貧乏ゆすりが癖になっている人っていますよね。

子どもの頃や学生の頃から、同級生が貧乏ゆすりをしているのを目にしたことのある人も多いと思います。

または、あなた自身が気付けば貧乏ゆすりをしてしまっているかもしれません。

貧乏ゆすりは見る人にあまり良くない印象を与えてしまいますが、実は貧乏ゆすりには意外な効果が隠されているんです!

その知られざる効果についてご紹介します。

貧乏ゆすりってすごいんです!

誰でも子どもの頃から、親や周りの人たちによって貧乏ゆすりの存在を教えられます。

例えば自分で無意識に膝を揺すってしまっていたら、それを見た大人が「貧乏ゆすりなんてやめなさい」と注意をします。

その言葉によって、私たちは膝(膝から下にかけての足部分)を揺する行為が「貧乏ゆすり」なのだとそこで初めて知ります。

自分でやっていて注意をされた人もいれば、周りでやっている人のことを誰かが指摘しているのを聞いたりして知る人もいるでしょう。

そしてその名前を聞くのと同時に、貧乏ゆすりに対する良くないイメージについても知るのです。

とはいえ、一般的なイメージは別として、貧乏ゆすりには実はさまざまな効果が隠されています。

その効果のすごさを知ったら、貧乏ゆすりをしている人に対してこれまでとは違った目線で見てしまうかもしれません。

貧乏ゆすりのイメージ

貧乏ゆすりのイメージは一般的に悪いものが多いです。

それは、子どもの頃から「貧乏ゆすりはみっともない」という周りの意見を聞いてきたために、貧乏ゆすりをしている人を見ると自然と嫌悪感が沸き上がってきてしまうのかもしれません。

しかし、そうした経緯や先入観を別にしても、やはり落ち着きなくゆらゆらと膝を揺さぶっている姿は見ていて気持ちの良いものとは言えないでしょう。

では、貧乏ゆすりは具体的にはどのようなイメージを持たれているのでしょうか?

イライラしてる・・・?

貧乏ゆすりをしている人を見ると、どことなく落ち着きがないように感じられますよね。

小刻みに膝を揺らしているさまは、どう見ても精神的に余裕がない状態に見えてしまいます。

また、イライラしている人は動きがそわそわしていたり、指をトントンと机で慣らしていたりすることが多いため、小刻みに足を揺さぶるさまも同じくイライラしているように思えてしまいます。

