面接と聞くと、誰でも緊張するものです。

就職活動をしている時には、希望の企業に応募して入社試験に合格すると、次はいよいよ面接があるのです。

この面接では、あなたの外観や内面、知識や性格についても質問を受けるのです。

その時のあなたの受け答えそのものが、あなたの評価になってしまいます。

そのために、上手く受け答えをしようと思うので緊張するのです。

筆記試験だけでは分からない、あなたの正体が明らかにされるのです。

あまり触れてもらいたくないことや不得意なことなど、短所と言われるところはなるべく隠しておきたいものです。

しかし、面接官は会社の将来を担う重要な新人のことを、しっかりと確認しておきたいのはもっともなことです。

このように、採用の合否を決めるような面接と、真実を確認するために聞き取りをする面接があります。

会社では、成績が良い社員の昇格判定をするために、役員の面接を受ける場合があります。

昇格は会社の等級が上がることで給与が上がることに結び付きます。

緊張する面接です。

逆に、会社として大きな損害を被った事故が起こった場合に、その原因やいきさつを詳細に社内調査する時にも、当事者たちは別々に上司から面接を受けることもあります。

これも、非常に緊張する面接です。

昔は、お見合い結婚の場合に、仲人(なこうど)が新郎新婦と面接して、二人の出会いや人柄を聞き取ることもありました。

この面接は、楽しい雰囲気で受けることができます。

いろんな面接がありますが、将来を決める就職試験の面接は、特に男性にとっては必死で越えねばならないセレモニーなのです。

こんなに大事な面接の時に、気を付けなければいけない面接マナーとはどのようなものか考えてみました。

面接は、答える内容だけではダメ!

会社の採用時の面接の受け答えについては、多くの書籍が販売されています。

面接の虎の巻です。

初めての就職試験の時の面接と転職の場合などで、多少の違いはありますが、基本的な質問も多いようです。

あなたの自己紹介から始まり、この会社を志望した理由(転職の場合は退職の理由も)やこの会社でやりたい事や目標などを聞くことも多いようです。

さらにあなた自身のことに関して、あなたの長所や短所、趣味、失敗談や成功談なども話題になることもあります。

採用しても、ハードな仕事に耐えられるかという健康面にも関心があると思います。

そんな質問は、ある程度想定されているので、面接の練習を繰り返せば要領よく答えられるようになって行きます。

このように、面接に対して準備していることは、面接官も承知しているはずです。

そこで、面接官は答える内容だけでなく、別にチェックするポイントがあるのです。

それらをまとめてみました。

1.面接官が見ているポイントとは?


面接官が見るポイントは、外観と内面と気力・体力です。

面接に行くと分かっているのに、髪がボサボサで無精ひげが伸びたままだと、第一印象で常識がない人間だと思われてしまうことぐらいはお分かりだと思います。

服装や靴などの身だしなみを整えておくことは、常識なのです。

面接場所を間違えて集合時間に遅れたり、受験票や筆記用具を忘れたりすると、受ける資格はありません。

採用しても、このような失敗を繰り返すように思われて、評価は下がってしまうのです。

まずは、同様に面接を受ける人達と比べて、マイナス評価の部分をできるだけ無くすことから始まるのです。

面接官としては、この人を採用するとどのように活躍してくれるかを想像して、面接を行うのです。

将来の会社を背負って活躍してくれる人材を探しているのです。

それともう一つ注目するのは、仲間とのコミュニケーション能力です。

ひとりだけでは会社は動きません。

社員全員の結束で発展できるのです。

そこにはみんなのコミュニケーションが円滑に進むことが必要なのです。

ワンマンでも孤立してもダメなのです。

さらに、困難にもくじけずに難問を解決する情熱も必要なのです。

そんな事を考えながら面接を行うのですから、それに応える対応力が求められるのです。

1.話の内容

面接官から、あるテーマについて意見を求められることがあります。

例えば、「最近感動したことは何かありますか?」などです。

難しい質問ではないので、テレビや新聞の報道で感動したこと、スポーツが好きな人はスポーツで感動したことなど、思いのままに素直に話をすればよいのです。

感動した内容には特にこだわらないのですが、あなたが感動した理由が、明確に面接官に伝われば良いのです。

話がとぎれとぎれで話しのストーリーが分からなくなったり、話しが逸れて関係がないことを長々と喋ったりして、感動した理由と結論がはっきりしない話し方では評価は悪くなります。

