「下流老人」という言葉を聞いたことがありますか?

なかなか厳しい言葉だと感じますよね。

しかし、今の日本の社会において見逃すことはできない言葉です。

「若者の貧困」ということがニュースでよく取り上げられて、いくら働いても貧困から抜け出すことが難しいという現状もありますが、今の社会を生き抜くことを難しく思っているのは若者だけではありません!

老後になって、貧困や生活することを難しく感じている人たちが増えているということも知らなくてはいけません。

では、「下流老人」とはいったいどんな人たちのことを表している言葉なのでしょうか?

さらに、どうゆう人たちが「下流老人」となってしまう危険性があるのでしょうか??

そして、「下流老人」にならないために今すべきことを調べていきたいと思います!

️下流老人って?

「現代社会に増え続ける下流老人」とか、「年収700万円をもらっているサラリーマンでも下流老人になる!」といった、フレーズを最近よく見るようになったと思いませんか?

「下流老人」ってすごくインパクトがある言葉ですよね?

それと共に、普通のサラリーマン世帯の人たちにも関係しているといわれると、ちょっと意味はよく分からないけど、すごく気になるし、すごく未来を恐ろしく感じるような言葉です。

「下流老人」という言葉を最初に使ったのは誰かというと、聖学院大学福祉学部客員准教授であり、NPOほっとプラス代表理事も務めておられる、藤田孝典さんです。

その著書である、『下流老人ー一億総老後崩壊の衝撃ー』という中に出てくる言葉であり、藤田孝典さんが生み出した造語なんですね。

何ともインパクトがある言葉ですが、この言葉はそれに相当する人たちを見下すようなことばでも、バカにするための言葉でもありません。

むしろ、今の日本の社会の現実を皆に知ってもらうための言葉なんですね。

では、「下流老人」とはいったいどんな人たちのことを指しているのでしょうか??

ギリギリの生活をしている老人


藤田孝典さんの著書の中では、「下流老人」の定義とは、”生活保護基準相当で暮らす高齢者、またはその恐れがある高齢者”のことです。

生活保護・・・、これも時々ニュースなどで取り上げられる点ですね。

ニュースの中では、不正に生活保護を受け取ってのうのうと暮らしているズルい人たちのことがでてきたりします。

他の人が一生懸命に辛くても働いて生活しているにもかかわらず、生活保護という保障を不正に利用して自分たちだけいい暮らしをしている、そんなことが取り立たされると、すごく腹立たしくなりますよね。

それで、生活保護をもらっている人に対して、ちょっと悪いイメージをもってしまうこともあるかもしれません。

しかし、もともと生活保護というのはどのようなもののためにあるかというと、資産や働ける能力がどうしてもないという人のために、国がその人に健康で文化的な生活を送れるように最低限の保証をして、将来的に自立できるようにするための制度です。

つまり、人生の中でいろいろなどうにもならないような状況に見舞われてしまい、生活するためのお金が得られないという人のために、最低限の生活ができるように援助をするということです。

”最低限の生活”というのは、衣食住の点、さらには医療の面で最低限の部分を保証するという意味です。

つまりは、生きるためギリギリの生活が送れるレベルの保証ということです。

そして、現在増え続けているという「下流老人」と言われる人たちというのは、そのような生活保護をもらっていなくても、そのギリギリの生活、つまり最低限の生活を送っている人たち、ということになります。

つまり、生きていくためにお金の余裕がない人たちということです。

実際、生活保護費よりも低い年金で暮らしている、という65歳以上の高齢者は5人に1人もいるということです。

貧しい老後を暮らしている

では、その人たちは若いころに、あるいは社会人として活躍してきたころに仕事をしていなかったのでしょうか?
そうゆうわけでもありません。

しかし、いろいろな事情によって老後にとても貧しい生活を強いられている人たちもいます。

藤田孝典さんによると、そのような貧しい老人たちはスーパーでもよく見かけるということです。

例えば、値引き品しか購入しない老人を見たことはありませんか?
自分が欲しいものを好きなように選ぶというのではなく、とにかく見切り品の安い品物しか買えないのです。

もっと悲しいことに、お金がなくて自分が食べたいもの、欲しいものが満足に変えないために万引きをしてしまうような老人もいます。

医療費だって高いということで、病気があっても満足な治療を受けることができません。

そして、夏になると熱中症に気を付けるように、特に老人はエアコンなどをつけるようにという進めが再三されていますが、お金がないせいでエアコンをつけることができず、暑い仲を過ごさなければいけない、という人達もいるようです。

