私たち人間には様々な感情が存在しており、様々な欲望も存在していると言えます。

どんな人間でも小さな欲望から大きな欲望まで欲望は存在しているはずです。

例えば、あなたは何かをひとりじめしたいと思った経験はありませんか?

小さな欲望を考えてみれば、兄弟が多い家庭の中でおやつを分け合った経験があると思いますが、そのおやつを全て自分だけで食べてしまいたいと思ったことがあるはずです。

それ以外にも大きな欲望で言えば、多大なる利益、つまりお金をすべて自分一人で受け取りたいと考える事もあると思います。

それ以外にも多大な功績を自分だけのものにしたい、つまり手柄を自分だけが挙げたようにしたいという欲望です。

これらの欲望は誰もが持っており、考えて当たり前の事かもしれません。

しかし、時に欲望を自分自身を破滅させてしまう可能性もあります。

欲をかいてしまったが故に失敗をしてしまったという人もいますし、周りの人間関係を壊してしまうという事が十分考えられます。

なので欲望を持つという事は時には危険な行為に発展してしまうのです。

そこで今回はひとりじめをテーマにして、ひとりじめにしないで何でも皆と共有すべき理由についてご紹介していきます。

ひとりじめをなぜしてはいけないのか、ひとりじめをしてしまう人間にはどのような特徴が存在しているのか、それらを詳しくご紹介していきますので、なんでもひとりじめしてしまいがちな人間はよく確認してください。

ひとりじめは人間を小さくする

なぜひとりじめをしてはいけないのだろう。

そう考えた時に考えられる理由の一つとしては、独り占めをするという事は自分自身を小さくしてしまうということが考えられます。

例えば先ほどご紹介したように、兄弟みんなで分け合わなければいけないおやつを全て自分のものにしてしまったという事を考えてみてください。

確かに自分は良い思いをして満足するかもしれません。

しかし、周りの兄弟はそれに対して不満を持つはずです。

そこで人間関係が悪くなる上に、一度ひとりじめを経験してしまった人間はそれから分け合うという事に対して損をしていると考えてしまうようになります。

本来は分け合うのが当たり前なのに、それを損だと感じるようになれば基本的な物事の考え方が崩れていきます。

そして最終的に自分さえよければ周りの人間はどうでも良いという風に物事を解釈していくようになります。

しかしそのような考え方を持ってしまいますと、人間の器が小さくなってしまいます。

他人の成功を祝うこともできなくなり、自分にメリットがなければ自分が動くようなことがなくなり、全ての物事を損か得かで判断してしまいがちになります。

そうなってしまいますとさらに自分の身近な人間がいなくなってしまい、孤独な人間になっていきます。

だからこそひとりじめをするということは、自分を小さな人間へと追いやってしまう一つの原因になりうると考えられるのです。

なので、ひとりじめは行ってはいけない事だということです。

ひとりじめとは?


そもそもひとりじめとはどういう意味なのかと考えた時に「自分または自分たちだけのものにすること」という意味を持っています。

なので、場合によっては個人に限らず集団に関しても当てはまる言葉の意味であると捉えることが出来ます。

一般的には日常生活などにおいて個人がなにかしらの物をひとりじめしたりする事が着目されがちですが、時にはある派閥がいつもひとりじめをしてしまって、その派閥に属していない人間が被害を被っていたり、利益を出せないという事などもあります。

例えば、それを例にするのであれば、ひとりじめを防ぐ独占禁止法という法律が例としてはわかりやすいかもしれません。

私たちの経済社会においてはなるべく公正で自由な競争を行うことによって、様々な日本に存在している企業の成長を促すことができます。

例えば、私たちがよくコンビニなどで購入する飲料水などのブランド企業にはサントリーやキリンなどたくさんの企業があります。

そのブランドの商品によって価格などは違いますが、安くなると当然その商品を購入した方がお得なのでたくさんの方が買い求めます。

そして、それに乗じて他のブランドも価格を下げて、よりたくさんのお客さんに購入してもらうように努力します。

しかし、安い価格以上に価値のある商品を生み出せば、当然その商品を求める為、質を追求するのにも適した環境になるはずです。

しかし、もしも飲料水ブランド全てが結託して価格を一般的な価格の倍に引き上げたとするとどうでしょうか。

飲料水を外で購入する場合、買うしかないので、私たちは嫌でもその価格で購入しなければいけません。

しかしこれを続けるといつか相当な高価格になる事が予想されます。

そうなると消費者の利益を確保することが出来ません。

いつまでたっても飲料水ブランドのひとりじめになってしまうのです。

なので企業同士が結託して高い金額に吊り上げないなどの法律が整備されています。

そして消費者の利益を確保しつつ、経済社会が成長していきやすいような世の中を作るバランスを保つというメリットにも繋がります。

スケールの大きい話になりましたが、結局ひとりじめをするということはこのような弊害が起きやすくなってしまい、平等で公平な社会を作ることが出来なくなってしまうのです。

ひとりじめにしないで何でも皆と共有すべき7個の理由

ひとりじめをするのではなく、なるべくたくさんのことを様々な人間で共有していかなければいけません。

しかし、周りの人間と何かを共有したりすることによって、何の得があるのかと考える方もいるかもしれません。

自分に自信がある人間であれば周りの人と共有するよりも自分一人で何かを行った方が手っ取り早いと考える方がいるかもしれませんし、周りの人間に対して頼ることで自分自身のスキルを低下してしまう可能性があると捉える方もいるかもしれません。

何より自分が損をしてしまうということにつながる可能性を指摘する方がいるのも確かです。

人によって考え方が違いますので、このような考え方を持っている人がいてもおかしくはありませんが、そのような方にこそ何でもひとりじめにしないで、みんなと共有すべき理由を知っていただく必要性があります。

