祖父に対する思いって、どんなものがあるでしょうか?皆さんそれぞれに、思う所があると思います。

優しさ、厳しさ、愛情、信頼、尊敬…。

祖父に対しては、時にその偉大さを感じることもありますよね。

昔は、祖父母から子供、子供から孫へと家が受け継がれることが当たり前で、祖父母は一緒に住む家族の一員として、とても身近な存在であったと思います。

だけど最近では、核家族化が進み、祖父母と同居していない人も多くなっています。

そんな現代での祖父は、血の繋がった家族でありながら、ちょっと遠い存在だったりもするのではないでしょうか。

祖父母の家は、大型連休に遊びに行く場所。

そして、いつも優しく歓迎してくれるのが祖父母。

筆者も、そんな感覚でした。

とはいえ、やはり他人とは違う、特別な感情がそこにはあるものですよね。

祖父も、たまにしか会えない孫との再会を楽しみにしてくれるのと同時に、成長を考えて時に厳しく、教育的助言をしてくれたりすることもあります。

思春期には、そんな祖父の小言が面倒に感じたり…。

なんていうことも、あったのではないでしょうか。

だけど大人になれば、祖父が家族として、親と同じように自分に愛情を注いでくれたことや、たまにしか会えないその短い時間で、色んなことを教えてくれたり、たくさんの大事なことを伝えようとしてくれていたことにも、気づくときが来るものです。

子供の頃はただ優しかったり、ただ厳しかったりする祖父へ対する思いも、自分が大人になればそれが、尊敬の念へと変わってきたりするんですよね。

もしかしたらそれが、祖父が与えてくれた愛情の証でもあるのかもしれません。

筆者の場合、父方の祖父は生まれた時にはもう居なくて、会うことが出来ませんでした。

母方の祖父も5年ほど前に旅立って行き、今はもう、会うことが出来ません。

でも、祖父のことは大好きで、今でもふと、祖父へ思いを馳せることがあります。

そんな筆者からすれば、今祖父がご健在の皆さんには、ぜひ祖父との時間を大切にして欲しいなって思います。

人生において大切なことを沢山教えてくれる祖父。

今よりも何倍も厳しい時代を生き抜いてきた祖父。

その経験を聞ける時間は、自分にとってかけがえのない財産となるはずです。

祖父の尊敬するところはどこ?