年金が少なくお金に困っている


でも、老人は年金をもらえるから悠々と暮らしている人も多いのでは?と思われる方もいることでしょう。

確かに、年金をもらいながら快適な暮らし、趣味などを楽しめる老後を送っておられる方もいます。

しかし、一方で年金が少なすぎて生活するのがやっと、食べるのだけでギリギリという状態の人もいるのです。

例えば、厚生年金に加入していなくて、国民年金のみしか受給できないとすると年間の支給額は約78万円です。

つまりは、月にすると約6万5千円ということになります。

月に6万5千円で一人暮らしなんてできるのでしょうか?

確かに医療費なんてなかなか払えないのではないでしょうか?

厚生年金があったとしても、家のローンなどがあった場合にどうやって支払いをするのでしょうか??

実際、2014年の世論調査によりますと、老後のひと月あたりの最低生活費の予想として26万円と推定されました。

そして、実際にモデル世帯でどのくらいひと月に年金をもらえているかを調査したところ、2015年の時点では約22万でした。

つまり、最低生活費の予想よりも4万円ほども下回っていた、ということです。

さらに、「下流老人」と言われる人の特徴の一つに、家族や友人がいない、という問題もあります。

つまり、助けてくれる人がいないのです。

家族と一緒に暮らせていたり、家族が仕送りなどをしてサポートしてくれる人はまだいいのですが、そのような援助が何もなく、一人で老後の生活を送るという現実と向き合わなくてはいけない人たちも多いのです。

それで、やることもなく毎日テレビを見て過ごす、最低限の毎日を送るということになってしまっている人が多くなっているです。

実際に、65歳以上の人たちの貧困率は22%のようで、その多くは単身者です。

男性単身者の場合38%以上の人、さらに女性単身者の場合では52%の人が貧困という現実の中生きているのです。

この数字、かなり深刻だと思いませんか??

女性単身者になると、もう半数以上の人がギリギリの生活を送っているということなのです。

下流老人と言われる人が増加している

「若者の貧困」ということもよく現代社会の厳しさや辛さを物語っていますが、「下流老人」の問題もすごく深刻だと思いませんか?

生活保護レベルのギリギリの生活を余儀なくされている老人たちが、この日本ではどんどんと増えているのです。

藤田孝典さんによると、収入が少ないせいで栄養価のある満足な食事が取れていなかったり、家の修理ができないのでボロボロの家に住んでいて、冬はすきま風の寒さにしのぐ毎日だったり・・・、聞くと悲しなるような生活を強いられている人たちからの相談は、今も後を絶たないようです。

そのような生活をしている老人は昔からいましたが、日本の現代社会においてそのような老人が増え続けていることを聞くと、今働いている世代の人たちも将来のことがちょっと不安になるかもしれませんね。

政治家は、経済をもっと良くすることを約束はしますけど、なかなか実現することはできていません。

実際に、サラリーマンの年収はどんどん下がってしまっています。

実際、1997年当時から15年後の2014年では、なんとサラリーマンの平均年収が2割も減少しています。

厚生年金は、働いているときの収入によって将来もらえる金額が大きく変わるわけですから、これから収入がアップしないなら、誰でも将来「下流老人」になってしまう可能性ああるのかもしれません。

さらに、自分たちは大丈夫だろう、と思っていても老後になって急な病気や介護の問題などが起こった時に、想定した以上の出費が必要になり貧困状態になることもあるようです。

現在、老後の生活に不安を抱えいるて人はどのくらいいるのかというと、ある調査では81%の人が「心配」を回答しています。

老後の生活については、わたしたち一人ひとりが真剣に考えなくてはいけないことを、「下流老人」という言葉は教えてくれている気がしますね。

実際に、65歳以上の5人に1人が生活保護費よりも少ない金額の年金で生活していることを考えると、老後の生活について早いうちから考えておく必要があることを感じますね。

️下流老人と言われる人の9個の特徴

では、下流老人となってしまった人たちに特徴はあるのでしょうか?

