世の人間のタイプ、実に様々です。

軽いノリの人。

お茶目さが売りの人。

むっつりの人。

怒りっぽい人などなど。

実にバラエティに富んでいます。

そんな中で「威厳のある人」というのはどうでしょうか?

近頃ではさほど聞かなくなってしまった感もありますね。

これも時代が平和で軽いノリが受けるからでしょうか?

では今回は「威厳」についてみていく事に致しましょう。

威厳の意味

まずは「威厳」の意味についてみていきましょう。

どうどうとして厳かなこと

「威厳」とはどうどうとしていて態度や雰囲気に「厳かさ」を感じさせるものをいうのではないでしょうか。

この「厳かさ」、意味をみてみますと「重々しくいかめしいさま。礼儀正しく近寄りにくいさま。」と、なっています。

もう少し細かく分解してみますと、「厳しさ」や「怖さ」「近寄り難さ」「笑わない」「冗談を言わない」といったものを感じさせますね。

戦後の近い昭和の時代にはまだまだこういった「威厳」を感じさせる人物は多くいましたね。

確かに自身を厳しいルールの元で管理されておられたので当時、子供だった私もそういった人物には怖くて近寄れなかった思いはありますね。

まあ確かに常に堂々としていて厳かなムードを漂わす人が「威厳」のある人物と言えそうですね。

厳かでいかめしい様子

「威厳」の意味をもう一つ違う角度からみてみますと、「厳かでありながらいかめしい様相を呈している」といったものも考えられるでしょう。

厳かでいかめしい。

この「いかめしい」とは、「厳か」とほとんど同じような意味合いになっている部分もありますが、「立派である」とか「素晴らしい」や「猛烈」で「激しい」といった要素も含んでくることが分かります。

ここまでを総合的にみてみますと昭和の頃の「頑固おやじ像」がイメージされるわけです。

平成生まれの方たちにとったら全く想像できない人物像かも分かりませんね。

テレビのバラエティー番組に出てくるような今のお笑い系芸人の真逆を行く人間たちですからね。

それは分かるはずがないでしょう。

威厳があると頼りがいを感じる


さて「威厳」がある人に対してどのようなイメージを持たれたでしょうか?

何だか怖そうで取っつきにくそうなイメージを持たれたのではないでしょうか?

