義母と嫁というと、なぜかかなり険悪な関係を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

映画やドラマの影響のみならず、実際にも義母と嫁は対立しがちです。

中には帰省がいやになってしまうほど嫌い、という方もいるでしょう。

しかし、義母との付き合いは旦那さんがいる限り当分のあいだついて回るものです。

できれば波風立てずに過ごしたいですよね。

そこで、ここでは面倒な義母とどう付き合っていくか、苦手意識の克服の仕方などをお教えしたいと思います。

なぜ義母とうまくいかないの?

そもそも大好きで結婚した人の親なのに、なぜ義母とはうまくいかないことが多いのでしょうか。

いろいろなパターンがあるかとは思いますが、例を挙げてみましょう。

息子の嫁だから

大抵の息子はお母さんが大好きですし、基本的に正しいものと思っています。

なので嫁と母の意見が対立した場合、母の側についてしまうことが多いのです。

比べれば、嫁よりずっと長い間お母さんと同じ環境で生きていたのですから、客観的に見れば義母の言っていることがおかしいという場合でも「嫁のほうが合わせてくれたらいいのに」と思ってしまいます。

一方義母のほうでも、ずっと大事に育ててきた息子を取られた、という思いがあるかもしれません。

そのさみしさや苛立ちから、二人の生活や育児の方針などにうるさく口を出したがったりします。

この二つが合わさると、義母がうるさいうえに夫はろくに話を聞いてくれない、という詰んだ状況になってしまい、嫁にとってはかなりのストレスになってしまいます。

環境の差

人間だれしも育った環境の差により生活習慣に差が出てきてしまいます。

自分にとっては些細なことでも、相手にとっては気になって仕方ないようなことってありますよね。

例えば賞味期限を過ぎた食品は絶対に捨てるという人と、数日過ぎたくらいなら食べても問題ないんじゃない?という人。

前者の人は後者の人に対して、食品の管理がなってない!と思うかもしれませんが、後者の人は食べ物を無駄にするなんてもったいない、と思うかもしれません。

洗濯物はその日のうちに回すという人と、少ないときは数日分溜めて洗うという人。

前者の人は後者の人を家事をさぼっているとみなすかもしれませんが、後者の人は毎日洗濯機を回していたら水がもったいないと思うかもしれません。

貧しい家庭と裕福な家庭、放任主義な家庭と厳格な家庭、ほかにも世の中にはいろいろな環境で育った人がいて、それぞれの意見の相違を数え上げたらきりがないくらいです。

ましてや義母と嫁の場合、年齢にけっこうな差がありますから環境に差があるのは当たり前。

義母のほうからしてみれば、現代の嫁の言動は非常識に見えることもあるかもしれません。

しかし自分が今まで培ってきた価値観が古いものだとは認めたくないという人は「私たちの時はこうだった」と自分の考えを押し付けようとしてしまいます。

古い考え方を押し付けられたほうは当然反発心を感じますし、うまくいかないのも当たり前といえるでしょう。

考え方の差

そして環境の差によって、生活習慣だけではなく考え方も違ってきます。

考え方の差は世代間で顕著なようで、お互いにイライラすることも多いのではないでしょうか。

特に嫁と義母の間で起こりやすいのが、子育てについての考え方の相違です。

義母はすでに子供を育てているわけですし、特に何人もの子どもを育ててきたような人だとすると絶対的に自分の子育て法に自信を持っている場合があります。