もちろん、今ギリギリの生活を余儀なくされている老人たちの中には、自分ではどうしようもない理由があったことにより、年金をもらう額が少なくて、今一生懸命にその中で暮らしているという人たちがたくさんいることでしょう。

もしかしたら、家族の介護などの問題も関係していて、働けなかったので厚生年金がもらえないという人たちもいるかもしれませんね。

そして、家族が他界してしまったことにより一人で生活している人たちもいます。

しかし、そのような人たちはその中ではたくさんの友だちがいたり、近所の人たちとうまくやっていて、それなりに老後の人生を楽しく過ごしている人たちも多いですね。

しかし、現実は厳しいということに変わりはないようです。

一方で、下流老人になってしまう人の中には、将来のことをあまり考えずに生きていた人たちもいるようなのです。

では、どのような人はどんな特徴を持っているのでしょうか?
調べてみました。

自分は大丈夫と思っている

下流老人になってしまいやすい人の特徴の一つとして、「自分は大丈夫だ」と思っている人がいるようです。

つまり、「関係ない」と決めつけていたので、現実的に物事を計画して考えずに過ごしてしまっているのですね。

確かに、将来のことをアレコレと考えすぎて、今を楽しめないのはよくないかもしれませんね。

楽観的なのもいいことでもあります。

でも、楽観的と現実的ではない、ということは同じではありませんよね。

根拠もなく「自分は大丈夫」と思っている人は、老後になって大変な事態に陥ることがあるのかもしれません。

危機感がまったくない

やはり、まだまだ働けるような時期で、ある程度の生活をしている時には、「下流老人」なんて自分には関係のない話と思ってしまうことがあるのかもしれません。

人並あるいは、人よりちょっといい暮らしをしているし、きっともともと貧しい人たちが老後になって「下流老人」となってしまうんだろう、って考えるのです。

そのような人は、自分自身の老後になんてまったく危機感を感じていないかもしれません。

しかし、なんと藤田孝典さんの著書によると、一番危ないのは年収700万円の世帯の人だということです。

年収700万円なんて、つまりは中流階級の家庭ですよね。

平均収入よりも多いわけなので、余裕の暮らしができているでしょう。

しかし、そのような世帯の人こそ、老後に貧困に陥る可能性が一番高いということなのです。

つまり、「自分は大丈夫♪」と思っていて、危機感がない人こそ、本当はヤバイのかもしれません!

先のことを考えていない

先のことをあまり考えない人とうのは、やはり老後に苦労することも多いようです。

今がよければそれでいい、という考えの人もいますよね。

だから、お給料ももらった分だけ使っちゃったり、その時その時で暮らしているというタイプです。

「将来のことなんて考えてもわからないんだから、考えたって無駄!」っていう人もいるかもしれません。

確かに、私たちにはわからないことだらけなのですが、しかし、将来のことを心配するというよりは、将来のことを計画するという意味で、考えることは大切なのではないでしょうか?

