似ているものって世の中にたくさんありますよね。

中には「これとこれどう違うの?!」と見分けがつかないものもたくさんあります。

けれどなかなか調べるまではこぎつけず、そのままうっすら疑問に思っているという人も多いのではないでしょうか?そんな方のために、今回は違いがまるでわからないと筆者が感じたものをひたすら調べてみることにしました!

️類似していると思った25個のこと

似ているようで全然違うものもあれば、だいたい同じだということもあるようです。

全部で25個調べてみましたので、気楽に読んでみてください。

あなたの疑問に思っていたあれとあれはあるでしょうか?

サイダーとソーダ

どちらも甘くて夏に欠かせない炭酸飲料だと思われがちですが、大きな違いがあります。

まず、サイダーと言うのは炭酸水に甘い味やフルーツの匂いを付けたりして飲みやすくしているもの。

それに対してソーダと言うのは炭酸水そのもののことを指します。

なので当然用途も全く違い、サイダーはそのまま美味しく飲むため。

炭酸水はもちろんそのまま飲んでも害はありませんが、普通の水がシュワシュワしているだけのものなので飲みやすいものではありません。

カクテルに使用したり、無炭酸のジュースと混ぜてサイダーにしたりと、何かを割るために使われることが多いようです。

そして語源も大きく違います。

サイダーはもともと、ペリー来航の際に日本にやってきたと言われています。

そしてその後「シャンペンサイダー」という炭酸飲料が発売されたのですが、「シャンペン」という言葉からアルコール飲料だと誤解されやすく、紛らわしいシャンペンを取って単に「サイダー」としたそうです。

対するソーダは、イギリスで初めて開発されそれがそのまま日本にやってきたものです。

当初から炭酸水はソーダと呼ばれていたそうで、それがそのまま定着した、ということのようです。

バターとマーガリン


バターとマーガリン、違うのはわかっていても何がどう違うのかを説明しろと言われても難しいものがありますよね。

ちなみに私はマーガリンはバターの廉価版のようなものかな?と思っていました。

実際この二つがどう違うのか、ざっくり分けると動物性油脂か植物精油脂かということです。

バターは牛乳から採れる乳脂肪分でできています。

バターと名乗っていいのは乳脂肪分が80.0%以上、水分が17.0%以下であることと法律で定められています。

乳からできているため風味がよいのが特徴で、マーガリンと比べるとコクや香りが違います。

バターのデメリットとしては酸化しやすいこと、固まりやすく酸化しやすいこと、動物性油脂でできているためコレステロール値が上がりやすく、食べ過ぎると太りやすいことなどが挙げられます。

マーガリンはバター不足だった時代にバターよりも廉価で作れるものを研究して造られたものです。

植物から採れる植物性油脂が原料で、その植物性油脂自体はコレステロール値を下げてくれるいいものではあるのですが…。

植物性油脂と聞いて、サラサラしたものを思い浮かべませんでしたか?その通りで、植物性油脂はもとはさらさらの液体です。

それを固体にするため「水素添加」という作業が行われるのですが、このときに「トランス脂肪酸」というものが発生してしまいます。

これは摂取すると血液内の悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを減らすという害しか及ぼさない存在で、アメリカやオランダでは規制がかかっています。