そのため、良かれと思い頼まれてもいないのに子どもの教育方針に口出しをしたりして煙たがられてしまうのです。

義母が子育てをしていた頃と今では、年齢にもよりますがだいたい20年、30年程度の差があります。

その頃にはなくて今にあるものはたくさんあり、またその頃には常識とされていたことが今では危険なこととされている場合もあります。

例えば、抱っこをしすぎると抱き癖がつき、すぐに抱っこを求めて泣くようになるからしないほうがいいというのが昔の常識でした。

そのために赤ちゃんが泣いても抱っこしないように我慢していたというお母さんも多かったようです。

しかし今では抱っこは赤ちゃんの自己肯定感をはぐくみ健康な心を作るために欠かせないものとされ、抱き癖は特に気にせずできるだけしてあげるべきとされています。

このような今と昔での考え方の差はたくさんありますが、ずっと子育てを頑張ってきたという自負のある人はそれば間違っていたと思いたくないのでしょう。

そこでお互いに反発が生じてしまうことになります。

自分の母親との差

誰でも自分を判断基準にしてしまうことはよくありがちですが、義母との関係においてもそれはよくあることです。

実の母親と義母はだいたい同じくらいの年であることが多いのではないでしょうか。

夫と大きく年が離れている場合などはこの限りではありませんが、それでも人の母親であるということに変わりありません。

となるとどうしても、自分の母親はこうなのに、なんでお義母さんはこうなんだろう?と比べてしまいがちです。

特に自分の実母がよくできた人である場合、義母の欠点が目について仕方ないといったこともよくあるでしょう。

けれどこれはある程度は仕方のないことです。

実の母親のほうが一緒にいて楽なのは当たり前ではないでしょうか。

小さいころから見てきてくれているので自分の特徴をよくわかってくれていますし、こちらとしても気兼ねしないで済むからです。

その点義母は、夫の母親というだけの人です。

結婚しなければ一生関わることのなかった赤の他人ですし、実母と比べると気に食わないところばかりが見つかるのは仕方のないことと言えます。

もし実母のように遠慮のない友達のようになれたならそれに越したことはありませんが、そんな関係になれる嫁と義母は本当に一握りだと言えます。

あまり高望みはせず、実母とは違う義母の長所になるべく目を向けてあげるようにしましょう。

義母の性格が悪い

とはいえ、そういう問題ではないこともあります。

そもそも義母の性格が悪いという場合です。

年をとると頑固になると言われていますがまさにその通りで、そもそも性格が悪いのに加えて柔軟な思考力も失われているため、嫌味を言ったり自分勝手な行動を繰り返しておいてそれを指摘すると「私は悪くない!」とキレてしまう……なんて厄介な人がたくさんいます。

特に嫉妬深い人などは面倒くさく、嫁の若さに嫉妬するわ大事な息子を取られてしまったことに嫉妬するわでもう大変です。

このような人の場合、口では嫁のここがなっていないといろいろ言うかもしれませんが、本当はそんなことはどうでもいいのです。

そもそも嫁が嫁である時点でその人にとっては敵でしかなく、どうにか理由をつけて文句を言い溜飲を下げようと毎日気に入らないところを見つけるため目を皿にしているわけです。

あなたのお義母さんの小言によく耳を傾けてみると、よく考えたら矛盾していることを言っていませんか?

