バツイチで再婚を目指している人は、本当に再婚することができるのか不安に思っているかもしれません。

もしくは、結婚などもうできないと完全に諦めている人もいるかもしれませんね。

ですが、バツイチだからと言って結婚をあきらめる必要は全くないのです。

バツイチの魅力や再婚に当たって考えなければいけないこと、注意点、心構えなどを詳しくまとめました。

バツイチって敬遠されそう…

 バツイチの人は敬遠されると思っていませんか?晩婚化の時代に、初婚の人でも相手を見つけるのが大変なのに、自分はと考えて後ろ向きになっている人も少なくないでしょう。

それでは、バツイチは、本当に結婚市場で敬遠されてしまうものなのでしょうか。

今、バツイチ男女がモテている!


 バツイチの男女はモテない!というのは一昔前の話です。

現在では、バツイチの男女でも自分が有責側で別れたのでなければ気にならないという人も多いでしょう。

なぜなら、バツイチの男女には、未婚の男女にはない魅力がいくつもあるからです。

バツイチの男女が持つ魅力に惹かれ、なぜか離婚経験があるのにモテるということになるかもしれません。

バツイチの男女の魅力としては以下のようなものが挙げられます。

包容力がある

 一度、結婚して家庭を持った人間は包容力が生まれます。

自分の力でこの家庭を守るという意識が、包容力を生むのです。

何でも受け止めてくれるところは、結婚相手として絶対的に必要な信頼の基盤になります。

恋愛と違って結婚には安心感が必要です。

その安心感を生む材料として、結婚生活を一度経験しているからこその包容力を挙げることができるのではないでしょうか。

妙な色気を持っている


 バツイチの人は妙な色気を持っているとみられることもあるようです。

これは、苦労からくる色気でしょう。

離婚を経験したということは、人生の中で辛い時期があったということです。

人間は辛さを乗り越えると渋い魅力が出てきます。

また、疲れたような雰囲気は色気にもつながります。

くたびれている様子では色気があるとはいませんが、離婚時の経験が人としての苦みになり、その渋さや苦さは色気につながります。

バツイチだからこそ出せる魅力だということなので、再婚を考えている方にはぜひ、利用していただきたいポイントの一つです。

自立している

 多くのバツイチの人は、経済的にも精神的にも自立しているでしょう。

結婚という経済基盤を一度なくしているので、自分の力で生活していくために経済的に自立している人が多いのです。

自分一人の力でも生きていけるだけの経済的な自立をした人間は、不況の世の中では頼りになる存在として見てもらえるでしょう。

また、精神的な自立も魅力的なポイントの一つです。

恋人として付き合っていくときにも、結婚相手として付き合うときにも、相手に依存するタイプの人間は嫌われます。

重い人間と付き合っていると、だんだんと共依存に陥って抜け出せなくなるからです。

その分、離婚を経験して精神的にしっかりと自立した人間なら、一緒に家庭を作る相手としては頼りがいがあります。

結婚は恋愛の一歩先というだけではありません。

一緒に生活していく仲間としての側面も必要ですから、そういった面で、自立したバツイチの人は求められているのです。

人生経験が豊富

 バツイチの人は、人生経験が豊富だと言われています。

他の人があまり経験していない離婚を経験しているので、その分だけ経験が豊富で色々な知識を持っているのです。

人生の酸いも甘いも経験している大人だということもできるでしょう。

人生の苦みを知っている人の方が、人間性に深みが出て良いとも言われます。

人生経験が豊富ということは話題も深く、相手を楽しませることができるというメリットもあります。

特に、年上好きの人は、そういうタイプの人を求める傾向があります。

自分より人生経験があって頼りになる人を選びたいと思うのです。

こうした相手に「人生経験の深さ」を見せることで、バツイチだと知っても敬遠されずに仲良くなることができるかもしれません。

許容量が大きい

バツイチの人の多くは許容量が大きいとも言われています。

結婚は忍耐だと言われます。

その忍耐を一度経験しており、付き合っているだけでは経験できないような結婚生活の辛さを知っているのがバツイチです。

家庭を支えるという責任感を経験したという人も多いでしょう。

これらの経験から、自然と忍耐強くなっていき、それが許容量の大きさに繋がるのがバツイチの特徴です。

