向上心の強い人ほど、仕事で「スキルアップしたい!」と思うことがあります。
しかし実際にどうやってスキルアップをしていけば良いのか、やり方がよく分からないという人も少なくはないでしょう。
どんな人でも、やる気さえあればスキルアップは目指せます。
今の自分よりもスキルアップを目指している人のために、スキルアップするための15個の方法や学習テーマをご紹介します!
そろそろスキルアップしたいと思いませんか?
今の自分の仕事が好きな人や、仕事に対してやりがいを感じている人は、仕事への向上心が強いです。
そんな人では今よりももっと自分が仕事を出来るようになりたいと感じることも多く、スキルアップを目指す人も少なからずいることでしょう。
スキルアップはやる気のある人が目指すものなので、いざ始めればきっと最後までやり遂げることが出来ると思います。
そして、やり遂げた先で今よりも一段と成長した自分に自信を持って仕事に取り組めるようになるため、自分自身のためにもスキルアップを目指すのは良いことでしょう。
また、今の自分に満足していない人、もしくは今の立場や地位に満足していない人も、今以上に上を目指していくためにもスキルアップは必要になります。
「昇進したい」「仕事が出来るようになりたい」と強く願う気持ちさえあれば、誰でもスキルアップを目指すことは可能なのです。
スキルアップしようと思う理由は?
スキルアップをしようと思う理由は人によってさまざまです。
生活のため、もしくは趣味を思い切り楽しむためにお金をもっと稼ぎたい人。
役職の地位に就いて自尊心を満足させたい人。
いずれは自分で会社を興したいと考えている人など、理由は人によって違いますが、スキルアップをしたいという気持ちは誰もが共通しています。
そしてまた、スキルアップを目指す理由が明確で気持ちが強い人ほど、「いずれはスキルアップを目指す」というあいまいな目標ではなく、「今すぐスキルアップを目指して頑張る」という具体的な目標を持つことが出来ます。
明確な理由と、強い気持ちを持った人であれば、そう遠くない内にスキルアップを達成させることが出来るでしょう。
仕事の幅を増やすため
仕事の幅を増やすためにスキルアップを目指す人は多いです。
例えば今任されている仕事が基本的なことだとしたら、数年も同じ仕事内容をやり続けていれば、嫌でも仕事に慣れてきます。
仕事に慣れてそれを自分なりに上手く回していければそれでも良いですが、仕事内容が決まったものである場合には、仕事に慣れ過ぎてしまうと段々と集中力が欠けたり、仕事に身が入らなくなってしまったりすることがあります。
「いつもやっているから」という気持ちから行う仕事はやりがいもなく、淡々としてつまらなく思えてしまうこともあります。
そうした時に、基本の仕事だけではなく応用の仕事についても学ぶことで、スキルアップが目指せると同時にやれる仕事の幅も広がり、モチベーションもぐっとアップすることでしょう。
また、やれる仕事の幅が広がれば、それがきっかけとなり昇進することだって夢ではありません。
向上心は常に良い流れを生み出しやすいため、今の仕事にやりがいを感じられなくなってきた時には、もっと仕事の幅を増やすことにチャレンジしてみると良いかもしれませんね。
希望する職につくため
あなたの今の仕事は、元々自分が希望していた職種でしょうか?就職活動をしていた学生の頃から、自分でやりたい仕事を見つけていた人は、もちろん希望の会社に面接を申し込んだことでしょう。
その結果無事に合格出来た人は、自分の希望する職に就けたことでしょう。
また、配属された部署は違っていても、希望の会社に就職出来たという人もいると思います。
一方で、希望する仕事に就くことが出来ずに、妥協して今の会社に勤めている、という人も決して少なくはないでしょう。
生活の安定のためには、今の仕事をやり続けることが最優先だという人もいると思いますが、それでもどうしても希望の仕事を諦められないという人は、働きながらスキルアップをして、希望の職種への転職を目指す場合があります。
その場合は、同じ会社の別の部署への異動や昇進を目指すよりもハードルが高く、厳しい道になります。
しかし、それでもどうしてもやりたい仕事に就きたいという強い気持ちを持っている人は、積極的にスキルアップを目指すことが多いです。
収入アップ
今よりも自分の収入をアップさせたいと思ったら、今以上に仕事をこなせるようにならなければなりません。
