世の中にミスをしたことのない人なんていません。

仕事でも、家庭のことでも、勉強でも、必ずいくつもミスをしているものです。

人生において、ミスがひとつもないなんてことはありません。

ミスをするとすごく落ち込みますよね。

ですが、そのミスを次へ繋げられるか、さらにミスの連鎖を生んでしまうかは自分次第です。

ミスはどうしても起きてしまう場合と、自分の頑張り次第で防ぐことができる場合があります。

せっかくですから、少しでもミスをする機会は減らしたいものです。

なぜミスは起こるのか、起こってしまった時にどう対処していったらいいのかを考えていきましょう。

誰だってミスをします

どんな人だって必ずミスをします。

どんくさい人がミスをするのはもちろんかもしれませんが、キャリアウーマンでバリバリ働いており、いつも完璧に仕事をしているように見える人でも必ずミスはしたことがあります。

ですが、同じミスでもミスをしてしまう人が違うだけで全然違う対処法を取ることになります。

そして、やはりキャリアウーマンな人が対処したほうが、事を大きくせず、スマートに対処しているものです。

ミスをする課程を表したものに、スイスチーズモデルというものがあります。

チーズってよくアメリカのアニメなどで見ると、ポツポツと穴が空いていますよね。

穴の空いたチーズを何枚か並べて正面から見ると、たいていの穴は空いている先に次のチーズがあって先を見ることはできません。

しかし、時々偶然にも穴が重なってチーズの穴からその先の景色が見えてしまうことがあります。

チーズは人の数です。

穴は人が起こしたミスです。

チーズ、つまり人が増えれば増えるほど、たくさんの人がチェックすることになりますので、ミスを起こす回数は減ります。

ですが、何人人を増やしたところで、ある偶然が重なって、各チーズの穴が同じ場所に空いてしまうとミスは起こってしまいます。

これから言えることは、どんなにしっかりチェックをしていて、人が行っている限り、ミスは必ず起こるものなのです。

1.ミスとは?


ミスとは英語のmistakeからきています。

そのままの意味で「間違えること」です。

計算ミスをするとかケアレスミスが多いなどという使い方をします。

2.ミスでも様々なレベルがある

ミスと一言で言っても、さまざまなミスがあります。

自分一人でミスをして、被害も自分一人で対処するのも自分一人な自己完結型のミスもあれば、たくさんの人が関係しており、たまたまミスする場面に当たったのが自分だったなんてこともあるでしょう。

被害も複数人を巻き込むケースもあれば、被害の程度も軽度なものから命を脅かすほどのものまでいろいろです。

1.取るに足りない小さなミス


取るに足りない小さなミスとは、聞いているだけでちょっと笑えるような些細なミスであることが多いです。

例えば、出かけようとして家を出発してすぐにいろいろと忘れ物を思い出すこと、みなさんはないですか?

電気を消し忘れた。

着替えを持ってくるのを忘れた。

などなど。

挙げたらキリがないですが、ほんとに小さいことまで含めると、取るに足りないミスというものは毎日起こっていると言っても過言ではないくらいたくさん経験しています。

「取るに足りない」とは、特別話題にするまでもない本当に些細なことという意味があります。

「あ~。今日は違う靴を履いてこようと思ってたのに、いつもの靴を履いてきちゃったよ~。」なんて友人に会うなり言われても「だから?」「何にも気にすることないじゃん」なんて言われて会話が終わってしまいますよね。

他人にとってはどうでも良いこと。

実は自分にとってもよくよく考えてみればどうでも良いことが取るに足りない小さなミスになります。

2.周囲に責められてしまうミス

ミスをした時に自己完結出来ず、他人を巻き込んでしまうとちょっとミスのレベルが上がります。

例えば遅刻をした場合、単にあなたが学生で学校にちょっと遅刻したくらいでは、先ほどの取るに足りないミスのうちに入るでしょう。

しかし、あなたが芸能人であったとしたらどうでしょう。

撮影便場に遅刻して行けば、すでに先入りして準備しているスタッフにさらに時間調整させたり余計な準備を増やすことにもなりかねません。

また、。

一緒に共演する予定の芸能人を待たせることになりますし、その人が次もまだ仕事が入っていれば、その仕事先にも影響を及ぼすことになるかもしれません。

人を巻き込むミスをすると、周囲から責められます。

ミスの原因が自分であることがはっきりしていればしているほど責められるでしょう。

これがもし、電車が何かしらの理由で遅れたために遅刻したのであれば、周囲に与える印象も違います。

それでも遅刻は遅刻ですので、そういうことも見越して早めに到着するように計画するのが社会人たる人の責任でもありますが、ただ遅刻してきた人に比べれば十分許せる範囲のことでしょう。

