あなたの住む街に喫茶店はありますか。

美味しいコーヒーを飲むだけでなく、喫茶店にはそのお店特有の雰囲気があり、落ち着いた空間がお気に入りで読書や勉強にも利用している人も多いのではないでしょうか。

喫茶店と聞くと少し大人のイメージがありますが、最近では若い世代の人の間でもおすすめの喫茶店もあるようです。

今回はそんな喫茶店のレトロオシャレなポイントとおすすめなお店についてまとめてみました。

喫茶店は奥が深い!

喫茶店はただコーヒーが飲めるお店だけでなく、実は奥が深いという事をご存知でしょうか。

最近では海外からのカフェやコーヒーショップのチェーン店が全国各地に展開されているのを良く目にするようになりましたが、喫茶店はまた違った種類のお店です。

具体的に喫茶店とはどのようなお店なのか以下を参考に見ていきましょう。

1. 喫茶店とは?


喫茶店とは主にコーヒーや紅茶などのドリンクメニューの他にも、サンドウィッチやパスタ、ケーキなどの洋菓子などを提供する飲食店です。

そもそも、喫茶店とは一体どんな定義があるのでしょうか。

イメージとしては昭和のレトロな雰囲気がありますよね。

しかしながら、近代的な雰囲気の喫茶店も存在していたり、喫茶店によってはメニューも異なるので、喫茶店といっても色々なお店があるのも事実。

お店の外観や内装も洋風のお店から昭和時代を漂わせるお店や、和風の茶屋と呼ばれるタイプもありますが実際のところ、喫茶店には明確な定義というものは存在していないようです。

尚、コーヒー自体は江戸時代にオランダから伝来されていましたが、焦げ臭くてどうも当時の日本人の味覚には合わなかったようですが、その後も徐々に日本でも西洋文化が広まり始め、コーヒーも輸入されるようになった事によって、当時日本でオープンしたレストランのメニューにコーヒーも並ぶようになりました。

そして、現代に見られる喫茶店が世の中に登場したのは、1888年(明治21年)に東京都上野で開店した可否茶館(かひさかん)が始まりと言われています。

日本の喫茶店を思い浮かべると昭和のイメージがありますが、実は明治時代から既に喫茶店が存在していたのですね。

2. カフェとはどう違うの?

古い歴史のある喫茶店ですが、最近よく街で見かけるカフェと喫茶店とでは一体どのような違いがあるのでしょうか。

どちらもコーヒーや紅茶などを飲みながら店内でくつろいだり、軽食やデザートなどのメニューもあるので、一見違いが無いように思いますよね。

しかしながら、厳密には喫茶店とカフェには明確な違いがあるというのをご存知でしょうか。

ここからは具体的にそれぞれどのような違いがあるのか以下を参考に見ていきましょう。

1. 営業許可の取り方が違う!


まず、喫茶店とカフェにはそれぞれ営業許可の取り方に違いがあります。

お店をオープンする為には保健所に営業許可を取る必要があり、業種によってその種類も様々なものがあります。

その中でも喫茶店には喫茶店営業許可、カフェには飲食店営業許可をそれぞれ食品衛生許可申請として行う必要があります。

営業許可によってはお店の設備や客に提供するサービスやメニューが異なり、お店をオープンした後に更に事業を拡大する場合や、新メニューを提供する場合には必要に応じて営業許可を更に取得しなければなりません。

2. 喫茶店はアルコールメニューが無い

それでは喫茶店営業許可と飲食店営業許可にはどのような違いがあるのでしょうか。

それは、意外にもアルコールメニューの有無に大きな違いがあります。

具体的には、喫茶店営業許可に飲み物やデザートなどの提供する事が許されていますが、アルコール類の提供をして営業する事は認められていません。

それに対して、飲食店営業許可は喫茶店営業許可を除く、料理店や旅館、バー、キャバレーなどといったお店で調理した食品やアルコール類の提供する事が認められています。

しかしながら、喫茶店の看板でお店を出しているのに関わらず、メニューを見てみるとモーニングセットやメジャーなナポリタン、アルコール類なども扱っているお店があるのもよく見かけますよね。

このような場合はお店の看板だけは喫茶店であっても、飲食店営業許可を取った営業形態であるからです。

反対に、見た目はカフェに見えても喫茶店営業許可での営業形態である場合は、アルコール類以外の飲み物と、軽食やデザートのみというメニューしか客に提供する事ができません。

あくまで、どちらの営業許可を取っているかで客に提供できるメニューが変わるのであって、お店の名前や看板が喫茶店とカフェどちらであっても、営業形態には関係無いという事なのです。

尚、喫茶店やカフェのカウンターなどで見かける、既に調理済みのビニールなどで包装されているサンドウィッチなどは別途、食料品等販売業という営業許可を取る必要があります。

3. 世間一般の喫茶店のイメージとは?

