サラリーマンなど、会社勤めをしている方であれば当たり前の事として捉えていると思いますが、どの会社であってもそれぞれ役職というものがあり、年齢や業績などに応じて役職が上がっていく、いわゆる出世コースというものがあります。

サラリーマンは、一人一人が会社のために良い成果を収めて貢献することが求められます。

自分の業績や成績だけを考えていれば良いかもしれませんが、だんだん上の役職に付くようになるとそうもいきません。

割り当てられた部署内での、全体としての業績であったり、会社全体の利益を上げるための戦略を考えたり、実際に皆をまとめて盛り上げ、指導していくことも必要になってきます。

会社にはどんな役職があるか、ご存知ですか?

意外とほとんどの人が、知っているようで知らないことも多いかもしれませんね。

もちろん、会社が大手企業なのか、中小企業なのかによっても変わってきますが、最初は平社員から始まって、主任、係長、課長、次長、部長といったところでしょうか。

さらに上の役職までいくと、常務とか専務、社長、会長などさまざまあって、それらはいわゆる役員という立場になります。

あくまでこれは大手の場合ですが、色んな役職や立場があることが分かりますよね。

では、その中で「部長」というのはどんな立場にある人なんでしょうか。

ある程度上の立場にいるようですが、部長に対する世間のイメージと実際のところはどうなのかをまとめてみました☆

あなたの部長に対するイメージは?

意外と「部長」という呼び名はよく耳にすることはあっても、実際にどんな役割を担っているのかまでは分からないものですよね。

あなたが「部長」と聞いて抱くイメージはどんなものがありますか?

どんな突然の事態にもいつも冷静で、動揺することなくどっしり構えてくれる、頼もしい存在でしょうか。

時には厳しく、でも優しさも持ち合わせている、人間性としてもできた人でしょうか?それとも、いつも部下に対してただ命令や指示ばかりして、自分だけは楽をしようとしているイメージでしょうか。

人それぞれ色々なイメージをお持ちだと思いますし、もしかしたら身近に頭に思い浮かぶ人がいるかもしれません。

ちなみに、「芸能人の中で上司にしたいランキング」の中でよくトップ10に名前が挙がる人として、タモリさんや所ジョージさん、関根勤さんやウッチャンナンチャンの内村光良さんなどがいます。

ユーモアや面白さも兼ね備えていながらも、しっかりとリードしてまとめてくれる上司がいいな~というのが多くの人の理想でもあり、抱くイメージなのかもしれないですね。

部長という役職

ではまず、部長のイメージについて考える前に、実際に部長という役職についている人がどのような役割を担っているのか、どんな仕事をする立場にある人なのかというのを取り上げてみたいと思います。

部長とは、“部”と呼ばれる組織や団体の中で設立される、組織の“長”を指して用いられます。

辞書を引いてみると、「組織の中で、部下を監督する役職に就く人」となっています。

その組織は、企業や社会団体の組織だけでなく、もっと身近なところでは学校にも部活動やクラブ活動という組織を置いたり、地域社会の中でもさまざまなクラブ活動や役員会などがあり、どの組織内においても「部長」というリーダーが存在するものです。