年功序列の制度のある会社では、無理してあれもこれも仕事が出来るようになる必要もなく、年齢や勤続年数で自然と昇進していくことが可能です。
しかし、やはり昇進すれば今よりも多少は仕事内容が増えますし、昇進するまでに長い年月がかかります。
出来るだけ早く収入をアップさせたいという場合には、短期間でのスキルアップを目指すことが一番効果的かつ効率的な方法です。
ごく普通に働いていると、仕事量が変わらないのに収入がアップすることなどまずあり得ません。
今よりも収入をアップさせるためには、今よりも仕事が出来るようにならなければなりません。
そのため、収入アップという目標を掲げてまずはスキルアップを目指す人も多いです。
効率を上げるため
今よりも仕事が出来るようになると、自分がやれる仕事の幅も広がるため、一つの仕事を行う際の効率を上げることが可能です。
例えば一つの事柄について調べる際に、基本しか知らなければその基本以上のことは当然出来ませんよね。
しかし、スキルアップによって応用まで出来るようになっておけば、一つの事柄を調べる際にも基本から応用まで幅広く対応出来るようになるため、仕事内容も充実し、仕事も効率的に行えるようになります。
私生活や仕事において何よりも効率を重視するタイプの人は、自分のためにも進んでスキルアップを目指すことがあります。
長期間働きたいから
一つの会社で長期間働きたいと思ったら、出来る仕事内容が限られたままでは、いつまで経っても昇進することは出来ませんし、また収入のアップにも繋がりません。
そもそもが、会社勤めが長い人ほど、あらゆる仕事が出来て当たり前、会社の事情に精通していて当たり前という見方を周囲からされやすいです。
もちろん特別にスキルアップをしなくても、長く一つの会社に勤めていれば、若手社員よりは会社の事情に精通していることでしょう。
しかし、会社のことを知っているのと、さまざまな仕事内容に精通しているのとはまったく異なります。
さらに言えば、会社にとっては長く勤めてくれる社員も大切ではありますが、それ以上に仕事が出来る社員に会社に残ってもらうことの方が重要なのです。
長年会社に勤めていても特に貢献していない社員の場合、人員削減の際には最悪自主退職を勧められてしまうこともあります。
一方で、長く会社に勤めながらも定期的にスキルアップをしており、会社にも貢献している社員は、会社からもいつまでも大切にされ続けます。
一つの会社で長期間働きたいと思ったら、スキルアップはある意味で当然しておくべきことでもあるのです。
それを理解している人は、積極的にスキルアップを目指すことが多いです。
資格のため
スキルアップというのは、知識や技術を磨いて今よりも出来る仕事量を増やすということです。
すなわち、これまで知らなかったことを勉強し、やれなかったことを出来るようにしていくということでもあります。
それは人によっては、ただ勉強するだけでなく、資格という形で活かすことも多いです。
例えば営業職に就きながらも接客が苦手という人が、人とのコミュニケーション能力を伸ばすための資格を取ったとします。
するとそれまでよりもスムーズに接客が出来るようになり、結果として仕事で会社に貢献出来るようになります。
また、事務の仕事でパソコンの資格を持っていなかった人がパソコンに関する資格を取ることで、これまでよりも仕事が早く、効率的に出来るようになると、それもまた自分のためだけでなく、会社のためにもなるのです。
さらには、スキルアップをする最も手っ取り早い方法が資格を取ることでもありますので、スキルアップを目指す人が資格を勉強し始めるのは自然な流れと言えるでしょう。
スキルアップする方法15個
理由はどうであれ、もしもあなたがスキルアップをしたいと思った時。
計画を立てることもなく、何を調べるでもなく、いきなりスキルアップを目指して行動することは出来ますか?恐らく、難しいと思います。
何故なら、スキルアップをしたいという気持ちはあっても、何からどう始めれば良いのかが分からないということが多いからです。
これは何もあなただけでなく、ほとんどの人が思っていることです。
しかし、やる気だけを持って立ち往生しているのは時間の無駄というものです。
そのためここからは、スキルアップをするためにおすすめの方法を15個具体的にご紹介していきます。
「これなら出来る!」と該当するものがあれば、ぜひ参考にしてみて下さい。
ビジネスマナーをおさらい
ビジネスマナーは、社会人になる直前や、なった直後に学ぶものです。
