筆者は40代の後半の後半になってから、中国人女性と結婚しました。

それが初婚です。

したがってとても長い独身生活の経験を有しています。

周囲の人たちは、今さら結婚するとは思わなかった、と言っていたようです。

それゆえ独身のメリット、デメリットについて語るには十分資格があるのでは、と思います。

シングルの葛藤がよくわかるからです。

そこで今回は、シングルで良かったなと思う11個のことを紹介していきたいと思います。

結婚してない人のメリットって何?

結婚していない人の最大のメリットとは、何でしょうか。

もちろん自由でいられることです。

そしてその中心は自由に給料が使えることです。

筆者の過ごし時代とは、IT産業の興隆とともにありました。

社会に出たころは、パソコン初期の初期の時代でした。

当時はワープロ専用機というのがありました。

今では信じられませんが、パソコンとワープロどちらを選ぶか真剣に悩んだものです。

またパソコン最初の外部記憶メディアは、カセットテープでした。

フロッピーディスクの登場は革命的だったものです。

とにかくそのころから現在に至るまで、日々IT機器は進化を続けています。

そのたびに新製品が欲しくなったものです。

そういうときシングルの身なら、誰に遠慮することもなく、好きなものを買うことができます。

ハンディタイプのコピー機や、三行いっぺんに印刷できるのが売りの「三行革命」という名のワープロを買った思い出があります。

2つとも何の役にも立ちませんでした。

ハンディコピーは6万5000円もしましたが、銭を捨てただけに終わりました。

しかし自己責任でやっていることですから、誰にも非難される覚えはありません。

自分だけの判断で、好きなことができ、好きなところへ行き、好きなものを手に入れることができました。

この自由さが、寂しさを感じない限り、最大のメリットだったといえます。

結婚できない理由……

結婚できなかった人としなかった人の間には、微妙ながら遠い距離があります。

これではダメだなと思わせる人がいる一方、決してモテないわけではないかったのに、結果として結婚しなかった人もたくさんいます。

最近も50歳男性の生涯未婚率は4人に1人に近い23.4%というニュースが報じられました。

しかしこの人たちのうち、明確な意志を持って独身主義を通した人はどれくらいいるでしょうか。

ここでは結婚しようと思えばできたのに、しなかった人、そういうケースに焦点を当てていきましょう。

いい人に出会えなかった

いい人の出会えなかったというのは、ほとんどの場合、言い訳にすぎません。

もっと積極的な婚活をしておけばよかった、という後悔をたっぷり含んでいます。

あそこでもっと積極的に行けばよかった、周囲の目を気にし過ぎてしまった、など具体的な情景を含んでいます。

思い出すのもつらいこともあるでしょう。

流れに逆らって失敗していたのかもしれません。

それらの思いを、いい人の出会えなかったという総括をして、納得しようとしているのでしょう。

キャリアを優先してしまった

筆者は中国勤務が長かったため、、なぜ中国人夫婦は共稼ぎにもかかわらず、単身赴任などの問題でもめることが少ないのか、最初は不思議に思っていました。

それが時の経過とともに理解は深まっていきます。

それが正しい分析かどうかはわかりませんが、以下披露しようと思います。

中国では善意の第三者は存在しません。

家族、一族の結束をかため、周囲に対抗していかなければなりません。

そこでは弱いと見られては、何事にも不利で、大いに交渉力に差し支えます。

家族はまとまって一緒にいなければ、与しやすしとなめられてしまいます。

それでは職業キャリアはどうなるのでしょうか。

中国人は職業自体に、職人的こだわりを持っていません。

夫婦のうちどちらかが成功すれば、もう片方は、自然にそちらに寄り添っていく感じです。

実際に妻が社長、夫は秘書兼運転手、というケースは何度も見ています。

そこまでいかなくても妻のために夫の方が転職というケースも普通にあります。

家族にとってもっともよい選択はなにか?をまず考えます。

職業キャリアは二の次であり、何もまして優先すべきものではないのです。

