あなたが幸せな気持ちになるのはどんな時ですか?
「家族や恋人と過ごしている時」、「親友と語り合う時」、「ずっと欲しかった洋服を着てお出かけしている時」、「旅行で最高の天気に恵まれた時など」幸せを感じる時は人それぞれ色々あります。
しかし、大多数の人が幸せな時と聞いて思い描くものの中に、「美味しいものを食べている時」があります。
特に、美味しいケーキを食べる瞬間は最高なのではないでしょうか?
しかもケーキは、繊細でエレガントだったり、胸がキュンとするような可愛さだったり、カラフルで気分が弾んだり、見た目にも楽しめるものが多く、ケーキ屋さんに入った時から、私たちを幸せな気分にしてくれます。
その証拠に、バースデーケーキ・ウエディングケーキなどお祝い事の時には欠かせないアイテムと登場しますし、頑張った自分へのご褒美として買う人も多いのでしょうか?
そんな人を幸せにする美味しいケーキについて、これからたっぷり見ていきましょう。
️美味しいケーキの26種類
ケーキの種類は、スポンジ系・チョコレート系・パイ系・タルト系・チーズケーキ系・バター系と世界中に数え切れないほどの数があり、今でもお菓子作りのスペシャリストであるパティシエが、新作を次々と世に生み出しているので、種類は増え続けています。
その中でも、特に人気のある26種のケーキをご紹介します。
ショートケーキ
定番中の定番といえば、ショートケーキです。
ふんわりとした盛られたホイップクリームに、イチゴがのっているおなじみのケーキです。
ケーキと聞いて、真っ先にイメージするのがこのケーキでしょう。
それに、ケーキの絵を書いてと言われた時にも、ショートケーキを書くと一発でわかってもらえますね。
それほど多くの人に愛され、皆が小さな頃から食べてきているおなじみのケーキなのでしょう。
ショートケーキの定義は、「スポンジの土台に、ホイップした生クリームがデコレーションされており、フルーツをトッピングしたもの」となっています。
ですからトッピングは、イチゴでなくても、メロンやオレンジなどフルーツなら何でも大丈夫です。
ただ、やはり真っ赤に熟したイチゴが最高の組み合わせですよね。
たまに、ショートケーキとは、小さく切り分けられて売られているケーキのことと思われている方がいらっしゃいますが、定義はあくまでも先ほどご紹介した通りですし、ショートとは、ただ「短い」という意味だけではなく、「こわれやすい」「ボロボロする」などの意味ですので、サイズには関係ありません。
ですから、ホールサイズでも、スポンジに生クリームのホイップ、そしてフルーツの組み合わせがされていれば、ショートケーキと呼びます。
チョコレートケーキ
チョコレートケーキも、大人から子供まで多くの人に愛されて、ショートケーキと人気を二分するほど定番化していますね。
チョコレートケーキの定義は、「小麦粉・卵・砂糖などで作った生地に、ココアパウダーやチョコレートを溶かし込んで焼いたもの」となっています。
ですから、飾りなどでチョコレートが少しのっているだけでは、チョコレートケーキとは言いません。
ケーキの生地に、ココアパウダーかチョコレートが混ぜ込まれているのが、基本になるので、ケーキ全体の色がチョコレート色になっているのが特徴です。
そしてさらに、デコレーションとして、チョコレートクリームが塗られていたり、ココアパウダーがふりかけてあったり、チョコレートがコーティングされていることが多いです。
ガトーショコラ
フランス語で、「チョコレートのお菓子」という意味があるガトーショコラ。
日本語だと、チョコレートケーキとの違いがいまいちわからないですよね?ガトーショコラの方がより大人っぽい、もしくは、より高級なチョコレートケーキというイメージの差ぐらいかもしれません。
しかし調べてみると、はっきりとした差があることがわかりました。
先ほど述べたように、チョコレートケーキは、チョコレートかココアが入ったケーキというのに対して、ガトーショコラは、基本的に「チョコレートの含有量が高く、卵黄とメレンゲがたっぷり入っていて、アーモンドプードルが入っている」ものです。
