしましたか?心理学が好きな人であれば、よく心理学系の書物を読んでいるでしょうから、きっと当たり前のように「マズローの欲求5段階説」しか頭に浮かばないのではないでしょうか。

それは、ディズニーランドを創設したのはウォルト・ディズニーだ~なんていう常識と同じような感覚ですよね。

しかし、これまでにこの「マズローの欲求5段階説」に出会ったことがない方は、「マズロー!?スシローの間違いなんじゃないの!?」とか「マズイ論理なのか?」なんて感じてるのではないでしょうか。

いいえ、マズローの欲求5段階説というのは、心理学ではかなり有名なものになっているんですよ。

おすし屋さんのスシローの間違いでもなければ、まずい論理ではありません。

まずいどころか、知っておくことによってあなたの人生にプラスになっていくことは間違いないはず。

この欲求5段階説というのは、人間の欲求というのは大きく分けて5つに分けることができ、しかもその欲求を抱くようになるには段階があることを教えてくれています。

まずは、生理的欲求、そして安全欲求、社会的欲求、尊厳欲求、自己実現欲求になります。

この順番に人々は、欲求を抱くようになっていくのです。

それらの詳しい段階の説明は、次の章でしていきますね。

そのように段階を踏んで欲求をかなえることが出来るからこそ、私達は自分のことをより好きになり、愛し、そして自分自身を大切にすることができるのです。

自分を大切に出来ない人は、いずれガタがくるもの。

だって、身体が一番の資産なのですから。

斧きりの男性が仕事をリタイアしたときに言いました。

「どうして、もっと斧のことを見て上げられなかったのだろう」と。

その男性が使っていた斧は、ものすごいボロボロだったんです。

仕事に一生懸命になっているあまり、身近な大切なものを見落としていたんですよね。

それが原因でもっと長持ちするはずだった斧は、早い段階で壊れてしまったのです。

このようにあなたの体も使い古していては、もったいない。

それどころかこのマズローの欲求5段階説で次々に上の段階に上がるのは難しくなってしまうかもしれません。

だからこそ、ここらへんで欲求5段階説を理解してあなたの人生をより良いものにしていきましょう。

マズローの欲求5段階説とは?


マズローの欲求5段階説とは、さきほどもお伝えしましたが”人間の欲求は段階をどんどん上がっていく。

それによって、考えることの出来る欲求・求める欲求に変化する”というものです。

その5つの欲求には、生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・尊厳欲求・自己実現欲求があります。

しかし、その言葉だけをいわれても、「どんな欲求なのだろうか」とあんまりハッキリと理解することができないのではないでしょうか。

そんなマズロー欲求5段階説に初めて出会ったあなたのために、簡単にどのような欲求なのかをご説明していきます♪

1. 生理的欲求

生理的欲求とは、これがなければ生命を維持することができないことを求める欲求になります。

私たち人間は、食事をすることであらゆる栄養素を体に取りこみ、そして睡眠をとることによってその日1日の疲れをとりのぞき、心を癒していますよね。

また、生きていくための基本的な欲求ということもできるでしょう。

あなたは食事をしなくても生きていくことが出来ますか?少しの間は出来るかもしれませんが、食べなかったり寝なかったりしていると頭はぼーっとするし、あなたの最大限の力を発揮することができませんよね。

