もやもや…一度が誰もが感じたことがあるあの謎の感覚…。
一体何なんでしょうね。
人の心は晴れたり曇ったりと、移ろいやすいものです。
晴れてる場合はいいですよね。
何もしなくても万事快調です。
「この世界は美しい!!」とやや恥ずかしい台詞すらも平気で言えてしまう無敵っぷりです。
ところが、人の心は比較的晴れてる時よりも曇ってる時の方が多いのではないでしょうか?
なぜかテンションが上がらない、妙に不安を感じる、前向きになれないなど、得体の知れない影が心に闇を作る時は誰でも一度は体験したことがあるでしょう。
思うに人にとって大切なのはその時です。
時間は誰にとっても平等であり有限です。
良い状態でも悪い状態でも、残酷に時は流れていきます。
どうせ過ぎる時ならば、ハッピーに過ごしたいと思うのは当然ですよね。
一秒でも早くもやもやを解消して、ポジティブに過ごしたいはずです。
今回はそんな、モヤモヤするときに解決の糸口が見えてくる自問自答リストをご紹介していきます。
️もやもやが止まらない…
そもそも「もやもや」の原因は一体何なんでしょうか?
理由は様々ですよね?
とはいえ、心に霧がかかったような「あの感覚」は人類共通だと思います。
つまり、この原因究明こそがもやもやを解消する一番の近道と言えます。
原因さえ分かってしまえば、もうこちらのものです。
個人の性格によって程度の差はありますが、大概の人は一度「ネガティブモード」になると、なかなか脱出することができません。
それはこのもやもやがポジティブコントロールを邪魔するからです。
元々性格的に考え込んだりしてしまうタイプの人はより一層深みにはまります。
もやもやが止まらず、何をしても楽しくない、仮に楽しくても心のどこかに影がある、といったように、まるで足かせでもついているように心の動きが鈍くなるものです。
そんな時は大抵、ふとした瞬間にため息をついているでしょう。
「もやもや」とは文字通り「曖昧な感覚」ですから、一言で原因はあれ、と特定することはなかなか困難です。
というより、一言で済むほど明確な原因であれば、そこまで苦しくなることはないでしょうね。
複合的な理由が得体のしれない霧を発生させている、と考えた方がよいでしょう。
そのため一つ、何か良いことがあったとしても、その霧がその瞬間に晴れる、ということはほとんどないと思われます。
たまにありますけどね。
「なんか落ち込んでるのがバカバカしくなった!!」というふとした瞬間が。
これはむしろ荒技で、暴風で霧を逃がしたようなものですね。
そして概ね一過性です。
本来「もやもや」は心の奥にひっそりと存在しているものです。
その発生源を突き止め、複合化した原因を解消することが根本的治療となります。
「もやもや」は一秒でも早く解消したいものですよね!!
️もやもやするときの19個の自問リスト
もやもやの発生源と原因を追究するには、やはり真摯に自分と向き合わなければいけません。
その霧は自分でしか晴らすことができませんから。
そこで19個の自問リストを制作してみました。
「もやもや」において最もやっかいなのは、「何か具体的な事件が起きたから」というアクションがあまり関係ないことです。
特に何も起きていないのに、なぜか「もやもや」する現象が起こります。
もちろんその背景にはアクションがあります。
何かが起きたからその霧も発生しています。
が、直接的なアクションではないことも多いです。
積もり積もった漠然とした不安、慢性的な日々など、小さな塵が奥底で積もり、それが霧の発生の原因になっている、ということも非常に多いです。
なので一つ、何かを解消しても、その霧が晴れることはありません。
もっと日常的で、もっと根深いものだからです。
根本的解決を望むのであれば、「日々」を見つめなおす必要があります。
これがやっかいなんですよね…。
「悪いことが起きた!!だからそれを解決しよう!!」といった具体的な目標があればむしろ解決は楽なのですが…。
それでは自問コーナーを見てみましょう。
️もやもやの原因について
とにもかくにもこれです。
原因追及です。
でも今も書いたとおり、この原因はなかなか一言で済むものではありません。
答えが一つではないでしょうから、一つ自問したらまた別の自問、と自分との会話を綿密に行う必要があります。
その自分との会話でのキーポイントは「消去法」です。
明らかに違う、という原因はあらかじめ削除した方が楽です。
簡単な話です。
「なんかもやもやするな…これ何だろう…昨日作ったナポリタンがおいしくなかったせいかな…」
断じて違う!ということを積み重ねていきます。
すると、おぼろげにビジョンが見えてくるはずです。
「じゃああれが原因かな…うん…なんか近いかも…」と少しずつ原因ににじり寄ることが可能になります。
全体をまんべんなく見つめるのではなく、ジャンルをしぼって自問していく方が効果的でしょう。
何にもやもやを感じる?
