数年前に話題になりすっかり定着してきた「断捨離(だんしゃり)」は今では人間関係においても不要な人間関係を断ち切るという意味で使われるなど広義になってきました。

ここでは、物に関する断捨離のみを取り上げます。

断捨離に興味はあっても、いざ思い切って色々捨ててみようとしても、なかなかうまくいかないですよね。

やっている内に全部必要なものに思えてきてしまうものです。

断捨離とはそもそも何なのか、どうしたら上手くできるかという方法をご紹介しますので、年末の大掃除に向けて確認してみてください。

️大掃除といえば断捨離

年末が近づくと大掃除への義務感が出てきます。

散らかった部屋を見渡すとやる気が失せますね。

その上、掃除して衛生面はクリアできても物がごちゃごちゃ溢れてしまって見た目が変わらないのが悩みの種、という人もいるのではないでしょうか。

これをどうにかするには、もう物を捨てるしかない、そんなときには断捨離を検討してみましょう。

断捨離とは


「もったいない」の精神は日本人の特性として染みついており、世界からもエコであると称賛される対象ですが、それが行き過ぎるとゴミ屋敷になってしまいます。

そういう方も、断捨離の本当の意味と意義を知れば「もったいない」の捉え方を変えることができます。

断捨離という言葉は、やましたひでこさんという方の著書で発表されてから広まりました。

片づけ術としてのイメージを皆さん持っていると思いますが、ポイントは、ただなんでもかんでも捨てればいいというものではない、ということです。

不要なものを捨て生活に調和をもたらすこと

「使えるか使えないか」ではなく「必要か不要か」に焦点を当てます。

身の回りにある洋服や雑貨、家電などを見渡してみてください。

使わないままとりあえず取っておいてあるものがチラホラあると思います。

これらはいつか必要になる時が来る“かも”しれませんが、今は不要ですよね。

これらは必要になったときに再び手に入れればいいのです。

不要なもので空間が埋め尽くされていると、本当に必要なものが見えなくなったり迎え入れることができなくなってしまいます。

これらを手放すことで空間的な余裕を確保し、本当に必要なものに厳選していく作業を通して物欲を抑えます。

物が限られれば室内の動線も確保しやすくなり、生活に調和が生まれてきます。

ものへの執着を捨てること


やましたひでこさんの公式サイトによると、断捨離の漢字の意味はそれぞれ下記としています。

“「断」=入ってくる要らないモノを断つ
 「捨」=家にはびこるガラクタを捨てる
「離」=モノへの執着から離れ、ゆとりある“自在”の空間にいる私 “
「断」と「捨」によって「離」の状態になろう、というのが断捨離の目的なわけです。

つまり、ただなんでもかんでも捨てて終わりではなく物への執着から離れるところまで到達してやっと断捨離が完成します。

せっかく捨てても次にまた物を集めてしまっては同じことの繰り返しになる上、結果捨てるものに対して散財もしてしまうので、これを機に「断」や「捨」だけでなく「離」にも取り組んでみましょう。

不必要・使わないものを手放すこと

「捨」の部分です。

まずは今持っているものの中から不必要なもの、使わないもの、現状使っていないものを手放すことから初めてみましょう。

手放す勇気を持って達成できたときは心もスッキリします。

しかし、「まずは」と言いながらこれが難しいので後半で詳しいやり方をご紹介します。

闇雲に捨てて後悔すると一回やっただけで続かないので、手順を追って断捨離することが大切です。

その後、「断」で新たに不必要なものを手に入れないようになれば綺麗な部屋の状態を維持できます。

️断捨離の目的とは

最終的には「離」の状態、物への執着から離れることが目的です。

最終目的を果たすためには細かな目標設定と目的意識が大切になってきます。

その過程には「自分を知ること」も含まれます。

では断捨離への意識を高めるために細かな目標を確認していきましょう。

項目ごとに具体例やメリットなどもご紹介しますので、躊躇っている人もやる気を出せるかもしれません。

本当に必要なものを知る

これは食品で考えてみるとわかりやすいです。

冷蔵庫内で賞味期限切れが続出してしまう人は要注意。

まだまだ冷蔵庫にも食料置き場にも消化できるストックがあるにも関わらず、割引シールや安売り広告を見るとついつい食品を買ってしまい、結局全てを賞味期限内に消化しきることができずに捨てることになってしまうというものです。