聞かれたことにしっかりと答えることが大事です。

2.外見や表情


面接用に購入した背広上下を着て、いよいよ面接に出かけるのです。

そんな時に、おじいちゃんから「馬子にも衣裳(まごにもいしょう)」だなと言われたのです。

最初は褒められたのかなと思ったのですが、横にいた父親から「中身がなくても、身なりを整えると立派に見える」という意味で、からかわれているんだと説明してくれました。

こんなことわざがあるのですが、面接官は服装には騙されないようです。

面接だけでなく、人の印象は出会って数秒でその人の第一印象が決まると言われています。

この第一印象で、その人の評価や好感度を左右するようです。

面接官の第一印象をよくするためにも、外見はキチットしておく必要があります。

特に大事なのが足元の靴です。

汚れていたり底がすり減って傾いていたりすると、細かいところに注意が行き届かない性格だと思われてしまいます。

泥や埃は落として、清潔な靴で面接に望むのです。

面接官側から見ると、テーブルの下の靴が丸見えなのです。

もう一つ大事なことがあります。

それは話す時の顔の表情です。

先輩から「就活の面接では、笑顔が大切だ」と言われたことがあるはずです。

恋愛の時でも、眉間にしわを寄せてむつかしい顔で話すよりも、やさしい笑顔が良いことは誰でも分かることです。

しかし、いざ緊張した雰囲気の面接の場面で、自然な笑顔ができるとは思いません。

慣れない緊張で笑顔が引きつるようでは、逆効果です。

それを察してさらに顔が硬くなってしまうこともあります。

このような雰囲気では、面接官も緊張してしまうのです。

すると、あなたから上手く話を聞き出せなくて、面接後のあなたの印象も残らないかも知れません。

最初からずっと笑顔でいると、面接を茶化しているように見えて、これも印象は良くないのです。

面接官の問いに答えた時に、相手を見つめながら、唇の両端を少し引き締めるぐらいの微笑みで良いのです。

口を開けて歯を見せて大笑いはご法度です。

笑顔は相手の心を和ませて、しっかりと質問に答えてくれたと良い印象を与えてるのです。

3.過去の経歴

転職の場合は、過去の仕事の業績や退職のいきさつにも関心を持ちます。

あらかじめ履歴書には記入しているはずですが、改めて本人の口から聞きたいのです。

退職ん理由や今後の仕事に対する熱意などを、しっかりと確認するはずです。

新卒の学生の就活の場合も、経歴やクラブ活動の有無、趣味や特技などに関心があります。

これらをまとめて、自己紹介やPRをするように求められる場合もあります。

これの意味は、この会社を志望した動機や本人の熱意はどれくらいのものか、また会社が募集している仕事内容を満たすことができるスキルを持っているかなどを知りたいからです。

新卒の学生は、自分の特徴をPRする内容については、他社での面接でも同じことを繰り返しても良いのですが、志望した動機やどのように活躍したいかという内容は、志望する会社ごとにキチット考えておくべきです。

就職したい会社の業務内容ぐらいは確認しているはずですが、たくさん応募すると混乱することもあるので注意が必要です。

自己PRの時には、自分の長所や短所、そして短所についてはどのように克服しているかを簡潔に説明するのです。

そして、自分のアピールポイントを何にするかは自分で考えて、学生時代や前職での成功事例や失敗事例などもさりげなく正直に説明するのです。

真摯な態度で自己PRする姿は、面接官の心にも届くはずです。

4.面接マナー

面接のときのマナーについては、一般の面談の場合と同じことです。

社会人としての最低限のマナーを身に付けておけば良いのです。

緊張した面接の時に、普段と違うような行動はなかなかむつかしいようです。

普段の生活の中でも、また学生生活においても、社会人としてのマナーについては心得ておくべきです。

アルバイトをしても、接客業のお店で働くと社会人と接触する機会が多いので、いろいろと勉強することも多いはずです。

細かい事例については後で説明しますが、基本的なことをまとめますと、

①挨拶(訪問先で挨拶はハキハキと、名前と要件を述べます)
②時間と約束を守る(社会人としての常識です)
③敬語(目上の人に対する言葉遣い)
④服装(その場にふさわしい服装)
です。