会社での挨拶やお辞儀の仕方から、名刺の渡し方、上司や取引先会社に対する話し方など、基本的なものから重要な場面におけるものまでさまざまなビジネスマナーがあります。
習いたての頃にきちんと覚えておくことで、しっかりとしたビジネスマナーを身につけることが出来ますが、やはり時間が経てば普段使わないものはだんだんと忘れていくものです。
そして、忘れた頃に使う機会が訪れて、あやふやな使い方をしてしまい、相手に不快な思いをさせてしまう、なんて失敗をした経験がある人もいるのではないでしょうか。
また、日頃から使うビジネスマナーであっても、長年使っていく内に無意識に自分流のやり方になってしまっていることもあります。
相手が不快にならなければそれでも良いかもしれませんが、いざ後輩に教える機会が出来た時に正しい教え方が出来なければ情けない先輩と思われてしまいかねません。
ビジネスマナーは基本的なことであるがゆえに、出来て当たり前と思われやすく、一方で忘れてしまいやすいものでもあります。
スキルアップを目指したいと思った時には、新しいものに手をつけるよりも先に、まずはビジネスマナーのおさらいから始めるようにしましょう。
正しいビジネスマナーを勉強し直した後で新しいことを学べば、より正しく知識や技術を吸収することが出来ます。
伝え方や話し方を研究
人とのコミュニケーションを取る際に、相手の話をよく聞いて理解することも大切ですが、自分が相手に伝えたいと思うことを明確に伝えることも重要です。
時々、相手と話をしていて「何を言いたいのか分からない」ことってありますよね。
その原因の一つにはこちらの理解力が足りないということもあるかもしれませんが、相手の話し方や伝え方が下手な場合もあります。
会社においては、人に物事を伝える際には「起承転結を分かりやすく伝える」「なるべく短い言葉で分かりやすく話すこと」が重要視されています。
例えば会社を休む旨を伝える際には、「今朝から体調不良のため、申し訳ありませんがお休みを頂きたいです。」と一言だけで伝えるのがスマートです。
ですが、罪悪感がある場合や自分を悪く思われたくないという気持ちが強い場合には、体調不良に至った経緯や今の体調について長々と無駄に言い訳がましく伝えようとしてしまうことがあります。
しかし、相手にとって重要なのは「体調不良で休む」ということのみですので、それ以外の補足は不要なものでしかありません。
そのため、どんなにこちらが詳細まで伝えたいと思っていても、相手がそれを求めない限りは余計な補足は禁物です。
この「短い言葉で分かりやすく相手に伝えること」が出来ていない人は案外多いです。
それは、話す内容をよく考えた上で口にするのではなく、思い付いたものからぽんぽんとやたらに口に出すことが原因と考えられます。
もしあなたが仕事上の会話のスキルアップをしたいと思ったら、自分の意見の伝え方や話し方を研究してみてはどうでしょうか。
セルフマネジメントを強化
セルフマネジメントとは、「自己管理」や「自律」を意味する言葉です。
日々の体調管理や、仕事を進める上で自分自身を適切に抑制し、管理するという意味で使われることが多いです。
子どもや学生の内は、適当な生活をしていても大して問題はなかったかもしれませんが、社会人ともなるとちょっとやそっとの体調不良では仕事を休むことは出来ませんよね。
そもそも、体調不良が理由で会社を休むということ自体、嫌煙されやすい傾向にあります。
社会人になってからは、例えどんな理由であっても体調不良になることは自己管理が出来ていないと判断されてしまいます。
そのため、日々の体調管理は大切なのです。
また、仕事をする上で、好きな仕事や嫌いな仕事を自分の感情で選ぶことは出来ません。
嫌いな相手であってもニコニコと笑顔で接客をしなければなりませんし、自分の欲を優先させて仕事を進めることは許されません。
そういった自分の感情を上手に抑制し、仕事を行っていくこともセルフマネジメントの一つです。
スキルアップを行う上で、セルフマネジメントの強化は必須とも言えるでしょう。
資格取得
資格を取得することで、自然とスキルアップを目指すことが出来ます。
資格といってもさまざまな種類がありますが、出来るだけ今の自分の仕事と関わりのある資格を選ぶようにしましょう。
または、これから自分がやりたい、なりたいと考えている職種や仕事内容に向けた資格の取得を目指すのも良いでしょう。
