あなたは人に対して期待した事はありますか?

おそらく、世界に存在している誰もが期待した事があると答えるはずです。

他人に対して期待する場面は様々な状況が存在します。

日常生活においてもありふれすぎているので、全てを例に出すことはできませんが、例えばあなたが何か用事があって家を出ないといけません。

しかし、外に出ている時間にあなたが観たいテレビ番組が放送されます、なので家族に対してテレビの録画をお願いしました。

考えてみれば、これも他人に対して期待している事と同じです。

一般的にはテレビの録画をお願いしているだけの話ですが、根本的な気持ちの部分には、家族のお願いした人に対してこの人なら伝えた事を問題なく行ってくれるだろう、という考えがあるので、それは期待しているという事と全く同じ意味で考えることが出来ます。

この考え方を元にすると、普段から他人に対してお願いをしている人や指示をしている人は他人に対してたくさんの期待を行っている人だと判断できますね。

仕事の場面や、プライベートの場面など、それは様々な状況があると思います。

普段から他人に対してこのような場面になる事が多い方に今回は一つの考え方をご紹介したいと思います。

それは人に対して期待しないという考え方です。

なので、今回は人に対して期待しないという考え方をテーマにして、期待しない事のメリットのついてご紹介していきたいと思います。

期待しない考え方、どう思う?

あなた自身人に対して期待しない考えをどのように想像しますか?

人によってはそんな考えは間違っていると指摘される方もいると思いますし、ある人はその考えについて大いに賛成してくれる場合もあります。

人によって答えが違いますので何が正解かとおう事は存在していません。

あくまでこれが一つの新しい考え方であるということを念頭においた上で考えていただきたいと思います。

相手に対して期待しない考え方は言葉にすれば簡単ですが、実際考えてみるととても難しいことです。

信頼関係を結んでいれば結んでいるほど相手に対して知らず知らずのうちに期待してしまう場合があります。

なので、自分でも気づかないうちに期待してしまっていたという事はよくある話です。

逆に、あまり相手の事を知らない関係であれば、そこまで期待するという事はあまりないと思います。

だとすると、どうしてそこまで無理をしてわざわざマイナスな考え方をするのかという事を指摘される方もいると思いますが、これは考えようによってはプラスになるような考え方なのです。

この考え方がマイナスであるという風にしか判断できない人は一つの方向からしか物事を考えられない可能性が高いです。

それが悪いわけではありませんが、様々な角度から物事を考えたりする事で、より良い結果が出せる可能性があるという事を理解してください。

期待の2つのパターン

相手に対して期待しない考え方のメリットをご紹介して行く前にまずは期待ということについて少し考えていただきたいと思います。

期待という言葉の意味が分からない方はいないと思いますが、念のために定義をご紹介していきます。

期待は「何らかのことが実現するだろう、と望みを待つこと」を意味している単語です。

つまり簡単には自分がこうなって欲しいと想像している様な状況や結果が導き出されることを希望している状態のことを指し示している言葉です。

基本的な意味合いを理解したところで私たちが日常生活で期待を寄せている場合は二つのパターンに分けることができます。

普通に生活していると期待が二つのパターンに分かれているということを自体考えることはないと思いますので、この機会に新しい考え方に触れてみて、新しい目線での考え方を採り入れてみてください。

相手に対する期待

まずはじめにご紹介する期待のパターンは相手に対する期待です。

要するに、相手に対する期待を日常生活や仕事などにおいて行なっているということです。

一般的に期待するという言葉を用いる場合は誰かに対して期待している場合が多いのでこの意味が一般的に使わている場合が多いです。

例えば先ほどご紹介したように家族に対してビデオの録画をお願いするときも自分ではなく家族である相手に対して期待をしているという状況なので、まさにこちらのパターンの期待の種類に含まれるという事です。