もし貧乏ゆすりをしながら険しい表情をしていれば、それこそ不機嫌に見えてしまうことでしょう。

機嫌が悪そうに貧乏ゆすりをしている相手には、誰しも近づきたいとは思いません。

また、その相手に対する印象も自然と悪くなってしまいます。

悪い癖

貧乏ゆすりを意識してやっている人はあまりいません。

周りの人に自分の不機嫌を伝えたいと考えている時でもない限りは、大抵は無意識にやってしまっていることが多いです。

不機嫌な時や考え事をしている時など、本人は無意識に貧乏ゆすりをしていますが、近くにいる人は地面が揺れる振動で不快に感じることも少なくはありません。

本人はあくまでも無意識にやっていますので、誰かが指摘しなければ止めることはなく、周りから見れば「悪い癖」に見えてしまっています。

貧乏ゆすりの意外な効果

世間の貧乏ゆすりに対するイメージは良くありません。

しかし、実際には貧乏ゆすりをすることで、さまざまな効果を得ることが出来ます。

効果があるからと言って積極的に人前で堂々と行っていいというものでもありませんが、人目があまりない時に行って、貧乏ゆすりによる効果を実感してみると良いでしょう。

冷え性改善

長時間座りっぱなしの状態でいると、血行が悪くなり、下半身がむくんでしまいやすくなります。

椅子に座っていることで足の血管が圧迫されてしまい、乳酸が溜まりやすくなります。

この乳酸が分解されずに溜まってしまうとむくみが起こり、さらにそこから冷えといった症状が起こります。

冷えは血行不良で起こるものですので、その血行を良くしてあげることで、冷えを改善することが出来ます。

血行を改善させるには、体を動かすことが最も手っ取り早い方法です。

座りっぱなしであれば立ち上がり、伸びをしたり軽くストレッチをしたりして、溜った乳酸を分解させます。

しかし、座った状態から中々立つことが出来ない時には、どうすればいいのでしょうか?動けない時にこそ、貧乏ゆすりが効果を発揮するのです。

貧乏ゆすりは踵を上げ下げして膝を揺らします。

膝を揺らす時に太ももやふくらはぎも一緒に動かすために、足全体が小刻みに動いて、乳酸を分解してくれます。

その結果、冷え性を改善させることが出来るのです。

貧乏ゆすりを辞書で引くと、一般的なイメージの意味の他に、「血行を改善させるために無意識に行う現象」という意味も出てきます。

足が冷えやすい人ほど、体がそれを解消させようとして無意識に貧乏ゆすりを行わせているのです。

そのため貧乏ゆすりは、女性よりも筋肉量の多い男性に特に多くみられます。

軟骨の再生


貧乏ゆすりには、軟骨を再生させる効果があります。

人の足の付け根にある股関節がすり減ると、変形性股関節症のように、股関節に痛みや炎症が起きてしまうことがあります。

この変形性股関節症になってしまうと、運動療法や薬物療法などで治療を行いますが、酷ければ手術をして、股関節の形状を良くしたり、また人工関節に入れ替えたりしなければならなくなってしまいます。

