ある日突然、涙が出て止まらなくなってしまったという経験はありませんか。

特に、仕事中や外出先でそのような事が起きてしまうと、尚更慌ててしまいますよね。

そんな時でも簡単に対処できる方法があったら良いと思いませんか。

今回はそんな涙が止まらない時の対処法と気持ちを切り替える為の方法についてまとめてみました。

涙が止まらない時の理由とは?

特に感動するような事を見たり、悲しい出来事に遭遇した訳でも無いのにも関わらず、何故か突然涙が止まらなくなってしまう事ってありませんか。

ものもらいやドライアイなどの目に何かしら異常があった場合以外にも、人は涙を流す事があります。

ここからは具体的に涙が止まらない時の理由についてご紹介します。

1. 自律神経が乱れている


涙が止まらなくなってしまう理由の一つに、自律神経が乱れているという事が考えられます。

自律神経失調症という病気は、自律神経の中にある交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまっている状態です。

交感神経は主に人が日中帯で活動している時に優位になり易く、反対に副交感神経は人が睡眠中や気持ちが落ち着いている時に優位になり易くなると言われています。

そして、ストレスや不安を感じている時には交感神経が働き、優位になります。

その際に涙を流す事によって自律神経のバランスを図ろうとして、副交感神経を優位にする事ができます。

副交感神経が優位になれば、体や心がリラックスした状態になる為、次第にストレスも解消できますが、この時に涙を流す事を無理に我慢してしまうと、交感神経が優位になったままなので、かえってストレスを感じるようになってしまいます。

思いっきり泣いた後に、しばらくしたら案外スッキリするのもこのような自律神経のバランスが切り替わったからなのです。

2. ストレスがたまっている

日々の生活の中で、人は何かとストレスを感じるものですよね。

仕事や勉強に追われて、毎日緊張や焦りに身も心もボロボロになってしまっている人もいるのではないでしょうか。

そんな時はストレスも当然溜まっているはず。

仕事や勉強で活動している時は脳も交感神経が完全に優位になっている状態になっています。

そんな時でも、人はストレスを自分の心の中に押し殺しているものですが、人間の体には自分の身を守ろうとする働きが備わっています。

その為、ストレスを溜め込んで苦しい状態になった時にこれ以上体が壊れてしまわないよう、涙を流すのです。

つまり、涙を流して副交感神経を優位にさせる事によって、自分の体をリラックスさせ、守ろうとしているのです。

この状態は自律神経のバランスが安定するまで続きます。

涙が止まらなくて慌ててしまうかも知れませんが、このような時も無理に我慢しない方が良いのです。

その結果、それまで溜め込んでいたストレスもかなり解消されている事でしょう。

3. 失恋


これまでの人生の中で、大好きだった人に突然の別れを告げられたり、好きな気持ちを受け止めてもらえなかった時など、思わず泣いてしまった失恋を経験した事がある人も多いのではないでしょうか。

人はこのように悲しいと感じた時にも涙を流すものですが、その原因については未だにはっきりとしていないと言われていますが、人は体に悪影響を及ぼすものを体の外側へ排出する働きがある事を関係しているという有力な説があります。

上の記事でもご紹介したとおり、人は過剰なストレスを感じた時に、涙を流す事によって体と心をリラックスさせようという働きがあります。

失恋をして悲しい思いをした時にも、不快と感じるホルモンが活発になり、体に悪影響を与えるようになりますが、悪影響なものを体から排出しようと涙を流すのではないかと言われているのだとか。