スタートはここです。
「あなたは今何にもやもやを感じていますか?」
「何にってその何かが分からないからもやもやしてるんだよ!!」となりますよね?
そこを冷静に一歩踏み込みます。
そして次のステップはこうです。
何に、ではなく「なぜ」もやもやを感じているんですか?
敵が何か分からなくても、その敵がなぜ脅威なのかは、探ることは比較的簡単です。
腕っぷしが強い、武器を持っている、だから脅威だとなります。
今自分はもやもやしてるとしましょう。
何に?とまずは自問しますよね。
もちろんこれで答えが出るなら最高です。
でも答えが出ない場合もあります。
そして次は「なぜもやもやしてるか?」を考えます。
なぜと自問すると不思議と言葉が出てきます。
「なぜ??…なんか…不安…だから??」
こういうことですね。
「なんか不安」だから「もやもや」してるのです。
つまり言い換えれば「何にもやもやを感じてるか?」の答えは、「なんか不安なこと」にもやもやを感じてるわけです。
物は言いようですよね。
その次にようやく原因追及が始まります。
何に不安か?なぜ不安か?
こうして少しずつ原因に肉薄していきます。
案外言い方一つで、ビジョンは変わるものです。
自問する時の前提は「何に?」と「なぜ?」ですよ。
どんなときにもやもやを感じる?
恐ろしいことに敵は「状況」ということもありえます。
どんな時に?
これはなかなかやっかいですね。
例えば、会社の会議の時に感じるとすれば、会議に対して何かしらの違和感を感じてると言えます。
学校であれば教室かクラスメイト、家庭であれば、家庭問題と言うことができるでしょう。
ただしこの場合は、仮に原因究明できたとしても、解決策が現実的に困難ということが非常に多いです。
会議時にもやもやしてる。
この会議が無駄な会議だからだと自問して答えが返ってきても、「この会議無駄ですよ」ということはまず無理です。
すでに出来上がった空間に対しての「もやもや」はかなり解決が難しいのです。
学校で教室にいるともやもやする。嫌な人がいるからだ。じゃあ会わないようにしようも、無理ですよね?
分かったところで敵が強大すぎます。
原因が分かっても、解決する場合が現実的に不可能であれば、もやもやの解決ではなく「うまく逃げる術」を考える方向にシフトチェンジした方がいいかもしれません。
例えば会議に出席しないよう重要な仕事を入れるなど、回避する状況を自分で作ってしまう、などですね。
それすらも無理かもしれませんが。
もしくは、発想の転換で、「どうせもやもやするんだろうけど、仕方ない。お給料のためだ」とあらかじめ自分に言い聞かせて忍耐力を補強しておく、などです。
状況に対してのもやもやは本当にやっかいです。
誰に対してもやもやを感じる?
一方相手が「人」だった場合は楽ですね。
その人に対して自分がどう思ってるか考えればいいのですから、答えは簡単に見つかるでしょう。
良い感情か?悪い感情か?
この二択しかありません。
良い感情であれば特に問題はありません。
恋愛なら、成就するようがんばるだけですしね。
悪い感情の場合は、何が嫌なのか特定する必要があります。
生理的に無理ならもう、手の施しようがありませんが。
この人のこういうところが嫌いとなれば、ではどう接して行くべきか?と、道筋はシンプルです。
具体的に「誰」と相手が分かっていれば、そのもやもやを解決することは可能ですよね?
それが上司だったり、クラスで隣の席の子だったりとなると、またやっかいではあります。
いずれにせよ敵が目に見えるなら対策はとれるでしょう。
何に不安を感じている?