それはよく考えずに手当たり次第に文句を言っているからにすぎず、あなたに非はありません。

もちろん自分の考えに基づいて意見を言ってくれている場合もありますが、「言いたいだけ」な小言の場合、適当に相槌を打って流してしまっても問題ないかと思われます。

義母と上手くやる11個のコツ

うまく行かない理由が何であれ、相当大きな問題でもないかぎりうっすら気に入らないからといって義母と完全に関係を絶ってしまうことは難しいでしょう。

自分の義母である以前に配偶者の実母であり、自分が関係を絶ち切るとなれば夫にも実の家族と縁を切らせることになるからです。

たいていの人は親を大事にしていますし、自分にとってはただの鬱陶しい人でも夫にとっては大切な家族であることに変わりはありません。

なので、大抵の場合は関係を絶ち切らずどうにかうまくやっていこう、ということになると思います。

しかしこんなに嫌いなのにどうしたらいいの?と思われるかもしれません。

適度な距離を保ちつつうまくやっていけるコツを揚げてみますので、参考になさってみてください。

1.何か言われても聞き流す


ああ、また嫌味を言ってるな……と思ったら、心に蓋を閉めてとにかく「聞き流す」ことに徹しましょう。

細かいことにいちいち目くじらを立てたり、古い考え方を押し付けてきたり…ほんとうに腹が立ちますよね。

イライラするのもわかりますが、そこであからさまにむっとして言い返したりすれば向こう側の思うツボです。

相手は思考回路が凝り固まりがちな中年~高齢者ですので、こちらがどれだけ反論してもまず首を縦には振らないでしょう。

それどころか自分の考えを絶対に嫁に認めさせようと躍起になって燃え上がってしまいます。

いちいち嫁に口出ししようとする人はいわゆる「暇な人」が多いです。

子どもも成長してしまい生きがいもなくなり、退屈な毎日の鬱憤を晴らそうと嫁に対して大人げなく全力で攻撃を仕掛けます。

そうなれば最終的にはこちらが折れるしかなくなってしまうこともあります。

それは絶対に避けたいですよね。

もし義母が何か嫌なことを言ってきたとしても、「あーまた何か言ってるわ。暇なんだなー…」とあきれ半分で見守るのをおすすめします。

自分よりずっと年下の嫁に文句をつける以外にやることがないかわいそうな人なんだ、と思えば同じステージに上がるのも馬鹿らしく思えてくるはずです。

「へえ、そうなんですか」「すごーい」「なるほどー」など、反論せず相手を全面的に肯定もしないでとにかく話を受け流しまくる話法を使いましょう。

この人には何を言っても無駄だな、と思わせることが大事です。

いつでも一番強いのは、「天然ボケ」の人だったりします。

張り合いがないと思い向こうがあきらめればもうこっちのものです。

2.他人なんだと思う

口では「お義母さん」と言うかもしれませんが、義母はしょせん「たまたま好きになった人のお義母さんだった人」でしかありません。

考えてもみてください。

そもそも今の配偶者の方と知り合い、お互いがお互いを好きになって結婚に至る確率すら微々たるものなはずです。

ましてやその配偶者の母親と気が合い良好な関係が築ける確率なんてどれほどのものでしょうか?

お互いに歩み寄り、思いやりを示して仲良くなれればそれはそれでいいですが、かなり難しいのではないかと私は考えます。

気が合わないのに無理やり「仲のいい母子」や「いい家族」になろうとせず、適度な距離と礼儀をもって接しましょう。

そして一番だいじなのは自分の家族であるということをいつも念頭に置いて行動してください。

そうすれば、無理やり義母に媚を売ろうとするよりも結果的に良い関係が築けるはずです。

3.全てを理解してもらおうとしない

「私だって大変なのにわかってくれない」「昔と今は違うのにわかってくれない」などと言ったことをよく耳にしますが、他人なのですから、自分のすべてを理解してもらおうとするとまず失敗します。

人間が違う環境や時代で育ってきた他人のことを理解するのは大変難しいことです。

自分だって、義母の言動でさっぱり理解できない点は多々あるのではないでしょうか。

それをわかってほしいと言われても無理ですよね。

義母とは「理解が得られないのがあたりまえ、普通のこと」といった考え方で接しましょう。

基本をこういう考え方にすれば、理解を示してもらえなくても落ち込むことはありませんしたまに子育てや仕事の面で理解を示してもらったときに素直に感謝することができます。

そうすれば、向こうも「この人も大変だけど頑張ってるんだな」と考えてくれるかもしれません。

また、難しいことではあるのですがこちらから進んで相手の置かれた状況に理解を示し、困っているときに手を差し伸べるようにすれば、相手も人を理解することの重要性に気が付いてくれることもあります。

4.否定しない


子育て、仕事、家事、夫との関係…何であれ自分のやり方にすぐ口を出されると、イライラしますよね。

しかしそこで「それは違うと思うんですけど」なんて口に出そうものなら一気に空気が険悪になってしまいますし、あの嫁は頑固でどうしようもないなんて陰口をたたかれる場合も。