しかし、症状が軽い内から貧乏ゆすりを毎日意識して行うことで、薬や手術に頼ることなく変形性股関節症を治すことが出来るのです。

整形外科医の間では、長い間「すり減った軟骨は決して再生しない」と信じられてきました。

しかし近年になり、貧乏ゆすりをすることで軟骨を再生させることが出来ることが発見されたのです。

それ以来、変形性股関節症に悩む人に貧乏ゆすりを試すように指示を出し、結果的に症状が改善されたという報告が相次ぐようになりました。

貧乏ゆすりはイメージこそ悪いですが、積極的に行うことで一つの症状を改善させることも出来るのです。

エコノミークラス症候群の予防

エコノミークラス症候群とは、長時間座りっぱなしの状態でいるために下肢が圧迫されてうっ血状態になってしまい、血栓が生じて発症する症状を言います。

この血栓が肺に詰まってしまうと、「肺塞栓症」を起こし、肺組織への血流が途絶えてしまいます。

その結果肺が壊死してしまうという恐ろしいことにもなりかねませんので、エコノミークラス症候群にならないように十分な注意が必要なのです。

少し前までは、エコノミークラス症候群は飛行機内で起きることが多かったため、「エコノミークラス症候群=飛行機でなる症状」という認識が世間一般に広まっていました。

しかし現在では、長時間座りっぱなしの状態であれば、飛行機でもどこでも関係なく起こることが判明しています。

エコノミークラス症候群にならないためには、日頃からきちんとした予防が必要です。

その予防とは、適度な水分補給と運動です。

体内で水分が不足すると血行不良に陥るため、血栓ができやすくなってしまいます。

そのため、きちんと適度に水分を摂る必要があります。

そして運動ですが、その場の状況によっては体を満足に動かすことが出来ないこともあります。

その場合には貧乏ゆすりが有効です。

貧乏ゆすりで小刻みに足を動かすことで、血行不良を防ぐことが出来ます。

むくみ解消

貧乏ゆすりにはむくみ解消効果があります。

先にも挙げましたが、むくみはそもそも長時間体を動かさないことによる血行不良が原因となって起こります。

そのため、適度に体を動かすことでむくみを解消することが出来ます。

むくみの解消法として最も簡単なのが貧乏ゆすりです。

貧乏ゆすりは座ったままの姿勢でやれますので、何か作業を行いながらでもむくみを解消することが出来ます。

人目に触れてしまうとあまり持たれるイメージは良くありませんが、こっそりと行うことでむくまないように予防することも可能です。

集中力アップ


貧乏ゆすりと集中力のアップとはまったく関係がないように思えますが、意外にも深く関係しています。

貧乏ゆすりをすることで、下半身の血流が良くなるという話はすでにご紹介したと思います。

この血流が良くなると、心臓や脳へと回る血流の量も増加します。

脳へ回る血流が増加するということは、それだけ脳の働きの活性化にも繋がります。

脳が活発に働くと、その分集中力がアップします。

この脳の働きの活性化は、歩きながら、軽い運動をしながらでも十分に効果を得ることが出来ます。

しかし、勉強や仕事の場合、歩きながら、また運動を行いながら作業をすることは難しいですよね。

そんな時に、貧乏ゆすりが手軽な集中力アップ方法となるのです。

時々学校の図書室や図書館、職場などで貧乏ゆすりをしながら真剣に勉強や仕事をしている人を見かけることがあります。

イラついた貧乏ゆすりではなく、このような場合の貧乏ゆすりをしている人は、それだけ自分の集中力を高めているのかもしれませんね。

ストレス解消

貧乏ゆすりはストレス解消の効果もあると言われています。

人が足を止めている時、大脳の働きも抑えられています。

大脳の働きが抑えられるということは、集中力が落ちやすく、細かな思考がしにくい状態になっています。

その状態では、何か考え事をしようと思っても上手く考えることが出来なかったり、アイディアが思い浮かばなかったり、そして気持ちももやもやとしがちです。

そのもやもやとした感情は、人によってはストレスに感じることも少なくありません。

また、イライラした状態の時には、そのイライラを上手に発散させることが出来ずによりストレスが溜ってしまうこともあります。

しかしそんな時に貧乏ゆすりを行うことで、溜ったストレスを解消させることが出来ます。

足を動かすため大脳の働きが良くなり、あれこれと頭で細かく考えることが出来るようになるだけでなく、一定のリズムで膝を揺らすことで精神的な安定感を得ることも出来ます。

特にイライラしている時には、貧乏ゆすりをするだけで気持ちのやり場をそこへぶつけることが出来るため、不思議と気持ちが落ち着きやすくなります。

どうしようもなくストレスが溜って仕方がないという時には、貧乏ゆすりをすることで多少なりとも冷静になれるかもしれません。

死亡率の低下

嘘のような驚きの話ですが、貧乏ゆすりをすることで死亡率が低下すると言われています。

海外の研究によって、この貧乏ゆすりによる死亡率の低下説は発表されました。

とはいえそこまで驚く話でもないのかもしれません。

先ほどまで、貧乏ゆすりによってさまざまな効果があることはご紹介してきました。

主に血行不良の改善や冷えの解消、ストレスの解消などですが、これらの効果が体内の代謝を上げて、心身共に健康的な体を作りやすくなった結果、死亡率が低下したと言われています。

確かに心身が健康になれば、自然と死亡率も低下するはずですので、この研究結果は別段意外なものではないのかもしれませんね。

ふくらはぎの筋肉運動

貧乏ゆすりでは、主にふくらはぎの筋肉を使います。

そのため、足の中でも特にふくらはぎの筋肉運動が盛んに行われています。

日頃あまり運動をしない人にとっては、貧乏ゆすりの動きだけでも適度な運動になっていることがあります。

もちろん時には立ち上がり全身を動かした方が良いですが、何もしない状態よりもむくみにくく、また冷えにくい状態を保つことが出来ます。

ふくらはぎの筋肉運動によって、少なくとも血行不良を防げますので、人目がないところで時々貧乏ゆすりをしてみるといいかもしれません。

アイディアが浮かぶ

すでに貧乏ゆすりの効果で脳が活性化することはご紹介しました。

貧乏ゆすりをすると大脳が刺激されて働きが活性化するため、物事に対する判断力や集中力などがアップすることもすでに知っていると思います。

しかし、脳の働きが活性化することで集中力がアップするという効果以外にも、アイディアが思い浮かびやすくなったり、記憶力をアップさせたりする効果もあるとされています。