これらができた上で、面接で評価を受けることになります。

面接マナーで気を付けるべき7個のこと

面接のときのマナーについては、本人の能力の評価ではありませんが、面接官から見ると本人の第一印象を決めることになるので大切なことなのです。

応募してきた人達が能力的にそれほど差がない時などでは、第一印象が合否のポイントになることもあるのです。

面接時の様子を観察するだけでも、本人の普段の生活の様子や生きざまなども分かるようです。

これから一緒に仕事をしていくときに、会社にとってプラスになるかマイナスになるかを判断する材料にもなるのです。

ベテランの面接官であれば、第一印象と5分ほどの面談だけでも、その人の評価をキッチリとつけることができるようです。

応募者の本音や性格をうまく引き出すコツを知っているようです。

ましてや、中途採用の面接になると、新卒の場合とは違って細かいところまでチェックが入ります。

服装や言葉遣い、顔の表情や話す時の態度など、新卒とは格段の違いがあるのです。

中途採用の場合、面接マナーでの注目ポイントは高い順に並べると、①態度と仕草、②話し方(話すテンポ・身振り)、③表情、④挨拶、⑤身だしなみ(服装・髪型)です。

その他では、目つきや声の出し方や大きさなどもチェックを受けるのです。

カラーシャツや派手なネクタイや靴の形や色、背広が身体に合っているかなどの細かいところもチェックされます。

新卒の学生では多めに見てくれていたことでも、中途採用の場合は許してくれません。

注意が必要です。

1.挨拶

キチンと挨拶ができるかどうかは、社会人としての基本のことです。

学生時代の「おっす」とか「おう」などはもっての外ですが、横を向いて挨拶をしたり、声が小さいとやる気がないように見えてしまいます。

面接会場に着いた場合は、受付の所で名前と面接に来たことをハキハキと告げることが大事です。

受付の人も、たくさんの面接予定者がいる時には、確認作業で大変です。

本人確認ができると、待機場所やその後の指示もスムーズにできるのです。

「どうぞあちらでお待ちください」と言われると、「あちらで待たせていただきます」とテンポよく面接の流れに乗ることができるのです。

何か言われると、それにキチンと答えてから次の行動に移る挨拶が重要なのです。

控室や面接会場に入る時にも、ノックをして「失礼します」とはっきりと声を出します。

面接会場でも、自分の名前や挨拶もハキハキと明るい表情で行ってください。

時々忘れる人もいるようですが、面接が終わって帰り際にも、出口の前で振り返って挨拶をすることも忘れないようにします。

面接の始まりと終わりは、明るい挨拶で臨むのです。

真面目過ぎる顔をせず笑顔で

挨拶は、特に面接の時にだけ注意が必要なものではありません。

社会で生きていくためには、基本となるルールであり常識とも言えるのです。

朝に出会うと「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶ができることは、最低限のマナーです。

これと同じように、他人の家や会社に出向くと、自分の素性を名乗って挨拶することは常識なのです。

山歩きをしていると、道ですれ違った人達はお互いに「こんにちは」と挨拶をするものです。

初めて山に登った人は、知らない人となぜみんな挨拶をするのだろうと思ってしまうのですが、慣れてくると自然に声が出ます。

山では道に迷ったり遭難することもあります。

山の情報を伝え合う機会にもなるのです。

また、そんな時に挨拶をしておけば、あそこでどんな人に出会ったとか記憶が蘇って、万一の時の捜索の参考にもなるそうですが、挨拶は気持ちが良いものです。

家の近くの散歩コースでも、中年のご夫婦がウオーキングの途中ですれ違うと「こんにちは」と笑顔で挨拶をくれる時があります。

ことらも明るく「こんにちは」と応えます。

挨拶の後は気持ちが良くてスッキリします。

面接のときの挨拶も、こんな気持ちが伝えられると、面接官との距離も短くなるような気がします。

真面目過ぎる硬い顔で挨拶せずに、明るい笑顔での挨拶ができるように慣れておくのです。

2.言葉遣い

いろんな機会にいろんな人と会話をしますが、その人の言葉遣いでどんな生活をしているのかが、なんとなく分かる時があります。

そんな経験からは、キチンとした身だしなみの人はキチンと挨拶もできるし、言葉遣いも丁寧な人が多い気がします。

年下の人に対しても丁寧な言葉で対応して、気持ちが良いものです。