なのでバターとマーガリン、どちらにせよ食べ過ぎはほどほどにと言うことですね。

そうめんとひやむぎ

もともとは、この二つは製法が違うものだったそうです。

うどんを細かく切り、あついものを「熱麦」冷たいものを「冷麦」と呼んでいたのがひやむぎの語源。

ひやむぎはもともとはうどんだったのです。

つまり、小麦粉と塩とお水を練ってつくる麺類ということになります。

対するそうめんは、原料こそ同じですがひやむぎのように切らず、細く伸ばしたものに油やでんぷんをぬって天日干しするというもので、区別はそこでなされていました。

しかし今は機械での製造が主となっているため、油が入るひやむぎもあれば油が入らないそうめんもあり製法では区別できません。

今では違いは太さだけ、とされています。

具体的には、そうめんは直径が1.3mm以内、ひやむぎは直径が1.3mm以上1.7mm未満が基準であるそうです。

ざるそばともりそば

江戸時代にぶっかけそばが流行った時期に、それと区別をするためにせいろや器に盛り付けて汁につけて食べるおそばを「もりそば」と呼ぶようになりました。

これは器に高く盛り付けるようすから名付けられたようです。

その器によって、せいろそばと呼ばれたり皿そばと呼ばれたりもしていました。

もりそばが流行ったあとに流行ったのが、蕎麦の実の中心部分だけを使った白っぽい麺をざるに盛って出すざるそばです。

これを最初にやったのは江戸の伊勢屋というおそば屋さんでしたが、それが話題になるにつれて真似をする店が続出しました。

そして江戸の下町でも普通のそばをざるに盛りつけて高級なざるそばとする店が出てきたのです。

明治以降、ざるそばともりそばを区別するため、当時貴重だったみりんを使用した「ざる汁」を付け、上にもみ海苔を乗せるようになりました。

しかし今ではざるそばももりそばも同じ店で扱うようになっているため、容器を分けたり専用の汁を作ったりする店は少なく、結果的にちがいは海苔が乗っているかいないかということのみになってしまったようです。

おにぎりとおむすび


え、これになにか違いがあるの?!と思いましたがさして違いはないようです。

諸説あるようですが、神の力を授かろうとして神の象徴である山の形に握ったのが「おむすび」、対しておにぎりの語源は「にぎりめし」だと言われています。

チャーハンとピラフ

中華か洋風かの違いなんじゃないの?と思いがちですが、製法に大きく違いがあります。

チャーハンは炊き上がったご飯に味付けをして具材と炒めたもの。

ピラフは生米をバターで炒めた後にスープなどでじっくり炊き上げたものなのです。

しかし日本では、炊いたご飯をバターなどで炒めて「ピラフ」としている場合もあれば炊飯器で炊けるチャーハンもあり、そのあたりの判別が難しい場合もあります。

そういう時は、チャーハンはお醤油やごま油を使った中華風の味付けのご飯でピラフはバターを使って洋風に仕上げたご飯と言う風に判別します。

クッキーとビスケット

あまりお菓子を食べない人などは、「同じじゃん」と思ってしまいがちです。

確かに同じ小麦粉と砂糖と卵でできていますし、見た目も似ていますよね。

実はビスケットは、もともとは小麦粉でできたお菓子の総称なんです。

ビスケットの始まりはイギリスで、保存がきくようにパンを二回焼いたことがきっかけだと言われています。

日本では脂肪分や糖分が控えられた比較的ハードな触感のものがビスケットと呼ばれています
クッキーは小麦粉でつくったお菓子の中でも、糖分と脂肪分合わせて40%以上含まれていて、見た目が手作り風であるものを指します。

食感も、ビスケットと比較するとやわらかめです。

両者を区別する糖分と脂肪分の割合は昭和46年に作られました。

その当時はクッキーがビスケットよりも高級だとされており、安物のビスケットと混同されやすいのはよくないとこの基準が作られたそうです。

パンケーキとホットケーキ

少し前にパンケーキブームがありましたが、あの時「ホットケーキとどう違うの…?」と冷めた目で見ていた人は少なくなかったのではないでしょうか。

結論から言ってしまうと、材料も製法も同じで大した差はないようです。

ただ、日本では独特の区別がされており、パンケーキは薄く焼いてありスクランブルエッグやベーコンなどと食べる食事向きに砂糖が控えられたもの。

ホットケーキは分厚く焼いてあり、はちみつとバター、メープルシロップなどをかけて食べるようにされたおやつ向きの甘く味付けがされたものという認識が一般的です。

ホットケーキミックスとパンケーキミックスを販売している森永製菓でも、ホットケーキは分厚くて甘いもの、パンケーキは食事に合うように砂糖を抜いたものという説明がなされているようです。