ただ、ケーキ屋さんのグローバル化や、ケーキのアレンジが発展するに従って、この定義だけでは見分けられなくなってきてもいますが、はっきりしている違いはは、チョコレートケーキは英語で、ガトーショコラはフランス語ということです。
何れにしても、チョコレート付きにはたまらないケーキですよね。
ムースケーキ
ムースとは、英語で「泡」という意味があるように、ムースケーキは、ふんわりと軽い泡のような口どけが特徴のケーキですよね。
口に入れると、柔らかいふわふわがパッと広がって、噛む間も無くとろけるような感触は、ムースケーキにしかない美味しさですね。
しかも、ラズベリーやブルーベリーなどの甘酸っぱいフルーツや、ミルクやチョコレートなど、どんな味とも相性が良く、それらを混ぜ込むことによって、様々な味わいを独特の軽やかさで楽しむことができるケーキです。
作り方の定義は諸説ありますが、基本的には「卵白や生クリームを泡立てた中に、ペースト状のフルーツやチョコレートなどの風味を加え、卵黄やゼラチンをつなぎにして冷やしたもの」となっています。
シフォンケーキ
真ん中に穴が空いていて、高さがある独特の形状をしたシフォンケーキですが、食感がふんわりしており、味もさっぱりと軽めなので、甘いものがそれほど得意でない人や、軽食として食べられたりして、広く愛されているケーキです。
特徴は、ケーキ作りではマストアイテムとされているバターを使わないことです。
その代わりに植物油を使うので、あの独特の軽さや柔らかさが出るのです。
さらに、卵白をしっかりあわ立てたメレンゲをたくさん入れるという特徴もあります。
メレンゲをしっかり作ることがシフォンケーキの成功の鍵と言われるほどに大事なポイントです。
ベーキングパウダーを使って膨らめせることもできますが、しっかりとあわ立てたメレンゲだからこそ、さっぱりと軽いという良さがですのです。
シフォンとは、「絹やレーヨンのような薄い織物」という意味がありますが、まさにそんな食感のケーキですよね。
モンブラン
モンブランは栗をたくさん使ったケーキで、土台の上に山のように重ねられた栗のクリームに、さらに甘く味付けされた栗が乗っています。
ですから、栗のお菓子のことをモンブランと呼ぶと思っている人もいるほどですが、名前の由来は、ヨーロッパにあるモンブラン山脈から取られており、1993年にフランスを旅した自由が丘のパティシエが、カステラを土台に栗のクリームでモンブラン山脈を表現して、モンブランと名付けて販売しました。
その美味しさとユニークな見た目から、日本中に知れ渡るようになり、モンブランという大人気のケーキが浸透していきました。
つまり、モンブランとは栗ではなく、山のことだったのです。
ですから、栗だけでなく、サツマイモやかぼちゃ、紫芋などでモンブランケーキが作られ、季節の味や彩で私たちを楽しませてくれています。
ティラミス
日本がバブルで沸いていた1990年代に、大ブームになったティラミスですが、今では、ファミリーレストランのデザートメニューにのるほど、定番化した少しビターなケーキです。
ティラミスの歴史は長く、1960年代にイタリアのベネツィアで生まれました。
ヤギの乳で作られた、マスカルポーネ(マナクリームのような味わいとほのかな甘みが特徴)と呼ばれるチーズと、卵をベースにクリームを作り、スポンジやビスケットをエスプレッソコーヒーに浸したものの上に重ね、ココアの粉なをまぶして作られ、イタリアを代表するお菓子として長く愛されています。
現代では、クリームチーズや生クリームを使ったレシピなど、作りやすく、より日本人の味覚に合うようにアレンジされたものも多いですが、大人のケーキとして不動の人気を獲得しています。
ミルフィーユ
ミルフィーユとは、フランス語で「千枚の葉っぱ」という意味があります。
ミルフィーユの原型は、フィユタージュと呼ばれる、生地を伸ばしては折るというのを繰り返して作られる折りパイの間にクリームを挟みながら3段重ねるというものです。