何かひらめきが欲しいと思った時に、中々それが思い付かなければ気分転換に辺りを散歩することがあると思います。

そして散歩している最中に思いがけず良いアイディアが思い付くことがありますが、これは体を動かすことにより脳の働きが活性化するために起こると言われています。

貧乏ゆすりもそれと同じことです。

適度に足を動かしているため脳の働きが良くなり、結果としてアイディアが浮かびやすくなるのです。

セロトニンを分泌する

脳の働きの活性化には、セロトニンという脳内物質が深く関係しています。

セロトニンが十分に分泌されている状態では、正常な思考や考え事が頭の中で処理しやすく、スムーズに物事を考えたり、判断したりすることが出来ます。

しかし、セロトニンが不足してしまうと、考え事や判断力が低下してしまいます。

このセロトニンは、特にイライラなどのストレスを感じる時に減少すると言われています。

減少してしまったセロトニンをまた分泌させたければ、一定のリズムを取り続ける必要があります。

貧乏ゆすりのように膝を一定のリズムで揺さぶる動きはセロトニンを脳内で分泌させることが出来るため、アイディアが欲しい時や集中して考え事をしたい時には貧乏ゆすりをした方が良いのです。

高血圧予防

貧乏ゆすりをすることで高血圧予防になります。

高血圧の人は、正常な人よりも常に血圧が高い状態にあります。

そのため、血管を流れる血液の流れが、正常な状態よりも強く流れています。

この状態が長く続くと、血管はだんだんと固く分厚くなってきます。

これが完全に固くなると動脈硬化を起こす危険性が高いのです。

血液の70%は下半身に集中しています。

そのため、下半身の血行が悪くなると、高血圧の人はそれだけ血管が固まりやすくなり、病気になる可能性も高くなってしまいます。

それを予防するためにも、貧乏ゆすりで下半身を動かし、血行不良を防ぎましょう。

貧乏ゆすりストレッチで健康アップ!