しかし、反面いつでもどっしり構えていて、こちらが何か困ったことや悩み事があった時などはたまらなく頼りがいを感じるのもまた事実でしょう。

この頼りがいがありそう、というのは今の時代のヘラヘラした人間からは間違いなく醸し出されない一種の貫禄のようなものです。

外見は怖そうでも中身は意外とフェミニストだったりするのも威厳のある人の実像かも分かりませんね。

様々な人から慕われる

ただ、威厳があるようにみえるから優しくない人間と判断してしまうのは早計ですね。

外見が威厳があるように見えるから怖そうな人に見えるのは確かですが、実際は誰にでも分け隔てなく公平に振る舞えるのも威厳のある人の特徴なのです。

威厳のある人は白いものを決して黒と言ったりはしません。

そういう意味では少々、世渡りは下手かも分かりません。

しかしこの訳隔たりのない接し方が多くの人間から慕われる要素にもなっているのです。

「慕われる」、というのは簡単に出来る事ではありません。

決して裏表のない素の自分を見せるからこそ相手の人の心を動かすのです。

変にアピールして無理して慕ってもらおうなどと画策しても無理なのです。

やはりそこに一種独特の「威厳さ」がプラスされているから慕われることにもなるのです。

威厳を作るための8個の対策


それでは皆の憧れの「威厳さ」。

この威厳さを作り出すには何かいい方法があるのでしょうか?無理のない自然な方法を考えてみましょう。

1、身だしなみを整える

威厳を作るための対策の最初の1つ目は「身だしなみを整える」です。

まず威厳さを売りに出来るのは男性になるでしょう。

男性を主体にしてここからは考えて参りますね。

威厳さを醸し出している方の服装や身だしなみをよくチェックしてみてください。

皆さん、ピシッと身だしなみを整えていらっしゃいます。

それは現代人にしても古く江戸時代の侍にしても同じ事がいえます。

威厳のある人というのは背筋をピシッと伸ばしています。

姿勢が見事にいいのです。

猫背の人が威厳のあるように見えるでしょうか?そんな事はありませんよね。

例えば明治時代の軍人さんが写っている集合写真。

皆、ピリッと顔を引き締め背筋を伸ばし同じ一点に皆さんの目が集まっています。

また列が崩れることなく綺麗に整頓されています。

勿論、着こなしている軍服に一点の乱れもありません。

素材的には今の時代のものよりもはるかによくない素材だったろうにピシッとクリーニングがかかっています。

これらなどは見た目だけの印象なのですが、見事な威厳を保っています。

身だしなみを乱さないところに威厳さというものは潜んでいるようですね。

スーツも普段着も着崩さない

話を今の時代に戻しましょう。

平成になって早や29年。

ファッシンの革新は年々、激しさを増し2~3年前の流行はもはや大きく時代遅れのレッテルを貼られる始末です。

ところが実際はそうでしょうか?何もファッション誌や衣料業界が売り込むトレンドを着こなすことが身だしなみの最優先なのでしょうか?

本来の威厳さの視点で考えたら、その時その時の流行を追い続けるスタイルは威厳があるとはとても言えないでしょう。

要は自分に似合った服装をいかにしてきちんとした身だしなみに仕上げるか。

その1点にかかっているのではないでしょうか?