ちなみに海外ではパンケーキとホットケーキは特に区別がなされていません。

一応ホットケーキと言う言葉はあるものの、一般的に甘いものも食事用のものもほとんどパンケーキと呼ばれていて、ホットケーキと言っても通じない場合もあるんだそうです。

おはぎとぼたもち

和菓子といえばおはぎやぼたもちですよね。

たまに無性にあんこが食べたくなるときなど、手にとってしまう方もいるでしょう。

しかしこのふたつ、どこが決定的な違いと言えるのでしょうか。

おはぎとぼたもちは基本的には同じものです。

しかし季節や大きさや使うあんの種類などにより呼びわけがされることも多く、またその基準は販売するお店やメーカー、地域などによっても違うため一概にはいえません。

参考にいくつかご紹介しますね。

おはぎは感じで「御萩」と書きます。

これは春のお彼岸の季節に咲く萩の花に似ているからと付けられた名前です。

対してぼたもちは「牡丹餅」と書きます。

これは秋のお彼岸のころに咲く牡丹の花に似ていたからで、この二つを踏まえて春に作られるものをおはぎ、秋に作られるものをぼたもちと呼んでいたことがあったようです。

ただ、今ではこの区別はほぼされていません。

ならば今はどんな区別がなされているのかというと、ほんとうにいろいろです。

地域によっては、作る大きさで呼び名が決まります。

これは先ほどのお花に由来があり、牡丹は大輪ですが萩の花は小さいため、ぼたもちは大きく、おはぎは小さく作るといった区別です。

また、おはぎにはつぶあん、ぼたもちにはこしあんといった区別の仕方もあります。

これも季節で分けていた頃の名残で、おはぎを作る秋ごろにはあずきが皮まで柔らかく、まるごと食べられることからおはぎはつぶあん。

春には小豆が固くなっているためぼたもちにはこしあんといった具合です。

一年中好きなあんこが食べられるようになった今でも、その頃の文化が残っているわけです。

またもち米の粒が残っているのがおはぎ、おもちになるまでついたものがぼたもちなどいろんな基準がありますが、全国共通のものはないようです。

おかきとあられ

おかきとあられも大きさくらいしか違いで思い当たるものはない気がしますよね。

実際、こちらも原料はもち米、製法もおもちを切って焼く、と違いはありません。

同じものなのです。

ただ、あられは作るときに大きなお鍋で炒る音が霰が降るときの音に似ていて、現物もそれに似ていることから名づけられました。

おかきはお餅を欠き切って作ったことからそう呼ばれ始めたのが
語源だと伝えられています。

なので、比較的小粒のものをあられ、それより大きなものをおかきと呼ぶようです。

パフェとサンデー

これも同じもののように見えますよね。

背が高い器に盛られるのがパフェ、丸くて背の低い器に盛られるのがサンデーとは言われているのですが、今では低い器に盛られたパフェも高い器に盛られたサンデーもあり、そのあたりはお店によるさじ加減で変わってくるのであまりあてにはなりません。

明らかこのふたつが違うのは日本に入ってきた起源です。

パフェはフランスで生まれました。

「完璧な」という意味のパルフェというフランス語が語源で、それが英語圏に広まったことでパフェとなり、そのまま日本にやってきました。

対するサンデーはアメリカ生まれです。

なぜサンデーというのかは諸説ありよくわかっていないようですが、日曜日にだけ売られていたデザートだからという説が今のところ一番有力だそうです。

ちなみに日本ではあまり知られていませんが、サンデーにソーダ水を加えたものを「マンデー」と呼ぶそうです。

カフェオレとカフェラテ

カフェオレはフランス語、カフェラテはイタリア語で、どちらも牛乳入りコーヒーと言う意味です。

なら同じなんじゃないの?と思ってしまいそうですが、大きく違う点が二つあります。

まず、カフェオレには普通のドリップコーヒーが使われているのに対し、カフェラテに使われているコーヒーはエスプレッソです。

エスプレッソは普通のコーヒーと違い専用のマシーンを使い圧力をかけて抽出します。

また豆も深煎りのものを使うため味酸味より苦みが勝った濃厚な味わいになります。

そしてミルクの割合もカフェオレとカフェラテでは違いがあります。

カフェオレの場合はコーヒーとミルクが半々、カフェラテの場合は、エスプレッソの味が濃いためコーヒーが2割に対してミルクが8割です。

ただしこれは一般的な基準ですので、個人の好きな割合で飲むのが一番良いようです。

まとめると、カフェオレのほうが苦みが少なくマイルドな味わいなため、コーヒーが苦手な人やお子さんでも飲みやすくなっています。

カフェラテのほうが苦みをしっかり感じられるため、コーヒーの風味をしっかり味わいたい方ならこちらでしょう。

また、泡が乗っかっているほうがカフェラテだとよく思われがちですが、それは関係ないようです。