普段から他人に対してお願いをしていたり、困った事があった時に助けて求めたりする人は相手に対して期待をしている機会が多い人間であると判断することが出来ます。

あなたは普段から他人に対してよく期待していませんか?
あなたが日常生活で行っている事をよく思い出してみてください。

例えば、今日取った行動を思い出して、他人に対して期待を抱いた瞬間はなかったかどうか考えてみてください。

もしも今日の一日の終わりに考えて頂いているなら、一度くらいは当てはまる場合があるはずです。

こうしてくれたらいいのにな

相手に対して何かを期待する時の気持ちを考えてみてください。

おそらく相手に対して何かを期待している時は心の中で相手がこうしてくれたら良いのになぁ、とあなたは思っているに違いありません。

相手に対して何かを期待する場合は当然期待する何かが存在しているわけです。

例えば、あなたが学生だったとして、授業でテストの時に消しゴムを忘れてしまったとします。

そんな時に誰かが消しゴムを貸してくれないかなぁと思うのも行ってみれば一つの期待ですよね。

このように相手に対してこうしてくれたら良いのにな、と少しでも思っているのはそれはあなたが相手に対して期待をしているということの証明に他なりません。

普段の生活を考えると心の中でこのようにつぶやく機会は人によって違うかもしれませんが少なくとも一日一回くらいは存在していると思います。

きっとやり遂げてくれるだろう

相手に対して何かを期待する時の気持ちのもう一つの種類としてきっとやり遂げてくれるだろうという考え方も当てはまります。

例えばあなたが会社員だったとして、役職についてある程度の部下を抱えている状態だとします。

当然ながら管理職になれば基本的には下の人間に対して何らかの指示を与えたりする場合が多くなります。

下の人間を育てるという意味でも時には怒ったり時には相手を褒めたりして成長させていくのが大切な仕事の一つですが、相手を成長させる過程の中で何かの仕事をお願いしたり任せたりする機会がたくさんあると思います。

当然ながら仕事を任せると言うことはその人間に対して仕事をきっとやり遂げてくれるだろうというこちらの期待が存在しているからこそお願いをするのが当たり前ですよね。

どうせこの人にお願いしてもきっとやり遂げてくれないだろうと、思っているのであれば最初からその人にはお願いをするわけがありませんよね。

このように会社なのでも頻繁に相手に対して期待をしている場面が多いと証明することができます。

冒頭で説明したように家族にビデオの録画をお願いすると言うのも家族の人間に対してきっとやり遂げてくれるだろうという期待をしているからお願いをしているわけです。

このようにプライベートなどでも知らず知らずのうちに人に対して期待をしてしまっていると考える事が出来ます。

自分に対する期待

ここまでは人に対する期待についてご紹介をしていきました。

あまり人に対して期待をすることは少ないと思っていた人でも、これまでの話を見て知らず知らずのうちに人に対してたくさんの期待をしていたんだなと自分のことを振り返る場面が多いと思います。

しかしながら期待をする場面は相手に対する期待だけではなく時には自分に対して期待をすることも存在しています。

あなたは自分に対して期待をする場面を具体的にどういう状況で考えることができますか?
一般的には期待するという言葉は相手に対して用いたりすることが多いのですが、自分に対して期待をする場面を想像してみるとなかなか思いつかなかったりする場合が多いです。

しかしながらよくよく考えてみるとかなり自分に対して期待をしてしまっている場面が多かったりするのも事実です。

では自分に対する期待にはどういう気持ちが存在しているのか具体的に考えていきます。

何か報酬が貰えるだろう

自分に対する期待を想像してみた時に考えられる気持ちがあります。

それは何か報酬がもらえるだろうという期待です。

これは具体的にどういう期待なのかといいますと、例えば普段の行いなどから、自分が良い行動をしている、もしくは良いパフォーマンスを行ったと認識した時に、自分を高く評価する場面があります。