私たちが考える世間一般の喫茶店のイメージとはどんなものなのでしょうか。

実際にはそのお店の独特な雰囲気があったりするものですが、何となく共通したイメージが喫茶店にはありますよね。

上の記事でもご紹介したとおり、喫茶店の歴史は案外古いものです。

実際に老舗の喫茶店が現在でも多くの近隣の住民から愛されていて、常連客が通っているのもよくある光景ですよね。

ここからは具体的に喫茶店のイメージについてまとめてみました。

1. 昭和な感じ

喫茶店のイメージと言えばやはり昭和な感じを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

木造の外観やアンティークがレトロ感を更に醸し出して、ノスタルジックな気持ちにさせてくれるのもそんな昭和なイメージととても合っていますし、どこか優しい雰囲気もありますよね。

喫茶店は駅前などに多く見られますが、少し離れたところの路地裏や、住宅街の一角などにも隠れ家的な喫茶店もあったりして、カフェとはまた違った雰囲気が味わえるのも喫茶店ならではなのかも知れませんね。

2. 店内が暗い

喫茶店を実際に利用した事がある人であれば、店内が暗いと感じた事があるのではないでしょうか。

これには幾つかの理由があると言われており、少し店内の照明が暗めの方が精神的にリラックスできる、自然と会話の声のボリュームが小さくなって他の客に迷惑にならない、仮眠を取るのに最適、照明を暗くする事で店側のコスト削減になるなど諸説あります。

真偽のほどは分かりませんが、喫茶店のような落ち着いた空間で一息つきたいという人にはありがたいと感じる人も多いかも知れませんね。

3. ワインレッドの絨毯とダークブラウンの壁

喫茶店の内装と言えばワインレッドの絨毯とダークブラウンの壁を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

そんな内装が暗めの店内との雰囲気とも良く合っていますよね。

老舗の喫茶店では創業当時のものを使用しているお店もあり、オーナーの強いこだわりも感じさせられますし、店内に流れているBGMのジャズとも相性バッチリです。

そんなレトロな雰囲気がを気に入っている常連客が多いというのも頷けますよね。

4. 喫茶店と言えば名古屋?!

日本全国の中でも名古屋は特に喫茶店で有名である事をご存知でしょうか。

名古屋では喫茶店の数が多く、全国平均利用者数でもトップであると言われています。

尚、一世帯あたりにおける年間で喫茶店で消費する金額も1万円を超えるのもごく当たり前なほどで、これは他県に比べておよそ2倍にあたる金額なのだとか。

そして、都心部である名古屋では喫茶店の
激戦区でもあり、現在でも多くの喫茶店で賑わっているのだそうです。

1. 名古屋の喫茶店文化はなぜ発展した?

元々、愛知県では古くから茶道が盛んであり、江戸時代から抹茶とお茶菓子で一服するという風習があったと言われており、西尾市では現在でも抹茶の生産地としても有名です。

その為、愛知県に住んでいる人たちにとってお茶は一つの生活の中の文化として愛され続け、現在では喫茶店文化として発展してきました。

名古屋で見られる多くの喫茶店には、現在都心部などでよく見かける有名コーヒーチェーン店などではなく、喫茶店が殆どです。

また、コーヒーの消費量は全国と比べてそれほど多くなく、喫茶店の消費量が高いのが名古屋の特徴です。

この事からも名古屋人はあくまでコーヒーが好きなのではなく、喫茶店が好きだという事が分かりますよね。

江戸時代から続いたお茶を楽しむ文化が名古屋では現在でも喫茶店としてしっかりと受け継がれているのです。

2. コーヒー一杯の金額でサービス満点のおまけが

名古屋の喫茶店ではごく当たり前になっているお店のサービスですが、知らない人にとっては驚いてしまう内容のものがあるようです。

喫茶店と言えばモーニングサービスを提供しているお店も珍しくありませんが、名古屋の喫茶店では何とコーヒー一杯の金額だけでトーストやゆで卵が選べたり、名古屋の名物である小倉あんなどといったサービス満点のおまけがついてくるのだとか。

尚、名古屋に本店をおいているコメダ珈琲でもモーニングサービスとしてドリンク一杯で定番ゆで卵か手作り卵ペーストか小倉あんの中から一つと焼きたてトーストがついてきます。

名古屋は喫茶店の激戦区だけあって、とっても太っ腹なモーニングサービスを提供しているのですね。

最近喫茶店が若者にも人気な理由とは?