どんなことでも広い心で受け止めてくれるので、安心して心を任せられるというところが魅力的なポイントだと言えるでしょう。

再婚したい人が増加中

最近では、再婚を望んでいる人が多くいるようです。

離婚経験者は、結婚を敬遠してしまう人もいるものですが、どうして再婚を望んでいる人が増加しているのでしょうか。

再婚におけるメリットや、独身でいるデメリットについてご紹介します。

ひとりでの子育ては大変

 離婚してデメリットを感じるのは、子育ての面ではないでしょうか。

子どもを養っていく分だけを自分の力で稼ぎ、なおかつ、子どもの世話も一人で行わなければいけないので負担が大きいでしょう。

夫婦でいれば、二人で負担を分け合うことができます。

結婚中にもすべて一人でやってきたという方は、逆に自分の結婚相手の世話をする必要がなくなって楽だというケースもあるかもしれません。

ですが、ほとんどの場合には、離婚して一人になると、負担が倍増して疲れてしまうということもあるでしょう。

子どものしたことの責任も、全て自分一人で取らなければいけません。

誕生日やクリスマスといったイベントの時も、子どもを楽しませるのは自分一人の仕事ということになります。

もちろん、子どものために両親揃っていた方が良いという面もありますが、子どもの世話の負担という面でも、両親二人がいた方が楽なのかもしれませんね。

パートナーがいる方が経済的に楽

 再婚のメリットとしては、パートナーの経済力という点があるでしょう。

これは、特に、離婚前まで専業主婦をしていた女性に多く見られるのではないでしょうか。

経済的な基盤を持った人と結婚することができれば、生活が保障されるというのは大きなメリットです。

経済的な基盤がなくては暮らしていくことができません。

自分で働くのも良いかもしれませんが、手っ取り早く楽に生活するためには、もう一人の働き手がいた方が良いと考えるのは当たり前でしょう。

再婚相手を探すのは、離婚によって一度は失った経済基盤を、もう一度、手に入れようという心の働きも関係しているでしょう。

現実的な側面ではありますが、経済的な安心感は生活していくためには大切なものの一つです。

ひとりが寂しいと感じるから

 再婚を求めている人の中には、一人が寂しいと感じてしまう人も少なくありません。

結婚生活を終えて一人になると、急に家の中が静かになります。

子連れの場合には話が違うかもしれませんが、子どももなく離婚した場合には、話し相手がいない家の中を寂しく感じてしまうのです。

こうした静けさや、一人だと実感する瞬間に耐えられずに、すぐに再婚相手を探してしまう人も多いようです。

最も、子どもがいるとそのような感覚はあまりないかもしれません。

ですが、子どもが寝た後に、ふと一人だということに気づいて寂しくなってしまうということはあるようです。

食生活が乱れる・家事が疎かになる

 一人で生活していると、気に掛ける相手がいません。

人間は、他人のためなることはできても、なかなか自分のためになることはできないものです。

自分一人だけだと思うと、適当なことができるのです。

特に困るのが食生活や家事でしょう。

他の人、結婚相手のためなら、多少面倒くさいと感じていても、相手の健康のためにある程度の水準を守って家事を行うことができます。

もしくは、相手から文句を言われることを恐れて、最低限の家事は行うでしょう。

食生活も同様で、相手の健康のために、バランスの良い食事を作るなどすることができます。

ところが、自分一人の生活では、最低限の水準がありません。

自分一人だと思うと適当なことができるので、食生活が乱れ、家事が疎かになってしまいます。

 また、単純に、それまで結婚相手が家事を担ってきたので、自分では何一つできないということもあるかもしれません。

乱れていく自分の食生活や、だんだんと散らかっていく自分の部屋を見ているうちに、もう一度結婚したいという気になる人もいるでしょう。

生活水準が守れなくなるというのは、生活の中では大した弊害はありませんが、意外とストレスに感じてしまうものなのです。

老後、ひとりは不安に思うから

 離婚をして特に不安に思うのは老後のことなのではないでしょうか。

退職後に一人になった時に、どのように生活するのか、死ぬ前にどのような手続きをすれば良いのか、力が弱くなって自分一人では生活できなくなったときにどうすれば良いのか。