事務の仕事であればパソコン関係の資格や秘書技能検定、文書処理能力検定など、また営業の仕事であれば営業士検定や販売士の資格、またはファイナンシャルプランナーなどの資格も取っておくと有利でしょう。
資格を取るには費用がかかる上に勉強の毎日ですが、一度取ってしまえば無資格の人よりも会社で優遇されやすく、また実際に自分のスキルアップを実感することが出来ることでしょう。
転職
今の仕事が元々やりたい仕事ではなかった場合は、どうしても仕事に対するモチベーションが低くなってしまったり、そこで上を目指していこうという気持ちにはなれなかったりします。
仕事に対してやりがいを感じることが出来ないと、スキルアップを目指そうという気持ちも起こらず、またその仕事自体が長く続かないこともあります。
そこで、だらだらとやりがいもなく仕事を続けていくよりは、いっそのこと転職をしてスキルアップを目指すという方法があります。
もちろん転職はある種の冒険ですので、最初の一歩を踏み出すのには勇気が要ります。
しかし、そこで一歩踏み出した先を良くするのも悪くするのも自分自身ですので、どうせならば良い方向へと持って行けるように、気合いを入れて転職を目指してみてはいかがでしょうか。
転職先は自分のモチベーションが保てるように、少しでも自分が好きな分野や、興味のある職種を選ぶようにしましょう。
人と接するのが好きな人は営業や接客関係の仕事がおすすめですし、あまり人と接する機会がない方がいいという人では、作業など裏方に徹する仕事が良いでしょう。
自分に合った転職先をぜひ探してみましょう。
達成イメージを具体的に持つ
プロのスポーツ選手や向上心の強い人では、常に自分が成功する、やりたいことを達成するというイメージを持って試合や仕事に臨んでいます。
例え実際には失敗したり、上手くいかなかったりしても、悪いイメージを持って臨んだ時よりは落ち込む要素を減らすことが出来ますし、次への反省も積極的に行うことが出来ます。
また、達成イメージを常に持っている人は実際に成功を呼び込みやすいため、良いイメージは結果的に自分のためになることが多いです。
一方で、日頃から失敗などの悪いイメージばかりを持っている人の場合、実際に悪い結果を呼び込みやすく、また失敗した際に「やっぱりだめだった」と自信の無さに拍車をかけてしまいます。
そうなると積極性や行動力がなくなってしまうので、スキルアップをいざ目指そうと思っても自分の中の負の固定観念が邪魔をして、上手くいかないことがあります。
そこで、スキルアップをしたいと思った時には、まずは普段から何かにつけて自分が成功したり、達成出来たりするイメージを持つ努力をしましょう。
例えば取引先との商談がある時には、自信が無くても無理にでも「自分なら出来る!」と思い込むように意識します。
最初は難しいかもしれませんが、毎日達成イメージを持ち続けることでそれが癖になり、いつしか自然と良いイメージを思い浮かべることが出来るようになります。
職場を徹底管理
職場の徹底管理もまた、スキルアップの方法の一つです。
自分の会社ではどのような人たちが働いているのか、仕事振りはどうなのか。
またどんな会社と取引を行っているのか、社内の雰囲気はどうか、果ては掃除が行き届いているかなど、日頃から細かくチェックするように努めます。
毎日そうして意識して見ていると、職場内の様子でささいな変化があっても気づくことが出来ますし、またそれまでは気付かなかったことに新たに気付けるようにもなります。
そして出来ていないところを自分が積極的に関わって改善させていくことで、自分だけでなく会社全体がスキルアップしていくことを目指せるようにもなります。
職場の徹底管理をしていると、自然と鋭い洞察力や判断力を磨くことが出来ます。
会社に貢献しながら個人的にもスキルアップが出来るので、おすすめの方法です。
時間でなく行動で制限する
時々、「時間で区切って行動する」という考え方を耳にすることがあると思います。
時間で区切ることによって、確かに行動にはメリハリがつくかもしれません。
しかし、何もかも時間で区切ってしまうと、何をしている最中にも時計ばかりが気になって、いまいち集中出来なくなってしまいます。
また、タイムリミットが近づくにつれて気持ちが焦ってしまい、余計にミスが増えてしまう恐れもあります。
時間を決めて行動することはもちろん大切ですが、それ以上に行動で制限した方がタイムリミットに焦ることもなく、しっかりと集中して仕事に取り組めるようになります。