貧乏ゆすりをすることで、どのようなメリットがあるのかをご紹介してきました。

冷えやむくみの改善だけでなく、動脈硬化の予防にもなるのなら、日頃から症状に悩む人にとってはぜひとも貧乏ゆすりで予防・改善を図りたいところですね。

直ぐにでもお悩みの症状の改善に取り組みたいという人のために、以下に貧乏ゆすりストレッチをご紹介していきます。

カカト・つま先のアップダウン

カカトとつま先をアップダウンさせることで、太ももやふくらはぎの筋肉運動になり血行を良くすることが出来ます。

通常の貧乏ゆすりでは、つま先を地面につけた状態のままで、カカトだけを完全に地面につけずに上げ下げします。

それだけでももちろんふくらはぎの筋肉は刺激されますが、より足全体に刺激を加えるためにも、カカトとつま先を交互にアップダウンさせましょう。

順番はどちらからでも構いません。

カカトであれば、カカトだけをアップダウンさせる動きを30回程度、右足左足と交互に行います。

次はつま先も同じようにアップダウンさせましょう。

たったこれだけでも、血行不良を改善させたり、予防できたりします。

特に決まった時間にやる必要はなく、毎日行う必要もありません。

一日を通して自分があまり動かない時には気付いたら行うようにしましょう。

また、動き回ることの多い日には行う必要はありませんが、筋肉が固まっているのを感じた時にはひねるような動きで行うと良いでしょう。

さらに、もっと簡単なカカト・つま先のアップダウンのやり方もあります。

椅子に座った時に両足を地面につけ、次にカカトを上げてつま先だけを地面につけます。

その後で今度はつま先を上げてカカトだけを地面につけます。

この動きを10回繰り返すだけでも効果が出ますので、オフィスなどあまり目立った動きが出来ない場所ではこちらのアップダウンを行うと良いでしょう。

駆け足貧乏ゆすり

あまり人目のない場所でやる時には、駆け足貧乏ゆすりがおすすめです。

やり方はいたってシンプルです。

まず椅子に座り、つま先を地面につけてカカトを上げた状態にします。

次にその場で駆け足をするように足の付け根から下肢にかけて10秒間動かしましょう。

つま先が左右交互に地面をつき、本当に駆け足をしているかのような動きをします。

ただしあまり足は上げ過ぎないようにしましょう。

軽く足を上げる程度でいいので、その動きを10秒×3セット行いましょう。

そうすることで下半身の血行を良くすることが出来ます。

余裕があれば音楽を聴きながら行うとテンポよくやれます。

貧乏ゆすりの注意点

貧乏ゆすりを行うことで、心身にさまざまな効果を得ることが出来ます。

そう聞くと、「貧乏ゆすりを積極的にやった方がいいんだ!」と思い、毎日頻繁に貧乏ゆすりをする人もいるかもしれません。

しかし、何事もやり過ぎは良くありません。

特に貧乏ゆすりは一般的なイメージが悪いため、うっかり健康のためと思って癖をつけてしまうと、学校や会社で周囲との人間関係に悪影響が出てしまう可能性も少なからずあります。

そのため、貧乏ゆすりを行う際には以下の注意点に気をつけて行うようにしましょう。

人目がないところで

貧乏ゆすりがどれだけ健康にいいとしても、世間一般的なイメージはやはり悪いです。

貧乏ゆすりをしているだけで、周囲から見れば「イライラしている」「感じが悪い」「見っともない」「だらしない」といった良くないイメージが付いてしまいます。

例えそこで貧乏ゆすりのメリットを説明したとしても、それでもやはりイメージを回復させることは難しいでしょう。

男性が貧乏ゆすりをしていると威圧感を感じさせてしまい、周囲の人がコミュニケーションを取り辛くなります。

また、女性が貧乏ゆすりをしていると、なんだか下品な印象に思えてしまいます。

貧乏ゆすりは誰が見てもあまり印象が良くありませんので、貧乏ゆすりをする際には必ず人目がないところで行うようにしましょう。

無意識にやってしまっている人は特にふとした時に貧乏ゆすりをしてはいないか自分の足を確認しましょう。

また、意識して行う人も事前に周囲の人気をしっかりと確認しましょう。

迷惑がかからないところ

例え人目があっても、まったく気にせずに貧乏ゆすりが出来る人も中にはいます。

例えば電車の中やバスの車内で、堂々と足を開いて椅子に座り、大きく膝を揺らしている人を見たことはありませんか?