こういう人は、“今”本当に必要なのかを考えず目先の得だけで購入しています。

食品には期限がありますから、計画的に消費していかなければならないにも関わらず、結果として月の食費が増大し損をしていることになります。

この傾向がある人は、いつか使うかもしれないおしゃれな紙袋や、いつか痩せたら着れるかもしれない服などを取っておくことが傾向があります。

また、セールだからと近所にしか着ていけないようなTシャツを買ったり、普段は着れないような華美な服を買ったりもします。

しかしそれらは目先の得だけの商品であったり“いつか”必要になる“かも”しれないものであって、今の自分にとって必要なものではありません。

これから何かを買い足す場合でも、今本当に必要なものは何なのかを常に把握していれば余計な物を買わずに済みます。

よく考えて見れば生活する上で本当に必要なものなど大してありません。

最低限の物と、あったら嬉しいものを少しそろえる程度の生活をすることが断捨離の目標の1つ目です。

これが達成できると貯金も上手くいくようになります。

部屋をきれいにする

物がごちゃごちゃと置いてある空間では掃除がしづらく、おしゃれのつもりで並べた雑貨などは、よほどマメな人でなければ埃が溜まる一方でおしゃれよりもガラクタ置き場になってしまいます。

また、掃除機やゴミ袋、ブラシなどの掃除グッズを手に取りやすいところに置いておく、洗濯機とハンガーや洗濯バサミなどを近い所に置くなど、日頃から部屋をきれいにするためには掃除しやすい動線づくりと物の配置が鍵です。

そしてもう一つ大切な、部屋をきれいにするためのコツは、自分が毎日できる掃除のレベルを知ることです。

仕事などで忙しく平日に掃除の時間が取れない人なら休日だけでできる掃除のレベルに合わせた物の数と配置にすること、毎日掃除ができる人でも自分の性格からそこまでマメにやれるのかどうかを検討しましょう。

お子さんがいる場合、彼らは大人ほど上手に物を片づけることができません。

子供が簡単に片づけられるように大き目のボックスを用意したり、わかりやすい片づけルールを作って教えるなど工夫してあげましょう。

ストレスを減らす

本当に必要な物の中でも使用頻度が高いものはすぐ手に届く場所に置いてあることがほとんどです。

一方、数か月に一回程度確実に必要になるものや季節物などは、いらない物に囲まれた空間ではどこにやったか忘れやすくなります。

自宅にいる時くらいストレスが無い状態でいたいものです。

確実に必要になることがわかっているものだけに絞ると「あれが無いこれが無い」と探し回る手間がなくなります。

また、空間に余裕が出るため、ある程度掃除をサボっていても綺麗な空間に見えるというメリットがあり、掃除もしやすくなります。

物を探し回るストレスから解放され、さらに一大仕事として億劫に感じる「掃除しなきゃ…」というストレスも軽減されるわけです。

シンプルな生活をする

ベストフィットな生活をすると言った方がわかりやすいかもしれません。

“自分にとって”無駄なことを排除するだけでいいので、とにかく何でも捨てて物が少ない生活をしようということではありません。

自分にとっては大切なものまでスッキリしたいために捨ててしまうと結局後から購入することになってしまい、むしろ物欲が加速して収集がつかなくなってしまいます。

物でごちゃごちゃしていることへのストレスと、その物が無いことによって生じるストレスとを天秤にかけて「あったら多少便利かもしれないけど無くても何も困らないな」というものを排除すればいいのです。