優先順位を決める
何をするにも、優先順位を決めて行動することで効率よくスキルアップを目指すことが出来ます。
誰しも、一日の内でいくつもやることがありますよね。
それをどのようにして振り分けるかはその人によりますが、出来るだけ無駄な時間は失くしたいと思うものです。
やることリストを作ることも必要ですが、リストを作ったら次はそこに優先順位を付けていきましょう。
何から手をつけて、最後は何で終わらせるかを順番に決めていくことで、仕事の合間の行動も決まってきます。
もし優先順位をつけづらいという人は、やることをまずはメモに書き出し、それから自分で優先順位を決めていきましょう。
繰り返し行う内に、自然と頭の中だけで仕事の優先順位を付けられるようになります。
しないことを見極める
優先順位を決めることは、仕事を効率的に行う上で重要なことです。
しかし、そのほかにも自分がやらなくてもいいことや、しなくてもいいことを見極めることも出来ます。
いくつもやることを挙げていくと、時には決められた時間内では出来ないことも出てきます。
そうなると、本当にそれは今日やらなくてはならないことなのかを自然と見極める必要性が出てきます。
もしどうしてもやらなければならないことであるなら、他の優先順位の低いものを削れば良いでしょう。
そうでないのなら、「これは明日に回す」と自分で見極めて必要な行動だけをとるように心がけましょう。
部下から学ぶ
上司の立場になると、つい部下の存在を見下してしまうことがあります。
「自分の方が立場は偉いのだから」という考えが少しでも頭にあると、部下の意見を頭ごなしに否定したり、部下の優れた能力を素直に認めることが難しくなってしまいます。
しかし、それをやってしまうといつまで経ってもスキルアップや成長は臨めませんので、日頃から部下の行動や考えから学ぶように努めましょう。
自分の方が偉いと思ってしまったら、「その分部下の方が柔軟性はある」と思い直す努力をしましょう。
明確な期限を決める
時間で区切ること、行動で区切ることに加えて、明確な期限を決めることもスキルアップを目指す上では重要です。
そもそもあなたは、自分がいつまでにスキルアップをしたいと考えていますか?パッと思い付かなかった人は、今からでも明確な期限を決めましょう。
期限を決めなければ、いつまで経っても「その内やる」という状態がズルズルと続いてしまいます。
そうなるとその状態で数年経過することなどあっという間ですので、気付いた時に自分で「いつまでにスキルアップする!〇〇が出来るようになる!」などと明確な期限を決めてそれに向けて懸命に励みましょう。
行動を見つめ直す
日々をがむしゃらに生きることは悪いことではありません。
しかし、時には立ち止まって振り返り、自分の行動を見つめ直す時間を作るようにしましょう。
過去に何か行動を起こしているなら、「どうして行動に移そうと思ったのか」「行動に移してみて今の自分はどうなのだろうか」など、時には「一人反省会」を行います。
そうすることで、もし過去の行動で後悔している場合には今後は同じような行動を取らずに済みます。
また、過去の自分と今の自分とを比較して、自分が成長出来ているかどうかも確認することが出来ます。
現時点での自分の成長は感じられなくても、過去と現在とを改めて比較してみることで、少なからず成長した自分に気付けるかもしれません。
違う分野を学ぶ
自分の得意な分野を伸ばすことでスキルアップすることも出来ますが、それだといずれは限界が来てしまいます。
そもそも、好きな分野であれば成長は比較的容易いですし、充実感や達成感も頻繁に味わうことが出来ます。
しかしそこで満足してしまうとそれ以上の成長は臨めませんし、自分に自信を付けすぎてしまうことにもなりかねません。
そのため、スキルアップを目指す際には敢えて日頃自分が関わってこなかった、違う分野について学んでみましょう。
いざ違う分野に手をつけてみて、もしそれが上手くいかなければ、まだまだ自分には成長の余地があり、完成されていないのだと自覚出来ます。
また、違う分野を学ぶことで自分に出来る仕事の幅がどんどん広がっていきますので、時には自ら違う分野について学ぶようにしましょう。
違う人から学ぶ
いつも同じ人から学んでいると、ものの考え方が一辺倒になってしまい、柔軟性が失われてきてしまいます。
例え自分に教えを説いてくれている人がどれだけ優秀な人であったとしても、その人一人の考え方が世の中の全てというわけではありません。