そんな気まずい状況を避けるためにも、義母の言うことは基本的に否定しないようにするのも手です。

ここで重要なのが、「全面的に肯定しない」ということ。

あまりにも義母を持ち上げすぎてしまうとどんどん付けあがらせてしまい、ますます口を挟んできて逆効果になってしまいます。

大抵の場合、何かと口を挟んでくる義母は人生の先輩面をしていい気分になりたいだけです。

自分では「嫁のためを思って言ってる」と思っているかもしれませんがそれでも根本にあるのはそういう気持ちでしょう。

その気持ちを満たしてあげることに徹するのです。

「そういうやり方もあるんですね」「なるほど、参考にします」「勉強になります」など、言いなりにならないながらも向こうの気分を損ねない、考え方を尊重した言葉を選びましょう。

もし上手くいけば、義母のほうも満足して、こちらのやり方を少しは尊重してくれるようになるかもしれません。

5.言い返さない

この場合、あなたが周りからどう見えるかも重要です。

「ろくに家事もせずに仕事ばっかり」と言われたとして、「私は責任ある仕事をしていて、あなたの時代とは違うんです」と言い返してしまえば速攻で口げんかに発展してしまいます。

そこを親族の人や配偶者の人が見たとして、言い出したのは義母だとしても「言い返すほうも大人げないしどっちもどっち」という印象になってしまいます。

それってとっても悔しいですよね。

そして同じ場合でも、「はい、夫が協力しているおかげで働けて感謝してます」と笑ってさらっと流してしまえば、あなたの印象が上がります。

温厚な嫁に対し一方的に理不尽な文句を言う義母という構図が出来上がり、自然と義母のほうがおかしいということになるでしょう。

周囲の人もあなたに味方してくれるはずです。

言い返すだけが攻撃でないことを意識し、絶えず自分の味方を増やす動き方をしていきましょう。

6.心の中で悪口を叫ぶ

どうしても我慢できない場合は、相手の前でだけニコニコしてスルーしつつ、心の中で悪口を叫んでみましょう。

これは実際に心の病気や強いストレスなどで悩む人がセラピーとして行うことらしいのですが、まず思い浮かぶ限りの悪口を頭の中で叫んでみます。

「私には私のやり方があるんだから口を出さないで!」「何も言わずにいきなり来んな!」「細かいことで嫌味を言うのはやめて!」など、なんでもいいので日ごろ不満に思っていても言えないことを心の中にぶちまけるのです。

次に、それを言われたら相手…この場合は義母がなんと返してくるかを自分で想像し、その答えをいろいろ考えます。

「私のほうが主婦歴は長いから、良かれと思って…」「孫の顔が見たくてつい」「細かいことが気にかかるたちでいろいろ気になってしまう」など、返ってきそうな答えを考えて自分の中で対話をしてみるのです。