参考になる考え方だとは思いますがいかがでしょうか。

婚期を逃した

ある程度の年齢を超えてしまうと、要らぬお節介である、と忌避していた結婚への働きかけも、一切来なくなります。

身の周りは急に寂しくなります。

そうなるともう婚活サイトなどを利用して、自分で活動を起こすしかありません。

しかしその年齢になると、会社組織においては、最も忙しい前線部隊のリーダー格であることが多いのです。

そのため熱心な活動をしないうちに、面倒になって終わってしまいがちです。

そしてあっという間に時間は経ってしまいます。

そうなってからでは、もうほとんど手遅れです。

バツイチ

かつて筆者の属していた会社の女子社員たちの間で、今最もホットな話題になっている事件を、こっそり教えてもらいました。

それはある営業部のアシスタント女性社員が再婚した件でした。

相手は初婚、同じ営業部の花形です。

彼女が再婚であることは知られていましたが、離婚した相手が誰かは、今の営業部の人たちは知りませんでした。

するとふとしたことから、同じフロアの別の営業部にいる男性だったことがわかりました。

彼は離婚したときは支店にいたため、知られていなかったようです。

女性陣は騒然となりました。

その彼女が新しい苗字となった名札を、立ち上がる度にひけらかすような振舞いをしていたからです。

そのシレっとした態度が、ひどく反感を買っているそうです。

この女性陣の心理は男性である筆者には、イマイチよくわからないところがあります。

しかしこの彼女は、そういう物怖じしない性格だからこそ、うまく再婚できたのでしょう。

周囲の目にとらわれない、ということは結婚にとって、死活的に大事なことです。

シングルで良かったなと思う事【女性編】

シングルの良さとは、自由きままで、責任を負うものがないところです。

しかし家族を背負うプレッシャーと、孤独による寂しさのバランスはいつも考えています。

これは常に揺れ動いているのが普通です。

そしてどちらかに偏らないうちに、時間だけがなくなっていきます。

そのスピードはとても子供のころと同じとはとても思えません。

なぜか早く感じられる一方となります。

好きなときに好きなことができる

好きなときに好きなことができるというのは、至福の状態です。

女子会だって気軽にできるのは独身の間だけです。

ちょっと贅沢な食事をしたり、遅くまで遊んでいたって誰にも怒られませんよね。

独身生活を続けている間に関しては、十分楽しみましょう。

ただし一人での楽しみは、おのずと限界があるものです。

それを感じない人であれば、一生独身のまま十分やっていけるでしょう。

自分のためにお金が使える

美容やファッションに好きなだけお金が使えるのはシングルの特権です。

休日はエステやヨガに通ったり、自分の美の為にお金が使えるのは女性にとってとても幸せなことです。

結婚したら、子供のために貯金したり、家族のために使うお金が増えます。

よっぽどお金持ちの男性と結婚するなら別ですが、一般的には結婚すると自分の為に使えるお金は減るようです。

我慢しなくていい

結婚すると旦那さんと毎日を共にします。

最初のうちは新婚生活をわくわくしながら過ごすことができるかもしれません。

しかし、しばらく生活に慣れてくると、旦那の帰りが遅い、いちいち細かくてイライラする、休日はずっと寝ているだけで何もしない、などたくさんの不満が出てくるはずです。

注意してもなかなか直らずイライラするばかりです。

夫婦であればそんな感情も多少は我慢して生活しなければいけませんよね。

しかし、独身者であれば、誰かにイライラしたり嫌な感情を我慢する必要はないのです。

そこが、シングルの良いところなのです。

キャリアアップできる

結婚して仕事を辞める女性は少なくありません。

どれだけ働いていてもいずれ結婚して子供ができたら辞めなければいけないと考えた時、男性に比べて女性のキャリアアップは難しいように思えます。

しかし、シングルでいるうちはそんなことは気にせず、どんどんキャリアアップすることができます。

仕事を頑張りたいと思っている女性にとってはシングルでいることは強みにもなりますね。