老後の想像ができていない

老後について、想像ができていないという人もじつはけっこう多いみたいですね。

今の生活で精いっぱいで、老後のことなんて全然考えていなかった・・・という人は、いざ老後になった時に自分が何も蓄えてこなかったことを後悔するかもしれません。

身近に老後の生活で苦労している人とか、逆に老後を楽しんでいる人たちがいて、様々な人たちの生活を見る機会がある人は、自分の老後についても考えるきっかけも多いかもしれませんが、そのようなことを考えたり、想像するきっかけがないと、ちゃんと現実的に考えて準備をすることができていないかもしれません。

老後の生活の中では、思ったよりも早い配偶者の死、自分や家族が病気になる、介護が必要になるといった、様々な想定外の出来事がよく起こります。

そのような時に、どうするのか、何が必要なのかということを考えていないと、いざとなって突如貧困に陥るということもあり得るのです。

病気にならないと思っている

わたしたちは、だれでも自分で病気になりたくてなるわけではありません。

それに、元気な時には自分が病気になるということはなかなか想像しないものですよね。

だから、ある人たちは「自分は病気になんてならない」と思っていたりします。

しかし、病気でいない人はほとんどいないくらい、人は年を取ると病気になります。

だから、いつだって病院はお年寄りでいっぱいです。

今すごく健康な人は、自分が病気になって長い闘病生活を送るなんて考えることはできないかもしれませんが、50代で大きな病気をして、思っていたよりもずっと早く職を失い、老後は少ない年金だけで暮らさなくてはいけなくなったという人もいます。

貯蓄をしてきた人でも、何千万という貯蓄があったとしても大きな病気をすればあっという間に治療費に消えてしまい、生活保護を受けなくてはいけないほどになるということも、実際にある話です。

いくらか、蓄えを持っているとしても病気によって人生計画が大幅に崩れることを考えると、「自分は病気になんかならない」と高をくくっている人は特に老後の貧困に陥りやすくなってしまうでしょう。

介護が必要ないと思っている

日本の社会問題の大きな一つとしてよく取り上げられる介護問題。

介護を必要とする高齢者が増えている一方、介護施設や介護者が少ないということが問題になっていますが、問題はそれだけではありません。

自分で自分のことが世話できなくなった時、人は人の手を借りて生きる必要があります。

もちろん、それも誰も願ってそうなっているわけではありません。

「介護なんて必要ない」と思っている人もやっぱり中にはいます。

介護が必要となったら死ぬ、と思っているの人もいます。

もちろん、みんないつまでも自分のことは自分で行えることを願っているのですが、そうもいかなくなるのが現実なんです。

それで、介護は必要ないと思っている人は、自分が動けなくなった時のための準備を何もしていません。

知っていましたか?
介護付きの老人ホームに入るためには、平均の相場でいうと入居金は0円~1億円、月の利用金は12万~40万円なんです。

さらに、介護老人保護施設であれば、月に8万~17万円が相場と言われています。

毎月そのくらいを支払うことができないなら、介護が必要になっているとしてもどうすることもできない、という下流老人になってしまうのです。

年金があるからと安心している

自分が年金がもらえるから大丈夫、と安心している人も危険だと言えます。

しかし、よく考えないともらえる年金だけでは実際の生活を補うには不十分の額しかないということもあり得ます。

実際に、都会で暮らしている単身者の高齢者の場合、年金だけで家を賃貸しながら暮らすのは難しく、貧困老人になってしまうことがあります。

しかたなく、老後も働くという選択をしている人もいますが、老後になって働くとなると体を使う仕事が多く、それも給料がとても安いんです。

ですから、老後には年金があるから大丈夫♪と考えている人も、もし配偶者などが自分より先に亡くなってしまっても、一人になっても年金だけで生活できるだろうか?と考えてみてください。