もし、それが本当なのであれば、失恋をした時に体の働きに身を任せて、気が晴れるまで泣くというのも良い事なのではないでしょうか。

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4. 嫌なことがあった

人は嫌な事があった時にも、突然涙が流れる事があります。

それが仕事中であれば、人前で突然泣いてしまうなんて自分でも信じられないかも知れませんが体は正直です。

知らず知らずの内に、人は色んなところでストレスを感じながら日々の生活を送っています。

そんなストレスも体が限界を感じた時には、涙となって心と体を正常に戻そうとコントロールします。

また、嫌な事というものは、場合によっては嫌な思い出となって、随分前の事であったのに何度も蘇ってくる事がありますよね。

そして、当時の嫌な事を思い出してはまた涙が自然と流れてしまうのも仕方のない事です。

5. 悔しさ

自分が目指していたものが達成できなかったり、大事な勝負事に負けてしまった時は誰でも悔しい思いをするものですよね。

そんな時、悔しさから思わず泣いてしまった事がある人も多いのではないでしょうか。

この悔し泣きというのは、怒りや、悲しみ、恐怖などといった人が持っている感情からくる涙です。

これらの感情は、自分の存在が危うくなった時に表れ、いわばパニックに陥ってしまっている状態です。

そんな時、人の脳内ではパニックの原因となる感情を元に戻す為に、涙を流す事によって洗い流し、体外へ排出しようという働きをします。

こうして考えると、体はまるで自分自信を慰めているようですよね。

6. 悲しい出来事

大切な家族や最愛の人や可愛がっていたペットを失くしてしまった時など、悲しい出来事に直面した場合も人は自然と涙を流しますよね。

悲しいと感じる時の涙も、感情からくるものであり、情動性分泌の涙と言われています。

悲しいと感じる時というのは、怒りや悔しさなどと同様に、後悔やイライラを感じている為に交感神経が活発になっている状態です。

涙を流す事で、悲しい気持ちも体から排出してくれようとしているという訳なのですね。

動物が涙を流す事もありますが、感情によって涙を流すのは人間に限られた脳と体の働きなのだそうだそうです。

気持ちを切り替えるための15個の方法

人が涙を流す理由は様々ですが、怪我や病気などが原因の場合は、それらの痛みを和らげたり治療をすれば収まりますが、感情によって流れる涙を止めるには気持ちを切り替える必要があります。

具体的にどんな方法があるのかについて、以下を参考に見ていきましょう。

1. 軽いウォーキングやランニングに出かける

一人っきりでそばに誰もいない時に涙が止まらなくなってしまったら、思い切って外へ軽いウォーキングやランニングに出掛けてみましょう。

家の近所を少しウォーキングやランニングをするだけでも、目に飛び込んでくる景色や、外の空気を肌で感じる事で気持ちを切り替える事ができますよ。

また、ウォーキングやランニングをすれば有酸素運動に繋がり、ストレスも発散する事ができます。

また、運動をする事によって脳内のセロトニンの分泌を促進させる事ができます。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、精神バランスを整えて不安な気持ちを抑えてくれる効果があると言われています。

良い汗をかくだけでなく、ストレスにも強くなるのでおすすめの方法です。

2. 海を見に行く

恋人にフラれた時など、人は落ち込んだりしているとなぜか海に行きたくなってしまう気持ちになるものです。

実際に海を眺めていると、何だか気持ちが落ち着いたり、元気になれる気持ちになりますよね。

人間は誰でも母親のお腹で胎児だった時期があります。

母親のお腹の中の羊水は、まさに小さな海そのもの。

生まれた後にはそんな母親のお腹の中で過ごしていた頃の記憶は無くても、人間にはしっかりと母親のお腹の中にいた時の事を本能的に感じる事ができるのです。

海が遠くて見に行けないという人も、波の音が聞けるリラクゼーションBGMを聞いてみましょう。

さざ波にはそんな母親の胎内にいた頃の事を本能的に思い出させてくれ、安眠効果もあると言われています。

3. 星空を見に行く

星空を見ていると何だか気持ちが落ち着くと感じた事はありませんか。

実際に、星空を眺める事によって、自律神経のバランスを整える効果があると言われています。

仕事で過労が続いていては、体が休まる事も無い為に家に帰ってきてもしばらくの間は交感神経も活発な状態のままです。

そのような状態では夜もぐっすり睡眠を取る事もできず、益々疲労が溜まるばかりです。

そんな時、涙が流れてしまうのであれば星空を見に行ってみましょう。

天気が良い日に満天の星空を眺めていれば、自然と心は落ち着いてそれまで活発だった交感神経も穏やかになります。

その結果、副交感神経が優位に切り替わり、身も心も次第にリラックスした状態に戻す事ができるので、きっと涙も止まるでしょう。

また、普段から仕事の帰り道に星空が見えるところで少しでも足を止めて空を見上げるだけでも、効果があるのでオススメです。

4. ペットショップに行く

現在となっては街に猫や犬のカフェなどを見かける事もそれほど珍しくなくなりましたが、実際に動物に癒しを求めている人たちは世の中にたくさんいますよね。

ペットを飼いたくても飼えないい人にとっては、猫や犬のカフェや、ペットショップに行って自分の好きな動物を見に行くのを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

