社会には様々な価値観、考え方の人がいるので、気持ちを言葉で表現したり、意見交換やコミュニケーションを測ることによって初めてうまく回っていきます。

ですから、周りの人との関係を良くしたり、仕事で成果をあげたり、子供を立派に育て上げたり、家族や友達と満たされる関係を築くには、コミュニケーション能力は欠かせません。

しかも、コミュニケーションの方法も何通りかあります。

お友達など数人でワイワイ何気ない話をしたり、テーマを決めてみんなで意見の交換会したり、一対一で心の奥にあることを語り合ったり、インタビュー形式で質問したり、直接対面せずにメール、電話、SNSなどで意見交換したり、自分を表現したり・・・コミュニケーションを取るツール、人数、内容、シチュエーション、時間、あげればキリがないほどです。

その中で、昔から用いられてきた「雑談」という方法についてこれから考えてみたいと思います。

雑談力を磨くとどうなる?

「雑談」と聞いて、皆さんは何をイメージされましたか?職場の休憩時間や、ちょっとしたやりとりの時に、同僚と交わす何気ない会話。

ママ友やマダム達がレストランでランチタイムにしているおしゃべり、美容院でカットしてもらっている時に、美容師さんと軽い会話をすることなどをイメージされたことでしょう。

これから雑談の意味については詳しくみていきますが、だいたい皆さんがイメージされたような、何気ない会話のことです。

その何気ない会話の中で必要とされるのが、今回のテーマにもなっている「雑談力」です。

「話上手」「会話上手」「聞き上手」と褒め言葉で使うこともあるように、人と上手にコミュニケーションが取れたり、場を盛り上げたりするのは、一つの才能、賜物です。

その場にいる人を楽しませたり、人の心を掴んだり、緊張を解いたり、相手に自分を印象付けたりできる、大きな強みになります。

つまり、雑談力は「人間関係を円満にする鍵」とも言えるのです。

しかも座談力は、磨けば磨くほど進歩し、より円滑な人間関係を築くことができるようになるので、これからじっくりと掘り下げて、自分はどのように磨くことができるか考えてみましょう。

雑談力とは?


雑談も、コミュニケーションの一つに含まれますが、普通のコミュニケーションとは大きな違いがあります。

それは、目的です。

一般的なコミュニケーションは「情報を伝達する」という目的で会話をしますが、雑談の目的は「人間関係を円滑にする」ことです。

仕事場でのミーティングや報告などは、共有すべき情報を伝えたり、やるべきことを支持するという目的の元に行われます。

言い方や雰囲気が事務的でなかったり、かしこまっていないとしても、できるだけ無駄を省き、伝えるべきことが一番目立つような言い方で話しますし、聞き手も、必要な情報をキャッチすることに注意を集中します。

しかし雑談は、伝えることが必要な情報があるわけでも、聞き逃してはいけないことがあるわけでも、その話に基づいて何かをしなければならないわけでもありません。

ただ、より知り合ったり、場が和んだりするために、お互いが楽しいと感じられるような話をするのです。

テーマも縛りもなく、周りの空気を読みながら、みんなが楽しめるような会話をするとなると、テクニックなんているの?と思われるかもしれませんが、これが案外難しいものです。

「何を話せば良いのかわからない」「初対面の人に自分から話しかけれない」「すぐに会話が終わってしまう」と感じている人も多いですよね。

その場にいる人への配慮、程よい長さのトーク、トピックスの選び方、声のトーンや質問の仕方、頷き方、相槌の打ち方など、話し手としても聞き手としても、雑談を心地よい有益なものにするために、注意すべきことがたくさんあります。

それが雑談力です。

雑談を盛り上げ、その場にいる皆が楽しい気分になり、モチベーションが上がったり、距離が縮められるような雑談力を持っている人は、会社で重宝されたり、クラスの人気者となれるでしょう。