これらの不安は、一人でいると、絶対に一度は考えなければいけない問題です。

元から独身だった人は、自分一人で生きていく覚悟もできているかもしれません。

ですが、一度結婚して老後の心配がなくなった人が、離婚して再び将来のことを考えたとき、最初から安心感がなかった人と比べて、その不安は大きなものに感じられます。

老後どうすれば良いのかと不安になる問題を様々に抱えたとき、離婚経験者は、もう一度結婚して、少なくとも一人ではないという安心感を得ようと考える稽古にあります。

再婚に向けての心構え

具体的に再婚に向けて動き出すときには、いったいどのような心構えでいれば良いのでしょうか。

再婚を考えているときに頭に置いておかなければいけない心構えをまとめました。

焦って行動しない

 まずは、焦って行動しないということが大切です。

再婚を考えているときには、年齢やバツイチだという現実のために、焦って探そうとしてしまう人がいます。

ですが、焦って捕まえた相手が良い一重であるとは限りません。

むしろ、よく分からないうちに妥協して再婚した相手が、最初の結婚相手よりも最悪だったということもあるでしょう。

再婚の場合には初婚よりも壁が高く、なかなか見つからないのではと焦る気持ちが生まれるのは、誰もが同じです。

ですが、今はバツイチでも結婚しやすくなっていると考え、のんびりと良い人がいたら再婚できれば良い、というような楽な気持ちでいた方が良いのではないでしょうか。

過去の失敗を活かす

 再婚を考えている人は、一度結婚に失敗している人だということもできます。

離婚を経験しているのは、最初の結婚でどこかうまくいかなかったところがあるからでしょう。

そこは初婚の人とは違う部分です。

ここで気を付けなければいけないのは、最初の結婚の失敗を活かすということです。

どうして失敗してしまったのか、どうして離婚につながってしまったのか、もう一度深く考えてみることにしましょう。

自分が原因で別れたのなら、その部分は直さなければいけません。

直していなければ、また失敗してしまうことになります。

相手が酷かったという場合には、どうしてその人のことを魅力的に思ってしまったのか、人のどのような部分を見ると本性が分かるのか考えてみましょう。

「好きなタイプだから」と言って相手を選んでは、前の結婚相手と同じタイプだったということになりかねません。

失敗から目を逸らさずに、次に活かせるようにすることが大切です。

子どもがいるなら慎重に動く

 再婚の場合には、自分以上に大切に考えなければいけない存在がいることもあるでしょう。

それは子どもです。

子どもに罪はありません。

子どもは親を選ぶことができませんから、その子供ことを一番に考え、傷つけないように行動しなくてはいけないのです。

再婚に向けて前向きになったとしても、子どもに我慢させる結果にならないようにしてください。

子どもが最優先と考え、慎重に行動するべきです。

【子連れ再婚については、こちらの記事もチェック!】

再婚に向けてすべきこと

再婚に向けてどのようなことをすると、現実的に再婚に近づくことができるのでしょうか。

再婚し王と思っても再婚できるものではありません。

再婚に向けてまずは自分でできることをしてみましょう。

求めている相手を具体化する

 再婚を考えているときには、求めている相手をしっかりと具体化することが大切です。

「好きになった相手と結婚するのが幸せ」というのは、最初の結婚の失敗で、必ずしもうまくいくわけではないということが身に染みて分かっているのではないでしょうか。

結婚相手には自分は何を求めているのか、どのような人が良いのか、何は絶対にしてほしくないのかなど、求める相手像をしっかりと持っておきましょう。