それどころか、自分のことをせめるようになってしまいます。

しかし、生理的欲求を満たしておけば、それが日々の活力・そして精神の向上を維持・サポートすることにつながり、次の安全欲求の段階に入っていくのです。

2. 安全欲求


日本では、地震などの自然災害によって年々の被害が大きくなっていますよね。

そんなとき、もしもあなたがその自然災害が多い地域に引っ越さなければならなくなったとき、どのような家に住みたいですか?木造住宅でしょうか。

それとも鉄筋コンクリートのしっかりした家でしょうか。

きっとほとんどの方が、後者を選ぶはず。

なぜならば、自分たちの命を守るためにそうするからです。

そのように命を危険にさらすことなく、安全なところで生きていたい・暮らしていたいと思うのが安全欲求です。

生きていたらそりゃあ危険なことにまきこまれることもありますが、できるだけそんな危険なことにまきこまれたくはないですよね。

それどころかもっと安全なところに住み、安全な生活を送れるようにしたいはず。

安全のない生活を送っていると、いつ危険が襲ってくるかわからないために他のことが手に付かなくなるものです。

頑張ってトライしてもやっぱり心配事が多いために集中できなくなってしまうんですよね。

そんな安全の欲求が満たされると、仕事に手につくようになります。

3. 社会的欲求

仕事や社会的活動を行ないたい!他の人とつながりを持ちたい!働きたい!そのような気持ちを社会的欲求といいます。

家で過ごすだけではなく、社会的なかかわりを持ちたいと考えるんですよね。

これは生理的欲求、そして安全欲求を得ることによって、心から感じることになるもの。

だって、安全が保障されていないところで社会的に活動したいと思えませんよね。

そんなことを考える暇があるのであれば、自分の命を心配するはず。

安全について頭から離れずに苦しい思いをし続けることでしょう。

でもそれが満たされているので安心して、社会的な活動にいそしむことができるようになるんです。

社会的欲求を満たすことが出来ると、「自分にもできるんだ」とか自分を認めてあげることが出来るようになりますよね。

4. 尊厳欲求

自分を認めてあげることが出来るようになると、それは自分自身が感じるだけではなく、第3者にも同じようなことを感じて欲しいと思うようになります。

それが尊厳欲求です。

自分を認めて欲しい、自分の実力をしっかり見て欲しいと感じるんですよね。

この世界には、自分の中で自己完結してしまうような人もいますが、絶対に誰かに認められないとイヤ!という人もいます。

そのような人は、この尊厳欲求が通常の人よりも大きいのでしょう。

また、この気持ちがあるからこそ、人は成長するためにさまざまな努力が出来るようになります。

だって資格を取れば昇級できるといわれたら、あなただって頑張って資格の勉強をするでしょう?それによってお給料も増えるし、まわりの社員から一目置かれる存在になれるのは間違いないのですから。

向上心が強い方もこの尊厳欲求が大きいもの。

あなたには、尊厳欲求がありますか?眠っていませんか?誰かに認められたいと思うのは、ときにバカらしいと感じることもあるでしょう。

しかし、そんなことはないのです。

人間であれば、誰しも感じることのある感情なんですよ。

5. 自己実現欲求

最後に、その尊厳欲求が満たされた後には自己実現欲求が出てきます。

周りの人から認められ自信がついたこともあり、自分でなにかをイチから作り出したい、誰も達成したことのないことを自分だけが達成したい。

そのように自分で
掲げた目標にかかんにチャレンジしていくことになります。

たしかに、周りの人からもてはやされた人は妙な自信をもつことになり、「自分にならもっとすごいことができるんじゃないか!」「絶対できるはずだ!」「誰も達成したことのないようなことを達成したい!」と思うようになるものです。

あなたもそのような経験があるのではないでしょうか。

それはハタからみれば、思い上がりもいいところだよ、なんて感じてしまいますがこの自己実現欲求まで達していることを示しているんですよね。

だからこそ、アナタの中にそのような感情が芽生えた時「こんなこと感じるのはおかしい」と思わないこと。

その感情・欲求に素直に従うことができれば、きっとアナタにしか出来ないことに取り組めるはずです。

アブハム・アズローとは?

マズローの欲求5段階をご紹介してきましたね。

その欲求5段階を提唱したのが名前にもついているアブハム・マズローという人なんです。

もちろんこのような人間の心理について詳しいことを研究している心理学者になります。

また、名前を知らない人もいるかもしれませんが心理学の分野においては、かなり影響力のある人として有名なんですよ。

アメリカの心理学者であり、この欲求5段階のほかに欲求階層論など主に”人間の欲求”に関して研究を進めてきた人なのです。

1. 第6欲求もその後追加された

さきほど5段階の欲求をご紹介しました。

実は、その後にマズローによって6つ目の欲求が追加されたのです。

それは「自己超越」になります。

5段階全てをクリアするだけでも、とても素晴らしい人間になることができるのですが、更にその上は”悟り”を開くような段階になるんです。

2. 自己超越するので、心が外を向く

自己超越というのは、5段階までは自分のことしか主に考えていない欲求でした。

そのため、自分の欲求(自己実現など)をかなえるために自分のために成長する勉強をしたり、なにか開発をしたりしていたんですね。

しかし、この第6段階に目覚めるとその矛先は自分だけではなく、外部の人間にむくようになるのです。

5段階目をクリアするだけでも自分に自信と余裕がもてるようになるので、それまで以前に他人に優しくすることができるようになります。

しかし、自己超越という自分の欲求を超える段階になると人のために、誰かのためになにかをしてあげたいと心から感じるようになるんです。

これはそれを生きることの使命だとか宿命だと感じるくらいにもっとも図太いもの。

3. ここまで達するのは全人口の約2%

この自己超越というのは、晩年になったマズローが付け加えたもの。

きっと彼は、晩年になり自分の欲求を解消するために「欲求の研究」をしていたけれど、そらが多くの人の役に立てばよいと思うようになったのでしょう。

このように第6段階の自己超越に達することが出来るのは、なんと人口の約2%といわれているんです!まさに選ばれし者ですね。

この世界にはたくさんのモノがあふれていますが、そのものを創作した人のなかには「誰かの役に立って欲しい」と思う人もいれば、単純に「お金儲けしたい」と考えている人もいるんですよね。

後者は自己超越ではありませんが、前者のように考えることが出来る方はきっと自己超越の段階まで達していることでしょう。

欲求は決して下から順にというわけではない

マズローの欲求5段階は、段階があります。

それはピラミッドのようになっており、基盤がしっかりしていればその上の段階の欲求にゆらぐことなくチャレンジすることができるんです。

そのため、しっかりとした基盤ができていなくても、飛び級でもっと上の段階の欲求を持つこともあるんですよね。

例えば、まだ貧しくて家もボロイ。

住む環境が整っていないし、安全も保障されていない。

でも、自分だからこそできること(自己実現)をしたいんだ!なんて、自己実現の段階に飛んでしまう人がいるんですよね。

そして、その自己実現が叶うとそれと同時に生活の基盤は整うようになりますし、そして安全が保障されるようになるんですよね。

要するに、欲求というのは必ずしたから上へあがっていくものではないということなんです。

自己実現の段階から始まって、他の段階の欲求を知らずしらずのうちにうめていくことだってあるんですよ。