多分、もやもやする一番の理由がこれではないでしょうか?
漠然とした不安。
「もやもやする」という言葉は、だいたい悪い意味で使われることが多いですよね。
そして「なんか」という抽象的な言葉がつくことも多いはずです。
なんか不安というのは抽象性×2で、全く持って自分でも不可解な心理になっているという表れですね。
ここは一つ冷静に腰を据えてそれを見つめなければいけません。
ここでもさっきの消去法は役に立ちます。
条件を列挙して削除していき、残ったものが不安の原因になっている、ということは可能性として大いにありえます。
何に対して不安か?
明日のテストか?仕事か?
こういう身近な原因の場合はそれはもやもやではなく「ただの心配」です。
もやもやはもっと大きな意味を持っています。
人生や未来といったそれこそ漠然としたものが相手です。
でもこれら人生に関わる不安は誰もが抱えています。
未来が分かる人はいませんから。
個人的には、人生にまつわる不安は悩むこと自体が不毛かなと僕は思ってしまいます。
これが解消されることはありません。
どんなにお金持ちになっても、どんなに幸せでも、不安がない人生はないと僕は思っています。
言い方は悪いのですが、考えるだけ無駄なのかもしれません。
考えるくらいなら行動しようと僕は思ってしまいます。
もし人生や未来に対しての不安があるのならば、それはもう持ってて当たり前のものとして(もやもやですらも)割り切る方がいいでしょう。
そのもやもやは何が起きても根本的には解決できませんから…。
どうせ考えるならネガティブな不安より、人生をポジティブにする方法を考えましょう!!
最近悲しいことや辛いことがあった?
これはごく身近なもやもや感ですね。
これは解決策、というよりは時間が癒してくれるといったことの方が多いかもしれません。
人の心は移ろいやすいもの。
すなわち悪いことも移ろっていきます。
失恋しても、その時は非常に辛いですが、必ずいずれ克服します。
数か月たったら、なんであの時あんなに苦しかったんだろう、と逆に思えるほど回復してるかもしれません。
忘れるよう努める、考えないよう努める、というのが定番ですが、これもその時では無理でしょう。
こんな時に有効なのは「上書き保存大作戦」です。
辛い気持ちをどんどん楽しいことで上書きしていきます。
これは実は楽しいことをするのが目的ではありません。
楽しいことをしながら時間が過ぎるのを待つのが目的です。
振り返ると哀しみに襲われるので、振り返らないよう楽しいことだけに集中します。
現実的には無理でも、出来る限り、です。
すると、いつの間にか追ってきていたはずの悲しみとすごく距離があって、もう襲われる心配もないというほど、セーフティゾーンに逃げ込んでいます。
そんな作戦です。
もちろんふと一人になった時は悲しみに襲われるでしょう。
それは人が持つしかるべき痛みですから、苦しいでしょうがこらえるしかありません。
大丈夫です。
必ずこの霧は近いうちに晴れますよ。
自分に自信を持てている?
なんか不安と同じで、抽象的な感情が原因のもやもやですね。
自信を持てないことは非常に辛いです。
そこからもやもやが発生して、不安になって、という負の連鎖を生み出す可能性も大です。
とはいえ、皆が皆、それほど自信を持って生きているか?となると、そうでもないような気がします。
自信満々に見える人は確かにいます。
でもその人も実は一人で暗い不安を抱えてるかもしれません。
というより多分そうです。
一つに対して自信があっても全てにおいて自信がある、という人はまずいません。
いたらただの自信過剰です。
人間には必ず向き不向きがあります。
全てを完璧にできる人間は絶対にいません。
自信がなくもやもやしてしまっている人はこう考えるといいでしょう。
「あれは自分にはできないけれど、これならできる」と。
自信を持てず悲観する必要はまったくありません!!
必ずあなたでもできることがあります。
それに対しては自信を持ちましょう!!
性格的に自信を持つのが苦手な人、つまりそもそもがネガティブの人はこの自信の持ち方が人生における最大のターニングポイントになるはずです。
落ち込み悲観するのはもったいないですよ!!
できることを探して、ポジティブに捉えましょう!
ノートに気持ちを書き出せる?