意味

辞書によると、「雑談」とは、「特にテーマを定めないで、様々な内容のことを気楽に話すこと」「とりとめのない話」と定義されています。

平たく言うと、「中身がない話」と言えます。

シャイな人や男性に多いですが、「意味のない話をするなんて、恥ずかしくてできない」「ムダ話はムダ」と考える方がいらっしゃいます。

しかし、雑談から思いもよらなかった情報が得られたり、親近感を感じることができるよになったりと、メリットはたくさんあります。

先ほども考えましたが、雑談は、あくまでも人間関係を良好にすることを目的としたコミュニケーションですので、雑談力は、目的を達成するための能力のことです。

そのことをしっかりと頭に入れておくなら、無駄と感じることはなくなるでしょう。

使い方


昔から「雑談」という言葉はよく使われていますが、今までは、「雑談力」という言葉を日常会話の中で聞いたり、実際に使用されていた方は少ないかもしれません。

しかし最近では、本のタイトルになっていたり、身につけるべきビジネススキルの一つとして、雑誌で取り上げられていたりします。

社員が雑談力を身につけるように研修を組む企業もあるそうです。

例えば、安田正さんの「超一流の雑談力」、ベストセラー作家の百田尚樹さん著作「雑談力」があり、それぞれ雑談力を高める方法を具体的に解説しています。

またビジネス誌や情報誌では、「雑談力トレーニング」「雑談力を鍛える方法」などというタイトルで特集が組まれていることが多いです。

類義語

ここまでで、雑談とは、人との距離を縮めたり、場を和ませるための会話であること、そして雑談力は、人間関係を良好にするために大切なスキルであることがわかりました。

ここでさらに、類義語を調べてみて、雑談力についてよりイメージを膨らませてみましょう。

社交場での何気ない会話という意味合いとして、「世間話」「おしゃべり」「ゴシップ」「談笑」などが類義語であげられています。

これらの言葉からも、有益な情報を得るためではなく、共感したり、仲間意識を高めるための会話であることがわかりますね。

コミュニケーション能力

雑談は、コミュニケーションの一つですから、コミュニケーション能力の高い人は、雑談力が高い傾向にあります。

ただ、業務上必要なことを伝えたり、関心事がわかっている人と会話することは得意でも、初めての人やよく知らない人と、会話を始めたり、盛り上げることは難しく感じる人もいます。

また雑談では、芸人さんのようにエピソードトークができる必要もありませんし、物知りである必要もありません。

そういう点では、話し上手だから雑談力があるとは言えないということです。

むしろ、話すのが苦手な人でも、雑談のコツをマスターすることによって、相手を気持ちよく話させたり、初めての人ともすぐに打ち解けることができるようになります。

雑談力を磨くと?

近年これほどまでに「雑談力」について取り上げられ、ビジネススキルとまでされているには、それなりのメリットがあるからです。

特に、人間関係が希薄になっている現代では、近所の人やお店の人と雑談をすることなく育ってきている人がほとんどです。

だからこそ、知らない人に過剰な警戒心を抱いていたり、自分から話しかけることを難しく感じる人が多いです。

ですから、この能力を身につけるなら、仕事・恋愛・家庭・趣味など様々なシチュエーションで、評価される人間になれるのです。

ではこれから、具体的に雑談力を磨いたらどんな良いことがあるのかみていきましょう。

印象が上がる

居心地が良いと感じた時間を共有した人のことを、好印象に感じるのは当然のことでしょう。

雑談力は、人間関係を良好にするテクニックで、温かい雰囲気を醸し出し、プライベートなことには入り込まれることなく、お互いの距離を少し近づけるための挨拶や会話ができることです。

特に、初めて会う人は、お互いに緊張していて、探り合うようなところがあるものです。

その時に、プレッシャーを与えることなく自然と相手が世間話をしてくれ、自分の話を真剣に聞き、適当なところでわきまえた会話の締め方をしてくれたら、緊張が解けて、”感じの良い人””親しみやすい人”だったなと、良い印象が残りますよね。