自分にとって必要なものが厳選できれば洗剤1つとっても雑多になることはなく、なくなったらそれだけを買い足せばいいので出費も抑えられるようになります。

自分のスタイルを理解する

ファッションを具体例にして見てみましょう。

普段は仕事でオフィスカジュアルを着ているけれど、本当の趣味はフェミニンな服だったとします。

休日どこかに着て行くためにとフェミニンな服をとっておいたものの、休日に出かける予定はほとんどなく、むしろ疲れを癒すために寝ていたり、溜まっていた家事を消化することで過ぎていってしまうとしたら、フェミニンな服を着れる機会があるでしょうか。

その内時が過ぎて、気づくと年齢と服が合わなくなってきます。

しかしフェミニンな服自体はほとんど着ていないし、手放すにはもったいない。

メイクなどを頑張ればギリギリいけるだろうかと思案しているとまた時が過ぎて行くという状況になります。

結局今の生活スタイルの中で活躍できない服はタンスの肥やしのままです。

今必要なものを検討しようと記しましたが、自分の感情では欲していても生活スタイルから現状では持っていても仕方がないというものがあります。

とくにファッションや一過性の趣味などに関する物については、それが実行できる時になってまた手にすればいいので今は諦めて手放す勇気を持ちましょう。

また、週末にしか洗濯ができる時間がないのに洗濯物を入れておくカゴが小さいと溢れてしまって入れるのが面倒くさくなり、床に積み上げたりどこかに脱ぎっぱなしにしているということがあります。

積み上がった洋服は見た目が悪い上に洗濯するときの効率も悪くなるので手をつけるのが面倒くさくなります。

そういった場合も自分の生活スタイルが理解できていれば一週間分を置いておける洗濯カゴを買えば済む話です。

たとえば実家が洗濯機の上に置けるカゴのサイズだったから無意識に選んでいてしまったとしても、それは親が毎日洗濯してくれているから回転していた効率であり、今の自分の生活とは合っていません。