例えば日記ですが、不思議と文字に表すと、我ながらはっとすることがあります。
自分でも特に思ってなかったようなことがすらすらと出てくる、ということはみなさんも体験したことがあるのではないでしょうか?
もやもやの原因追及には文字に表すことも効果的です。
書いた文章を自分で読んで「あ、自分はもしかしたらこれが原因でもやもやしてるのか?」
と一気に解決に結びつくかもしれません!!
️もやもやと体調について
もやもやは概ね精神面での問題です。
が、心と体は繋がっているものです。
体調失くしてメンタルなしです!!
僕は、自分で言うのもなんですがけっこう体調管理には気を配っています。
それは体調がいいと、心も気持ちがいいからです。
逆に言えば、体調不良では、良いメンタルも維持できないということです。
体が資本とはよく言ったものです。
もやもやと体調はかなり密接に関係しているといっても過言ではありません。
現代人は非常に忙しいので、体調管理がとても難しいですよね?
でも、これをうまく管理できなければ、心に霧はかかる一方です。
無理と努力は紙一重で似て非なるものです。
充分ご注意ください。
最近しっかり寝てる?
とにもかくにもこれです!!
睡眠です。
みなさんが思ってる以上に睡眠は大事なんですよ。
これほんとなんです。
中には寝なくても大丈夫という人もいるようですが、睡眠は心と体の根本です。
体の負担、脳の負担、心の負担、全てをケアしてくれる天才医師みたいなものです。
睡眠は質と時間が重要で、どちらが欠けてもいけません。
この睡眠をきちんととれてるかどうかで、人生そのものが変わると思っています。
なので、仕事が忙しくて眠る暇もないといって日々で満身創痍な人を見ると、「退職考えた方がいいと思います!!」と僕はシンプルに思います。
なぜそこまでして仕事をするのか、僕には理解できません。
僕達の人生は快活であるべきであって、その為にお金が必要で、その為に仕事があるのです。
順序が逆になってる人が多いように思うのは僕だけでしょうか…。
もちろんそういった人が頑張ってるのは百も承知ですし、応援もしますが、それで体壊して、常にもやもやに悩まされてるのであれば、まさに自問してほしいです。
「なぜそこまでやるのか?」と。
贅沢できなくても体が資本です。
心が価値です。
壊れる前に充分自問してくださいね。
最近ちゃんと食べてる?
睡眠に匹敵する価値があるのが食事です。
最近はコンビニの商品もクオリティが高くおいしいですよね。
とはいえ、栄養バランスは悪くなりますし、コストもかかります。
食事もまた心に対する影響力が強いと思っています。
これは何も栄養だけではなく、対人関係においても、です。
食事をしてコミュニケーションをとるなど、付加価値も非常あります。
さっきの睡眠と同じで、どうも現代人は「忙しさ」に負けて、食事もおろそかにする人が多いように見えます。
今はよくてもいずれ必ず体が不調を訴えます。
体が不調になれば心も不調になります。
そういった人は「もやもやの渦」に飲み込まれてしまうでしょう。
主に社会人に多いでしょうが、もし現状の生活に「もやもや」を感じているならば、一秒でも早く解決策を練りましょう。
壊れてからでは遅いですよ!
栄養バランスも見直して
栄養バランスなんですが、口で言うほど簡単じゃないんですよね。
ほんとに気を配って食事をとるなら、食費がとんでもないことになります。
時間もお金もないから、バランスは無視、となる人も多いでしょう。
物価は日に日に高騰してますし、これでどう栄養バランスを考慮しろと??と、僕もいささか突っ込みたくなるのですが…、最低限は考慮しなけれなばいけません。
もちろんサプリメントで補うなどもありですよね。
ほんとは食事でまかなえればいいのですが、現実的に厳しい場合は、補助してもらった方がいいでしょう。
昼夜逆転してない?