それは仕事でもプライベートでも様々な場面があると思います。

そんな時には頑張った自分なのだから報酬が出るだろうという自分に対する期待です。

言ってみれば少し自信過剰であったりナルシストな考え方の1つとして捉えることができるかもしれません。

結局根本的には自分を高く評価しているという事や自分がすごいんだという自分に対する期待が存在していると考えることが出来ます。

きっとうまくいくだろう

その他に自分に対する期待を想像してみた時に考えられる一つの気持ちとして、きっとうまくいくだろうという考え方があります。

これはどういうことかと言いますと何かを行う際に、自分自身ならきっとその物事がうまくいくだろうという考え方です。

これは良く考えてみると、(自分だから)きっとうまくいくだろうという気持ちが見え隠れしています。

結局は自分に対して自信があるということになるのですが、自分に対して自信を持っているということは、自分に対してある程度期待をしていると考えることができます。

なぜなら自分に対して期待していなかったと考えると自分に対して期待していない人間は自分の行動をうまくいくとは思えないからです。

あなたの身の回りにもひとりくらいは常に自信がなさそうにしている人がいると思います。

自信がなさそうにしている人が何かの物事に対してきっとうまくいくだろうと自信を持つ場面はとても少ないです。

その逆に自分に自信を持っている人は何事も堂々と自身を持って行いますよね。

これが気持ちが体の表面にまであふれ出ている証拠です。

きっとうまくいくだろうという考え方は考えてみると、自分に対する期待にほかなりません。

期待しないことの13個のメリット

ここまでは期待する二つのパターンについてご紹介していきました。

期待するということは自分に対する期待や相手に対する期待様々な状況が存在し、心理も複数あるという事に気づけたはずです。

あなたが心の中で感じている期待ということに関して詳しく理解を深めた所で、ここからは期待しないことのメリットについてご紹介をしていきたいと思います。

期待するという事の様々な状況を理解した上で改めてあなたは期待をすることは悪いことだと思いますか?それとも良い事だと思いますか?

おそらくこの時点ではまだ頭書持っていた自分の意見から考え方を変えた方はあまりいないと思います。

ここからご紹介する気体をしないことのメリットについて様々な角度から物事を考えてみれば意見が変わる方もいるかもしれませんので、新しい価値観や味方などを養って、より豊かな考え方ができるようなきっかけにしてみてください。