また、初対面でなくても、会社のちょっとした休憩時間や、ミーティングの時に場を和ませたり、空気をよくするような一言を言ってくれたりする人のことを、みんなが”良い人””いたら助かる人”と重宝するのではないでしょうか?雑談力がある人は、上司にも同僚にも部下にも、また取引先の人にも好かれていることが多いです。

覚えられやすい

覚えられ安い特徴としては、まず、インパクトのあるルックスがあります。

目を引くほど美人だったり、背が高くてイケメンの場合は印象に残りますし、逆に、肥満や残念な顔立ち、個性的なファッションでも覚えていることが多いです。

このように、外見の特徴は、視覚に飛び込んできて、記憶に残りやすいので人を認識する助けになります。

しかし、見た目がごく普通の人でも、態度や雰囲気、立ち振る舞いなどが素敵な場合や、反対にひどい場合も人は忘れないものです。

どうしたら良いのか困っていた時に、優しくしてくれたり、親切にしてくれた人や、気まずい空気を変えてくれる一言などは、いつまでも覚えていると思います。

モテる

「モテる雑談力」という言葉もよく見かけますが、雑談力が高い人は、相手の心を掴み、居心地よく感じさせることができるので、確かにモテます。

人間は、自分を認めて欲しいと思っていますし、感情を理解して欲しいと感じます。

雑談力のある人は、自分中心の会話ではなく、相手中心に会話を運び、巧みな質問を使って相手に話させ、相槌などを打ちながら理解を示し、決して否定しないので、「この人は私のことを理解し、認めてくれている」と相手に感じさせることができるのです。

また、上手に褒め流ことによって、相手に自尊心を持たせ、一緒にいるとイキイキできると感じさせるのです。

人間関係を良好にするという目的の雑談は、相手を幸せで楽しい気分にし、あなたの印象も上がるという恋、愛感情を抱き始める条件と完全に合致します。

影響力を与えることができる

世の中には、「影響力のある人」と言われる人がいます。

そう言われる人の特徴として、「独特のカリスマ性がある」「人生の成功者である」「博学である」などが挙げられますが、それらと同列で「楽しそうに話している」「積極的に行動している」というものも挙げられています。

これは非常に興味深いですよね。

楽しそうな人の周りには自然と人の輪ができているのではないでしょうか?なぜなら、どんな楽しいことがあるのかと興味を注がれ、自分も楽しみたいとその人に引き寄せられていくのです。

また、積極的に行動する人に触発されて、同じように行動したり、ポジティブに物事を捉えていくことができるようになるそうです。

雑談力を磨いている人は、その場を盛り上げ、皆が楽しいと思える会話ができ、本人もいつも笑顔で、自分から積極的に行動している人ですから、人を魅了し、近づきたい、見習いたい、一緒にいたいと思わせます。

ですから、博学でなくても、カリスマオーラを持っていなくても、雑学力を磨けば、人に影響を与えることもできるようになるでしょう。

仕事で活かせる

雑談力は、直接、営業成績や売り上げなど、わかりやすく数値になって出るわけではありません。

しかし、職種に関係なく必ず仕事に活きます。

雑談が上手にできる人は、社内で人望を得たり、上司に可愛がられたり、部下に慕われます。

逆に、会話が苦手でとっつきにくい人や、自分の話ばかりする人は、どんなに能力が高くても、人から好かれずに孤高の存在になってしまったり、チームを引っ張る力がなく大きな仕事を任されないかもしれません。

また、雑談力がある人は、相手が心地よく感じるような表情、間合い、話題を提供することができるので、第一印象がかなり良くなり、面接や、プレゼンテーション、営業など取引先やお客様の心を掴んで、ゆくゆくは自分の業績に繋がる場合もあります。

また、人と会話するための情報収集などをすれば、社会問題に詳しくなったり、様々な分野にアンテナを張ることができるので、その知識が仕事で生かされることも出てくるでしょう。