そのフィユタージュの断面が葉っぱが重なって見えることからその名前がつけられました。
見た目が可愛いのはいうまでもありませんが、サクサクとしたパイの食感と、クリームの甘さのコンビネーションがとても美味しいケーキですよね。
アップルパイ
アメリカではおふくろの味を連想させるほど、家族のイベントには必ず登場するケーキですが、日本でも、ケーキ作りを始めた子供が最初の方に習ったり、家庭のおやつに何度となく登場するおなじみのお菓子でしょう。
基本のレシピは、砂糖煮にしたりんごをパイ生地に包んで焼くというシンプルなものですが、シナモンやナツメグをきかせたり、レーズンやサツマイモを入れたりしてアレンジされることも多いです。
日本でよく見かけるアップルパイは、ステレオタイプというアメリカ式の形状で、土台にも上にもパイ生地が使われていますが、イギリスでは、底に生地を敷かないで上だけにパイ生地をのせたり、オーストラリアでは、パイ生地を使ってロールケーキのように巻かれた形状になっていたりするそうです。
オペラ
オペラとは、コーヒー風味のバタークリームとガナッシュを交互に薄く挟んだケーキで、上に金箔がのせられています。
名前の由来は、パリにあるオペラ座の近くの店舗で開発されたから、オペラ座の舞台に似ているから、オペラ座に出演していたプリマのために作られたからなど諸説ありますが、何れにしても、パリを発祥とするケーキで、オペラ座こと「オペラ・ガルニエ」から取られたということがわかります。
味の特徴は、チョコの甘みとコーヒーのほろ苦さのコンビネーションが絶妙な、濃厚で、コクのあるところでしょうか。
少しビターな大人っぽいケーキです。
ミゼラブル
ベルギーの伝統的なお菓子で、ミゼラブルは、アーモンドプードルをたくさん入れて焼き上げた生地に、カスタードクリームを混ぜたバニラ風味のバタークリームをたっぷり挟みながら三層に重ねたケーキです。
そして表面に、ココアとこな砂糖をふりかけて、仕上げて完成です。
「惨め」「貧しい」という意味がある名前とは思えないほどの、リッチで濃厚な味のするケーキです。
なんでもミルクが高価な時代に、水でカスだードクリームを作ったことからその名前がついたそうです。
特徴は、生地がダックワーズのように歯ごたえがあり、しっかりとした食感で、クリームの濃厚なので、素朴な見た目とは裏腹に、一切れでも十分満足感が得られるところでしょうか。
メルベイユ
メルベイユとは、フランス語で「驚異的なもの」「素晴らしいもの」という意味があります。
そんな意味が付されたケーキは、200年以上前から北フランスに伝わる伝統的なお菓子で、2段重ねの生メレンゲの土台に、ホイップクリームをのせて、刻んだチョコレートでコーティングされる、コロンとしたとても可愛らしいケーキです。
ジャヴァネ
ベルギーの三代古典菓子の一つであるジャヴァネは、19世紀にコーヒーがまだ高価な時代に、植民地であったジャワ島からヨーロッパに届いたコーヒーをたっぷり使って作られたケーキです。
ですから「ジャワ島の人」という意味のネーミングがされています。
オペラに似た感じがするお菓子ですが、チョコレートとコーヒーのバランスを楽しむオペラに比べて、ジャヴァネは、あくまでも主役をコーヒーとしているという違いがあります。
作り方は、アーモンド入りの薄焼きの乾燥した生地に、コーヒー風味のバタークリームを何層か重ねていき、上にグラサージュをかけて完成です。
ブッシュドノエル
日本での知名度もかなり高い、フランスのクリスマスケーキですね。
ブッシュが「木・丸太」を意味しているので、ロールケーキの表面をココアクリームで覆い、波型の筋をつけて樹皮を模したり、チョコレートで枝をつけたりして、薪を表現している見た目が特徴的なケーキです。
ザッハトルテ
チョコレートケーキの王様と呼ばれるザッハトルテは、オーストリアの代表するお菓子で、1832年にフランツ・ザッハーが貴族のために創作した気品溢れるチョコレート味のケーキです。
特徴は、チョコレート味のバターケーキに、アンズジャムを塗り、表面を溶かしチョコレート入りのフォンダンでコーティングすることです。