疲れやストレスが減る

まずはじめにご紹介する期待しないことのメリットの一つは疲れやストレスが減るということです。

まず考えていただきたいのは人に対して期待をするという事は、疲れやストレスが生じる物であると理解する事です。

なぜ人に対して期待すると疲れやストレスが生じてしまうのか?と考えた時に考えられるのはその期待がうまくいかなかった場合です。

当然ながら人に対して期待通りの結果になれば大抵の方は嬉しい気持ちになりますし、期待してよかったと思うはずです。

しかし胸に手を当ててよく考えてみてください。

あなたがこれまでの人生で人に対して期待して、その期待が叶わなかった時のことについて思い出してみてください。

相手に対して期待していたのに期待を裏切られた、若しくは頑張ってくれたが期待通りの結果にはならなかった、このような様々な場面があると思います。

おそらく期待通りの展開にならなかった場合少なくとも多少の疲れやストレスを感じてしまったことがあると思います。

人によって感情は違いますので捉え方も違うと思いますが、感情を表に出さないにしても心の中で期待をして損してしまったと思った経験がある方もいるはずです。

この事を考えると相手に対して期待をするということは、疲れ、ストレスがたまるという事を意味しています。

全ての場合に起こりうる事ではありませんが、少なからず期待をしていなければ必要以上に悩む必要はないのです。

期待をしてしまったからこそすべて起こりうる話だという事を覚えておいてください。

イライラがなくなる

次にご紹介する期待しないことのメリットの一つはイライラがなくなるということです。

なぜ人に対して期待をしないとイライラがなくなるのかと言いますと、期待をするという事は、やってくれるだろうとあなたが心の中で思っているから期待をしているのです。

だからこそ、その時に心境は失敗するとは思っていないはずです。

もしもそこで失敗するだろうなと思っていれば、それは期待していない事になるからです。

そこであなたが期待していたことに対してうまくいってくれた場合と、うまくいかなかった場合の二通りを想像してみてください。

おそらく期待していたのにうまくいかなかった場合は、期待していれば期待しているほど落胆が激しいですし、イライラしてしまう事があると思います。

しかし最初から相手に対して期待していなかった時は、失敗してもしょうがないと諦めがつくわけです。

諦めがつく分、そこまで心理的なダメージであったり、イライラなどは感じなくても済みます。

なぜなら、相手にそこまで期待しておらず、多分こうならないだろうなと自分の中で答えを出して解決しているからです。

相手に期待していないと言うと聞こえが悪いかもしれませんが、少なくとも必要以上に自分が傷つかなくて良いということに繋がるので、結果的にはイライラすることがなくなると判断することができます。

見返りを求めなくなる

次にご紹介する期待しないことのメリットの一つは見返りを求めなくなるということです。

相手に対して何かを期待してこちらが行動を起こしたりする場面があります。

人によっては無条件で相手に優しくできる人間もいれば、人によっては何らかの計算を行って下心を持った上で相手に優しくするようなことがあります。

相手に優しくすることによって相手が自分に対して何かを提供してくれるだろうと考える場合や、相手が立場のある人間であり自分を有利な状況へいざなってくれるだろうなど、様々な下心が存在します。

つまり、下心を持った上で相手に対して何かを行うという事は、少なからず相手に対して期待をしていると考えることができます。

しかしながら最終的に相手を助けてあげたり優しくしたとしても、相手がこちらに対して何らかのお礼をしてくれるという事は約束されたものではありません。

相手が義理堅い性格であれば何らかの見返りがあるかもしれませんが、相手があまり人に感謝しない性格なのであれば、何も見返りがなく終わってしまうこともあります。

相手に対して期待をして優しくしている人間は、優しくすることによって見返りを求める傾向があります。

そんな性格をしている人間が見返りがなく物事が終わってしまうと、当然損をしてしまったと考える場合が多いです。

しかし人間関係ひとつにおいて、そんなことを考えたりするのはとても煩わしいことです。

元から相手に対して期待をしていなければそんなことに一喜一憂することはありませんので、相手に対して期待をしないという事は見返りを求める様な考え方を捨て去ることができるというメリットに繋がります。

人をコントロールしようという意識がなくなる

次にご紹介する期待しないことのメリットの一つは人をコントロールしようという意識がなくなるということです。

相手に対して何かの期待をしている人間は、相手が期待通りに動いてくれるように相手を上手にコントロールしようと考えている人がいます。

しかし人が思っているほど、人間はその通りに行動してくれるわけではありません。

人によって生まれや育ちも違いますし、考え方も大きく違うことがあります。

そんな人間が自分の思い通りに行動してくれるためには、ある程度相手がその通りに行動するように工夫をする必要があります。

しかし考えてみれば、相手を思い通りに行動させると考えること自体が間違った考え方であり、この考え方は特に疲れます。

相手を想像通りにコントロールしようとするあまりに、どうすれば相手が望んだように行動してくれるか考える事や、仕向けるために工夫する事、相手に対して期待をしたり、期待を裏切られたり、すべてにおいて身体的、精神的な労力がかかります。

人によってはこんな考え方をすること自体辞めてしまいたいと悩んでいる方もいるはずです。

この考え方を止める方法は単純で、相手に対して期待をしないということで全て解決することができます。

思い通りの状況にしようと思うあまり、人をコントロールするという思い上がった考え方をしてしまうのも、すべて人に期待しているからであり、期待しなければ間違った考え方をしなくて済むというメリットになると判断できます。

