ヤンデレという言葉についてご存知ですか?

漫画やアニメの中で使われているのを聞いたことがあっても、実際には意味を全く知らないという方もいるのではないでしょうか。

ヤンデレやツンデレ、メンヘラなど、色々な言葉があって混乱してしまうという方もいるでしょう。

実際に、ヤンデレはツンデレやメンヘラと同じように、ある種の精神状態を持った人間のことを表します。

また、この言葉は恋愛と関連付けて使われることが多いようですね。

もちろん、知らなくても普段の生活には全く支障がないかもしれません。

ですが、知っていた方がコラムなどを読むときにも面白いですし、会話の最中に首を傾げることもなくなりますよね。

それでは、このヤンデレについて詳しく見てみることにしましょう。

ヤンデレを解き明かそう!

そもそもヤンデレとはどのような意味を持った言葉なのでしょうか。

どこかツンデレと似たような単語ですが、実態は「ツンデレ」とはかなり違います。

何となく語感から「病んでいる」というようなことは想像がつくという方も多いでしょう。

ですが、実際に意を聞いてみると、「細かいことはよく分からない」という方もいるのではないでしょうか。

ここでヤンデレについて詳しく解き明かしてみましょう。

1.ヤンデレの意味

ヤンデレの意味について見てみることにしましょう。

ヤンデレとは、恋愛によって止んだ行動を繰り返してしまう人のことを指します。

一般的に「ツンデレ」は、ツンツンしたところと、二人きりの時にはデレデレした人という意味になりますよね。

ヤンデレの場合には「病んでいるときもあればデレているときもある」という意味ではなく「病んだような愛情を持っている人」だということができます。

これだけではとても広い意味になってしまいますが、一般的には「恋愛によって病んでしまう人」という意味で使われることも多いようです。

病んだような行動には様々な種類がありますが、そのどれもが、相手の気持ちを考えていないものであり、ヤンデレが歓迎されることは滅多にないでしょう。

相手への愛情が病的なほど強く、それが病んだ行動を引き起こしていることになります。

「病んでいる行動」の中には犯罪的なものもあり、その軽重は人によって異なりますし、ヤンデレにも「危険なヤンデレ」から「比較的安全なヤンデレ」まで様々ですね。

どちらにしても、自分の持っている愛情が暴走した状態になることにより、理性的な行動ができなってしまっていることをヤンデレと呼びます。

ヤンデレとは?を詳しく知りたい人はこちらをチェック! →

2.ヤンデレの語源とは

ヤンデレは「病んでいる」という言葉に「デレる」という言葉が組み合わさったところから生まれました。

これらはアダルトゲームのキャラクターから発生したと思われているようですが、実際にどこで生まれた言葉なのかははっきりしません。

昔から、ヤンデレと言われるキャラクターはあったようですが、それがはっきりと「ヤンデレ」と呼ばれるようになったのは21世紀に入ってからのようですね。

3.正式な精神医学用語ではありません

ヤンデレとはもちろん、精神医学的な専門用語ではありません。

どこか揶揄するような意味がこめられることもありますし、ネット上で発達した言葉だと思ってよいでしょう。

「境界性パーソナリティー障害」といわれることもありますが、これはメンヘラの病気名であって、ヤンデレとは少し違うという認識ですね。

ヤンデレの場合には、確かに精神的に危ない状態にあることは間違いありません。

ですが、一般的にヤンデレのケースでは、医療的な背景があるわけではなく、色々な診断が下るようです。

メンヘラが一般的に境界性パーソナリティー障害であるのとは異なり、ある特定の名前がつく病気であるということはないようですね。

4.「闇化」「黒化」とは?