部屋の整理整頓ができない人は、頭の中も雑多な情報が詰まり過ぎていて、頭の働きが悪くなるそうです。

しかも、身なりの整理もできないので、靴や服が汚れていても平気なのです。

だから、身なりが整っていない人は言葉の整理もできていないために、敬語を使うことを覚えていないのかも知れません。

話しが脱線しましたが、普段の生活習慣と言葉遣いが関係があるのではと思います。

言葉遣いは、一夜漬けでは修正できません。

言葉遣いで、面接官はあなたの生活習慣も見抜くことができるのです。

それを考えると、せめて目上の人に対する敬語を使うように、日頃から努力しておくことが大事です。

敬語の使い方を間違ってはいけない

社会人になると、いろんな立場の人に出会います。

名前の知れた会社の役員の人や地元の代議士、先輩や恩人と言える人など様々です。

社会人になると、学生の時のように言葉遣いにも大目には見てくれません。

敬語は大きく3種類に分かれます。

立場が上の人に対して使う敬語は「尊敬語」、自分の立場を下げてへりくだる「謙譲語」、相手に敬意を払って丁寧に言う「丁寧語」です。

中でも学生の面接時に使う敬語としては、丁寧語の「~です」「~ます」という「です・ます」で答える言葉です。

社会人になれば、いろんなシーンで謙譲語や尊敬語を使う機会が増えてきますが、社会人でも使いこなせない敬語が多いので、学生の面接の場合はあまり背伸びしないように、言いたいことを「です・ます」で答えればよいと思います。

それよりも、あなたが何を言いたいのかが明確に伝わるように、中身を大切に話すことです。

面接官とのやり取りで、面接官に対する謙譲語としては、よく使用される敬語はと使用事例は

・「言う」      (わたしの考えを申し上げますと・・・)
・「知っています」  (そのことは承知しています)
           (「了解しています」とか「了解です」は友達言葉です。)
・「見ました」    (パンフレットは拝見しました)
・「受け取りました」 (案内は頂戴いたしました)
・「行きました」   (そこには伺いました)
・「する」      (そのようにさせていただきます)
・「待つ」      (お待ちしています)

など、まだまだありますが、普段使い慣れていないと一度に覚えるのは難しいので、日頃から練習しておきます。

面接でよく使う呼称もあります。

これは覚えておいてください。

・「自分のこと」   (わたくし、わたし)
・「相手」      (〇〇様)
・「応募した会社」  (御社(おんしゃ)または貴社(きしゃ))
・「会社の部長」   (〇〇部長、または部長の〇〇様)
            〇〇部長様とは呼びません。

間違えないように。

・「誰かよく分からない人のこと」 (どちら様、どなた様)
自己PRの時などには、この会社に応募した動機などを説明する時には、「わたくし」「御社・貴社」は鉄板敬語です。

相手に対して敬意がないと間違える

本来、敬語は普段から目上の人や尊敬する人に対して使用する言葉です。

相手に対してあまり敬意を持たないで、友達仲間だけと会話をしている人にとっては、間違いやすい言葉です。

それと気になっている言葉の事例として、飲食店などでアルバイトをしている時に使う「バイト敬語」というものがあります。

丁寧に言っているつもりなのですが、気になります。

お客様の注文を聞いてから「〇〇でよろしかったでしょうか?」という言い方です。

「〇〇でよろしいでしょうか?」と言うのが正しいという人も多いのですが、日本語の専門家の意見としても賛否両論のようです。

まあ、これ以外のバイト用語も、面接では使わない方が良いでしょう。

【言葉遣いについては、こちらの記事もチェック!】

3.清潔感

新卒の学生なら、面接に合わせて身だしなみは整えているはずです。

男性なら紺系統のスーツに白いカッターシャツ、柄入りではなく無地のネクタイが無難です。

足元は黒のひも付き革靴と地味な靴下、綺麗に磨いておくべきです。

面接会場に着いたら、靴が汚れていないかチェックします。

スーツのホコリやシワは完璧に取ろう

フケが出やすい人は、肩にフケが落ちていないかを鏡で確認してください。

電車に乗って横に立った人の肩にフケが溜まっていると、不潔に感じてしまいます。

また、スーツやズボンのシワもよく目立ちます。

家を出る時に、ホコリやシワの確認はしておきます。

ズボンの折り目もしっかりとつけておいてください。

座るとよく目立つのです。

髪型は特に注意!