実際に動物には人間の心を癒してくれる効果があると言われており、その大きな理由としてオキシトシンというホルモンの分泌が促される為なのだとか。

オキシトシンは数あるホルモンの中でも愛情ホルモンと呼ばれ、過労や心の不安などのストレスの原因となるコルチゾールという抗ストレスホルモンの増加を抑制してくれる効果があると言われています。

気持ちが切り替えたいと思った時は、ペットショップへ行って動物たちに癒してもらいましょう。

尚、オキシトシンは自分のペットだけではなく、子供や恋人や夫婦など愛情の結びつきが強い関係であればあるほど、分泌量も多くなって癒しの効果も高まります。

5. 食べ放題のレストランに行く

日々の仕事で身も心も疲労してしまっている時は家でゆっくり休むのも良いですが、たまには休日を利用して食べ放題のレストランに出かけてみてはいかがでしょうか。

好きな食べ物を好きなだけ食べる事ができれば、きっと沈んだ気持ちも忘れてしまうはずですし、自分の体もとても喜びます。

お店によっては食べ放題にも色々な種類がありますし、女性向けのオススメメニューや、美味しいスイーツなどの食べ放題を行っているレストランもあるので探してみましょう。

昔から人は美味しいものを食べると幸せになれると言いますが、それには理由があります。

人の脳内にはセロトニンというホルモンがあり、癒しのホルモンや幸せホルモンなどと呼ばれています。

普段の生活ではあまり気付かないような小さな感動や感謝の気持ちも実は、セロトニンの分泌を促す効果があると言われています。

自分の好きな食べ物や美味しい食べ物を我慢せずに食べられるという事に、喜びや感謝の気持ちを感じる事によって幸せに繋がるのもうなずけますよね。

但し、幾ら気持ちを切り替えたいからと言って、頻繁に食べ放題で暴飲暴食をしてしまうのはかえって健康を損なってしまいかねないので、月に一度自分へのご褒美などにしておくようにしましょう。

6. 10分間瞑想する

一日の中でたった10分間瞑想をするだけでも、それまであった嫌な気持ちや不安を取り除く事ができます。

ここ最近では、瞑想ブームも相まって自分の生活に取り入れている人も多いと言われていますが、毎日仕事で忙しい人にとっては難しいかも知れませんね。

しかしながら、そんな忙しい人こそ瞑想は効果的です。

仕事から解放された後も、現代人には様々な情報が飛び交っている中で過ごしています。

その為、見たくないものや聞きたくない情報までもがどうしても気になってしまいがちです。

一日中、誰かに見られているような感覚では誰でも気持ちを落ち着かせる事は難しい事ですし、自分を見つめ直す時間も欲しいと感じるものです。

そんな時、瞑想を10分でも行う事によって、現実世界と自分を少しでも切り離す事ができ、静寂の中で自己の整理と安らぎの時間を得る事ができます。

最初は10分間も集中する事が難しく感じるかも知れませんが、仕事の休憩時間や就寝前など、瞑想する時間を作るよう意識するところから始めてみましょう。

瞑想を習慣にする事ができれば、お金を掛けず手軽に気持ちを落ち着かせる事ができるようになります。

7. 塗り絵をする

塗り絵と聞くと、幼少時代に遊びでやっていたという人も多いかと思いますが、最近では大人でも十分に楽しめる塗り絵があるという事をご存知でしょうか。

コロリアージュというフランス伝来の大人の塗り絵がメディアでも取り上げられた事で、世間でも知られるようになりましたが、その効果にはただ塗り絵を楽しむだけではなく、何と脳を活性化させる事もできるのだそうです。