外食先や図書館、公共交通機関など、あらゆる場所で一度は目にしたことがあるでしょう。

全く人目を気にせずに貧乏ゆすりをしている人は、肝が据わっているというわけではありません。

単に非常識でマナー違反な人であることが多いです。

無意識に貧乏ゆすりをしている人は、誰かが指摘すれば即座に動きを止めますが、分かっていてやっている人は、下手に指摘や注意をすれば逆効果になってしまいます。

特に公共の場で貧乏ゆすりをすると、近くにいる人に振動が伝わり、とても不快な気分にさせてしまいます。

電車やバスのように狭い車内ではなおさらです。

そのため、意識して貧乏ゆすりを行う時には周りに迷惑のかからない場所でやるようにしましょう。

夜行うのはNG

貧乏ゆすりは夜行うのはNGです。

理由はシンプルで、貧乏ゆすりによって振動が生じることで、周囲に迷惑をかけてしまうからです。

例えば一緒の空間にいる相手や、家がマンションのように集合住宅の場合には、隣の家や下の階の住人に振動が伝わるととても迷惑です。

また、他の理由として、寝る前に体を動かしてしまうことで体が覚醒状態になってしまうと寝つきが悪くなることもあります。

たかが貧乏ゆすり、されど貧乏ゆすりで、足を動かしているだけでも軽い運動になってしまうことがあります。

そのため、快適に安眠するためにも夜は貧乏ゆすりをやらないように気を付けましょう。

貧乏ゆすりの名前の由来

貧乏ゆすりの名前の由来は諸説ありますが、この言葉が生まれたのは江戸時代と言われています。

一つは「貧乏な人はお金がなくて働かなければならないため、忙しくひざをゆすっているさま」が名前の由来とする説。

もう一つは「貧乏ゆすりをしている姿が、貧しくて寒さや飢えに震えているように見えるため」とする説。

もう一つは「体をゆすることで金運を落としているため貧乏になる」とする説です。

どの説も名前の通りにすべて貧乏な部分が共通しています。

当時の俳句や川柳ではこの「貧乏ゆすり」という言葉がよく使われていたそうです。

また、名前のイメージの通りに、貧乏ゆすりをする行為そのものは人々からとても嫌われていたようです。

当時から忌み嫌われる行為だったため、現代でも貧乏ゆすりをする人に対しては無意識に嫌悪感を向けてしまうのかもしれません。

無意識に貧乏ゆすりする理由

貧乏ゆすりを意識してやっている人はあまりいません。

非常識な人では自分で貧乏ゆすりをしていることに気付きながら、堂々と人前でそれをやり続けることもありますが、そんな人は見かける機会がそれほどないでしょう。

大抵は無意識に貧乏ゆすりをしてしまっていることが多く、気付いていないからこそ公共の場でも平然と周囲に迷惑をかけてしまっています。

しかし、そもそもなぜ無意識に貧乏ゆすりをしてしまっているのでしょうか?

子どもの頃からの癖という人もいますが、その癖がつくようになってしまったきっかけが、必ず何かしらあるはずです。

気付けば貧乏ゆすりをしてしまっている人は、以下のような理由が思い当たることはないでしょうか?

イライラの可能性も

イライラしている時、人は無意識にそれを態度に出してしまっています。

例えば表情が険しいものになってしまっていたり、そわそわと落ち着きがなかったり。

また指で机を鳴らす仕草をする人もいれば、普段よりもタバコやお酒の量が増える人もいます。

貧乏ゆすりをしてしまう人もそんな無意識の態度の表れである可能性が高いです。

先にも挙げたように、貧乏ゆすりをすることで脳の働きを活性化させて、気持ちを落ち着ける効果があります。

無意識にそれを行ってしまっている人は、それだけ今の自分の気持ちがイライラして落ち着きのない状態ということの裏返しでもあります。

ストレスが溜まってる?

イライラと同様に、ストレスが溜っている人も無意識に貧乏ゆすりをしてしまっていることが多いです。

例えば心配事が頭から離れずに落ち着かない時は、無意識に落ち着こうとして貧乏ゆすりをしてしまっているのかもしれません。

また、イライラによるストレスが原因の場合でも、やり場のない感情をぶつける矛先として、貧乏ゆすりをしてしまうことがあります。

ストレスが溜っている時の精神状態は、落ち着きがなく不安なため、どこかでそれを解消させたいと心身が訴えています。

それが人によっては貧乏ゆすりとなって出てしまうことがあるのです。

おすすめしない貧乏ゆすり

貧乏ゆすりにも、やっていい貧乏ゆすりと、やらない方がいい貧乏ゆすりがあります。

一見すると貧乏ゆすりはどれも同じように思えますが、おすすめしない貧乏ゆすりをしている人では、貧乏ゆすりをしながらも、まったく気持ちが落ち着かないという特徴があります。

その場合、以下のような可能性が考えられます。

むずむず脚症候群

夜ふとんに入っても、脚が気になって中々寝付けない、またそれによる睡眠不足で日中けだるいことがある人は、むずむず脚症候群の可能性があります。

むずむず脚症候群は、名前の通りに自分の脚がとにかく気になったり、むずむずと不快に思えてじっとしていられなかったりする症状です。

子どもによくみられる症状ですが、大人でもとにかく脚が気になってじっとしていられない、よく眠れないという人は多いです。

原因は遺伝的なものや体内の鉄分不足、神経系の異常などが挙げられますが、人によってはっきりとした原因は異なります。

脚がむずむずする、気になって寝付けないといった症状に覚えのある人は、一度専門家に診てもらうようにしましょう。

貧乏ゆすりは人目のつかないところで効果的に行おう!

貧乏ゆすりを行うことで、体にはさまざまなメリットがあります。

しかし、貧乏ゆすりの名前の由来の通りに、その行為自体は人からは嫌煙されやすいものです。

そのため、もし貧乏ゆすりで冷えやむくみ、ストレスを改善させたいと思う人は、人目につかないところでこっそりと行うようにしましょう。

貧乏ゆすりは見ている人に不快感を与えるだけでなく、振動による迷惑をかけてしまうことがあります。

周りに人がいないかどうかをしっかりと確認した上で、効果的に行っていきましょう!