人類の進化において最も大きなことは、まず第一に二足歩行になったことです。
ほとんどの動物が4足歩行であるのに対し、人間は唯一二足歩行を基礎に生活をしています。
また、同時に脳の発達とともに、意志や考える力、言葉など人間特有の物を持ち始めて進化してきました。
しかし、他の動物との違いは、体の進化が乏しいことです。
他の動物や気候や環境条件などに合わせて体を変化させてきましたが、人間は体の変化に乏しく、その分、考える力や知識のもとに環境を作り変えてきました。
歴史から考えてこのように進化してきた動物は人間しかなく、所謂ホモ・サピエンスの進化には未だに謎が多く、今でも研究がされています。
しかし、ほとんどの方が人類の進化についてはピンと来ていないと思いますが、実は探ると奥が深く、これまでの発展や今後の未来について考えることができる分野になっています。
また、人間は変化は乏しくても日々、実は知らないところで進化しているのです。
外見は変わらなくても知識や考え方などに変化はあり、いつまでも昔の考えでは生きられない場合もあります。
昔の偉人に注目が集まるのは、実は現代でも通用する考えを持っているからです。
もしかしたら彼らはその時代では未来人のような存在だったのかもしれませんね。
もしくは、今の現代にもあなたが知らないだけで未来人として生きている人がいるのかもしれません。
そんなスピリチャル的な考えも良いですね。
そこで今回こちらの記事では人類の進化についてまとめました。
理系的な要素もあれば、文系的な考えの部分もありますので、どなたでも安心して読むことができますよ。
難しく考えては先へ進めません。
ぜひ、簡単に考えて読んでいただけましたら幸いです。
進化するために必要なことで、1つでもピンと来た考え方などがありましたら、ぜひ、あなたの生活に役立てましょう!では、じっくりどうぞ!
️日々進化していく社会や人間
私たちの知らないところで社会もそうですが、人間も日々進化しています。
まぎれもないことは今感じる1秒ごとに進化しているのです。
生物学的な視点で行くと、人間や動物の細胞は日々生まれ変わっているので、今の自分と明日の自分は、自分では気づかないものの、細胞から見れば全く別のものになっています。
また、これまでの考え方と今の考え方に違いがあれば進化と言えますし、知識をいっぱい積むことも進化と言えます。
このようにきづかない部分で私たちは進化をしているのです。
とくに社会は目まぐるしく変化をし、進化もしています。
つい10年ほど前まで存在しなかったものが今は当たり前の物にようになったりしていて、人間が社会の変化についていくのが大変な状況になっています。
実はこの時点で、変化への対応で格差が生じていて、これが経済の格差にも繋がっていると言われています。
進化に敏感な人は次に何をすれば良いか考えているので、利益を生む行動を取ろうとします。
進化に鈍感では次に何をすれば良いかという考えすら浮かばず、むしろ、時に身を任せるといった感じで行動すら起こそうとしません。
進化に敏感にならないと損をしてしまう可能性が非常に大きいのです。
また、最近では、進化を受け入れられないと言う方もいます。
要は、これまで得たことが通用しなくなるのが怖いのと、新たに覚えることを嫌がっている傾向があります。
「自分には必要ない」と言って聞く耳を持たなかったり、頭が固いことも悪く影響しています。
単純に考えて、人間は生まれてから時間が経つにつれて大きくなったり、知識を得たりして成長し進化します。
実は、これは社会も一緒なのです。
人類は自分の進化も認識しなければいけないほかに、社会の進化にも敏感にならないといけないのです。
️人類の進化の経緯
私たちが日々進化していることがわかったところで、ココからは人類の進化について歴史的に見ながら説明していきたいと思います。
もともとは猿と同じような動物だったのが何だかの影響で二足歩行になり、そこから道具をつかったり、言葉を覚えたりなどし、知識を得てそれを活かして生活するようになっていき、そして開発などを行うなどして進化をしてきた人類ですが、歴史的に見ればなぜそのようになったのか、またそれがどう影響したのかなどはあまり知られていません。
しかし、これまでの進化の仕方は間違いなく私たちの今の生活に直結しています。
まずはここから抑えてみることで、進化についてもっと知りたいなどと感じることができるのではないでしょうか。
生まれた時からみんな進化をするようになっています。
進化に敏感になることが今は大切になってきているのだと思います。
人類の進化のおおまかな歴史
歴史的に考えるとはじめは動物でした。
今でも生物学的な側面で見ると人間は動物です。
生物名ではホモと言います。
しかし、言葉や脳の発達によっていつしか人類が動物から切り離されているような感じになっていますが、今でも人間は動物です。
別に他の動物を圧倒しているわけではありません。
一番大きいこととしては何度も言いますが、二足歩行になったことです。
この進化がなかったら今の人類の進化はなかった言っても過言ではありません。
二足で立ったことにより、幅広い行動能力を持ち、そして、言葉などいろいろな発展に繋がったと言えます。
まずは、動物学的な視点からスタートして説明していきます。
生物系で難しそうと思うかもしれませんが、そんなことはありませんので、安心して拝見してくださいませ。
ヒトから人間へ
そもそも当初、人間は脳が発達したことにより二足歩行になり、人類として確立したと20世紀の初めは考えられてきましたが、1924年にアウストラロピテクスの発見によって、その考えが間違いだと言うことがわかりました。
アウストラロピテクスは、二足歩行で生活していたものの、脳の大きさがチンパンジーと変わらないことが分かりました。
よって、もともとは猿と同じように生活していた種族が二足歩行になったことで人類として第1歩を踏み出したと言えます。
つまりは陸地に降りたことを意味し、これまでの木の上などでの生活が主ではなくなり、陸地で生きることが主となったので、そこで生きるために変化をしていくのですが、それが他の動物と違い、体ではなく、脳の発達が進んだと考えられています。
道具を使い始める