さらに、将来本当に年金がもらえるのかということさえも、誰にもわからないんですよね・・・。

自分たちの世代には、もう払った分の年金なんてもらえないだろうと思っている人も少なくありません。

今の老人よりも少ない年金しか支給されない想定すると、それだけに頼って生きていくのは難しそうですね。

貯蓄ができない

お金はあるだけ使っちゃうタイプの人は、老後に困窮した生活を送る羽目になりかねません。

お金は今あるとしても、将来もずっと同じだけの収入があるかどうかはわかりません。

お金は使うためにあるとはいえ、将来何が起きるかわからないということを考えると、貯蓄することは大事ですよね。

病気になった時に、貯蓄がないなら満足な治療を受けることもできません。

もちろん、貯蓄するためだけに働くというのは少し寂しいし、使うことなく死んでしまうのであればすごくもったいないことではありますよね。

でもだからといって、計画的にお金を管理することができないと、あとで困ることになるのは自分でしょう。

そうはいっても、貯蓄が全然できない人もいることでしょう。

そのような人は、老後に面倒を見てくれるような人がいないと本当に困ってしまうでしょう。

税金や保険料を納めていない

税金や保険料を納めていない人の場合、将来もらえる年金額も少なくなってしまいますので、老後貧困に陥ることが多くなるでしょう。

しかし、今の生活状況が苦しいために保険料などを収めることが難しい、という方も多いでしょう。

その場合は、未納にせずに国民年金保険料免除の制度や、納付猶予制度を活用したほうがよいでしょう。

保険料免除になっている期間は、年金の受給資格期間に入ります。

もらえる額は免除の場合2分の1になってしまいますが、払わないよりはいいでしょう。

しかし、ただ税金や保険料を納めるのがイヤだということで、未納のままでいると将来受け取ることができなくなってしまいます。

贅沢をしたがる

贅沢がやめられない人も、老後貧困に陥りやすい人ということができるでしょう。

自分の資力や収入の中で、計画的に趣味を楽しんだりするのはすごくイイことですよね。

生活は楽しむべきです!
でも、贅沢ばかりをしようとしていると、自分の資力を超えてまで何か物を購入したり、人からお金を借りてまで贅沢品を手に入れようとするなら、あとで自分の生活が苦しくなります。

人はみんな年を取っていきます。

今のように健康でいつまでも働けるわけでもないし、どのくらい今の生活が続くかなんて誰にもわからなくて、「まさか」という状況はだれにでも生じえます。

そんな「まさか」の時に、本当に対応できるだけの用意ができているでしょうか?

自分の身の丈に合った生活レベルを送ることや、計画的にお金を使うことを覚えたほうがよさそうですね。

️下流老人が生き抜くためにやるべきこと

老後にまで苦労しながら生活する、というのはうれしいことではありませんね。

しかし、今の社会では悠々と贅沢に暮らせる人はそれほど多くはありません。

一生懸命にまじめに働いてきた人も、想定外のことが老後に生じてしょうがなく下流老人になってしまう人も多いでしょう。

こればかりは自分のせいではなく、社会の流れの中でしょうがないことです。

しかし、その中でその状況を受け入れて生き抜いている強い人たちもいっぱいいます。

それに、最低限の生活レベルの収入しかない、と言われている老人たちでも賢くお金を管理しながら、それなりに幸せに暮らしている人たちもいます。

では、下流老人が生き抜くためにはどんなことが必要なんでしょうか??

贅沢をやめる

贅沢がやめられない人は、お金をどんどんと浪費してしまいます。

もしかしたら、働いていた時代の生活は人よりもちょっと裕福で、好きなものをお金のことなどあまり心配せずに買ったりできたかもしれません。

好きなものを食べて、好きなものを買って、自由に生活していたように感じると、老後になってお金に制限があることを実感するとすごく窮屈でストレスに感じることもあります。

つまり、生活レベルを落とすことが苦痛になってしまうわけです。

でも、だからと言って贅沢をずっと続けていくわけにもいきません。

それで、お金のかからない趣味を見つけたり、贅沢をしなくてもある程度満足して生活する努力をした方が幸せでしょう。

背伸びをしない

自分の収入に見合った生活レベルを送る、というのが基本的に必要なことになりますが、周りと比べたり、見栄をはりたくなったりして、背伸びをしてしまうと、これからの老後がもっと大変になってしまうかもしれません。