つまりスーツにしても普段着にしても基本を大きく崩すことなくだらしなくしない。

変に若者に媚びるようなへんてこりんな着こなしを避ける、という事だと思います。

威厳さを醸し出す最初の視点が外見だとしたら着こなしや身だしなみは非常に重要な判断材料となるでしょう。

2、頷く回数を減らす

威厳を作るための対策の2つ目は「頷く回数を減らす」です。

日頃のコミュニケーションにおいて話に相槌を打ったり頷いたりする行為は「私はあなたの話をちゃんと聞いていますよ」という、いい意味でのアピール材料になります。

しかしその事は威厳さを出すにはちょっと逆効果になってしまいます。

威厳ある男性はそうそう会話に割って入るような行いをやらないからです。

いえ、全く会話に入ろうとしていないわけではありません。

自分にとって大事な話なのかそうでないのか。

そのあたりを取捨選択して会話に参加しているといっていいでしょう。

威厳のある方は人の話しを遠くから聞くだけでほぼ要点を掴み切ります。

あとは自身の意見を短い言葉で言えばいいだけなのです。

口数も減らす

よって威厳ある方は余計なおしゃべりはほとんど行いません。

普段は無口で通しています。

必要あって会話に入る時も聞き役が主でほとんど口数は減らしています。

威厳ある方の会話はこれで十分なのです。

今のトレンドは、とにかく喋って喋って喋り倒して、言ったもん勝ち、のような風潮があるようですね。

これはテレビ番組の主流がそういったバラエティー系の番組になっていっている事も原因なのかも分かりません。

お笑い芸人さんもMCの仕事が出来て一人前のような感じになっていますから。

ただ、これでは軽さ、人当たりの面白さはあっても人間的な重みというか威厳さは微塵も感じられません。

真の威厳ある人間になるためにはあそこまで話し倒す必要はない、という事がいえますね。

3、周囲に認めて貰う

威厳を作るための対策の3つ目は「周囲に認めて貰う」です。

「威厳ある人」というレッテルを貼ってもらうためには、何か一つの分野で自分を周囲の人から認めてもらう必要があります。

つまり得意分野を作ってその道の専門家になることです。

そうすれば黙っていても人はあなたのところに集まってきて専門知識や知恵を教えてもらいに来るでしょう。

その時に威厳ある対応で話を行えばあなたはいっぱしの威厳ある人物、というように認めてもらえる訳です。

評価が上がる努力をする

周囲の人に特定分野で認めて貰うためには、当然ながらあなたはその特定分野の第一人者にならなければなりません。

その為に周囲から評価が上がるようになるための努力を積まなければならないのです。

例えば料理のプロと認められたいのなら何かのコンクールで優勝なり入賞するだけの実績があった方がいいでしょう。

スポーツ競技においても同様ですね。

大会での優勝経験、上位進出経験がある方の方がより説得力を増す事になります。

威厳ある方のアピール方法は口ではありません。

腕前です。

黙って黙々と己の信じた道を極めていく努力なのです。

だからこそ黙っていても体中から滲み出る自信や気合が違う、というように周囲が評価してくれるのです。

4、悪口や愚痴を言わない

威厳を作るための対策の4つ目は「悪口や愚痴を言わない」です。

悪口や愚痴は威厳ある人間を作らないばかりか全ての行いにおいてマイナスになる最も重い悪要因です。

悪口や陰口、愚痴や文句といった類はネガティブ思考の代表的なもの。

ネガティブ思考を標榜する人間に大成する要素が少ないのは周知の事実です。

ましてや威厳ある人が誰かの悪口や小言などを言ってしまったらどうなるでしょう。

元々威厳ある人は社会的にも信用度が高いと思われている節があります。

たちどころにそういった言動は信用されてしまい社会的に大混乱を引き起こしてしまうでしょう。

信用出来る人だと思って貰える

そう、威厳ある人間は社会的に信用あるポストに置かれている人間なのです。

威厳ある人間にはそう簡単になれるものではありませんからね。

だから威厳ある人の発言は他の人の発言よりも2倍も3倍も重くなるわけです。

だから威厳ある人は言葉を慎重に選びますし、間違っても相手を貶めるような発言は行わないでしょう。

双方に被る社会的制裁の大きさをよく、熟知しているからです。

人間的スケールの大きさでも威厳ある人は認められているわけなのです。

5、礼儀や常識を守る

威厳を作るための対策の5つ目は「礼儀や常識を守る」です。

確かにそうでしょうね。

礼儀や常識を全く守れなかったり、欠けているようでは最初っから威厳さは漂ってこないでしょう。

威厳とは最低限の礼儀やマナー、常識等が備わって初めて発揮されるものなのです。

人間としての中身が空っぽの人物からは、到底、威厳と呼べる厳かなものを感じ取れるはずがないのです。

どんな相手でも気遣いを忘れない

また正しき威厳を持つ人は、相手に対して分け隔てがありません。

つまり相手が例え年下の人であろうが後輩であろうが女性であろうが子供さんであろうが全て同じ対応を心がけているのです。

気遣いや配慮、心配りというものを。

威厳を作るために行いたい方法をここまで紹介して参りましたが、もしかしたらこの項目が元も難しい方法かも分かりませんね。

細かい配慮が出来る人というのは普段の生き方からそのように振る舞える人でないとすぐに化けの皮がはがれてしまうからです。

よく人前に出てら、すぐにへりくだって物凄い愛嬌を振り向ける人がいます。

これでもか!というくらい笑顔も大サービスで振る舞います。

ただ、顔は笑っていても目は笑っていません。

明らかに演出しているのがバレバレの人が結構います。

まあ、そういった手法も世渡りのための貴重な戦術ですから悪い事とは言いません。

ただ、そのような振る舞いでは真の「威厳」は身につかないだろうな、と思うだけです。

本当に腹の底から他者を労わり、その人の喜びそうな事を労を惜しまずに動く事ができるか。

真の威厳を備えようと思うのなら、この部分をまずは身につけてからになるでしょうね。

6、有言実行の姿勢で挑む

威厳を作るための対策の6つ目は「有言実行の姿勢で挑む」です。

有言して周囲の人に自分の夢や目標を公表し、それを実行するという事はしんどい事です。

公言してしまった手前上、手を抜く事もサボる事も出来なくなります。

それは周囲の人があなたの一挙手一投足を注意して、あるいは興味津々になって見るようになるからです。

「しまった!いい格好して公言しなければよかった!」という気持ちになるのも人間ですから仕方ないかも分かりませんが、しかし威厳ある人間になろうとするならばそういった思いは一切、顔に出してはいけません。

冗談にも「あの時の公表はデタラメだったのです」などとも言ってもいけません。

それでは何のための威厳を作りだす修行なのか、分からなくなってしまうからです。

尊敬に繋がる

有言実行して目標を叶える事が出来た場合の最大のメリットは「尊敬」を掴み取れるということです。

この「尊敬」は口で言うのは簡単ですが、家族以外の人からそのように思ってもらおうのは簡単なことではありません。

有言実行するしんどさ。

結果を出さなければばらない精神的な苦しさ。

自身が困った時に相談できる相手がいればいいですが、もしいなかった場合、人に言えない想像を超えた苦しさが自らを襲ってくるのです。

これらを乗り越えた末にやっと掴み取る事が出来るのです。

それくらい「尊敬」というものは手に入りにくいもの。

それを掴み取れた時こそ、あなたは真に「威厳ある」人物となれるでしょう。

7、他人の意見に流されない様にする

威厳を作るための対策の7つ目は「他人の意見に流されない様にする」です。

皆さん、威厳のある人物が自分の意見に自身が持てず、他人の意見に左右されて自身の意見をコロコロ変えたり、他人の意見の側にあっさりついたりしたらどのように思われますか?