ヤンデレという言葉とつながりがあるのが「闇化」「黒化」という言葉です。

これにはいったいどのような意味があるのでしょうか。

「闇化」「黒化」は読んで字のごとく、「闇に染まっていく」「黒くなっていく」という意味です。

つまり、ヤンデレ化していくという意味です。

生まれつきヤンデレという人は少なく、そのほとんどは何かきっかけがあってヤンデレとなっていくのです。

もちろん、きっかけのほとんどは恋愛がらみであり、好きな人ができたことがきっかけであったり、好きな人から裏切られたことがきっかけであったりと様々です。

このきっかけから、完全なヤンデレとなってしまうまでの道のりのことを「闇化」「黒化」といいます。

あまり一般的に知られた単語ではありませんが、知っておくと「ヤンデレ化のこと」と理解することができるでしょう。

最も、病んでしまうことを一般に「闇化」ということもありますので、一概にヤンデレ化していることだと断定することはできないのは難しいですね。

5.メンヘラとどう違うの?

ヤンデレとよく似た単語にメンヘラという単語もあります。

メンヘラとヤンデレを同一視している方もいますし、確かによく似た症状を出していることもあります。

ですが、この二つは決定的に違うのです。

ヤンデレについては上述の通りですので、ここではまず、メンヘラについて見てみることにしましょう。

メンヘラは、自己愛が強い人間のことを言います。

メンタルヘルスという言葉を語源に持っており、その言葉が変化してメンヘラになったようです。

メンヘラの場合には、自分に構ってくれないということが一番の問題になるのです。

もちろん、精神的に病んでしまっているところは変わりませんが、相手との関係を重要視するヤンデレとは異なり、自分が世界の中心にいるというのがメンヘラです。

とにかく自分が中心であり、自分がないがしろにされていると感じると問題のある行動を起こすのです。

ヤンデレは世界の中心が、自分の愛する人だという違いがあります。

そのため、メンヘラの場合とは行動も大きく異なるのです。

メンヘラは自分を大事にしてくれる人が好きなので、別にそれがだれであっても構わないと思っています。

一方で、ヤンデレの場合では、相手が唯一無二であるという違いもあります。

メンヘラはいわゆる「かまってちゃん」なので、自傷行為なども繰り返しますが、ヤンデレは相手との関係を大切としているので、自分を傷つけて満足するようなことはありません。

混合されやすい二つですが、「何を大事にしているのか」という部分で分類すると、すぐにその違いが分かるようになりますね。

【メンヘラの症状については、こちらの記事もチェック!】

ヤンデレはどれくらい病んでいる?

ヤンデレとはそもそもどれくらい病んでいる人のことを言うのでしょうか。

また、具体的にはどのような行動をとるとヤンデレだと言われるようになってしまうのでしょうか。

ヤンデレは「萌えキャラ」と呼ばれるものではありますが、実際に自分の恋人がヤンデレであった場合には面倒くさいことこの上ありません。

現実的には「メンヘラ」の方が多い気もしますが、どちらにしても、恋人が面倒くさいと感じたときにはヤンデレかもしれないと疑ってみた方が良いかもしれませんね。

ヤンデレの行動について見てみることにしましょう。

1.愛情が熱狂的すぎる

ヤンデレの場合には、とにかく愛情が熱狂的すぎるというのが問題です。

愛情が強すぎるがゆえに、病んだような行動を繰り返してしまうのです。

愛情は、大抵はポジティブな意味で使われる言葉です。

愛情が素晴らしいものであるという描き方をしている本や映画は少なくありませんし、温かみのある愛情に憧れている人も少なくありません。

ですが、愛とは人を狂わせるものでもあり、その顕著な例がヤンデレなのです。

愛情は、そう簡単に自分でコントロールできるような感情ではありません。

熱くて理性を奪ってしまうようなものが愛情なのです。

それでも普通の人は自分の愛情をコントロールすることができるので、相手が自分を見てくれていないと分かっても強硬手段に出ることはありません。

また、コントロールできないほどの愛情を抱えて、暴走してしまうようなこともないでしょう。

相手が嫌がるようなことは当然しようとは思いませんし、どんなに愛情を求めていても、「周囲に何がなくなってもこの人は私のものだ」という極端な考えに至ることは滅多にありません。