余計なことを考えずに済む

次にご紹介する期待しないことのメリットは余計なことを考えずに済むということです。

相手に対して期待をしていると、様々な余計なことを考えてしまいます。

もし期待を裏切って失敗してしまった場合、期待をしていればいるほど落胆が大きくなるので相手に対して失望したり、イラついたり、対応策を考える必要があります。

しかし最初から相手が失敗すると思い込んでいれば、あらかじめ対策を考えたり、最初から負担が少なくなるように失敗した時の事を考えて行動できます。

むしろ考え方次第では、失敗してもある一部分が出来ていればそれで満足だと思える場合もあります。

期待をしている場合と期待をしていない場合で、比較するとこんなにも差が生まれます。

余計な事を考えなくて済む分、期待しない方がメリットが大きいと考える事ができます。

失敗しても落ち込まない

次にご紹介する期待しないことのメリットは失敗しても落ち込まないということです。

相手に対して期待をして裏切られた場合、うまくいくと思っていればいるほど、失敗されるとこちらが落ち込んでしまいます。

しかし最初からうまくいくと思っていなければ、それが当然の結果なので特に痛くも痒くもないわけです。

期待をしているからこそ落ち込んでしまうわけであり、期待していないとこちらが傷つく事もないので、期待しない方が結果は良いと結論づけることが出来ます。

応援や支援の手間が省ける

次にご紹介する期待しないことのメリットは応援や支援の手間が省けるということです。

例えばあなたが相手に対して期待をしている場合、仕事の面などでもそうですが相手がうまくいくように応援したり支援をしたりすることが考えられます。

相手が絶対に上手く行ってくれると信じているからこそ様々な根回しを行ったりするのですが、それが失敗に終わってしまうと全て水の泡になってしまいます。

たくさんの応援をして最終的に失敗されてしまった場合は、今まで時間をかけたことに対して後悔してしまう場合があります。

うまくいくと思ったからここまでしてあげたのにとたくさんの後悔をすることになりますので、最初から期待せずに応援や支援などをしていなければ必要以上に傷つくことはありません。

なので、結果的には応援家支援を行う手間を省くことができるメリットと考えられます。

相手を責めずに済む

次にご紹介する期待しないことのメリットは相手を責めずに済むということです。

もしも相手に対して対応していた場合、相手が成功してくれれば褒めたたえてあげたい気分になりますが、失敗してしまうと相手に対して怒りたくなりますよね。

大事な事であれば大事な分、相手に対して責めたくなる気持ちは当然人間なのでわかります。

しかし、怒った分疲れますし、叱った分相手との関係修復やモチベーションを回復させる根回しなど様々な面倒な事が生まれます。

面倒なことが嫌いであったりそんな状況をわざわざ作りたくないと考えるのであれば、最初から相手に対して期待をしなければ失敗してしまっても期待していなかった分苛立ちが生まれることがありません。

苛立ちが生まれないという事は相手に対して怒りの感情が生まれるわけでもないので、相手を責めずに済むことができるメリットにつながります。

失敗やミスを許すことができる

次にご紹介する期待しないことのメリットは失敗やミスを許すことができるということです。

これは先ほどご紹介した内容と似ていますが、相手に対して期待を最初からしていなければ必要以上に相手を責めることもありませんし、相手が行った失敗やミスに対して寛容な心で対応することができます。

場合によっては相手が失敗すると想定した上でこちらが行動していれば、相手が失敗してしまってもそこまで大きな損害を出ることを防ぐことができますので、状況によっては差し支えない場合もあります。

そのような場合であれば、こちらもすべて許すことが出来ますので、相手も必要以上に怒られる事もないですし、許してもらえるなら相手の立場からも期待しない考え方は良いと考える人もいます。