それではとても威厳のかけらすら感じられないですよね。

威厳というものは確固たる信念と強い意志力とが求められます。

それなのに他人の意見に惑わされてフラフラしているようでは周囲はあなたの事を「自分の意見のない人」という見方をされてしまう可能性があります。

流行ものにも飛びつかない様にする

このように威厳ある人には少々の事では持論を撤回しないくらいのがんとした自信が必要になってくるのです。

なので安易に今の流行に飛びついて「軽薄」そうに見せるのも断固として行ってはいけません。

ただ、「自信」と「自信過剰」は紙一重です。

バランス感覚を狂わすと周囲の人が戸惑ってしまう有様になってしまう事もあるでしょう。

よって古い常識に固執し過ぎず、適度に新しい情報を取り込んでいく手腕は求められるでしょう。

こうやってみると、威厳ある人間像というのはそう簡単には出来上がらない、というのがよく分かる気がしますね。

8、威厳と威張るは別物と理解しておく

威厳を作るための対策の最後の8つ目は「威厳と威張るは別物と理解しておく」です。

「威厳」と「威張る」は違います。

人間の薄っぺらさが露骨なのが「威張る」で「分厚い」のが「威厳」です。

威厳を目指す人なら、この違いは理解しておきましょう。

相手を威嚇しない様注意する

「威張る」の中には相手を「威嚇」する行為も含まれます。

同じ威張るにしても「オッホン、吾輩は偉いんじゃ」程度の愛嬌のある威張り方ならばまだいいのですが、地位や権威をかさに着て相手を威嚇したり恫喝するようになったら、その人は組織や地位の「ご威光」を借りているだけのただの「三流人間」という風評がすぐに立つでしょう。

勿論、真の威厳を身につけている人物は正真正銘の一流の人間です。

そういった人は実際に会って話をしてみるとすぐに分かります。

威厳ある人は例え、自分たちが不利になるような事を言われてもたじろがず、逆に冷静で論理的な話法によってこちらを喝破してきます。

決して権力をバックにつけて威嚇してきたりはしません。

このような例は政治家の世界に枚挙にいとまがないくらいお目にかかる事が出来ますね。

個人になったら何も言えず正々堂々とした態度すら保てません。

今の時代が混沌とするにも真に威厳ある方がその職に就いていないからでしょうか?