それを理解した上で、ひとりじめをするのとひとりじめをしないこと、どちらが正しくて魅力的なのかを判断する材料として活用してください。

1.目標の達成が早くなる


なんでもかんでもひとりじめにしないで、たくさんの人間と共有することで目標の達成が早くなるというメリットが生まれます。

これは考えてみれば至極当然の結果であり、一人で何かを行うよりも複数人で何かを行った方がより大きな力を発揮しやすくなります。

確かに人によってスキルは個人差がありますので、個々の実力を考えてみると開きがあるのも当然です。

例えば、わかりやすいように数値化すると一人の平均的な実力が10だとすると、10の人もいれば、5の人もいますし、12の人もいるはずです。

個々の数値が高い人ほど周りと力を合わせるよりも、ひとりで行動した方が早いし、無駄がなくなると考えるかもしれません。

しかし、それは現時点の話であって、将来的に物事を考えてみると適切な役割分担を行う事によってこの実力が多いに伸びる可能性も秘めています。

全体的な評価は5でも、ある一部分は10以上の実力を持っている人間だって存在します。

そうなると相対的に個々の数値化した実力もさらに上がる可能性があります。

さらに最終的な結果を見ると今まで個人で出すことが出来なかった大きな数字が出せる可能性も飛躍的に上がります。

一度数字が上がれば今後も上がる可能性が多いに見込まれますので、結果的に一人で物事を行うよりもたくさんの人間と共有した方が最終的な目標の達成が早くなり、数字も大きく伸ばすことができるようになるということです。

なのでひとりじめをしないで皆で共有することが理想なのです。

2.皆の経験値を上げられる

ひとりじめにしないで何でも皆で共有した方がそれに関わる人間の経験値を上げることができるようになります。

人間は誰しも最初は失敗をすることがつきものですし、最初から上手にするということは難しいことです。

だからこそたくさんの失敗や経験を積み重ねていき、どのようにすれば物事がうまくいくようになるのかということを学習して初めて上達していきます。

なので、苦手なことがあったとしても積極的に取り組んでたくさんの経験をすることによって実力を上げることができます。

それを踏まえてみると、実力がない人間の方が可能性を大きく秘めており、出来ないことを出来るようにすれば、出来る人間の実力をさらに上げるよりも大きな効果を見込む事が出来るのは明白です。

だからこそたくさんの人間の経験値を上げるという事は大切な事であり、経験をするにはひとりじめせずにたくさんの人間と共有しなければいけないという考えにたどり着きます。

なので何でもかんでもひとりじめにしないでみんなで共有した方が良い結果を生み出すという事に繋がります。

3.人間関係が円滑に進む

人間関係を円滑に進めるためにも、ひとりじめはしない方が良いです。

なぜならばひとりじめをすることによって周りの人間関係が崩れていく可能性が高まるからです。

冒頭でもご紹介したように、自分の兄弟全員でおやつを分け合って食べるということと、兄弟の一人だけが全ての人間のおやつを食べてしまうということを比較したときに、後者に関しては人間関係が悪くなりやすいのは明白です。

それと同じように、なんでも平等に行わなければ、平等に扱ってもらえなかった人間は不満を抱えます。

不満を抱えるとどうなるかと考えると、不平等な環境を作り出した人間は不平等な行為を行っている人間に対して不信感を持ち、その人間のことを嫌いになってしまいます。

そうなるとそこからどんどん人間関係の悪化が進むようになり、最終的に人間関係が悪くなってしまうようになります。

しかし平等に物事を行うことによってそれに関わる人間が積極的に人間同士の関わりを生み出して、なおかつ不満を持ちにくくすることができるので、良い人間関係を形成しやすくなります。

なので、様々なことをひとりじめにしないでみんなで共有するようにすれば、人間関係の悪化を防ぎ、むしろ良くすることが出来るメリットを生み出すということです。

4.辛さは分割、幸せは倍増する

様々な物事をみんなで共有することによって、辛い事を皆で分け合い、幸せなことはそれが倍になるようになります。

日常生活を送っていると嫌なことを経験することがあると思います。

自分一人だけが経験して自分一人だけが嫌な思いをするよりも、周りの人間にそれを話して共感してもらったり、同じ境遇の人間が一人でもいれば辛さは少なくなりますよね。

その反面、とても幸せな事が起きた時に一人で楽しむよりも皆で楽しみを分かり合った方がより楽しくかんじられるようになるはずです。

様々なことをひとりじめしている人間にとっては理解できない感情かもしれませんが、楽しいことを分け合った経験がある方ならば必ず理解できる感情です。

みんなで様々なことを共有することによってこれほどまでのメリットを生み出すことが出来るようになります。

5.仲間意識が芽生える

ひとりじめにしないで何でも皆と共有すべき理由としては仲間意識が芽生えるようになるという理由があり、これも大きなメリットです。

様々な人間と何でも共有することにおいて、最終的に求められるのは良いチームワークです。

様々な人間と力を合わせて一つの目標を実現するためには、良いチームワークがなければなし得ることはできません。

誰かが何かをひとりじめすることによって、人間関係は悪くなりますし、チームワークも育ちませんし、破たんする可能性があります。

しかし、ひとりじめにしないで何でも皆と共有する事で同じ目的に向かって努力するうちに自然とチームワークが生み出されます。

これが継続すればさらに高い仲間意識が芽生え、もっと良いチームワークが生まれ、その結果大きな成果を出す事に繋がります。

すなわち、仲間意識が芽生える事によって大きな数字を実現することが出来るようになるということです。

複数の人間で行う事に関しては仲間意識やチームワークは絶対的に必要な事なので、ひとりじめをせずに、みんなで共有した方がよい環境に変化しやすくなります。