雑談力の磨き方

こんなにメリットがたくさんある「雑談力」。

ぜひ磨きたいと思われたのではないでしょうか?「自分は、話し下手だから無理」「人見知りだから雑談するなんてハードルが高すぎる」などと考えないでください。

雑談力は、話術の巧みさや、知識の豊富さ、もともと持っている性格で決まるわけではありません。

むしろ、口下手の人や、人と話すことに苦手意識がある人でも、雑談を上手に行う人もいます。

ですから難しく考える必要はないのです。

そもそも雑談とは、相手との距離を縮めて、人間関係を良くするための何気ない会話です。

ですから、様々な内容のことを気楽に話すことができればいいのです。

ですからどんな人でも、雑談力を磨くことができるのです。

ではこれから、雑談力を磨くためのポイントをみていきましょう。

観察する

まずは、雑談する相手をよく観察します。

何才くらいの人か、持ち物からどんな性格だと想像できるか、職種は何か、仕草などから、せっかちな方かそれともおおらかか、目の会う回数や表情からも、緊張しているか、話したくなさそうか、それとも友好的な人かなど、相手を観察することで見えてくることはたくさんあります。

それによって、自分の持ちネタの中から、雑談の話題選びをすることができますし、ベストなタイミングで会話を始めることができます。

また、その人が、その時にしていることや見ていることが、一番の関心事な場合が多いので、そのことから雑談を始めることができます。

例えば、コーヒーをを人でいるなら味や飲み方の話、汗を拭いていたら、気温や天気の話などをきっかけにすることができるでしょう。

人の話をよく聞く

雑談が苦手な人の多くは、「何か話さなくては!」と自分が話すことばかりを考えていることが多いです。

しかし、相手が気持ちよく感じるためには、相手に話してもらう必要があります。

ですからどのように聞くかがポイントになります。

さすがにビジネスの場ではないとは思いますが、友達同士や家族との雑談でよく目にするのは、スマートフォンをいじりながら話を聞いている場面です。

それでは、その話や相手に興味がないと言っているようなもんです。

きちんと聞いていないことがわかると、話さなくなってしまうので、まず、手に持っているものを置いたり、目線を合わせるなど、姿勢でも話を聞く用意ができていることを示すようにしましょう。

次に、間を怖がらないことです。

話が途切れたり、気まずい沈黙があると、「何か面白い話をしないと」と焦って、ずれたことを喋り出してしまったり、「とりあけず質問」と考え、立ち入ったことや答えづらいことを聞いてしまい、空気が悪くなることがあります。

しかし間をおくのは、話している人が自分の話を整理している時間だったり、大事な話をしようとしている場合が多いです。

ですから、気持ちよく話してもらうには、間や沈黙を恐れずに、むしろ多少の隙間を作って、その人のペースで話してもらい「次に何を言おう」と考えながらではなく、真摯に話される内容を聞くことが大切です。

そして、相手が主役であることを忘れずに、話の内容を決して否定せず、一つの意見としてしっかりと受け止めるようにしましょう。

記憶力

一度質問したことをまた聞いてしまったり、話してくださった内容にかぶるような質問をすると、「この人話聞いていないな」と思われてしまいます。

また、以前お会いした時のことを覚えておらず、「初めまして」とご挨拶したり、「お会いしましたっけ?」とキョトンとしてしまうのは、相手の心を閉ざしたり、自分の印象を下げてしまう行為なので、絶対に避けましょう。

緊張していたというのも、言い訳にしかなりません。

雑談中に、誠実に話を聞けば、ダブった質問をすることも避けられますし、相手に関心を示す方法として、お会いした日付け、話した内容、趣味、出身地、今の関心事、業種などを記憶するようにしましょう。

全部のデーターを頭に入れておくことは不可能なので、メモや名刺を活用して、忘れてしまっても思い出せるように工夫するなど、記憶にとどめ、思い出すための最大限の努力は惜しみなく行うなら、雑談力を磨くことができるでしょう。