そして、箸休めとして添えられている砂糖を入れていないホイップクリームと一緒に食べます。
ウィーンにある、ホテル・ザッハーの名物菓子としても有名ですね。
ロールケーキ
薄く長方形に焼いたスポンジケーキに、クリームやジャムを塗って巻いたケーキで、ふんわりとした食感と、シンプルな味が多くの人に愛されているケーキです。
ベースがシンプルなので、刻んだフルーツを一緒に巻き込んだり、生地にココアや抹茶などを混ぜたり、巻き上げた後にクリームや甘く似たフルーツをトッピングしたり、様々な仕方でアレンジされ、味や見た目のバリエーションも豊富です。
一般家庭のおやつとしても広く普及している、庶民的なケーキです。
マフィン
基本的には、小麦粉とバターと砂糖などを混ぜたものを、ベイキングパウダーで膨らませ、カップケーキのような筒型のマフィン型で焼いたケーキです。
中にブルーベリーや、チョコチップ、ナッツなどが混ぜ込まれている場合も多く、朝食や軽食で食べられることが多いでしょう。
これはアメリカ型の作り方ですが、イギリス発祥の、イングリッシュマフィンと呼ばれる、強力粉にイーストを加えて平らな円形で焼く、パンのようなマフィンもあります。
フィナンシェ
金塊の形をしている焼き菓子フィナンシェは、「金融家」「お金持ち」を意味するフランス語です。
主な材料は、小麦粉・砂糖・卵白・粉末のアーモンド・焦がしバターで、アーモンドと、焦がしバターの風味が特徴の、サクサクとした食感のケーキです。
名前からも、形状が金塊なのが一番わかりやすいのですが、最近では、丸いものや変わった形のものも出てきて、マドレーヌと混同されがちですが、材料が異なるので、風味も異なる全く別物のケーキと言えます。
マドレーヌは、小麦粉・砂糖・全卵・ベーキングパウダーで作られるため、バター風味で、ふんわりと仕上がりになります。
レアチーズケーキ
1960年代に日本で誕生したと言われているレアチーズケーキは、焼かずに、ゼラチンで固めたチーズケーキです。
クリームチーズ・生クリーム・ヨーグルト・砂糖などの材料を混ぜて、冷蔵庫で冷やすだけという手軽さと、さっぱりとした味わいで、家庭でもよく登場するケーキですよね。
そこに潰したクラッカーを敷き詰めたり、フルーツソースをかけたり、ジャムや生フルーツをトッピングしたりと、様々なアレンジで楽しめるのも人気の秘密でしょう。
また、グラスやカップに入れてもおしゃれになるので、ホームパーティーやおもてなしにも便利なケーキです。
スーパーなどにも、必要な材料と作り方がセットになっているキットも売っているので、初めてのおかし作りがチーズケーキだったという子も多いのではないでしょうか。
ニューヨークチーズケーキ
チーズケーキといっても色々な種類があります。
先ほど見たレアチーズケーキ、これから見ていくスフレチーズケーキ・ベイクドチーズケーキ、そしてニューヨークチーズケーキです。
一体どこがどう違うのと混乱することもあるでしょう。
特に、ベイクドチーズケーキと、ニューヨークチーズケーキは見た目も、食感も似ている点が多くわかりにくいです。
それもそのはず、ニューヨークチーズケーキは分類的には、ベイクドチーズケーキに属しているのです。
違いといえば、クリームチーズの使用量がニューヨークチーズケーキの方が多いことと、小麦粉を少ししか使わないことです。
ですから食感は少しずっしりしている感じになります。
名前の由来は、ニューヨークに移り住んだユダヤ人が作っていたことから取られたそうです。
ですから、ニューヨークに行ったら必ず食べたくなるスウィーツの一つですよね。
スフレチーズケーキ
スフレとは、フランス語で「膨らんだ」という意味があり、その名の通り、ふんわり膨らんで、しっとり柔らかい食感が特徴のチーズケーキです。
材料は、牛乳・砂糖・クリームチーズ・卵とベイクドチーズケーキとさほど変わりませんが、ポイントは、卵白をしっかりあわ立てて硬いメレンゲにして加えることです。