塗り絵は単純作業のようで、実際にやってみると幾つかのプロセスがあります。

例えば、まずは塗り絵全体を見て、どんな雰囲気の塗り絵であるのかを確認する必要がありますし、色を塗った箇所を記憶しつつ、自分の思い通りの色がその箇所にしっかりと塗られているか確認したりなど、作業は単純でも脳内では様々な情報のやり取りが行われています。

このような作業が、上でご紹介した瞑想に似た効果をもたらすと言われており、塗り絵に集中している間は気持ちも切り替える事ができるのだとか。

大人の趣味としても塗り絵はオススメですので、興味がある人は是非試してみてはいかがでしょうか。

自分の好きな色で完成させられる事ができたら気持ちがスッキリするだけでなく、達成感も味わえますよ。

8. カラオケに行く

日本人のストレス解消法としてカラオケに行くというのはもはや定番ですよね。

カラオケは愛され続けて、現在でも多くの老若男女から人気があります。

実際に、恋人にフラれてしまったり、会社で嫌な事があったりした時にカラオケに行って自分の好きなアーティストの曲を思いっきり歌うのはとても気持ちが良いものですし、嫌な事も忘れさせてくれます。

仲間同士でワイワイとカラオケに行くのも良いですが、大勢が苦手な人は一人カラオケで自分の世界に浸るのもたまには良いかも知れませんね。

カラオケにはストレス解消だけではなく、健康やダイエットにも様々な良い効果があると言われていますが、心の浄化という効果もあると言われています。

普段口にできずに溜まっている事も、カラオケの曲に乗せて歌えば、そんな日頃の鬱憤も浄化する事ができ、不要なものを体から吐き出してくれます。

ストレスを感じやすい人は、適度に心の浄化をして気持ちを切り替えられるようにしましょう。

9. コメディー映画を観る

人が嫌な気分や悲しい気分になっている時に、周りでふざけていたりする人を見ると最初は馬鹿馬鹿しいと感じていたはずなのに、しばらく見ているとだんだん可笑しく見えてしまう事ってありませんか。