ただし、この時に注意しなければいけないのは、求める相手を理想化しすぎないことです。

理想を高くすると、条件に合う人は見つけられません。

具体化するべきなのは理想値ではなく、現実的に自分が長く結婚生活を送ることができる人物の最低ラインです。

恋にポジティブになる

 再婚とはいっても、もう一度恋愛をするということが再婚に向けての第一歩になるでしょう。

前の結婚の失敗を引きずっており、恋愛に対してポジティブな気分になるのは難しいことかもしれません。

ですが、恋に対してポジティブにならなければ、相手と結婚の話が出ることはないのです。

前回の結婚の失敗の原因や理由を考えるのは良いことです。

失敗を乗り越えなければ、次はありません。

ですが、あまりに失敗を引きずっていては再婚などできるはずがありません。

「よし、再婚するぞ!」という気になったら、まずは、恋に対してポジティブな気持ちを持てるようにしましょう。

ラブストーリーを読んだり、ロマンス映画を見たり、恋に関連する曲を聞いて気分を高めると良いかもしれませんね。

自分磨きに力を入れる

 自分磨きに力を入れることも大切です。

昔ほどバツイチの人に対して厳しい目線が向けられることはなくなりましたが、やはり、バツイチだと言うだけでマイナスポイントと考える人もいます。

また、晩婚化によって、同年代の初婚のライバルもたくさんいるのです。

多くの人の中から相手を見つけ、また見つけられるためには、自分磨きをきちんとしていなければなりません。

他の人に比べて輝く場所があれば、再婚への道が開けます。

自分を好きになる

 よく、自分を好きにならなければ、相手も自分を好きになってくれるはずがないと言われませんか?それは本当のことです。

自分のことを嫌いだと思っている人は、言動がネガティブになります。

自信をもってアピールできる場所がないので、離している相手も「この人は暗いな」と思ってしまうのです。

自分のことを嫌いだということには何のメリットもありません。

謙虚と「自分嫌い」は違うのです。

まずは自分のことを好きになって、それから、他の人に自分への好意を求めるようにしましょう。

再婚する時の注意点

再婚を具体的に考えるときには、いくつかの注意も必要です。

再婚を成功させるためには、相手を探す前にいくつかの注意事項を頭に入れておくようにしましょう。

女性はすぐに再婚できない

 離婚後すぐに相手を見つけることができるパターンもあるでしょう。

男性は相手を見つけたらすぐに再婚することができます。

ところが、女性の場合はすぐには再婚できます。

離婚届を出してから100日間は結婚することができないのです。

不公平だと思われる方もいるかもしれませんが、女性には妊娠の可能性があるので、仕方がありません。

離婚から再婚までの期間が長ければ、その分だけ、父親がどちらであるのかが分からないという可能性が高くなるでしょう。

そういった父親の問題を解決するために、女性の再婚は期間を置くように定められているのです。

 もちろん、すぐに再婚できるようなケースもあります。

それは、同じ人と再婚する場合です。

例えば、女性が男性の姓に変える「嫁入り婚」から、一度籍を抜いて「婿入り婚」にするケースがあるでしょう。

この場合には、同じ男性と結婚することになるので、父親が不明になるという危険性がありません。

そのため、100日間も期間を置かなくても、結婚することが可能なのです。

また、夫である人が行方不明のために離婚が認められた、女性側の年齢が妊娠可能な年齢を越える67歳以上である、既に妊娠が発覚しているときに離婚していたというようなケースで、すぐに結婚することが認められます。