ではそれぞれの団体や組織における、部長の働きや役割について見てみましょう。

会社の部長

部長と聞いて一般的にすぐに思いつくのは、やはり会社などの企業内での「部長」という職でしょう。

会社での部長というポジションは、企業の大小関わりなく、発言力や影響力がそれなりに高い職ですし、社会的にも評価の高いポジションであると言えます。

部長に就く人は、自身が管轄している組織や部署全体を管理しまとめるのはもちろんのこと、会社全体のことを考えて管理したり、行動を取ることが求められています。

ですから、会社全体の利益のために、組織内のビジョンをしっかり持っていたり、それを部下にしっかり語れる人でなければなりません。

さらに部長という管理職までなると、会議に参加したり、人材や業務をマネージメントするスキルも必要になってきます。

人前で話すスキルや、プレゼンテーション能力に優れていることも大切になってくるでしょう。

また部下をまとめるためには、信頼関係を築くうえでのリーダーシップが取れる存在でなければなりません。

こうしたことを考えると、それなりにキャリアを積んできた人でなければなれない立場と言えます。

実際、部長になる人の平均的な年齢は50代だそうです。

ちょうど子育ても終わって落ち着きや余裕が出てきており、それでいてまだまだ脂の乗った、ちょうど良い年齢層と言えるかもしれません。

学校の部長

学校にはクラブ活動や、部活動と呼ばれる組織があります。

どの部にも必ず必要になるのは、それぞれのクラブやチームを取り仕切る「部長」の存在です。

スポーツならば、「主将」とか「キャプテン」という呼び名で呼ばれることもあるかもしれません。

学校での部長の仕事は、部員をまとめたり、日々の部としての活動内容を把握しまとめる仕事や、顧問や先生とよく連携して部を盛り上げていくための秘策を考えるといった事があるでしょうか。

そうした面を考えると、大差はあるものの、会社での部長に求められることと似ていますよね。

部員からの信頼を集めている人でなければならないでしょうし、実績があって、それなりに評価されている人が選ばれるかもしれません。

人脈や、部員からの信頼の厚い人が部長としてふさわしいと考える人もいるでしょう。

いずれにしても、リーダーシップがあって頼りがいがある人が選ばれることが多いに違いありません。

その他の部長

学校や、会社だけでなく地域社会の中でも、さまざまな役員会やクラブ活動、研究会や同好会と呼ばれる集まりや組織はたくさんあります。

どれにおいても、その組織の“長”は絶対に必要です。

その組織を監督し、管理したり、かかる費用をまとめて集めたり、その組織で行なわれる活動内容を考え、発信し盛り上げていくためには、いわゆる「部長」のようなリーダーが必要になってくるからです。

部長に対する世間のイメージ

こう考えると、私たちの身の回りにはいつも「部長」という役割を持つ組織や団体があることに気づかされます。

では、部長と聞くと世間の人はどんなイメージを抱いているのでしょうか。

実際どうかはともかくとして、一般的に抱かれがちなイメージをいくつか取り上げてみたいと思います。

イメージがあるという事は、実際に頭に浮かぶ人が具体的にいるからかもしれませんが、そうしたイメージを持たれやすい要因なんかも考えてみたいと思います。

偉そう

部長という立場はかなり上の方なので、実際に偉いんですが、やはり立場があるからこその上から目線を、イメージとして抱く人も多いかもしれません。

「自分は椅子に座ってばかりで、いつも命令しかしなそう」とか「自分は偉いんだぞと言わんばかりにふんぞり返って、何もしなそうだ」、「下っ端をこき使って、威張っていそうな感じがする」というイメージでしょうか。

リーダーになる人は、偉そうだというイメージをたいてい持たれやすいものですね。

みんなの前で発言する機会も多いですし、まとめるために「~しなさい」とか命令口調になることが多いのも、そうしたイメージを持たれやすい要因と言えるのかもしれません。

怖い

「部長って怖そう」と思う人も多いみたいです。

会社内ではそれなりの権限や権力を持った存在ですから、気に障ることをしたり、失敗して機嫌を損ねたりなんかしたら、別の場所に移動させられるなどして出世に影響したり、クビにしたりされるのではないかと思って、怖い存在と考えている人もいます。

「いつも怖い顔をしていそうだ」とか「無表情でつかめないと思ったら、いきなり高圧的なものの言い方をして来たりなんかしそうで、気を遣いそうだ」といったイメージを持って怖いと感じる人もいるようです。

社員一人一人のモチベーションを上げて、会社の業績をアップさせないといけないわけですから、時には本当に言い方や話し方が怖いとか、きついと感じることもあるのかもしれないですね。

頑固そう

部長と聞くと、いつも無表情でむっつりと黙っていて、こうと決めたら自分の意見や考えを絶対に変えなそうなイメージありませんか?