相手と自分、両者にメリットのある考え方だと判断する事も出来ます。

プレッシャーを与えずに済む

次にご紹介する期待しないことのメリットはプレッシャーを与えずに済むということです。

相手に対して必ず成功すると期待を寄せている場合は、相手はそのプレッシャーに耐えなければいけない状況が生まれます。

特に相手に対して成功する為の応援や支援などを欠かさず行っている場合は、その分失敗することは絶対に出来ないと大きなプレッシャーを感じざるを得ません。

そのような状況で相手が失敗してしまえば、こちらも落胆してしまいますし、失敗した本人が大きなダメージを受けることになります。

しかし相手が最初から失敗することを見越していれば、必要以上のプレッシャーを相手に与えることはありません。

必要以上のプレッシャーを相手に与えなければ、場合によっては相手ものびのびと行動しながら対処する事が出来る場合もあります。

人の性格にもよるかもしれませんが、その方が相手が良いパフォーマンスをしてくれる場合もあります。

一見すると相手に期待しないという事は、相手に対して失礼な考え方かもしれませんが、違う見方をすると、人によっては相手に対して優しい考え方であると判断することもできます。

相手によって期待をするしないを切り分けるという新しい選択肢を与えてくれる考え方でもあります。

すんなり諦めることができる

次にご紹介する期待しないことのメリットはすんなり諦めることができるということです。

相手に対して期待をしていたり、自分に対して期待していた場合、もしもその期待を裏切られてしまうと、実現出来なかったことに対してなかなか諦められない場合があります。

あの時こうしておけば自分が望んだ未来が手に入れられたのにと、延々そのことを考えてしまう場合があります。

過去のことを悔やんだところで現実が変わるわけではありません。

最初から必要以上に期待をしているから実現出来なかった未来に対して執着してしまうわけで、最初からそこまで期待していなければ実現できなかったとしても、その未来に対して執着する必要はなくなります。

すんなりと諦めることができるということは、新しい可能性に歩みを進めることができると考えることもできますので、結果的に一つのメリットとして捉えることができます。

他人に頼らず自立できる

次にご紹介する期待しないことのメリットは他人に頼らず自立できるということです。

相手に対して期待していた場合、相手が自分が望んだ未来を実現してくれるだろうと他力本願な考え方になってしまいがちです。

他人に対して期待をすることは、ある意味楽な考え方でもあります。

自分の力で実現せずに相手の力に頼ることで、必要以上の能力をかけることなく理想の未来を手にすることが出来るからです。

常にこのような考え方や行動を行っていた場合、最終的に残るものは何もありません。

しかし全ての事を他人に頼らず自分の力で成しえたいと考えている人は、理想の未来を実現するための力を身につけることができます。

たった数回他人に対して期待するくらいでは力の差は生まれませんが、この行動が何年何十年と続けば生まれてくる力の差は歴然となります。

他人に期待しない人間は、他人に頼らずに自分の力のみで理想を実現することで、必要な力を得られるというメリットにつながります。

何かしてもらったときの喜びが大きくなる

次にご紹介する期待しないことのメリットは、何かしてもらった時の喜びが大きなものになるということです。

相手に対して期待をしている場合、何かをしてもらって当然であると考えています。

しかし期待を裏切られてしまった場合は、何かをしてもらって当然と考えている分、その何かを得ることができないことに対して憤りを覚えてしまいます。

しかし相手に対して期待していなければ、何かをしてもらうことを当たり前と考えていないので、その何かをしてもらった時に相手に対して逆に喜びを感じることができます。

喜びを相手に示す場合と憤りを相手に示す場合、必ず喜びを示す方が人間関係は円満になります。

必要以上に期待をすることで人間関係が悪くなるのであれば、最初から期待しないという考え方の方が良い人間関係を形成できるのでメリットが高いと考えることができます。

期待しない生き方もアリじゃない?

今回は期待しない考え方についてご紹介してきました。

相手に対して期待しないという事は冷たい考え方かもしれませんが、それと同時にたくさんの良いことをもたらしてくれる考え方だということがわかりいただけたと思います。

もちろん答えがないことになりますので、何が正解という事はありません。

しかし、ひとつの新しい考え方として自分の中の新たな価値観としてインプットしていただければ、状況によっては期待しない考え方を選択することも良い選択になり得る場合があります。

これを踏まえた上で、自分はどういう考え方をすべきなのか、自分なりに考えて結論を出してみてください。