丁寧にさも忘れずに

雑談だからと言って、雑に話しても良いわけではありません。

良い人間関係を築くことが目的なのですから、丁寧に、敬意を持って向き合うことは基本になります。

ですから、きちんとした言葉遣いで、相手によってっは尊敬語や謙譲語を使って話すようにしましょう。

自分に敬意を払ってくれる人のことを、人は感じよく思うものです。

さらに、たわいもない話だからと適当に話を合わせるのもやめましょう。

雑談では、誰かの意見を否定するのは避けた方が良いですが、知らないことを言われた時に、知ったかぶりをしたり、適当に流すののもよくありません。

どうせその場だけの会話と思わずに、そこは丁寧に「知らないので教えていただけますか?」と誠実に答えましょう。

そうすることによって、会話が広がったり、相手が主体の雑談ができるようになります。

相槌

雑談力は、トーク力ではなく、リスニング力であることを先ほどもお話ししましたが、きちんと聞いていることが相手に伝わるわかりやすい方法は、相槌を打つことです。

みなさんご存知のように相槌とは、会話中に挿入される「はい」「そうですね」「なるほど」というような間投詞のことです。

相槌の語源は、鍛冶で、主導的な鍛治職人の打つリズムに合わせて、向かい側にいる弟子がハンマーを打つことから取られています。

ですから、相手の話に調子を合わせて発する、ちょっとした言葉ということがわかりますよね。

ですから、上手に相槌を打つなら相手が話しやすくなり、雑談も弾むようになるわけです。

雑談で特におすすめな相槌は「さしすせそ」のフレーズを用いることだと言われています。

「さすがですね」「知らなかったです」「素敵ですね」「センスがいいですね」「それはすごいですね」の頭文字をとってそう呼ばれていますが、ただ「そうですね」と言われるよりも、「さすがですね」や「知らなかったです」と言うことによって、相手の話に価値があることを示たり、「「素敵です」「それはすごいですね」と言うことによって、相手のことを認め受け入れていることを示すことができるのです。

確かに、そうのうな相槌を打ってもらうと、気持ちよく話せるのと思われませんか?

相槌にバリエーションをつける

本当に話を興味を持って聞いているなら、必然的に相槌にバリエーションが出て来ます。

「へぇ〜」や「うん」なども相槌ですが、ずっとそればかりでは、本当に話を聞いているのか疑問に思われてしまいます。

また先ほどご紹介した、理想的な相槌の「さしすせそ」も、それが良いからと、所構わず、ずっと使っていると、不信感を感じられることもあるかもしれません。

相槌は、聞いていることを示し、相手が気持ちよく話せるようにするものですから、時と内容にあった相槌をするように、いくつかのバリエーションを用意しておきましょう。

オウム返しで質問する

オウム返しとは、相手が行った通りに言い返すことです。

例えば、「今日仕事でミスをしちゃって」と言われたら、「ミスしちゃったんですか」と返すこと、「今月は最高売り上げだった」と言われたら、「最高売り上げだったんですね」と言われたことを繰り返して返答することをオウム返しと呼びます。

このオウム返しを使うなら、話をちゃんと聞いていることが相手に伝わり、安心感を感じてもらえることができます。

オウム返しをする上で大事なことは、気持ちを込めて伝えることです。

ただ繰り返すだけでは、会話は続くかもしれませんが、相手が気持ちよく感じたり、雑談が盛り上がることはありません。

相手のテンションに合わせて、ミスして落ち込んでいるようなら、しょんぼりしたテンションで慰めるように返し、最高売り上げを達せして喜んでいるなら、少しオーバーアクション気味に喜びを共有するように言うなら、言葉と同時に自分の気持ちも相手に伝わり雑談が盛り上がるでしょう。

簡単に見えるテクニックですが、きちんと気持ちを込めることが大切なのです。

【オウム返しに効果については、こちらの記事もチェック!】

意外性やギャップを見せる

雑談では、相手に気持ちよく話してもらうことが大切ですが、「自分はこう言う人間です」と簡単に言うことも、相手の心を開いたり、自分を印象付けるのに役立ちます。

その時に有効なのが、意外性のある自己紹介です。

例えば、見た目が女性らしく大人しそうな人が、「実は体育系です」と言うと、見た目とのギャップで話が弾んだり、真面目に見える人が「モノマネやギャグが得意です」と言うと、一気に親近感が湧きますよね。