メレンゲによって膨らみを出して、あの独特の柔らかさが作られるので、あわ立てをしっかりすることが美味しいスフレチーズケーキを作るコツになります。
ベイクドチーズケーキ
その名の通り、焼き上げて作る定番のチーズケーキです。
古代のギリシャで、第一回目のオリンピックの期間中に、選手に振る舞われたのがはじめとされ、その後世界中のいたるところで、チーズやレシピを変えて、伝統として作られてきた由緒あるケーキです。
紀元前に作られたチーズケーキは、見た目も味も現代のものとは異なっているようですが、その歴史の長さに感動を覚えます。
現在のベイクドチーズケーキの形になったのは、ポーランドの郷土料理として作られていた製法が、移民としてアメリカに移り住んだ人から広がったと言われています。
その後、1872年にクリームチーズが開発されて、世界中の人に愛されるベイクドチーズケーキが同じようなレシピでどこの国でも作られています。
シブースト
シブーストは、フランス発祥のケーキで、1840年頃にパリの菓子職人のシブースト、もしくはその弟子のオーギュスト・ジュリアンが考案したと言われています。
スポンジやパイ生地の上に、りんごと、クレームシブーストと呼ばれるカスタードとメレンゲをあわせたクリームをのせて、表面をキャラメラリゼして完成です。
シブストと呼ばれることもあります。
オリジナルは、間にりんごのコンポートを挟みますが、他のフルーツを甘く煮込んだものや、日本ならでは栗や抹茶などの味もあります。
このケーキのポイントは、やはり口どけなめらかなシブーストクリームでしょう。
フロランタン
フロランタンとは、クッキー生地に、キャラメルでコーティングしたアーモンドスライスをのせて焼き上げたお菓子です。
サクサクした食感と香ばしいアーモンドの香りで、大人から子供にまで愛せれている定番のお菓子です。
日本では、スーパーでも売っていますので、ケーキというよりは、少しおしゃれな焼き菓子という感覚かもしれませんね。
フランスやドイツで特に人気があり、ドイツ語では「フロンティーナシュニッテン」と呼ばれています。
しかし、フロランタンとは「フィレンチェの」という意味があるように、発祥の地はイタリアであると言われています。
カトリーヌ・ド・メディシスという女性がイタリアから、フランスのアンリ二世に嫁ぐときに伝え、広まったそうです。
エッグタルト
とろ〜りとしたカスタードクリームが美味しいエッグタルトは、香港やマカオを中心に名物になり、日本でも流行りましたね。
しかし、そもそもエッグタルトが作られたのはポルトガルで、ポルトガルの伝統のお菓子である「パステル・デ・ナタ」が元になっています。
1980年代にマカオに入って、マカオでパン屋を営んでいたイギリス人のアンドリュー・ストウが、パステル・デ・ナタにアレンジを加え、英国風のカスタードにして売り出したことから、今ではマカオの代表的なお菓子にまでなりました。
まん丸の可愛らしい形と、サクサクのパイ生地と、プリンのような濃厚なクリームのコンビネーションが多くの人の心を掴み、世界中で愛されています。
ミルクレープ
間にクリームを挟みながら、何枚ものクレープを重ねたケーキで、断面がとても美しいケーキですね。
名前の意味は、フランス語で「千枚のクレープ」ですが、実際は20枚前後のクレープが使われるそうです。
間に挟むクリームも、生クリームやカスタードクリームといろいろだったり、クリームだけでなく、旬のフルーツを挟むなど、いろいろなアレンジを楽しむこともできます。
ミルクレープが誕生したのは日本で、1978年頃に「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」によって開発されました。
そして、その美味しさに惹かれて、大手コーヒーチェーン店であるドトールが、店舗で販売したことから爆発的に全国に広がっていきました。
️デートや女子会で行きたい美味しいケーキの食べ放題
ここまで、人気があるケーキをたくさん見てきましたが、頭の中が、可愛らしく美味しそうなケーキでいっぱいになり、食べたくて仕方なくなったのではないでしょうか?