皆さんそれぞれにとっての祖父は、どんな人でしょうか。

優しかったり、厳しかったり、それぞれに祖父に対する思いがあると思います。

それでも、身近にいる、尊敬に値する人物であることは間違いありませんよね。

今回は、そんな祖父に想いを馳せながら…祖父の偉大さを語りあかしていきたいと思います。

因みに…筆者の母方の祖父は、とてもおちゃめで楽しい人でした。

優しくて、面倒見の良い人でもありました。

老後は、家を継いだ長男の子供(祖父にとっての孫)を、働く両親に変わって面倒を見ていたので、単身世帯であった筆者としては、いとこが羨ましくもありました。

そんな祖父は、ふたりの孫が成人し家を出て行った後、役目を終えたように静かに旅立っていきました。

でも、祖父が亡くなる3日前に会えたこと。

その時に、弱り切った体からは想像も出来ないくらいの強い力で、手を握ってくれたこと。

何かを託すように、何かを伝えるようにして旅立っていったことは、今も鮮明に記憶に残っています。

そんな力強さは、最後に祖父の偉大さを、改めて感じさせてくれました。

その他にも、生きている間に沢山の愛情をくれたこと、愛情深い人であったことは、筆者にとって尊敬の念を抱くところです。

祖父の事を思い出すと、今でも優しい気持ちになれる。

それがまた、祖父の存在の大きさを感じてしまうのです。

祖父を偉大と思った時


お話したように、筆者にとって祖父を偉大だと感じるのは、愛情深いところです。

戦争を経験しており、辛い時代を生き抜いてきた人でありながら、その苦労を口にすることなく、感じさせることもありませんでした。

それって、すごいことだと思うんです。

人は誰でも、辛い経験をしたら誰かに話したくなるし、悲劇の話をして同情してもらいたくもなるものです。

だけど祖父は、自分の激動の人生を受け継ぐのではなく、明るく楽しい人生を作っていって欲しいって…そんな思いだったのかもしれません。

そんな祖父に、筆者は偉大さを感じずにはいられないのです。

今の幸せは、そんな祖父によって与えられたものなんですよね。

本当は与えてくれた幸せに甘えるのではなく、自ら祖父の生きてきた人生の話を聞き、後世に受け継いでいかなければならないのではないでしょうか。

祖父の生きた証を、伝えていけるのは孫である私たちなのですから…。

今って、先祖代々という意識が薄いように思います。

家を継ぐという考えも、古いのかもしれません。

だけど、やっぱり大事なことだと、改めて考えさせられます。

祖父がどんな人であったかを、伝えていってあげたい。

今になって、そう思います。

ここからは、皆さんがそれぞれに思う「祖父を偉大だと思った時」をご紹介していきます。

祖父の偉大さに気付いている人も、まだ偉大さを知らない人も…ご自身の祖父を思い浮かべながら、どんな所が偉大であるかを改めて考えてみませんか?
そしてこれを機に、「最近祖父と疎遠になってきているな」と感じている皆さんが、今からでも祖父と触れ合える時間を大切にしてみたい…そう思うキッカケになったら、嬉しいです。

祖父の偉大な姿を知ることはきっと、これからの人生を生き抜くためのヒントにもなるはずですよ。

経験値が半端ない

祖父の偉大さは、「経験値が半端ない」ところに感じるという人もいます。

筆者ももちろんそのひとりですが、もっとたくさんの経験談を聞いておきたかったと、後悔する気持ちもあります。

ですがその半端ない経験の数々を知った人にとっては、祖父の偉大さを感じることになったのでしょうね。

祖父は、孫から見れば“お年寄り”ですが、それはつまり、孫よりも何十年も前にこの世に生まれ、時代を生きぬいてきたということでもあります。

祖父だって昔は子供。

自分と同じようにこの世に生を受け、幼少期から成年へ、そして大人へと成長していく過程で、様々な経験をしてきているのです。

自分より長く生きている分、積み重ねてきた経験が多いことは、言うまでもありません。

孫である私たちとは、比べ物にならないほどの経験を、積み重ねてきているのが祖父なのです。

因みに、“お年寄り”という言葉には、様々な意味があるそうです。

一般的に広く知られているのは、「お年寄り=高齢者」というイメージですが、もともとは役職を示す言葉でもあったようです。

例えば、“大名の家老・政務に就いていた重臣”などです。

つまり、「お年寄り=高齢者」ということでは無く、身分の高い人であり、経験や知識が豊富なお偉いさんが、“お年寄り”だったのです。

ただ、そういった位の高い役職に就かれる人の多くは、それなりに歳を重ねた人が多かったはずです。

それが、今の“お年寄り”の名残にもなっているのではないでしょうか。

また、“お年寄り”の“寄り”と言う言葉には、“重ねる”や“数が多くなる”などの意味もあり、他にも、“神霊が乗り移る”という意味合いもあるそうです。

このことから考えてみても、お年寄りは、年齢を重ねてきたと同時に、経験を重ねてきた人物であることを表わし、それはつまり“神”のような尊い存在でもあることを、示していると言えるのです。