笑う門には福来るとはよく聞きますが、笑える場合ではない時こそ、敢えてゆっくりとコメディー映画を鑑賞してみるのも、気持ちの切り替える方法の一つです。

どうせ涙を流すのなら、笑い泣きの方が幸せに感じられるものですよね。

嫌な事は笑って忘れてしまいましょう。

笑顔になる事ができれば、心の浄化にも繋がります。

人が笑っているのを見て、目を背けるのではなく自分も一緒になって笑えればきっと気持ちを切り替える事ができ、明日も頑張ろうという気持ちにもなれるかも知れませんよ。

10. 部屋をピカピカに掃除する

疲れている時や、イライラしている時は何もしたくないと感じる人が多いかと思いますが、そんな時にはいっその事、部屋をピカピカに掃除してみてはいかがでしょうか。

最初はそんな気持ちになれないと思うかと思いますが、一度掃除を始めると案外最後までやり切ってしまうのが部屋の掃除です。

机の上のものを片付けたら、今度は床に落ちているものが気になったり、壁や窓の汚れも気になってしまうものです。

掃除をしている間はとにかく集中力が増すので、嫌な事もその時は忘れてしまいます。

そうして自分の納得のいくところまで掃除を終えた時には、意外と気持ちがスッキリするだけでなく、部屋も綺麗になってまさに一石二鳥なのでオススメです。

11. 失敗から立ち上がった人の本を読む

人生には様々なストーリーがあり、人はその中で成功と失敗を繰り返して生きていくものです。

世の中にはそんな自分の人生経験を描いた本を執筆している人たちがたくさんいます。

気持ちがめげそうになったり、今後の人生で心配な事があった時は、失敗から立ち上がった人の本を読んでみてはいかがでしょうか。

勿論、自分の人生とは全く異なる内容のものが描かれているものが殆どですが、そんな他人が失敗した経験を現在の自分に照らし合わせる事ができるかも知れません。

人は自分以外の人間の気持ちを共感できる事で、勇気を得たり感動を味わう事ができるものです。

必ずしも、その本に書かれている事を実践できなくても、自分を奮い立たせてくれる言葉を見つけられるだけでも、これからの人生の目標にする事ができます。

このような本と出合える事は、世の中には色々な人間がいるという実感する事ができるでしょう。

12. 旅行の予定を立てる

現実世界から少しの間でも抜け出したいと思うのであれば、休日を利用して旅行の予定を立ててみてはいかがでしょうか。

少し遠出をして、普段は見る事ができない景色や、現地の美味しい食べ物を食べたりと、旅行には様々なリフレッシュ効果があります。

家族や恋人や友人たちと一緒でも楽しいですし、お一人様での旅行プランを設けている旅行会社もありますよ。

予算や行先を決めたりしているのも、とても有意義な時間に感じる事でしょう。

たまには旅行へ行って気持ちを切り替えるのもオススメの方法です。

13. 今の気持ちをノートに書き出す

自分の気持ちを上手く言葉で表現できない時は、今の気持ちをノートに書き出してみるというのはいかがでしょうか。

それは気持ちなので文章になっていなくても構いません。

一言だけでも正直に思った事を書き出してみるだけで、かなり気分が変わってくるものです。

仕事中は難しいという人は、例えば就寝前などにその日にあった事と自分の気持ちを書き出してみるのも効果があります。

自分の気持ちを書き出す事によって、自分を客観的に見る事もできるので何か反省点も見つかるかも知れません。

言いたかった事を全て文字として吐き出す事ができればきっと気持ちも切り替える事ができるでしょう。

14. プールで泳ぐ

プールで泳ぐと聞くと、体を鍛えたりダイエットを目的というイメージがあるという人もいるかと思いますが、肉体的だけではなく精神的にも良い効果があると言われています。

最近では、夏のシーズンでなくてもジムやフィットネスクラブなどでプールの設備があるところがあるので、普段から通っている人も是非プールを利用してみましょう。

特に筋肉トレーニングを行った後などにプールで水泳をする事によって、適度な水圧が疲労した筋肉にも程良い回復効果があると言われています。

プールで気持ちよく泳いでいた後には、きっと気持ちも切り替わっている事でしょう。

15. 温泉に入る

日本人が大好きな温泉ですが、疲れている時などは特にのんびりと温泉に浸かりたいと思いますよね。

お風呂の良いですが、やっぱり天然の温泉に浸かってリフレッシュしたいところです。

温泉には場所によってそれぞれ効能がありますし、露天風呂であれば周りの景色が良いところを選びたいですよね。

最近疲れていたり、嫌な事が続いて気持ちがスッキリしないという人は、温泉を探してみてはいかがでしょうか。

尚、40°以上の少々熱いと感じるお湯は、交感神経が優位になり易くなる為、目や頭が冴えるような気持ちになり、37°程度のお湯であれば副交感神経が優位になり易く、じんわりと体が温まってリラックスする効果があります。

涙が出る仕組み

そもそも、私たち人間が涙を流す時には一体どのような体の働きが起こっているのか気になりますよね。

ここからはそんな人が涙が出る仕組みについてご紹介します。

1. 涙の成分は?

みなさんは涙に含まれている成分についてご存知でしょうか。

泣きそうになると、自然と目から流れる涙ですが、体のどこで作られているのかも気になりますよね。

まずは、涙の成分について以下を参考に見ていきましょう。

原料

涙の元となっている原料とは私たちの体の中にある血液であると言われています。

涙というと、実際には無色透明なのでちょっと意外と感じた人もいるのではないでしょうか。

更に血液の中に含まれている、血球を除いた液体部分のみで、タンパク質やリン酸塩を含んでおり、涙の水分は98%と言われています。

涙とは透明なだけで、実は血が流れていたなんて驚きですよね。

一日の製造量

涙は一日におよそ0.6mlから1.0mlほどの製造量であると言われています。

こうして考えると、意外と少なく感じてしまいますよね。

しかしながら、そんな少量の涙が実は色々なところで私たちの日常生活で役になっており、大変貴重な存在なのです。

泣いた理由によって味が違う?