どちらかと言えば、古風な喫茶店よりも今風のお洒落なカフェの方が若者にはウケが良さそうに思えますが、案外最近では喫茶店が若者の間でも人気になっているようです。

一体どのような理由なのか気になりますよね。

ここからは喫茶店が若者の間で人気となっている理由についてまとめてみました。

1. 落ち着く

お好みのドリンクを片手に喫茶店でくつろぐのは、現代の若者にとっても気持ちが落ち着くようです。

喫茶店の店内は何故か客がいてもそれほど騒がしくないというのも特徴です。

また、落ち着いた雰囲気と流れているBGMが更に気持ちをリラックスさせてくれますよね。

そんな落ち着いた喫茶店に一人でふらりと喫茶店に立ち寄るのも良いですし、デートとしても利用している若いカップルも多いのだとか。

お洒落な今風のカフェではちょっと味わえない、喫茶店特有の雰囲気はいつの時代も変わらないようですね。

2. 勉強や読書がはかどる

喫茶店に入ってみると、店内で勉強をしている若い学生や読書にふけっている人をよく見かけますよね。

自宅でもできるものなのですが、実際のところ喫茶店の方がリラックスできたり勉強や読書も集中できてはかどるのだそうです。

これには人間の脳の働きにも関係しており、周囲に雑音が聞こえないよりも、多少他人の話声やBGMが流れている方が実は集中力がアップすると言われています。

また、自宅の場合だと、勉強や読書以外にテレビや趣味など色々な誘惑がある為、つい他の事に気を取られてしまう事もありますが、喫茶店であればそのようなものにも惑わされずに済むというメリットもありますし、せっかくお金を払ってコーヒーを飲んでいるのですから、しっかり元を取りたいという気持ちにもなれます。

それに、自宅では誰にも見られる事はありませんが、喫茶店では他の客や店員の視線を意識する事が適度に緊張感を得られるという人もいるようです。

カフェでも勉強や読書をしている人を見かけますが、喫茶店と比べると少し騒がしいと感じる事が多いというのも理由の一つなのかも知れませんね。

3. ひと昔前よりも価格が抑えられてきた

喫茶店でコーヒー一杯を飲むのと、現在よく見かけるコーヒーチェーン店やカフェで飲むコーヒー一杯とでは価格に差を感じる人も多いのではないでしょうか。

実際に、街で見かける一般的な喫茶店でのコーヒーは一杯400円から500円程度という価格である事に対して、コーヒーチェーンやカフェでのコーヒーは一杯200円から400円程度が現在の相場となっているようです。

この価格を安いと見るか高いと見るかは人それぞれですが、ひと昔前は喫茶店のメニューは現在よりも高額なものでした。

その為、所持金が少ない若者にとっては特に敷居が高いものでしたが、現在では他のコーヒーチェーン店やカフェと比べて差が縮まってきている傾向があります。

勿論、若者にとってお店の雰囲気や場所なども重要なポイントになりますが、どうせなら価格の安い喫茶店を選びたいところですよね。

4. ノマド族が利用しやすい

最近では自宅のみならず外出先でも、手軽に友人や仕事仲間との連絡が取れるようになっていますが、それも携帯電話やタブレット端末などといったIT機器の活躍によるものであり、特に若者の生活では無くてはならないものになりつつあります。

ノマドの語源でもある(nomade)遊牧民のように、彼らは働く場所を自由に選択できるスタイルが特徴です。

IT技術に進化によって近年、ノマド族も増加していると言われています。

そんなパソコンやタブレット端末を用いてライターやデザイナーやプログラマーなどの仕事をしているノマド族にとって、喫茶店はまさに彼らのワーキングスペースです。

その理由として、喫茶店にはノマド族が仕事をするのに必要な環境が整っているという点があります。

パソコンやタブレット端末の電源を確保できるので、バッテリー次第では長時間の仕事も可能ですし、現在では多くの喫茶店にはwi-fi回線の利用可能になっているので、仕事もスムーズに行う事ができます。