面接時の第一印象はやはり髪型です。

長髪で茶髪というのは、面接官からすると清潔感がないように思われます。

清潔感を出す髪型派、
・前髪は短めで耳を出す
・もみあげは短め
・襟足はスッキリ

オシャレであることは問題ではありませんが、全体的にスッキリしている方が清潔感が出るようです。

【就活の髪型については、こちらの記事もチェック!】

4.入退室の仕方

立ち振る舞いの様子を観察されるのが、入退室の仕方です。

ドアを開けて入室してから着席するまでの一連の動作を、面接官に観察されるのです。

ただそれだけの動作でも、ある程度の性格判断ができるそうです。

ノックの仕方

ノックは、ゆっくりと3回行います。

ノックの回数については、2回は空室確認で、3回は入室確認を意味します。

トイレノックは2回が一般的で、2回ノックだとトイレのノックを連想するので、面接時には3回ノックを行って入室の許可がでればドアを開けて入ります。

お辞儀の仕方

ドアを開けて「失礼します」とひと言告げて一礼して入室します。

入室したらドアの方に向き直し、ドアを静かに閉めます。

閉め終わると改めて面接官の方を向いて、椅子の側に歩きます。

そこで「〇〇大学の〇〇です。

よろしくお願いいたします」と言って一礼します。

この時のお辞儀は、一般的な「敬礼」の当たるお辞儀です。

上半身を焼く30度前方に傾けるお辞儀です。

・面接室に入る時
・名前を告げて椅子に座る時
・面接官の質問が終わって立った時
・面接室から出る時

の合計4回のお辞儀が必要です。

帰る時まで気を抜かない

面接官の質問が終わると、安心するものです。

つい「ふうっ」とため息を漏らす時もありますが、退出するまで気を抜かないことです。

5.カバンの置き方

カバンを持って面接室に入室した場合は、取っ手を握って身体の片側に寄せて、お辞儀をすることになります。

女性の場合には、ショルダータイプでも、肩から外して両手で前に持って、お辞儀をするのが無難です。

椅子に座る様に勧められたら、座る前にカバンを持ったまま椅子の横に立って名前を告げます。

その後にカバンは椅子の横に立てるか寝かせて置いて座ることになります。

6.手足

お辞儀の時には、手は太ももに添えて指も伸ばしてお辞儀します。

椅子に座ってからは、男性は両手を軽く握って左右の膝の上に置きます。

女性は両手を重ねて中央に置きます。

足も揃えて座ります。

面接中の手

つい指で髪をかき上げたりいじったりしてはいけません。

話しに夢中になって、腕組みや手揉みをすることもありますが、これらはNGです。

足の状態

足はあまり開かないようにして、ましてや脚を組むことは絶対にしないように気をつけます。

貧乏ゆすりも見苦しいので、意識して我慢します。

ジェスチャーは使って良いの?

話しの都合で、何かの外観を表したり、距離感を表現する時には必要かも知れません。

単なる大げさなジェスチャーは禁止です。

7.他の受験者への態度

面接を待っている時に、先に面接を受けた人に面接官の情報や質問内容を、根掘り葉掘り聞く人もいます。

違反ではありませんが、会社の担当者がいると、好ましいこととは思わないでしょう。

また、たの受験者に不安を煽るような言動も慎むべきです。

こんな態度は、意外にも観察されているものです。

面接マナーが悪いとどう思われる?