誰かの生活に合わせるのではなく自分の生活スタイルを理解して気持ちよく過ごせるように考えてみましょう。

人間関係を円滑にする

これは一歩進んだ断捨離です。

物について必要か不必要かを考えることと同じように、人間関係についても断捨離することが最近は話題になってきています。

全然性格もタイプも合わないのに惰性で一緒にいるような、友人と呼ぶには微妙な関係の人とのつながりを切ったりすることです。

あるいは、結婚するには何か違和感がある彼氏と別れたり、仕事内容は良いけど人間関係で疲れ切る職場なら転職するなど大きな決断をする場合もあります。

そうすることで、本当に大切な人と過ごす時間や自分を成長させるを増やして充実しましょう、という主旨です。

また、物に関する断捨離だけでも、日々のストレスが軽減すれば余裕が出て表情や言動にも表れてくるので人間関係が円滑になるということもあります。

️断捨離は心のリセット

物の断捨離をして空間がスッキリすると、同時に心もリセットすることができます。

年末の大掃除などで経験がある人も多いと思いますが、身の回りを綺麗にすることは心を晴れやかにする効果があるのです。

掃除だけでもだいぶ気分は良くなりますが、その上位が勇気をもって物を手放す断捨離です。

断捨離をすると身も心も洗われる

「捨」によって不要なものを手放すことで、今の自分にとって本当に必要なものが見えてきます。

必要なものがわかれば、将来的に新に必要になるものが出てきても、それを迎え入れる空間を手にすることもできるのです。

余裕のある空間では洗濯や掃除などもしやすくなるので清潔な暮らしができ体にも良いです。

「断」」として、物を購入する時に、必要なものか単なる物欲なのかを冷静に判断すれば物欲は抑えられます。

それによって貯金ができるようになり、金銭的な余裕が精神的な余裕をもたらすことにもつながります。

「断」を繰り返すうちに自然と自分にとって必要なものが明確にわかってくると、物に執着しない「離」の状態へ向かいます。

物のことを考える時間が人間関係や将来のことなどに使えるので精神的にも楽になることでしょう。

思い切って断捨離をしてみよう

やる気はやっている内に出てきますから、まずは思い切って始めてみましょう。

と言っても何度も記載した通り、いきなりガンガン捨てていくのはおすすめしません。

後悔する確率が高いからです。

まずは「本当に必要なものを知る」「自分のスタイルを理解する」ことから始めましょう。

️断捨離の方法・やり方

断捨離の効果的な方法・やり方を手順ごとにご紹介します。

この手順を実践すれば「本当に必要なものを知る」「自分のスタイルを理解する」ことに時間を使えるので後悔することがなくなります。

手順の1つ1つを詳細に記すのでイメージしながら読み進めてみましょう。

部屋のものをカテゴリー分けする

必要なのかどうかを重視してカテゴリー分けをします。

箱などを用意すると便利ですが、中には大きいものもあるので、メモを貼るなどでも構いません。

また、部屋にある全てのものを対象に始めると手広くなりすぎて初めてには向かないので、まずはクローゼット内の服などからスタートしましょう。

とりあえずクローゼット内にある洋服の数々を思い浮かべてみてください。

使っているもの/使っていないもので分ける

さて、クローゼットを開けると服がぎっしり入っていると思います。

服の数はそんなにないという人は買い集めた雑貨や本などでもいいです。

その中から、使っているもの/使っていないものでざっくり2分割していきます。

使用頻度が年に1回あるかないかというものは使っていないものに振り分けましょう。

あるいは似たようなものが多い場合は、残すとしたらどっちか、ということを考えて残すものを使うものにカテゴリ分けします。

迷ったら1ヶ月保管

使わないものと決まればすぐに捨ててしまっていいですが、迷ったら一ヶ月は保管しておきましょう。

最初は少しの迷いでも残しておいて大丈夫です。

なぜ一ヶ月かというと、一ヶ月間使わないものはおそらく今後も使わないからです。

つまり、生活スタイルに入ってこないもの、と判断できるのです。

もし「保管」だらけになったとしても、いくつかある「使わない」物を手放すことを繰り返す内に、手放すことへのスッキリさから判断基準が変わってくることもあるので、最初からガッツリやらなくても構いません。