陸地で生活をし始めたことにより、人類が所謂道具を使い始めたのが約280万年前と言われています。
研究では骨を使っていたのではないかと言われていますが、それは定かにはなっていません。
石器などを使い始めたと言われていて、ココから次の進化までは約200万年かかっています。
しかし、石器を使い始めたことにより生活に変化ができて、特に食生活は劇的に変化し、今までに食べられなかったものが食べられるようになったことが大きいと言われています。
石器を使うことで火が使用できるようになったので、焼き物などを食するようになり、これまでには得ることができなかった栄養を得ることができるようになったので、それがまた、人類の進化の礎になったとも言われています。
また、火の発達によって、灯りを使うようになったので1日の行動時間が増えたとも言われています。
ある意味、石器の使用は人類の生活に大きな変化を与えるきっかけになりました。
言葉を持つようになる
行動などをするようになり、徐々に同じ種族で小さなコミュニティを形成するようになったことで、文化ができたと言われています。
この時に言葉も使うようになったと言われていますが、脳がまだそれにおいていなかったのかコミュニケーション障害があったと考えられています。
しかし、ココでコミュニティーを形成したことが大きく、言葉の成り立ちに繋がりました。
もし、コミュニティが形成されていなければ、言葉というものそのものができなかった可能性が高く、今の人類に直結しなかった可能性が高いです。
また、いくら言葉ができたと言っても同じホモ種族を見ても得たいのしれないものと思ったらしく、スムーズにコミュニケーションを取るようになるまでに時間がかかりましたが、脳の発達とともにコミュニケーションが取れるように進化していきました。
動物を狩るようになる
今から約8万年前になると脳が発達し、道具なども開発するようになり、もちろんコミュニケーションも取れるようになりました。
そのことでコミュニティで生活することがより大切になっていき、他の動物を狩るようになっていきました。
所謂、食料の確保です。
コミュニケーションが取れるようになったことは大きなことで、自分たちよりも大きな動物を狩るために集団で協力して行うようになったなど、集団生活の部分に大きな影響を与えました。
同時に狩りに必要な道具の作成や、動物の行動を読み取る、獲物の確保方法など各方面で考えるようになったことが視野を広げるきっかけにもなり、また、幅広い考えを持つきっかけにもなりました。
このころの人類は何に対しても好奇心が旺盛だった考えられています。
農業や畜産を始める
そして、約1万2000年前ごろから農業や畜産が始まったとも言われています。
これまでは獲物を狩るや森に行って食料を採取してくるなどのテマヒマがかかったり、体力のいる手段が多かったのですが、より効率化を図ることを考えたことから農業や畜産が誕生したと考えられています。
農業や畜産が発達したことでいろいろな方が食料を確保できる手段を得ることになりました。
同時に小さなコミュニティで生活するようになり、やがて組織化され、強化のために防衛などを考えるようになり、それが王国や帝国などの考えに繋がっていったと考えられています。
コミュニティ同士で物々交換があったのではないかと考えられていますが、同時にコミュニティ同士での争いもあったと考えられています。
このころから今のような感じのコミュニケーションが発達したとも考えられています。
最近の人類の進化
これまでは人類の誕生に関する進化について説明してきましたが、ここからは現代に戻るとして、ここ最近の人類の進化について説明したいと思います。
人類が誕生してからの進化のパターンと、現在の人類の進化の違いについて比較して見るのもいいかもしれませんし、進化の過程を知ることで今後はどのように進化していくのかなどを考えるきっかけになってみても良いと思います。
最近の進化過程も目が離せない部分が大きく、今後の私たちの生活に直結することが多いと感じられます。
ぜひ、ここから抑えることが社会の変化にも敏感になれるきっかけになりますので、しっかり理解しましょう。
ここ数年で人類が開発したもので社会は大きな変化と進化をしていることは間違いありません。
科学技術の発達
何と言っても21世紀の進化には欠かせないのがこの科学技術の発達です。
最近では目まぐるしく発達しているので追いつくのが大変と思う方もいますが、実はそれが盲点なのです。
難しいと思わせることで大きな儲けにつなげようとしている方々が結構いて、実際には難しく感じていない人があらゆることでお金を取ろうと模索しています。
一番わかりやすいのが携帯電話で、1990年代の終わりごろから2000年代の初頭はほぼ無料で販売されていた携帯電話ですが、インターネットやワンセグなど機能をいっぱいつけたことにより携帯電話単体に価値をつけて分割でお金を取るようになりました。
知らないところでお金を取る仕組みを成り立たせていたのです。
分割が終わるころには携帯電話がおかしくなるなど、機種変更をしないといけないなどのこともありました。
何よりも一番大きいのは、スマホの登場です。
電話も、インターネットも、テレビも見られるなど、ある意味ドラえもんの「何でもBOX」のような役割をしていて、まさに科学技術の発達を象徴するものです。
インターネットの開発
20世紀の終わりに登場し、今では誰でも利用しているインターネットですが、何より大きかったのが画面一つで世界のことを知ることができると言うことで、徐々に世界に浸透していくことでインターネットを考えたビジネスも増えて行ったのが象徴的でした。
一時期はこれで情報格差がなくなると言われましたが、インターネットが世界的に広がったことで良くも悪くも情報があふれてしまったので、量の意味での情報格差を解消されても、質の意味での情報格差が広がったことが問題になっています。
また、インターネットは自分が興味のあるものしか見ないと言った観点があり、視野が狭くなってしまっているのではないかとも言われていて、自分の世界だけにのめり込んでしまうなどの危険性が現れています。
今後はインターネットをどう利用するのかが課題であり、インターネットに依存してしまわぬようにしなければなりません。