周囲に責められてしまうミスとは、ミスした結果他人を巻き込むことになってしまったミスのことを言います。

3.人の命に関わるほどの重大なミス

特に医療の現場では人の命に関わるほどの重大なミスが起きやすいものです。

ただでさえ、人の命を預かる場所ですから、一つのミスも許されないなんてことはたくさんあります。

そうならないように、たくさんのマニュアルとダブルチェック、トリプルチェックをすることでミスを防ぐ努力をしているのです。

ですが、はやり医療者も人間ですから、ミスはあります。

ただ、医療現場でのミスはそのまま患者さんの命を奪う結果となってしまうミスになるかもしれません。

よくニュースでも医療事故なんて言葉が聞かれますが、手術時に麻薬の量を間違えて大量投与してしまい患者が死んでしまった例や、人工呼吸器の管理方法を間違ってしまい、患者が呼吸できなくなって死んでしまったなど、ちょっとの知識不足が大きなミスに繋がることが医療の現場ではよくあります。

たった少しのミスで人が死んでしまうわけですから、ミスを絶対に起こすことのないよう、日々努力をしていく必要があります。

ミスが多い人の特徴とは?

自分の職場を見渡したとき、こんな人いませんか?なぜかいつもよくミスをする人。

同じミスを連発する人。

いつもうっかりミスばかりしている人。

ミスが多い人というのがどんな人かというのは、だいたい決まっています。

ミスが多い人には、多いなりの特徴があるのです。

1.注意散漫

注意力が散漫な人はよくミスをします。

なぜ注意力が散漫なだけでミスをするのかというと、目の前のことに集中出ていないのが一番の原因です。

人は一つのことに一瞬でも集中しないときちんと仕事を遂行することができません。

これは家庭でもよくあります。

あなたは夕方頃、料理を作りながら子どもを見ていたとしましょう。

子どもはまだ小さく、目をなかなか離すことができません。

チラチラと子どもを見ながら味付けをしていたら、「あれ?さっき砂糖入れたっけ??」なんてうっかり忘れをよくするものです。

料理に子どもにと注意があちこちに向いているため、自分のやっていることが記憶に残っていないのです。

きっと砂糖は入れたかもしれないのに、入れながら子どものほうを見ていると、砂糖を入れたかの記憶もないばかりか、子どもが何をして遊んでいたかの記憶も残りません。

あるのは料理をしていることと子どもが遊んでいることという大まかな記憶だけです。

こういう経験から考えると、注意力が散漫であるということは非常にミスに繋がりやすいです。

一つ一つのことに集中しないと、自分が何をやっていたか記憶に残らず、全てが中途半端になってしまいます。

こういうミスは意外と管理職の人のほうが多いミスかもしれません。

あちこちに気を配る必要がある人は、普段ミスをしない人でもミスをする機会が増えてしまうものです。

2.真剣さが足りない

仕事を真剣にしない人はミスが増える傾向にあります。

どんなに小さな仕事であっても精一杯責任を持ってやることがとても大切です。

責任を持たず、ただ言われたことだけを適当にこなしてしまうような人は、自分の仕事を見返したりすることもなければ、相手を思ってより良い仕事をしようなんて思いにもなりませんから、どんどん適当な仕事ぶりになっていってしまいます。

