ほんのちょっと差が大きくものをいう。

素敵な女性と、そう見られない女性との分岐点とは、実は小さな行為の積み重ねではないでしょうか。

誰でもなれるわけではないにしても、修正は十分可能ということです。

以下そうした観点からこの問題に迫っていこうと思います。

素敵な女性って一体どういうこと?

中高年男性の永遠の憧れといえば、オードリー・ヘップバーン(1929~1993年)と吉永小百合(1945年~)を挙げる人は多いと思います。

2人とも清楚にして華があるという稀有にして至高の存在です。

1993 年、オードリーが亡くなったとき、3歳年下のエリザベス・テイラー(1932~2011年)は「天は世界で最も美しい天使を得た。」

という趣旨のコメントをしていました。

結婚8回を〝誇り”、スクリーンでも私生活でも〝奔放な女”の代表と見られてた彼女でも、オードリーには羨望のようなものがあったのか、と意外に感じました。

吉永小百合は、オードリーのように「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」などのような映画史に残る名作に出ているわけではありません。

その代わり作品の水準にかかわらず、すべて吉永小百合の映画にしてしまう存在感を持っていました。

ファンは彼女がスクリーンの中で躍動していればそれだけで十分でした。

オードリーは再婚していますが、結婚生活は14年と長く、晩年はユニセフの活動に身を入れています。

吉永は普通に結婚生活を送り、2人とも私生活においてもほぼ非の打ちどころがありません。

ファンにとって恋愛や欲情とは無縁の別世界に住む本物の天使なのです。

男性から見た「素敵な女性」とは?


もう少し現実的な世界に降りてみましょう。

そうすると男性から見た素敵な女性として思い浮かぶのは具体的に誰でしょうか?それはまず小学生または中学生のときにドキッとしたことのある〝きれいなお姉さん”とその残像でしょう。

ドロドロした思春期を経過した後、その女性が実はがっかりするような俗物だったことがわかったとしても、子供心をいっぱいにした美しいイメージはなかなか朽ちません。

大人になってからの恋も実はその残像の追っかけだったというケースはまれではありません。

何しろ本当にキレイに見えたからです。

実に美しい思い出の記憶なのです。

キレイ

美人の評価については人によりさまざまです。

時代によってもかなり違います。

江戸時代の美人とは、本当に浮世絵画のようなしもぶくればかりだったのでしょうか。

誰しも考え込んでしまうところですよね。

ここでは男の子目線からお姉さんがキレイに見えたポイントを記憶をたどりつつ指摘しておきましょう。

その記憶とは、キレのあるちょっとした仕草だったように思います。

後ろ髪を両手で束ねるときのカッコ良さ、ふと背伸びした拍子にひざ小僧がのぞいたとき、または胸元がふとのぞいたときのどっきり感です。

こうしたちょっとした仕草で年下の男子を魅了したことがありますか?あればその人は十分キレイな人と評価できます。

キレイとは顔立ちの良さだけではありません。

スタイル抜群!


私事になりますが、筆者の妻は中国人です。

初めて日本を訪れたとき、2つのことが印象に残ったそうです。

1つめは、日本女性はみな下を向いて歩いていること。

2つめは、夜のコンビニでじろじろ視線を向けるオヤジの目がいやらしいこと。

確かに中国人女性は胸を反り返らせて颯爽と歩いています。

服が似合っていようがいまいが関係ありません。

自信満々です。

それは実際の体型以上に引き締まった印象を与えます。

これは見習うべき点だと思います。

傲慢と見られないように注意しつつ、もう少し背筋を伸ばしてみましょう。

視界が開ける効果もあり、目つきもよくなるでしょう。

これもカッコ良さに大きく影響します。

スタイルとはこうした姿勢や表情までも含むものです。

幅広くとらえましょう。

いつも笑顔!

再び中国人を引き合いに出して申訳けありませんが、中国人は人と会うときに自然と笑顔が出るようにできています。

大陸に生きる人たちは、常に敵に囲まれているという意識があり、本能的に出会った人を味方に取り込もうとします。

そのため必要なとき、いつでも満面の笑顔をふりまくことができるようになっています。

これは彼らの遺伝子に組み込まれています。

信じやすい単純な日本人はこれにやられ、ビジネスでも恋愛でも簡単に陥落してしまうことがあります。

このように笑顔は世界中で大きな武器になります。

最初は作り笑いの営業スマイルになってもかまいません。

笑顔は心のこもったものでなければならない、というマナーを商売としている人の言葉を鵜呑みにすることはありません。

中国人はほとんど営業スマイルです。

練習して磨きをかけましょう。

誰にでもわけ隔てない!