シングルで良かったなと思う事【男性編】

都会生活は便利になり過ぎました。

独り身が苦にならなくなったのです。

コンビニにコインランドリー、さらにお手軽な風俗産業があれば、男性はほぼ何も困りません。

地方から出てきた人の中には、都会の開放感に浸っている人さえいるでしょう。

責任を背負わなくてよい


現代化とは、男性が一家に対して責任を負わなくなっていった過程でもあります。

戦後は封建的な家長の役割を担う負担が大幅に減りました。

長男ですら兼業農家となり、次男以下は都会へ出て核家族を形成しました。

さらに核家族に対する責任すら負うの避け、仕事に情熱を傾けるスタイルとなりました。

母親依存度の高い家庭が多くなり、さまざまな弊害をもたらしたように思います。

現在の結婚しない人の増加は、これらのスタイルに対する反発とも考えられます。

結果的にさらに責任を負わない方向へ進んでいます。

自由になれる

自由には本来責任のともなうものです。

責任を負う範囲が狭いということは、自由の範囲も実は、それほど大きくないとも考えられます。

会社は、独身者より既婚者の方を信用する傾向があります。

独身者には、突然仕事を放り出し、どこかへ飛んでいってしまうリスクを感じています。

こうして大きな仕事はまかされない状況は、逆に制約がかかっているとも言えるでしょう。

自由について考えるとき、参考していただいては、と思います。

思いきった行動がとれる

そうは言っても、やはり思い切った行動をとれるのは、独身者に違いありません。

とくに会社をやめるなど、人生の先行きを大きく左右する行動も、一人の決断でいつでも可能です。

独立して青年実業家になり、都心のタワーマンションに住む、という人生があったかもしれないのに、と後悔せずにすみます。

仕事に生きれる


独身者は、家族の行事という制約がかかりません。

20代~30代のころは、仕事に集中しようと思えば既婚者たちよりも、集中できるでしょう。

しかし年とともに、それはアドバンテージでは、なくなっていきます。

社内での地位が上がれば上がるほど、内外の交際範囲は広がります。

個性的な重要人物とやりあうケースも増えます。

そうすると何も家族背景のない独身者は、どうしても人間的な話題幅を欠き、アピールが不足しがちになります。

レオナルド・ダヴィンチやミケランジェロも独身だったそうですが、彼らほどの隠しようのない才能があれば全く別です。

しかしそうでない人たちは、本当に仕事が大切と思うのであれば、晩婚となっても結婚したほうがよいと思います。

いつでも遊べる

独身者はいつでも遊びにいくことができます。

しかし年とともに、遊び仲間が減っていくのが普通です。

逆に長く独身を続けている人には、いつまでも解散しない遊び仲間がくっついているケースが見受けられます。

いい歳をして、などという世間の視線を気にするような人たちではありません。

もう完全に開き直っています。

世間に気味悪がられるところを、逆にエネルギーに転換しているようなところさえあります。

もっと別のところでファイトを燃やせばと思うのですが、こうなるともう結婚は望めないでしょう。

結婚のデメリットは?

結婚のデメリットとは、独身のメリットを手放さなければならないところにつきます。

年を重ねれば重ねるほど、面倒くさくなってきます。

独身生活を上回るメリットはあるのだろうか、などと突き詰めて考えているわけではありません。

もう若いころのように、勢いで突き進むには、分別がつきすぎています。

流れに任せて楽に結婚できないだろうか、などと考えつつ、かえって結婚の敷居はますます高くなります。

離婚のリスク

結婚したそのときから離婚のリスクは生じています。

若いころから常に傍らにはパートナーがいる、という、いわゆる手の早い人たちの一群のトップ層にとっては、男女の出会いや別れは、日常生活の一部なのかも知れません。

しかしそうでない多くの人にとっては、別れは苦痛です。

どうも女性には修羅場好きの一面があるようにしか思えませんが、これは普通の男性にはない感覚です。

最初からリスクは負わない、結婚しない方がよい、という考えになる人がいるのも理解できます。