偏ったものの考え方になってしまわないように、一定期間を置いてあらゆる人から多くのことを学ぶようにしましょう。
「〇〇さんがこう考えていることを、××さんはこう考えている」とさまざまな人によって意見が違うのだということを理解した上で、その人たちからまんべんなく学べるように努めていきましょう。
仕事環境を変える
仕事環境を変えることで、スキルアップが目指しやすくなります。
仕事環境を変える一番の方法は転職することですが、わざわざ転職しなくても今の職場の仕事環境を変えることは可能です。
例えばいつも同じ事務所の同じデスクで仕事をしているのであれば、たまには別の人のデスクで仕事をするなり、自由時間を使って公園や屋上で仕事をするなり、普段とは違う環境下で仕事をしてみましょう。
それだけで、普段とは違う気持ちで仕事に取り組むことが出来るようになります。
また、もし自分のデスクから動けないという場合には、デスクに写真立てやドライフラワーなど、ちょっとした飾りを置いてみて下さい。
普段目に入る景色がほんの少し違うだけでも、仕事環境に変化を感じることは出来ますよ。
スキルアップを図るために
スキルアップは気持ちさえあれば誰にでも出来ます。
しかし、スキルアップを図るためには、それなりの前準備や習慣を身につけておく必要があります。
そのため、もしもあなたが「スキルアップしたい!」と考えているのなら、まずはその環境が整っているかどうか、自分の日頃の生活スタイルから見直してみましょう。
生活習慣を見直そう
生活習慣は、その人自身を作るものでもあります。
例えばいつも睡眠不足の人は集中力が欠けやすく、些細なことで苛立ちやすくなります。
また、夜中にご飯をたくさん食べて朝方に寝るような生活スタイルの人では、体型が崩れやすく太ってしまうことも珍しくはありません。
生活習慣はそれだけ私たちの性格やものの考え方、体型などに深く関わってきます。
その生活習慣がきちんとしていなければ、スキルアップを目指そうとしても中々思うようにいかないことが多いです。
そのため、まずは自分の生活習慣の見直しから始めるようにしましょう。
正しい生活スタイルが送れるようになってから、そこでようやくスキルアップの方法を試してみるようにしましょう。
目標の再設定
目標を立てることは大切ですが、例えば1年前に立てた目標を今も同じように達成しようと思っても難しいものがあります。
目標を立てる際には、現時点での自分の生活スタイルや仕事振りからそれなりの目標を決めて行動に移します。
しかし、時間が経てばその分生活スタイルや任される仕事内容も変化していくため、全く同じ目標に向かおうと思っても、思うように進めないことも多いです。
そのため、定期的に自分で立てた目標を再設定するようにしましょう。
例えば1年前の収入に対して「月に5万円貯金する」と目標を定めていた場合に、1年後に収入が上がっていれば、貯金額を7万円まで引き上げて再設定するというように、その時の自分の状況に合わせて目標を決め直しましょう。
初心に戻る
何に対しても慣れてくると、気持ちが落ち着きから怠惰なものへと変わってきやすくなります。
その都度気持ちを引き締めようと思っても、気を抜くとだらけてしまう、そんなことってよくありますよね。
しかし、分かっているからこそ気付いた時には自ら初心に戻るように心がけて行動しましょう。
新入社員の頃と同様に、時には社内の清掃をしたり、上司にお茶くみをしたり、雑用を請け負ったりと、初心に戻って行動することで、最初の頃の新鮮な気持ちに戻ることが出来ます。
スキルアップして次の仕事を始めよう!
あなたは何のためにスキルアップをしたいと思いますか?また、スキルアップをしたらどんな仕事をしたいと思いますか?もしもあなたがスキルアップを目指すなら、この二つの問いかけを絶えず自分にし続けながら行動しましょう。
スキルアップをすることで、仕事の幅が広がりあなたの仕事の可能性もどんどん広がっていきます。
しかし、どんなに頑張っていても時には何故自分がこんなに頑張ってスキルアップをしているのかが分からなくなってしまうこともあります。
そんな時には、この2つの問いかけを自分自身にしてみて下さい。
また、スキルアップが一つ完了したら、それで満足してしまう人もいますが、スキルアップとは絶えずし続けていけるものです。
自分がどんどん新たな仕事に取り組めるようになるためにも、常に前向きに次のステップアップを目指していきましょう!