筆者の解釈では、いわゆる美人には2種類あります。

小さいころから可愛い可愛いと周囲にチヤホヤされて育ったタイプと、少女時代は目立たなかったのに大人になるにしたがってキレイになり、美人の仲間入りした人です。

社会に出るとこの差は非常に大きくあらわれます。

前者のタイプは基本的にわがままなお姫様です。

回りのしもべたちが段取りを整えてくれることに慣れていて、自分から働きかけることは苦手です。

気位いばかり高くてビジネスの世界ではまず使い物になりません。

これに対し後者のタイプは、キレイなのに謙虚さを保ち、人の言うことにもよく耳を傾け、誰とも分け隔てなく接するなど、一番人気の出やすいタイプです。

そして本人は自分のことを美人だとは思っていません。

そこも高い評価ポイントです。

周囲にそういう人がいれば、ぜひ参考にしましょう。

もしいなければ自分がそうした存在となることを目指せばよいと思います。

ファッションセンスがいい!

ファッションセンスの良さとは、普段着カジュアルでは何を着ていてもかまいませんが、いざというとき女子力の高い恰好でビシッと決められるか、が最大のポイントです。

また制服や、スーツ、フォーマルウエアでもばっちり似合っているか、というところも大切です。

青山、アオキのレディース・スーツでもかまいませんが、寸法の幅出しやカットなど微調整が効き、少しでも見栄えよく見える服作りに協力してくれる店または店員を選びましょう。

ここで一昔前、東京のオンワード樫山(現ONWARD)のことを思い出します。

筆者が商談で同社の本社を訪問したときのことです。

仕事は早めに終わり、社員食堂でしばし休憩ということになりました。

他に同社のOLたちも2~3グループ休憩していました。

そこでは世間のイメージ通りの光景が展開されていました。

みなカッコいいのです。

制服の着こなし、足の組み方、たばこの吸い方、ナンバーワンアパレル企業の花形OLにふさわしい洗練のされ方です。

ただしあまりにも表情がきつく化粧も濃い。

これでは普通の地方出身の男性では怖過ぎて、とても声はかけられないな、と思ったものです。

彼女たちにはトップファッション企業の人間としてダサい恰好などできない、という強いプレッシャーがかかっていたとは思います。

今あのときの彼女たちはみな幸せな暮らしを送っているのでしょうか、思い出すたびに気になります。

女性から見た「素敵な女性」とは

筆者はかつて女性の多い職場(総合スーパー)にいました。

そこには高校卒の正社員から50代のパートのおばさんまでフルラインでそろっていました。

その女性たちの暗闘に巻き込まれ、自分の評価を落としてしまった痛恨の思い出もあります。

女性は怖い、女性社会とは大変なところだ、この2つはまだ若かった筆者の身に染みたものです。

それはともかくに好かれる女性になるのは、男性のそれよりはるかにハードルが高そうです。

筆者は男性ですから、以下この稿は想像に依っています。

一つの見方として参考になれば幸いです。

八方美人でない

誰にでもいい顔をしようとするのは、女性にとって最も危険な行為の1つでしょう。

必ず勘違い男を生じさせてしまうからです。

女性との交際経験の少ない男性ならいきなりストーカーにまで進化してしまうかも知れません。

したがって一定の距離を保つことは是非とも必要です。

もちろん本命男性までブロックしてしまっては元も子もありません。

しかし本命がいるときこそ他の男性との距離感は大切です。

八方美人という風評は、本命男子をも遠ざけてしまいます。

そして同性からは女性の武器を使っている、ととられる可能性は十分にあります。

「女性」を武器にしない


筆者が総合スーパーにいたころの経験では、やはり仲間内で一番非難されていた女性は、権力者にすり寄る女性でした。

店長はパート従業員の人事権を持っています。

そしてパート従業員は正社員よりはるかに多いのです。

まだ若くて元気いっぱい、容姿にも自信のあるパート女性の中には、店長に媚を売るタイプの人がよくいました。

またスーパーはチェーンストアですから、本社の人間が定期的に巡回してきます。

おえらいさんもやってきます。

そうしたときにもアピールを欠かしません。

職場社会の中で自らの優位を確保したかったのでしょう。

しかし行き過ぎると大きな反発を買うだけでなく、ときには深刻なトラブルにもなりかねません。

実際に不倫まで関係が深まってしまい、露見して降格処分になった店長も1人や2人ではありません。

【媚を売る人がどういう人か知りたいなら、こちらの記事もチェック!】

言いたいことをはっきり言う

やるべきことをしっかりこなした上でのことになりますが、言いたいことははっきり言いましょう。

これができなければ特に仕事においては信頼感は高まりません。

もちろん人を非難するような言い方は禁物です。

自己主張が強いととられるのも大きなマイナスです。

感情をコントロールできるようにしましょう。

おさまるまで一呼吸おき、落ち着いて話すことが大切です。

特に言いにくいことをしっかり上司に伝えられる人は、信頼を勝ち取っているはずです。