どんなにいいアイディアを出しても、「俺の方が経験があるんだから、何でも分かってるんだ」と言わんばかりの態度で(時には実際に口にすることもあったり)、自分の決めたルールや考えが絶対だと思っていそうなイメージがあるかもしれません。

しかもそのせいで部下がとばっちりを受けたり、失敗をしても絶対に自分の失敗やミスだとは認めなそうな、プライドの高さも持ってそうです(笑)

部長の年齢層を考えても「頑固一徹」な感じがするのかもしれません。

すぐ怒りそう


偉そうで頑固そうだとしたら、やっぱり次はすぐに怒ってきそうなイメージも持ってしまいますよね(笑)

「理不尽だと思えることでも一方的に怒ってきそうだ」とか「何か失敗したらすぐ怒鳴ってきそうだ」と思う人も多いみたいです。

普段からのモノの言い方が怖いというのも、そうしたイメージを持たれてしまう原因かもしれません。

他にも、「気分屋で、急に怒り出したりしそうだ」とか「機嫌を損ねてすぐ怒りだしたりしないように、ものすごく気を遣いそうだ」というイメージを部長に対して持っている人もいるみたいですよ☆

考えが古そう

自分が仕事を教わってきたやり方が今でも通ると思っていそうだ」という意見もありました。

実はその指導方法や考え方は今の時代には合っていなくて、もう古かったりするのにその変化についていけなそうだ、ということなのです。

「私の若い頃はこうだった…」的な時代遅れな常識を押し付けてきそうだ、というイメージもあるようです。

昔のやり方や習慣に固執して、あまり意味がなかったり理不尽なこともあるのに、それに気づかず、というよりは執着して考えを変えなそうだ、というのが、今の若い人たちが持つ部長というイメージみたいです。

時代もマニュアルもセオリーも以前とは変わってきていることに気付いて、柔軟な変化を求められる時代なんでしょうね☆

融通がきかなそう

考えが古そうだというのにも関連しますが、「融通が利かなそう」というイメージを持つ人もいます。

自分の価値観を絶対に曲げなかったり、会社の中で決められたことや、命令されたマニュアル通り的なことしか部下に指示できなくて、柔軟性に欠けそうだと思われているという事です。

他にも「どうでも良い、小さいことやささいな事まで細かそう」というイメージもありました。

「融通が利かない」というのは良い視点で見れば、手抜きや妥協が決してできない「真面目」だという見方もできると思いますが、やはり頑固一徹な感じや、石頭なイメージを持ってしまうんでしょうね。

話を聞いてくれなさそう


頑固で融通が利かない…となれば、やっぱり話しを聞いてくれなそうと思ってしまうのは当然かもしれませんね(笑)

自分のやり方を曲げられないプライドを持っていて、こちらの話し、特に下っ端の話しなんか耳を傾けてくれなそうだ、というイメージがあるみたいです。

「自分の部下が何か意見でもしようものなら、頭ごなしに否定して聞く耳持たなそう」とか「一方的に怒るだけ怒って、こちらが状況を説明しようとしても口答えするな、とか言い訳するなと言って聞いてくれなそう」という声もありました。

さらには、仕事の面でもプライベートな事でも、相談したいと思っても面倒だと感じられそうだと思う人もいるようです。

やはり責任も重い立場にあるので、忙しそうにしているイメージもあるのかもしれませんし、これまでに自分が成し遂げてきた結果や実績に対するプライドもあるので、それが部下の話しを聞いてくれなさそうと思われてしまう要因なのかもしれません。

ベテラン

なんだかんだ言っても、部長という座につけたという事は、それなりのキャリアやスキルを積んで認められてきた証拠なので、部長イコール(=)ベテランというイメージもあります。

特に20代の若手の社員からすれば、部長クラスの人は4,50代が多いですから、父親ほどの年齢の差がある人のことはベテランと感じるに違いありません。

仕事のキャリアはもちろんのこと、人生の先輩としてもベテランです。

さまざまな修羅場や試練もくぐり抜けて今があると考えると、その経験から学んでみたい存在かもしれません。