いいものを買う

例えば、同じものならできるだけ安いものを探して買うということや、新しい物や良いものではなくてもそれで満足する、ということも必要でしょう。

どうしても、”いいもの”を持ちたい、一級品を持ちたいと思ってしまうと、いちいち支出が増えます。

どうして良いものが持ちたいのかを考えましょう。

それが、長期的に見てお金の節約になるからなのか、それともただの見栄なのかということで、本当にいいものが必要かどうかが違ってくるでしょう。

背伸びをしても、ただただ自分の首を絞めるだけなので、身の丈に合った生活スタイルを身に着けたほうがいいでしょう。

土地が高いところに住む

お金がないのに、土地の高いところに住み続けるのもやめましょう。

都内の賃貸であれば、毎月家賃を払うだけで収入の半分以上、もしくはそれ以上を持っていかれることになるかもしれません。

ちょっと郊外になれば、家賃はぐんと安くなります。

ちょっと不便だったり、今まで住んでいたところとはレベルが違うと思うこともあるかもしれませんが、郊外は郊外の魅力がいっぱいありますよね。

その土地の良さを味わうようにしたり、新しい発見などを見つけるようにするなら、新しいところも楽しめるようになるでしょう。

家賃などの支出は月ごとでは少しの違いでも、3年5年10年を通してみるととても大きな違いになります。

高い家を買う

豪華で立派な家を持つのはみんなの夢かもしれませんが、高い家を買うとそれだけメンテナンスや維持費もかかります。

それに、大体の人がローンを組むことでしょう。

ローンはこの先何十年も、家のための支払いに縛られることになります。

今のところは働いているので払っていけると計算できても、この先何が起こるかわかりません。

病気になって働けなくなることだってあるし、想定外の支出があるかもしれません。

その時に、毎月の莫大なローンがあるのは大変です。

自分の身の丈に合った、この先も金銭面で無理のない家が一番です。

高い車を買う

何かまとまったお金を手に入れると、ついつい高級車を買ってしまう人は多いですよね。

高級車は成功者の証って感じでもあるし、車好きの人にとったら高くても自分の憧れの車は、自分へのご褒美、もしくはこの先も頑張り続けるためのアイテムとして、ちょっと無理をしてでも購入したいと思うかもしれません。

でも、高い車を買うことで、あとで本当に生活のために必要なお金がなくなったら元も子もありません。

若者に奢る

年配者になると、若者の前では絶対に自分が奢らなくては・・・という見栄があるかもsりえません。

でも、飲み会などで本当はそんな余裕はないのに、みんなの分を支払うようなことをしていると、自分の生活が困窮します。

若者に奢れる人は確かにカッコイイんですけど、それであとで食べるものもまともに買えないというのでは、逆にかっこ悪いですね。

貯金をしておく

できるだけ貯金をしておきましょう。

自分の収入と支出を考えて、その中に毎月の貯金額も含めていきましょう。

収入いっぱいに使ってしまっては、いざという時のために使えるお金がなくてすごく困ります。

貯金も、必要な支出の中に入れましょう。

医療費

例えば、医療費です。

風邪程度なら、何日か休めばどうにかなるかもしれませんが、大きな病気にかかったら病院に行って、それも入院や手術が必要になるかもしれません。

当たり前ですが、若いときよりも老後では大きな病気になる可能性も大きくなりますので、その点を現実的に計算に入れたほうがよさそうです。

介護費

介護費も必要です。

家族がいない人は特に、自分が何もできなくなったときに、施設や老人ホームに入居できるようにまとまった額を用意しておく必要があるでしょう。

最近のニュースでは、親の介護費を負担した子供世代の人がどんどんと下流老人となってしまっているということも取り上げられていました。

親の年金がわずかだし貯金もない中で、子どもが親の介護費を負担することになるのですが、親に恩返しをしたいという願いがあっても、長年の介護費を負担することによって自分たちの生活が苦しくなり、自分の老後の生活がままならなくなるということがあるのです。

それで、介護費を貯めておくというのは、親にとっても必要なことですし、子どもの側も親と自分の老後を考えた時に、必ず必要になる出費の一つとして現実的に計画しておいた方がよさそうです。