人間の三大欲求の1つでもある「食欲」は、人間にとって欠かすことができないものです。
成人が1日に必要とする摂取カロリーは、約1800~2200カロリーとされています。
とは言え、これはあくまでも目安の数字であって、全ての人に当てはまると言うものではありません。
身長や体重、生活の中で座っている方か立っている方かのどちらが多いかなどによって、誤差が生じるわけです。
また、人によっては、3食きちんと食べる人・3食のうち1食は抜いているなどと言った場合があるでしょう。
いずれにしても、毎日食べるものだけに、 バランスの取れた食生活を送りたいですよね!
しかし、現実はそう理想通りにはいかないことだらけです。
偏ったメニューでも、我慢できずについ食べてしまうこともありますし、逆に体に良いメニューとわかってはいても、飽きる時は飽きます。
これらは、心に良いか体に良いかの違いがあります。
どちらを取るも取らないも人それぞれでありますが、できれば均等に取りたいところではあります。
なので、少しでも理想の昼食に近づけるための参考になれたら幸いです。
今回は昼食に注目し、昼食にどういうものを食べると健康的なのかをパターン別に見ていきましょう!
健康に良いおすすめのランチをパターン別に紹介!
こちらでは、「仕事中・休日・ダイエット中」の3つに分類し、それぞれに合った昼食のメニューを紹介していきます!
もちろん、その日その時の気分によって食べたいものも違ってくると思いますし、ここに挙げた以外のメニューの場合もありますよね?
難しく考えることはありません。
あくまでも「例」として、参考くらいの感覚でご覧ください。
仕事中
仕事中は、とにかく頭と体力、気をフルに使います。
それはどんな職種であっても、多かれ少なかれ同じことが言えるでしょう。
組織に属してチームプレーで仕事をこなすにしても、自分の腕1本で仕事をするにしても、楽な仕事なんてありません。
当然、お腹の減り具合もそれらに応じて拍車がかかってしまいます。
束の間であっても、仕事から解放されて、食事を楽しめる時間は必要です。
食事を楽しむことで、お腹が満たされ、頭にも心にも余裕ができて、前に進むことができる活力になるでしょう。
そんな仕事の合間にピッタリな昼食のメニューを見ていきましょう!
生姜焼き
生姜焼きと言えば、豚肉を生姜の汁が入ったタレに漬けて焼いたものです。
お肉料理にもかかわらず、生姜の味や風味のおかげで脂っこさを減らしてくれます。
豚肉に含まれるビタミンB1には疲労回復の効果があるので、午前中の仕事で溜まった疲れを取るのにピッタリと言えますね!
なので、夏バテにも効果を発揮するメニューでもあります。
営業などの外回りで、外出する機会が多い場合にはうってつけですね!
「夏にお肉料理などのこってり系はちょっと無理」と思う方もいるかもしれませんが、その場合は脂身を除いたうえで調理したものを召し上がってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、生姜焼きのカロリーは1人前で約380キロカロリー前後です。
とは言え、使う豚肉の部位や量によって変わってきます。
カロリーを減らしたい場合は、野菜の量を多くする・ご飯の量を減らすなどの工夫が必要となります。
あるいは、豚肉と一緒に玉ねぎを炒めるのも良いでしょう。
豚肉と玉ねぎの相性はとても良いので、自分で作る際にはお試しになってみてはいかがでしょうか?
刺身定食
刺身定食は、あっさりしているので昼食に限らず食べやすいですよね!
厚みのあるお刺身は、魚とは言え食べごたえがあるものです。
魚はお肉と違って、多く食べても罪悪感は少なくて済みそうと思ってしまいそうになりますが、体に良いものでも食べ過ぎは要注意です!
よく登場するお刺身と言えば、マグロ・イカ・サーモンなどがありますね!
マグロは、血圧が上昇するのを抑えたり、肝機能を正常に近づける効果があります。
特に、トロはDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富なので、脳の活性化や老化防止につながります。
イカは、タウリンが豊富なので、コレステロールを減らす効果があります。
脂質も少ないので、カロリーの心配もありません。
サーモンは、アスタキサンチンが豊富で、ガン予防に大きな効果があります。
他にも、血栓や動脈硬化も予防する働きが期待されます。