但し、喫茶店によっては長時間の利用や、混雑時には制限時間を設けられているケースもあるのでお店や、他の客にも迷惑にならないよう注意が必要です。

5. 古き良きインテリアが逆に斬新

最近のカフェではお店の雰囲気がお洒落だったり、内装が可愛らしいお店も多い事から、若者の間でも評判になっていますが、喫茶店にある古き良きインテリアが逆に新鮮に感じている若者も多いそうです。

当時の時代のものを実際に見た事があるわけでもないのに、親しみを感じたり、懐かしく思えるのは不思議なものですが何となく分かる気がしますよね。

特に老舗の喫茶店であるほど、オーナーのこだわりが色濃く出ていて、古き良き時代をインテリアから感じる事ができるのかもしれません。

そんな古風な喫茶店が都心部にポツンと佇んでいるのを見つけたら、尚更新鮮に感じてしまいますね。

6. 長居しやすい

最近のカフェや喫茶店の中には、長時間の利用を禁止する旨の注意書きが店内に貼られている事も珍しくありません。

コーヒー一杯の価格を安くしているだけに、客の回転率を上げなくてはお店としてもあまり商売にならないからです。

しかしながら、喫茶店の中には雑誌や新聞などが並んでいるお店を見た事がある人も多いのではないでしょうか。

実際にそれらを手に取ってコーヒーを飲みながらゆっくりとくつろいでいる利用客の姿というのも喫茶店ではよくある光景ですよね。

それも、たったコーヒー一杯だけで何時間も居座っているのにも関わらず、店員は嫌な顔一つせずに接してくれるお店も喫茶店ならではです。

喫茶店は客に対して、ただ飲食を提供する事だけがサービスではありません。

客にゆっくりとくつろいでもらえる為の空間と時間を提供する事もサービスに含まれているのです。

お金があまりない若者にとっても、そのような寛大な心で迎えてくれる喫茶店はありがたい場所なのかもしれませんね。

但し、幾らお店側が長居を許してくれているからと言っても、大勢で騒いだり、何も注文せずに居眠りをしたり、混雑しているのに席を占領したりするのは控えましょう。

お店や他の客に迷惑を掛けるのはマナー違反です。

7. コーヒーの淹れ方がとても丁寧で美味しい

最近のコーヒーチェーン店では、ドリンクメニューの注文をカウンターで伝えてから料金を支払って、その場で出来上がったものを受け取るセルフ型のタイプのお店がよく見られますよね。

しかしながら、喫茶店では店員やマスターがコーヒーを客の見えるところで、とても丁寧に淹れてくれます。

そのせいか、一段とコーヒーの香りも引き立って美味しく感じられるところも若者から人気の理由になっているようです。

コーヒー一杯の価格はカフェやコーヒーチェーン店と比べて少々割高になりますが、コーヒー好きな人にはそのようなところもありがたいポイントですよね。

また、喫茶店では専用のコーヒーカップやティーカップを使っているところにも違いがあり、高級感もあります。

そのようなカップで喫茶店で丹精込めて淹れてくれる一杯のコーヒーは、やっぱり味気ないセルフ型の使い捨てのカップと比べても格別と感じるものです。

8. 時間がゆったり流れる

喫茶店にはカフェやコーヒーチェーンとはまた違った独特の雰囲気がありますよね。

それには色々な理由がありますが、中でも時間がゆったり流れているような気持ちになるのも喫茶店ならではです。

レトロなお店の外観や店内の古き良き時代のインテリアには懐かしさと温かみを感じ、目に入ってくるものはどれも人の心を落ち着かせてくれるものばかりです。

そんな雰囲気が、まるで時間が止まっているかのような不思議な気持ちにさせてくれるのかもしれませんね。

最近では、街中を歩けば至るところに派手な広告や照明が目に飛び込んできて、人通りの多い駅前などは特に慌ただしい雰囲気が漂っています。

たまにはそんな都会の喧騒から離れ、ゆっくりと喫茶店で一息つきたいと思う若者がいてもおかしくはないのかもしれません。

9. 食事メニューもレトロでノスタルジックを味わえる

若者や女性が喜びそうなお洒落で可愛らしいデザートや、フードメニューなども最近のカフェやコーヒーチェーン店で味わえますが、喫茶店にはそのようなメニューは見つからないかもしれません。

喫茶店にある食事メニューと言えば、定番のナポリタンやオムライス、ホットケーキやサンドウィッチなど、どれもレトロでノスタルジックを味わえるものばかりです。

近年の昭和の再ブームでファッションやテレビドラマや音楽があったように、昭和にあったグルメが喫茶店でそのまま味わえます。

昭和は1989年までなので、30代くらいの人でなければ分からないものですが、当時を知らないはずの若者の間でも、そんな昭和にあったグルメが新鮮に感じ、新しい文化として人気になっているのだとか。