すぐに再婚したいと思っている方は、自分がどれくらいの期間を置いてから結婚できるものなのか把握しておいた方が良いでしょう。

離婚届を出してすぐに婚姻届を出しても受理されません。

子どもがいる場合は子ども最優先で考える

 子どもがいる場合には、子どもを最優先に考えるべきでしょう。

子どもは親を選ぶことができません。

物心のつく年齢の子どもの場合には、両親の離婚というだけで心を痛めているかもしれません。

いきなり知らない人が家に来て「あなたの新しいお父さんよ」「あなたの新しいお母さんだよ」と言われても受け入れることは難しいかもしれませんね。

ただでも離婚というだけでストレスなのに、新しい人と家族になるというのは、子どもにとってはストレスです。

子どもが認められないような人とは結婚しないというのが最低限のルールでしょう。

どんなに自分が好きだと思う相手でも、子どもが嫌がっているような相手とは家庭を作ることができません。

まして、再婚の際に子どもが邪魔だというような言動をするのは絶対にやめた方が良いでしょう。

 また、再婚相手を探すことに夢中になって、子どもがおざなりになってしまうということがないようにも注意した方が良いでしょう。

「恋は盲目」とも言いますが、恋愛をしているときには周囲が見えなくなってしまうものです。

ですが、親である以上は、自分のことよりも子どものことが最優先です。

自分の再婚で子どもの心を深く傷つけることがないように気を付けましょう。

再婚相手の親と仲良くする

 再婚の場合には、相手の親との関係性を築くのが難しいということもあるかもしれません。

相手が初婚の場合には、「バツ一の相手なんて」と思われることもあるでしょう。

また、再婚同士の場合には「前の人の方が」と思われてしまう可能性もあります。

バツイチというだけで、すんなりと結婚できないこともあるかもしれません。

ですが、それらをすべて飲み込んで、相手の親との関係は上手に築くようにしましょう。

上手に味方にすれば、他の親族からの悪口の盾になってくれるかもしれません。

現在では結婚は個人と個人の結びつきだととらえられることも多いですが、やはり、結婚には家同士の繋がりを作るという面があることは否定できません。

特に、親戚付き合いが多い地域での再婚の場合には、再婚相手の親と仲良くしておいて損はないのではないでしょうか。

相手を尊重する姿勢をとる

 再婚するとき、もしかすると、そこには「恋愛をもう一度楽しむ」「愛情ある家庭を築きたい」というような初婚の人が掲げがちな目標や夢はないかもしれません。

子どもにきちんと両親を作ってあげたい、自分の両親を安心させてあげたい、何かあった時のために結婚しておいた方が楽、などの現実的な理由で再婚を考える人もいます。

全ての人が、もう一度恋愛をして、その人と添い遂げるために結婚を選ぶというわけではないのです。

現実的な理由のために再婚した人が注意しなければいけないのは、相手の気持ちをきちんと尊重するというところです。

自分のメリットのために理性的に考えて結婚するので、自分の主張を通すことに一生懸命になってしまい、相手の気持ちを考えるような余裕をなくしている可能性があるのです。

確かに、再婚することは自分の直面している現実的な問題に対処する一番簡単な方法かもしれません。

ですが、相手があってこその再婚です。

再婚相手にも心があるということを覚えておきましょう。

相手のことを尊重しているような様子がなければ、相手も疲れてしまいますよね。

最悪の場合には再婚に至らない、また離婚してしまうというような事態になります。

相手の気持ちをしっかり考えて、自分の主張ばかりにならないように気を付けた方が良いのではないでしょうか。

子連れの場合の注意点

子連れの場合の再婚の時には特に注意点が必要です。

自分が子どもを連れている場合には、子どもの心を傷つけないのはもちろんのこと、養育の面でも考えなければいけないことがあります。

子どもの教育、接し方の面での注意点をご紹介します。

再婚相手に養育義務はない