人間は夜に寝る生き物です。
と言いたいところなのですが…このご時世、そもそも24時間営業のお店が多すぎると僕は思ってしまいます。
時給上げるから夜勤というのは安易というか、短絡的というか…。
そういうお店があればあるほど、働く人も増えるわけですし、昼夜逆転すれば、体調や精神的不調、さらに家族となかなか会えないなど、切実な問題も出てきます。
そうなれば濃厚なもやもやにおびやかされるのも無理はありません。
便利ですけど、昼夜逆転を強制させられてる人も世の中にはたくさんいるという事実は悲しい話です。
もう頑張ってくださいとしか言いようがないのですが、ほんとに不調が出てるのであればこれも退職を考えた方がいいのかもしれません。
体に不調は出てる?
例えば、吹き出物などはストレスが原因とも言われます。
他にも肩こり、腰痛、眼精疲労など、体は至る所で悲鳴をあげています。
これは「ちょっとなんとかしてよ!!」と体から自分へのサインですよね?
目に見える不調であれば、なかなかな末期症状と言えます。
しっかり自問して早急な対策が必要ですよ!!
憂鬱な気分を感じる?
もやもやとは主に憂鬱なものですから、これは感じていることが多いでしょう。
これもまた原因究明を急ぐ必要があります。
気分が憂鬱、だけならまだしも「鬱」になったら、これもう正式に病気です。
薬品投与が必要なレベルです。
それほど、「もやもや」は敵として強大です。
抱え込む努力も時には必要ですが、自分と会話して根本的回復方法をできる限り早く見つけてください。
これもまた現代病の一つなのかもしれませんね。
疲れをしっかりとれてる?
食事、睡眠をきちんととれば、だいたいの疲労は回復するでしょう。
体が好調であれば、強敵に挑む覚悟もできるというものです。
ですが疲労困憊では、太刀打ちできません。
個人によって疲労回復の方法も異なるので、その日の疲れはその日のうちにとってしまいましょう。
次の日も、その次の日も疲労が積み重なっていくと、言うまでもありませんよね。
ストレス解消できてる?
ストレス社会と言われてもう長い時間がたちますが、これといった解決手段は特にないのが現状です。
当然ですよね。
個人差がありますから。
これもまた自問しましょう。
自分にとってストレス発散が何なのか?を明確に理解して、日々の中に取り入れていきましょう。
カラオケ、食事、買い物、なんでもいいです。
週に一度でも実践すれば心もまた変わってくるでしょう。
ただし、ストレス発散も自己責任になりますから、ストレス発散だ!!といって羽目を外すのはお気をつけください。
後々、ストレスが倍になって返ってくるということもありえるかもしれません。
【ストレス解消法は、こちらの記事もチェック!】
不調はどれくらい続いている?
期間が長ければ長いほど問題は深刻です。
曖昧であり、根深く、容易に解決できないもやもやなのかもしれません。
この場合の根本的な解決は、きっと現実的に困難なはずです。
状況に依存する部分が多いのかもしれませんね。
だとすると、もうその状況を変えるしか方法はないのかもしれません。
現状の生活と長く続く不調を天秤にかけ、どちらが重いかを計る必要があるでしょう。
そしてそれが分かった時は大いなる決断をしなければいけない時でもあります。
️もやもやの解決について
今までは原因究明について書きましたが、今からは解決方法についてです。
当然この解決策も自問していただくことになります。
原因が分かっても、人にはできることとできないことがあります。
自分の立場や環境でも左右されます。
それを解決するために今自分に何ができるか?を冷静かつ正確に判断しましょう。
どうしたらもやもや解消できると思う?
一言にもやもやの解消と言っても、程度の差はあります。
根本的解決か、とりあえず現状を良くする方法か、などですね。
きっとこれができればベストだけど今は無理、ということもあるでしょう。
なのでイメージでも構いません。
どうしたら解決するかのベストをまずは探してください。
そしてそれがほんとに今可能なのかどうかを考えてみてください。
不可能であれば、第二段階、第三段階と、程度を下げていき我慢できる妥協点を探してください。
いきなりあっという間に解決する、という方が珍しいでしょうから、まずは軽減する方向で自問するのが良いと思われます。
どうすれば相手に伝えられる?