このように、意外性やギャップを見せることによって、自分を覚えてもらい、より親しみやすく、魅力的に感じてもらえるようになるのです。

やりすぎはうざがられてしまいますが、掴みとして、相手の注意を引きそうなことを用意しておくのも、雑談力を磨く一つの方法です。

天気やニュースは短く

雑談は、あくまでも場を和ませるためのもので、訪問の目的でも本論でもありません。

ですから、時間を区切って、適当なところで本題に入らないと、「なんの目的に来たんだ?」と不思議がられたり、「時間がないのに」と相手をイライラさせてしまうかもしれません。

特に、商談の時など、相手も分刻みでスケジュールを組んでいたり、多忙な方も多いので、相手の貴重な時間を、無駄にしないように気を配りましょう。

共通の趣味や出身地が近かったりすると、話が盛り上がりますが、相手の状況や性格を見ながら、適度なタイミングで切り上げるように意識しましょう。

次に会うのも楽しみとお互いに思えるくらいの時間でちょうどいいものです。

雑談は、あくまでも本題のための土台ということをしっかり頭に入れておくなら、話題がとっちらかったりすることなく、スマートにこなせるようにもなります。

ジャンル別でネタを用意しておく

よく会う取引先や、会社の部署内の人なら、興味のあることや、好きな話題がわかるので、その人との会話が盛り上がりそうなトピックスを事前に用意しておくことができるでしょう。

しかし、初対面の人との雑談ではそうはいきません。

何に関心があるのかわからないので、自分の引き出しを多くする努力を日頃からしておくなら、いざという時に役立ちます。

様々なジャンルに通じるためのもっとも良い方法は、朝のニュースをチェックすることです。

テレビでも、政治、経済、スポーツ、芸能、世界のニュースなど、わかりやすくコンパクトにまとめて放送してくれています。

雑談用の話題は、奥深い知識ではなく、どんな人にでも軽く話せるような、幅の広さが重要になりますので、数分でその内容をまとめてくれている朝のニュースはもってこいの材料です。

そして、興味を持った分野をさらに広げたい場合は、新聞などで、より具体的な内容や、専門家の見方などを把握することもできます。

最近ではインターネットでもかなりの情報を知ることができるので、通勤時間にスマートシフォンなどで旬のニュースに通じておくようにするなら、雑談の時にいきることでしょう。

話しをチョイ盛るのも大事

芸人さんのトークを見ていると、エピソードをチョイ盛りすることが、話を盛り上げるテクニックだと言うことがわかりますよね。

盛りすぎると嘘くさくなってしまったり、大げさすぎて引かれてしまいますが、イメージが湧くような表現を足したり、ジェスチャーをつけて話したり、感情を言葉で膨らませたりして、少し話を盛るなら、聞き手が話に引き込まれるので雑談が盛り上がります。

そして、相手も突っ込んだり、笑ったりと雑談に参加できるようにもなるので、日頃から日常のエピソードを、少し盛って話す練習をしましょう。

雑談力を身につけて活かそう!(まとめ)

いかがでしたでしょうか?人間関係を円滑にし、親密度を高めてくれる雑談の力を感じることができましたでしょうか?そして、相槌にバリエーションをつけたり、朝ニュースをチェックするなど、本当に簡単なことで、雑談力を磨くことができることも知ることができました。

そしてコミュニケーションを取る上で何よりも大切なことは、話すことではなく、聞くことだと言うことも考えました。

ですから、話し下手の人でも、シャイな人でも皆が身につけることができる雑談力。

人間関係は全ての基本になりますので、雑談力を実際に身につけるなら、仕事でも家庭でも大きなメリットがあります。

ぜひ、身につけられるように、今日考えた点を時々チェックしながら、精一杯努力するようにいたしましょう。