こういう人はうっかりミスを多発させる傾向にあります。

3.人のせいにする

ミスをだんだん減らす事が出来る人というのは、なぜミスをしてしまったのかを自分なりにでも振り返られるものです。

ミスをよくする人は何かミスが起こったときに「あの人があんなことしたから自分がミスをしてしまった。」と責任を人に押しつけます。

そういう考えをしてしまうと、自分が悪いと思っていませんから、ミスを分析することもありません。

ミスは分析しないと対処することができません。

こうなると、いつも同じ間違いを繰り返すミスばかりの人になってしまいます。

自分がミスをしたら人のせいにせず、言い訳もせず、なぜミスをしてしまったのかを考えられないといつまでもミスがなくなることはないでしょう。

4.前回のミスを忘れてしまう

ある意味楽観的な人なのでしょう。

前回自分が起こしたミスをすっかりと忘れてしまう人もよくいます。

自分がミスをする時というのは無意識で行っていることが多いです。

つまり、意識して気をつけていかないと、何度も繰り返してしまうのがミスです。

大抵一度ミスをしたり、同じミスが数回続くと、さすがに気にして次回慎重に事を運ぼうとするものです。

そういう人は次回は同じミスは繰り返しません。

そうではなく、自分が起こしたミスから何も学ぼうとしない人は、自分のミスをする傾向すらつかむことが出来ませんので、結果的に同じミスばかりを繰り返してしまいます。

また、ミスをしたことに対して反省したり次回はちゃんとやろうと思えない場合も、自分なりの対策を取ることすらしませんので、同じミスを繰り返します。

ちょっと論点はズレますが、よく男性でいますよね。

脱いだ靴下を洗濯機に入れず、そのままあちこちに脱ぎ捨てている人。

女性からして見れば直してほしい部分でしょうし、直してほしいと男性にお願いする人もいるでしょう。

しかし、男性側からして見れば、直す必要性を感じなかったり、どうでも良いと思われたりして結局靴下は洗濯機に入ることはありません。

ミスも同じで、結局自分が悪いと思って次に注意点を活かしていこうとしない限り、同じミスは繰り返されるのです。

5.学び取る力が弱い

なぜ自分は同じミスを何度も繰り返してしまうのか。

これに気づけない人はミスをなくすことはできません。

自己分析するところまでは上司や周りの人の力を借りて何とか出来ても、そこから「じゃあいったいどこに気をつけたら同じ間違いを起こさなくて済むか」という発展した考えをすることができないのです。

こういう人は人から言われたことをただそのまま遂行している人に多いです。

とりあえず言われた通りに仕事をしようとするので、自分が犯しているミスに気づくことすら出来ません。

仕事の目的をしっかりと把握し、なぜ自分がこの仕事をしているのか、この仕事はどうなったら完成で、その後どのような場所で活用されるのかというところまで考えることがもし出来ていれば、自然と問題点に気づくことができたり、おかしな点を指摘することができます。

何も考えずただ言われたことを遂行しているだけでは、何も気づくことは出来ません。

そういう人はなかなか成長することがないので、同じミスばかりを繰り返すことが多いです。

自然と問題点に気づくことができたり、おかしな点を指摘することができます。

何も考えずただ言われたことを遂行しているだけでは、何も気づくことは出来ません。

そういう人はなかなか成長することがないので、同じミスばかりを繰り返すことが多いです。

6.視点が他の人とずれている

先ほど、言われたことだけをただ遂行しているのではミスが増えると言いましたが、世の中には言われたことすら遂行出来ない人もいます。

それは単に不真面目であったりやる気がないのとは違い、本当に真剣に仕事をしているにも関わらずどんどんやることがズレていってしまう人です。

例えば、ある会議でみんなに配る資料作りをお願いしたとしましょう。

書く項目はだいたい決まっているので、ただ箇条書きにでも目次のように書いて人数分コピーするだけで足りる作業です。

言われたことだけやる人は何も考えず、ただ資料を作りコピーをして終了します。

ミスの少ない人はさらに考えて白黒印刷でいいのか、カラーコピーは何部必要なのか、一枚に収めたほうがいいのかなど、どんな会議かどんな人が集まるのかに応じていろいろ考えて工夫します。

そして、ズレている人というのは、どうでも良いことに時間を割く傾向にあります。

この場合で言うと、フォントサイズをいくつにしたらいいか延々悩んだり、どんな字体にしたらいいかずっと考えていたり…。

そんなことはどうでもよくて、なるべく早く資料を作ってほしいだけなのですが、ズレている人というのはその部分を汲み取ることができません。

こういう人はミスが多いだけでなく、期日を守れなかったり、周りの人と協力して仕事をすることが出来なかったりと、いろいろと不都合が生じてくるものです。

常に何を最優先にすべきか、目標とするものは何かなどをお互いに確認しながら仕事をしていかないと、どうでも良いことでつまづかれてしまいます。