こうすることによって、思いもかけない形で悩みが解決したり、怒りを発散することができます。

簡単な方法なので、一度無理のない範囲で行ってみてはいかがでしょうか。

これはロールプレイと言われていて、柔軟な発想ができるようになったり、相手の気持ちに寄り添って行動することができるようになったり良い点がたくさんあるそうです。

7.接点を減らす

もし顔も見たくないほどに嫌いな場合、文字通り顔を見る頻度を減らしてしまいましょう。

何かと「顔を見せてほしい」という義母は多いですが、それを額面通りに受け取る必要はまったくありません。

本音を言えば孫に会いたいだけだったり、息子の顔が見たいからだけだったりします。

何だか合わないなあ…とこちらが思っている相手も、大抵こちらのことを苦手だと思っていることが多いです。

そんな人と頻繁に無理して会っていては衝突する機会を自ら作りに行っているようなもの。

なるべく接点を減らしていくのが賢いと思います。

でも誘われると断りづらい…という場合は、先に用事を入れてしまいましょう。

ただの外出や人と会う用事ではなく、幼稚園・保育園や学校、地域の行事など避けがたいことだと向こうもさすがに仕方ないなと思ってくれるでしょう。

ただし絶対にその場しのぎの嘘はやめてくださいね。

あとあとボロがでることが多いです。

また、接点は減らしても重要なイベントなど最低限の節目では嫌でも顔を合わせておくことが大切です。

誕生日や母の日などは絶対に忘れず、プレゼントを贈ったり手紙を書いたりして感謝の気持ちを伝えましょう。

そうしておけば無視されていると思われることも薄情な嫁だと悪口を言われることもありません。

何回かのことだと思えば嫌なことも少しは我慢できるはずです。

年に何度か設けられた自分へのダンジョンだとでも思って、あまり気負わずにイベントごとも乗り越えていってください。

8.程よい距離を保つ

嫁とはいえ家族ということで、どんどん距離を詰められることもあるかもしれません。

特に近距離に住んでいる場合は、やたらと訪ねてこられたり何かと首を突っ込んだりされがちです。

しかしうまく付き合っていくためには、適度な距離を保つことも大切です。

そのためにはまず、物理的な距離を置くこと。

ある調査では、嫁と義母が程よく付き合っていける距離は70㎞だそうです。

これは電車を使って1時間くらいの距離。

気軽に遊びに来るほどの距離ではないものの、お盆や正月など大事な時にはすぐ行ける。

そして泊まらずに日帰りできるため、気疲れもしなくて済みます。

歩いて来られるほどの近所や同居などをしてしまうとどうしてもおのずと顔を合わせる時間は長くなってしまいますし、そうなればお互いのいやな面、だらしない面などが見えてしまうのは仕方のないことです。

そうなれば義母は口を挟みたくなってしまいますし、気まずくなるうえにそれでも毎日顔を合わせなければならずストレスも半端なものではありません。

あまり近くに住み過ぎず、定期的にLINEやメールなどで近況を報告しあうくらいの仲がちょうどいいでしょう。

また、物理的な距離だけではなく、精神的な距離感も大事です。

聞かれたからといって悩み事や個人的なことを何でもかんでも話してしまうのはよくありません。

特に夫婦間の不満などは思っていても絶対に口に出さないようにしましょう。

義母の口から思いもよらない形で夫に伝わってしまうことがありますし、それも自分の言いたいこととは違うことを伝えられたりすれば夫婦仲までこじれてしまいます。

9.当たり障りない会話をする

もし義母と二人きりになってしまうようなことがあるなら、何か口出しされる前にこちらから当たり障りのない話題を振ってみましょう。

なんでもいいです。

お天気のことや、最近のニュースのことなどは誰もが付いていける話なのでおすすめです。

また、義母の好きなものや趣味がわかっている場合、それについて話すのもいいかもしれません。

好きなことを話しているときはみんな饒舌になりがちなので、こちらから話さなくても向こうからいろいろ話してくれますしこちらとしても相槌を打つだけでいいのでとても楽です。

10.褒めてみる

褒められて気を悪くする人はまずいないでしょう。

いたとしても、かなり無理やりだったり不自然な褒め方をされた場合だけだと思います。

極端な例ではありますが、太っている人に「スリムですね!」と言っても喜ぶどころか嫌味かと思われるでしょうし逆に怒らせてしまうでしょう。

不自然ではない褒め方をするには、相手が力を入れていそうなこと、実際得意なことを褒めるのが一番です。

美容やアンチエイジングに力を入れている義母であれば、「肌すごくお綺麗ですよね!何か特別なことしてるんですか?」と言ってみる。

お料理上手な義母なら、「この間の◯◯おいしかったです!レシピを教えてください」と言ってみるなど、褒めることにプラスして教えを乞うような姿勢を見せれば会話も弾むかもしれません。

11.頼ってみる

適度な距離感を置きつつも、時には素直に頼ってかわいげを見せておくのも手です。

どうしても仕事が休めない、でも保育園や学校が休みで子供を預かってもらう場所がない…というときなど、「申し訳ないんですが…」と前置きしたうえで義母を頼ってみましょう。