面接に出かける時には、この会社に応募した動機や、この会社の将来性についてどのように考えているかなど、基本的な応募動機を聞かれることは分かっています。

それに、自分の長所や短所、得意なことや成功体験など、自己PRの説明の仕方も覚えていきます。

いわゆる、準備万端な状態で出かけます。

しかし、このような回答だけでは充分とは言えません。

その前に大切なことがあります。

それは、面接マナーなのです。

面接のマナーが悪いと、面接官の心象が悪くなり評価にも影響します。

もし採用しても、勤務態度も悪いのではと邪推されてしまいます。

入室する直前から、用意した椅子に座るまでのマナーによって、すでに第一印象が決まってしまうからです。

第一印象が悪いと、その後の質疑応答ないようにも影響があるからです。

採用に可否にも影響するのです。

言葉遣いや話す態度、目つき、表情も同じです。

面接マナーには、注意が必要です。

1.周囲に気を遣わない人

面接のやり方については、学校や先輩からも、そして就活に関連した書籍からでも想像できます。

その中でも、面接のときのマナーについては、細かく紹介されているのです。

そのマナーを無視して自分流に振る舞うということは、周囲に気を遣わない無神経な性格と思われてしまいます。

協調性に問題があると思われて、評価に影響します。

2.協調性がない

面接のマナーというのは、お互いが気持ち良く仕事できるために必要な要素です。

面接マナーが悪いと言うことは、相手のことを理解しないとか、コミュニケーションが上手く行かないなど、協調性がないと解釈されます。

仕事では、お互いがルールやマナーを守って、協力して行う作業が多いからです。

会社にとっては、高いパフォーマンスを発揮する潜在能力があるが協調性がない人よりも、特に大きな能力はないが協調性が高い人の方が評価されるところもあります。

会社にとっては、仕事内容にもよりますが、協調性は必要な条件です。

3.人に対する敬意がない

面接マナーが悪い人は自己中心の考え方の性格で、周りの人に対する配慮もできません。

もちろん態度も横柄になるし、言葉遣いも荒くなるのが一般的な傾向です。

特別な能力を持っていて採用されたとしても、入社後は協調性の改善の指導を受けるはずです。

他人に対する敬意がないと思われるのです。

4.常識が無い

面接マナーがない人は、常識に欠ける人間だと思われます。

面接だけでなくても、世の中のルールやマナーを守らない人は、周りからの信頼を得られずに、みんなを引きつれて進む立派なリーダーや幹部にはなれないからです。

会社は、充分な知識とリーダーシップのある、幹部候補生を探しているのです。

普段から、常識ある行動を取るのです。

会社において、協調性や常識がないと言われる人の最大の特徴は、他人と関わりたくないという性格が強いのです。

これではコミュニケーションが全くとれなくなってしまいます。

人の気持ちが分からないし理解できないのです。

新しい知識を吸収しよう、勉強しようという意欲も薄いのです。

チームワークも取れなくなると、グループの団結力も弱くなります。

会社としては、これでは困るのです。

面接マナーが悪い人は、採用しにくいということになるのです。

まとめ

面接は、面接会場のドアをノックして入室してから、退室してドアを閉める時までの間がポイントです。

そして、細かく言うとドアをノックする時から始まるのです。

ノックする直前に、心臓の鼓動はMAXになります。

ここまでくると、「大丈夫」「大丈夫」「できる」と小声で呟いて、深呼吸して面接に臨むのです。

あなたなら、頑張れます。

最後にお伝えしておくことは、面接マナーを復習しておくことです。

面接マナーは、練習することで身体が覚えてくれます。

あわてて動かずに、一つ一つの行動を進めてください。

お辞儀は4回します。

角度は30度くらいにゆっくり2秒ほど頭を下げるのです。

軽く頭を下げる「ペコッ」というお辞儀はダメです。

ドアを開けて入室する時、椅子に座るように案内されて椅子の横で名前をいう時、質問が終了してから椅子の横に移動してお礼を言う時、そして最後に退室する直前の挨拶の計4回です。

まずはこれをキッチリと身体で覚えておきます。

後は、身体に合わせて口上を述べればよいのです。

面接官の質問事項は、およそですが予想できます。

・この会社はどんな会社と理解しているか?
・この会社の何に興味があるのか?
・この会社でどんな仕事をしたいのか?
・この会社を選んだ動機は?
・あなたのPR(学歴・家族構成・長所・短所・趣味・成功体験など)
・あなたの能力(特技・PC・各種資格・語学・留学経験など)

これらの合間に、想定外の質問をいくつか受けることになります。

慌てると、ぶっきらぼうな言葉で話したり、学生言葉を使ったりしますが、落ち着いて丁寧語(です・ます)であなたの考えを伝えれば良いのです。

話す時には、面接官の目を見て、堂々と歯切れよく話すのです。

これまで説明してきた面接マナーを守って、面接に向かってください。

上手く行くことをお祈りいたします。