人が涙を流すときには色々な理由がありますが、泣いた時の理由によって涙の味が違うという事をご存知でしょうか。

涙を舐めると、少ししょっぱいと感じる事があるかと思いますが、それは涙に含まれているナトリウムの量が関わっているのだとか。

興奮状態の時に流れる涙はナトリウムの量が少し多くなるの塩辛く感じ、反対に感動した時の嬉し泣きなどは無味の涙となります。

心がリラックスしている状態は、副交感神経が優位になっている為、肝臓機能も高くなっているのでナトリウムの排出も大きくなる事からだと言われています。

涙の味を確かめてみたら、他人のウソ泣きも見破れるかも知れませんね。

2. 涙はどこから出ている?

涙が実際に流れている場所は、上まぶたの裏側にある涙腺と呼ばれるところです。

涙は涙腺近くにある、排出管を通って眼球部分をうるおしながら流れてきます。

また、目頭のあたりにある涙点という小さな穴を通り、鼻の横にある涙のうと呼ばれる袋状になっている部分から鼻涙管を通ると、鼻腔へと涙は流れていきます。

たくさん泣いた時、涙の排出が追いつかない涙がここから流れる仕組みになっています。

人は泣くと鼻水も出るものですが、これも実は涙だったのですね。

尚、日本人は泣くと目をハンカチや手で覆いますが、外国人は主に鼻を覆いますが、これは日本人に比べて外国人の方が鼻涙管が大きい為であると言われています。

3. 泣き続けたら涙は枯れるの?

よく涙が枯れるまで泣いたという言葉を耳にしますが、実際のところはいくら泣き続けても涙が枯れてしまうという事はありません。

涙には悔しかったり悲しかったりする事で流れる事がありますが、他にも目を乾燥から防いだり、目に入ったゴミを流すといった役目もあります。

上の記事でもご紹介した通り、涙は血液から作られるので枯れる事は無く、あくまで言葉の比喩であるという事が分かっています。

4. 何故涙が出るのか?

涙が出る理由は様々ですが、主に目の保護や栄養を運ぶ為というものと、感情によって流れる涙に分かれます。

前者については人間以外の他の動物にも備わっている涙の役目ですが、感情によって流れる涙は人間のみにある涙です。

現在、はっきりとした理由については分かっていませんが、涙腺には人間が持つ三叉神経と交感神経と副交感神経と強い関わりのある部分です。

感情が左右する事でそれらの神経に影響を与え、バランスを図る為に涙を流すと言う説が有力のようです。

涙の味と合わせれば、その時の自分の体と心の状態を知る事ができるかも知れませんね。

涙を出すと脳内に幸せホルモンが分泌される

涙を流す事によって、その後に人の体にはどのような変化が表れるのでしょうか。

人の脳内にはセロトニンというホルモンが分泌される事が分かっています。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、その名の通り幸福感を味わえる事ができるホルモンです。

実際に、映画やドラマを観た後に、感動して泣いた時に気持ちがスッキリしたり、観てよかったと思えるのもこの幸せホルモンの分泌によるものです。

幸せホルモンは心のデトックス効果があり、様々なストレスや不安を取り除いてくれます。

乾燥した目の表面を潤わせるため

目の保護と言えば、気になるのが乾燥する事によって目が痛くなったり、シパシパしてくる事ですよね。

涙には乾燥した目の表面を潤わせる為の役目も担っています。

特に現代人は、パソコンやスマートフォンの利用者も多く、長時間画面を眺めていると徐々に目が疲れてきます。

ドライアイを防ぐ為にも、涙の量を正常に保てるように水分をしっかりと与えてあげましょう。

目薬をさしたり、加湿器を置くなどの対策も有効ですが、目を温めてあげるのも効果があります。

蒸しタオルなどをまぶたに当てていると気持ちが良いですが、血行が良くなってリラックス効果もあります。

涙が止まるまで泣けばいい

これまで涙が止まらない時の理由や、気持ちを切り替える方法についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

今回の記事が少しでも参考になって頂ければ幸いです。

日常生活の中で突然流れる涙。

一人の時は良いですが、なるべくなら人前で急に泣き出しているところは見られたくないと感じるものですよね。

しかしながら、今回ご紹介した通り、涙には人間に与えられた特別な役割も持っています。

時には無理に我慢せずに、涙が止まるまで泣いてしまいましょう。

その後にはきっと体も心も晴れやかになっているはずです。