「お年寄りを敬いましょう」というのは、単に、「高齢者で足腰が弱っているから」ではないのです。

自分よりも何十年も先を行く祖父は、それだけで尊敬に値する存在であり、その長年の労に敬意を表すべき存在であるということなのです。

祖父の経験をあまり耳にしていなかった人にとっては、祖父がそれだけ偉大な人だとは感じてこなかったのではないでしょうか。

だけど、実際の経験はどうであれ、何十年も生き抜いてきたこと。

それだけですでに、孫は足元にも及ばないほどの経験をしてきているということなのです。

祖父が生きてきた何十年もの歳月に、どんな経験がつまっているのか…想像するだけで壮絶さを感じませんか?ぜひ、実際の経験を聞いてみたいものですよね。

実際に話を聞けば、その半端ない経験値に圧倒されるのではないでしょうか。

改めて、お年寄りである祖父の偉大さを、実感することになるはずです。

交友関係が広い


祖父の偉大さは、「交友関係が広い」ことで実感したという人もいるようですね。

交友関係の広さは、その人の人柄にもよるかもしれません。

「ひとりで物静かにしている」というイメージの祖父もいらっしゃるでしょう。

それでもきっと、話を聞けば、意外な交友関係があったりするものですよ。

筆者の祖父も、明るく楽しい人ではありましたが、人付き合いが得意では無かったと聞きます。

ですが、祖父の家に行き、遊びに連れて行ってもらうと、行く場所行く場所で、祖父の知り合いに出会ったりするんですよね。

それは、人付き合いが苦手ながらも、人との出会いや関係性を大切にしてきた祖父の、足跡でもあると思うんです。

長年働き、子供を育てる中では、人付き合いを無視しては生きて来られなかったでしょう。

現役を引退して、自宅で静かに過ごすようになっても尚、交友関係が保たれているのは、長年にわたって築き上げてきた人間関係があるからですよね。

人付き合いが苦手な筆者の祖父でも、かなりの交友関係の広さを感じたのですから、人によってはもっともっと、驚くような交友関係があったりもするのではないでしょうか。

その交友関係の広さこそが、生きる術であったことを物語っていますよね。

人付き合いが苦手な人は、「どうすれば苦手な人付き合いをしなくて済むのか」と考えるのではなく、「どうすれば苦手な人付き合いを攻略できるのか」を祖父に聞いてみるといいかもしれません。

祖父の交友関係の広さは、実践としてやってきたからこそ得られたものです。

そこには、苦手な物に立ち向かっていくための方法が、詰まっているのです。

とにかく元気

「とにかく元気」な祖父を見ると、偉大さを感じるという意見もあります。

特に最近のお年寄りは、元気な人が多いですよね。

日本は、長寿大国とも言われ、平均寿命の国際比較でも、男女共に第2位とトップクラスです。

厚生労働省調べのデータによると、現在平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳。

2017年度の時点で過去最高となっており、寿命はさらに伸びると言われています。

ここ最近、25年間の間で見ても、男性は4.83歳、女性は5.09歳の寿命の伸び率。

それだけ、元気なお年寄りが増えていることを示していますよね。

TVで大御所の芸能人なんかを見ても、年齢を聞いて驚かされることが多いです。

70歳くらいではまだまだ若いし、80歳でも現役!という人を多く見かけます。

もちろん、それは芸能人に限ったことではなく、皆さん元気で若々しいのが、今の祖父たち世代です。

そんな祖父の姿を見ていれば、頼もしくも感じますよね。

それだけ力強く生きてきたということでもありますし、健康に元気に過ごせるよう努力してきた結果でもあるのでしょう。

そういった祖父に、偉大さを感じてしまう人も多いのです。

歳関係なく仕事も運動もしてる

また、とにかく元気な祖父たちは、定年だから引退。

老後だから安静に過ごす。

という概念がありません。

年齢を理由にせず、「年齢に関係なく仕事や運動もしている」のが、今の祖父世代。

健康で元気で過ごせるよう、努力を欠かしません。

また、働けるなら働こうという意欲にあふれているのも、現代ならではなのかもしれません。

それはきっと、激動の時代を生きてきたからこそ培われた、精神力があるからなのかもしれませんよね。

働いて働いて…家族を養ってきた祖父たちは、働くことによって、人生を歩んできたわけです。

その生き様を、死ぬまで全うしていくのでしょう。

そういった姿を見せ続けることでも、孫世代に何かを伝えてくれようとしているのかもしれません。

パワー漲るその背中を見ている私たち孫は、祖父の偉大さを目の当たりにすることになるのです。

話を聞くだけじゃなく、生き様を見せつけられてしまったら、ただただ圧倒されるばかり。

尊敬の念を抱かざるを得ませんよね。

早起き

「早起き」な祖父を、偉大だと感じている人もいるようですね。

特に最近は、朝活が話題になることもあり、朝早く起きて活動を始めることの大切さを、実感している人も多いですよね。

また、朝活をしたくてもどうしても起きられない人なんかは、早起き出来る人というだけで、尊敬してしまうではないでしょうか。

筆者も、朝は起きられません。

しかも睡眠時間は長め。

なのに、疲れがとれずに溜まっていく一方です。

ショートスリーパーへの憧れが強いものの、まったくそうなれる気配がありません(笑)
そんな筆者から見ても、努力することなく当たり前のように早起きをして、散歩したり新聞を読んだりしている祖父って、やっぱりすごいな~と憧れてしまいます。

だけど実は、お年寄りな人が早起きなのって、早朝覚醒という、一種の睡眠障害の場合もあるそうです。

加齢によって、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が減り、眠りが浅くなってしまうのだそう。

もちろん、朝活のために夜早く寝て、朝早く起きるという、健康的な生活を心掛けている人もいるかもしれませんが、寝たくても眠れないというのが、現実のようですね。

それでも日中の活動に支障が無い程度であり、早起きで孫に尊敬の目で見られているのなら、加齢による眠りの浅さも、捨てたもんじゃないのかも?笑
それにその分、活動を始めている人が多いのは事実。

有意義な朝活をしているのが、祖父なんですよね。