また、食事メニューの味だけでなく、見た目も現在流行しているものとは違う意味で可愛らしいと感じる事もあるのだそうです。

現在の若者から見たら、喫茶店の食事メニューがどれも珍しく見えるのでしょうね。

喫茶店おすすめ店舗7選

ここからは若者から大人まで喫茶店ならではの魅力を味わう事ができる、おすすめの喫茶店の情報についてご紹介します。

気になるお店があったら是非チェックしてみて下さいね。

1. 銀座トリコロール本店

http://www.tricolore.co.jp/ginza_trico/
銀座トリコロール本店は創業80年という歴史のある喫茶店です。

古き良き時代のヨーロピアンの雰囲気が漂っていて、銀座というお洒落な街にもピッタリの喫茶店です。

印象的な回転扉をくぐって店内に入れば、そこには綺麗な装飾で古風なインテリアの空間が広がっています。

テーブルや椅子、本棚や壁など目に見えるものどれもがヨーロピアン一色です。

また、銀座トリコロール本店にはコーヒーをネルによるハンドドリップ方式で丁寧に淹れてくれるという特徴もあります。

ネルとはフランネルの略で、ペーパーでのドリップよりも目が粗くて柔らかい織物です。

このネルで淹れたコーヒーは舌触りが良くなり、滑らかになるのだとか。

勿論、コーヒーは全て注文を受けてから一杯ずつ丁寧に抽出してくれますよ。

たまにはお洒落な銀座の街でゆっくりと古風なヨーロピアンの気分を味わってみてはいかがでしょうか。

2. 月光荘サロン月のはなれ

http://tsuki-hanare.com/
お店の名前だけを見ただけでは、喫茶店とは到底思えない一風変わったお店です。

それもそのはず、この月光荘サロン月のはなれは、元々銀座の老舗画材店を営んでいた月光荘のオーナーが色々なジャンルの人たちとの交流の場を作りたいという発想から生まれたサロンであり、雑居ビルの倉庫だった場所を改造して作られたのだとか。

お店の場所はその月光荘から徒歩1分ほど離れた場所にある、雑居ビルの屋上になりますが、エレベーターが無い為、訪れる客は皆5回の屋上まで階段で駆け上がる必要があるというのも特徴であり、まさに知る人ぞ知るお店となっています。

店内に入ると、屋上だけあって天井がシートになっており、テラス席ではオープンカフェの気分を味わえます。

因みに、月光荘というお店の名前の由来はあの作家で有名な与謝野晶子が「大空の月の中より君来しやひるも光りぬ夜も光りぬ」と詠んで名付けたのだそうです。

当時の文化人とのゆかりもある、月光荘サロン月のはなれでは昼はカフェ、夜はバーとして営業しており、毎晩20時からはピアノやサックスなどの生演奏も聞く事ができ、店内にはお絵かきコーナーがあり、スケッチブック500円を追加で支払う事で、絵具や鉛筆などの貸し出しするサービスも提供しています。

ちょっと変わった喫茶店に行ってみたいという人にはおすすめのお店です。

3. 資生堂パーラー

https://parlour.shiseido.co.jp/
資生堂パーラーは銀座に本店を構える、化粧品の製造で有名な資生堂の子会社が運営している喫茶店のチェーン店です。

東京に数か所店舗がありますが、その他にも横浜や名古屋にも店舗があります。

明治時代にはまだ珍しかったアイスクリームやソーダ水をメニューにしていた事が、当時の銀座の人たちから人気を得て、その後欧米文化を参考にして洋食レストランをオープンさせた事が始まりと言われています。

当時から人気のあったカレーライスやオムライスなどのメニューは受け継がれており、現在でも資生堂パーラーでは人気のメニューになっています。

他にも旬の果物を使ったデザートやドリンクフェアを定期的に行っており、メニューの数も豊富でどれも高級感たっぷりです。

特に、銀座店はお洒落な街並みという事もあって、他の喫茶店と比べてもワンランク上の雰囲気が漂っています。

因みに、資生堂パーラー銀座本店では、以前からお見合いの名所として知られており、その成功率の高さからも人気のスポットとされていました。

そんな資生堂パーラーはいつもよりも贅沢な喫茶店を味わいた人や、デートにもおすすめの喫茶店です。

4. 椿屋珈琲

http://www.towafood-net.co.jp/tabid/281/Default.aspx
関東地方に多くのチェーン店がある事でも有名椿屋珈琲は、銀座に本店を構える高級喫茶のチェーン店です。