威厳がある人の特徴

それではここからは威厳がある人の特徴についてみていきましょう。

私たちが手本とすべく人物というのはどのような特徴を持っているのでしょうか?
全部で6個のご紹介です。

責任感がある

威厳がある人の特徴の1つ目は「責任感がある」です。

威厳のある人に留まらず、世の全ての人達に当てはまっていただきたい特徴ですね。

最近は口先ばかりで実行が伴う人が減り、自身の責任すら知ったかぶる傾向があるような気がします。

責任感というのは教えられて身につくものではありませんよね。

他者の為に自分がどれだけ奉仕できるか、という意識が育まれない事には責任感が芽生える下地はありません。

自分だけの利益を追求していると責任感が芽生えにくいです。

でもそういった人達には被害者意識は爆発的に育つでしょう。

威厳ある人が果たして被害者意識を持つかどうか。

真に威厳ある人は自分の事は一番後回し。

自分の周囲の人達の利益を守ってあげられる人なのですよ。

だから自然と責任感が育まれるのです。

落ち着きがある

威厳がある人の特徴の2つ目は「落ち着きがある」という事です。

威厳を保つために必要な特徴といえるでしょう。

いかなる事態が起こっても慌てることなく大山の如く「どしっ」と構えている姿は確かに崇高な威厳感を感じてしまいます。

威厳のある人の普段の動き方は落ち着きがないと困るのです。

これが何か事が起こるたびにびくびくして独楽鼠のように激しくあっちへうろうろこっちへうろうろされては、威厳を感じる欠片もないでしょう。

落ち着きというのは豊富な現場経験や人生経験があるからこそ生まれてきます。

落ち着きを身につけるにはそれ相応の時間がかかるという事を知っておきましょう。

いざという時頼りになる

威厳がある人の特徴の3つ目は「いざという時頼りになる」です。

威厳ある人は人生経験が豊富です。

それらの経験の中には成功経験と同じくらいかむしろそれより多い「失敗経験」もあります。

だから威厳のある人は、いざという時に頼りになるのです。

人生を長く生きていけば、こう来たらああくる、といった感じで相手の出方がある程度読めるようになってきます。

例えは違いますが、野球の試合でピッチャーの投げるボールの球種が分かってしまえばヒットを打つのが容易いのと状況は同じようになります。

数々の失敗経験がここぞという時にタイムリーに有効になる、という訳です。

常に身だしなみが整っている

威厳がある人の特徴の4つ目は「常に身だしなみが整っている」です。

外見的なことですが、この特徴は第一印象として威厳さをアピールするにはなくてはならないものとなります。

一般的に威厳を発散させている人というのは何らかの道のプロが多いでしょう。

スポーツの世界であっても文化・芸術の世界であってもはたまた政治の世界の人であっても、威厳性を醸し出している人の身だしなみは一種のカリスマ性をも感じさせる着こなしをされています。

例えば政治家の先生たち。

真に威厳性があるかどうかは別にして、皆さん、ネクタイにスーツという出来る人間の代表格のような衣装をされています。

髪型もバチッと決まっています。

決してヨレヨレのスーツに寝癖でボサボサの髪の人はいません。

中身は別として、少なくともパッと見ただけなら一応、威厳性は保たれていますね。

これが政治家さんにとったら非常に重要な身だしなみになるわけです。

しかし、本物の威厳性を保つ人はそんな横並びの服装で身だしなみを整えたりはしません。

それぞれの個性を表現しながら自身にとって遜色のない着こなしで威厳性を発揮しています。

堂々としている

威厳がある人の特徴の5つ目は「堂々としている」です。

威厳のある人がいつもせせこましく動き回っていたり、何かに対して常にビクビクしていたら、とても威厳ある人間には見えないでしょう。

威厳者には常に堂々とした態度、振る舞いが求められてくるのです。

しかし、だからと言っていかなる場合でもただ堂々としているのではありません。

状況に応じて臨機応変に動き方を変えるからこそ、その威厳性が増すのです。

言うなれば威厳ある人は大型の船の船長のような存在です。

舵をとる人間が常に堂々としていないと船の航路に重要な支障をきたすのと同じ事が言えるのです。

もし、船長が船の航路の状況を的確に冷静に判断出来なくなったらどうなるでしょうか?

突然、天候が悪化し嵐となって目の前の視界が全くきかなくなることは茶飯事です。

もしかしたら浅瀬に乗り上げて座礁してしまうかもしれません。

そんな時に船長が威厳さを保てなかったら、他の乗組員たちはどういう心理状態になるでしょう?

船長が常に冷静で堂々とし、そして有事の際は的確な指示を飛ばして船員たちを効率よく動かすから船長の威厳性はますます上がるのです。

ただ、堂々としているだけではピンチの時が思いやられてしまいますからね。

船長さんを例にとって紹介致しましたが、威厳ある人は堂々とすべき時は無駄な動きをせず、有事の際は皆の先頭に立って行動する。

このアンバランスさが一層、威厳ある姿を作り出すのでしょう。

口数は少ないが優しい

威厳がある人の特徴の6つ目は「口数は少ないが優しい」です。

威厳のある人は、口数は少ない傾向がありますが、誰に対しても分け隔てなく優しい対応ができるのです。

威厳を作るにはそれなりの覚悟を持って作る

如何だったでしょうか?威厳の意味から始まって、威厳を作るための8個の対策、そして威厳がある人の特徴を6個ご紹介して参りました。

さて平成の時代は、威厳を持った人が少ないと思います。

それは戦後という人々が試練を重ねてきた時代を体験していない事も大きいのではないでしょうか?

やはり本格的な威厳を身に付けようと思えば何でもかんでも手に入る生活環境で生きていては、何かが足らない気がいたします。

その部分はハングリーパワーかもしれませんし、昔懐かしい「大和魂」と呼ばれた西洋人に負けてたまるか、といった気持ちの部分かも分かりません。

いずれにしても現代社会において威厳を作り出すには、それなりの覚悟を決めてかからないと、到底身につかないような気がしますね。

「威厳」は豊かな時代においては存在しにくいものなのでしょう。

スマホやネットが主流になった今の時代。

物質文化を排除してでも身に付ける勇気があるかどうかでしょうね。