女の子は甘いものが大好きな人が多く、ケーキに囲まれ、気の合う友達とワイワイおしゃべりしながら、スウィーツを食べたいだけ食べるのは、夢見たいな極上の一時になることでしょう。
ではそんな夢を叶えてくれるケーキ食べ放題のお店をご紹介します。
スイーツパラダイス
スイーツパラダイスは、「好きなものを好きなだけ楽しで!」というスタッフの思いから、ケーキから、スナック類、パスタやサラダまで豊富なメニューが用意されています。
ですから、甘いものが得意でない彼氏とデートで行くのもよし、女子会でご飯がわりに使うこともできます。
飲み物の種類も豊富で、ミントやレモンオレンジ、クレナデンフランボワーズなどの、7種類ほどのフレーバーウォーターや、生姜シロップやクランベリーシロップなど、様々な果物を使用した自家製のフレーバーシロップもあります。
ソーダやお湯で割ってお好みで楽しむことができます。
肝心のスイーツは、北海道産純正生クリームを使用したいちごのショートケーキを始め、しっとりチーズケーキ、かぼちゃの素朴な味わいが楽しめるカボチャプリン、カカオ80%のチョコレートケーキなど、季節限定のものから定番のケーキまで常備30種類以上の味を楽しむことができます。
料金は、大人1530円・子供860円で食べ放題飲み放題です。
店舗数も多いので、きっと最寄りのスイーツパラダイスを見つけることができるでしょう。
マーブルラウンジ
ヒルトン東京にあるアーブルラウンジは、モダンなインテリアと、吹き抜けのラウンジ、全席ソフャー席など、ラグジュアリーで他とは一線を画したデザートブッフェとして人気を博しています。
季節ごとに催されるフェアでは、シンデレラやマリーアントワネットなど、女性が好きなテーマに沿ってケーキとデコレーションが作り込まれ、その世界観はため息が出るほど素晴らしいものです。
頑張ったご褒美や、お祝いの席にぴったりのお店でしょう。
デザートブッフェのお値段は、大人一人・平日3,600円・土日祝日3,720円です。
デザートブッフェの他にも、ブレックファーストブッフェ、ランチブッフェ、ブランチブッフェ、ディナーブッフェとありますので、興味のある方はホームページでご確認ください。
ダロワイヨ
マカロンが有名な高級洋菓子店のダロワイヨでも、平日限定でケーキバイキングを開催しています。
高級店ならではのクオリティの高いスイーツが楽しめます。
完全予約制で、平日の14時〜19時の間、70分の時間制限はありますが、マカロンだけでなく、こだわり抜いて作られた、フルーツタルトやショートケーキを堪能できるので大人気となっています。
スブニール
自由が丘にあるスブニールは、1日3回、90分入れ替えでケーキブッフェを開催しています。
フランスのケーキを、日本人の好みにアレンジした15〜20種類のスイーツが常備されています。
定番のショートケーキやチーズケーキはもちろん、季節の果実をふんだんに使ったパイや、ゼリーにプリン、さらにキッシュやパンも用意されており、どれも本当に美味しく、ついつい欲張って食べてしまいます。
子供連れ大歓迎ということで、席の間もベビーカーが置けるように広めに取ってあったり、3歳以下は無料など、ママ友会などで気兼ねなく利用することができるでしょう。
️美味しいケーキで甘いひとときを♪
美味しいケーキを食べると、皆が笑顔になり、嫌なことを忘れたり、気持ちを切り替えるきっかけにもなりますよね。
ストレス社会と言われる現代では、朝から晩まで必死で働いたり、目の回るような忙しさの中家事をこなしたりしているので、心身ともにいっぱいいっぱいになってしまうことがあります。
ですから、日常のストレスから解放されるためにも、たまには甘いものを思いっきり食べて、リフレッシュするのはいかがですか?