 子連れで再婚する場合には、養育権について考える必要があるでしょう。

ただ、親が再婚しただけでは再婚相手に養育義務はありませんし、子どもが再婚相手の戸籍に入ることもありません。

正式に養育義務が発生するのは、養子縁組を行ったときだけです。

子どもが状況を理解できるくらいの大人なら、養子縁組については子どもにも意見を聞いた方が良いでしょう。

例えば、再婚して自分の親が早く死んでしまった場合、養子縁組していれば養育義務が再婚相手に発生しますが、養子縁組をしていなければ義務はありません。

自分に万が一のことがあった時の子どもの立場を考えてみた方が良いでしょう。

もちろん、養子縁組をすると、将来の遺産相続の面で実子と同様に扱われることになります。

養子縁組をする場合には、再婚相手、そして子供と十分に話し合うようにしましょう。

また、前の結婚相手からの養育費は、子どもがもらうことのできる権利の一つです。

再婚したからと言って、養育費を断るのかどうかはよく考えて決めた方が良いかもしれませんね。

自分の子どもへの接し方

 子ども連れで再婚する場合には、自分の子どもへの接し方を十分に考えましょう。

離婚によって、子どもには両親のどちらかだけが残されることになります。

子どもにとって親は自分を守ってくれ、無条件に愛してくれる大切な存在です。

その親が一人いなくなり、さらに、残った片親が再婚相手を見つけてきた場合には、自分の居場所をなくしたと感じてしまうことがあるかもしれません。

また、再婚相手に自分の母親、もしくは父親を取られたと感じて、再婚相手のことを憎んでしまうというケースもあります。

再婚を決めた場合には、子どもが自分の居場所をなくしたと感じないように、普段よりもしっかりと心のケアを行ってあげましょう。

また、再婚相手と自分の子どもがうまくいっていないと感じたときには、自分の子どもを優先するように心がける必要もあります。

度を超えた厳しさは”父親”に向かない

 再婚相手と子どもとの関係を築くのは難しいものです。

女性が新しい男性と再婚して新しい家庭を築く場合には、男性には父親業が求められるというわけです。

ところが、この関係性を築くのは、ある意味、継母と子どもより難しいかもしれません。

最近では男女同権と言われるようになっていますが、それでもやはり、子どもと関わるのは母親が一番多いのです。

実の父親の場合でも、子どもとどう関わっていいのか分からないということも少なくありません。

まして、再婚相手の連れ子という立場では、どのようにして父親をして良いか分からないでしょう。

仕事で昼間いない人の場合には、特に、交流に十分な時間も取れずに戸惑うことも多いようです。

こんな時に、つい、父親としての威厳を見せるために、厳しさを見せようとしてしまってはいけません。

「父親=厳しい」というイメージを持っている方は、特に注意が必要です。

再婚相手の子どもと上手くやるためには、厳しいだけでは無理なのです。

実の子ども、実の両親の間柄では、結局は血が繋がっているということが一番の愛情の証となり、厳しく接していてもそれを愛だと受け取ることができるケースが多いのです。

ところが、再婚相手の連れ子と再婚相手は完全な他人です。

その二人が絆を生み出すためには、ただ厳しく接しているだけではいけません。

子どもに対する態度が厳しすぎる男性の場合には、再婚相手としては良くても、自分の子どもの父親にはなれないと考えても良いかもしれません。

再婚に向けて一歩踏み出してみよう

 一度離婚をしてしまうと、なかなか再婚に対する前向きな気持ちにはなれないものです。

まして、バツイチの人を良いと言ってくれるような人なんているのだろうかと絶望的な気分になるかもしれません。

ですが、離婚経験があるからと言って、二度と結婚できないというわけではないのです。

子どもがいても、再婚してうまくやっているという人もいます。

最初はなかなか前向きにならないかもしれませんが、再婚のメリットも考えて、再婚に向けて一歩を踏み出してみることが大切です。