日本人は、世界に比べると勤勉だというイメージがあるようです。

勤勉であるから仕事する時間が長く、睡眠時間が短いようです。

勤勉な国民だからと言っても、睡眠はきちんと取りたいですよね。

「睡眠不足」という言葉は、昔から日本で使っている言葉ですが、「睡眠負債」という言葉も最近は聞くようになりました。

「睡眠負債」と言うとなんだかまずいことをしているような気がしてきますが、体に及ぼす影響はかなりのものがあります。

人はなぜ睡眠をとるのか?

科学的や医学的に証明されていることもありますが、人間の体の全てが解明されているわけではありません。

太古の昔から、人間には睡眠が必要でした。

生物でもそうです。

現代になると、いつでもどこでも自分の望むことができるようになり、睡眠時間を削ってまで起きて好きなことをしたり、望むことをしたりすることが多くなってきています。

また、長年続いている不況が、仕事をする時間を増やし、ストレスなどが睡眠を妨げてしまっているということもあります。

ただ睡眠時間を取るというだけでは、体が追いつかないというのが現代で、睡眠時間の確保も大事なのですが、睡眠の質についても気を向けて起きたいところです。

「きちんと寝たつもりでも眠い」というのが多いという方は、ライフスタイルを見直してみて、どうやったら短い睡眠時間の中でも心身ともにリフレッシュし、疲れなどが取れるかというのをじっくり検討してみる必要があると思います。

「眠い」というのは、質の良い睡眠が取れていないということに他なりません。

質の良い睡眠を取ることで、頭もスッキリし、体の疲れも取れます。

たとえ、睡眠時間が短くても質の良い睡眠を取れれば睡眠不足、睡眠負債にはならないのです。

寝たはずなのに、眠いとか疲れが取れていないということのないようにするにはどうしたらいいのか、眠い時に考えられる原因と対策を一緒に考えていきましょう。

いつも眠いと思っていませんか?


きっちり睡眠を取っているつもりでも、毎朝スッキリ感がなく、体がだるいまま仕事に行く毎日。

当然、仕事のパフォーマンスも落ちて行く一方ですよね。

良い睡眠ができていないと疲れが蓄積されていき、良いことは何一つありません。

昼食を食べて、しばらくすると眠気が襲ってくるということは、睡眠がきちんと取れていないということの証拠だと思います。

睡眠時間を長く取るという方法を思い浮かべてしまうと思いますが、睡眠について知ることで、たとえ睡眠時間が短くてもぐっすり眠れて、疲れが取れて、頭がスッキリするということがありますので、睡眠についてもう一度知識を深めるようにしてみましょう。

そうすることで、「今までの自分の睡眠の何がいけなかったのか」というのがわかりますから、今後の睡眠に活かせることができるようになります。

人間の一生のうちに睡眠に割く時間は3分の1と言われています。

他にもいろんなことをしなくてはならない人生なのに、一生の3分の1を睡眠時間に費やしているのです。

どれほど睡眠が人間に必要かということがこれだけでもわかりますよね。

ですが、その貴重な睡眠をきちんと取れていないということが多い世の中に生きているわけですから、睡眠時間に割く時間が無駄にならないようにすることで、人生の限られた時間を無駄にするということがなくなるはずです。

仕事でも遊びでも、何に関してもパフォーマンスが向上するための睡眠を取るにはどうしたらいいのかという疑問を解決することで、普段感じる眠気がなくなってくる可能性があります。

いつも眠いというのは、体が疲れが取れていないし、頭もリセットされていないから、寝ようと言っているのです。

言い方を変えれば、体が「寝て休め」と警告をしていると言っても過言ではありません。

体が発する警告は、無視していて良いことはありません。

意思の力などで少しは何とかなるかも知れませんが、いずれ大きい何かになって帰ってきます。

それは、体調を崩したり、大きな病気になったりという形で襲ってきます。

そう考えると、とても怖いですよね。

何ごとに関しても、体が基本と言われている中で、体が不調をきたす原因になる睡眠の不足や負債。

睡眠に関する知識を深めて、体がいつも調子がいい状態をキープできるようにするのが理想です。

人は何故眠るのか?

では、人は、なぜ眠るのでしょうか?

きちんとした説明ができるのであれば、睡眠に関する知識があるということです。

そのような知識がある人は、あとはライフスタイルを見直して、質の良い睡眠が取れるようにすればいいだけですので、もう少しの努力が必要です。

人が眠る理由は、簡単に説明すると、次のような意味があります。

「脳」

起きている間に、勉強ででも経験であっても、それらを記憶として定着させるために脳は動いています。

それらで使っている脳を休ませないことには、脳も情報の処理能力が追いつかなくなってしまうということです。

また、記憶を定着させるという意味合いもあります。

勉強していると、覚えなくてはいけないことがたくさんありますよね。

学生の頃などは、寝ないと記憶は定着しないということを聞いたことがあると思います。

テスト前には一夜漬けをしたりしていた人もいらっしゃったかと思いますが、一夜漬けで覚えたことを今でも覚えていますか?