ところが、ヤンデレの場合には愛情が熱狂的すぎて、相手に迷惑をかけていることにも気づかないということがあるのです。

2.好きすぎて相手を殴るなどする

好きすぎて相手を殴るようなことをすることもあります。

これはDVに当たりますね。

好きだという気持ちと、相手に対する暴力が結びつかない人もいるかもしれません。

もちろん、普通の人にとって、その二つはとても結びつくようなことではありませんよね。

ですが、ヤンデレの中には暴力と愛が結びついている人もいるのです。

相手の体に傷をつけることで、所有欲を満足させることができるというのがその理由です。

また、相手に言うことを聞かせるために殴るという理由もあるかもしれません。

ヤンデレの人に「なぜ殴るのか」ということを聞いてみると、普通は暴力の理由となる「裏切られたから」「相手が憎かったから」というようなものとは、全く違う言葉が返ってくるはずですよ。

3.相手のことを全て知りたがる

ヤンデレは基本的に、とても執着的です。

相手に対して偏執的な愛を抱いており、相手の全てを知り尽くさなければ気がすみません。

相手の細かいことまで知りたがり、それこそプライバシーの侵害になりそうなことまで知ろうとします。

それは、恋人同士でなくても同じです。

恋人同士でない場合には相手の情報を手に入れることは当然難しくなりますが、ヤンデレはそのようなことは気にしません。

相手の全ての情報を手に入れる溜めに周囲をうろつくようなこともしますし、情報を手に入れるためにネットを駆使することもあります。

とにかく相手の情報を知りたいという気持ちが大きいので、まるでストーカーのように付き纏われることもあるかもしれませんね。

4.妄想力が異常

ヤンデレは妄想力が異常だという特徴もあります。

相手とのバラ色の未来を妄想する力が強いのです。

その妄想の中には「相手と付き合っている」というようなものも含まれ、時には、それを本当だと信じ込んでしまっているようなヤンデレもいます。

普通の人は、妄想するようなことがあっても、それを本当のことだと信じるようにはなりません。

ですが、ヤンデレの場合には、それを信じ込んで行動するから怖いのです。

「好きな人の恋人になった」という妄想が膨らみ、その全てを本当のことだと信じるようになると、当然行動も変わってきます。

付き合った覚えもないのに、まるで付き合っているかのように振舞ってくる人は、ヤンデレであり、自分の異常な妄想力に溺れてしまっているような状態なのかもしれません。

5.周囲の目を気にしない

ヤンデレの世界の中には、好きな人と自分しかいません。

究極的に言うと、自分さえもどうでも良いと思っているようなところがあるでしょう。

とにかく好きな相手が世界の中心であり、それさえあれば他はどうでも良いのです。

つまり、ヤンデレにとって周囲の目など、気にしても仕方がないものなのです。

周囲の目が自分の視界の中に入っていない以上、どう見られていようとも気になりません。

自分の行動がおかしいかどうかをチェックする指標は、大抵は周囲の目ですよね。

ですが、ヤンデレは周囲の目を全く気にしないので、自分の行動のおかしさに気づくことができません。

6.相手にとことん尽くしたい

ヤンデレの人は、相手に対してとことん尽くしたいという人が多いようですね。

好きな人が一番なので、とにかくその人に対しては自分のできる限りで尽くそうとするのです。

ここがメンヘラとは違うところですね。

メンヘラは、自分に尽くしてもらうのが当たり前です。

自分のことが好きだからです。

ヤンデレの場合には、相手への愛情が行動をおかしくしているので、相手に尽くしてもらうことは求めていません。

とにかく大好きな相手にとことん尽くすことで、自分の愛情を認めてもらおうとするのです。

時には、「そこまではしなくても良い」ということまでしてくれる人もいます。

7.愛情表現や言葉が過激

ヤンデレの特徴は愛情が熱狂的過ぎるというところです。

そのため、愛情表現や言葉も過激なものとなりかねません。

もちろん、その愛情表現に耐えられる人間もいるでしょう。

ですが、多くの人間にとって過剰な愛情表現は「重い」と感じるものです。

また、愛情を表現する言葉も「あなたがいなければ死んでしまう」というような過激なものを選ぶなどの特徴があります。

好きな人からの愛情表現は、誰にとっても嬉しいものです。

ですが、それが過剰であった場合には、必ずしもうれしいものではありません。

そして、ヤンデレの愛情表現は基本的に重くて過剰なものなので、両想いであっても、いつか相手が耐えられなくなってしまうというようなことが起こります。