孫が嫌いな義両親はまずいませんし、ほとんどの場合用事がなければ喜んで引き受けてくれるのではないでしょうか。

自分では言い出しづらい場合、夫に言ってもらってもいいかもしれません。

もちろん助けてもらった後には感謝の気持ちを示すのを忘れずに。

ちょっとしたものでもいいので、お菓子やお花など喜んでもらえるようなプレゼントを渡して、目に見える形でありがとうの気持ちを伝えるのもいいやり方です。

義母の対応があまりにひどい場合

何だか気が合わないなんてレベルではなく、話し合いの余地もないまでに義母の態度が悪い場合もあるでしょう。

そういった場合は自分の心を守るためにもできるだけ真正面からぶつかっていこうとしないようにしてください。

次のような対処法を試してみましょう。

酷すぎるなら夫に相談

義母の暴言や嫌がらせなどが度を超している場合、自分だけでは対処できません。

かといって家族の問題ですから、他人に間に入ってもらうことも難しいでしょう。

一番いいのは、義母と自分にとって一番近い存在…夫に相談することです。

ただし、夫が自分に味方してくれている場合に限ります。

怒ってもらう

誰の言うことも聞かないような頑固な人でも、自分の息子にきっぱり怒られれば自分の態度を見直そうという気にもなるかもしれません。

ここで大事なのは、「嫁に言わされて怒っている」わけではなく、夫は嫁のことを愛していてなおかつその嫁が傷つけられたことに怒っているのだということをはっきりさせておく、ということです。

「◯◯がこう言っていたから…」ではなく、「◯◯からお母さんがこう言っていたと聞いたけど、俺はそれは言い過ぎだと思う」と言ったほうが強いメッセージとして相手に伝わります。

対応は夫に任せる

顔を見れば衝突してしまうような仲にまでこじれてしまった場合、丁寧にそのいきさつを説明して義母の対応はすべて夫に任せてしまいましょう。

ただしどんなに感じの悪い義母でも夫にはたった一人の母親なのは確かなので、あまり感情的になり罵倒したりするのはいただけません。

事実のみを冷静に告げて、自分がどれだけ追いつめられているかを伝えられればそれがベストです。

会わない

嫁と義母、家族同士とはいっても血のつながりはありませんし所詮は他人です。

ひどいことを言われ続け、心身ともに参ってしまっているというのに無理をして会う必要などまったくありません。

ずっと避けているとたまには顔を見せなさいと言われるかもしれませんが、無視してしまって構いません。

たいていは嫁が顔を見せないことでプライドが傷ついているだけだからです。

会うのは親戚の集まりなど大事な時だけ

法事やお盆など、大事な時には顔を見せるようにしてバランスをとりましょう。

そういった行事ごとの時にはたくさんの人が集まるので、あまり義母と二人っきりになるということもないかとは思います。

かなり性格の悪い人でないかぎり、たくさんの人の前で嫌味を言ったり怒ったりすることはないのではないでしょうか。

けれど万が一たくさんの親族の前でトラブルが起きそうになったら、カッとして言い返してしまったり泣いてしまう前にその場を去ってください。

そして、そのようなトラブルを避けるためにも夫や信頼できる親族の人にできるだけそばにいてもらうようにしましょう。

自分からいろいろな手伝いを買って出て、嫌なことをいう隙もないほど忙しく立ち働くのもいいかもしれません。

義母を避けられるだけでなく、周囲からのイメージアップにもつながります。

義母との関係は気にし過ぎないのが吉

ここまでいろいろ書いてきましたが、義母との関係性について一言でいうなら気にし過ぎてはいけないということです。

義母との関係に思い悩んでいる人の中には、「いい嫁でなければならない」と躍起になっている人が多いようです。

要するに何事にもまじめな人が多いのです。

もちろん、どんな人であれなるべく嫌われることは避けたいですし、円満にやっていきたいものです。

しかし、こちらが嫌いだと思っている相手に好かれるには、まず相手のことを好きだという演技をしたうえでさらに気に入られるような行動をとるというとても高度な技術が必要です。

普段から口から出まかせを言っているような人でもない限り、そんなことをするのはとても疲れますよね。

それに取り繕おうとすればするほどうまく行かなくなるのが普通です。

ですから、いいお嫁さんを装うのをやめて、自分の楽さを追求した関係性を築いていってください。

いくら義母とどうにかうまくやれていたとしても、そのストレスで家ではずっとイライラ…なんてことになったら本末転倒ですよね。

家族を大切にしていくためにも、義母とは適度に距離を置き良い関係を築いていきましょう。