私も学生の頃は、全てのテストのほとんどは一夜漬けでした。

案の定、一夜漬けで覚えていたものは、今は何一つ覚えていません。

勉強のこともそうですが、経験したことなどの記憶を定着させるには、睡眠で脳を休ませ、脳内の情報を処理する必要があるのです。

人間の脳というのは、感情や思考で常に働いています。

また、体を動かす司令もしていますし、感覚を脳で処理しています。

脳に関しての専門知識がなくてもその辺は想像できますよね。

その脳を休ませるには、睡眠しかないのです。

また、起きている間にやったことなどの情報を処理するには、睡眠するしかないのです。

人間の脳は、スーパーコンピューターよりも性能が良いので、処理するいろんなことで溢れかえっていると言っても過言ではありません。

その脳を休ませるため、脳内の情報を処理するために睡眠が必要なのです。

次に「体」です。

体を動かしていると筋肉も動かしますし、血液はずっと体全体を循環しています。

その血液を体内に循環させている心臓は、24時間年中無休で動いています。

内臓も血液で動いていますし、細胞も生まれ変わっています。

当然、体全体が疲れてきます。

体の中も外も、それらの疲れを取るベストな方法が、眠るということなのです。

もちろん、心臓は止まることはありませんが、内臓であったり、他の機関を休ませることができるのが睡眠だとイメージしていただければ、わかりやすいかもしれません。

脳も体も質の良い睡眠を取ることで、脳は情報を処理でき、処理できたあとはパソコンで言うスリープ状態になり、体はオーバーヒートしそうになるのを防ぐことができるのです。

もし、それらができないような睡眠をずっと取っていると、当然故障してくる箇所が出てくるというのは、想像しやすいと思います。

睡眠を取ることで、簡単に説明するならば、リセットできるものが、きちんとリセットできていないという事になり、その状態が長く続けば、当然不具合が出てきますよね。

人間が眠るということは、これだけの意味があり、きちんと眠らないと大変なことがある可能性が高くなるということがおわかりいただけたかと思います。

ただ、睡眠時間を長く取るということではなく、質の良い睡眠をきちんと取るということを意識して、実践できるように工夫してみましょう。

そうすれば、脳も体も最高のパフォーマンスができる毎日を送ることができますよ。

脳を休ませるには眠るしかない

先にも少し述べましたが、脳を休ませるには眠るしかありません。

その理由を簡単に言うと、脳内にある情報を処理する時間が必要だからです。

スーパーコンピューターよりすごい性能を持った脳ですから、休ませなくても大丈夫ではないかと思われるかもしれませんが、実際は違います。

コンピューターも、電源を切るということはすると思います。

家にあるパソコンは、電源を落としますよね。

コンセントには繋いでいるとしても、電源を落とすことで休ませるということをすると思います。

また、パソコンには、「デフラグ」や「最適化」というのがありますよね。

「眠る」ということは、脳を「デフラグ」するということです。

「最適化」を寝ている間にしているということです。

パソコンをデフラグや最適化をしないと、動作が遅くなったりしますよね。

それと全く同じだと思っていただいていいと思います。

起きている間に溜まっていく情報を処理しないと脳のパフォーマンスが落ちます。

たとえ、勉強で頭を使っていないとしてもです。

ですから、眠るということは脳に関してとても大事だということを理解していただければ、睡眠についての考え方も変わると思います。

眠いのは脳が休みたがっている

眠いというのは、睡眠時間内で、脳の最適化やデフラグがきちんとできていないと考えていただけると、なるほどと思うかもしれません。

だから、脳は、「休ませて」という信号を出しているんです。

どうしても眠くなってしまうのであれば、10分でも15分でもいいので、眠るようにしてみはどうでしょうか。

それだけでも脳は休むことができますので、スッキリするはずです。

睡眠時間で補えなかった分は、そういう10〜15分くらいの仮眠で補うという方法もありますので、体や脳にはとても良い事になるのです。

本来であれば、眠っている時にきちんと質の良い睡眠が取れているのであればいいのですが、なかなかそうは行かないという方は、仮眠を取り入れるという方法もやってみましょう。

眠らないと人間は死に至ります


人は、眠らないと死に至ります。

その理由として挙げられるのが、体の不調から始まりしまいには病気になるというのがあります。

また、頭も体も休まらないことから、ストレスが解消されることのない状態が続くため、精神を病むということもあります。

それらの原因により、健康を害し、最終的には死に至るという結果になります。

起きている時に、眠いと感じる理由は、様々あります。

ストレスが溜まっている。

体が疲れすぎている。

それらがないとしても、夜に眠れないいろんな原因がある。

これらを一言で言えば、睡眠不足や睡眠負債という言葉になります。

もし、あなたが起きている時に、眠いと感じることが多いのであれば、何故、睡眠不足なのかや、何故、寝ているはずなのに眠いという睡眠負債になっているのかということを真剣に見直すようにする事を強くオススメします。

極端な話しと思われるかもしれませんが、最終的には体を壊してしまうことになります。

軽い病ならまだいいのかもしれませんが、重い病になってしまうという可能性も強くなります。

また、精神を病んでしまうということも十分考えられますので、ライフスタイルなどを見直し、まずは、グッスリ眠ることに工夫をしてみてください。

ノンレム睡眠が重要

先にも述べましたが、ノンレム睡眠が一番脳と体を休ませることが出来る睡眠です。

眠っている時は、ずっとノンレム睡眠だったらいいのですが、残念ながらレム睡眠の後にノンレム睡眠をするというサイクルを繰り返しています。

こちらで紹介したような眠りやすくなる方法などを実践してみて、起きる時はノンレム睡眠が終わる頃になるように目覚まし時計をセットしてみるようにしてみてください。

レム睡眠が終わる頃に起きてしまうと、脳の処理が終わる頃ですので、脳がスッキリとはしていない状態ですし、体の疲れも完全に取れたとは言えない状態になりますから、起きた時に、ダルかったり、重かったりするのです。

入眠しやすくなるような工夫をして、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを把握して、ノンレム睡眠が終わる頃に起きるというのを習慣にしたいところです。