相手が原因であった場合はやはり伝える必要があります。
簡単に言えば「あなたのここが変だから、私迷惑してるんですよ」といった内容を、です。
もちろんそのまま伝えることはできませんから、話術が必要です。
相手にも性格がありますし、立場もあります。
それを考慮して、自分の本心を伝えなければいけません。
その場合「否定」ではいけません。
内心では否定していても、本人の前で否定はいけません。
火に油を注ぐことになるでしょう。
否定と意見はまったく意味が違います。
正当な意見を伝えること、これがミッションです。
そしてその目的は、「あなたにとってもプラスになりますよ」という意識を与えることです。
あなたや周りの人間とうまくいくことはその人にとってプラスですから、これは嘘ではありません。
相手に本心を伝えるということはなかなかナイーブな状況ですが、あなたのもやもやを晴らす為に必要ならば、仕方ありません。
慎重かつ大胆にコミュニケーションをとりましょう。
他人にどう思われたい?
自分のメンタルには、他人からの評価も影響します。
人の目を気にするというと、なんだか姑息なイメージがありますが、誰だって気にしています。
恥ずかしいことではありません。
それだけを気にしてるというのであれば問題ですが。
自分が望んでるような評価を得られない場合は、特に強いストレスを感じますよね?
かといって、イメージ優先で嘘をつくわけにもいきません。
これはつまり自己表現能力が不足しているとも言えます。
「自分ルール」が表現しきれていない為に、不本意な印象になっている、ということも充分考えられます。
自分を偽って自己表現するのではなく、すでに自分の中にあるルール、すなわち「イエス、ノー」の境界線をはっきり他人に示すことが最重要だと思います。
簡単に言えば、好き嫌いをはっきり提示することですね。
つまり、自分はこれが嫌いだから理解してくださいね、ときちんと伝えるということですね。
あなたのルールを知った他人はあなたのイメージをより明確にするでしょう。
他人にどう思われたいか、というよりは、自分はこういう人間なので、それを理解してくださいねということです。
自分への印象でもやもやしているのであれば、その状況ではなく、「自己表現」に着目してみましょう。
自分を大事にできてる?
結局は人は自分が大切です。
人の為、社会の為に生きるのは限界があります。
それはエゴがあるからです。
誰でも持っているものですよね?
そのエゴとどう向き合うか?が自分を大事にするということに繋がります。
単にエゴをむきだしにして、やりたいようにやる、のではなく適切な場所で適切なエゴを発揮するという意味です。
きっと「もやもや」の解決に一番近いのがこの「エゴの表現」ではないでしょうか?
飲み込みすぎるとストレスですし、我欲を貫けば、周りと共生できません。
エゴを適切に処理することが自分を大事にするということに繋がっていくでしょう。
自分が本当にしたいことは?
これは、難しい人には相当難しい自問かもしれません。
本当にしたいことはあんまりないんだよね…という人が意外と多いです。
ないことはないですよね?と言っても、本人には分からないのです。
そんなに難しく考えず、単純に興味があるもの、それすなわちやりたいことに直結すると思うのです。
そして、こんな時こそ例の消去法が役に立ちます。
あなたが本当に嫌いなものはなんですか?
嫌いなものは分かりますよね?
そうして残ったものそれがあなたが「嫌いではないもの」です。
その中で一番目を引くものをチョイスしましょう。
問題はその後です。
行動力ですね。
考えてるだけでは、何も変わりません。
勇気を出して一歩踏み出しましょう。
最初は面倒かもしれませんが、好きなことなら続きます。
続かない場合はそこまで好きなことではなかったのでしょう。
そんな時はあっさり止めて、別のことにチャレンジです!!
難しいことは考えずに、そういったチャレンジを気軽に繰り返すのも自分の好きなことを見つける方法の一つです。
️もやもや解消には自分と向き合うことが大切
長々と書いてきましたが、結局後にも先にも「自問」です。
他人には分からない心の奥にある「もやもや」が相手ですから、自分と向き合うのは必然で、避けては通れません。
が、多分みなさん向き合ってるんですよね?
にも関わらす、なぜ解消されないか?
原因究明だけして落胆し、解決策まで自問していないか?
もしくは解決策を見出してもあきらめてるか?
このどちらかだと思います。
必ず解決策まで、自問は続けましょう。
そしてあきらめずに、たくさんの策をいろんな角度から検討しましょう。
必ず答えはありますよ。
みなさんの「もやもや解消」のお手伝いができたのなら幸いです!!