断捨離は一回こっきりのものではないので、気長にやるくらいの気持ちで取り組みましょう。

1ヶ月後に同じ振り分けをする

カテゴリ分けが終わったら、「保管」に振り分けたものを一ヶ月後に再度検討します。

一ヶ月以内に使ったものであれば「使う」に振り分け直し、「使わない」ことが確実になったらゴミ袋にまとめます。

それだけで結構スッキリしますよ。

後述しますが手放し方は捨てる他にも売るなどの選択肢があります。

とはいえ自分にとっては不要なものなので、再び迷いが出ないようゴミ袋に入れておくのがおすすめです。

ゴミ袋に入れてクローゼットなどから出しておくと、早く手放さなきゃ邪魔だなと思えることも断捨離を進めるのに役立ちます。

思い出のものなら写真に残すと捨てやすい

洋服にしろ雑貨にしろ使わないけど思い出があるから手放せないというものもありますよね。

それは、物があることで視覚的に思い出が呼び起こされ愛着が出てしまうためです。

それなら写真に残して振り返れるようにすれば解決します。

写真であればデータ保管なら場所をとりませんし、現像してアルバムに入れるとしても現物を残すよりかさばりません。

捨てる方法を考える

いらない物が決まったら後は手放すだけ。

手っ取り早いのはゴミの日に出してしまうことです。

すぐに部屋からなくなるので「やっぱり惜しいな…」と必要もないのに引っ張り出さずに済みます。

その潔さからだいぶ気持ちもスッキリします。

場所によっては一回で出せるゴミ袋の数に制限があること、分別ルールも異なるのでそこだけ注意しましょう。

一番手っ取り早くスッキリできるのは捨てることに違いないですが、捨てる以外にも手放し方はあるのでご紹介します。

売れるものは売る

どうせなら売れるものは売ってお金に変えたくなりますよね。

その時は、使わないカテゴリの中から売れそうなものを選別します。

服なら色褪せやほつれ、穴などがないものを最低条件とし、雑貨なら人気がありそうなものを選ぶのが大切です。

家電などは耐用年数や使用度合などから相場を調べて検討します。

これらの選別ができたら、下記に示す捨てる以外の手放し方のどれが合うかを考えてみましょう。

リサイクルに出す

リサイクルショップに持っていくのはおすすめです。

お店によっては買い取れない物は持って帰らなければいけないので、そういったお店に持っていくのは売れ筋だけに絞ります。

また、服については重さで買い取ってくれるところもあるので、あれこれ詰め込んで出してしまうのも良いです。

これはお金としては数百円程度にしかなりませんが、どうせいらないものですからタダより良いですよね。

「売れるものは売る」の項目で売れそうなものを選別することをおすすめしたのはこれが理由です。

それ1品で価格がつくものと、量で価格がつくものとを分けておけば売り方が選べるのです。

あるいは無料で引き取ってくれるだけのところもあります。

資源としての回収だったり、リサイクルショップとして販売しながら得た資金を募金に回すところなどです。

ただ捨てるよりは世のため環境のためになるのでこういったリサイクルの場所を利用するのも手です。

人に譲る

ありがた迷惑にならなければ人に譲るのはOKです。

「手放そうと思うものがいっぱいあるんだけど、見に来ない?もし気に入ってもらえるものがあったらもらって欲しいの。

他の物は売るか捨てるかするんだ」と、相手がもらわなければならないプレッシャーが無いように声をかけましょう。

自分にとってはいらないものでも、その人にとってはもらって嬉しいものかもしれないので、選んでもらうときにはちゃんとテーブルなどに綺麗に並べる気遣いをします。

ゴミ袋に入っているものの中から選んでくれ、だともらう側としてはみじめな気分、バカにされている気分になってしまいます。

せっかく断捨離に協力してくれているので、お互い良い気持ちになれるよう心掛けることが大切です。

フリマに出す

場所を借りて売るフリマは様々な所で定期的に行われています。

一日で一気に捌くことができるので、フリマの日程を確認してから断捨離をしてみるのがいいかもしれません。

ただ、一度に運ぶ量が多いと移動などがなかなか大変ですし、余ったら持って帰らなければならないことを考慮しましょう。

あるいは、最近流行のフリマアプリを駆使するのも良い方法です。

これなら売買が決まってから発送すればいいので持ち運ぶ苦労はありません。

デメリットとしては売れるまで持っていなければいけないことです。

一定期間の内に捌けなかったものは出品を取り下げてリサイクルショップに売るなどするとスッキリするので、発送費などを含めても利益が取れそうな価格が設定できるものを掲載期間を決めて出品するのがおすすめです。

フリマアプリで出品する際には、できるだけ状態がわかる写真を掲載すると良いです。

場所を借りてその場で売る従来のフリマとは違い、画像でしか商品を判断できないフリマアプリでは、買う側は届くまで不安を持っています。

それをできるだけ軽減してあげられるように画像を多くアップすると、購入確定までの時間が短くなります。

また、フリマアプリの多くは出品者に評価がつけられるので、届いた物が思っていたのと違うと思うと買い手から低評価がついて、他に出品しているものにも影響が出てしまいます。