昭和49年に創業となった東和産業が経営しており、椿屋珈琲は平成8年に創業しました。

椿屋珈琲のコンセプトは高級感溢れる古き良き時代の銀座をモチーフにした大正時代を彷彿させるアンティークと、サイフォンを使った本格的な珈琲を味わえるところにあります。

銀座本店がある花椿通りには古い歴史があり、昭和10年頃にはこの場所の街路には椿が植えられていたのだとか。

かつては出雲藩の領地であった事から、当時は出雲通りと呼ばれていたのがいつしか花椿通りとして親しまれるようになった事が、お店の名前の由来にもなっているそうです。

そんな歴史を感じさせる、店内の雰囲気には大正時代のロマンがふんだんにちりばめられています。

たまには日常を忘れて、どっぷりと懐かしい気分に浸りたいという人にはおすすめの喫茶店です。

5. 七つ森

https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13000675/
昭和53年に創業した七つ森は現在でも地元の常連客から愛されている老舗の喫茶店です。

場所は新高円寺駅から徒歩4分ほどのところにあります。

お店の木造の看板からも昭和のレトロな雰囲気があるのがとても印象的なお店ですよね。

店内が少し暗いのは、照明が裸電球であるからでしょうか。

また、テーブルや椅子などどれもレトロで、中にはギシギシ音を立てるようなものがありますが、そんなところも古風な雰囲気が好きな人にはたまらないポイントだったりするものです。

それほど広くない店内とは裏腹に、七つ森では食事メニューが豊富に取り揃えてあり、カレーライスやハンバーグなどの定番の洋食メニューの他にも、コーヒーとケーキのセットなどもたくさんあります。

七つ森はアットホームな店員と昭和の懐かしくてどこか優しいお店の雰囲気がとてもマッチしている喫茶店です。

6. カフェ香咲

https://www.hotpepper.jp/strJ000140441/
カフェ香咲は渋谷区神宮外苑前にお店を構える、創業33年になる喫茶店です。

因みに、お店の名前の「香咲」は「カサ」と読みます。

お店の外観は一見よくある喫茶店のような雰囲気ですが、店内に入るとそこには昭和レトロの世界が広がっており、流れているBGMも落ち着いた定番のジャズです。

客席はそれほど多くなく、カウンター席と合わせても比較的こじんまりした喫茶店です。

カフェ香咲のおすすめメニューでもあるホットケーキは耳が付いていているのが特徴で、外側はサクサクで中はふわふわになっており、とても手作りとは思えない仕上がりになっています。

他にもハンバーグやナポリタン、カレーライス、グラタンなどの洋食メニューも豊富にあるので、食事をがっつり食べたい人にもおすすめの喫茶店です。

7. アンセーニュダングル

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13007015/
アンセーニュダングルは原宿店、広尾店、自由が丘店などの店舗を構える喫茶店です。

中でも、原宿店が最も古く、創業から40年以上が経った現在でも若者から大人まで幅広い世代から人気の喫茶店です。

原宿駅から徒歩5分ほどの場所にありますが、駅前の喧騒とはかけ離れた静かな雰囲気のお店です。

元々のコンセプトは女性客を意識しており、フランスの片田舎にある一軒家を参考にして作られたのだとか。

実際に、店内には女性にはたまらないお洒落なフレンチ風に仕上がっており、テーブルには綺麗なバラが飾られています。

アンセーニュダングルでは、ネルドリップを使用した本格的なコーヒーを味わう事ができ、フードメニューも豊富にあります。

中には琥珀の女王という優雅な名前のメニューもありますよ。

最近のお洒落なカフェとは違った、レトロお洒落を思いっきり味わいたい人にはおすすめの喫茶店です。

まとめ

今回は若い人にもおすすめのレトロな喫茶店についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

今回の記事が少しでも参考になって頂ければ幸いです。

数年前までは、街中や駅前などでたくさん見られた昔ながら喫茶店も、現在ではすっかりその数は少なくなってしまいました。

今回ご紹介した喫茶店は、どれも現代にはあまりお目にかかれないとっても貴重なお店ばかりです。

まだ一度もレトロな喫茶店に行った事が無いという若い世代の人も、これを機に喫茶店デビューをしてみてはいかがでしょうか。

当時の時代を知らなくても、昔ながらの喫茶店には温かみや懐かしさをきっと感じる事ができるはずですよ!