このような事態にならないよう、画像は確度や光を変えて形状や状態がわかるものを数枚アップするようにしましょう。

寄付する

リサイクルのところでも記載しましたが、いらないものを現物で寄付できる機関があります。

ただ、リサイクルを考えるならそういった物を専門に行っている機関に託すようにしてください。

東日本大震災のとき、各地から送られた寄付の物の中に大量の洋服や家電などが含まれていました。

しかし、それらはすぐに役立たせることができるものではありません。

そして、そういったものが大量に集まったことで役所は保存や廃棄で混乱してしまい、迷惑にしかならなかったそうです。

中には汚れや使用感がありすぎるものがあり、善意とは言えないレベルのものもありました。

たとえ使える服や家電であっても、何が求められているのか、何が役に立つのかわからない状況下に物品を送るのは迷惑になることがあるので注意です。

ネットで検索すると、ファッションアイテム専門で寄付を受け付けているサイトや、不要になった家電などを受け付け、転売することで発展途上国や障害者への寄付に当てている法人などが出てきます。

ネットで受け付けている場合には持ち込まずに配送で受け取ってくれることが多く、送料などを負担してくれるところがあるので連絡してみましょう。

オークションに出す

売れる物の中でもかなり売れ筋、あるいはマニア向けのものなどはネットオークションがおすすめです。

フリマアプリ同様自宅にいながら売買できますし、オークションならより高値で取引することができます。

不要なものが高く売れたらこんなに嬉しいことはないですね。

ただ、オークションは初回出品価格と公開期限によって思っていたよりも安い価格で終了してしまうことがあるので、自分が決めた最低単価で早く手放したければフリマアプリ、高値になるまで待てるものはオークションと振り分けるのがおすすめです。

また、ネットオークションには様々なタイプがあり、企業が仲介して取引完了まで金額の支払いなどを担保してくれるものや、完全個人取引の分手数料がかからないものなどがあります。

完全に個人取引だとオークションの金額確定後、商品を発送したのに入金がないなどというトラブルもあるので、様々なサービスの条件を確認することが大切です。

整理してまたキレイにしまう

いらないものが手放せたら残したものを整理します。

いらないものがなくなった分、空間に余裕が出ているはずです。

今まで散らかって見えていたものをクローゼットにおさめたり、棚の上に並べていた化粧品や小物なども抽斗の中に入れて、天板を掃除しやすいようにするのがおすすめです。

また、自分の生活スタイルに合うよう、よく使うものや掃除の種類ごとにまとめたボックスなどを用意して持ち運びやすくしたり、洗濯機と物干し竿までの間にある家具や家電の配置を変えて動線を確保するなどしましょう。

お風呂場でもぬめりがちなシャンプーやコンディショナーなどのボトルは100均で売っているような金属製のカゴにいれておけば、使うときは置けますし、お風呂上りにぶらさげておけば底を乾燥させることができます。

このように、快適かつ効率良くキレイを保てる空間づくりが大切です。

ポイントは、結局続かないようなしまい方をしない、ということです。

わりとよく使う物を部屋の見た目重視で奥にしまったりすると、しまうのが面倒くさくなって、いつしか出しっぱなしになってしまうので、せっかく片づけたのにもったいないです。

️断捨離で部屋も心もスッキリさせよう

断捨離でいらないものを手放し物への執着がなくなれば心がスッキリします。

細かな物欲が抑えられるとお金も溜まるので、家電の買い替え時や、本当に欲しいけど高価なものが出たときなどに役立つこと間違いなしです。

そして、物が少ない部屋ではお手入れしなければならない物が減り、キレイな部屋を保つことができます。

キレイで空間の広い部屋では気持ちよく寝ることも趣味に熱中することもできるので帰りたくなる場所になるでしょう。

部屋が綺麗だと人を呼びやすくなるというのもメリットです。

新しい出会いを求めているという人にはここぞというときに慌てずに済みますし、恋人とのおうちデートや、ママ友とのホームパーティなど今までにない選択肢を増やすことができます。

このように断捨離はメリットがたくさんあるので、これを機会にチャレンジしてみましょう。